EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

映画「ゴジラファイナルウォーズ」パンフレット

2011-12-30 10:53:47 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
映画「ゴジラファイナルウォーズ」パンフレット


画像① 表


画像② 裏


映画「ゴジラファイナルウォーズ」のパンフレットです。

キースへのインタビューも、わずかですが収録されていますね。

キースが映画音楽を担当して、
国内で上映された映画で、
映画のパンフレットにインタビューが載ったのは、
この「ゴジラファイナルウォーズ」が最初ではないかと思います。

ゴジラ映画は、
新たな映像表現の方法でも出て来ない限りは、
制作をしない事になっているようです。

90年代までは、
怪獣映画は、ある一定の観客動員数が見込めたらしく、
観客動員数のランキングにおいても、
邦画では、ベスト10内にランキングされていました。
「ゴジラ対デストロイヤ」や同年上映の「ガメラ2」もそうでしたね。

現時点においては、
多くの観客を動員できる邦画も、
数多く制作されており、
怪獣映画自体が、
子ども達の春、夏、冬休みの最大の娯楽でもなくなり、
多額のお金を費やしてまで、制作されなくなったという事でしょうか。

実際、ゴジラファイナルウォーズの席はガラガラであったと聞きますし、
私が劇場に足を運んだ時もそうでしたね。

当時、キースがゴジラ映画の幕引きに参加できた事で、
確か「エマーソン プレイズ エマーソン」から、
キースの新たな音に飢えていたファンは、
少しだけ、その乾きを癒す事ができた事は確かです。

この映画に使用されたキースの音楽については、
また、次の機会に書いてみます。

2011年12月30日 yaplog!


KEITH EMERSON BAND 2008 JAPAN TOUR タオル

2011-12-27 18:33:49 | コンサート会場での販売商品Emerson,Lake&Palmer
KEITH EMERSON BAND 2008 
JAPAN TOUR タオル



袋に入ったままです。

一体、いつの頃から、コンサートグッズにタオルを作るようになったのでしょうね。

大きさは、フェイスタオルよりは、やや大きく、
バスタオルよりはかなり小さい感じです。

デザインもワークス仕様(?)の色づかいで気に入っています。

タオルは、グッズとしては、
下手なキーホルダーなんかよりは、よいかもの知れません。

Tシャツもそうですが、
タオルは実用的ですしね。

但し、使用価値よりも、記念の一品として求めているので、

結局、一度も使用してはいません。

真夏の屋外コンサートイベントなんかで、
「うちわ」とかではなく、
小さな「タオル」を配るのも良いかも知れませんね。

そうなると、
記念品にはならず、
汗ふきに使用してしまいますよね。

洗濯して大事に保管という流れになりますかね。

2011年12月27日 yaplog!



Keith Emerson with the Nice 2LP DOUBLE MUSICASSETTE  オランダ製

2011-12-26 18:40:58 | Keith Emerson THE NICE関連
Keith Emerson with the Nice
2LP DOUBLE MUSICASSETTE

オランダ製


画像① インデックス表側


画像② インデックス背部

「五つの橋」と「エレジー」のカップリングアルバム。

国内アナログ盤も、「黄色の載せ帯」でリリースされていたようです。

そのオランダ製のカセットテープです。

大手通販サイトでEL&Pを検索していると、よく「Holland盤」というのを目にします。

「Holland」は俗称で、普通は「Netherlands」というそうですが、
ことCD等に表記されているのは、「Holland」が圧倒的ですね。

ちなみに、カセットのラベルを見ると、
「Made in Holland」と記されていますが、
カセットケースの中に入っている紙には、
「Printed in the Netherlands」と記されています。

で、オランダでは、比較的、EL&Pの人気が高かったのかも知れないと思っています。

ジャケットのセンスがどうかと思われるオリジナルベストCDも何点かありますし、
アナログ主流時代も、独自の製品をつくっていたようです。

それから、今、思い出したのですが、
オランダ王国空軍軍楽隊のプライベートアルバムというのがあります。
著名なロックバンドの曲を、10数曲演奏したものが1枚のCDに収められているものです。
私は持っていないので、当然、聞いた事もないのですけどね。

その中にブラック・ムーンに収められている「チェインジングステイツ」もありました。

これなども、オランダにおけるEL&Pの人気の高さを示すものなのかも知れませんね。

2011年12月26日 yaplog!


