EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

週間FM 75号

2014-07-31 18:49:51 | FM誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
週間FM 75号



もちろん古書店で入手したわけですが、
この頃のFM誌のタイトル文字とかの感じは、
程度のよいミニコミ誌に近い感じもします。

エマーソン、レイク&パーマーの来日時のステージが、
3頁に渡って、白黒グラビアで掲載されています。



「荒れ狂うキース・エマーソン」という見出しの記事です。
キースは、昨今、ステージ上では、あまり荒れ狂ったりしなくなっていると思いますが、
もしそれと似たような事をするミュージシャンが現時点でいたとして、
そんな見出しをつけても、そんなに違和感はないかも知れないです。

頁の下部にはカール・パーマーのインタビューが記載されていますね。

参考までに興味深い応答をほんの一部抜き書き。

記者が宿泊先に向かうと、
そこのプールにてクリス・ウェルチと泳いでいるとの話を聞き、
プールに向かいました。
そして、プールサイドでカールを発見。
カールに声をかけると人なつっこいカールはニコニコ笑い返したとの事。

Q.最初、アトミック・ルースターにいましたね?
A.あのグループはぼくが作ったんだ。

Q.キース・エマーソンとはどういうふうにして知り合ったんですか?
A.新聞でキースがドラマーを募集してたので応募したんだ。
で、ぼくが選ばれたわけ。

こんな感じです。

アトミック・ルースターは、ヴィンセント・クレインと共に結成したというのが通説だと思いますが、
カールの意識の中では自分が作ったバンドだったのですね。

「新聞でドラマー募集」
今でも、地元のローカル新聞等で、社員募集の記事をいつもみかけますが、
媒体が新聞だけに、バンドのメンバーを募るというよりは、バンドの社員募集みたいな印象を受けます。

キースはグレッグと企画中の新バンドのドラマーを捜すにあたり、新聞広告を使用したのでしょうか?

当時の英訳には誤訳もかなりあったという話も聞いたりしていますが、
「新聞広告にドラマーの募集があったので応募した」という言葉を誤訳したとはちょっと考えにくいです。

もし、これが本当にキースとの出会いの最初のきっかけである事に間違いがなければ、
グレッグが言っていた、「クリームのマネージャーがカールを捜してきた」というより、
採用の段階で、クリームのマネージャーがカールを推薦したというのが真相かも知れないですね。

以上。

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ジナステラ ピアノ協奏曲 第1番, 第2番CD

2014-07-30 10:32:00 | バンドとしてのEL&Pの演奏の元になった曲が収録されたCD
ジナステラ
ピアノ協奏曲 第1番, 第2番CD




恐怖の頭脳改革に収録されている「トッカータ」に関して、
作曲者のジナステラに許可を得るために、
バンドのメンバーが直接赴いた話は、
いろいろなところに記述されていますよね。

ジナステラ本人を驚かせたというエピソードで、
その時に本人から許可を頂戴して、
アルバムに収録が可能になったとの事。

原曲の曲名までしっかりと明らかにしてくれる日本語解説等などは、
90年代になって出てきたようであり、

アルバムがリリースされた当時は、
クラシックに詳しい人でなければ、原曲を聴く事は難しかったかも知れません。

このレーベルのCDを取り上げるのは、二度目なのですが、

私がこのレーベル(NAXOS JAPAN)から発売されているCDで最初に求めたのは、
ジェネシスのトニー・バンクスがオーケストラ用の曲を作ったと称するCDでした。

その経緯については、解説であまり詳しく語られていなかったように思いますが、
他のジェネシスのメンバーと違って、ソロプロジェクトのヒットには恵まれていないので、
あらゆる事にチャレンジしてみたうちの一つなのでしょう。

ジナステラ の「ピアノ協奏曲 第1番」は、
「展覧会の絵」の「キエフの大きな門」みたいに、
今では、バラエティー番組の中で、その一部分が何度も反復されるような曲とは違い、
日常生活で耳にするような曲とは違いますから、
このCDを購入するまでは、聞く機会がなかったのです。

