EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

BRAIN SALAD SURGERY US Atlantic盤 SD19124

2012-05-31 18:44:47 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
BRAIN SALAD SURGERY US Atlantic盤 SD19124


画像① 裏側 表は省略 この時点ではまだ特殊観音開きです


画像② インナーとラベル(レーベル)
新品購入ですが、
ポスターはついていませんでした。



画像③ シュリンクに貼られていたシールは,
保管します。


当県の高校の総体というのは、県庁所在地を中心に行われます。

そして、その会場までは列車で移動する事がほとんどでしたね。

部活動はそんなに強くないので、宿泊しても、翌日には引き上げる事がほとんどです。

列車の時間が来るまでは、
駅ビルの中でウロウロしているわけです。

目的地の駅ビルの中にある百貨店には、
レコードショップが入っていましたね。

そこでは輸入盤も扱っていました。

本品物はそこで発見したのでした。

発見というと大げさですが、
地元のレコードショップにおいては、
国内盤であってさえ、よほどの売れ筋しか置いていないわけです。

そう言う意味では、
初めての公式輸入盤との邂逅という事であったかも知れません。

ここで私の小学時代からの物集めの習癖を語りますと、

母からわずかなお小遣いを頂戴しているにも関わらず、
「気に入ったものは同じものを二つ買う」という、
浪費癖ともいえるものがあったわけです。

ヒーローの手帳とかがそうでした。

一つは保存用。
もう一つはいじくりまわし用。

そのため、
同じ国内盤のレコードを所持しているにも関わらず、
米国盤を購入してみようと決意する事に、
ほとんど躊躇はなかったように思います。

当時は、レコードのリリースの仕方に関する知識はほとんどなく、
(今もそうなのですけどね。)

「これが恐怖の頭脳改革の米国盤か!」

と一人頷いていたわけです。

このヴァージョンにいたるまで、
米マンティコア盤も存在していたなどという事は考えもしませんでした。

そのため、
「英国の頭脳改革はマンティコア」
「米国は頭脳改革はアトランティック」

と単純に思っていたわけです。

それで、

「米国ってケチなのかな、
日本盤と違って歌詞ポスターもついていないや!」

「でも、レコード中央のラベルが、
ジャケットデザインと同じなのは、カッコイイね。
これだけでも、買ったかいがあるというものだ。」

という感想を持っていました。

音質の違いが解るようなオーディオ装置を持っていたわけではないし、
そもそも、「プレス国によって音質が異なる事がある」という事すら考えてもみませんでしたしね。

いずれにしましても、同じアーティストの同じレコードを購入したのは、
これが初めてでした。

ヴァージョン違いに本能的に飛びつく原点が、ここにあったわけです。

洋楽に目覚めてからは、レコード欲しさにローカル新聞の配達のアルバイトを始めました。
それも同じものを買ってしまう傾向性を支える事につながりました。

以上。

本ブログは、エマーソン、レイク&パーマーに関する物品のあれこれを中年サラリーマンが自らの思い出と共に綴っております。
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2012年5月31日 yaplog!
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アトミック・ルースター登場 1979年の廉価盤

2012-05-30 14:14:23 | Carl Palmer関連
アトミック・ルースター登場 1979年の廉価盤


画像① ジャケット表側 ¥1,800でシングルジャケット


画像② ジャケット裏側 若すぎるカール

1979年に購入したこのアルバム、
廉価盤です。

ネットをやるようになってから、
たまたま、最初の国内アナログ盤がダブルジャケットである事を知りました。

このアルバムに関しては、
国内アナログ盤のダブルジャケットの帯付きともなれば、
EL&Pものなんて、問題にならないくらい、入手競争が激化します。

「衝撃のロックトリオ伝」を読み終えると同時に、
最初に購入したEL&Pのアルバムに何度も針を落としながら、
その世界に引きずりこまれていくわけですが、

1979年になって、音楽誌からのEL&Pの情報も入ってこなくなった頃の事です。
「衝撃のロックトリオ伝の巻末のディスコ・グラフィー」に掲載されていたこのアルバムが発売される広告が音楽誌に掲載されたわけです。

願ってもいない事でしたね。

当時の私のこのアルバムへの感想としては、
「ザ・ナイスのエレジーよりはちょっとは気に入ったかな」
みたいなところだったと思います。

EL&Pを好きになったのは、良かったものの、
それに関する情報等などは、もの凄く少ない時期でした。

クラスのクィーンファンは、
情報過多とグラビア過多で順風満帆。
ま、情報過多と言っても70年代ですから。


私はクィーンの音楽は好きだったけど、
クィーンファンは、EL&Pを良いとはなかなか言わないのだよね。

それでも、洋楽ファンは少ないので、
機嫌良くレコードの貸し借りをしておりました。

以上。

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インフェルノCD 2003年リリース盤 未開封 チネヴォックス名盤セレクション CPC8-1217

