EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

PM 1:PM アナログ西ドイツ盤

2020-09-30 09:31:46 | Carl Palmer関連
PM 1:PM アナログ西ドイツ盤



このアナログ盤は、
15年ぐらい前に、
海外の中古盤ショップで、
シュリンク未開封の品物が出ていたので、
購入したモノですね。

シュリンク未開封とは言え、
不人気タイトルという事もあってか、
アナログ盤時代の通常の販売価格ぐらいだったので、
求めてみたわけです。

購入した当時は、
シュリンクに裂け目のある箇所があったものの、
インサート部に関しては、
未開封状態でした。

ほとんど、
触らずに過ごしていたのですが、
裂け目のあたりから、
シュリンクにゆるみが生じたのか、
シュリンクがジャケットからスルリと分離した状態になってしまいました。

これにて、未開封状態とは言えなくなったわけです。

EL&P関連の未開封のカテゴリーには、
入れられなくなりました。

これまで考えた事もなかったのですが、
ラップタイプのシュリンクにも、
品質の良いモノと悪いモノがあるのかも知れません。

剥がれてしまったシュリンクは、
とても薄いのですが、
以前、取り上げた、
「ELP・イン・コンサート」の韓国盤に入っていた、
驚くほど薄い解説用紙のような脆弱感があります。
ラップタイプでも紙みたいな感じですね。


よく見るとシュリンク上のステッカーも、
用紙の質が悪いのかも

開封状態になったので、
後日、続きのレポートを書きたいと思います。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ジョン・メイオール ファンクラブ会報 BLOW-UP No.7

2020-09-28 11:32:16 | EL&Pのメンバーがメジャーになり始めた前後の周辺資料
ジョン・メイオール ファンクラブ会報 BLOW-UP No.7

ジョン・メイオール ファンクラブの会報は、
昨年の10月に「No.5」を取り上げました。

本日、取り上げるのは「No.7」になります。

「No.6を入手し損ねたのか?」

と思われる方もいるかも知れませんが、
幸いにも入手いたしております。

「No.6」は、
日本に伝えられる当時の洋楽ロックシーンの情報としては、
貴重な内容でしたが、
如何せん、キースの文字もナイスの文字も、
全く記載されておりませんし、
ジョン・メイオールの来日コンサートパンフのように、
あえて関連づける事柄を、
現時点においては見つける事ができませんでしたので、
取り上げるのは保留しました。

それで、
「No.7」ですが、
これまでとは、体裁が変わりまして、
小冊子タイプのモノから、
ペーパーを数枚閉じたモノになりました。

印刷はオフセット印刷ですね。



レポート用紙のように、
上部がホチキス止めされて、
下の方からめくるようになっています。

表裏の印刷で、
計9頁あります。

2頁目の
「LP COLUMN」のコーナーで、
ナイスのニューアルバムが紹介されています。

特にジャケットの絵柄はありません。

抜き書きしてみます。

以下

「 ※NICE-THE Nice- IMMEDIATE IMSP026

耳にひびく音楽は美しく、耳にひびかぬ音楽はことさらに美しい。
 ただこのレコードがあるというだけで、うれしいレコード。
 A面の最初の曲は”Azreal Revisited”、Azrealとは回教での臨終の人の魂を肉体から引き離す天使です。ロシアのピアニストRachmaninoffの作品からの引用があり、呪術的で、死の世界へ引き込まれていくような陶酔感を感じます。
 2曲目は”Hang On To a Dream”、ティム・ハーディンの作品です。キース・エマーソンが静かできれいなピアノを聞かせてくれます。
 3曲目は”Diary of Empty Day”、4曲目は”For Example”、両方ともジャズ(インドジャズ)風のすてきな曲です。
 B面はフィルモア・イーストの実況録音で、”Rond ‘69’ ”とボブディランの”She Belongs to me”が収められています。
 ナイスは音楽のことだけを考えていっしょうけんめい演奏してくれています。(日本盤がでました)」

