EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

「It Hurts」 シングルレコード 西ドイツ盤

2017-01-30 18:30:43 | Greg Lake関連
「It Hurts」 シングルレコード 西ドイツ盤

グレッグの他界から、仏事では、四十九日を過ぎてしまいました。

キースの他界もグレッグの他界も、
未だ、実感が湧かない私です。


ジャケット写真は、
日本の「ニュークリア・アタック」と同じものを使用
スリーヴタイプ



裏側
一部手書き風記載



レーベル面

グレッグ・レイクのファーストアルバムからのシングルカットです。

西ドイツでは、「イット・ハーツ」がシングルカットされていたようです。

ソロアルバムに収録された曲の中では、
もっともEL&P時代に近い感じのする曲です。

但し、後半に奏でる楽器のメロディーが、
キースのキーボードでなくなってしまったわけですね。

それでも、泣きのギターが良い感じに鳴り響く曲です。

このブログでも取り上げていますが、
日本では、
「ニュークリア・アタック」がシングルカットされており、
B面は、「ラヴ・ユー・トゥ・マッチ」でした。

英国では、A面が「ラヴ・ユー・トゥ・マッチ」でしたが、
B面は、「サムワン」。

こうしてみると、
シングルカットの曲は、
本当にその国のレコード会社に任せられている感じですね。

日本では、グレッグ・レイク&ゲイリー・ムーアを強調する事もあって、
あえてゲイリー・ムーアの楽曲をシングルカットしたのかも知れません。

エマーソン、レイク&パウエル、
グレッグ・レイク&ゲイリー・ムーア、

部分的にも、
二度と結成できないユニットになってしまいました。

以上。

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トリロジー プラケースCD SONY盤

2017-01-27 17:47:22 | 「トリロジー / Trilogy」
トリロジー プラケースCD SONY盤


プラケースより出して撮る
色は濃いめでした


SONYからリリースされていたプラケースCDに関しては、
話の中で取り上げた事はありますが、
タイトルとして取り上げるのは初めてでないかと思われます。

SONYは、当初、ボーナストラックが入ったプラケースCDをリリースしました。
その後、デジパックのリミテッド・エディションを制作するにあたり、
「ファースト」から「恐怖の頭脳改革」までを特に重視したリリースを行いました。

そのため、「レディース&ジェントルメン」以降の作品は、
デジパックのリミテッド・エディションを制作しないまま、BMGに発売権が移行してしまったわけです。

BMGが、どこまで特色を出した品物を出してくれるかという事ですが、
これまでリリースされたアナログ盤のジャケットを見ると、
あまり期待できない感じはありますね。

BMGからのリリースは、CD、レコード共に、今のところ、「レディース&ジェントルメン」で止まっており、
果たして、「ELP四部作」以降の作品はどうなるのかと思っていたのですが、
アナログ盤のボックスが出るような話を、晩年のグレッグがどこかでしていたというのを、
目にした覚えがあります。

「ELP四部作」以降のアナログ盤は、単品では売れないと見ているのか、
一気にボックスに持っていこうとしているのかも知れません。

但し、このアナログボックスの企画も、グレッグの他界によって、予定通りには行かなくなっているとも考えられます。

そのボックスも、ピクチャーレコードの時のように、
「最初の5枚」なんてタイトルでボックスを制作して濁されてしまうかも知れませんし、
出るまで解りませんね。

話をタイトルに戻しまして、
SONY盤のプラケースCDの良さは、裏側にメンバーの写真を配置しているところですね。


不鮮明でごめんなさい

このデザインは、アイドル的な要素を備えていたバンドに相応しいと思います。

ちなみに見開きの内ジャケットのデザインは、
ブックレットジャケットの中で、
きちんとカラーで再現されています。

以上。

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アトミック・ルースター 国内デビューアルバム 赤盤のオークション

2017-01-25 13:37:20 | EL&Pにまつわるオークション等について
アトミック・ルースター
国内デビューアルバム 赤盤のオークション


アトミック・ルースターのアナログ国内初回盤というのは、
帯付き帯無しも含めて、数年に一度ぐらいしか出品されていない感じですね。

この国内初回盤は、コレクターの間では、
東芝音楽工業時代の「ザ・ナイス」の帯付きよりも、
希少価値がある品物のようです。

つい先日、アトミック・ルースターのデビューアルバムの「赤盤」というのが出品されました。

ザ・ナイスなどは、「赤盤」と「黒盤」の両方が存在する事が解ってきておりましたが、
アトミック・ルースターの東芝音楽工業のデビューアルバムにも、「赤盤」が存在するという事を初めて知りました。