Brain Salad Surgery / Rhino Records R2 72459

2011-12-24 15:59:19 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
Brain Salad Surgery / Rhino Records R2 72459
1996年リリース 
(SHINSEIDO IMPORT DISK VMI-480020)



画像① 表


画像② 裏


画像③ ケースを開いた状態


収録曲

1.Jerusalem
2.Toccata
3.Still….You Turn Me On
4.Benny The Bouncer
Karn Evil 9:
5.1st Impression-Part 1
6.1st Impression-Part 2
7.2nd Impression
8.3rd Impressin
Bonnus Selection:
9.The Making Of Brain Salad Surgery

ライノレコードからリリースされた、
ボーナスインタビュー付の恐怖の頭脳改革です。

商品の特徴として、
プラケース表側の内側に水平の溝が一面に刻み込まれています。
その部分に特殊な印刷をしてある絵をはさみこむと、
2種類の画像が見られる仕組です。


画像④ ケース内側の解説等を抜いた状態。
CDに記載されている文字が不鮮明なのは、
一面に刻まれている溝による。


画像⑤ プラケースの内側に差し込まれているカード


画像⑥ 角度を変えるとメデューサが浮かびあがる。

少年時代に、角度を変えると画像が変化する写真とかを見た事がありますが、
その遣り方を応用したものですね。

オリジナルジャケットの見開き仕様を、
プラケースを用いて再現するアイデアを思いついたのでしょう。

本品は輸入盤に国内帯をつけて、新星堂で発売していたものなので、
インタビューの翻訳とかは付属しておりません。

なので、英語を解さない私としては、やや欲求不満が残ってしまう一品ではあります。(笑)

本品は、オークションにも時々登場しますので、
関心のある方は、比較的簡単に入手できると思います。

2011年12月24日 yaplog!


「展覧会の絵」 20bitK2盤 VICP-5444

2011-12-22 09:29:28 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
「展覧会の絵」 20bitK2盤 
VICP-5444 1994年リリース



画像① 表


画像② 裏

エマーソン、レイク&パーマーの国内盤としては、
初めてのCD紙ジャケットですね。

同時期に初期のアルバム4枚が、紙ジャケットCDとしてリリースされる予定でした。

しかし、「トリロジー」の音源が見つからないとかで、
結局、同時期の紙ジャケットのリリースは、

ファースト
タルカス
展覧会の絵

の3枚となりました。

レコード番号の順番から見ると、
初めての紙ジャケットは、ファーストアルバムになるわけですが、
簡単には出て来ないところに保管してあるので、
とりあえずは、同時期リリースの「展覧会の絵」を取り上げました。

ビクターエンタテイメントとしては、
通常のプラケース入りのCDは、既に発売済みでしたので、
さらなる購入意欲をあおるためには、
CDそのもののクォリティをアップする事、
ジャケットをオリジナルの紙ジャケット仕様にする事で、
付加価値をつけようとしたのだと思われます。

EL&Pのカタログの発売権が、ワーナーからビクターに移った時に、
「ELPインコンサート」が「ワークスライヴ」となり、
バックカタログがすべて再発売されたわけですが、
その中で「恐怖の頭脳改革」だけが、
オリジナルジャケットの装丁を少しでも表現しようとした特殊デジパック仕様でした。

この時の紙ジャケットの企画に「恐怖の頭脳改革」が入っていなかったのは、
特殊デジパック仕様に経費をかけたためかも知れません。

紙ジャケットを保護するために、
透明なプラスティックケースに覆われていたのも、
この時の紙ジャケットの特徴ですね。

昨今の紙ジャケットシリーズに比べると、ちょっとした贅沢感がありますね。

そのケースの上をシール式で開封するシュリンクが覆っています。

現在は、アナログ盤時代に一世を風靡したミュージシャンの、
紙ジャケットリリースのラッシュを迎えています。

先駆的なサウンドを創り出したエマーソン、レイク&パーマーは、
このような紙ジャケットの企画においても、
多くのミュージシャンの紙ジャケットの企画に先んじていた事になりますね。

ビクターエンタテイメントさんのおかげです。

ありがとうございます。

2011年12月22日 yaplog!