終わり

この「LP COLUMN」のアルバム紹介では、
ナイスの前にルネッサンスやイエスのアルバムも紹介されていますが、
ナイスほどは詳しく記載されていません。
書き手の好みによるのかも知れませんね。

ただ、ルネッサンスに関しては、元ヤードバーズキース・レルフの絡みもあってか、
最終頁(9頁目)をほぼ全て使用して、「ビート・インストゥメンタル誌」からのキース・レルフの発言も含めた、紹介文が記載されています。

また、

News・news・newsのコーナーでは、

こんなニュースもありました。

「※ 新しいグループキング・クリムスンはデビューアルバム”In the Court of King Crimson”を出しましたが、人の顔を描いたジャケットが、「年間のアルバムの中でもっともおそろしいもの」といわれています。」

様々なバンドの小ネタは、
現時点の著名バンドの評価や有り様からは伺い知る事のできない、
バンドが胎動し始めた頃の洋楽ファンの認識を見る事ができますね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ベストCD Ultimate Collection いったん総括

2020-09-25 17:19:32 | EL&Pのベスト盤等
ベストCD Ultimate Collection いったん総括



ジャケット表面とDISC1盤面

はじめに、
前々日のレポートに間違いがありましたので、
お詫びいたします。

一昨日、

「海外盤ベストCDにおける、
これまでにない試みとしては、
アルバム「In the Hot Seat」までの楽曲を、
しっかりと網羅したという事ですね。」

と綴りましたが、

数年前にBMGからリリースされた3枚組CD
「ANTHOLOGY (1970-1998)」にも、
「Black Moon」から3曲(うちライヴヴァージョンが1曲)、
「In the Hot Seat」から1曲が、
収録されているようでした。

調べが足りずにごめんなさい。

正直、この3CDに関しては、
「またか!」という感じもあったのと、
「WORKS LIVE」のタイトルを無視して、
他のタイトルに音源をくっつける等、
BMGの仕事ぶりが気に入らなかったので、
所持していなかったのです。(汗)

話を「Ultimate Collection」に戻しますが、 
この輸入盤ベスト3枚組CDで、
これまでになく画期的だったのは、
アナログ盤ELP四部作のA面である「ピアノ協奏曲 第1番」を、
A面まるごと収録した事に尽きると思います。

これまでのベストCDにおいても、
「第3楽章のみ」の収録とかはありましたけど、
輸入盤においては初めてではないかと思われます。

国内盤においては、
追悼の意味を込めて急遽作成したと考えられる、
6枚組ベストCD、
「ジ・エヴァーラスティング~ベスト・オブ・ELP~」においても、
DISC3の中に「ピアノ協奏曲 第1番」は、まるごと収録されているようです。

ちなみに、この6枚組のベストCD、
購入はしてみたものの、
1年の間にキースとグレッグが他界した事実を、
しっかりと受けとめて欲しいという感じが伝わってきて、
未だ開封する気になれません。

( 私が個人的にそう感じているだけなのですが。)

解説も全く入っていないとの事なので、
開封を急ぐ必要もないわけですが、
DISC3の収録曲を見るとインスト曲でまとめられていて、
収録の仕方にはコダワリが感じられますね。
追悼の気持ちを収録の仕方で表現していたとも言えます。

「Ultimate Collection」は、
価格からすると3CDとしては、
お買い得感が少しはあるわけですが、
「展覧会の絵」の音源が示すように、
70年代のEL&Pの活躍を懐かしんで購入した場合、

「自分の知っている展覧会の絵とは違うような?」

という感じにはなるでしょう。

聴いたことのないヴァージョンであると、
すぐに判断できれば、得をした気分になるかも知れませんが、
熱くてエネルギッシュな演奏を懐かしんで求めたのであれば、
アルバムCDを購入してもらうしかないです。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ベストCD Ultimate Collection 続き