2012-05-29 11:35:13 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
インフェルノCD 2003年リリース盤 未開封
チネヴォックス名盤セレクション CPC8-1217



画像① 表


画像② 裏

インフェルノの最初の国内盤CDはジムコレコードから発売されました。
ナイトホークス以外のサントラ盤が、すべてまとめてCD化された時ですね。
ジムコの一連のCDに関しては、リリース時はそれほど購入意欲も湧かなくて、
リリースと同時に即購入という流れにはなりませんでした。

インフェルノのアルバムというと、アナログジャケットから想像する暗がりに浮かぶ骸骨を思い浮かべるわけです。
21世紀になってから、地元のレコード店の販売予定の資料から、別会社からインフェルノのCDがリリースされる事を知り、早速、注文しました。
そして、届いたジャケットはご覧のように別物でした。

曲順とかは精査していませんが、内容は、ほぼアナログ盤と同じでしょう。

けれどもジャケットデザインは明らかに異なるわけですね。

このインフェルノのCDに関しては、
サントラとして優れているという事が評価されて、
リリースの運びになった記述が、帯に見受けられますね。

たまたまキース・エマーソンの作品だったという事で、
誰が作曲していたにせよ、インフェルノの音楽は映像にマッチしていると評価されたのであると思います。

だから、キース・エマーソンは素晴らしいという話にはなるのでしょうが。

このCD、
どうして未開封のままなのかというと、
購入した当時、開封して聞いてみようという気が起きなかったからですね。

それまでは「購入したCDは開封して一度は必ず聞く」という、
普通の音楽好きの姿勢を維持していましたが、
CDは購入しても、未開封のままとっておくという、
それを全くしない人からすれば、驚くべき習性が、
時々顔をのぞかせるようになりました。

フィギュアなどは、よく箱から未開封という事で出品されていますし、
それだけ(未開封)で価値がついて、人気商品には札が入ります。

フィギュア等の透明ブリスターパックの商品は、一定の角度からは覗く事ができるので、
それなりに楽しめるわけです。

では、CDの場合はどうなのでしょう。
時々、変形ジャケットが制作されて、開封意欲をそそられる場合はあります。
しかし、メインは音楽です。
そのため、音質にこだわらない場合、
一度聞いた音楽のCDは開封しない事も出てくるのだと思います。

CDの未開封品が、売りに出されるのを初めて見た時は、
私と似たような傾向性を持っている人もいるのであろうなと思いましたね。

(もちろん、音楽評論などを生業としている人が、すべてのCDを聞く事ができずに、知り合い等に頼んで売って処分するケースもあるとは思いますが)

インフェルノに関しては、その後、
アット・ザ・ムービーズ3枚組の輸入盤を入手したので、
そちらで聞いて済ませてしまった感じです。

以上。

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2012年5月29日 yaplog!
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スピード2 サントラ マーク・マンシーナ 1997年

2012-05-26 13:19:05 | EL&Pを支えたアーティスト・プロデューサー等
スピード2 サントラ マーク・マンシーナ 1997年


画像 ジャケットと帯

マーク・マンシーナは、「ブラック・ムーン」リリース時に、
キーボードマガジン誌上で、顔写真入りで紹介され、
そのインタビューも掲載されたように記憶しています。

EL&Pのメンバー個々人も、マーク・マンシーナを個人的に気に入ったようで、
アルバム作りの合間にそれぞれ食事をしたりしているようでした。

気に入られた要因の一つは、
マーク・マンシーナが若い頃に、アマチュアバンドでEL&Pの曲を演奏したビデオが残っていたみたいです。
それをEL&Pのメンバーが目にする事で、親近感が生まれたのであると思います。
ファンであったという言葉を何度も重ねられるよりも、心の距離があっという間に縮まる瞬間であった事でしょう。

それが元で、アルバム「ブラック・ムーン」にも、1曲、楽曲を提供していますよね。

マーク・マンシーナは、その後、映画音楽の世界に本格的に身を投じる事になりました。

「ブラック・ムーン」に続くスタジオアルバムのプロデュースも、
マーク・マンシーナに依頼する話もあったようですが、
ほぼ同時期に、映画音楽の世界でマーク・マンシーナは、ブレイクしてしまったわけですね。