「ワイト島1970-輝しきロックの残像-」サントラ・オムニバスCD

2011-12-20 14:00:33 | 1990年以後に発売されたEL&PのライブCD等
「ワイト島1970&-輝しきロックの残像-」サントラ・オムニバスCD
VAVCM1016~7 1995リリース



画像① プラケース表 


画像② 帯の背中部


画像③ プラケース裏



今日では、エマーソン、レイク&パーマーのみのワイト島におけるデビューライブのCD、DVDもリリースされています。

EL&Pのワイト島ライブとしては、
1995年にリリースされた、
このオムニバスライヴアルバムCDに収録された音源が、
公式な音源としては、初お目見えだったわけです。
多くの著名バンドに加わって、輝かしいデビューライブを行った時のものです。

「ワイト島1970 -輝しきロックの残像-」は、1995年に劇場公開され、NHKのBSでも放映されました。
我が家はBSをつけていないので、勤務先の同僚に頼んで録画してもらいました。
ほぼ、同時期に映像作品のVHS、LDも発売されておりました。

VHSは、2本組で価格も1万円近かったので、購入を見合わせました。
当時の私は、数分のEL&Pの映像のためにだけに、それだけの投資する意欲はなかったわけです。
(今もそうですけど。)
録画映像もあったので、触手が伸びなかったという事もありますが。

劇場公開された作品という事もあって、
そのサントラ盤として、発売されていたようです。

今では、ミュージシャンごとにワイト島の映像作品がリリースされていますので、
ミュージシャンの音が目的であれば、そちらを求めれば用が足ります。

映像作品「ワイト島1970 -輝しきロックの残像-」は、
当時の著名ミュージシャンが演奏している事も見どころではありますが、
フェスティヴァル開催当時の主催者、ミュージシャン、参加者、会場の外の人達のそれぞれの意見が、ちりばめられています。

今では、これだけのイベントを企画する主催者の労苦は、賞賛に値します。
EL&Pは、70年代の公式映像作品の少ないので、
EL&Pがこのイベントに出た事は、後のファンにとってもラッキーな事です。
一方、開催された時代は反体制的な空気というのも流れており、
主催者も体制側の人間と見なされ、揶揄中傷を浴びたりしていますね。
会場内外の登場人物のいろいろな主張のせめぎ合いに、
当時のトップミュージシャン達の演奏も加わって、
面白みのある作品に仕上がっていると私は思います。

収録曲

ディスク:1
1. All Right Now – Free
2. My Sunday Feeling - Jethro Tull
3. Suzanne - Leonard Cohen
4. Foxy Lady - Jimi Hendrix
5. Voodoo Child (Slight Return) - Jimi Hendrix
6. A: Can't Keep From Cryin'/B: Extension On One... - Ten Years After
7. Me And Bobby McGee - Kris Kristofferson
8. Big Yellow Taxi - Joni Mitchell
9. Woodstock - Joni Mitchell
10. A: Blue Rondo A La Turk/B: Pictures At An... - Emerson, Lake & Palmer
11. When The Music's Over - The Doors

ディスク:2
1. Young Man Blues - The Who
2. Naked Eye - The Who
3. There'll Always Be An England - Tiny Tim
4. Sinner Boy – Taste
5. Let It Be - Joan Baez
6. Nights In White Satin - The Moody Blues
7. Catch The Wind – Donovan
8. Weaver's Answer – Family
9. Red Eye Express - John Sebastian
10. Call It Anything - Miles Davis
11. Amazing Grace - Great Awakening
12. Desolation Row - Bob Dylan

2011年12月20日 yaplog!


追跡 ムソルグスキー『展覧会の絵』/ 團 伊玖磨 NHK取材班 / NHK出版

2011-12-19 18:02:48 | 関連書籍Emerson,Lake&Palmer
追跡 ムソルグスキー『展覧会の絵』/
團 伊玖磨 NHK取材班 / NHK出版


我が父の勝手な取扱により、劣化が激しい。


画像① 表紙


画像② 裏表紙


発行日 1992年
価格  1800円
ハードカバー
全117頁 (発行日頁等除く)
絶版

目次 

口絵Ⅰ~展覧会の絵
口絵Ⅱ~ムソルグスキーとガルトマン

私見 團 伊玖磨
(1)出逢い
(2)美術と音楽
(3)ピアノ組曲「展覧会の絵」
(4)「赤い本」
(5)旅へ
(6)11枚の絵と10曲の音楽
(7)旅を終えて

追跡ドキュメント 近藤史人(NHK取材班)
第1章 : 「展覧会の絵」に秘められた物語
第2章 : 消えた「展覧会の絵」
第3章 : 第1曲「グノーム」を遂に発見
第4章 : 第2曲「古い城」、第3曲「チュイルリーの庭」
第5章 : 第4曲「ビドロ」
第6章 : ムソルグスキーとガルトマン
第7章 : 既発表の絵
第8章 : 第7曲「リモージュの市場」
第9章 : 栄光のロシア賛歌
取材を終えて