どうやら、東芝音楽工業で、60年代後半に、
「赤盤」と「黒盤」の両方を制作しているタイトルがあるという事だけは確かなようです。
それが、同時リリースなのか、時期をずらしているのかまでは、解りません。

私ぐらいの世代にとっては、
「帯無し」であっても、当時の「赤盤」は、ちょっと珍しいものですね。

7名の方が札を入れて、
最終的には2名の戦いになったようです。

A 評価 1670
¥14,722-

B 評価 380
¥14,222-

C 評価 434
¥9,500-

D 評価 50
¥8,700-

E 評価 4053
¥8,450-

F 評価 677
¥8,200-

G 評価 601
¥1,000-

今回出品されていたのは、
「帯無し」でしたので、
これにもし帯が付いていたら、
もっと価格が上昇したと考えられます。

以上。

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ファーストアルバムCotillion 8トラック

2017-01-23 18:36:17 | 「Emerson Lake&Palmer / first」
ファーストアルバムCotillion 8トラック







本体の色は、以前取り上げた「恐怖の頭脳改革」の8トラと同じ色です。

8トラックの箱付きの品物を安価で入手するのは、
容易ではないのですが、
箱無しのジャンク品扱いでしたので、
割と安く手に入れる事ができました。

私が少年時代に所持していた8トラックは、
2本ありまして、
1本は父が初めて購入してくれた、
アニメと仮面ライダー等の特撮が混ざったオムニバスもの。
オリジナルの音源を用いていたかまでは、
ハッキリとは覚えていません。

もう1本は、
映画のサウンドトラックのオムニバスですね。
流行った映画のテーマ曲が幾つか収録されていましたが、
これはオリジナルの音源ではありませんでした。
時期としては洋楽に開眼する前に求めたものです。

「燃えよドラゴン」とか、
「エクソシスト」とかが入っていたわけです。

私は、この2曲が入っていたので、
求める事にしたのでしょうが、
オリジナルの音源ではなかったので、
親に頼むにしても、
ある程度、求めやすい価格であったと思われます。

「エクソシスト」の音楽に関してですが、
当時、テレビで流れていた、よく知られているメロディーを期待していたわけです。
そのメロディーも、もちろん、入ってはいましたが、かなり少なくて、やや不満でした。

かなり後になって、
このヴァージョンはマイク・オールドフィールドのオリジナルの曲を参考して、
大胆にアレンジしていた事が解りましたね。

また、
ちょっと変わったところでは、
「ペイネ 愛の世界旅行」というのも入っていました。
(これは本当に久々に思い出しましたわ)

この曲はかなり気に入っていましたね。

さらに、
今朝の通勤時に聴いた「きらクラ」で、
この8トラに入っていた別の曲が流れてきて、
とても懐かしく思いました。

映画「スティング」のテーマソングです。

キースが演奏しているメイプル・リーフ・ラグの作曲者である、
スコット・ジョプリンの作品です。

今朝、何をネタにするかあまり考えずに、
車に、このファーストアルバムの8トラを積んで来たのですが、
今朝の通勤途中のラジオ番組で、スコット・ジョプリンの曲を聴くことができ、
少年時代に父の車で聴いた8トラを思い出した次第です。

以上。

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「ALPHA III」の「THE ALEPH」について

2017-01-20 13:56:51 | Keith Emerson参加作品関連
「ALPHA III」の「THE ALEPH」について


ペラ紙ジャケットを、
ケースから取り出して写す


「ALPHA III」というのはブラジルのマルチ・キーボード奏者である、
「AMIR V・B・CANTUSIO Jr」(Amir Cantusio Jr.)によるシンフォニック・ロックバンドとの事。

音を聴いた限りでは、シンフォニック・ロックバンドという表現が相応しいかは、
解りません。
ディスク・ユニオンでは、エレクトロニクスユニットという言い方をしていますね。

