EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

昨夜から本日にかけてのキース本を含むアレコレ

2022-04-28 18:17:15 | 関連書籍Emerson,Lake&Palmer
昨夜から本日にかけてのキース本を含むアレコレ

出社してPCを立ち上げたら、
「秋に発売予定のキース本のプレオーダーが始まった!」
とのメールが、昨夜、届いていたのが解りました。



添付されていたのがこの画像

この「えんじ色」のモノと、
「灰色」のモノの2種類があるようです。

価格を見てみたら、
「灰色」の方は、40ポンド。
この「えんじ色」の方は、250ポンドでした。

この価格の格差が、
何らかの特典によって生じているかを、
探ってみたのですが、
どうやら、この「えんじ色」の物体は、
ハードカバーの「灰色」の書籍を入れる布張りのケースのようでした。
それ以外の特典は、本日の段階では特に明示されていませんが、
ひょっとしたら、特典とかいうのは予定されていないのかも知れません。

いくら箱フェチの私でも、
箱入りというだけで、
250ポンドも支払う気持ちにはなれませんね。

取りあえず、ケースが付かない「灰色」の予約はしました。

本日の夕方、EL&P関連のライヴCD(国内仕様盤)が、
5月27日に4点ほどリリースされるとの情報が通販サイトから入りました。

ずっとファンを続けている人が見ると、
1点だけ、あやしいタイトルの品物があったのですが、
ウニオンさんを見ると、ジャケット画像付で、
きちんと表記されていました。

Live In Budapest 1992(2CD)  Emerson, Lake & Palmer
Live In Santiago 1993(2CD)  Emerson, Lake & Palmer
Live In Usa 1986(1CD)  Emerson, Lake & Powell
Live At The Fillmore West 1969(+3) (1CD) The Nice

いずれも「Alive The Live」というレーベルからですね。

あぁ、それにしても、一度にこんなに出るとはね。
経済的に余裕があったら、
手放しで嬉しいだろうな。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

英CASTLE 1996年盤CDのステッカーについて

2022-04-27 11:41:49 | Emerson,Lake&Palmer関連
英CASTLE 1996年盤CDのステッカーについて

1996年に英CASTLEからリリースされていた一連のCDに関しては、
「Pictures At An Exhibition」と、
「LIVE AT THE ROYAL ALBERT HALL」を除いて、
盤面を撮影して取り上げていました。

いずれも中古品ですね。

初期の作品に関しては、
CD盤面のピクチャー仕様にのみ注視していた事や、
すべて中古品という事もあり、
プラケース上に貼られていた銀色のステッカーに関しては、
触れずにいたように思います。



銀色のステッカー
下の写真から拡大

というのは、
例えば、この「WORKS LIVE」に関しては、
プラケース上に銀色のステッカーが貼られていたのですが、
プラケースにシールが貼られていないタイトルもあったわけです。

この時に私は、

「このような銀色のステッカーはシュリンク上に貼られているモノである」

と、勝手に思い込んでいました。

国内盤の帯とかとは異なり、
海外ではプライスダウンシールのような、
消耗品として認識されているため、
破られるシュリンク上に貼り付けてあると想定したのでした。

そのため、

「シュリンクから剥がしたステッカーをプラケースに貼り付けるという、
ちょっと根気のいる作業をされている方がいるのだな。」

と考えていたわけです。

その後、この「WORKS Volume2 CD」を取り上げてから、
同じ品物の未開封品を入手できた事により、
思い込みが勘違いであった事が解りまして、
それに関して触れようと思いつつ、時間が経過してしまいました。

未開封品を見ると、
このシリーズは、

「プラケースの上に、直接、銀色のステッカーが貼ってある。」

という事が、

「シュリンク未開封時点での仕様である」という事のようです。



こちらは、英CASTLE 1996年盤
「Pictures At An Exhibition」の未開封品

つまり、
プラケースにこの銀色のステッカーが貼られていないモノは、
取扱者が銀色のステッカーを剥がしていたか、
何らかの理由でプラケースの取替を行っていたかの、
どちらかであったというわけです。

「英CASTLE 1996年盤CD」は、
プラケースに貼られた銀色ステッカー「有り」が「完品」という事になるわけですが、
ここまで気にされる方は少ないとは思います。