NHKアーカイブより

http://archives.nhk.or.jp/chronicle/B10001200999112010130071/

(会社のPCから原稿を書くとリンクが設定されない時があります。2016年7月時点で、リンク先が表示されなくなっていますね)

NHKスペシャル
革命に消えた絵画 追跡・ムソルグスキー「展覧会の絵」


1991年12月1日   NHK総合

※放送文化基金賞奨励賞受賞
ムソルグスキーのピアノ組曲「展覧会の絵」のモチーフとなった10枚の
絵画のうち、行方の分からなかった5枚の絵がこのほど見つかった。「展
覧会の絵」は、ムソルグスキーが、親交を重ねていた画家・ガルトマンの
遺作展の絵に強い衝撃を受け、10枚の絵に合わせて作ったといわれる。
 番組では、不明だった5枚の絵を探し求める作曲家・團伊玖磨さんの調
査の旅を追いながら、ミヒャエル・エルモラーエフさん(作曲家・ピアニ
スト)の演奏を交え、名曲の陰にあった実在の絵の転変を描く。
 語り 山本圭(俳優)





アルバム「展覧会の絵」は、
エマーソン、レイク&パーマーの作品の中で最多セールスを記録し、
世界的なミュージシャンに押し上げるきっかけとなったと思われます。

しかし、私ことtoriodenは、
特にエマーソン、レイク&パーマーの「展覧会の絵」の原曲となっているムソルグスキーの展覧会の絵について、
深く考えてみた事はありませんでした。

ただ、92年のこの書籍の出版当時、新聞の書籍広告欄に載っていたので、興味を持って購入してみたのでした。

意外にもムソルグスキーが展覧会の絵を作曲するにあたって、
インスパイアされたガルトマンの絵が、
全10曲中の半分しか判明していなかったそうです。
ソ連が崩壊した直後に潜入したNHKの取材班が、徹底的に足で調査をして検証し、
結果的に残りの5枚に該当すると思われる何点かの作品を見つけ出す事にいたったというスゴイ話なのでございます。
その中で、「グノーム」は特定できたとの事。

「だから、どうした!」

という話をされると困りますが、

ムソルグスキーとガルトマンとの友情に、
エマーソン、レイク&パーマーが真摯に呼応したかのような評論家のライナーがあったように思います。
(若干、違うかも知れませんが、お許しを)

「ムソルグスキーの展覧会の絵」のモチーフとなったガルトマンの絵を発掘しようとする姿勢もそれに通じるものもあるかも知れません。

すぐれた作品は多くのミュージシャンに取り上げられ、
真相を究明しようとする人達が必ず出現する事の証ともいえる書籍ですね。

2011年12月19日 yaplog!



Live At The Mar Y Sol Festival 72

2011-12-17 13:12:46 | 1990年以後に発売されたEL&PのライブCD等
Live At The Mar Y Sol Festival 72


画像① 表(シュリンクそのまま)


画像② 裏


画像③ 見開き状態

収録曲

1 Hoedown
2 Tarkus
3 Take A Pebble
4 Lucky Man
5 Piano Improvisation
6 Pictures At An Exhibition
7 Rondo

たまには新しくリリースされたCDでも取り扱って、ブログを続けないと枯渇してしまうかも知れませんね。(笑)

こちらのCDは、古くは「Mar Y Sol」邦題(海と太陽の祭典 第一回 プエルトリコ・ポップ。フェティヴァル)というアルバムに始まります。

オムニバスのライヴアルバムで2枚組です。
多くのミュージシャンの中に、EL&Pも出演しておりまして、
アルバム2枚目のA面(side3)に、
「Emerson, Lake & Palmer  Take a Pebble/Lucky Man」
という事で、
2曲だけ収録されています。

このアルバム、
私も所持していたのですが、またまた、気前の良さが災いして、20代の前半に、当時のファンクラブのスタッフに差し上げてしましました。

それで、どうやら、この2曲の他にも演奏をしていたらしく、
21世紀になってから、「From The Beginning(CD5枚組+DVD1枚のボックス・セット)」の中に、この時の演奏のすべて(?)が初めて収録されたわけです。

そのボックス・セットの「Mar Y Sol」部分が、単品としてリリースされたわけですね。

ボックス・セットを開封して聞いている暇がなかなかとれないので、
こちらの方を先に聞くことになりました。

ボックス・セットを所持していらっしゃらない人で、
求める予定がないファンには、

ズバリ!「買い」の商品ですね。

ジャケットがトロピカッっておりますが、
ラブ・ビーチと違って、メンバーのニッコリ写真はないですね。
「ナウ・アンド・ゼン」のような、
コテコテに凝ったジャケットも見飽きた感もあり、
EL&Pのライヴアルバムのジャケットとしては、
なかなか新鮮なジャケットと捉えると幸せ感が増しますよ。

音の方も、こりゃまた新鮮!