聴いてみると、何度聴いたかも覚えていないぐらい、
「恐怖の頭脳改革」を聞いているファンには、
すぐに「おお!」と思われる音でしたね。

第一番の第四楽章が、「トッカータ」の元になった曲という事なのですが、
それはもちろんとして、キースはこの協奏曲全体から、
ちょっとずつ拝借して「トッカータ」を仕上げたような感じもします。
おそらく、EL&Pのファンを続けていなければ、元になった曲を聴く機会もなかったと思いますね。

以上。

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40周年記念のTシャツ 破損

2014-07-29 08:40:24 | Emerson,Lake&Palmer関連
40周年記念のTシャツ 破損


というわけで、
先日、「CD+DVDA3枚組」「LP」「Tシャツ」の3点セットで、
海外から送付されてきた梱包資材の役割を兼ねたTシャツを着用。

洗濯は、洗濯ネットに入れて、全自動で洗濯。

なんじゃこれは。



亀裂が入っているじゃないか。



この40周年記念Tシャツ、

このまま永久保存となりました。

やはりこのTシャツの使命は梱包資材であったのです。
着るためのTシャツではなく、
あくまでも、
頭脳改革40周年を記念したTシャツサイズのTシャツレプリカと見るべきです。

先ほど、amassで見た、ポール&ウイングスの満を持してリリースされる、
アーカイヴコレクション、「ビューナス&マース」のボックスのプロモ映像が、
あまりにも秀逸だったので、
ELP関連商品のクォリティのお粗末さが余計に際立ちますわ。

90年代にコンサートの販売コーナーで購入したTシャツは、
何度か着ているけど、こちらは全く丈夫です。

今日(こんにち)のTシャツは、made in USAを有り難がってはいけないのかも知れません。

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イン・ザ・ホット・シート 初回SHM-CD盤

2014-07-28 15:51:40 | 「イン・ザ・ホット・シート/in THE HOT SEAT」
イン・ザ・ホット・シート
初回SHM-CD盤



CD盤
黒地にうっすらと浮かぶELPマーク
1992ツアーパンフの
裏表紙を彷彿させる


先日、当ブログにコメントしてくださった方の文章に、
SHM-CDが登場したので、
今日はこれを取り上げてみる事にしました。

ビクターエンタテイメントの初回SHM-CDは、
まず、70年代リリースのアルバムと「ELP・イン・コンサート」が、
紙ジャケット仕様でリリースされましたよね。

確か、このブログでも、「作品第二番」だけ既に取り上げていたように思います。

この時に、他の90年代リリースのアルバムをSHM-CD化しなかった事情がよくわかりませんでしたが、
リリースしても売れないという事であったかも知れません。

ところが、「ブラック・ムーン」「イン・ザ・ホット・シート」「ワイト島ライヴ」がリリースされてしまいまして、
それらは、プラケース仕様であったというわけです。

これらが、70年代のアルバムと切り離された事情としては、
単純に「売れない」という事もあるかもしれませんが、
「ブラック・ムーン」はともかくとして、
残りの2つのタイトルは、アナログ盤が制作されていないという事もあります。

つまり、紙ジャケットのモデルになるアナログ盤のジャケットが存在しないわけです。

私みたいな素人は、

「なに、プラケースに入っているジャケット用紙をサッサと紙ジャケットにしてしまえばいい。」

と思ったりするわけですが、実際はそんな単純なものではないのでしょう。

その後、「イン・ザ・ホット・シート」の紙ジャケットが、
英国アナログジャケットオリジナル仕様を模したシリーズの中の一つとして発売されますが、
アナログ盤が存在しない事もあり、「世界初紙ジャケット化」が売り文句になりましたので、
これは、世界中のELPマニアが欲しがるものを新たに制作したという事になりますね。

そう考えると、
逆に、この「イン・ザ・ホット・シート」のプラケースSHM-CDは、
その時点では初の試み(紙ジャケットにチャレンジ)をしなかった事の証とも言えるものです。

以上。

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WORKS Volume2 CD 1996年 castle盤

2014-07-25 18:09:18 | 「作品第二番/WORKS volume2」
WORKS Volume2 CD
1996年 castle盤




このシリーズは、前回、「WORKS Volume1 1996年 castle盤」を取り上げました。

どのような変化をつけたCD盤になるのかが、お楽しみなのですが、
同じWORKSシリーズという事で、「Volume1」と、ほとんど代わり映えのしないデザインになっています。

