EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

IN THE HOT SEAT のアナログ盤 その2

2022-07-26 09:06:10 | 「イン・ザ・ホット・シート/in THE HOT SEAT」
IN THE HOT SEAT のアナログ盤 その2



リリース時の目玉とも言えた、
メンバー写真のインナースリーヴ



シュリンク上のステッカー

昨日、アップする予定で、
アナログ盤を積んできたのですが、
グレッグの自伝の翻訳本が出る事を知って、
それに集中してしまいましたので、
本日となりました。

「イン・ザ・ホット・シート」のCDに関して、
リリース年ごとに追ってきましたが、
注意不足で見落としていた点を、
書き添えておきたいと思います。

バンド名の「EMERSOM」の「O」の文字だけが、
SONY盤のCDのジャケットにおいては、
何故か、縮小されてしまった事に触れていますが、
どうやらアナログ盤のジャケットを制作する際に、
この「O」の縮小ジャケットをベースにしてしまったようです。



アナログ盤ジャケット表側向かって左上部

これによって、
初のアナログ盤のジャケットが、
ヴィクトリーミュージックから発売されていた、
バンド名の文字の太さが異なっている事に加えて、
SONY盤CDのジャケットをベースにした事が、
大きなジャケットによって、
より浮き彫りにされる感じになりました。

アルバム自体が軽視されると、
このような事が起きてしまうという事であります。

インナースリーヴは、
90年代のEL&Pにはなっていますが、
機関車や椅子の製図等は、
全く見あたらなくなりました。

初回CD盤の痕跡が全く失せてしまったわけですね。

不人気タイトルとは言え、
今後、アナログ盤が再発される可能性は、
あるかも知れません。

マニア向けに、
2枚組にして、
「展覧会の絵のスタジオ録音ヴァージョン」を入れたりするわけです。

その際に、機関車や椅子の製図とかが、
復活するかも知れませんね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

IN THE HOT SEAT カセット 未開封

2022-05-16 13:35:29 | 「イン・ザ・ホット・シート/in THE HOT SEAT」
IN THE HOT SEAT カセット 未開封



プラケース表側
角丸仕上げ



背部 
撮り方失敗

オランダ製カセットという事で、
何年か前に新品を購入しましたが、
よく見てみるとフランスとドイツの記載がある、
いわゆるヨーロッパ版という扱いの商品です。

現時点においては、
未開封のままなので、
インデックスの特色をレポートする事はできませんが、
米国も含めた、いくつかの国々では、
カセットテープを制作していたようです。

カセットケースの裏側の状態を見ると、
「ブラック・ムーン」のカセットテープの米国版や、
ヨーロッパ版と似たような仕様のようです。
インデックス用紙の一部に穴が2つあるタイプ。



プラケース裏側
こんな感じ

あまりに短いレポートになりましたので、
5月14日(土)の行動とお買い物を記しておきます。

幸いにも時間を確保できたので、
早めに「シン・ウルトラマン」を見る事ができました。

それについては、別室で綴るとして、
またしても、「著名中古盤店合同の出張販売フェア」が、
映画館の近くの百貨店のイベントブースで、
行われておりました。
とてもタイミングがよかったですね。

今回は、1人だったので、
家族を待たせる必要も全くなかったので、
上映開始前に45分間ぐらい物色をする事ができました。

EL&Pのアナログ盤に関しては、
私が以前、見た時と同様のモノが、
売れずに残っていたのを、
また、持ってきておりました。
ただ、以前と変わっていたのは、
「恐怖の頭脳改革アナログ帯の価格表記¥2,000盤」
に付属しているポスターが、
ジャケットの外側に見えるように収納されていて、
初回出荷分の「丸穴仕様」でない事が確認できました。

「ポセイドンのめざめ」の国内プロモ盤帯無しとか、
「展覧会の絵」のピンクレーベルアイランド盤とか、
これも前回と同じモノがありましたね。

前回見かけなかったモノとしては、
ナイスのサードアルバムのドイツ盤は、
ドイツで制作したシングルジャケットのリイシュー盤がありました。

CDでは、
イエスの「マグニフィケイション」の国内プラケースの見本盤とかもあったのですが、
帯がなくて¥1,000以上したので、購入は見合わせました。

アナログ盤で、「バーズ」のベストを2枚ほど発見しました、
いずれも、3(スリー)の演奏した「霧の8マイル」が収録されていましたが、
私の基準の中では、帯もない割には高かったし、
話材としてはベストCDも既に取り上げているので、これも、購入は見合わせました。

