PAOLA TAGLIAFERRO SINGS GREG LAKE
ジャケット
最近、発売された、
イタリアの「PAOLA TAGLIAFERRO」というミュージシャン(女性)が、
グレッグ・レイク歌唱の楽曲を歌っているトリビュートアルバムです。
ディスクユニオンの解説によると、
特にプログレ畑の方というわけでもないようですが、
2012年にグレッグ夫妻と知り合ってからずっと、
親交を深めていたようです。
普通に考えた場合、
グレッグが「PAOLA TAGLIAFERRO」の作品を全く聴かないまま、
親交を深める事もないでしょうから、
彼女の過去の作品に触れてはいたのかも知れません。
このアルバムの企画は、
2019年にレジーナ(Regina Lake)の方から、
持ちかけられたもので、
レジーナと「PAOLA TAGLIAFERRO」の共同プロデュースで制作されたものであり、
アルバム制作のために、「PAOLA TAGLIAFERRO」を中心とした、
プロジェクトバンドを結成したとの事。
3枚開きの真ん中のメンバー写真
特に「イタリア・マンティコア」とは関係がないようです。
今回、思ったのですが、
グレッグヴォーカル主体の曲を、
1曲とか2曲ぐらい歌って、
トリビュートアルバムに収録するのであれば、
過去に男性のミュージシャンでも行ってきた事ではあります。
ただ、
グレッグヴォーカル主体の曲で、
トリビュートアルバム1枚制作するとなると、
男性のミュージシャンにとっては、
グレッグの声色と比べられる事になりますから、
荷が重いかも知れないですね。
本アルバムのラストの収録曲は「Epitaph – Battlefield」となっており、
こんなところにレジーナの介在があるのかも知れません。
収録曲が記されたジャケット裏側
以前、取り上げた、イタリア・マンティコアからリリースされた「Moonchild」の
の「ANNIE BARBAZZA」とは全く異質ともいえるヴォーカルですが、
どちらも味わい深い事は確かですね。
今回、私は、「デジスリーヴ」なる言葉が気になって、
検索をしてみました。
「デジパック」はペーパー上にプラスティックのトレイをセットした仕様という事は、
いつの頃からか存じていたのですが、
ディスクユニオンさんでは、
この「PAOLA TAGLIAFERRO SINGS GREG LAKE」に関して、
「3面デジスリーヴ」という表現を用いていました。
私はこれまで、「見開きの紙ジャケット」という言い方をしていましたが、
デジパックにプラスティックのトレイがなくて、
ペーパースリーヴにインサート部があって、
そこにCD盤を挿入するようになっているものを、
「デジスリーヴ」と呼称しているようでした。
この呼称の仕方が他のショップでも共通しているかどうかまでは、
今のところ、解っておりません。
以上。
EL&Pを愛し続けてまいりましょう。