モンタナ I LOVE MUSIC
ジャケット2つ折りペラ紙
内側には収録曲と日本語解説あり
何年か前にこのアルバムの存在を知りました。
中古のアナログ盤も決して安くないですし、
中古のCDは、ほとんど出回っていない状態なので、
CDを入手して音を聴くまで時間を要しましたね。
EL&Pの作った「タルカス」とかを、
他のミュージシャンが演奏したアルバムに関しては、
知り得た時点で出来るだけ予約購入をしたりしているのですが、
このアルバムに関しては、そのようなケースとは違うので、
そうはなりませんでした。
本作品は、1978年に、米国の「モンタナ・ヴィンセント・Jr」
という方が制作したものなのですが、
このアルバムに関しては、
ダンス・ミュージックというジャンルに位置づけされており、
アメブロで拝見したある方のブログによると、
「ディスコのゴッドファーザー」と呼ばれているようです。
CD盤と帯
2013年にしては、
80年代のようなCD盤面
2013年に国内では初CD化されたようなのですが、
「モンタナ・ヴィンセント・Jr」は、その年に他界されています。
CD化が追悼企画だったどうかまでは解りません。
5曲目に、「ファン・ファーレ・フォー・ザ・コモンマン」が収録されています。
「ELP四部作」に「庶民のファンファーレ」が収録されてリリースされたのは、
1977年なので、これに触発されて、取り上げた可能性はあるかと思います。
あくまでも、コープランドの作品ではありますから、
EL&Pとは無関係という見方もあるかと思いますし、
CDに記載されている解説にもEL&Pは出てきませんでした。
以前、「庶民のファンファーレ」が収録されたオーケストラのCDの帯を取り上げた時に、
「EL&P以外に誰が編曲しているのか?そんなのはないだろう!」
と思っていたわけですが、ロックとは違うジャンルであるにせよ、
かなりポップスに近い分野で取り上げられていた事が解りました。
聴いてみましたが、EL&Pの演奏とはまた別の良さが出ています。
解説によると、「インストゥメンタル・ブギー」との事。
本アルバムは、
ダンス・ミュージックとは言っても、
1978年の頃ですから、
プロのミュージシャンによる濃厚な演奏が熱く響き渡る感じです。
聴いていてとても心地よい。
それから全体の解説を読んだのですが、
「それにしてもこれ、何度聴いても素晴らしい内容だ。彼の音楽キャリアを凝縮されたといっても過言ではなく、鮮度はいまだに落ちていない。」
との事。
こういうのを時々聴くのは悪くないです。
以上。
EL&Pを愛し続けてまいりましょう。