EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

エイジア ファンクラブ 会報 AURORA No.1

2020-04-29 10:53:10 | Carl Palmer関連
エイジア ファンクラブ 会報 AURORA No.1




かなり前にエイジアのファンクラブの会報を取り上げた事があります。

そのファンクラブに入っていたわけではないので、
その時点でのレコード会社の公認のファンクラブが、
何年頃まで継続されていたかまではわかりません。

本日、取り上げるのは、1990年の11月頃に、
新たにスタートした公認のファンクラブの会報の第1号です。
中古で入手できました。

サイズはB5判
表紙はテカテカの用紙を用いておりまして、
表紙裏を含めずに、
ワープロ打ちで全24ページ、
きちんとした製本がなされています。

会報の名付け親は、
ジェフリーのようですね。

主な写真が2枚ありまして、
1枚は、
1983年に来日した時の、
メンバーの記者会見時のモノ。

以前に、別の品物を取り上げた時にも書きましたが、

グレッグの表情が、

「なんだか場違いのところにすわっているなぁ」

というように見えて仕方がないです。

それと、
90年の来日時の、タワレコ池袋店での、
サイン会時に、
カールがサインをしている時の写真があります。
この写真はタワレコの提供との事。

この2枚はオフセット印刷の網掛けをしたのか、
綺麗な白黒で掲載されています。

その他の写真は、
過去のモノをコピーして、
貼り付けた感じのものが多いですが、
写真がメインというわけではないので、
違和感はありません。

スタートという事で、
会報を作成していると思われる、
ファンクラブの会長さんの書いた記事が、
多いですね。
来日レポート等、
様々な熱い想いを綴っています。

ざっと読んでみて、
この時点での、
エイジアのファンというのは、
とことんジョン・ウェットンが好きなので、

「エイジアのヴォーカルとして、ジョン・ウェットンが来日公演を果たした。」

と言うのが、何物にも代え難い喜びであったように感じました。

ちょっと興味深いところでは、
83年にエイジアが来日から帰った後、

グレッグに、

「ジョン・ウェットンが書いた曲を歌うのは楽しいですか?」

という率直な質問の手紙を書いたらしいです。

返事は来なかったという話ですが、
後年、キースがEL&P用に制作したテープをグレッグに送った時も、
何の音沙汰もなかったぐらいですから、
答えにくい質問には、
あえて返事等は書かない方であったかも知れないです。

あと、
アチコチに掲載された、
「ゼン・アンド・ナウ」の、
レビューをコピーして貼っていて、
それぞれのレビューへの1行評もあります。

「勝手な思い込みのレビュー」

「余り意味のないレビュー」

等、

とても面白いやり方だと思いました。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

食玩等のオタクの観察日記も、
意外に頻繁に更新しております。

映画 幻魔大戦 VHD

2020-04-27 13:31:00 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
映画 幻魔大戦 VHD


VHDに関しては、
83年のエイジアの武道館ライヴの未開封品を取り上げた事がありまして、
これが2回目になります。



1の表側



2の裏側


記憶に間違いがなければ、
映画「幻魔大戦」の映像が入った市販品に関しては、
このブログを始めた頃に、
DVDのリミテッド・エディション・ボックスを,
取り上げているだけだったと思いますので、
これが2回目という事になります。