輸入盤取扱店で、
このシリーズの新品を購入されている方には、
当初から解りきった事だったと思いますが、
私は、ネットで中古品を求めるようになって、
未開封品を手にした事で、
初めて知る事が出来た次第です。

もっとも、
この時点に置いては、
開封済みの中古品であるにも関わらず、
銀色のステッカーが当初から貼られていると、
調べもせずに断定をしていたフシがあります。(汗)
結果的に嘘ではなかったのが、
せめてもの救いではありますが。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

映画「幻魔大戦」新聞広告の切り抜き

2022-04-25 16:30:38 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
映画「幻魔大戦」新聞広告の切り抜き

何年か前にヤフオクに安く出ていたので、
入手したモノです。

上映劇場も併記されているので、
関西方面の新聞の切り抜きですね。



縦17.2cm×横38.0cm

広告が掲載されていた、
紙面だけ切り取って保管していたのであれば、
新聞名も解るのですが、
広告の部分だけしっかり切り抜かれておりました。

今なら、
売り目的であれば、
こんな保管の仕方はしないでしょうね。

洋楽ファンでも
EL&Pを知らない若い世代も出てきていたと思いますが、
広告制作サイドの中では、
まだまだ、キース・エマーソンのネームヴァリューは、
生きていたのだと思います、
音楽担当としてキースを起用した事は、
映画の宣伝になると認識している感じはありますね。




広告中央部
枠の音符は「光の天使」なのかな?



広告向かって右上
前売りでポスターという事は、
私も頂戴していたのでしょう
このポスターはヤフオクには良くでていますね
初日にセル画を頂戴したのは覚えていたけど、
ポスターの事は忘却しておりましたね

ちなみに、
この映画のサントラCDをかなり前に取り上げていますが、
再発はされないままで、
相変わらず、中古品でも、¥5,000-を下らない状態。

素人考えで、
Blu-Ray単品ではなく、
サントラCDもセットにして発売すれば、
ソコソコ売れるのではないかと思っています。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ミュージックライフ 1970年 5月号

2022-04-22 14:48:16 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ
1970年 5月号




表紙

古雑誌で入手しているミュージックライフ誌ですが、
本号に関しては背表紙が劣化で剥がれ落ちるのをテープで止めてありました。

こちらとしては、内容が解ればよいので、
テープで止めてくれるのは助かります。

本号には、「ナイス解散か?」の記事が、
内容の正否はともかくとして、
長めの文章で綴られています。

抜き書き(要約)してみましょう。

103頁より

○ オーケストラとの共演など意欲的な活動で、その音楽性も高く評価されていますが、
彼らに解散の噂が流れています。

○ 「メンバーからは(解散の理由について)”飽きた”、他のミュージシャンと共演したい。」
と発表されただけ。

○ 予定されていた6週間のアメリカ公演を3キャンセル。

○ 3人は各々解散を否定しながらも、
キースがピアノのソロLPを計画。
リーは友人のバンドとステージに出たがっている。
ブライアンは今までと違う事がやりたいと語る。

○ 特にキース・エマーソンは、ジミ・ヘンやミッチ・ミッチェルと一緒に、
5・6週間アメリカ公演を計画している。

○ ナイスは最新アルバムが完成したばかりで、彼らの所属していたイミディエイトが、
ロンドンのオフィスを閉鎖したため、彼らのアルバムは、5月初めにポリドールからリリースされる。

○ 最近、「ナイス」として、彼らが創立したレコード会社、「クリア―・ライト」は、
他のアーティストやグループをプロデュースしていく。

○ ナイスは、3年前に結成され、72年に開かれる次回のミュンヘン・オリンピックにも、出演を依頼されていた。(一体、何に出るのかナ?)当分は成り行きが注目を浴びそうです。


抜き書き(要約)終わり。



掲載されていた写真
私は書籍の衝撃のロックトリオ伝で最初に見た

解散は既に決まっていたのでしょうが、
キースはEL&P結成以前からピアノソロのLPを作りたかったようですね。

また、記載されていた情報に真実が含まれているとすれば、
解散によって頓挫した事もあるという事でしょう。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