また、国内盤がリリースされていないようなので、カタカナ表記が存在していないのではないかと思っています。

「Amir Cantusio Jr.」氏が、キース・エマーソンを敬愛しているような記述が、
ネット上を検索すると出てくるのですが、
ある海外の通販サイトでは、89年作このプライベートアルバム「THE ALEPH」にキース自身が、参加しているらしい記述があります。

もともとは、アナログ盤だったようですが、これをCD化するにあたって、
日本のガーデン・シェッドが支援しているらしい内容が、
2ッ折りペラ紙ジャケットの内側に記載されているのですが、
その中に「keith Emerson」の名前を見つける事はできませんでした。

晩年のキースは、他のミュージシャンのトリビュートアルバムや、
あまり著名でないミュージシャンのアルバムに1曲のみの参加というケースもありましたが、
その場合、キースの名前がしっかりと入っているのがほとんどかと思われます。

1989年頃で、しかも、プライベートアルバムとなると、
名前を秘す必要があったとも考えられます。

それで、音の方はどうかというと、もし、キースが参加しているとした場合、
このフレーズを弾いているのではないかという箇所が確かにありましたね。

間違いないとまでは言い切れませんけど。

EL&Pマニアであれば、さらに詳しい情報を知っているのだと思いますが、
私は、この情報を知ってから、昨年、廃盤の中古のCDを入手するまで、
5年ぐらいかかりました。

以上。

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「PETER GUNN」のプロモシングルレコード

2017-01-18 11:47:18 | 「ELP・イン・コンサート&ワークスライヴ/EL&P IN CONCERT」
「PETER GUNN」のプロモシングルレコード

ネット知人と通販サイトからの情報によると、
3月にEL&Pの6枚組ベストCDが出るようです。
ビクターエンタテイメントさんの独自企画盤との事。

このブログでまだ取り上げていない、
「ア・タイム・アンド・ア・プレイス」ライヴ4枚組の国内盤は、
4枚組のハードケース仕様で、
ほとんど米SHOUT仕様を踏襲したデザインでした。
ボックスにインサート部が無くて、菓子折的な仕様ですね。

「マンティコアヴォルツ」の時は、国内独自仕様のボックスを制作していましたが、
ボックスにインサート部がありました。

これらのボックスは、海外の品物がまず存在しており、
そのデザインを踏襲するか、全く独自の箱を作るかという選択だったわけです。

今回は、日本独自企画なので、どのような仕様になるのか、
少し気になりますね。

今日、取り上げるのは、カンパニースリーヴに入っている、
プロモ用のシングルレコードです。

両面とも、アルバム「IN CONCERT」の収録されている曲で、
片面が「PETER GUNN」、
裏返すと「TIGER IN A SPOTLIGHT」となっています。





私は「TIGER IN A SPOTLIGHT」に関しては、
モアモアした感じの「WORKS volume2」収録のスタジオヴァージョンより、
この「IN CONCERT」のライヴヴァージョンの方が好きですね。

これまで取り上げた「PETER GUNN」のシングルレコードは、
このプロモ盤と片面は異なっており、
ベルギー、スペイン、西ドイツ盤とも、
片面は、「KNIFE EDGE」が収録されています。

人気下降のEL&Pのシングルレコードを、
少しでも売るためには、「KNIFE EDGE」にした方が良いと考えたのかどうかは、
解りかねますけど。

以上。

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ベストアルバム the ultimate collection その1 追記

2017-01-16 23:34:46 | EL&Pのベスト盤等
ベストアルバム the ultimate collection その1 追記

帰宅時にDISC1をしっかりと聴いたのですが、

このベストCD、
私がシュリンクを開封して聴いているベストCD上、
もっともどうしようもないCDであった事を、
すっかり忘却しておりました。

なんと!

「Karn Evil Part 1 1st Impression」は、

演奏開始より、4分46秒で、
いきなり終了。

アナログ盤時代を彷彿させるどころか、
最悪の気分をもたらす、
どうしようもないCDでありました。

1月17日に、
再度、このブログを編集します。

すみませんです。

以上。

以下加筆!