2020-09-24 11:22:39 | EL&Pのベスト盤等
ベストCD Ultimate Collection 続き




3面開きの2面はこんな感じ

昨日のレポートは、
DISC1を聴き終わった時点で、
記載を見ながら綴ったものでした。

本日のレポートは、
DISC2からDISC3の途中までを聴いた時点での感想になります。

いつもなら時間を空けて、
「その2」とかいうタイトルをつけて、
綴ったりするのですが、

「なるほど。音を聴いてみないと、実態は解らないものだな。」

という発見もありましたので、「続き」としました。

昨日、「ほぼ、アルバムリリース順の収録」と書きました。

「ほぼ」というのは、
厳密にはそうでないところもあると言えるのですが、
いつも細かい事は気にしないような、
EL&PのベストCDという事を考えれば、
「ほぼ」で充分だと思っていました。

アルバム「タルカス」収録曲の、
「The Only Way 」が入っているのですが、
アルバム「タルカス」中では、
ヴォーカルが終わると間髪入れずにピアノソロの次の曲が開始されるのですが、
このベストCDでは、次の曲は収録していないので、
ヴォーカル終了後、ピアノの3音ぐらいで、強制終了みたいな感じになります。
(これもどうかとは思いますが表記の通りではあります。)

その次に、

「Nutrocker」
「Pictures At An Exhibition (Live)」

となっているのですが、
この「Pictures At An Exhibition (Live)」は、

なんと、「ELP IN CONCERT」からの音源を収録していると思われます。

ほぼ、アルバムリリース順の収録とは言ったものの、
楽曲タイトルだけは、アルバムリリース順であっても、
音源は、時系列順でないという事になります。

その後、
「WORKS Volume 1」収録曲の途中で、
「I Believe in Father Christmas」が収録されて、
DISC2が終了します。

これが、「ほぼ」と言った理由の1つでもあるのですが、
収録時間の都合で、挟み込んだとも言えるので、
大して気にしておりませんでした。

ところが、
「I Believe in Father Christmas」は、
「WORKS Volume 2」に収録されていたヴァージョンでした。

「Honky Tonk Train Blues」は、
「WORKS Volume 2」の収録曲の扱いが為されているような順番の収録なので、
「I Believe in Father Christmas」のこのヴァージョンの挟み込みには、
ちょっと違和感がありますね。

「Honky Tonk Train Blues」が終わると、
「Peter Gunn (Live)」が始まります。

昨日は、
これが、「LOVE BEACH」に収録されていた2つの楽曲の前に来ているのは、
「LOVE BEACH」リリース以前に演奏された曲という認識によるのだろうと捉え、
「まぁ、極端な間違いとも言い切れない」と思っていたのですが、
同じ「ELP IN CONCERT」に収録された「Pictures At An Exhibition (Live)」に関しては、上述のように、アルバムリリースの時系列を無視した収録になっています。

以上の事から、

「ほぼ、アルバムリリース順を重視」である部分と、
「場合によっては演奏年代順である部分」と、
「収録時間の都合」を加えて、
混成したベストCDと言えるかと思います。

ちなみに、「悪の教典#9」の、
「1st Impression, Part 1」   
「1st Impression, Part 2」
は、「BRAIN SALAD SURGERY」のCMRCD201盤をベースにしている感じなのですが、
ビクターエンタテイメントさんの
「タルカス~ザ・ベスト・オブ・ELP」に収録された音ほど特徴が際立っていないので、
オリジナルに近い感じもしました。

以上。

EL&Pを愛し続けて参りましょう。

ベストCD Ultimate Collection

2020-09-23 10:18:22 | EL&Pのベスト盤等
ベストCD Ultimate Collection

リリース前から予約していたベストCDが届きました。

届くのは発売予定日よりやや遅れたのですが、
ベストCDですし、メンバー2人が他界していますので、
アーティスト側の都合で延期になる事もないでしょうから、
何らかの作業に微妙な遅れが生じたという事なのでしょう。