また、ジャケットのデザインも、「ただの文字」「ただのマーク」と解釈されていたようで、
オリジナルアナログ盤と比較すると、同シリーズの「Volume1」同様、
Volume2やELPマークの位置が異なっています。
(アナログ盤でも、ELPマークの位置が異なるのがあるようです。)

違いといえば、「Volume1」のCD盤は、盤面に下地の色を施していたわけですが、
「Volume2」は、下地の色がない銀色の盤面に白色のELPマークを印刷した感じになっていますね。


CD盤

「BRAIN SALAD SURGERY」まで行われていた、
CD盤をはずすと別の絵が出てくるという遣り方は消え去ったようです。

また、アナログジャケットの裏側の写真は、2つ折りのジャケットペラ紙にも登場しません。

このシリーズの中では、最も、手間暇がかかっていない品物と言えます。

このアルバムは、最初のWORKSがリリースされた段階で、 「Volume1」の表記もあったので、
その時点で、「Volume2」の内容も既に決定していたと思われます。

キースは数年前のインタビューで、「このアルバムだってそんなに悪くはないのだ」
と語っていました。

カールも1977年のラジオ番組のインタビューの中で、
「Volume2はロッキーなアルバムなので気に入ってもらえると思う」という感じの発言をしていました。

キースとカールのコメントから考えると、
当時、メンバーとしては、「Volume2」は「この内容で良い」と決めていた事になりますね。

ELPファンがELPに求めていた音楽は、
「Volume2」の内容のようなアルバムではなかったと思うのですが、
出てきたのは寄せ集め感が否めない比較的シンプルな楽曲群。

しかも、バンド名義の既発曲や、個人名義でシングルとしてリリース済みのもので、
諸外国でヒットした曲(キースやグレッグの曲)の異なったヴァージョンも数曲収録されています。
なので、「WORKS Volume1」の単なる落ち穂拾いとも違いますよね。

確かに良い曲もあります。

ただ、私自身は、「良い曲がある」というのと、「良いアルバムである」というのは、別問題だと思っています。

未発表の曲のみで埋められていたら、違った印象も生まれたかも知れないですね。

以上。

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知らなかったハンス・ジマーの事

2014-07-24 11:51:09 | Keith Emerson関連
知らなかったハンス・ジマーの事

一ヶ月ぐらい前に、mixiの友人がGX-1の事に関して、つぶやいていたのです。

GX-1に関しては、洋楽をあまり聴かない会社の寮の先輩が、

「GX-1ではなくGX-7だよ!」

と、何度も私に言って、一歩も譲らなかった事もありました。

楽器に詳しくない私ですが、
GX-1の事は、ELP四部作を回想する頃の、
キースのインタビューを読んでいると時々出てきますし、
庶民のファンファーレのプロモ映像等にも登場します。

ワークスツアーにも持って行っていましたからね。
スタッフ泣かせのかなりの重量であったという記述もありました。

キースは90年代に行われたハワード・ジョーンズとの対談の時に、

「ジョン・ポール・ジョーンズからGX-1を買わないかという話があったが、
我慢した。」

と、その時は言っていたのですが、

「現時点において、キースがGX-1を所持していない」という事だけは確かなようです。

GX-1に関しては、ヤマハ関連のエレクトーン奏者がGX-1の音色を表現するために、
弾いているアナログ盤がいくつか存在しており、一度聞いてみたいとは思っていましたが、
まだ手にしてはおりません。
また、リック・ヴァン・ダー・リンデンの「GX-1」というタイトルのアルバムも存在していますが、これも未聴です。

ウィキによると、キースが当初所持していたGX-1は、英国居住時に、トラクターに突っ込まれて大破。
その後、キースは、ジョン・ポール・ジョーンズから、買い取ったようですが、
ハンス・ジマーという方が、キースから入手したとの事。