昨夜、遅くに突っ込まれる前に追記を綴りました。

1つだけ言える事は、
私の所持しているCDだけが、何らかの理由によって、
「Karn Evil Part 1 1st Impression」が4分46秒で突然終了しているのではないかという事ですね。

というのは、
このCDに関する大手通販サイトでのレビューが、
現時点においては1つしか掲載されていないのですが、
この「Karn Evil Part 1 1st Impression」が、
途中でブッタ切れたような感じで終わる事に関して、
言及していないからです。

もし、同時期に製造された「the ultimate collection」の全てのCDがそうであるとした場合、
CD1枚分の収録時間の精査を怠ったのか、
CD製造の工程上でミスが発生したとかの理由で、
このようなお粗末な品物を商品化してしまった事になります。

制作側では後から気が付いて、
多少なりとも良心がとがめたのか、
急遽、公式では未発表のライヴ音源をボーナスディスクとして付ける事を思いついたのではないでしょうか。

2枚組ベストはプラケースに収納した状態で、シュリンクに覆われており、
ボーナスライヴディスクは、別途ペーパースリーヴに収納されています。
その上をアウターペーパースリーヴで覆って、
プラケース収納の2CDとペーパースリーヴ収納のボーナスディスクを、
1つにセットにするという仕様になっているわけです。


向かって左から、
アウター 
プラケース内ジャケット用紙 
ボートラ用ペーパースリーヴ


当初から3枚組を予定しているのであれば、
2000年代以降であれば、デジパックの仕様にする事が考えられますから、
どう考えても、2CDのお粗末な仕事をごまかすために、
ボーナスディスクを付けたとしか思えないですね。

EL&Pの入門編という事で、初めてEL&Pを聴かれる方が、
このCDを購入したとしたら、あまりにも悲惨です。

また、ボーナスディスクですが、
73年74年の米Anaheim公演の収録とのタイトルになっています。
アウタースリーヴに記載された収録曲を見ると、「セ・ラ・ヴィー」とかも入っているわけでして、
このタイトルに期待して購入したファンはガッカリするでしょう。

昨日のブログでは、
マニアのツボを押さえたDISC1からDISC2への収録曲の流れを好意的に記してしまいましたが、
初めて聴いた頃は、「Karn Evil Part 1 1st Impression」の演奏が途中で終了するという事態に、
二度とCDチェンジャーに入れる事もないだろと思って、ストック箱にしまっていたのだと思います。

それをスッカリ忘れていたという事でございます。

以上。
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ベストアルバム the ultimate collection その1

2017-01-16 14:47:16 | EL&Pのベスト盤等
ベストアルバム the ultimate collection その1



ネットを始めた頃に購入したベストアルバムです。

発売日を表記している販売会社等のサイトを見ると、
英Sanctuaryから2004年のリリースとあります。

購入した時の記憶では、
もともと2枚組のCDに未発表ライヴのボーナスディスクをつけて、
発売しているという事でしたが、

最初に、リミテッド・エディションとして、
ボーナスディスク付きの3枚組として発売し、
やや後発で、ボーナスディスクを除いて、
2枚組のベストとして発売されたという流れであったのかも知れません。

この時は、「恐怖の頭脳改革のトンデモ盤」の存在を全く知らなかったものですから、
「Karn Evil Part 1 」を聴いて驚いたのを覚えております。

何か新しい音源を見つけたような気持ちになって、
掲示板に投稿したのですが、当時の常連の投稿者の方から、
既出の音源である事を教わりました。

久々に聴いてみたのですが、
アルバム「BRAIN SALAD SURGERY」に収録されている曲は、
全てトンデモ盤から持ってきているようですね。

初めて聴いた頃は、
「CDってレコード違う音が臨場感を持って再現できるのだな」
と、思って漠然と聴いていたのだと思います。

このベストCD構成の面白いところは、
DISC1の最後に「Karn Evil Part 1 1st Impression」、
DISC2の最初に「Karn Evil Part 1 2nd Impression」
を収録しているところですね。

この収録の流れを作る事によって、
アナログ盤を聴いていた頃の、
盤面をひっくり返す作業に似た気持ちを味わってもらおうとする意図も、
少しはあったのかも知れません。

CD「BRAIN SALAD SURGERY」に関しては、
「Karn Evil Part 1 1st Impression」と「Karn Evil Part 1 2nd Impression」
の間をしっかりとつなげているヴァージョンと、
そうでないヴァージョンがあると、どこかで述べたように思いますが、
EL&P側としては、つながっているのが、本来意図していたところのようなので、
CD時代になった事によって、つなげる事が可能になったわけです。