これはシュリンクがまだ残っていましたし、
キャンペーン用のステッカーもついているのですが、
未開封品ではないので取り出してみます。



本体


VHSとかは1本で発売されていたようですが、
VHDになると2セット(2ディスク)必要になるようです。

パッケージが1と2に分かれていて、
それを重ねてシュリンクで覆っています。




今では、VHSも保管すると、
宅内では体積を占めるものとして、
手放す人も多いように感じていますが、

当時、このVHDは、LDと違って、
縦の長さがLPジャケットより長いので、
レコード棚に収納する事ができないのが、
難点だったと思われます。

それと、
けっこうな重みがありますので、
メーカーの側でも、
まとめて出荷したりした場合、
かなりの重さになると思いますね。

パッケージの絵柄ですが、
VHSのパッケージに使用されている絵柄と、
VHDのパッケージの絵柄は異なっています。

VHDとLDは同じ絵柄を使用していますね。

ただ、シュリンクを外して、
1と2の絵柄を確認した場合、
2のパッケージの絵柄は違うものかも知れません。

エイジアの時も書きましたが、
再生できる装置もないので、
キースが音楽を担当した映画が、
80年代の中頃は、
このような形のもので、
市販されていた記録の1つとして、
保管するしかないですね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

深夜放送ファン 1972年9月号

2020-04-24 10:29:34 | 音楽誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
深夜放送ファン 1972年9月号




本日、取り上げるのは、古雑誌なのですが、
そもそも、このようなタイトルの雑誌が存在していた事を、
よく覚えていませんでした。

出版社は「自由国民社」となっていますね。

全般的には、ラジオのDJをスターに見立てたような作りになっています。
ただ、深夜放送と音楽は切り離せない関係もあると思うので、
当時、注目されていた音楽にまつわる情報も掲載していたという事だと思います。

EL&P関連の記事は全3頁。

後半の白黒グラビアに来日公演時のEL&Pが見開きで取り上げられています。
主に激しい動きをしていたキースの写真が多いですね。



その次の頁の内容が興味深いですね。


この頁にグレッグの顔が2枚あるので、
全体としてはバランスがとれているともいえる


頁の上部に白抜きで、
「エマーソン&ムッシュー」
と書かれていますが、

特にキースの事を指しているのではなく、
「エマーソン・レイク・アンド・パーマー&ムッシュー」
という事のようです。

下部の方にも、
「エマーソンに会って・・・」
と小見出しがありますが、
これも、「EL&P」の事を指しているようです。

かまやつひろし氏のコメントを抜き書きしてみましょう。

「エマーソン・レイク&パーマーのキース・エマーソンは、
ルーズでがっかりしてしまった。
けれども、バス・ギターのグレッグ・レイクは、
実にいい男だった。
日本の伝統的な芸術とか日本人特有のセンシティブな面に興味を示し、
自分の音楽の中にそれをとり入れようと一生懸命だった。
半ば遊びで日本にやって来る外タレの中ではめずらしくさえ感じられた。」

との事。

キースが遅刻常習犯である事は、
後年のキーボードマガジン誌の厚見玲衣氏との対談のところにも、
記されていましたが、
こんなところにも書かれていたのですね。

かまやつひろし氏が、ソロでシングルレコードの大ヒットをとばすのは、
数年後であり、ちょうど私がオールナイトニッポンを聞き始めた頃ですね。

今では、かまやつひろし氏もグレッグも、
この世にはおりません。

表紙にあるように、
DJの住所録をアパート名まで入れて誌面に載せていたような時代です。

以上。

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ハッシュのCDを聴く

2020-04-22 16:41:05 | 「スリー・トゥ・ザ・パワー / 3…TO THE POWER」
ハッシュのCDを聴く


リミテッドエディション


ハッシュに関しては、デビューアナログ盤を、
2度ほど聴いて、感想を書いた事があります。

今、振り返ってみたら、ちょうど1年前ですね。

1枚のアナログ盤を聴いただけで、
ハッシュの全貌がわかるわけではないので、
既に廃盤の中古CDを購入して聴いてみる事にしたわけです。

車の中で何度か聴く事ができますから、
何度か聴いているうちに、
癖になるような音が埋もれているかも知れないと、
期待してみました。

このCDですが、
一体いかなるモノなのかという事ですが、
ファーストアルバムと収録曲が異なっていました。

それで、セカンドアルバムがあるのではないかと、
調べてみたのですが、
セカンドアルバムがリリースされている事が解りました。
これは日本ではリリースされていないと思われます。