昨年あたりに、1枚組のベストCDがBMGよりリリースされていました。

「EL&PのベストCDで1枚組」というのは、
制作する側のやる気の無さの象徴とも言えますが、
「定番の曲以外に何の曲を入れ込むのか」というところだけは、
関心の対象となりますね。

今回は、3枚組という事でしたので、
長尺曲を含めた代表曲を網羅するパターンである事は、
長い事EL&Pファンを続けている人は、
あえて想像すらしないでしょう。



3面開きを2面開きにした状態
デジパックではなく、
インナースリーヴもなくジャケットスリーヴ
ちなみに3面開くとほとんど真っ黒3面

ほぼ、アルバムリリース順に、
楽曲が収録されていますが、
変化を付けるために、
それぞれのアルバムの中に収録された順番を、
意図的に無視したような曲順になっています。

DISC1に収録されている、
ファーストアルバムの楽曲であれば、

1. Knife-edge
2. Lucky Man
3. The Barbarian
4. Take A Pebble

という順番になっています。

大胆とも言える試みとしては、
DISC2に「悪の教典#9」が収録されているのですが、

曲順は、

1st Impression, Part 1   
1st Impression, Part 2   
2nd Impression

となっていて、
「Karn Evil# 9」の中での、
順番の入替はさすがに行われてはいないものの、
「3nd Impression」は収録されておりません。

これはちょっとした驚きですね。

「1st Impression, Part 2」のみ収録するというのは、
これまでのベストCDでもよくある事ですし、
ファンとしては「1st Impression, Part 1」が収録されない事で、
「2nd Impression」や「3nd Impression」の収録は、
あるわけもないと認識するわけです。

あと、
海外盤ベストCDにおける、
これまでにない試みとしては、
アルバム「In The Hot Seat」までの楽曲を、
しっかりと網羅したという事ですね。

「Black Moon」から3曲、
「In The Hot Seat」から2曲、
収録されています。

収録曲の選択がベストであるかは、
何とも言いかねますが、
作品リリースの時系列順ベストとしては、
丁寧なモノを制作したという事になるかと思います。

70年代の華々しい時だけではなく、
栄枯盛衰を全て詰めこんだとも言えますね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

Ladies and Gentlemen VICTORY盤の盤面を比較する

2020-09-21 10:42:37 | 「レディーズ&ジェントルメン/Ladies and G ~」
Ladies and Gentlemen VICTORY盤の盤面を比較する

レディース&ジェントルメンのプラケースCD「VICTORY米国盤」に関して、
プラケース収納ジャケット用紙の特徴を取り上げた事がありますが、
VICTORYヨーロッパ盤(ドイツ盤、フランス盤と称される事もあります)
のCDとの盤面の微妙な違いを見てみたいと思います。

こういうのを見ていると、

「意識的に微妙な変化をつけようとしているのだな」

と思わざるをえない感じですね。



ヴィクトリー 米国盤 盤面
マーク銀色部に写っている四角い模様は、
撮影場所の天井の模様です



ヴィクトリー ヨーロッパ盤 盤面

違いが解りやすいように、
中心の拡大部を並べてみる。



左が米盤

ヨーロッパ盤は、
米国盤に比して、
彩色をできるだけ丸穴の縁まで、
寄せているのがわかりますね。

ちなみに、
ヨーロッパ盤の盤面の、
向かって下部の方に、
文字の小さいドイツ語の表記があります。

デザインが全く異なるものであれば、
単なるお国柄として捉える事もできますが、
このぐらいの違いは、
かえって意識的なものが感じられますね。

本日は、たまたま、レディース&ジェントルメンの、
CD盤面を話材にしましたが、
他のタイトルでも同様かと思われます。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