ところが、私は勉強不足で、ハンス・ジマーという方に関して、全く、知らなかったわけです。

どうやら、映画音楽愛好家の中では、知らない人はいないでしょうし、
プログレ人脈を細かく追っている人であれば知っていると思います。

ハンス・ジマーを調べると、最初に登場してくるのが、
トレヴァー・ホーンとジェフ・ダウンズが在籍していたバクルズ。

彼等自身のバンドであるバグルズを筆頭に、
好みかどうかは別として、イエス参加によって、プログレファンに知れ渡りました。

そのバグルズのアルバム製作にあたり、にハンス・ジマーが参加しているという説明は、
このCDで笹川孝司さんが書いています。

ウィキによるとハンス・ジマーはPVにも出ているとの事。


1998年国内盤

90年代の「料理の鉄人」を見ていたので、テーマ音楽が、
「バックドラフト」という映画の音楽からのものである事は知っていましたが、
それがハンス・ジマーの音楽である事までは関心が及んでいませんでした。

我が家にあるハンス・ジマーが映画音楽を担当したDVDはこれだけ。



余談ですが、

このDVD、ホームセンターで半額の表示だった事もあり、
他の商品数点と一緒に購入したのですが、
精算時に、なんだか合計額が高い気がしたので、
レシートを凝視しました。

そしたら、
店員がバーコードで価格を読んで計算をしたのだと思います。
大きく表示している定価のままで精算されていましたね。

レシートと品物を見せて、差額分を返してもらいましたが、
年金暮らしの年配者を相手にこのような事が、
随時起きてはいないかとふと思いましたわ。

この「映画サンダーバード実写版」DVDは、
ハンス・ジマー目的で購入したわけではないのですが、
ハンス・ジマーの仕事歴を読んでいるうちに、これもそうだという事が解りました。
ただ、オリジナルの人形特撮作品があまりにも有名なので、
そのテーマ音楽を基調としてアレンジしている感じですね。

検索すると、ハンス・ジマーはビンテージキーボードコレクターのようで、
収集の過程で、簡単には得難いGX-1が欲しくて入手したのでしょうね。

価格を決める際に、使用者の経緯とか使用されたアルバムの等を含めたりするかどうかは解りませんが、
スチュワート・ヤングが間に立って価格の交渉をしたのかも知れませんね。

以上。

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ラッキー・マン シングルレコード 西ドイツ盤 

2014-07-23 09:10:00 | 「Emerson Lake&Palmer / first」
ラッキー・マン シングルレコード
西ドイツ盤
 



ペーパースリーブジャケット
状態は良いのですが、
横割れしています




Tomorrow's people are playing now
プログレッシヴロックという言葉は日本で生まれたとかいうけど、
本当にそうなのかな?
この裏ジャケットはなかなか趣があります



レーベル面

アルバムジャケットデザインを、
そのまま踏襲したタイプのラッキー・マンのシングルジャケットって、
あまり見た事がないのですが、
これがそうですね。

これが西ドイツのラッキー・マンのシングル初回盤かどうかまでは精査はしていないのですが、
初期の頃のものであるとは思います。

ジャケット裏側にメンバーの写真を持ってきても良さそうなものですが、
ファーストアルバムの方がダブルジャケットで、
内側がメンバーの写真入りの作りになっているので、
あえて写真を使わなかったのかも知れません。

西ドイツ盤ではありますが、
アイランドレーベルのピンク色と白抜きのiマークは、
ある種の魔力がありますね。

以上。

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The NICE COLLECTION アナログベスト2枚組 1985年

2014-07-22 13:01:06 | Keith Emerson THE NICE関連
The NICE COLLECTION
アナログベスト2枚組 1985年




この品物は中古品で購入したのですが、
価格が〇2つぐらいだったと思います。

かなり、劣化の激しい品物でした。

ジャケットも埃のようなものが全体を覆っていて、
ネットリした感じもありましたし、
ダブルジャケットの背の部分の一部が剥がれて、
こぼれ落ちそうになっていました。

販売の説明の時点で、
そのような品物である事は明記されていましたし、
それに見合った価格もついていましたので、
劣化に対しては仕方がないと思いました。

とはいえ、書籍でもレコードジャケットでも、
ネットリ感があるのはあまり気持ちの良いものではありません。

クリーニングをして、虫干しをし、
背の部分を糊づけして補修をしました。

これはジャケットの写真等も含めて、
比較的良く知られているベストアルバムではないかと思いますが、
Immediateレーベルのものではなく、
castleレコードで1985年にリリースしたもののようです。
(その割には劣化の激しさがハンパじゃなかったのですけどね)


