EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

週間FM 1979年1月22日号

2017-07-31 11:06:21 | FM誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
週間FM 1979年1月22日号


表紙


拡大

この号にはEL&Pとピンク・フロイドとの比較記事が載っています。

「EL&P四部作」リリース後に、
別の音楽誌でも、EL&Pとピンク・フロイドとの比較記事を掲載していましたね。
その号もそのうち取り上げたいと思っています。

これは誌上でロック激突シリーズという事で続いていた企画の1つのようで、
EL&Pとピンク・フロイドに白羽の矢が立ってしまったわけです。

対決シリーズの性格上、
書き手の方は、この2つのバンドの実績を比較して、
優劣をつけざるを得なくなるわけですが、

「フロイドが音と詩、
そしてライヴでは視覚までもフルに活かした総合的美学を創造したのに対し、
ELPはサウンドだけが勝負だった。 
現在までの優劣は改めて記すこともないだろう。」

という言葉で締めくくっています。

書き手の方は、
EL&Pに関しては、
「ファースト」から「展覧会の絵」までしか、魅力を感じない事もあり、
結論に持って来る文章としては、
あまりに大雑把なまとめ方といえますね。


少年時代の私でも、グレッグの顔というのは、
写真によって全く違うとの認識がありました


このような企画は、
少年時代の私にとって、何とも言えないものがありました。

EL&Pの一般的人気の下降は、
カラーグラビアの数の少なさに表れてきていたので、
そんな中、FM誌でカラー頁を見る事ができたのは、
想定外の喜びでした。


テレビ番組で演奏した時のものかな
トラが怖かったと言っていましたね


反面、
ピンク・フロイドとの比較記事で、
EL&Pに軍配があがらない書き方が為されている事は、
あまり気持ちの良いものではなかった事は確かです。

ピンク・フロイドは、
ザ・ウォールが登場する前の記事になりますので、
バンド内の確執はともかくとして、
バンドが続いていた事になりますが、
EL&Pはラヴ・ビーチリリース以後、
活動停止状態になってしまいました。

以上。

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PROG ARMY Tシャツ

2017-07-28 11:14:01 | 「タルカス / TARKUS」
PROG ARMY Tシャツ

EL&PのTシャツも、
オフィシャルなものと、そうでないものがあると思いますが、
結局のところ、EL&P本体やメンバーのオフィシャルサイトのストアーで、
取り扱っているもの、
あるいは、Facebookにアップされたものなどと、
同じデザインのものであれば、
正規品と見て良いかなと思っています。

悪意のある業者が正規品を模倣して製作する事も考えられますが、
手間暇の割には儲からないかも知れません。

また、このブログでも綴ったように、
正規品でも、Tシャツとしては粗悪品というのもありましたね。

このTシャツは、
最近、入手したもので、
EL&Pのオフィシャルなものではないと思いますが、

それでも、Tシャツのデザインと文字で、
EL&Pを思い起こさせるスレスレのところを狙っていると思います。



説明するまでもない事ですが、
本当のタルカスは、
戦車の上にアルマジロを乗せただけではなく、
アルマジロの鼻孔が砲門のようなデザインになっていますし、
戦車部の横の砲門も丸みを帯びた仕様ですよね。

明らかに正規のタルカスではないけど、
戦車上のアルマジロに妙に生物感があって、
私としては、とても味わい深いものを感じてしまうわけです。



但し、タルカスを知らない人が見たら、

「希少動物を兵器の巻き添えにするな」

みたいなメッセージに映るかも知れません。

以上。

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エイジア イン エイジア ベータ

2017-07-26 10:37:42 | Carl&GregのエイジアinASIA
エイジア イン エイジア ベータ

同作品のVHSはおよそ2年前に取り上げていますが、
こちらの方はSONYのベータになります。


パッケージから本体を抜くところ

これは中古で購入したものですが、
80年代の初頭は、お店によっては、
タイトルごとにVHSとベータを並べて置いてあるところがありました。

今であれば、同時にリリースされた「DVD」と「Blu-ray Disc」を、
一緒に置いてある感じに近いのかも知れません。

(取扱をしているお店の多くは、そのような陳列の仕方をしていたのかも知れないです)

