他のプログレバンドの企画製品から少しの妄想
イエスの「紙ジャケット・コレクション最終章」というのが、
近々発売される予定のようです。
私はそれを昨夜ぐらいにスマホに入っていたニュースで知ったのですが、
そもそも、「最終章」というタイトルが何を意味するのか、
全く解りませんでした。
それでも「最終章」という文字がとても格調の高いものにうつるわけです。
読んでみて解りました。
コピペをすると、
「1998年から2002年にかけてリリースされた第一弾となる紙ジャケット・シリーズは、米国盤仕様のアナログ盤を復刻したもの」
「2009年にリリースされた第二弾シリーズでは、英国盤仕様のアナログ盤を復刻」
「第三弾にして紙ジャケット・コレクション・シリーズの最終章となる今回発売される作品は、紙の質感や付属物などが海外版とは異なる独自仕様ともいえる日本盤オリジナルLPを可能な限り復刻したシリーズとなっている」
「今回の紙ジャケットCDシリーズは、日本で最初に発売された日本グラモフォン盤LPのジャケットを採用し、さらに日本グラモフォン盤の帯とその後再発されたワーナー・パイオニア盤の帯、2種類の巻き帯をリバーシブルという形で再現した『イエスの世界(ファースト・アルバム)』、ロック・エイジ・マーク帯とオリジナル帯を同じくリバーシブルの巻き帯で再現した『時間と言葉』、同じくロック・エイジ帯とオリジナル帯をリバーシブルの巻き帯で再現した『サード・アルバム』を始め、オリジナルの日本盤LPを可能な限り再現している。また、各アルバムの日本盤オリジナルLPに付属されていた歌詞カードや解説書などのオリジナル・インサートも4/5サイズで復刻し封入されている」
コピペ終わり。
この段階を一つ一つ踏んでこられたような紙ジャケットCDの企画、
それの行き着いた先が、
日本グラモフォン盤まで遡った国内盤LPジャケットを採用する事であったわけです。
ここに書かれている事が、国内盤としてリリースされている、
イエスのアナログ盤の紙ジャケットCD全てかどうかは解りかねますが、
「本当に凄いなぁ。」と思ってしまいました。
EL&Pの紙ジャケットCDは、
国内アナログ盤ジャケットの再現から始まって、
英国アナログ盤ジャケットの紙ジャケットCD化が一つの到達点のようになっているので、
企画する音楽会社が異なると、プログレバンドの「紙ジャケットCD史」も異なってくるようですね。
カール・パーマーの来日公演が決定した場合、
それに合わせて、ビクターエンタテイメントさんが、
何らかの企画盤を久々に出してくる可能性はあるかと思います。
その時は、
キースとグレッグが他界しているので、
紙ジャケットCDをリリースする度に、
90年代から繰り返し使用している添付されている解説は、
新しくしてもらいたいとは思います。
期待はしていませんけど。
それと私にとってはツボだったのは、
このニュース。
1972年3月、東京、大阪、京都、札幌の4都市を回った ピンク・フロイド 2度目の来日公演より全6公演をコンプリート収録したCD12枚組ボックスセット『The Darker Side Of Rising Sun - Japan 1972 Chronicles』が再登場。
通販サイトより画像を頂戴
これは、2014年にリリースされた品物を再発売するモノのようですね。
2014年の発売時には全く知りませんでした。
もともとピンク・フロイドには、
強烈な興味・関心を抱いた事がないので、
2014年に発売された時の音の方のレビューも読んではおりませんが、
時代を匂わせるこのようなこの装丁にはしびれてしまいます。
結局、まず企画があって、その製品化が実現していくのも、
需要と供給があってのモノでしょうから、
現時点での人気というのも後押しをしているのでしょうね。
以上。
EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。