No.1707

アルバム BRAIN SALAD SURGERY LP 米後期盤

2020-09-18 14:40:19 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
アルバム BRAIN SALAD SURGERY LP 米後期盤

昨日は、車の中で、「ラヴ・ビーチ」のCDを聴きました。

グレッグの声がとても響いてくる感じがして、
とても良い気分になりました。

話は問題作と言われているアルバムから、
ガラッと変わりまして、
今日、取り上げるのは頭脳改革です。

邦題「恐怖の頭脳改革」の米国アナログ盤に関しては、
ポスターの仕様も含めて何度か取り上げています。

ブログを始めた頃、取り上げた米国盤は、
高校時代に秋田市の駅に隣接していた百貨店のショップで購入したモノでしたが、
特殊ジャケットはアルバム発売当初と変わらないものの、
既に歌詞付きの折りたたみポスターは封入されていないヴァージョンでした。

ポスターの封入が省略されても、
ポスターのカラー写真を、
インナースリーヴに取り込んでいる仕様の品物を見た事がありますし、
その仕様のヴァージョンも、
もしかしたら、所持しているかも知れません。

(最近は所持していると思っていたものが見つからないとか、
所持しているとも思っていなかった品物が出現したりします。)

アルバム「恐怖の頭脳改革」米国盤の特徴というのがありまして、
レコード番号は変えずに仕様を変化させていった時期もあったようです。

つまり、同じレコード番号でも、
中古品を入手してみると同じ製品ではないという事があるわけです。

今日、取り上げるのは、
最終仕様ヴァージョンの1つと思われます。



ジャケットシュリンク付き



ジャケット裏側



レーベル面とカンパニースリーヴの一部

特徴としては、

○ 観音開きを簡素化したシングルジャケット

○ 折りたたみ歌詞付きポスターは無し

○ インナースリーヴはアトランティックのカンパニースリーヴ

が挙げられます。

新たなファンで、
リリース当時の仕様を味わいたい方もいるでしょうが、
当初の時点の主立った特徴を、
余分なモノとして削ぎ落としていくと、
こんな感じになるのだと思います。

英国のリリース当時の仕様に近づけたアナログ再リリース盤も、
このブログで取り上げていますが、
ジャケットの内側の無地の部分が白いとか、
表側の色がやたらと黒っぽいとか、
似て非なる仕様にとどまっています。

作り手のこだわりの無さが、
透けて見える感じですね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

No.1706

プロモ写真のオークションのレポート

2020-09-16 10:13:24 | EL&Pにまつわるオークション等について
プロモ写真のオークションのレポート

先週、ヤフオクに珍しい品物が出品されていましたので、
その状況について久々にレポートいたします。

出品物
【公式プロモ写真】エマーソン・レイク & パーマー
【1972年Trilogy/アイランド】
 1枚

説明には、「1972年「Trilogy」の頃の公式プロモーション用写真。
アイランドのマークが入っている点に注目。
 16.5 x 12cm。」

とありました。

どんな写真かというと、
アナログ盤のピクチャーレコードボックスのパッケージの表側の写真です。
よく知られているモノ。
ピクチャーボックスのパッケージでは、カールとグレッグの間にいる帽子を被った方の姿が入り込まないように加工されていました。

プロモ写真は昔の写真のように白い縁がありまして、
下部の白い縁がやや広くて、
その右側にアイランドのマークが入っていました。

応札者 3名

落札価格 ¥6,250-

Aさん 評価 5616(落札者)
Bさん    評価 1418
Cさん    評価   914

アイランドのマークが入っているという事で、
希少価値があるとは思っているのですが、
私が思っていたよりは競争にならなかったですね。

高値が付くと思われて、
私みたいに最初から札を入れないファンもいます。

もう1つの出品物は、

【公式プロモ写真】エマーソン・レイク & パーマー
【1977年ワーナー/小四ツ切サイズ/3枚セット】

出品者は同じところでした。

説明は、
「1977年「Works」発売時にワーナー・パイオニアから支給された公式プロモーション用写真。3枚セット。
 25.5 x 20.5cm 小四ツ切サイズ。」