映像ものを大量に収集したりする人にとっては、
コンパクトという点では、
ベータはVHSよりは小さいので、
スペースを取らずに済んだと思います。

当時は、このカテゴリーで既に取り上げているように、
LDとかVHDとかも存在しており、
売れ筋の映像は、鑑賞用の機器の種類の分だけ製造されていたのだと思います。

私は81年から、
新聞即売業者の寮に住んでいたわけですが、
1983年に、
新しく入寮してきた数人の1人が、
くじ引きで、ルームメイトになりました。

そのルームメイトが、
入寮と同時に、ベータのビデオデッキを購入したのです。

彼は、取り立てて、熱心な趣味があるようには見えませんでしたが、
当時は、リアルタイムで見る事のできないお気に入りの番組を、
タイマー録画をして見る事で、
時代の先端を走っているような気分に浸れるというのはあったのかも知れないです。

今ではごく普通の話ですけどね。

このブログを始めた頃は健在だった、
ウェットンもウェットンの代打のグレッグも、
あの世の人になってしまいました。


解説用紙

以上。

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AFFAIRS OF THE HEART CD VICTORY LONDON

2017-07-24 10:42:06 | 「ブラック・ムーン / BLACK MOON 」
AFFAIRS OF THE HEART CD VICTORY LONDON


紙ジャケット表側

英国で発売された紙ジャケットのマキシCDになります。

「ブラック・ムーン」関連のマキシCDの紙ジャケットは、
幾つか取り上げていますが、
いずれもプロモ盤だったと思いますので、
紙ジャケットの市販CDも存在していたわけです。


紙ジャケット裏側

熱心なファンには周知の事なのでしょうが、
私は徹底的に探ってもいなかったので、
半年ぐらい前に初めて知りました。

ジャケットの写真は、
EL&Pの「フロム・ザ・ビギニング ボックスセット」の、
ブックレットにもカラーで掲載されていますね。

このジャケットのELPマークは、
「ブラック・ムーン」のアルバムジャケットや、
ブックレット内部には存在しなかったように思います。

このマークは、
英国のシングルレコードのジャケットの裏側に用いられているのですが、
一番の理由は、
マキシCDのジャケット作成にあたり、
新規のELPマークのデザインをするという事であったかも知れないです。

但し、このELPマークは、
その後、登場するチャンスに恵まれておりません。


CD盤は昨年取り上げた
COLLECTORS’ DOUBLEPACKのものと同じ


以上。

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新規ボックスのテストプレスセットの完売について

2017-07-20 09:33:42 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
新規ボックスのテストプレスセットの完売について

昨日、出社して早々、amassのサイトを見ましたら、
EL&Pの22枚組ボックスの情報がアップされていました。

タイトルは、

「ELP Fanfare 1970-1997 - Deluxe Numbered Box Set」

というものですね。

「PledgeMusic」での先行予約受付の情報も併記されておりました。

その後、「PledgeMusic」から、
夜中に告知メールが届いていたのを知りました。

そこで、先行予約受付のサイトを覗いてみたのですが、
このボックスの中に含まれているレコードのテストプレス盤とのセット販売に関しては、
既に売り切れとなっておりました。

このセット販売には2種類ありまして、

① ボックス本体とボックスに収納されるリマスター復刻シングルレコード2枚のテストプレス2枚のセット。
(ちなみにシングル盤は、ラッキーマンと庶民のファンファーレ)

及び、

② ボックス本体とボックスに収納される初リリースLPレコード3枚のテストプレス盤3枚のセット。

ですね。

これまで販売されてきたテストプレス盤のセット販売は、限定20セットでしたので、
ほとんど同日に、①20セットと②20セットが完売した事になります。

この新たなボックスセットに収納されるLPレコード3枚は、
イタリアでの1973年のライヴ音源を中心とするものですね。

つまり、公式盤としては、初めてのテストプレスという事になりますが、
「公式音源初出」と「1973年」という2つの要素が重なって、
ニーズが発生したのだと思われます。

ちなみに、
「ブラック・ムーン」と、「イン・ザ・ホット・シート」のテストプレス盤のセットは、
とうとう在庫が掃けないまま、予約受付を修了したようです。

「イン・ザ・ホット・シート」も、レコードのテストプレス盤自体は、
初めてなのでしょうが、
「公式音源初出ではない」のと、「1994年」という要素に加え、
「内容の不人気」というのもあって、
マニアの購買意欲すら薄れるのかも知れません。

シングルレコードのテストプレス盤のセットの完売理由は、
今ひとつ解らないところがあります。

あと、別のところで触れまして、
マニアには周知の事と思われますが、
「ブラック・ムーン」と「イン・ザ・ホット・シート」
のBMGアナログ盤に関しては、
EUR盤(英国盤と称して良いかもしれません)と、
米国盤の2種類がリリースされる事になったようです。