それからすれば、別々のDISCに収録する事は、
EL&Pの本来の考えとは異なる事になるわけですが、
2枚組のベストアルバムで、
「BRAIN SALAD SURGERY」のアナログ盤を彷彿させる演出をするとは、
よく思いついたなと感心するものであります。

以上。

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WORKS Volume 2 アナログ スペイン盤

2017-01-13 13:55:17 | 「作品第二番/WORKS volume2」
WORKS Volume 2 アナログ スペイン盤


レーベル面

リリース国による違いがありますが、
アルバム、WORKS関連のアナログ盤のジャケットの省略過程に関しては、
既に述べていたと思います。

このブログにも取り上げましたように、
米国アナログ盤の「WORKS Volume 2」の場合、
ジャケットのELPマークをエンボス仕上げにしていたのが、
ELPマークをエンボス仕上げにはせずに、
マークを灰色にするという過程でした。

日本のワーナーパイオニアさんのように、
廉価盤においてもエンボス加工は死守するという場合もありましたが、
これは他国と比較した場合、
かなり例外的なものかも知れません。

いずれにしましても、
リリースから年月を経ても、
ジャケットのELPマークを何らかの形では残すという事だけは、
ジャケットデザインの省略過程においても、
1つのポイントだったと思われます。

今日、取り上げるのは、スペイン盤です。
リリース時の品物か、後期盤かは解りかねますが、
ELPマークは描かれておりません。


汚れがひどいです
表面がツルツルしていないのですが、
消しゴムを用いると少しは汚れが落ちました



バンド名下部拡大


ジャケット裏側中央下部

もし、これが初回リリース盤の仕様であった場合、
この国のEL&Pファンの脳裡には、
「WORKS Volume 2」のジャケットに、
ELPマークが存在していないという事にもなりますね。

以上。

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TOUCH AND GO シングルレコード カナダプロモ盤

2017-01-11 15:58:29 | エマーソン、レイク&パウエル / E,L&Powell
TOUCH AND GO シングルレコード カナダプロモ盤


SIDE ONE、TWOとも同じ楽曲と所要時間


カナダ製

グレッグが他界してから初めて取り上げる、
エマーソン、レイク&パウエル関連の品物です。

昨年、当ブログにおいては、
「キースもコージーも他界してしまった」と述べたりしていましたが、
この一発バンドのメンバー全員がこの世から去ってしまいました。

エマーソン、レイク&パウエルのロゴマークというわけではないのでしょうが、
レーベル面にはアルバムジャケットのデザインが、
挿入されています。

これまで取り上げたシングル盤のレーベル面に、
1枚ぐらいはこのジャケットデザインが挿入されていても良さそうなものですが、
私が現時点で所持しているシングルレコードでは、これのみですね。

もし、2枚目のアルバムを制作していたら、
この最初で最後のアルバムジャケットのデザインが、
エマーソン、レイク&パウエルのロゴマークになった可能性もありますね。

アルバムリリース時に、
エマーソン、レイク&パウエルのアルバムジャケットを見た時に、

「ん?どこかで見たような人の横顔のデザインだな?」

と思ったのですが、解らずじまいでした。

日本テレビの日曜の朝の番組でシューイチというのがありまして、
番組のロゴマークのようなものがあります。



8日、食事をしながらこの番組を見ていましたら、
取材時に、このマークがマイクの左右に、3つぐらい並んでおりました。

似ているようで似ていないけど、
エマーソン、レイク&パウエルを連想させてくれるデザインではあります。

以上。

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書籍 向谷実の青春60切符♪ NO MUSIC,NO TRAIN,NO LIFE

2017-01-09 09:02:14 | やや番外編、EL&Pのアルバムのどれかが好きなミュージシャン
書籍 向谷実の青春60切符♪
NO MUSIC,NO TRAIN,NO LIFE


立ち読みで済ませたので実物の写真はありません。

先々月だったか、トヨタの書店に立ち寄って、音楽本のコーナーの前に立ったら、
カシオペアのキーボードプレイヤーを務めていた向谷実の書籍がありました。

発行年を見てみると、今年の10月に出たばかりの書籍でした。

もともと私はカシオペアに詳しくはありません。

ただ、学生時代の寮の後輩で、ルームメイトだった人が、
カシオペアのポスターを部屋のドアの内側に貼っており、
そのルームメイト自身も楽器を嗜む人だった事もあり、
その彼から見ても、カシオペアの音楽は憧れのものであったようです。