「トリロジー」の制作に入る前頃であると思います。
(検索して、正確さを記述する事すら、面倒になっていますね。)

この中では、「ロンド」がとても良いと思います。
聴き応えのあるギザギザな感じが、
彼らの上り坂の勢いを象徴している感じがして、
久々にワクワクするキースのキーボードを聞いたような感じでした。

国内盤は果たして出るのかな?

2011年12月17日 yaplog!


BLACK MOON 4:45 /  For Promotional Use Only - Not For Sale

2011-12-16 12:50:00 | 「ブラック・ムーン / BLACK MOON 」
BLACK MOON 4:45 /
For Promotional Use Only - Not For Sale



画像① 表


画像② 裏


ブラック・ムーンのCDシングルです。


プロモーション用に制作されたもののようですね。

海外盤はアナログ主流時代からそうでしたが、
レコードを差し込む部分の色が灰色でした。
このジャケットも、CDに直接触る部分が灰色です。
プロモーション用なので、お金をかけずにジャケットを作ったと言うより、
それが普通のようですね。

このシングル「ブラック・ムーン」は、アルバム「ブラック・ムーン」に収められている最初の曲ですが、

キースのシンセサイザーやピアノの音で始まる、
あの「永遠の謎パート1」の出だしを彷彿させるイントロがカットされています。

それで、いきなり、ドラムとベースのリズム音から始まりますね。

プロモーション用のレコードやCDって、
ラジオ放送の関係者とか、あるいはレコード・CDショップに、
配られるものみたいですね。

行きつけではありませんでしたが、
隣の市内に店舗を構えていた書店兼CDショップの閉店セールに行った事があります。
安かったので、洋楽アルバムを15枚ほど購入したのですが、
その時に邦楽の意味不明の「販売品じゃない未開封CD」を15枚ぐらい頂戴した事があります。
確か、「見本盤」とか記されておりましたが、
いわゆるプロモーション盤という事なのでしょう。
(ちなみに閉店セールとは言っても、国内盤の3割引でした。
それでも、当時は安く思えたのですけどね。)

関心がないので、未開封のままですが、「粉雪」が大ヒットする前のレミオロメンのマキシCDとかも含まれていましたね。

そんなレコードやCDが、良心的な価格でオークションに出品される事もありますね。

ファンにとってはありがたい事です。

貴重盤と称して、最初から高値をつけても、
それに手を出すファンというのは、そんなには存在しないと思いますね。

2011年12月16日 yaplog!



BRAIN SALAD SURGERY スリーブケース

2011-12-15 15:04:27 | 販促商品等Emerson,Lake&Palmer
BRAIN SALAD SURGERY スリーブケース


画像① 表


画像② 裏


画像③ 開く途中


ディスクユニオンの特典だと思われます。

思われますといっているのは、
私が、ユニオンから頂戴したわけではないものですから。

プラケース入りのCDのカバーになるような大きさです。

これの使い道ってあまりないような気がしますね。

開いて使用する感じが、
頭脳改革のジャケットっぽいところが、
ポイントなのでしょう。

これは特にEL&PのCDじゃなくても、
ディスクユニオンの期間限定企画かなにかで、
何枚かのCDを購入した特典として用意されてあったものだと思います。

時期としては、
現在の用に、プログレ系のボックスセットや、
アナログ盤のジャケットをCDの紙ジャケットとして復刻する事が、
盛んになる前ぐらいの時ですね。

プロフィール写真に使用しているのは、
ディスクユニオンで、ハイボルテージのDVDかブルーレイを購入すると、
付録につけてくれたものですね。

実際に使用する事もないでしょうが、布の質は丈夫な感じです。

販促用特典も、微妙にそれぞれの時代を反映していますよね。

2011年12月15日 yaplog!