スタジオ録音盤としては、
「ラヴ・ビーチ」以前のアナログ盤は、
すべて米国盤が存在していましたが、
「ブラック・ムーン」と「イン・ザ・ホット・シート」は、
米国アナログ盤が存在していなかったので、
米国盤も作ってみようという事になったのかも知れないです。

以上。

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シングル BRAIN SALAD SURGERY クリア・ヴァイナル RECORD STORE DAY

2017-07-19 08:14:49 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
シングル BRAIN SALAD SURGERY 
クリア・ヴァイナル
RECORD STORE DAY 04.22.2017




ジャケット
透明スリーヴを被せたまま撮影



透明スリーヴ
左下部のシール


今年の4月22日に発売された品物です。

当初、この品物がディスク・ユニオンのサイトにアップされた時は、
早合点しまして、
「とうとう、アルバムの恐怖の頭脳改革のクリア仕様が出るのか!」
と心躍らせていたわけですが、

何度か読むうちに、
NME誌に付録としてついていたソノシートをレコードとして復刻するという、
マニアックな企画だと解りました。

つまり、シングルレコードが出るという事ですね。

サイトには1500枚限定商品との記載がありましたが、
「RECORD STORE DAY」の企画商品というのは、
タイアップしている販売店の店頭で、
全世界で一斉発売をするという事のようで、
ネット通販での予約受付等をしない方針のようですね。

それでも、ディスク・ユニオンでは熱心なマニア向けに、
一週間後に通販での予約を開始する告知がありましたので、
私にしては珍しく、予約開始日の0時から
早急にポチるためにスタンバっておりました。

ところが、
ポチッっても注文不可の画面しか表れないものですから、
いつまでPCの画面と「にらめっこ」をしていても始まらないので、
出社してから改めて試みる事にしました。
ちょうど、自宅のPCが不調だったので、
それが原因で注文不可だったのかも知れないとも考えました。

出社して、サイトを覗いたら、スムーズに注文できましたし、
その日か、その翌日には、
「注文不可」の画面になっていましたので、
何とか間に合ったと胸をなで下ろしていました。

ところが、
一ヶ月経っても品物は確保できなかったようで、
注文自体がキャンセルという事になってしまいました。

このような事態は、少しは想定していたので、
そのうち、ご縁があれば、何らかの形で入手できるのではないかと、
思いました。

試しに英amazonで検索してみたら、
マーケットプレイスも含めて、
注文できる状態になっていました。

「RECORD STORE DAY」が扱っている品物を、
ディスク・ユニオンが、どうやって確保しているかは解るわけもないのですが、
英国のマーケットプレイスで、
多くの在庫を確保されては、発売後、直ちに入手困難にはなるかも知れないです。

英国のマーケットプレイスでは、
価格に多少のバラツキはありましたが、
日本まで送付してくださるところは限られているので、
迷わず注文できました。

幸いにも、品物はかなり丁寧な梱包の状態で、
先月、我が家に届いたわけです。

以上。

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あの赤文字の告知ハガキが見つからない

2017-07-17 09:01:58 | EL&Pにまつわる少年時代から20代の頃の思い出
あの赤文字の告知ハガキが見つからない

先日、「イン・ザ・ホット・シート」の紙ジャケットCDをアップした際に、
思い出した事がありましたので、
少し書いてみます。

まぁ、多くのEL&Pファンにとっては、
どうでもよい事ではありますが、
チケットが送付されてきた封筒をもアップする当ブログでは、
大切な記録物の一つです。

「リターン・オブ・ザ・マンティコア」のCDボックスや、
映像作品「ウェルカム・バック」を、
ビクターエンタテイメントさんがリリースした時に、
EL&Pグッズプレゼント申し込み用の丸いシールが、
シュリンク上に貼られていました。

熱烈なEL&Pファンや、
懸賞好きのロックファンであれば、
この丸いシールをハガキに貼り付けて、
抽選プレゼントに申し込みをしたと思います。

その時に初めてリリースされた、
「リターン・オブ・ザ・マンティコア」や、
「ウエルカム・バッグ」のVHS、
「ワークス・ライヴ」等のニュータイトルのみを購入するだけで、
10,000円以上は投資する事になるわけですが、
丸いシールを貼ったハガキを3枚を送付しても、
プレゼントは一つも当たらなかったわけです。