また、
今回は、コレクター向けCDも、
多く陳列されていました。

いわゆるブートなのですが、
プログレではイエスが圧倒的に多かったですね。
販売店では、日本語で詳細を記した用紙も、
挟み込んでいるので、
マニアにとっては気の利いた計らいですね。
それでも、需要がないのかEL&Pのブートは1枚もなかったですね。

もともと、
ブートCDには、ほとんど関心がないのですが、
何店かの合同企画で、
わざわざ東北まで出張販売にきているので、
今回は時間もあったので、
正規盤の中古も含めて、1枚ぐらい記念に買おうかと思っていたので、
結局、これが、例外的に安かったので、
求めてみました。



表側



裏側

中古盤フェアのレジの女性に、
本当ににこの価格でよいのかを尋ねたら、
きちんと把握されておりまして、

「私も出品しているお店に確認したのですが、
これで良いようです。お安いですよね。」

このすばやい反応。

価格が例外的な出品物は、
全て把握しているんですね。

「U.K.」の熱心なファンではないけど、
グレッグの友人だったジョン・ウェットンや、
キースの追悼アルバムにも登場し、
マーク・ボニーラとも追悼コンサートをしていた、
エディ・ジョブソンも名を連ねているバンドなので、
安価で入手できてラッキーでした。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

イン・ザ・ホット・シート CD  BMG盤

2022-03-25 14:53:08 | 「イン・ザ・ホット・シート/in THE HOT SEAT」
イン・ザ・ホット・シート CD  BMG盤

EL&Pの個々のアルバムタイトルが、
BMGからリリースされた時に、
見方にもよるでしょうが、
タイトルによっては、
暴挙とも言える制作の仕方をしていたので、
否定的な意見を述べた事があります。

それはそれとして、
BMGの一部のアルバムに関しては、
リリース時にCDを購入したモノもあります。

最終的には、安い新品とか中古品とかを、
一応は揃える事になるのではないかと、
漠然と思ってはいますが、
特に急いでもいないので、
安い品物が売りに出てきた時に、
カートに入れたりしているわけです。

記憶に間違いがなければ、
ベストアルバム以外のBMG盤のCDは、
まだ、一度も取り上げていなかったように思います。

最初に取り上げるタイトルが、

「イン・ザ・ホット・シート」

になってしまいました。

これは、抱き合わせで注文すると安くなる時に、
注文した新品ですね。

1月にSONY盤のプラケースジャケットのデザインの特徴を記していますが、
それに続く品物という事になります。

SONY盤においては、
「バンド名のEMERSONのOにあたる部分だけ、
何故か縮小されてしまっています。」

とレポートしていますが、

デジパックにするにあたり、
バンド名のデザインは、SONY盤を踏襲する結果となりました。



未開封のまま撮影

BMG盤はシュリンク上に、横長のステッカーを貼っていますが、
中古で発売されている品物を見ていると、
このステッカーをジャケット本体に貼り付けてしまうケースがあるようですね。

ステッカーは強力な粘着でなければ、
はがしやすいので、
粘着力が残っていれば、
ジャケットに貼り付けてしまうのも一考ではあります。

開封してみたら、
また、感想を書きたいと思います。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

イン・ザ・ホット・シートCD SONY盤

2022-01-26 14:14:57 | 「イン・ザ・ホット・シート/in THE HOT SEAT」
イン・ザ・ホット・シートCD SONY盤

「イン・ザ・ホット・シート」のジャケットに関して、
幾つかの事をレポートしてきましたが、
本日、取り上げるのは、SONY盤です。



プラケースの仕様を全てクリアにして、
日本では帯を付ける箇所の下部に、
小さなジャケット写真を配置しています

SONY時代に制作したモノに関しては、
「BRAIN SALAD SURGERY」の薄いボックス等、
けっこう、突っ込みを入れていたように思います。

ただ、
プラケースリイシューCDに関しては、
長いことファンをやってきた者を、
楽しませてくれる妙味がありました。

英サンクチュアリ時代、
ほとんど蚊帳の外に置かれていた「イン・ザ・ホット・シート」を、
SONYは他のアルバム同様、EL&Pの普通のアルバムとして、
リイシューしました。