それが映画「スピード」のサントラのプロデュースと作曲です。

本アルバム「スピード2 サントラ」は、その「スピード」のサントラプロデュースが評価されて、続編の担当も任された証のアルバムであります。

これに付随して、日本のTKの曲も収録される事になりました。

TK氏は、当時、「飛ぶ鳥を落とす勢い」という表現そのままに、ジャパニーズポップスシーンをリードしていましたね。

TK氏の音楽自体に関しては、プログレファンでも、様々な捉え方があるようです。

賛否両論の捉え方は、
主にTK氏自身の作品の世間を騒がせた版権問題が露呈してから、
一気に噴出した感じでもありました。
賛否の否の方は、「ここまで言うか!」と言うものもありましたね。

それはそれとして、TK氏の音楽を通じて、EL&Pを知る事になった若い方々もいる事は確かなようですよね。

その事を踏まえると、
このサントラ、
EL&Pのアルバムのプロデューサーを務めた事のあるマーク・マンシーナと、
EL&Pの音楽を自らのファンに知らせる事に一役買ったTK氏の両方の名前が見られるという点において、ちょっと興味が湧くアルバムという事になりますね。

以上。

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エマーソン・プレイズ・エマーソン 国内盤 2002年

2012-05-25 15:38:14 | Keith Emerson関連
エマーソン・プレイズ・エマーソン 国内盤 2002年


画像① ジャケット
数ページの冊子仕様



画像② 帯とCD

このアルバムがリリースされてから、既に10年以上の月日が経過しました。

当時は、まだ地元のレコードショップがまだ営業しておりましたので、
地元のレコードショップで入手しました。

確か注文して購入したのではなく、キーボードマガジンか何かで、リリース情報を知り、
注文しに行こうと思ったら、店頭で見つけたような流れでしたね。

私が「どうして、このCDを置いてあるのですか?」と質問したら、

「EL&Pは新譜情報が来ると、必ず1枚は発注するようにしています。」

との話でした。

考えてみると、他のEL&Pのアルバムは、このショップで購入した事は、
それまで、一度もありませんでした。
通うようになってからは、他のミュージシャンとか、特撮のオリジナルビデオLDとかばかりを購入していたわけです。

この時点で、
「店主はEL&Pを知っている方である」という認識になり、
店じまいをする当日まで、浮気をせずに通い続ける事になりました。

改めてCD棚を見つめてみると、
60年代後半から70年代のビッグネームを、
売れるか売れないかは別として、
ある程度の在庫を置いている感じでしたね。

しかし、店舗の売り場面積から考えると、
陳列できるCDの数は限られていますので、
一枚売れたから再補充をするという方針ではないようでした。

となると、売れ残りのビッグネームのCDが、ずっと陳列されている状態と言えましょうか。

EL&Pに関しては、うっすらとした記憶になりますが、
「ロイヤル・アルバット・ホール」と、
「イン・ザ・ホット・シート」と、
「ナウ・アンド・ゼン」がいつも置かれていましたね。

ピアノ曲集である本アルバムがリリースされるまで、
いろいろな企画の情報が、「もたらされては消え、もたらされては消え」という感じでした。

1990年の1月頃の、キーボードマガジンのニュースコーナーに、
「キース・エマーソンがピアノ曲だけのアルバムを完成させた。」という記事が掲載されたのですが、
それが始まりだったように思います。

しかし、その時に完成させたと言われている内容のアルバムが、
この「エマーソン・プレイズ・エマーソン」の内容と100%合致しているかというと、そうでも、ないみたいですし。

私にとっては、
「EL&Pに関してのニューリリース情報は、
かなりはっきりとした塊になるまでは、あまりあてにならないものだな」という感じを持つようになる、きっかけになったニュースでした。

ハイヴォルテージのHQCD2枚組の解説に記載されている、キースが完成させたニューアルバムがいつリリースされるのかを、過度な期待をせずに、待ちたいと思います。

以上。

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タルカスボックス

2012-05-24 15:10:14 | 販促商品等Emerson,Lake&Palmer
タルカスボックス 

某大手通販サイトにおいては、先着で、
先日のブログに記したEL&Pの初期アルバムのHQCDを5枚購入すると、
タルカスボックスが頂戴できるわけですが、

そのボックスが如何なるものであるかの写真が、
そのサイトに掲載されていないわけなので、
今日、その写真をアップしてしまうと、
営業妨害になってしまうかも知れないわけですね。
写真をアップしないのは、販売戦略の一つと考えられますので。

従いまして、そのタルカスボックスに関しては、
売り切れになった頃に、アップする事にします。

(いや、購買意欲をそそる事に貢献するとも考えられない事もないか?)