プラケースの裏側に、
収録曲のリストがあって、
全10曲となっているのですが、
セカンドアルバムからの曲が、
5曲収録されていました。

聴いてみると、
ファーストで感じたものと、
あまり変わらない印象がありますが、
1つ1つを繰り返して丁寧に聴くと、
新たな感想が出てきそうな感じもあります。

ずっと聴いていますと、
最後の方になって、
いきなり日本語が出てきます。

曲自体は英語で歌っているのですが、
いきなり日本語の挨拶がでてくるわけです。

ブックレットジャケットの解説を見てみると、

どうやら、
ファーストアルバムからシングルカットされた曲が、
日本のどこかでのラジオのチャートで、
第7位を獲得した事があるようです。

当時、ハッシュのアルバムがリリースされていたのは、
米国とカナダと日本のようなので、
遙か海の彼方の日本において、
ファーストアルバムからのセカンドシングルが、
チャート入りした事にバンドが気を良くしたのでしょう。

それで、
クリスマスソングの中に日本語の挨拶を入れたのではないかと思われます。

「ニホンノ トモダチノ ミナサン、
シンネン アケマシテ オメデトウゴザイマス
ハッシュヨリ」

なかなか上手です。

この曲はラジオで流してもらうために、
制作したヴァージョンであって、
レコードにはなっていなかったとも考えられます。

このCD、
最初に述べたように、
全10曲とプラケース裏側の収録曲リストにあるのですが、
実際に入っていたのは15曲でした。
チャプターの10に6曲入って所要時間が16分。

15曲目が曲名の定かでない、
日本語の入ったクリスマスソングになります。

解説が丁寧そうな割には、
お粗末なチャプター割と、
プラケース裏側の収録曲掲載の不備、
ロバート・ベリーは労苦が報われないタイプです。

「3.2(スリー・ポイント・トゥー」のリリース時に、
ロバート・ベリーへのインタビューを、
とあるサイトで読む事ができましたが、
ロバート・ベリーとしては、
状況さえ整えば、
喜んで日本に来たい理由の1つも、
このような過去の経緯があったからなのでしょうね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

再発予定の「Ride The Tiger」

2020-04-20 11:30:15 | Greg Lake関連
再発予定の「Ride The Tiger」


グレッグとジェフによるプロジェクト、
「Ride The Tiger」のCDが数年前に発売されており、
当ブログでも取り上げましたが、
こちらの輸入盤国内仕様が、4月20日に発売されるとのお知らせが、
先週、入ってきていたわけです。

調べてみると、こちらのCDは、
2015年の末から2016年1月にかけて発売されておりまして、
あまり年数が経過していないと思ったのですが、
当時も国内盤仕様をリリースしていた「OCTAVE」というところからの、
再リリースのようでした。

その時は、
このブログで取り上げた、「輸入盤」と、
この「OCTAVE」から発売された国内仕様盤と、
ディスクユニオンさんから発売された国内仕様盤が、
確か、あったように思います。

(調べてみたら確かにそうでした。)

私は、ネット友人から、
「いったい、どれを求めればよいのですか?」
と尋ねられた事がありました。

当時の私は、
国内仕様盤がリリースされるというのが、
判明する前に輸入盤を発注してしておりましたので、
国内仕様盤をさらに発注するという考えが、
全く無かったわけです。

そのため、
「OCTAVE盤」と「ディスクユニオン盤」
のどちらも手にしていなかったので、
その違いを説明する事ができませんでした。

「ディスクユニオン盤」の方は、
帯とライナーが付いているとの説明はありましたが、
「OCTAVE盤」は、詳細がわからなかったと思います。

現時点においても、
よくわかりません。

ただ、今回の再リリースで、
大手通販サイトで説明が付記されていたのが、

「国内流通仕様に解説や対訳などは付きません。(帯のみ付属)」

との事でした。

ここから、今回の再リリースに関しては、
「帯のみ付属」という事だけはハッキリしましたね。

ちなみに、4月20日に発売予定のこの再リリース盤、
今日の世情を反映したのか、
発売予定日が7月20日にのびてしまったようです。

「Ride The Tiger」は、
アナログ盤が出たら少し興味がありますね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