このアルバム、
良くも悪くも最後のスタジオ録音ですし、
良かったら、EL&Pが頑張ったという事で、
悪かったら、プロデューサーが悪いだけ。

とファンとしては、言ってしまいたいところです。

リリースから数年を経てからのグレッグの見解は、
グレッグ本人も、そう分析したのでしょうね。

内容はともかくとして、
このアルバムのジャケットに関しては、
バンド名のEMERSONのOにあたる部分だけ、
何故か縮小されてしまっています。


レーベルが変わる度に変化するね

SONYの他のタイトルのリイシュー盤は、
ジャケットブックレットの解説の中で、
その時々の栄光を綴っていて、
使用している写真もリリース時に合わせたものを、
用いていますが、
この「イン・ザ・ホット・シート」に関しても、
90年代の写真を用いていますね。

こんな感じです。



絵馬と絵馬尊とレイク
うん
このショット1枚掲載されているだけでも、
発売時の購入者にはお得感があったかも知れないです

ヴィクトリー初回リリース時に出てきた、
機関車の図面は、
部分的に切り取られて、
解説部の背景の絵として、
地味に用いられていますね。



CD盤面
下部カットELPマークの色は、
アルバムタイトルによって異なります

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

イン・ザ・ホット・シート プラチナSHMCD

2021-06-28 17:35:07 | 「イン・ザ・ホット・シート/in THE HOT SEAT」
イン・ザ・ホット・シート 
プラチナSHMCD


帯とジャケット

プラチナSHMCDが最初にリリースされた時に幾つか取り上げています。

先般、大手通販サイトから、
プラチナSHMCDが再リリースされるような情報を受け取りました。

リンク先を覗いて見たのですが、
発売年月日も、最初のリリース年と同じでしたし、
現時点でEL&PのプラチナSHMの発売リストを見てみたら、
どちらかというと後半の不人気タイトルで占められておりました。

他の通販サイトでも、再リリースの受付も発見できませんでしたので、
在庫を掃くために、偽情報のメールを発信したと思われても、
仕方がないですね。

ここはクレーム対応に関しては懇切丁寧なのですが、
情報の発信が粗暴です。

部署の方針が違えば、
そんな事もあるかと思います。

おかげで、
気にしてもいなかった事が解ったのですが、
結局、このお店では、「ラヴ・ビーチ」やこの「イン・ザ・ホット・シート」などのプラチナSHMCDは、未だに在庫が残っているようでした。

私自身、ディスクユニオンさんのオリジナルボックスが付かないタイトルに関しては、
即、購入をしませんでしたし、
特に欲しいとも思っていなかったのですが、
その後、たまたま、中古品との出会いもあったりしましたので、
「ラヴ・ビーチ」以降のタイトルもいくつか入手しています。

この「イン・ザ・ホット・シート」のSHMCDに関しては、
帯の状態等、あまり良いものではありませんでしたが、
安かったので、札を入れてみたわけです。

他のタイトルに関しては、
英国ないしヨーロッパ盤のアナログ盤が存在しているので、
今後も、そのアナログ盤に準じた紙ジャケットCDが出てくるかも知れませんが、
この「イン・ザ・ホット・シート」の紙ジャケットCDに関しては、
BMGのアナログ盤に準じたシングルジャケットになる可能性もあります。

ただ、他の人気タイトルと違って、
「イン・ザ・ホット・シート」は、今後の紙ジャケットCD化のリストから、
外される可能性もあると考えれば、
このプラチナSHMCDの紙ジャケットは、
ビクターエンタテイメントさんが、
紙ジャケットの裏側を制作するために汗をかいた最後の記念品とも言えます。



ジャケット裏側
帯は日焼けして、
ちぎれていました

本日久々に聴いてみましたが、
最初に聴いた時の記憶よりも、
鮮明な感じがします。

そりゃそうだ。
当時の車にはカセットデッキが付いていたから、
CDから録音したものを再生していましたから。



SHMCDと並べて
帯の日焼け具合がわかります
7インチジャケットは、
何度かつぶやいていますが、
世界のマニアから見たらとっても魅力ですよ



一応、盤面と黒色台紙
綺麗だけどデザイン一律なので、
再生重視で面白みはない

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

イン・ザ・ホット・シート 初紙ジャケットCD(帯あり)

2021-03-25 14:11:33 | 「イン・ザ・ホット・シート/in THE HOT SEAT」
イン・ザ・ホット・シート 
初紙ジャケットCD(帯あり)