となっています。

どんな写真かというと、
「作品第二番」が発売された頃に、
ワーナー・パイオニアに所属している著名ミュージシャンのポスターを販促用に製作したのですが、
そのデザインは、黄緑色の縁にミュージシャンのモノクロ写真を入れるという統一された規格でした。

このブログでも、
そのポスターはかなり前に取り上げていますが、
その時に使用されていた、
キース、グレッグ、カールの写真ですね。

出品者の説明によると、「Works」発売時となっていますが、
キースやグレッグが着用している服は、
1977年の夏頃のML誌に掲載されていたものですが、
その写真のキースのお腹の出具合やグレッグのヘアスタイルを見ても、
過去の写真ではなさそうなので、
厳密には「Volume1」が発売されてから後の写真であると推定しています。

3人別々で、3枚というお得感はありますが、
上述のアイランドのマークのようなアトランティックのマークは、
入っていないのが惜しまれます。

応札者 3名

落札価格 ¥11,010-

Aさん 評価  5616 (落札者)
Bさん    評価  1418
Cさん    評価   914

ヤフオク側で表示させている、
ぼやかし表示のIDや評価からすると、
上述のプロモ写真の応札者と全く同じメンバーですね。

Aさんが、どちらも、落札してしまいました。

単純に4枚まとめて計算すると、
1枚あたり、¥4,315-になりますが、

仮にEL&Pグッズの鑑定者がいたとしたら、
アイランドマーク入りプロモ写真1枚の単価を、
他の3枚の写真よりも高くつけるのではないかと思われます。

私も数年前であれば、札を入れたかも知れませんが、
最近は、あまりモノをストックしておくと、
処分する立場になった方が苦労すると思うので、
間違いなく競争になって高値がつく品物には手を出しておりません。

特に、レコードやCDと違って、
紙類は、入手したマニアの意欲は蚊帳の外になって、
ゴミ箱に捨てられるだけかも知れないので、
親戚縁者にきちんと申し送りをしておかないと、
将来はお求め損になる可能性が高いですから。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

GREG LAKE MANOEUVRES 国内 テスト盤

2020-09-14 13:31:32 | Greg Lake関連
GREG LAKE  MANOEUVRES 国内 テスト盤

グレッグ・レイクのアンソロジー2CDと2LPが、
10月にリリース予定との事。

きちんと見ていませんが、

「2CDに収録されている楽曲を、
よく2LPにしっかりと収める事ができたものだな。」

と思いましたが、

考えて見ると、
CDとアナログ盤を同時にリリースする場合、
先にアナログ盤の収録曲を決めてしまえば、
それをCD化すれば良いだけなので、
差異が生じなくて済みます。

収録曲に関しては、
以前のアンソロジー(2CD)との違いは調べていませんが、
内容が全く同じモノではないようです。

本日、取り上げるのは、
グレッグ・レイクのセカンドソロアルバムのテスト盤です。



ジャケット

EL&P関連のテスト盤は、
一度だけ取り上げた事があります。

見本盤に関しては、
ヤフオクでも時々見かけますし、
タイトルと出品価格によっては、
なかなか札が入らない場合もあります。

テスト盤は、
出品されているのを、
ほとんど、見かける事がないですね。

試聴する時間が取れなかったのですが、
ジャケット表側の右上の部分と、
レーベル面に記載されているレコード番号が、
リリース当時のマヌーヴァーズと同じなので、
テスト盤で間違いないでしょう。





レーベル面

ジャケットに記載されている事項を見ると、
少なくとも、
東芝におけるテスト盤の、
正式な仕様のジャケットと見て間違いない感じです。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ワーナー宣伝用 小冊子