THREE CLASSIC ALBUMS

2020-04-17 11:36:36 | Emerson,Lake&Palmer関連
THREE CLASSIC ALBUMS


タイトル通り、
1998年に英キャッスルよりリリースされた、
「ファースト」、「タルカス」、「展覧会の絵」
のセットです。



外観


厚みが通常のプラケースCDが、
ジャケットもきちんとついて、
写真の外箱の中に3セット収納されています。

箱は強固なものではなく、
薄すぎないぐらいの厚みがあり、
向かって右側に開口部があって、
そこに3つのプラケースを差し込むようになっています。

このような仕様でも、
ボックスセットの範疇に入るようですね。

CDには、
1つ1つに番号が入っていますし、
普通のプラケースCDのジャケットも入っており、
マニア以外の人に、
英国盤のCDとして、
分別販売できる一般的なクォリティですね。

3タイトルのCDは、
1996年にタイトルごとにリリースされていた、
アルバムジャケットデザインをCD盤に取り込んだ、
ピクチャーCDをベースにしています。
(これは既に取り上げています。)



プラケース内のジャケット
緑っぽい色合いのヴァージョン

そのため、
CD番号以外は、
おおよそ、同じデザインと言って良いと思います。

これは中古盤で求めたのですが、
現在、出回っている品物は、あまり安くないですね。
安い出品が出た時に、迷わず押さえた品物です。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
No.1643

タルカス アナログ BMG盤

2020-04-15 15:33:42 | 「タルカス / TARKUS」
タルカス アナログ BMG盤



ジャケット
ファンファーレボックス内の
紙ジャケットCDは、
このアナログ盤の色合いを
ベースにしているようですね

BMGからリイシューされた、
70年代のタイトルを取り上げるのは、
久しぶりになりますね。

BMGのアナログ盤に関しては、
確か、「恐怖の頭脳改革」と「レディーズ&ジェントルメン」を、
取り上げていた記憶があります。

BMG盤は英国オリジナル盤の、
ジャケットの色の再現が今ひとつである事は、
述べたように記憶していますが、
お楽しみとして、
EL&Pのメンバーの写真が入った、
インナースリーヴを制作しているのが、
魅力とも言えます。

写真そのものは、
既出のものか、
既出の写真の微妙に異なったものを、
使用しているようなので、
新鮮味に欠けますが、
EL&Pの若い頃の写真が、
カッコイイという事に変わりはありません。

それが、
CDのジャケット等に使用されている写真よりは、
大きくなるので、心の中の所有欲を、
ジワジワと満たしてくれるわけです。

BMG盤のタルカスのインナースリーヴは、
大雑把かつ大胆ともいえるデザインになっておりました。



表側



裏側


個人的にはこういうのは嫌いじゃないですね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

月刊 The Beatles 2001年7月号

2020-04-13 11:59:59 | Greg Lake関連
月刊 The Beatles 2001年7月号



表紙

日本国内のビートルズのオフィシャルファンクラブである、
「ザ・ビートルズ・クラブ」の月刊の会報になります。

私の勘違いでなければ、
一時期、書店の店頭で発売されていた事もあったように思いますが、
勘違いだったらごめんなさい。

裏表紙の下に、
定価680円(税別)
と表記されていますので、
ファンクラブ内だけで取り扱っているのであれば、
ほぼ必要ない表記でしょうから、
書店はともかくとして、
音楽ショップとかで取扱をしていたかも知れません。