近いうちに、
数年前に発売された、
「イン・ザ・ホット・シート」のアナログ盤の、
2回目のレポートしようと思っているのですが、
その前に触れておきたい事項として、
再び「イン・ザ・ホット・シート」の初紙ジャケットCDについて、
書いてみます。




ジャケット

この初紙ジャケットCDは、
「SHM-CD」です。

ビクターエンタテイメントさんでは、
以前、当ブログで触れましたように、
EL&Pの最初のSHM-CDを制作する時に、
一部のタイトルを紙ジャケット化しませんでした。

ビクターエンタテイメントさんでは、
最初のSHM-CDの制作までは、
ワーナーさんが過去に制作した、
国内アナログ盤のジャケットを基にして、
紙ジャケットCDを制作していたのですが、
平成になってから新しくリリースされたアルバムに関しては、
国内アナログ盤が存在しないという事もありますので、
一部のタイトルの紙ジャケット化を除外したとも考えられます。

次のシリーズにあたる2010年にリリースされた、
この紙ジャケットSHM-CDは、
ファーストアルバムからブラック・ムーンまでは、
英国・ヨーロッパおいてリリースされた、
アナログ盤のジャケットを出来るだけ再現するという企画だったのですが、
BMGが発売権を取得する前でしたので、
「イン・ザ・ホット・シート」のアナログ盤は存在しておりませんでした。

しかし、このシリーズの企画では、
少なくとも、スタジオ盤に関しては、
全てのタイトルを紙ジャケット化したいという思いがあったのだと思います。

そこで、
ビクターエンタテイメントさんでは、
オリジナルであるプラケースCDの4つ折りジャケット表紙と、
プラケース裏側に見える椅子の図面を用いて、
独自の紙ジャケットを制作してしまいました。


帯の裏側

「イン・ザ・ホット・シート」に関しては、
アルバムリリース時点で褒めていたグレッグでさえ、
時間の経過と共に、

「これがEL&Pのラストアルバムではどうしようもない。」

というような発言もありましたので、
メンバー全員にとっては、どうでも良いアルバムになっているとは言え、
ラストスタジオアルバムである事実は消えないわけです。

それを踏まえると、
ビクターエンタテイメントさんで制作した紙ジャケットCDは、
オリジナルCDのジャケットデザインに出来るだけ忠実に再現をしている事もあり、
世界中の熱心なEL&Pマニアにとっては、
大切な一品が出来上がったという事にはなるかと思います。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

「IN THE HOT SEAT」のプラケースジャケットの変容

2020-11-13 10:36:58 | 「イン・ザ・ホット・シート/in THE HOT SEAT」
「IN THE HOT SEAT」のプラケースジャケットの変容 

「IN THE HOT SEAT」のプラケースジャケットによって異なる、
タイトル文字と周辺の色合いの違いについて、
述べた事がありますが、
よくよく凝視しないと解りにくいような違いでした。

本日、注視したのは、

「ジャケットのバンド名の字体の形状」

ですね。

以前、米国のプラケースジャケットの「LOVE BEACH」の文字の影の有無について、
レポートした事があります。

アナログ盤時代から、「LOVE BEACH」の文字には影があって、
CDが主流になってからも、ヴィクトリーミュージックまでは、
オリジナルを踏襲して「LOVE BEACH」の文字に影をつけていたのですが、

年月の経過から来るちょっとした省略と言えない事もないので、
そういう事は、よくあるケースなのかも知れません。

「BLACK MOON」のプラケースジャケットのバンド名が、
英米盤と独日盤では、
それは色の濃さを変えてあるケースでしたので、
字体の形状自体は変化のないものでした。

「IN THE HOT SEAT」の場合、
ジャケットのバンド名の字体を、
英サンクチュアリ盤においては、
やや細めに変えており、
ビクターエンタテイメント盤には、
バンド名の字体にもともと影がないのですが、
英サンクチュアリ盤のジャケットにおいては、
ジャケットのバンド名に、
白い影と黒い影を付け加えていますね。



上 英サンクチュアリ盤
下 ビクターエンタテイメント盤



EMERSON文字部



LAKE文字部

2000年代の英国において、
「IN THE HOT SEAT」は、
結果として、
他のアルバム群とは一線を画した扱いが為されていたので、
ジャケットのバンド名に、
わざわざ新たなデザインを施すような手間をかけているとは意外でした。