それはそれとして、
この時に、多くのEL&Pファンの、
住所・氏名のデータを、
ビクターエンタテイメントさんでは、
ストックする事が出来たのだと思います。

ブラック・ムーンに続く、
スタジオ録音のニューアルバムが、
リリースされるという告知ハガキが、
自宅まで送付されてきたのでした。

仮のタイトルとELPマークが、
赤系統の色で記されていたのですが、
「イン・ザ・ホット・シート」
ではないタイトルでした。

特に熱心なファン向けに、
先行予約で頂戴できる特典等は、
何も記されていなかったように思います。

後にも先にも、
現時点において、
EL&Pのニューアルバムがリリースされることを、
メーカーがハガキで告知してくるというのは、
稀な出来事でしたので、
そう考えるとただのハガキとは言え、
貴重な記録であります。

それにしても、あのハガキは、
一体どこに行ってしまったのか?

以上。

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BRAIN SALAD SURGERY 原画 WANTED ポスター

2017-07-14 10:00:04 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
BRAIN SALAD SURGERY 原画 WANTED ポスター


以前取り上げた頭脳改革ポスターと、
同じぐらいの大きさ

ギーガーの個展で、こちらの原画2枚が盗難にあったのですが、
その出来事を逆手にとって制作されたポスターのようです。

ウィキには、2005年の個展で盗難にあったと記されています。

私がこのポスターを購入したのは、
昨年か一昨年かは忘れましたが、
ギーガーの他界後であった事は確かですね。

ポスターの下部の説明書きには、
EL&Pのレコードジャケットになった原画である事が、
きちんと記されています。

キースのインタビューを翻訳したものによると、
ポスターの上の方の絵のELPマークは、
ギーガー自身が描いたものではないような話でした。

もし、それが事実だとすると、
盗まれたのは、ELPマークが入っていない原画という事になるのでしょうか?

となると、
このポスターは、
原画をもとに作成したものではないという事になりますかね。

もし、そうだとした場合、
ジャケット画像として見た場合、
ELPマークの下部が切れていて不完全で、
あまり丁寧な仕事とは言えないですし、
ELPマークが入っていたら原画ではないのかも知れませんから、
本格的な「WANTEDポスター」ではないという事になりますね。

以上。

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Emerson, Lake & Palmer Unofficial Discography & Essentials

2017-07-12 15:08:04 | 関連書籍Emerson,Lake&Palmer
Emerson, Lake & Palmer
Unofficial Discography & Essentials


1年ぐらい前に求めた洋書です。


表紙の色はかなり濃い灰色
タイトル文字等は、
薄い黄色
白いELPマークは黒い四角で囲っています



日本の楽譜本ぐらいの厚みで、
大きさはA4より一回りぐらい大きいですね。

置き場所に困るサイズです。

英語本なので、充分に内容を把握する事が出来ませんが、
長い事ファンをやっていると、
ザッと見て、自分なりに内容の程度を直感的に、
感じとれるようになっているのかも知れません。

頁をササッとめくると、

「いやはや、これで書籍として、売って良いものなのかな?」

と思ってしまいました。

本書は、英字のレビューとかを見ると、
星の数も少ないですし、
手厳しいファンなどは、「レビューをする価値すらない」と捉えているとも考えられます。

結局、EL&Pというバンドについて、
様々な角度から述べ伝えるにしては、
ファンであれば、知っているようなバイオグラフィーに多くの頁を割いており、
ディスコグラフィー等のデータも、熱心なファンを満足させてくれるようなものでもないという内容になっています。
マニアにとっては、「看板に偽りあり」みたいな感じでしょうか。

オフィシャルなものでは無いためか、
申し訳程度に、
白黒の粗い写真等が数点ほど掲載されていますね。

もっとも、
この厚みでEL&Pを語るとすれば、
一般的な事しか書けないでしょうね。

自費出版の書籍かどうかまでは定かでありませんが、
海外のファンにまで購入を可能にしている営業の努力は見上げたものです。

「WORKS」のジャケットみたいな、
シンプルな装丁だけは、良い仕事をしていると思います。

この書籍を著した人も、
EL&Pのファンであると推定いたしますし、
ファンとしての情熱で発刊に漕ぎ着けたのだと思いますが、
書籍である以上は、「Discography」を充実させる等の、
気配りが欲しいところです。

以上。

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アイランド オムニバスCD STRANGELY STRANGE BUT ODDLY NORMAL 2009 Ver.