レーベル面


この内ジャケットには、4人ナイスの写真が1枚と、
3人ナイスの写真が2枚使用されておりまして、
そのうちの1枚がこれです。



これも良く見かける写真ではあります。

残りの2枚の写真は他のベストアルバムのジャケットに使用されていたりしますね。

ジャケットの表側、内側とも、星条旗を大胆に取り込んだ装丁が、
意外と良い感じであると思っています。

以上。

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1996年のEL&P来日公演チケット予約受付広告のコピー

2014-07-21 13:27:48 | Emerson,Lake&Palmer関連
1996年のEL&P来日公演
チケット予約受付広告のコピー



来日公演チケット予約受付の新聞広告は、
1度か2度取り上げましたが、
1996年来日公演チケット予約受付の広告の切り抜きは、
今のところ見つからずにおります。

紛失してしまったかも知れません。

昨日、ちょっと整理していたら、キーボードマガジンの間に、
そのチケット予約受付広告のコピーが挟まっていたので、
それを取り上げて見ました。

亡き父に廃棄されずに、辛うじて残っていたキーボードマガジンの一つに、
この時のコピーが挟まっていたとは!

「キーボードマガジンに挟めておけば、
後々になって捜す時に最も解りやすいのでは」

とでも思ったのでしょうね。

この時に新聞広告を拡大コピーした目的は、
妹にファックスするためですね。

なにしろ、1992年の時は、
電話がつながった途端に、受付終了のアナウンスが流れましたので、
この時は、身内にも協力してもらって、
何としてもチケットを入手しなくてはならないという体制で臨もうと思いました。

そんな事もすっかり忘れておりましたが、
拡大コピーを見て思い出してしまった次第。

結果的には、都内居住の妹は電話がつながらずに終了し、
私の方は電話がつながって「奇跡!」と思えるような気分に浸りました。

この広告は、1992年のチケット受付広告よりは、かなりスペースを取っており、
アルバムジャケットまで載せています。

チケットの売れ行きを懸念して、かつて青春時代にELPを体験した人達に、
当時を懐かしんで足を運んでもらおうという狙いもあったのかも知れません。

以上。

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LP盤 Hot Menu'73 ベスト・オブ・ワーナー、リプリーズ、アトランティック

2014-07-19 15:57:48 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
LP盤 Hot Menu'73 
ベスト・オブ・ワーナー、リプリーズ、アトランティック



なかなかシミが多い中古品

ワーナーパイオニアが企画した2枚組のオムニバスアルバムです。

28曲入り、2枚組、

レコード店向きの試聴盤ではないようで、
リスナーが購入して、アルバム購入につなげるための試聴盤のようです。

自分が入手したこの品物には帯はついていないのですが、
乗せ帯がついているのを見た事があるので、販売されていたものなのでしょう。

サンプラーとの表記もありますが、価格がついているので売り物だと思います。

エマーソン・レイク&パーマーの曲は、
「ラッキー・マン」が収録されています。

白黒の内ジャケットに、収録アーティストのアルバムジャケットが掲載されているのですが、
エマーソン、レイク&パーマーに関しては、
このアルバムが発売された時点での、最新のアルバムは「トリロジー」の写真が載っています。


こんな感じ

最新シングルの「フロム・ザ・ビギニング」は、購入して欲しい品物だと思うので、
過去の曲という事で、「ラッキー・マン」が選ばれたのかも知れません。

ライナーのバンド説明の箇所では、
「展覧会の絵によって、ELPは、レッド・ツェッペリンやディープ・パープルと並ぶ超大物になった」というような説明がありますね。

ワーナーパイオニアの、このようなオムニバス商品は、76年頃は、カセットテープの広告が出ていたのを記憶しています。

店頭で見た記憶もありますし、ELPも収録されていたのですが、中古では見た事がないですね。

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エマーソン、レイク&パウエル 缶バッチ

2014-07-19 08:46:44 | エマーソン、レイク&パウエル / E,L&Powell
エマーソン、レイク&パウエル 
缶バッチ





こんな大きさ

この缶バッチに関しては、レコード会社が制作したものか、
販売店が販促のために制作したものか、よく解らないのですが、
中古で出ていたので求めてみたものです。

数年前にディスクユニオンから頂戴した別の缶バッチよりは、
少し大きめですね。

私の場合、幸か不幸か、最初に手にしたミュージシャンの缶バッチは、
違法な品物でした。

1982年、「カーマイン・アピス&ヒズ・フレンズ」の武道館ライヴの会場の外で販売していたものを、
同行した友人が購入して、私にくれたのです。

このエマーソン、レイク&パウエルの缶バッチより大きなものですね。

何でも、2人でロックコンサートを見た記念にという事だったのですが、
頂戴した当時は、それが会場の外で販売されている違法な品物であるという認識もありませんでした。
(上京して1年も経っていない事もありましたし。)