それで、本日、掲載するのは、
昨日、写真を掲載したタルカスのK2HDを含めて、
初期アルバム5枚を購入すると先着で頂戴できたタルカスボックスです。


画像①


画像②


画像③


画像④

総じてタルカスボックスですが、
ややトリロジーが混じったボックスと言えましょう。

先般、アップした展覧会の絵ボックスと異なり、
二つに分離して、CDを収納するタイプです。

このタイプは、紙ジャケCDを保護するには、埃をカットできるので、
紙ジャケットを大事に保存したい人にはうってつけですね。

しかも、全部収納しても、隙間があるので、
ザ・ナイスの紙ジャケットとかを入れておけばちょうど良いわけですね。

色は国内盤タルカス色。

これは新宿で、2005年の「KEITH EMERSON BAND」 のコンサートを見に行く前に、
買うつもりがなかったのを、勢いで買ってしまったわけですね。

これが、そもそもの間違いというか、
それからの投資の道への始まりでした。

結局、別のボックスも欲しくなってしまうわけです。

箱癖ほどコワイものはありません。(笑)

以上。

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タルカスのHQCD 本日発売

2012-05-23 13:11:39 | 「タルカス / TARKUS」
タルカスのHQCD 本日発売

ハイクォリティCDに関しては、今まで聞こえなかった音が聞こえるとか、個々人の感想がいろいろとあるようです。

私自身は、音楽はカーコンポでしか聞かなくなっていますし、そのカーコンポでさえ、特別なこだわりを持ってセットしているものではありません。

HQCDの音そのものに関しては、いろいろな方が、ブログで記したりしておりますし、ご存知の通り、そのような内容のブログを記す手腕はございませんので、いつも通りの観察日記を書く事にします。

E式ジャケットの再現は、前回の「SHM-CD+ボーナストラックの紙ジャケット企画」から、始まったように思います。

今日は、すべて持ち出す時間がなかったので、とりあえず、2005年の「K2HD紙ジャケット企画」と今回のHQCDを準備しました。


画像①
並べる
色の違いが一目瞭然。
最初から帯をオリジナルに近づけると、
某大手プログレ店も、
帯の復刻の作業の手間がはぶけるというものです。



画像② 背部


画像③ 上部から

E式ジャケットはUKオリジナル盤の再現との事でしたが、この再現ぶりは徹底していますね。

紙の薄さといい、真っ白ではないCD挿入部の色といい、海外アナログ盤ジャケットの貧相さを見事に表現しています。

レコードジャケットにも、レコードそのものを贅沢品のようなものとして捉えるか、
消耗品のようなものをして捉えるかの文化の違いというものがあるのでしょう。

色の違いに関しては、タルカスカテゴリーのヨーロッパ盤CDのところで記述しましたが、
このE式ジャケットに関しては、アナログ盤の方がもっと明るい感じがしますね。

以上。

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カール・パーマー「1:PM」の紙ジャケットCD 2007

2012-05-21 13:47:26 | Carl Palmer関連
カール・パーマー「1:PM」の紙ジャケットCD 2007


画像① 帯とジャケット表側
私の所持している紙ジャケットアナログ盤とは、
微妙に異なります
完全再現と謳っていないので、これでよいかも知れません



画像② ジャケット裏側 ラブビーチヘアーのカール

カール・パーマーのリーダーバンドと言われるPM。

国内盤CD化は、ベルアンティークレーベルであったと思います。
こちらは、ユニバーサルミュージックになりますね。

PMのデビューアナログLPは日本国内ではリリースされずに終わりました。

キースの「ホンキー」といい、
カールの「PM」といい、

EL&P関連というだけで、リリースしても、大した売り上げは見込めないと、レコード会社は判断したのでしょうね。

日本においては、「ラブビーチ」が売れなかった事が、個々のメンバーのアルバムをリリースするかしないかの判断に大きく関与した事は否めないと思います。

音楽誌ミュージックライフでは、レコード店数店のランキングを毎月載せていましたが、数店のチャートに置いては、「ラブビーチ」もベスト10入りは果たしてはいましたけど。

この時期は、一つのアルバムを出すと、ほぼ、一年間年間洋楽チャートをにぎわしていた頃とは、大きく評価が変わって来ていたと思います。

PMに関しては、普通の輸入盤店に赴いたら、即、購入できるという感じはありませんでした。
プログレ系専門店にリリース時に入荷したLPを即、買い求めないと、ご縁がないまま終わってしまう状況だったと思います。
そのため、
私なども、PMの音に辿り着くために時間を要しましたし、
どちらかと言うと、「何としても入手したい」という思いがほとんど無かった事も確かです。

その背景には、このPMの音を耳にした、EL&Pファンクラブのスタッフの発言が影響していますね。

私が、「PMってどんな感じなの?」とたずねると、

「普通のロックだよ。ダーイナマイト♪♪♪って感じで歌うのだよ。」(メロディー付き)

と言って会話がそれ以上続かなかった事を覚えています。

PMの音ですが、

「良くもなく、悪くもなく」と言ったところでしょうか。

カール・パーマーがドラムを演奏していると言う事実以外に、
大した価値は見いだせないような気がします。

あまり面白くない楽曲を、個々のメンバーが、とても丁寧に演奏しているという事だけは、はっきりと感じられます。
メンバーの経歴を見るとメジャーなミュージシャンではないけど、実力だけはあるとの記述。