トリロジー カセット 米アトランティック製のヤフオク

2022-04-21 14:13:00 | EL&Pにまつわるオークション等について
トリロジー カセット 
米アトランティック製のヤフオク

ヤフオクなのですが、
昨日、終了した出品物の中で、
EL&Pのカセットテープが、
個別に4種類、出品されているのがありました。

その中で、
私の感覚からして、
どうしてこんなに高値が付いたのかが、
解らないモノが、
本日のタイトルの品物でした。

トリロジーのカセットテープは、
私も、そんなに多くの種類は所持していないのですが、
私の中では、「米アトランティックのロゴが入ったカセットテープの中古品」というのは、
¥3,000-もしないどころか、
¥2,000-前後で入手すべきものという感じがあります。
そのため、¥1,000-前後で落札できた時などは、
ちょっとしたお得感があります。

応札者は、5名で、
評価件数はそれぞれ、
4,197、1,267、263、660、18とまちまちなのですが、
上位3名が、

① ¥5,250-(落札)
② ¥5,000-
③ ¥4,800-

という最終札を入れて競争していたわけです。

何か、このカセットテープに、
私が見落としている特別な特徴があるのかも知れません。

あるいは、それぞれの方が、
ご自身のコレクションを完成させるために、
熱を注いだ品物がたまたま同じであったのかも知れません。

写真で見た品物は、
このタルカスのカセットと同じタイプですね。

こちらの頭脳改革のタイプではありません。

同じ終了日に、
「レディーズ&ジェントルメンの米マンティコア版カセットテープ」の、
2本が揃っているセットが、¥1,700-で落札されていましたので、
必ずしもマンティコア版に高値が付くという事でもないみたいです。
同じマンティコア版でも英国製だったらもう少し価格が上がったかも知れませんけどね。

¥4,800-以上の札を入れて競争された方々の、
それぞれの理由が知りたいところです。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

Once Upon a Time Live in South America アナログ盤 未開封

2022-04-19 11:13:49 | EL&P関連アナログ盤未開封品のコーナー
Once Upon a Time Live in South America 
アナログ盤 未開封

米国のロックビートレコーズから2015年に発売された
同タイトルの4CDがあります。

その音源を元にして2017年にリリースした2LPですね。



ジャケット
このアナログ盤のジャケットデザインは、
デジパック4CDのジャケットを元にしているわけですが、
EL&Pアナログ盤史上で、
もっとも大きなELPマークになってしまいました



ジャケット裏側
メンバーの写真は、
ツアーパンフからの写真なので、
ツアーパンフを知らない人が見ると、
ジャケット写真もそれなりに手が込んでいるように見えるが、
悪く言えば手抜き
写真そのものは悪くないけどね

記載によると、

1993年4月1日のサンティアゴ、
1993年4月5日のブエノスアイレス

のライヴとなっています。

2LPにするにあたり、
SIDE AとSIDE Bは、サンティアゴのライヴ音源からの抜粋ですが、
SIDE Cに関しては、記載の通りであれば、
抜粋音源に加えて、4CDには収録されていない、
ブエノスアイレスで演奏された、
「ペイパー・ブラッド」と「ブラック・ムーン」を収録しています。
SIDE Dは、抜粋音源のみのようです。

これからすると、
アナログ盤を制作するにあたり、
4CDとの違いを出すために、
ブエノスアイレスでの「ペイパー・ブラッド」と「ブラック・ムーン」を加えた事になるかと思います。

但し、4CDに収録されているサンティアゴで演奏された、
「ペイパー・ブラッド」と「ブラックムーン」を、
ブエノスアイレスの抜粋音源とくっつけてSIDE Cに入れた可能性も捨て切れません。

これに関しては両方の演奏をじっくりと聴いてみないと、
解らないかも知れないですが、聴いても解らないかも知れないかな。

最近の私ですが、社内での仕事環境に著しく変化がありました。

これまで社用を足す際は、何10年と自分の車を使用しており、
当然、CDやラジオを聴きながら、音楽の情報を取得していたわけですが、
4月から勤務先で準備した車に乗る事になりました。