また、会場内においても、「会場の外で販売されているのは、違法な品物ですので」
というアナウンスも流れていませんでしたし、
当時は主催者側のツアーグッズ自体も特に充実していたわけではないので、
外売りの品物に対してあまり神経をとがらせたりしていなかったのかも知れません。

缶バッチ自体、今は、100均で販売している品物を使用して作れるようですが、
それでも、メーカーサイドや販売店が販促のために制作したものとなると、
グッズにも興味があるファンにとっては付加価値が高いとも言えます。

ただ、個人的には、あまり小さい缶バッチは、「販促品としてはどうかな」と思ってはいます。

以上。
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ミュージックライフ 1972年 11月号

2014-07-17 15:25:26 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 
1972年 11月号





白黒グラビアのみ

EL&Pの夏の来日によって、ミュージックライフ誌の人気投票部門に異変が起きたと、
編集サイドは捉えていたようです。

人気投票の中間発表の時点では、バンドとしては、グループ部門第1位に、
個人では、ボーカリスト、ベーシスト、ドラマー、キーボードプレイヤー部門の第1位に、
EL&Pのメンバーがそれぞれ台頭してきたためですね。

その人気の沸騰ぶりを、「猛威をふるう」という言葉で表現をしていますが、
屋外コンサートが夏の台風の影響下にあったので、それも心の中に焼き付いてしまっていたのでしょう。

しかし、ときおり、想定しがたい天候にみまわれる今日(こんにち)とは違い、
70年代の台風は、一年中訪れているわけでもなく、
時期が過ぎてしまえばそれでおしまいです。

EL&Pの人気もそれと似たようなところがあります。
きっと、あっという間に通り過ぎたのです。

それでも、何とか、72年の来日前ぐらいから、75年の始め頃までは、
猛威をふるう事になりました。

ミュージックライフ誌を見る度にいつも思うのが、当時から現在までの時間の経過の中で、
バンドのメンバーが他界、脱退、あるいは解散している場合もあるわけですが、
当時、人気投票の上位を占めていたグループというのは、今でも圧倒的な人気を誇っています。

EL&Pだけは、例外みたいなところがあって、(イエスもややそうですが)
ヒット一発とばしただけのバンドでないにせよ、
日本公演は、渋谷公会堂クラスなわけです。

あと、アチコチで私がつぶやいているのですが、

時々ふと思うのが、

「エマーソン、レイク&パウエルが、もし、来日していたら」という事。

この公演は、武道館クラスだったと思いますね。

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トリロジー 国内プラケースCD 廉価盤 2004年リリース

2014-07-16 10:59:16 | 「トリロジー / Trilogy」
トリロジー 国内プラケースCD 
廉価盤 2004年リリース





ちょうど、10年前の2004年には、エマーソン、レイク&パーマーのプラケース入りCDアルバムの廉価盤が発売されました。

90年代以降にリリースされたアルバム以外、既発のアルバムは全て紙ジャケット化されていましたので、
他のアーティストのアルバムと一緒に企画されたEL&P初心者向けのシリーズと言えるものです。

CD盤のデザインと、ライナー等は、1993年のビクターエンタテイメント初回リリースのものがそのまま使用されています。

ライナーが除かれた紙ジャケット廉価盤の時と違って、
EL&P初心者がEL&Pを理解するにはちょうど良い企画だったと言えます。

記憶に間違いがなければ、
国内盤でリリースされたCDの価格としては、
最も安い定価がついている品物であると思われます。

言い換えると、EL&Pは、¥1,500(税込み)が、今のところ、最低小売価格ラインなわけです。

一般的に、国内盤ではマキシCD以外は、¥1,500が最低希望小売価格だとは思いますが、
国内外のミュージシャンの廉価盤をつぶさに調べているわけではないので、何とも言えません。