それが唯一の救いですね。

あと、ところどころ、キースを意識したと思われるキーボードの音とかもあります。

まぁ、カールと組んだら、バンドのキーボードプレイヤーも、キースを意識せざるを得ないのは当然の事ではあります。

例えば、エイジアのファーストであれば、
この音を初めて耳にした業界関係者が、
「一体、誰の曲で、どんな連中が演奏しているのだ!」
と言う話になったと、本ブログで紹介したエイジアの書籍に記されていました。

それまでのプログレとは違っていたにせよ、
普通のポップス、ロックとして聞いても、非凡なものを感じ取ったわけですね。

そういう意味では、PMは、エイジアの先駆けでも何でもないロックです。

才能のある人たちに恵まれてバンドに加わる事が、いかに自分のキャリアにおいて大切かと言う事を、カールは身にしみて感じる事になったかも知れません。

カールにとっては、表向きは負の歴史ですね。

以上。

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2012年5月21日 yaplog!
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QUEEN 「THE WORKS」 アナログ国内盤の解説

2012-05-19 18:17:39 | 他バンドのライナー等に特別に登場するEL&Pの文字
QUEEN 「THE WORKS」 アナログ国内盤の解説


画像① ジャケット表
この金色の帯、
とても指紋がつきやすかったですね。



画像② ジャケット裏
EL&Pに直接関係のないバンドの、
レコードジャケットの裏まで載せた事はないでのですが、
このメンバーの写真の配置、なんだかいい加減。
日本盤だけ帯にかぶさらないようにしたのかな?
背景はどうでも良いデザインだから、
如何様にもなったと思うけど、
それとも、力関係の明確化?


70年代、クィーンは、ほぼコンスタントに毎年アルバムを発表していたわけですが、
2年ぐらいの沈黙があったようです。

その後、リリースされたのが、この邦題「ザ・ワークス」。
1984年の事でした。

このアルバムの解説は、音楽評論家の渋谷陽一氏とミュージックライフの女性編集者2名の計3名に対して、
10個の質問が用意されており、
その10個の質問に、それぞれの方が、答えるという方式をとっています。

その回答の中で、ELPの文字を2名の方が用いています。

ここでEL&Pが持ち出された理由としては、

数年の沈黙の後にアルバムをリリースして、
しかも、そのタイトルが「THE WORKS」。

それが、EL&Pみたいだという事ですね。

前作において、クィーンの路線が微妙に変化していた事も加わり、
(シンセサイザーを使用するようになりました。)
しかも、そのアルバムが、「ザ・ゲーム」の半分以下の売り上げしかなかった事もあり、
ある種の行き詰まり感を持って眺められていたのかも知れません。

そこに来て、「WORKS」なんて、タイトルがつけられたのですから、
「WORKS」イコール「ビッグバンドの解散への前奏曲」みたいな感じを回答者は持ってしまっていたと考えられます。

回答の内容としては、EL&Pを引き合いに出しつつ、「クィーンもひょっとしたら続かないかも知れない」と「いや、クィーンは大丈夫だ」の2通りの意見になっていますね。

このアルバム、結果としては、前作を遙かに上回る売り上げとなり、EL&Pのような結果にはならなかったわけですね。

クィーンの立場からすれば、
「オレたちは、ワークスってタイトルをつけたからと言って、つぶれる事はないのだぜ!」
という事を証明したわけです。

シングルカットされた「RADIO GA GA」は、レディー・ガガの名前の由来になったと言う事ですが、

先般、にキース・エマーソンのインタビューが掲載されているという理由で、一般雑誌の「ゲーテ」を紹介いたしました。

そのインタビューで、キース・エマーソンはタルカスを引き合いに出しつつ、
「レディー・ガガのような音楽は、時間が経つと残らないでしょう。」みたいな言い方をしています。

私はそうは思いませんけどね。

私がEL&Pをずっと好きでいる理由の一因として、
もっとも多感な少年時代に巡り会ったという事があると思います。

レディー・ガガを聞いている少年少女の耳にはレディー・ガガが刻印されるでしょう。

ただ、何十年も経てから、レディー・ガガの音楽を、多くのミュージシャンがアルバムに取り上げて収録するかどうかは、定かではありません。

そう考えた場合、現時点におけるキースの発言は、的を射ているという事になりますか。

以上。

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セ・ラ・ヴィ シングルレコード 国内盤 C’EST LA VIE