この車には、音質の悪い最低のラジオが付いているだけなので、
かなりのストレスになっていますね。

このブログは、ただでさえ、観察日記が多いのに、
CDは行き帰りの車中でしか聴けなくなってしまいまして、
ますます観察日記が増えそうです。

まぁ、たまにCDを聴いた感想等を書いていますが、
大した事も書いていないので、今までと同じといえば同じですが、
気分としては上々ではないですね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

「AT THE SURGERY」というライヴCD

2022-04-16 19:19:37 | 1990年以後に発売されたEL&PのライブCD等
「AT THE SURGERY」というタイトルのライヴCD

5月6日に発売予定との事。

大手通販サイトで、
ジャケットらしき写真もアップされていましたので、
拝借しました。



写真そのものは珍しくない

組数は1枚。

レーベルは「X-Ray」というところ。

著名バンドのライヴ音源をリリースしているレーベルのようです。

ウニオンさんには収録曲リストもアップされていまして、

1973年のライヴで、
「悪の教典#9第一印象」や
「スティル・ユー・ターン・ミー・オン」
が収録されるようですね。

これまで様々なレーベルから市販されていたライヴCDは、
頭脳改革リリース以前と、
WORKSリリース以後のモノがほとんどでしたので、
全盛時のライヴCDというのは、
あまり手にした事がありません。

EL&PのライヴCDに関しては、
WORKSリリース以後のライヴCDが、
格段に音が良いと感じていますし、
音の良さはあまり期待していないのですが、
全盛時のエネルギッシュな演奏に触れる事はできるかと思います。

すぐにカートに入れたりはしないのですが、
入手したいと思っています。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

エイジア ファンクラブ 会報 AURORA No.3

2022-04-14 15:45:14 | Carl Palmer関連
エイジア ファンクラブ 会報 AURORA No.3



表紙

カール・パーマーのカテゴリーに入れてある、
昨年の今頃、取り上げた、
「エイジア ファンクラブ 会報 AURORA No.2」
の続きの号になります。

全体的な装丁は、前号と同じです。
表紙裏を頁数に数えず全40頁。

表紙をめくると、

91年の6月8日に記された、
「はじめに」という編集前記のような文章があります。

ここでは、カールがエイジアを脱退し、
カールの加わったEL&Pが全英ツアー中であるとの噂も、
乱れ飛んでいる事に触れています。

別の頁で、ジェフから電話で正確な情報を聞き出すことができて、

カールがエイジアを脱退した事は事実で、
EL&Pは英国でリハーサル中との事。
エイジアの次のドラマーの候補には、
サイモン・フィリップスが上がっていたようです。

こんな感じで、
当時の熱心なエイジアファンにとっては、
あまり良くないニュースが入ってきはじめていたわけですが、
EL&Pの熱心なファンにとっては、

「本当に本当なのだろうか?」

と疑ってしまいたいような喜ばしい情報がもたらされつつあったわけですね。

ざっと読んで目に付いたところレポートしますと、

ファンクラブのお茶会の内容とその時に参加メンバーに求めた、
アンケートの回答等が記載されています。
集まったメンバーは会員以外の応援も含めて19名で、
アンケート回答14名のうち、
80年代のエイジアのファンクラブにも入っていた人は2名とのこと。

読者からのお手紙の中には「プログレファンあるある」的なエピソードも、
含まれていたりしますが、これについては、
来月、改めて別の話材と一緒に触れてみたいと思います。

83年の来日時に、当時のエイジアファンクラブのスタッフが、
エイジアのメンバーに渡した「QUESTIONARE」というのがあり、
当時の会報に掲載されたメンバー自筆のモノを再度載せています。

この解説にはカールの律儀さが解るエピソードも、
添えられていました。

返信用封筒付きで渡したそうですが、
ジェフとグレッグは次に会った時に、
持ってきており、カールは郵送で送付してきたそうです。
結果としてスティーヴからは回収できなかったようです。

カールはエイジアファンクラブを通じて、
プレゼントを渡したファン全員に、
日本にいる間にお礼の手紙を書いたとのこと。

また、当時のファンクラブの地方の会員が、
来日以前に、
マネージメントにファンメイルを出して、
カールのサインが欲しいと書いたところ、
ノートの切れっぱしに書かれたカールのサインが、
律儀に送られてきた事もあったらしいです。