2017-07-10 13:14:51 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
アイランド オムニバスCD 
STRANGELY STRANGE BUT ODDLY NORMAL
2009 Ver.



箱の上側から撮影

2015年の9月28日に取り上げた品物の異なるヴァージョンです。

その時の記事を読んでみると、
その時点で、このboxは既に所持していたみたいですね。

キング・クリムゾンの曲が他のアーティストの曲と差し替えられています。

フィリップ翁がこのようなオムニバスCDにまで目を光らせているわけではないと思うので、
オフィシャルスタッフサイドが、徹底した音源の管理をしているのだと思います。

見方によっては、DISC2からクリムゾンの2曲が抜けた事により、
別のミュージシャンの楽曲が2曲プラスした事になるわけですから、
そのミュージシャンにとっては、少しは良かった事になるでしょうね。


インナーは2005 Ver.と同じ

表紙と裏表紙を含めて、48頁のブックレットが入っており、
P17とP18がEL&Pの紹介になっています。

バンドの白黒写真が1枚と、
メンバーごとの写真が掲載されています。

アーティストによってはカラーの写真で紹介されています。

キング・クリムゾンの曲を抜いたため、
企画の仕切り直しの意味もあってか、
CD盤のデザインは変更されていますね。


CD盤面

アイランドレーベルの持っている音の雰囲気みたいなものが、
伝わってくるベストCDです。

以上。

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同日、追記。

私はキング・クリムゾンのオフィシャル側の要望等があって、
キング・クリムゾンの音源だけ抜くことになったと解釈していましたが、
どうやら、そうでもないようです。

と言うのは、
この2009年にさらに高額なアイランドのボックスが発売されており、
そちらの方にはキング・クリムゾンの楽曲がしっかりと収録されています。

となると、
この3枚組のボックスは、アイランドレーベル側が、
再リリースをするにあたり、
マニアに再度購入を促すために、
収録曲を一部変更するという試みをしたのではないかと思ったりします。

キング・クリムゾンの2曲だけを抜いているので、
余計な推測をしてしまいました。

但し、高額な方のボックスへの収録を認めて、
再リリース3枚組への収録は認めないという取引もあったかも知れないですね。

アルバムBRAIN SALAD SURGERY オランダアナログ盤

2017-07-07 17:09:00 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
アルバム BRAIN SALAD SURGERY オランダアナログ盤


頭蓋骨の一部の表面が剥がれ落ちて白くなっている
ジャンク品 観音開き仕様


記事を書くにあたり、
一度、取り上げていなかったかを確認するようにしているのですが、
ざっと見た限り、まだのようでしたので、
本日は、「BRAIN SALAD SURGERY」のオランダアナログ盤を取り上げます。

英国オリジナルの色調を基準とした場合、
ジャケットの色がやや黒っぽいですね。

黒っぽいとは言っても、
数年前のSONYの6枚組ボックスとか、
昨年のBMGのアナログ盤ほどの黒さはありません。

以前、西ドイツのアナログ盤を取り上げた事がありますが、
ほぼ、その基準に沿った作りになっていて、
ジャケットの黒っぽさも酷似しています。

その時の西ドイツ盤の記事を見てみたら、
ジャケットの特徴の説明はしていますが、
レーベル面の写真は載せなかったようですし、
ポスターの写真の特徴にも触れていませんね。

帰宅してから確認してみますが、
西ドイツ盤のレーベル面もマンティコアマークのようです。

リリース当初の英米のレーベル面は、
ジャケットのデザインを取り込んだものになっていましたが、
国内盤では、大きなマンティコアマークが描かれていましたが、
オランダ盤も西ドイツ盤や国内盤と同様、
マンティコアマークになっています。


レーベル面

このジャケットは、
西ドイツ盤のように、
ジャケットの上部から、
レコード盤と歌詞付き折りたたみポスターを、
取り出すような仕様となっています。

ジャケットの裏側をよく見てみますと、
西ドイツで印刷との記述がありました。


ジャケット裏側下部

とは言え、
ジャケットとレコード盤を組み替えて発売している場合もありますから、
もともとは、ジャケットもオランダで印刷されていたのかも知れませんし、
これが本来のオランダアナログ盤のスタイルかどうかは、
断定できないところもありますね。

加えて、西ドイツ初回盤とこのオランダ盤の、
レコード番号が全く同じようなのです。

レコード番号が同じであれば、
レーベル面の番号と同じ番号がレコードジャケットに記載されている場合、
ジャケットが西ドイツの印刷であったとしても、
ほとんど不都合がないというのはあるでしょうね。