アナログ盤時代の、エマーソン、レイク&パーマーのアルバムは、昨年の9月に取り上げた「展覧会の絵」が、¥1,600で、最安値だったと思います。

CD盤とアナログ盤の違いはありますが、廉価盤の価格というのは、20年以上経ても、あまり変わらないわけですね。

時間の経過にとらわれない数字と言えますか。

良く言えば、日本では、アーティストが心血注いだ芸術作品の最低売値を設定しているという事もできます。

音楽をダウンロードする文化をどのように捉えるかは、アーティストによっても、異なるとでしょうが、
アーティストとしては、結局、食べていけない事を続けていても始まらない事は確かです。
選択肢が広い方が、微妙な違いはあっても収益につながるでしょうから、
CD盤やアナログ盤にこだわるのは、むしろ、リスナーの方かも知れないです。

「好きなミュージシャンの音楽はアルバムを購入して聴くもの」という無意識の習慣がありますので、
今のところ、ダウンロードは考えた事がないです。

以上。

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moog DVD BOX 付録 moogキーホルダー

2014-07-15 10:04:16 | ロバート・モーグ博士関連
moog DVD BOX
付録 moogキーホルダー


入手した当時は当たり前のように思っていたのですが、
付録のmoogを再現したキーホルダーは、とても良くできています。


素材はゴムみたいな感じ

ちなみにこちらが、
ナックルボンズ社製のキース使用、
タンスムーグミニチュアの鍵盤部です


写真写りが悪いのではなく、
現物がスッキリしないのだ


鍵盤部拡大
油絵仕様ではありません
塗装の塗りムラです



ちなみにバンプレスト社の、
フィギュアについているキーボード


ナックルボンズ社の製品の塗装については、
それを「味」と見るか、「手抜き」と見るかは、
人それぞれでしょうね。

但し、鍵盤が老朽化して塗装が剥げ落ちたのを表現するとした場合でも、
表現の仕様はありますね。

仏像などの修復の場合でも、
「新調仕上げ」の場合と、「古代色仕上げ」の場合があり、
後者は古びた感じをわざわざ出すという色彩を施す作業のようです。

つまり老朽化して見えるような塗装の仕方というのも、
出来ない事ではないはずです。

そう考えると、
ナックルボンズ社の鍵盤部の塗装は、
どうしても、「手抜き」にしか見えないわけです。

フィギュアの場合、
多くは中国の下請けがその作業を行っていると思いますが、
メーカー側がどこまでこだわるかによって、
出来不出来も違ってくると思われます。

1万以上するフィギュアの日本製なら、
このような鍵盤部の塗装は、ほぼ、ありえないと思います。

ナックルボンズ社のおかげで、
国内主導で制作されているキーボードフィギュアの良さが、
解るようです。

以上。

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BRAIN SALAD SURGERY  8トラック USA製

2014-07-14 08:14:31 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
BRAIN SALAD SURGERY  
8トラック USA製



パッケージ

6枚組や3枚組に関する事をチマチマ綴ってきましたし、
それに関しての決定的な不満をまだ述べていないのですが、
暑くて疲労も重なってきつつあるので、
それはまた別の機会に綴ってみたいと思います。

これはリリース当時に近い頃に発売されたと思われる、
8トラックカセットですね。

私としては、8トラックカセットは、
今後、再生機器を将来準備する可能性が最も低い品物なので、
エマーソン、レイク&パーマーの代表的作品の、
製品の一つとして、保存しておく以外にはないという品物です。

確かにこの8トラックカセットのパッケージによって、
アルバムアートワークの全てをつかみとる事はできないわけですが、

人によっては、家ではレコードを聴いて、
車中では8トラックカセットを聴いていた方もいると思うので、
8トラックが全てだと思ってはいけないと、いちいち目くじらを立てる必要もないわけです。


カセット本体

音楽のカセットテープにこのような強烈な濃いピンク色の色彩を、
日本ではあまり施したりしないのでしょうが、
(幼児向けのものは濃い色のものもあるようです)
海外製品では時々見かけます。

色の強烈な感じって、時々、輸入雑貨のおもちゃ店でみかける感じに近いモノがありますね。

以上。

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