2020-09-12 18:56:01 | チラシ(フライヤー)類、EL&P関連
ワーナー宣伝用 小冊子




表紙には、
「HOT100  CHART」とありますが、
収録数は確認しておりません。

大きさは、
19.5cm×10.0cm
目次の頁を含めて全32頁ですね。

ワーナー・パイオニアの洋楽販売課の企画によるものです。



目次

このタイプの冊子は、
レコードのリストから、
おおよその製作年が解るのですが、

1972年の来日公演が終わって、
「恐怖の頭脳改革」をリリースする間ぐらいに、
作られたようです。





イエスは「危機」
ツェッペリンは「Ⅳ」が、
最新アルバムになっています。

このような冊子は、
どの程度の頻度で製作されていたのか、
全く解りませんし、
折りたたみのパンフレット仕様の場合もあるようです。

アーティストに関する短い説明文も、
その当時の捉え方が大雑把に集約されていると思うので、
過去の栄光を確認する資料になりますね。

メーカーが製作しているのは、
所属アーティストへの「推し」の説明しかないので、
不快にならずに済みます。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

オムニバスCD Serious UNDER GROUND

2020-09-09 16:54:40 | Keith Emerson THE NICE関連
オムニバスCD Serious UNDER GROUND

ナイスの曲が収録されたオムニバスCDを取り上げるのは久しぶりです。



ペラ紙2つ折りジャケット



CD盤面

斜めにみたマンホールのデザインで、
全て統一。

このシンプルさも味わいですね。

2000年にリリースされたCDです。

9枚ある「Serious」のシリーズのうちの1枚のようです。

制作会社は、「EMI-Plus」となっています。
ペラ紙内側の収録曲の一覧を見ると、
それぞれの楽曲のリリース年が記載されていますが、
1968年から1969年にリリースされた楽曲に絞って、
セレクトしています。

この時代にもてはやされた曲という事なのでしょう。

ナイスはスタジオ録音の「アメリカ」が収録されています。



プラケース裏側

プラケース裏側を見ると「Printed in E U」とありますが、
記載事項を見ると、
ほとんど「オランダ」で企画制作されたような感じですね。

私の知らないミュージシャンもかなりありますして、
ヴォーカル主体の楽曲の間奏のオルガンの音が、
やたらキラメイテいたりするのもあり、
調べて見る気にさせるほどの刺激もありましたが、
最近は勤務先の仕事が色々あって余裕がない感じ。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

解説ブックレット in FANFARE BOX

2020-09-07 15:11:33 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
解説ブックレット in  FANFARE BOX