MUSIC LIFE 1977年4月号 / EL&P、3年間の沈黙を破って新作を発表!!

2011-12-14 17:53:20 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
MUSIC LIFE 1977年4月号 特別企画
EL&P、3年間の沈黙を破って新作を発表!!


画像① 表紙


画像② モノクログラビア3頁 四部作の内ジャケットそのまま流用


画像③ タイトルからして肯定的でない評論家の記事


画像④ ワーナーの広告 意外にこれが一番よい。
この時期に、タルカス、トリロジー、ファーストはカセット商品がないのが解りますね


写真を見ていただくと解りますが、
「WORKS volume.1 / ELP四部作」がリリースされた時のミュージックライフです。

特別企画とありますが、

音楽評論家1名の四部作評が、148頁から151頁に掲載されている事。
モノクログラビアが3頁。

これだけですね。

このタイトルが問題。

言っている事は、あくまでも評論家の意見にすぎません。

EL&Pがさらなる進化を遂げたとは受け止めるには、
あまりにヘヴィな四部作であったという事ですね。

恐怖の頭脳改革もどきのアルバムを多くの人は期待していたとは思いますが、
熱心なファンは、そうでもなかったようです。

例えば、
「頭脳改革と同じ事をやっていたら、EL&Pらしくないじゃないか!」
という彼らの真摯な音楽への姿勢を肯定的にとらえていたファンの感想です。


ミュージックライフ誌のこの号においては、カラーグラビアもなく、
その後は、キースが卓球のラケットを持っている、1頁の4分の1程のカラー写真が何号かに掲載されただけ。

カラーグラビアとおさらばしましたね。

ちなみに音楽専科誌は、この年の夏頃の号で、巻頭カラーグラビアを企画していました。

ミュージックライフ誌では、
夏頃の号の中間の誌面あたりに、
写真入りでコンサートレポートが載っただけですね。

人気が一気に下降していく時の象徴として、貴重な雑誌といえますね。

それにしても、もっと良い雑誌は父に捨てられていて、この号がそのまま残っているのは、不思議です。

表紙のEL&P特別企画の下は、ボストン初インタビューの文字があります。

ノーシンセサイザーを謳い文句にしたバンドと、
斜陽EL&Pの対比になってしまった感じもありますね。

2011年12月14日 yaplog!



幻魔大戦 オリジナル・サウンドトラックCD

2011-12-13 18:36:50 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
幻魔大戦 オリジナル・サウンドトラックCD


画像① ジャケット表


画像② プラケース裏


画像③ 帯とCD


2011年12月13日時点において、
未だに高値がつく幻魔大戦のサントラCDです。

今は閉店したレコード店でリリース時に求める事ができました。

ヤフーオークションに出品されると、
必ずと言ってよいほど、競争になるのが、
「恐怖の頭脳改革英国アナログオリジナル盤(中古)」ですが、
5,000円を出す覚悟があれば、余裕で競り落とす事ができます。

このCDも、その類ですね。

最初からファンの足下を見るような高値がついているものもありますが、
焦らず待った方が賢明です。

ちなみにアナログLP盤は、
安いスタート価格で多く出ているので、
入手しやすいです。

ジャケットがオールカラー6つ折りになっています。
リーフレット形式ではないですが、
ツボを抑えた内容になっています。

アナログLP盤
光の天使シングル盤
ドラマ編

これらのジャケットも番号付きで掲載。

映画評論家のこの音楽に対する讃辞。
キースの事は褒めちぎっていますね。

歌詞ももちろん、ついています。

あくまでも、映画がメインなので、
その他の細かいデータは不要かも知れません。

青木望は嫌いじゃないですが、
キースオンリーのサントラが聞けないと言う点でファンはストレスが溜まりますね。

英国人のキースが絵コンテからイメージして創り上げた音は、
とても画像に馴染んでいました。

ただ、洋楽を全く聞かない幻魔大戦の小説のファン(当時の知人)が、
「地球を護る者」を聞いた感想として、
「展覧会の絵に似ていますね。」と電車の中で言っていたのを思い出します。

確かに「プロムナード」に似てない事もないですね。

2011年12月13日 yaplog!