本号には、
ところどころにグレッグの写真があり、
後半1頁のロックエイドアルメニアのミニマンガにはキースがちょっとだけ登場し、
私のようなEL&Pファンが楽しめる内容になっています。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

タルカス&ラプソディ・イン・ブルー  榎本玲奈

2022-04-12 11:37:54 | 他のミュージシャンによるタルカス演奏関連
タルカス&ラプソディ・イン・ブルー  榎本玲奈

ピアノでタルカスを演奏しているアルバムなのですが、
昨年の末ぐらいに発売されていたようです。

いつもの事でありますが、全く知る事なく、過ごしていましたね。

失礼ながら、これも、いつもの事ではありますが、
榎本玲奈さんの名前も全く存じてはおりませんでした。



ジャケット



プラケース裏側

発売サイトの説明に頼るわけですが、
本アルバムの楽曲の収録は、2021年6月28から29日 に、
かながわアートホールというところで行われたようです。
聴いてみると、観客を入れてライヴを録音をしたというものではなくて、
ホールをスタジオとして録音したという事なのだと思います。

アルバム収録曲は、

1.エマーソン・レイク&パーマー(榎本玲奈 編)
  タルカス
2.エマーソン・レイク&パーマー
  限りなき宇宙の果てに
3.エマーソン・レイク&パーマー
  アー・ユー・レディ・エディ?

4.吉松 隆
遊びをせんとや(NHK大河ドラマ『平清盛』より)
 
5.ジョージ・ガーシュウィン
ラプソディ・イン・ブルー

6.フリードリヒ・グルダ
 プレリュードとフーガ

となっています。

これまで、キース本人以外が、タルカスをピアノで演奏した作品は、
いくつか取り上げていましたが、
それらは、キース存命時にリリースされていたモノでしたので、
こちらは、キースが他界してからの作品という事になりますね。

ジャケットブックレットには、
本人による解説も記載されているのですが、
タルカスを最初に知ったのが、大河ドラマ「平清盛」という事なので、

「そういう世代の方がタルカスを演奏するようになったのだな。」

と思うと同時に、

「吉松隆さんのタルカスというのは、原曲まで辿り着かせるものを宿している。」

という事も認識させてくれますね。

発売サイトの説明によると、
榎本玲奈さんは、このアルバム発表前の昨年の11月に、
あの東京オペラシティコンサートホールでタルカスを演奏したようです。

ちなみに、
アルバムのラストに収録されている、
フリードリヒ・グルダの楽曲は、
「リターン・オブ・ザ・マンティコア」に収録されたものと、
「レディース&ジェントルメン」のピアノ・インプロヴィゼーションズに収録されているもの。

興味深い解説は、
榎本さん本人の他に1名の方が書いておりますが、
発売からまだ数ヶ月しか経っていないので、
レポートはこのぐらいにしておきます。

EL&Pの楽曲を、
他のミュージシャンが演奏したのを、
聴く事に関心があるEL&Pファンには、
かなりお勧めの1枚だと思います。

誰かに、
「お勧めのアルバム何点かありますか?」
と聴かれたとして、
現時点では、
「ベスト10」には入れると思います。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

「ミスターシンセサイザー」の歌が入ったアルバム

2022-04-07 18:07:49 | Keith Emerson関連
「ミスターシンセサイザー」の歌が入ったアルバム

特にキース・エマーソンの名前や、
EL&Pの楽曲のタイトルが歌詞に出てくるとか、
そういう事ではないのですが、
キースも「シンセサイザーの巨人」と称されていた時もあるので、
「ミスターシンセサイザー」の歌が収録されているアナログ盤を2つ取り上げます。

この歌「ミスターシンセサイザー」を最初に歌ったのは、「タモリさん」でした。

ウィキによると、

まだ、シンセサイザーが一般的で無かった時期、田中正史によってシンセサイザーが愛される楽器になるように願って作られた歌で、効果音は全てシンセサイザーによって作られているとの事。
現時点で、タモリさん唯一のNHK『みんなのうた』出演楽曲。
最初にこの歌が流れたのは、1980年だそうです。