ハードカバーのブックレット。



表側
大きさは、
ほぼ、アナログ盤ジャケットサイズ



裏側

EL&Pファンだからと言って、
このボックスを全ての人が購入するわけではないでしょうから、
購入してもらいたいが故の、
目玉の品物を含ませなければなりません。

70年代の3枚組のライヴのアナログ盤も、
目玉と言えるものでしたが、
このブックレットも、
見方によっては目玉の1つかも知れません。

いわゆる、アルバムやコンサートパンフの復刻版ではなく、
新規に作成されたものであるからですね。

全て英字で書かれているので、
内容の概要を書き記す事はできませんが、
将来、力を付けて、訳すチャンスがあったとして、
珍しい記述があったらレポートしたいですね。

このブックレットですが、
資料的価値を求めるというのであれば、
少々、期待外れなところもあるかと思います。

解りやすいところでは、
ヨーロッパ等の国々で制作された、
シングルレコードのジャケットの写真が、
収録されています。

巻末の方にあるのですが、
28頁から35頁にかけて、
1頁に4枚掲載で、
全32枚。

割と大きいので見やすさはありますね。
私みたいに古物を特に収集していないファンにとっては、
ちょっとしたお楽しみになります。

ただ、どこの国で制作されたものかの説明はありません。

この中に日本で制作されたものが、
ランダムに5枚掲載されています。

ラッキー・マン
フロム・ザ・ビギニング
庶民のファンファーレ
セ・ラ・ヴィ
ホンキー・トンク・トレイン・ブルース

このブログでも、
国内盤は、
あえて、ジャケットペラ紙の裏側を掲載したものもありました。

全てを網羅しているわけではないので、

「過去のシングルレコードのジャケットを、
幾つかお楽しみくださいませ。」

という感じになるかと思います。

あくまでも、
アナログ盤時代のアルバムをCDとして揃えて、
ボックスに収納するというのが主眼であれば、
このブックレットは付録的な意味合いになるので、
内容が大雑把なモノでかまわないという事なのでしょう。

「内容は大雑把でも装丁は豪華」という、
ちぐはぐなモノのとも言えますが、
目玉の1つには違いないでしょう。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

エイジア 詠時感 カセットテープ 国内版

2020-09-05 18:59:04 | Carl Palmer関連
エイジア 詠時感 カセットテープ 国内版

エイジアのカセットテープを、
幾つか取り上げているわけですが、
国内版に関しては、
「アストラ」と「アルファ」を既に取り上げています。

ファーストアルバムのカセットテープは、
米国版を取り上げていましたが、
国内版はまだのようでした。



インデックス



カセット本体
何年か前にもつぶやきましたが、
もはや、自分自身でも、
過去のブログを確認しないと、
特別な品物を除いては、
取り上げの有無が解らなくなりつつあります。(汗)

最近、国内版のカセットテープに関しては、
ケースを覆うように巻き付けてある部分を、
カットしている場合があると述べていますが、

この「詠時感」のインデックスに関しては、
どうやら、巻き付けてある部分をカットしている事が、
裏側の記載事項の一部が切れている状態から、
判別できました。

完品ではありません。

一部のカセット派は、
本当にカットするのが好きなのですね。

カットされた部分には、
メンバーの写真があるようです。

「ASIA」の英文字のロゴが存在しており、
それは、CDのジャケットに描かれている事もありますが、
このカセットテープのインデックスにおいては、
日本語の「エイジア」のロゴのデザインが試みられています。


龍の頭が先頭

その後、このカタカナのロゴは、
特に継承される事はなかったようで、
「アルファ」のカセットテープのインデックスにおいては、
使用されておりません。



ケースは同じ出品物等と比較すると、
白色がオリジナルのようなので、
取替られてはいないようです

洋楽のバンド名のカタカナのロゴというもの、
あまり見かけた事がないようにも思いますが、
新しいバンドが売れる事を願って、
デザインを試みたのかも知れません。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

女性セブン 1972年 8月9日号

2020-09-03 08:39:21 | 一般誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
女性セブン 1972年 8月9日号



表紙
この頃の一般誌で、
アサヒグラフと、
週間プレイボーイ誌に、
掲載されていたEL&Pを取り上げましたが、
こちらは女性誌ですね。

(アサヒグラフの方は、
ブログを何となく始めたばかりだったので、
表紙の写真しか載せていませんが、
カラーグラビアや、
押し寄せるオーディエンスの写真もあって、
当時の球場コンサートの一側面を見る感じです。)

この女性セブンには、
週間トピックスの、
出来事の1つとして、
写真が1枚だけ掲載されています。


グラビア頁ではない

情報に基づいた主な出来事に関しては、
レポートも載っているのですが、

(千葉真一本人へのインタビューから、
千葉真一は野際陽子を親しい友人と認識しているが、
ひょっとしたら恋人かも知れないと思い始めた等のレポートですね。)

EL&Pに関しては、
キースの写真の下に、
ちょっとした説明があるだけで、
特に長文のレポートはありませんでした。

写真の掲載が、
EL&Pの来日公演が、
音楽業界を超えた話題の1つであった事を、
伺い知る事ができますね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。