また、以前、紹介したEL&Pファンクラブ会報のエイジア関連の記事の中に、
当時、グレッグ・レイクが日本のアーティストで好きなバンドとして、
カシオペアの名前を挙げていた事もあり、
EL&Pファンクラブのスタッフがグレッグにカシオペアのアナログ盤をプレゼントしたという事もありました。

その向谷実氏の「向谷実の青春60切符♪」という書籍なのですが、
タイトル通り、向谷実氏の半生を回顧したような内容になっていました。

その中に、影響を受けたアーティストとアルバムの写真も数点掲載されており、
EL&Pの「展覧会の絵」の写真も載っていました。

他のプログレバンドには、ほとんど興味が湧かなかったような事も書かれていましたね。

書店から戻ってきてから、向谷実氏を検索してみましたら、
カシオペアのキーボードプレイヤーであったという過去の肩書きはどうでも良くなるほどのアグレッシブなお仕事をされているようです。

幼い頃からの鉄道への興味から始まって、今では、列車の発車メロディーの数々も手かげているみたいです。

私は鉄道にはほとんど興味がないのですが、

(私の住んでいる自治体では、終焉したローカル鉄道と駅を用いて、レールパークなる企画を実現・実演させていて、当初の予定より全国から数多くの鉄道ファンが訪れているとは聞いております。)

ウィキでみたら、
向谷実氏の列車の発車時のメロディーは、
日本全国のあちこちで使用されているのですが、
私が知っている路線としては、
都内居住時に時々利用していた、
東京メトロ東西線の中野駅を除いた全駅の発車メロディーを作曲・編曲しており、
2015年の5月から使用されているようです。

これらの発車メロディーの仕事は、
向谷実氏自身が経営している会社がありまして、
マネジメントもご自身が手掛けているようです。

カシオペアの再結成に加わらなかったのも、
趣味と実益を兼ねた、ご自身の多忙さがあったからなのでしょうね。

これ以外の鉄道関連の著書も幾つか存在するようで、
向谷実氏は、鉄道ファンの間ではかなり知られているみたいです。

以上。
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プロモ盤 Forever Young Series Vol.2  88年

2017-01-07 15:55:30 | EL&Pの曲が収録されている販促盤
プロモ盤 Forever Young Series Vol.2  88年



本年も宜しくお願い申し上げます。

このブログでは、1980年代の後半にリリースされた、
EL&Pの「Forever Young Series」を何点か取り上げています。

「Forever Young Series」は、
当時、ワーナー・パイオニアさんに属していたミュージシャンの過去のアルバムを、
CDにして廉価で発売するというシリーズでした。

価格は、
消費税が導入されておらず、税込みとか税抜きとかの表示もなくて、
1枚組のCDが、¥2000-でした。

当時は、¥2,000-でも廉価だったわけですね。

一群の「Forever Young Series」をリリースする際に、
その度ごとに、プロモ盤CDが制作されていたようで、
このプロモCD盤もそのうちの1枚になるのだと思われます。

ワーナー・パイオニアさんのお抱えミュージシャンの音を収録した、
アナログプロモ(試聴)盤は、既に何点か取り上げていますが、
CDを取り上げるのは初めてだったと思います。

ジャケットペラ紙の表をよく見ると、
このシリーズは、LPとカセットも同時にリリースされていたようです。
このシリーズの「展覧会の絵」のアナログ盤を取り上げた事がありますが、
この時のものであったようですね。



見開きペラ紙の裏にはリストが載っています。



EL&Pは「展覧会の絵」に関してのみ、アナログ盤とカセットテープがリリースされていたようです。
ファーストから頭脳改革まで他のアルバムに関しては、CDのみのリリースであった事が解りました。

このプロモCD(店頭試聴盤)ですが、
EL&Pは「ナット・ロッカー」が収録されています。

今から見ると、70年代から80年代の初頭ぐらいのロックは、
十把一絡げの音楽として捉える見方もできますが、

エイジアの「詠時感」なども、
この「Forever Young Series」に入っていたので、
当時は、ちょっとした違和感を覚えた事も思い出します。

以上。
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