2012-05-18 17:56:48 | 「ELP四部作 / WORKS volume1」
セ・ラ・ヴィ シングルレコード 国内盤 C’EST LA VIE


画像① ジャケット表


画像② ジャケット裏

このシングルは、ELP四部作からのシングルカットなのですが、
歌と演奏はグレッグ・レイクと表記されていますね。

しかしペラ紙の表上部の説明は、ELPの曲であるかのような書き方をしています。

それで、このシングルがリリースされた国では、どのような扱いになっているかを、大まかに調べてみました。

USA GREG LAKE
UK GREG LAKE
France Emerson Lake & Palmer
Canada Emerson Lake & Palmer

米国盤は、セ・ラ・ヴィのロングヴァージョンとショートヴァージョンがそれぞれA面、B面に収録されているものもあるようです。

カナダと英国と日本のB面は「ジェレミー・ベンダー」。
フランスは、「hallowed be thy name」が収録されていたようです。

なんで、ジェレミー・ベンダーなんて収録するのか解りませんが、
時間が短いから制作コストが安かったという事でしょうか。

カナダのチャートで第一位を獲得したという事は、ハイヴォルテージボックスのカールのインタビューで解りました。

このシングルがリリースされた事をどこで知ったかと言いますと、
地元のレコード店で、わずかな枚数しか置いていない、洋楽シングルレコードを物色して知ったのです。

なので、音楽誌の広告等にも取り上げられていなかったように思います。

四部作リリース当初から、この曲は何故か有名になっており、
EL&Pのブート盤の広告などでも、わざわざ「セラヴィを含む」と表記しているものもありましたね。

しかし、四部作の国内での全般的な不人気も加わってか、このシングルが売れたと言う話は耳にした事がないですね。

イージーリスニングのセ・ラ・ヴィが入ったアルバムをそのうち紹介しますね。
そのアルバムに収録されたという事実が、名曲の証という事なのでしょう。

以上。

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プログレッシブロックの哲学 2002年出版

2012-05-17 19:38:25 | 関連書籍Emerson,Lake&Palmer
プログレッシヴロックの哲学 2002年出版



画像 表紙 
本書はたまたま隣県の弘前市の紀伊国屋で、
見つけたものですね。
昨日とりあげたCDと同じ年に出版されていたようです。
本日は忙しかったので、表紙はネット上から拝借。
実物は車に積んでありますけど。


あえて、このブログで紹介する必要のないほど、プログレファンの間では、知られている書籍ではないかと思われます。

エマーソン、レイク&パーマーの事を好意的に見ていると思われる学者の一人、巽孝之先生の著書になります。

実際、エマーソン、レイク&パーマーに関する記述も、多くの誌面をさいて論じられております。

学者の書かれた書籍というのは、一読では掴み取れない専門用語がちりばめられており、
サッと読んだだけでは理解できない箇所も多くあります。

無論、これは私の読書量が足りないためであります。

これは、とある思想家の著書に記してあったのですが、

ある程度の量の書物を読むと、何百冊かを越えた時に、見えてくる世界のようなものがあるそうです。

それは、そこに到達した人でなければ、解らない知的水準の世界が開けているのであると推定されます。

そうなると、読書におけるある種の「悟り」の世界があり、サッと読んだだけで、著者のいわんとする事が見えてくるような境地なのかも知れません。

巽孝之先生は、一プログレファンとしてのスタンスで、この書籍を著しているように説明されていますが、

手軽に読めない文章の流れは、70年代末期のプログレ誌、「フールズメイト」を彷彿させるものがあります。

エマーソン、レイク&パーマーのファンとしては、アカデミックな分野に携わる方が、EL&Pに関して好意的に論じているというだけで、嬉しいものです。

やや書き足りない気がしますが、あとで、補足しておきたいと思います。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーのファンである筆者が、
遅れてきた若い世代のファンの参考の一助になればと思い、70年代から現代までのEL&P関連ネタを思いつきで、行ったり来たりしながら綴っております。
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2012年5月17日 yaplog!
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角川アニメスーパーベスト 2002年リリース

2012-05-16 16:05:22 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
角川アニメスーパーベスト 2002年リリース


画像① ペーパースリーブ表
シュリンク上に丸いシールのみで、帯はありません



画像② ペーパースリーブ裏
曲名が記されています
キース関係は3曲



画像③ 付録のカード
大きさはほぼCDプラケース大



画像④ カードの裏
主役の声優がアムロ君だったのは、
すっかり忘れていたわ


今は店を閉めた地元のレコード店で、リリース時に求めました。

なにしろ、「地球を護る者 シングルヴァージョン 初CD化」との事前情報がありまして、よく考えもせず購入してしまった次第です。

それこそが、キース・エマーソンファンに対しての「売り」なわけですね。

あと、あまりそう多くはないと思われる80年代アニメサントラマニアとかも存在しているのかも知れません。

そして、この売り文句は、決して軽視できないです。

現在のところ、「地球を護る者シングルヴァージョン」をCDで聞くには、このCDを入手するしかないわけですから。

そんな事情も考えると、海外のコレクターが欲しがる一品である事は間違いないですよね。

但し、このCDの解説やペーパースリーブには、その「売り文句」が全く記されていませんね。

レコード店向けの冊子の事前情報を読んで知ったのだと思います。

と、希少価値をあれこれ言っておりますが、
実際の音の方は、特にシングルヴァージョンといっても、アレンジが異なるとかそんな事はまったくなく、短いだけだったように思います。