キーボード・マガジン 1979年8月号 (創刊第2号)

2011-12-12 15:55:06 | Keith Emerson関連
キーボード・マガジン 1979年8月号 (創刊第2号)



キーボード・マガジンの創刊第2号になります。

ワークス以後に創刊されているので、田舎の書店にてリアルタイムで購入できました。
その書店はスーパーの一部にテナントのような感じで入っていたのですが、
今は、そのスーパー自体も存在しません。
自分で求めたものは、父上様に捨てられてしまったようなので、
取りあえず、別ルートで入手しました。

既にEL&Pの人気は急激に下降しており、音楽誌で記事やカラーグラビアを目撃する事は、全くといってよいほど、ありませんでした。

私の記憶によると、「音楽専科」誌に掲載された、ワークスオーケストラーツアーの借金回収ツアーのカラーグラビアが最後ですね。
そのカラーグラビアは、確かに演奏している写真でしたが、借金回収ツアーの時の写真であるかさえ、疑わしいものがありました。

「がんばれよ!エマーソン」なんて言葉も添えられていましたね。

そんな中で、登場したキーボード・マガジン誌。

カラー表紙のエマーソンは、ややアゴに肉がついてきていたとはいえ、
EL&Pファンにとっての福音でありました。
(ちなみにカラーグラビアは載っていません。念のため)

早熟な人はともかくとして、
洋楽を聞き始めるのは、
両親や兄姉の影響でもない限りは、
通常中学生になってからです。

そのため、洋楽に目覚めた時が、EL&P休止状態だった世代というのがあります。

これを「70年代不完全燃焼組」とか称する場合もあるようですね。

私もその1人です。

不思議な事に1981年に市ヶ谷を集合場所にした、
ファンクラブのミーティングに集まった人達の8割が同い年でしたね。

そんな人達にとっては、買わざる得ない雑誌でありました。

目次を記しておきますね。

当時の状況も少しは見えてきますね。

3 カラー・グラフ
U.K.(エディ・ジョブソン)/DEVO/渡辺貞夫“モーニング・アイランド”

7 モノクロ・グラフ
佐藤允彦/鈴木宏昌/金子マリ&バックスバニー/松岡直也&ウイシング/スクエアwithフィル・アップチャーチ/カリオカ/この夏,注目のニュー・サウンド(24thストリート・バンド他)/カシオペア/羽田健太郎

23 スーパー・キーボーディスト徹底研究
キース・エマーソンSPECIAL
キース・エマーソンの歩み

エマーソンはロック・キーボードの変革者だね 伊藤幸毅
恐怖のお化けサウンド!!エマーソン 明田川荘之
エマーソンは真夏の太陽 霧生トシ子
シンセサイザーとエマーソン 松武秀樹
エマーソンの手のうちをのぞき,エマーソンに迫れ 安西史孝

キーボード・マガジン・インタビュー
14 エディ・ジョブソン
18 松任谷由実
34 深町純
36 ジャン・ミッシェル・ジャール

クローズアップ・ミュージシャン
40 サザン・オールスターズ/ツイスト 信田かずお
42 TOTO 難波弘之
43 ハービー・ハンコック 岩崎工

ピアノ・アレンジ譜
44 ウォーターメロン・マン/ハービー・ハンコック
46 きみの朝/岸田智史
48 バック・イン・ザ・U.S.A./リンダ・ロンシュタット
52 はるなか旅へ/ゴダイゴ
55 夏休み特集
キミのキーボード・プレイを決めるワン・ポイント
その(1) アドリブ・チャレンジ:フィル・イン
明田川荘之/笹路正徳/沢井原児/信田かずお/林知行/向谷実/美野春樹/吉田賢一

電子オルガン・アレンジ譜
63 ビューティフル・ミー/大橋純子
66 サマー・ナイト・シティ/ABBA
69 我が心のジョージア〈ジャズ・オルガン〉

72 スコア
銀河鉄道999/ゴダイゴ

セミナー
76 チック・コリアの音楽セミナー チック・コリア
78 ロック・キーボード 大浜和史
80 クロスオーバー・キーボード 笹路正徳
82 やさしいピアノ・アレンジ 林知行
84 電子オルガン・セミナー 道志郎

87 新譜レコード紹介
伊藤幸毅/岩崎工/神尾明朗/久米大作/小林泉美/林千秋/深沢在人/吉田賢一

連載コラム
86 坂田明のキーボード料理(3) 坂田明
92 近田春夫のロックン・ロール・キーボード講座(1) 近田春夫
94 テルさんのジャズ・ピアノ教室(3) 坂元輝
112 エンジョイ・キーボード(1) バッハ・リヴォリューション
116 レコーディング&オーディオ(3) 安西史孝

情報
96 KMインフォメイション
100 KMメッセージ・コーナー
102 夏休み特別プレゼント/アンケート

キーボード・スペシャル
103 エレクトリック・ピアノ
104 エレクトリック・ピアノと音楽の色彩感 上田力
106 エレクトリック・ピアノの構造に大接近 林千秋

118 新製品紹介
電子オルガン/シンセサイザー/他

2011年12月12日 yaplog!