インナーにもレコード番号がついているので、
このインナーはオリジナルのようですね。


インナースリーヴ
向かって右上部


ポスターはキースの斜め側からの写した顔のヴァージョンですが、
グレッグの方を向いているヴァージョンになります。


キースとグレッグの部分

以上。

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TOUCH AND GO 米プロモ用 12インチシングル盤

2017-07-05 17:48:57 | エマーソン、レイク&パウエル / E,L&Powell
TOUCH AND GO 米プロモ用 12インチシングル盤


ジャケット左上部

タッチ・アンド・ゴーの12インチシングル盤は、
2枚取り上げていたと思いますが、
こちらは、米国のプロモ用12インチシングル盤になります。

英国の12インチシングル盤のジャケットの表側は、
ほぼ、アルバムジャケットを踏襲しているだけで、
あまり面白みのないものでした。

こちらの方は、
プロモ用で、色はカラフルではないとはいえ、
収録曲のタイトルがジャケットの表側に、
大きく表示されたデザインですね。


ジャケット

また、ジャケットの紙が意外としっかりしておりまして、
EL&P関連の輸入盤のレコードのジャケットの中では、
丈夫な部類に入ると思います。
レコード挿入部の内側は、
国内盤のアルバムジャケットのように白い色になっています。

収録曲ですが、
SIDE1もSIDE2も、
TOUCH AND GO 3:35ヴァージョン。


レーベル面

このブログでは、
「夢みるクリスマス」の米プロモ用シングル盤を取り上げた時に、
A面、B面が同じ曲であっても、
「MONO」と「STEREO」という表記があり、
再生時に聴こえ方が異なるわけですが、
この「TOUCH AND GO」のレーベル面は、
両面とも全く同様の表記ですね。

表記の通りであれば、
全く同じ曲が収録されているのだと思います。

(入手したプレイヤーでは確かめようがありません。)

また、45回転ではなく、
33&1/3回転なので、
溝がレコード盤の外側のみに刻まれているのも特徴の1つですね。

ジャケットにはお金をかけて、
レコード盤は手間を惜しんだ印象ですね。

解散の理由に、
マネジメントの悪さが指摘されているインタビューもあったりしましたが、
このプロモ盤のジャケットとレコードのバランス加減も、
マネジメントの悪さの1つの象徴かも知れません。

以上。

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レコード 「バース・オブ・ニュー エレクトーンFX-1」

2017-07-03 17:36:43 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
レコード 「バース・オブ・ニュー エレクトーンFX-1」


ジャケット

タイトルにある、「エレクトーンFX-1」が誕生した頃に、
4人の演奏者が、それぞれに、
このエレクトーンを用いて、著名な楽曲を弾いたのを、
1枚のLPレコードにまとめたもののようです。

私がこのLPの存在を知る事ができたのは、
海外の通販サイトによってですね。

再生プレイヤーがなかったので、
買ってから4年ぐらいはそのままになっていたのですが、
ようやく聴く事ができました。

収録曲は、

SIDE A
1. 二人だけ(ウィ・アー・オール・アローン) 
2. 闘牛士のマンボ
3. メモリー
4. ナイト・バーズ 
5. ナウズ・ザ・タイム 

SIDE B 
1. ブラジル
2. スプランキー
3. 光の天使
4. フックト・オン・クラシックス
5. ブランデンブルク協奏曲 

となっています。

エレクトーン奏者の川田祐子さんが、
幻魔大戦の「光の天使」を演奏しています。

キースの演奏部はもちろん、
ローズ・マリー・バトラーのヴォーカルも、
全てエレクトーンで弾いています。

オリジナルの流れをそのまま演奏するわけではなく、
このエレクトーンの良さを引き出しながら、
少しだけ変化をつけて演奏している感じです。

聴いてみて、
「光の天使」というのは、
「なかなか良い曲だな」という感想を初めて持ちました。

他者が演奏したキースの曲を聴く事で、
楽曲そのものの良さが伝わってきましたね。

現時点において、
まだ、取り上げていない品物も含めて、
他者によって演奏された「光の天使」が含まれているCDが、
幾つか存在しておりますが、
アナログ盤主流時代に、
このようなレコードに収録されていたキースの曲があった事を、
数年前に初めて知ることになりました。


レーベル面
SIDE Bの光の天使以降は、
何故か、キースファンにとって、
聴き馴染みのあるメロディーが出てきます



以上。

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