作詞・作曲者は、田中正史氏。
既に他界されておられます。
アニメの「妖怪人間ベム」や「サスケ」の主題歌を作曲された方です。
「妖怪人間ベム」に関しては、小学生時代に父が用意してくれた、
オムニバスアルバムに、「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」の主題歌と共に入っていましたね。
「サスケ」に関しても、特にねだってはいなかったと思いますが、
何故か、シングルレコードを買ってきてくれました。
どちらも従兄弟にあげてしまったので、今は手元にはありません。

タモリさんの「ミスターシンセサイザー」の歌は、
残念な事に、レコード化もCD化もされていないのですが、
YouTubeで検索するとタモリさんの歌を聴く事は可能です。

現時点においては、
アナログ盤時代に、
2名の方が歌ったのが、
いくつかのオムニバスアルバム収録されているようです。
収録されているオムニバスCDもありますね。



ダブルジャケット
たいらいさお氏歌唱



ジャケット向かって右下部拡大
モーグ博士を彷彿させる絵柄



シングルジャケット



ジャケット裏側
水木一郎アニキ歌唱

水木一郎アニキも歌っているのですが、
この歌に関しては、どう考えても、タモリさんが最もはまっていると、
思います。
タモリさんの声の浮遊感がなんともいえない感じです。
昨年、初めて、ラジオでタモリさんの歌を聴いたときに、
とても気に入りまして、CDを買おうと思ったのですが、
上述の通りCDにはなっていなかったのでした。

「リターン・オブ・ザ・マンティコア」のリリース時に、
プロモーションも兼ねて来日していたキースは、
難波弘之さんと共に『タモリの音楽は世界だ』に出演し、
タモリさんと握手をしていますが、
この時に、タモリさんは、自らが歌った「ミスターシンセサイザー」の歌を、
思い出していたかどうかはわかりません。

このブログでは、原則、動画を貼らない方針でやっているので、
アメブロの方にリンク先等を貼るかも知れません。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ワーナー販促品 洋楽アーティスト布袋

2022-04-06 13:17:13 | 販促商品等Emerson,Lake&Palmer
ワーナー販促品 洋楽アーティスト布袋

数年前にヤフオクで入手したモノです。

未使用という事で、
2つに折りたたまれて透明袋に入っていました。



片側
イエスのロゴが見えます



片側
ジョージ・ハリスンにはロゴとかないのかも

開いて取り出して広げました。



ELPマークは小さめですね
大きさは、縦43cm×横31cm

イーグルスとかが上部にあるので、
「ホテルカリフォルニア」リリース後の販促品ではないかと思われます。

2017年にこのような布袋を取り上げていますが、
それはアーティストのロゴとかを取り入れずに、
こちらはバンド名に限定しているラインナップですね。

それよりは手が込んでいるデザインです。

この袋の使い道というのは、
特に決まっているものは、もちろん、ないのでしょうが、
シングルレコードを友人に貸したりする時に、
レコードを収納して袋の上部を折りたたんで、
手に抱える等して持っていくという遣り方もありますね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

The Nice CD Hang On To A Dream

2022-04-04 10:01:02 | Keith Emerson THE NICE関連
The Nice CD  Hang On To A Dream



外観

これは海外から求めたナイスのベストCDです。

購入前の情報として解っていた事は、
ナイスのベストCDであるという事と、
1994年のリリースという事ぐらいで、
ジャケットのデザイン等も不明でした。

少なくとも2000年以降に制作されたモノではないので、
あまり所持していないベストCDという事で、
求めてみました。

受け取って見たら、
私の所持しているナイスのプラケースCDのジャケットには無い、
ちょっと風変わりな仕様でした。

このお店の中古CDの取扱方法としては、
このような白いタイトル&管理シールを、
プラケースの見開き部に貼り付けて覆う事で、
一応、CDを密封状態にしている事ですね。