ROCKIN’ON 1975 12月号

2011-12-09 11:41:48 | 音楽誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
ROCKIN’ON 1975 12月号





雑誌を立てに置いたら、キースが横になってみえるちょっと変わった表紙です。

それでも、この表紙が単に奇をてらったものに見えないのは、
オルガンを逆の位置からも弾いてしまうキースのアクションとテクニックに見慣れてしまっているためかも知れませんね。

見慣れていないまでも、そんなキースにふさわしい表紙と言えるかも知れません。

ロッキングオンを初めて田舎の書店で目にする事ができたのは、
ラブ・ビーチリリース後であったと思います。

渋谷陽一さんのラジオ番組で、チョコチョコ耳にしてはいたのですが、
実際に手にとって見る事ができたのは、
ヤングジョッキーが終了したあたりであったのではないかと思います。

この1975年12月号の巻頭インタビューはキース・エマーソンなのですが、
これは、「架空インタビュー」です。

つまり、「キース・エマーソンであったら、こんな事を言うであろう」と推定したインタビューなのです。

この「架空インタビューシリーズ」はいくつか存在するようですね。

架空インタビューを掲載した事が、雑誌の販売に結びついていたかどうかまでは、
解りません。

ただ、企画自体が、「勢い」あるいは「時代」と言ったものを感じさせてくれますよね。

内容を読むととても哲学的であり、
普通に考えても、他の雑誌で読む事のできるキースのインタビューとは、
全く異なる印象を受けます。

だからと言って、それが間違っているとは思いません。

それは、必ずしもミュージシャン本人が、自分自身を最も正確に把握していると言い切れない場合もあると思われるからです。

架空インタビューを可能ならしめたのも、当時のキース・エマーソンのカリスマ的な人気に他なりません。

このロッキングオン誌も、そんな70年代の証明と言えますね。

2011年11月9日 yaplog!


「Live at the Royal Albert Hall」(英国盤ジャケット)のTシャツ

2011-12-08 13:27:54 | コンサート会場での販売商品Emerson,Lake&Palmer
「Live at the Royal Albert Hall」(英国盤ジャケット)のTシャツ


画像① 表


画像② 裏

こちらは、90年代の2度目の来日時のコンサート会場にて求めたものです。

1度目の来日の時に発売されていたTシャツ群は、
裏に大きなELPのマークが紫色で刻印されていました。

しかし、これは表も裏も同じデザインですね。

あわてると裏表を間違えて着てしまうでしょうね。

で、襟のところがなんかしっくり来なくて、
着直すみたいな感じになりますよ。

何かのイベントに参加する時に、
誰かEL&Pを知っている人に声をかけてもらいたくて、着ていきます。

なので、年に数回しか着る事がないですね。

その努力はほとんど報われた事はありませんね。(笑)

ある時に、秋田県の主催する一泊のイベントがありまして、
このTシャツを着ていった事があります。


この会場は、大きな浴場のあるホテルでした。

洗い場で英国人の若者(20代後半かな)がいて、
日本語がそこそこ堪能でしたので、世間話をしました。

日本人の恋人ができたけど、彼女の親が反対しているとか
言ってましたね。
その後の交流はないので解りませんけど。

「torioden 、英国人と洗い場にて裸でトーク」みたいな感じです。

浴場から脱衣室へ行って、このTシャツに着替えていたら、

「このデザインは英国では王家のデザインで、
それはとても高貴なるものなのです。」

と言っておりましたね。

もっとも、エマーソン、レイク&パーマーの事は知らないとの話でしたけどね。

いつも、EL&Pのメンバーの来日の時には、あまりお小遣いがなくて、
コンサート会場で、お腹一杯購入した試しがありませんね。

カールのエイジアぐらいでは、とてもじゃないけど、上京までしようとは思えません。

カール・パーマーバンドだったら、気が向けば行くかも知れないですけどね。

キースやグレッグがそれぞれ1人のコンサートでも、
上京するつもりはあるので、
そこは見極めてお小遣いを使わなくてはなりませんね。

2011年12月8日 yaplog!