個人的には、幻魔大戦のサントラの中において、
「地球を護る者」は、そんなに良いとは思わない方の曲ですね。

ただ、年月が経てば好みも変わる事もあるので、
所持していれば、また、新たな味わいや発見もあるかも知れません。

このCDのような企画にキース・エマーソンが名を連ねる事ができるのも、
映画が「角川アニメ」だったからであります。

以上。

本ブログは、EL&Pのあれこれを綴っております。
遅れてきた若いファンにちょっとでも参考になれば、あるいは思いを同じくするファンと気持ちを共有できればと思い日々綴られております。
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2012年5月16日 yaplog!
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最初に買ったザ・ナイスのアルバム 「エレジー」

2012-05-15 17:31:36 | Keith Emerson THE NICE関連
最初に買ったザ・ナイスのアルバム 「エレジー」


画像 経年劣化で、ジャケットの内側の白い部分にも、
多くのシミがあります。
アナログジャケットは、
上下横の入り口をすべてふさいで、
劣化を防ぐべきと身にしみて知る今日。


EL&Pのアルバムを買い揃えた高校1年の私は、
限りなくEL&Pに関する音を聞きたくて仕方ありませんでした。

その頃、
メーカーである「フォノグラム」の、
このレコードに関する広告が音楽誌に掲載されたように思います。

これは、再発盤なので、ジャケットもシングルジャケットです。

当時は、「シングルジャケットがオリジナルかどうか」すらも、解らない状況でした。

それはそれとして、
生まれて初めて、レコードをレコード店に注文して買う事になりました。

届くまで、2週間から3週間ほどかかったような記憶があります。

針を落としてみました。

この音はややショックでした。

エマーソン、レイク&パーマーの圧倒的で華麗なるシンセサイザーの音、手数の多いドラム、伸びやかな歌声といった要素に慣れ親しんでいた少年にとって、

あまりにも、その落差に驚いたものです。

キース・エマーソンのオルガンの音だけは、勢いとスピード感を持って聞こえてきますが、
EL&Pほどの魅力を覚えなかった事だけは確かですね。

それでも、聞いているうちに、その良さが出てくるのではないかと思い、
聞き続けていたはずですね。

しかし、このエレジーの再発盤の前後に再発されたと思われる「五つの橋」を買う意欲が起きなかった事は確かですので、
キースがキーボードを弾いているとはいえ、なかなか馴染み難いサウンドだったのだと思います。

むしろ、キングレコード等の廉価盤である「ユーロピアンロックコレクション」のバンコとかを、EL&Pに近いと思って好んで聞くようになりましたね。

この頃、田舎の少年がレコード店に注文して入手できる、国内盤のザ・ナイスのアルバムは、少ししかありませんでした。

ベスト盤とライヴ盤。
それと「五つの橋」の廉価盤。

その中で、何故か、「五つの橋」だけは、購入しませんでしたね。

理由としては、音楽誌の「売ります。買いますコーナー」で知り合った方から、
ザ・ナイスのカップリングアルバムを購入できた事も一因かも知れません。
そのアルバムで「五つの橋」の音を聞く事ができたので、あえて注文してまで、欲しいという気持ちが湧かなかったためと思われます。

もっとも、聞いた当時は、「五つの橋」にも、あまり魅力を感じなかったわけです。

今の私にとっては、「エレジー」も「五つの橋」も、キースの音楽の貴重な歴史であります。
若き日のキースが弾いていると思うだけで良い気持ちになれますね。

以上。

本ブログはEL&P中年ファンの筆者が、遅れてきた若いEL&Pファンに少しでも楽しんでもらえれば幸いと思い、つたない文章を綴っております。
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ロック館は親切でした