会報と言っても、
A5版、全80頁ですし、
ビートルズメンバーに関わるあらゆる事項の、
雑誌と言った方が良さそうです。

本号は、8頁に
2001年のリンゴ・スターのUSAツアーの最新版スケジュールが掲載されています。
幸い、この前後の会報も数点入手できたのですが、
スケジュールが掲載されていたのはこの号だけでした。
2001年の5月25日の時点で追加も含めて明らかになった情報のようですね。
7月26日から9月2日まで、全28公演が予定されていたようです。

もし、日本でやるとしてもかなりの疲労が予想される、
過密なスケジュールですね。

ほぼ、予定通りにツアーをこなしていたのでしょうから、
グレッグも大変だった事でしょう。

このツアーのメンバー紹介ぐらいは掲載されているかもしれないと思いましたが、
それは全くありませんでした。

ビートルズファンにとって、ビートルズのメンバー以外の情報はどうでも良い事なのかも知れません。

と決めつけていたのですが、

ジョン・レノンのレコーディングに参加した事のある、
「トニー・レビン」へのインタビュー記事が、
2頁に渡って、掲載されています。
ここでは、クリムゾン再結成時のメンバーである事や、
ピーター・ガブリエルのレコーディングで、
弾いた時のわずかなエピソードにも触れています。

このようなインタビュー記事を載せる事のできる
ビートルズの名前を背負った組織の力を感じさせてくれますね。

以上。

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ナックルボンズ フィギュア 組立説明書

2020-04-10 11:50:41 | Keith Emerson関連
ナックルボンズ フィギュア 組立説明書

このブログでは、
キース・エマーソンのフィギュアにまつわる記事は、
一度しか取り上げていませんが、
最近、その記事に閲覧履歴がありました。

このフィギュアで最も良いのは、
外箱であるという内容を書いていたので、
期待外れだったかも知れません。

おかげで、
このフィギュアの記事を数年前に書いておいて、
続きを書くのをすっかり忘れていた事に、
気が付きましたので、
本日は内容物の1つである、
組立説明書のような用紙を載せてみたいと思います。

( 正直、組立説明書が入っていた事すら、
すっかり忘れておりましたね。 )




こうして見ると、
組立説明書が取り立てて必要がないのではないかと、
思うぐらいの部品の数ですし、
おおよそ、この高いフィギュアを購入する方が、
部品の配置が解らないという事はないとは思いますが、
基本的な設置の説明となっています。

キースはロック・キーボード・プレイヤーの範疇では、
神様的な存在だと受けとめてはいますが、
現時点において、
フィギュアにするべきアーティストとして考えた時に、
採算ベースから除外されるかも知れません。

そのような状況ではあっても、
制作サイドのコダワリとして、
選ばれた要因の1つに、
タンスmoogの存在が大きいかと思います。

これが無ければ、
もしキースがフィギュアになった場合、
オルガンに飛び乗って弾いているキースや、
オルガンの下敷きになって弾いているキースの状態が、
デザインされるでしょうね。

タンスmoogが圧倒的な存在感を放っていた事で、
タンスmoogを添える事により、
アクションプレイヤーとしてのキースよりも、
シンセサイザープレイヤーの第一人者としての側面が、
強調される事になったとも言えます。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

TRIBUTE TO KEITH EMERSON & GREG LAKE LIMITED ORANGE COLORED VINYL

2020-04-08 08:19:02 | Emerson,Lake&Palmer TRIBUTE
TRIBUTE TO KEITH EMERSON & GREG LAKE
LIMITED ORANGE COLORED VINYL

予約受付の時点で、
カラーレコードである事が明らかになっていたので、
注文してみました。

カラーレコードを集めているわけではないのですが、
リミテッドと記載されているとついつい手が出てしまいます。

とあるアーティストなどは、
ここ数年で、
最初にノーマルリイシュー盤(通常の黒色盤)をリリースし、
数年経って、全く同じ内容で、カラーレコードをリリースするというケースもありました。