密封シールの様子

劣化したプラケースCDとかは、
フタにあたる部分とCDを装着する部分が、
壊れて分離したりしていたりするので、
それを防ぐ目的も兼ねていると思われます。

裏が真っ白のペラ紙ジャケットが1枚入っておりまして、
ジャケットの一部がミカヅキみたいな形でくり抜かれています。



ペラ紙ジャケット
白い部分がくり抜かれたところ

くり抜かれた部分から見えるのはCD盤面なわけですが、
CD盤面のその部分にくり抜きの効果を際立たせるデザインが、
取り立ててあるわけではありません。

ペラ紙1枚なので、ちょっとした変化をつけようとしたのかも知れませんが、
薄いペラ紙1枚を部分的にくり抜くと破れやすくなると思います。

ジャケットデザインが微妙に異なっているヴァージョンもあり、
それはこのような同一系統色ではなく、
オールカラーで着色しています。

それも部分的にくり抜いてあるデザインではありますが、
ジャケットデザインが異なるのでくり抜き箇所も違うようでした。



CD盤面

このCD盤面には、「Made in Czech」の記載がありますが、
これと同じジャケットのCDでも、
CD盤面に「Made in Czech」に加えて、
スイスの著作権管理団体が管理しているという記載が入っているものもあり、
本CDをスイス製として扱っている場合もあるようですが、
その辺りの詳細は勉強不足で解りません。



以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

マンティコア ミニフィギュア

2022-04-01 13:31:32 | マンティコアレーベル
マンティコア ミニフィギュア

これは、マンティコアに対するちょっとしたコダワリから、
多少、関心があって入手したモノで、
EL&P関連のオフィシャルな製品とかではありません。

マンティコアという名前のキャラクターは、
2年ぐらい前に上映された、
ディズニー映画にも登場していますが、
そちらに登場する怪物は、
やや擬人化されている二足歩行のキャラクターのようでした。

そのマンティコアも幾つかの種類の海外製のぬいぐるみや、
フィギュアが発売されています。

一方、今回、取り上げるフィギュアですが、
とても安かった事と、
遠目に見ると、EL&Pのマンティコアマークに、
やや近い形状だった事もあり、
札を入れて落としました。



単色なので表情は解りにくいですね



側面から見るとやや這いつくばっている感じ



説明用紙によると人間を食べるようです
尻尾はサソリのそれではない感じ

元々はチョコエッグのカプセルに入っていたようなのですが、
私が入手したのは、説明用紙とフィギュアのセットです。

以前、EL&Pのマンティコアマークにそっくりで、
そのマンティコアに翼がついたブランドの商品を、
取り上げた事がありました。

その時にアレコレと調べてみたのですが、
当時は全く気づかなかった事に、
最近、ようやく気が付きました。

マンティコアに翼があるのと、
翼が無いのとでは、
どちらが正規の伝説として、
本当なのかという事でしたが、

どうやら、
マンティコアの翼は、
「グレートマジンガー」の、
「スクランブルダッシュ」のタイプなのではという事であります。

つまり、
飛行する必要が生じた際に、
背中から翼が出てくるという事ですね。

翼があるタイプは飛行モードを表現しているというのが、
1つの解釈ではないかと思ったわけです。

これは私が勝手に妄想しただけなので、
文献を精査した結果、得られたモノではありません。




大きさ

神話の上での伝説の怪物はさておき、
現実世界の伝説にまつわる情報を、
またyffcyesheadさんのブログから頂戴しました。

感謝いたします。

キースの身内や関係者、ミュージシャン仲間からインタビューを頂戴して、
クリス・ウェルチさんが著した書籍が今年の秋ごろ出版予定だそうです。

タイトルは、

「KEITH EMERSONTHE OFFICIAL ILLUSTRATED STORY」。

関係者やミュージシャンへのインタビューは、
その時点で存命の方々から取っているようなので、
グレッグの見解とかは出てこないわけですね。

実地見聞による取材に基づく書籍と思われますが、
キース同様に既に他界された方々の見解が無いのであれば、
全てを網羅するものでもないという事になりますね。

リンク先を見ると、
「予約受付が開始されたら告知するので登録しませんか」という事なので、
登録を済ませました。



オフィシャル本のように、予約購入者の特典として、
名前を刻んだりする事も出来るようでした。

サイトをよく見ると、昨年、発売されたEL&Pのオフィシャル本の取扱をしていたところです。

オフィシャル本の豪華装丁ヴァージョンの在庫もまだ残っているようでした。
これも時間を経る事に無くなっていくでしょう。

キース関連の新しい書籍、
私も既に老後に踏み込んでいるとも言えますが、
時間をかけて紐解く老後の楽しみがまた増えました。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。