2012-05-14 09:06:52 | 入手できなかったEL&P関連の商品
ロック館は親切でした

先般、世間知らずの少年の私が、
EL&P関連の品物の有無を確認する意味で、
往復葉書を3箇所に送って、2箇所から返信が来た話をさせていただきました。

そのうち、返信がきた1箇所が、「ロック館」であります。

前回のミュージックライフの1978年7月号の写真で、
ロック館のカラー広告を掲載しました。

「ロック・スペース・ミラー」なるものが、商品化されているわけです。

私は今一つ、この「ロック・スペース・ミラー」なるものが、よく解らず、

「これは一体、どんな品物なのでしょうか?」

という質問と、

「EL&Pのロック・スペース・ミラーにはどのような種類があるのでしょうか?」
という質問を往復葉書に記したわけです。

返信は、

「ロックのアルバムジャケットを鏡にしちゃったという感じです。」
「EL&Pであれば、ワークスのジャケットがあります。」

という感じでした。


画像 ロックスペースミラーのカラー広告より拝借

ワークスのジャケットに関しては、
先日掲載したカラー広告に出ていたので、ワークス以外の品物が存在しているのであれば、欲しかったわけです。

しかし、
EL&P人気の凋落を反映してか、ロック・スペース・ミラーに関しては、
ワークスのスペースミラー1点のみという事ですね。
その希少価値を見いだす事が当時できなかった私は、
ワークスでは注文しようとする意欲が全くおきませんでした。

このロック館では、
海外のコンサートプログラムの通販の専門店でもあったようですね。

それからTシャツ。
先般のEL&Pファンクラブの会報、Volume2の質疑応答コーナーで、

「ロック館で売っているEL&PのTシャツには、
どのような種類があるのか?」
というのがありました。

回答は、「トリロジーのジャケットのTシャツが売られています。」

との事でしたね。

しかし、当時の私は、そのTシャツに興味がないのと、
Tシャツの宣伝は、ロック館の広告になかったので、スルーしていたのであると思います。

いずれにしましても、
田舎にいる少年には、「百聞は一見にしかず」という事もできないわけでして、
音楽誌の広告だけが、すべての頼りになっていたわけです。

実際に目にすると、購買意欲をそそられるものかも知れませんけどね。

ロック館の親切に往復葉書の返信をくださった店員さん。

本当にありがとう。

以上。

本ブログはEL&Pにまつわる商品のあれこれを思い出と共に紹介いたしております。
若い世代のファンのEL&P探求の一助になれば、
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ミュージックライフ 1978年 7月号 ライヴの刺激が恋しい?

2012-05-12 12:58:11 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1978年 7月号 
ライヴの刺激が恋しい?


プログレ界では、ジェネシスが3人になった年ですね。
私が、最初にリアルタイムで購入したジェネシスのアルバムは、
「そして3人が残った」。
ジェネシスはキーボード、ベース、ドラマーが残って、まるでEL&Pみたいでした。
(ドラマーがヴォーカルに完全に転身してしまう事になるわけですが。)
それでもメンバーと担当楽器との関連において、EL&Pに近い状態になってしまったので、試しに購入してみたという事もあります。(これは本当!)
しかし、そのサウンドは、プログレの範疇を超えたポップスファンの獲得に歩み始めた年でもあったわけですね。


画像① このミュージックライフの表紙には、
EL&Pの文字は見あたりません。


しかし、EL&Pファンにとっては、アチコチに注目すべき情報が含まれていました。


画像② カラーグラビア 1頁。
この写真、どこでいつ撮影したのでしょう。
ワークス期の写真にしては、アットホームですよね。
ワークスからのリアルタイム世代にとっては、
宝物のような出会いです。
ライヴの刺激が恋しいどころか、
借金回収ツアーでボロボロなはずであります。



画像③ モノクログラビア 3頁のラストの頁。
オンステージ準備中の写真で彩られています。
なかなか珍しいです。
夏からツアーにでるという記述がありますが、
1978年の夏に本当にツアーをしたのか疑問です。
9月からアルバムを制作するとありますが、
これが「ラブビーチ」になりました。
ステージ写真は表舞台ですが、
こんな写真も微笑ましいものです。



画像④ 保存版 あなたのロックライフを広げる完全ディスコグラフィー・コーナー。
第6回 キング・クリムゾン③ グレッグ・レイク
連載4回目からキング・クリムゾンが特集されていたようですね。
作品第二番までのEL&Pのアルバムが載っています。
シングルは未掲載。
EL&Pの保存版がいつでるのかと期待をするわけですが、
結局は出なかったと思います。
ザ・ナイスのディスコ・グラフィーをまとめてもらいたかったのですけどね。



画像⑤ ロック館のカラーCMのページ。
神田にあった田舎のロック少年にとっては、
あこがれのお店ですね。
当時は、ワークスのシンプルなデザインに理解を示すほど、
大人ではなかったので、
ロック・スペース・ミラーをゲットする事はありませんでした。


全く、EL&Pが掲載されない号に比べると、当時のファンにとっては、充実した内容になっていたと、思います。

あこがれのロック館について、次回、続きを書きます。
以上。

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