「白い影」と「黒い影」の追加によって、
バンド名がよりいっそう際立ったという事もない感じがしますが、
英国ではリリース元が変わっても、
この時の仕事は続いていったようです。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

IN THE HOT SEAT 2006年 英盤 盤面

2020-08-24 15:23:59 | 「イン・ザ・ホット・シート/in THE HOT SEAT」
IN THE HOT SEAT 2006年 英盤 盤面

2006年にサンクチュアリから再リリースされていた、
「IN THE HOT SEAT」の特殊性について、
ちょっとしたレポートをつづった事がありました。

およそ、2年前の7月20日の記事ですね。
「イン・ザ・ホット・シート」のカテゴリーの中では、
前の記事というになります。

英国では、
1994年に初リリースされた作品であるにもかかわらず、
2001年の過去のアルバムの再リリース時には、
再リリースされなかったようで、
他のオリジナルアルバムの仲間に入れもらえていない扱いが為されていたわけです。

キャッスルとサンクチュアリから再リリースされた、
アルバム群のCD盤面は、
メンバーのサインを入れ込むという統一されたデザインでしたが、
「IN THE HOT SEAT」に関しては、それを踏襲せずに、
独自のデザインの盤面を制作しました。



当初、折りタタミジャケット用紙に描かれていた、
機関車の側面図の一部を取り込んでいます。

1996年のオリジナルアルバムのCD再リリース時は、
ファーストから頭脳改革までのアルバムに関しては、
CD盤面に、ジャケットの絵柄を一部取り込んだデザインになっており、
このブログでも取り上げていたのですが、
それに近いようなやり方をしているとも言えますね。

オリジナルアルバムの仲間に入れなかった代わりに、
少し手の込んだデザインを試みたのかも知れません。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

No.1695

イン・ザ・ホット・シート サンクリュアリ盤

2018-07-20 13:43:12 | 「イン・ザ・ホット・シート/in THE HOT SEAT」
イン・ザ・ホット・シート サンクリュアリ盤

ELPのロゴについてのカテゴリーの中に、
プラケースCDの背部にあたる部分を並べると、
ELPマークになるという事で、
手間暇かけて、切り取ってくっつけてみた事があります。

この時は、未開封のCDもありましたので、
プラケースに入れたままスキャンをしました

そのため、
プラケース内に収納してある用紙を外して、
スキャンをして、切り取ってくっつけてみるという、
細かな作業までは至りませんでした。

そのうちに、実現したいとは思っております。

このプラケースCDの背部を並べると、
ELPマークになるという製品は、
2001年前後の英キャッスルのヴァージョンですね。

数年後に、ほぼ同じ品物が、
英サンクチュアリ盤としてリリースされましたので、
どちらかを所持していれば、
背部のELPマークは完成するわけです。

ただ、その時から少し疑問に思っていた事があります。

「イン・ザ・ホット・シート」の存在です。

この背部を並べるとELPマークになるセットに、
「イン・ザ・ホット・シート」は含まれていないのかという事です。

この2001年と2004年の英国製のシリーズは、
CD盤を外すと、
ラインナップにあるアルバムジャケットが羅列されているのですが、
その中に「イン・ザ・ホット・シート」は存在していません。

それでも、
これを目視して確かめるには、
2001年か2004年の「イン・ザ・ホット・シート」の英国製のヴァージョンを、
入手してみるしかないわけですが、
リリースされていないのか、
未だに見つけておりません。

それでも、
サンクチュアリ盤の「イン・ザ・ホット・シート」が存在する事は、
解りまして、できるだけ安い品物を調べて入手してみたら、
2006年盤でした。

TSUTAYAのレンタルアップ品です。


TSUTAYAのこの壊れにくいケース、
レンタル用によく出来ています
マキシCD用プラケース並の厚み



裏側

TSUTAYAのレンタル用のパッケージでは、
TSUTAYA独自シール帯で、
背部は見えないようになっていますが、
切り取られてはいませんでした。


このプラケース裏側の用紙も、
取り出しが容易


これは、CDの番号自体は、
「SMR」で始まっているのですが、
同じく「SMR」で始まる2004年の他のプラケースCDのヴァージョンとは、
全く関わりなくリリースされたもののようですね。

カール・パーマーは、
EL&Pのアルバムは、
「ラヴ・ビーチ」と「イン・ザ・ホット・シート」以外は、
全てお勧めと言っていますが、
「ラヴ・ビーチ」はともかくとして、
「イン・ザ・ホット・シート」は、
2001年と2004年に、
メーカーで統一したシリーズを制作する時点で、
別物扱いになっている事がハッキリと解った感じです。