これはアーティストの考えというより、
販売権を取得しているサイドの考えによると思います。

良く言えば、
「とことん、マニアに喜んでもらおう」
という意図かも知れませんが、
アーティストの音のみを追求しているファンからすれば、
あきれた話かも知れないですね。

このオレンジヴァイナルですが、
以前、取り上げた、キース&ゴブリンのサントラ、
「ザ・チャーチ」のオレンジヴァイナルと並べてみました。



シュリンク上のシール



並べた写真



重ねた写真


厳密には、今回のトリビュートヴァイナルの色は、
「クリアオレンジ」という半透明なもので、
レコードの向こう側が、
やや透けて見えるタイプのものですね。

このタイプ(クリアカラー)のカラーレコードは、
日本の国内でも過去に存在していたと思いますし、
こうして現時点でも製造されているわけですが、
キース&ゴブリンのオレンジヴァイナルの方は、
過去の日本の国内のカラーレコードとしては、
はあまり見かけないタイプの、
とても濃いオレンジ色なではないかと思われます。

インナースリーヴの白色の上だと、
写真ではレコード盤の違いが解りにくいと、
後で気が付きまして、
同じジャケットの上で、
撮影してみました。



サントラ ザ・チャーチ盤面



今回のトリビュートアルバム盤面

いずれにしましても、
オレンジヴァイナルと称されているだけでは、
手に取ってみないと、
「クリアオレンジ」か「オレンジ」か、
解らないところがありますね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

玩具等のオマケをレポートする、
別室もちょくちょく更新しております。

関心のある方はどうぞ。

ワーナーの比較的初期の頃のEL&Pポスター

2020-04-06 10:22:08 | 販促商品等Emerson,Lake&Palmer
ワーナーの比較的初期の頃のEL&Pポスター


これまでEL&Pのポスターを幾つか取り上げて来ました。

私は1977年に、
EL&Pの音楽と出会ってから、
ファンになったという事もあり、
ワーナー・パイオニアさんが、
販促品として制作したEL&Pのポスターが、
何種類あるかという事は、
ハッキリとは解りません。

1977年以降は、
洋楽全体での人気は下り坂という事も手伝って、
これまで取り上げた2種類のポスターのみで、
ほぼ間違いがないと思われますが、
それより以前に関しては、
未だ探りの途次にあると言えます。

最近では、
これまで取り上げて来た販促のポスターも、
1種類を除いては、
ヤフオクにも滅多に出品されていないので、
これからポスターを集めたいと思っている方は、
以前に比べて執念と忍耐が必要とされる感じもいたしております。

本日取り上げるのは、
滅多に出てこないポスターの部類に入るかと思います。

絵柄自体は、解りやすいところでは、
ナットロッカー国内盤のジャケットに使用されていたものなので、
良く知られているものですが、
このポスターをヤフオクで最初に目撃した時の競争は、
とても激しいものがありました。

何故か、次に出品された時は、
激しい競争がない状態で、
割と安く求める事ができたので、

「あの時の競争は一体何なのだったろう」

という感じですね。

たまたまタイミングが良かったのだと思います。



巻き癖が激しいので、
箱入りミニカー等を4隅に置いて撮影
自宅の部屋で夜に撮ったので、
スッキリしない画像になりました。



おおよその大きさを示すため
頭脳改革の紙ジャケットを置いてみました
それぞれの写真の下に、
メンバー名が入っています
向かって右下の隅には、
アトランティックのマークもあります


以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
No.1638

The Thoughts Of Emerlist Davjack シングルレコード 英国盤

2020-04-03 11:26:05 | Keith Emerson THE NICE関連
The Thoughts Of Emerlist Davjack 
シングルレコード 英国盤