以上。

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イン・ザ・ホット・シート 発売前告知用ポスター

2018-01-31 13:26:41 | 「イン・ザ・ホット・シート/in THE HOT SEAT」
イン・ザ・ホット・シート 発売前告知用ポスター

EL&Pのラストスタジオアルバム、
「イン・ザ・ホット・シート」の告知ポスターです。
A2ぐらいのサイズ。


EL&PのPの上部は、
切れております



ポスター向かって左下部を拡大
遠目に見ると全く目立たないね


このアルバムに関しては、
グレッグ・レイクのリリース時のインタビューの内容と、
それから数年を経てからのインタビューの内容が、
異なっていました。

昨年発売された、
シンコーミュージックの「エマーソン、レイク&パーマーオンリー本」の、
カールのインタビューでは、
蚊帳の外に位置づけされています。

キースは、
リリース時のインタビューから不満を述べていました。

最終的には、
EL&Pのメンバー全てが、
忘れたいアルバムになってしまったという事でしょう。

私としては、
ジャケットのアートワークだけは、
そんなに悪くないと思っています。

このポスターは、
余計な言葉を加えずに、
タイトルと発売日だけを、
記しているのが良いところだと思います。

「とにかく、EL&Pがエマーソン、レイク&パウエルのように一発解散せずに、
再集結2枚目のアルバムを作ってくれたようだ!」

という事が、見る側に伝わってきます。

雑誌の宣伝広告や帯で使用されていた、

「心地良い音が待っている」

みたいな言葉を加えると、
余計なアヤシサを感じさせるだけです。

多くのEL&Pファンにとっては、
アルバム全体として見た場合、
心地よい音のみではなかったと思われます。

以上。

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IN THE HOT SEAT のアナログ盤

2017-08-25 10:35:33 | 「イン・ザ・ホット・シート/in THE HOT SEAT」
IN THE HOT SEAT のアナログ盤

先般、「IN THE HOT SEAT」と「BLACK MOON」に関しては、
米国盤もリリースされるようであると書いたのですが、
私のところに届いた「IN THE HOT SEAT」の米国盤と称されている品物を、
じっくりと観察しましたところ、
英国盤(ヨーロッパ盤)との違いが見いだせませんでした。

そこで、
発売者側に問い合わせたところ、
米国盤と称して発売しているのは、
英国から取り寄せたものに、異なるバーコードを貼っているだけの品物であるとのお詫びの返事を頂戴しました。

そのようなわけで、
現時点では、「IN THE HOT SEAT」と「BLACK MOON」に関しては、
米国盤は作られていないようです。

「IN THE HOT SEAT」のアナログ盤のジャケットですが、
シングルジャケットになっておりました。

ざっと見て、
表側に関しては、
タイトル文字もクッキリしている等、
丁寧な仕事をしていると感じました。

もともと、プラケースCDがオリジナルなので、
裏側のデザインをどのように仕上げるかが、
注目すべき点であると思っておりましたが、
ビクターエンタテイメントさんの紙ジャケットとは、
全く異なっているデザインとなりました。
SLや椅子の図面になるかと思いきや、
90年代のEL&Pの写真でした。


BMGアナログ盤ジャケット裏側


ビクターエンタテイメント 紙ジャケットCD裏側

ビクターエンタテイメントさんでは、
プラケースオリジナルジャケットに少しでも近づけようとして、
紙ジャケットを制作したと思いますが、
今後、「IN THE HOT SEAT」の紙ジャケットを制作するにあたって、
アナログ盤の英国オリジナルにコダワル場合、
ジャケットの裏側に関しては、
このBMGのアナログ盤をのデザインを踏襲する可能性が出てきました。

EL&Pの写真は、
おそらくインナースリーヴにも、
使用されていると思われますので、
個人的には、
ダブルジャケットにして、
内側にSLと椅子の図面を、
大胆にプリントして欲しかったと思います。

以上。

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イン・ザ・ホット・シート 紙ジャケットCD

2017-06-19 19:07:05 | 「イン・ザ・ホット・シート/in THE HOT SEAT」
イン・ザ・ホット・シート 紙ジャケットCD

BMGが「イン・ザ・ホット・シート」のアナログ盤のリリースを決定した事を、
先週、お知らせしました。

幾度となくここで述べておりますが、

これまで国内でリリースされて来た、幾つかのヴァージョンの紙ジャケットCDは、
そのほとんどが、70年代にリリースされている作品という事もあり、
レコード時代のアルバムジャケットをミニチュアサイズにして再現していたわけです。

当初は、国内盤のレコードジャケットをミニチュア紙ジャケットとして再現していましたが、
数年前から「英国オリジナルレコードジャケット」のミニチュア再現に移行しました。

ジャケットの製造の仕方について、
私はネット友人から教わるまでは、気にした事もなかったのですが、

大きく分けてE式とA式というのがあり、
英国の場合は、印刷をした用紙を折り曲げて、
製作するE式が多いとの事。

ビクターエンタテインメントさんでは、
E式によって再現したと、
帯の説明に付け加えています。

「イン・ザ・ホット・シート」は、
英国を含めたヨーロッパにおいても、
アナログ盤が制作されなかったので、日本において、
独自の紙ジャケットを作る事になりました。

同時に発売された紙ジャケットCDが、
英国オリジナルのE式手法を用いていたので、
「イン・ザ・ホット・シート」も制作手法としては、
E式になったようです。

但し、この時に発売された紙ジャケットの絵柄をよく見てみると、
プラケースCDのブックレットジャケットとの微妙な違いが発見できますね。


以前、取り上げたドイツ製のジャケット


ビクターエンタテイメントさんの紙ジャケット

タイトル文字を始めとして、椅子、機関車、線路にいたるまで、
以前のジャケットと比較すると、やや明るくなってしまった印象がありますね。
また、
この画像では違いが分かりにくいのですが、
実際の絵柄は、タイトル文字の輪郭が初回リリース時のものと比べてクッキリしていません。

BMGのアナログ盤のジャケットは、
果たして、プラケース盤初回のジャケットの絵柄とほとんど同じものになるのでしょうか?

先般、リイシューされた「WORKS Volume1」のアナログ盤のジャケットの再現から
推し量ると、
「イン・ザ・ホット・シート」のアナログ盤のジャケットは、
あまり期待できない感もありますが、
期待しないと思いのほか良かったりするかも知れません。

以上。

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イン・ザ・ホット・シート 初回SHM-CD盤

2014-07-28 15:51:40 | 「イン・ザ・ホット・シート/in THE HOT SEAT」
イン・ザ・ホット・シート
初回SHM-CD盤



CD盤
黒地にうっすらと浮かぶELPマーク
1992ツアーパンフの
裏表紙を彷彿させる


先日、当ブログにコメントしてくださった方の文章に、
SHM-CDが登場したので、
今日はこれを取り上げてみる事にしました。

ビクターエンタテイメントの初回SHM-CDは、
まず、70年代リリースのアルバムと「ELP・イン・コンサート」が、
紙ジャケット仕様でリリースされましたよね。

確か、このブログでも、「作品第二番」だけ既に取り上げていたように思います。

この時に、他の90年代リリースのアルバムをSHM-CD化しなかった事情がよくわかりませんでしたが、
リリースしても売れないという事であったかも知れません。

ところが、「ブラック・ムーン」「イン・ザ・ホット・シート」「ワイト島ライヴ」がリリースされてしまいまして、
それらは、プラケース仕様であったというわけです。

これらが、70年代のアルバムと切り離された事情としては、
単純に「売れない」という事もあるかもしれませんが、
「ブラック・ムーン」はともかくとして、
残りの2つのタイトルは、アナログ盤が制作されていないという事もあります。

つまり、紙ジャケットのモデルになるアナログ盤のジャケットが存在しないわけです。

私みたいな素人は、

「なに、プラケースに入っているジャケット用紙をサッサと紙ジャケットにしてしまえばいい。」

と思ったりするわけですが、実際はそんな単純なものではないのでしょう。

その後、「イン・ザ・ホット・シート」の紙ジャケットが、
英国アナログジャケットオリジナル仕様を模したシリーズの中の一つとして発売されますが、
アナログ盤が存在しない事もあり、「世界初紙ジャケット化」が売り文句になりましたので、
これは、世界中のELPマニアが欲しがるものを新たに制作したという事になりますね。

そう考えると、
逆に、この「イン・ザ・ホット・シート」のプラケースSHM-CDは、
その時点では初の試み(紙ジャケットにチャレンジ)をしなかった事の証とも言えるものです。