キース&グレッグのトリビュートアルバムですが、
4月発売予定で予約受付中と通販サイトの説明にありましたが、
予約の段階で既に発売されていたようです。

3月中に受け取る事ができました。

冒頭の曲は、

「21st Century Schizoid Man feat. Todd Rundgren & Brian Auger」

となっているのですが、
ブライアン・オーガーが間奏で、「america」を弾いているというよりは、
出だしだけ、「21st Century Schizoid Man」で、
後は、ほとんど、「america」の演奏という流れになっており、
再度、「21st Century Schizoid Man」に戻るのかと思いきや、
なんと、「america」で終了してしまいましたね。

演奏時間の長さからすると、
「21st Century Schizoid Man」というより、
「america」と言う感じですね。

プロデューサーとしては、
この2つの曲を、くっつけて、
EL&P本体の楽曲の前奏曲として、
演奏させようという意図があったと思われます。

本日、取り上げるのは、
1967年にリリースされた、
ナイスのシングルレコードです。

英国盤。

スリーヴが欠損しているのですが、
この英国盤に関しては、
元々、ピクチャースリーヴが存在しないようなので、
イミディエイトのカンパニースリーヴが欠損しているのだと思われます。



レーベル面
貼付ミスで中心部の文字の一部がカット
B面は貼付ミスがありません


A面 The Thoughts Of Emerlist Davjack

B面 Azrial (Angel Of Death)

レーベル面に関しては、
幾つかの種類が存在するかも知れません。

1967年以降の再発盤というのは、
今のところ見た事がないです。

ファーストアルバムからシングルカットされた、
アルバムタイトルの曲でしたが、
ナイスに関心があるファン以外の人にとっては、
翌年、「america」のシングルレコードがリリースされるので、
比較的、影が薄くなっている印象を受けます。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

Live At Waterloo Concert Field, Stanhope, New Jersey, 31st July 1992

2020-04-01 09:59:12 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
Live At Waterloo Concert Field, Stanhope, 
New Jersey, 31st July 1992


ファンファーレボックスに収納されていた、
1992年のライヴ音源です。

先日、同音源のアナログ盤が、
4月18日のレコードストアデイで、
リリースされる予定である事を書きましたが、
新型コロナウィルスの影響で、
レコードストアデイそのものが、
6月に延期になったようです。

演奏日が明記されてあるという点においては、
便利なタイトルですが、
私としては、やや長いタイトルに感じてしまいます。

国内盤がリリースされないと、
「レディーズ&ジェントルメン」みたいに、
簡単な呼び方ができないままになりますね。

ファンファーレボックスに収納されたライヴが、
同じタイトルでアナログ盤化されるのは、
2度目になりますが、
いずれは、
単品のCDでリリースする事になるのだと思います。

ライヴ音源とは言っても、
当日の演奏を全て網羅しているかまでは、
ハッキリしません。
日本公演の時よりは、
明らかに曲数が少ないからです。

ファンファーレボックスに収納された、
ライヴ音源のジャケットデザインがチープである事を、
以前、述べさせていただきましたが、
チープとは言っても、加減というものがあると思います。



先週、持ち出した時に、
ジャケット裏側を撮るのを忘れてました


このジャケットに関しては、
バンド名の文字の入れ込み方が、
少々いい加減かと思います。

「EMERSON LAKE & PALMER」

のバンド名ですが、
列車の絵柄に被せるにあたり、
列車のボディにペイントされている状態に、
近づけたいと考えたのか、
EMERSON部からPALMER部に行くに連れて、
文字が少しずつ大きくなっています。

ボディの曲線部に沿ったら、
どのように映るかという表現は、
最初から無視しているのは仕方がないにせよ、
「L」文字と「P」文字の下部が、
ペイントするべき箇所から、
はみだしていますね。

細かい事を無視すれば、
どうでも良いとも言えますが、
アナログ盤のジャケットも同じデザインになると思うので、
全体的に大きくなると少々いい加減な箇所が、
さらに気になるようにも思います。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。