以上。

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GONE TOO SOON フランス用 プロモCD盤

2014-06-05 14:31:43 | 「イン・ザ・ホット・シート/in THE HOT SEAT」
GONE TOO SOON
フランス用 プロモCD盤
 


ELPマークは土台が欠けているヴァージョン


プロモ盤としてはなかなか凝っているデザイン


デザインと色合いより、
アルバム「イン・ザ・ホット・シート」のプロモ盤である事が解ると思います。
ドイツ製のようです。

これは「GONE TOO SOON」1曲のみが入っていますね。

但し、「イン・ザ・ホット・シート」は、
キースが全てのキーボードを担当しているわけではないとの事でした。
腕の調子が悪くて途中でリタイヤし、
他のキーボードプレイヤーが弾いている楽曲もあるわけなので、
この曲もそれに該当しているかも知れないです。

「イン・ザ・ホット・シート」に関しては、
市販用のシングルカットCD等は、
どうやら発売されていないような感じですね。
また、シングルカットされていたとしても、
出回っている数はかなり少ないと思われます。

この他には、グレッグ作詞作曲のシングルカットCDも存在しますが、
それもプロモ盤のみ出回っている感じです。

となると、
もし、EL&Pが今後アルバムを制作しないとした場合、
プロモ用とは言うものの、最後のシングルCDという事になるかも知れません。

「イン・ザ・ホット・シートをEL&Pのラストアルバムにはしたくない」と、
ベースマガジンのインタビューで語っていた、グレッグの思いが叶う事を祈るのみです。

以上。

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イン・ザ・ホット・シート ドイツ盤CD

2013-08-29 12:59:05 | 「イン・ザ・ホット・シート/in THE HOT SEAT」
イン・ザ・ホット・シート ドイツ盤CD



画像① プラケースは、
ジャケット用紙を押さえる箇所が6箇所



画像② プラケース裏


画像③ ブックレット仕様ではなく、
4つ折り仕様、
これはホッチキスがないので、
錆びなくてよいかも



このアルバムに関するグレッグの発言等は、
既にこのブログで取りあげたりしているのですが、
意外にアルバム自体を取りあげるのは、今回が初めてですね。

このアルバムに関しては、キースへのインタビューなど、
まだまだ取りあげるべき要素が残っていて、
その上で、自分の意見も煮詰められる、あるいは変わる事もあろうかとは思います。

このドイツ盤CDは、独自の特徴は見あたらないのですが、
ちょっとしたミスで購入してしまった商品です。

おかげで、国内盤を購入した頃には、取り立てて関心もなかった事が、
少々気になった次第です。

本当に忘却の彼方にあったのが、
ジャケット正面に登場する、機関車と椅子の正面図や側面図です。
ジャケット用紙とプラケース裏に丁寧に描かれていますね。

ジャケットは、CG作品かと思っていましたが、
意外にミニチュアをこしらえていたのかも知れませんね。

グレッグは、先般取りあげたBASSマガジン誌上において、
椅子に関しては、「電気椅子」になぞらえて語っていましたが、
それは機関車につぶされるというデザインの状況から想定しているような感じでした。

しかし、機関車を用いる発想は一体誰のものなのでしょうね。

今にして思うに、機関車自体が、90年代のバンドとしてのEL&Pを暗に象徴している感じがしないわけでもありません。

彼らは、ファンや周囲の期待に沿って、走らざるをえないわけですが、
90年代は、現在よりは、若かったにせよ、
バンドとしては、老齢期に入っていた事は確かですよね。
バンドは、自分たちの作る音楽自体が、ロックシーンを牽引していた青年期とは明らかに違うわけであり、
青年期は「作れば売れる時代」であり、
周囲の様々な思惑等もあって、「売れるものを作らなくちゃいけない時代」老齢期に入ったわけです。

もの凄い勢いで多くの客車を牽引した機関車ではあったけど、
年数を重ねると共に、アチコチにガタが来て、眠っていたわけです。
その一度は引退した機関車を、さらに引っ張り出して来て走らせなくてはならない状況。

実際、キースはレコーディングの途中で、腕の調子が悪くて、お休みする事になりましたし、
それが、「イン・ザ・ホット・シート」の機関車と重なって見えてきます。

しかし、機関車の良さが忘れられない鉄道ファンがいるように、
青年期であろうが、老齢期であろうが、とにかくEL&Pを愛し続けるファンがいるわけです。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物、
あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
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2013年8月29日 yaplog!

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