EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

スティーヴ・ハケットの自伝の立ち読み

2021-01-29 10:49:24 | 関連書籍Emerson,Lake&Palmer
スティーヴ・ハケットの自伝の立ち読み

秋田県にはトヨタの店舗のオーナーが経営している、
「ブックスモア」という書店が何店舗かあります。

トヨタの営業店舗とくっついている、
巨大な書店なのですが、
市町村の図書館よりも書籍の数が多いと、
見ています。

90年代であれば、
早めに欲しい書籍がある時は、
仕事を17時ピッタシであがって、
隣県の弘前市の紀伊国屋書店まで、
車を走らせておりましたが、
「ブックスモア」は、
それを超える売り場面積と、
書籍数を備えているので、
経費と体力を使わずに済むようになったので、
とても楽になりました。

先日、仕事の用事で、
職域の「ブックスモア」の前を通りましたので、
久々に立ち寄ってみました。

音楽の本のコーナーがありまして、
レジェンドになっているロックミュージシャンの評伝や、
自伝もかなり並んでいるわけです。

そこで、「スティーヴ・ハケットの自伝」が、
目に止まりましたので、
手にとってみました。

出版社を見たら、
「シンコーミュージック」になっています。

ミュージシャンの自伝の翻訳本が出版される背景には、
様々な要因と経緯があるのでしょうが、
キースの自伝の翻訳本が、
教科書とかを作っている出版社から出たのに比して、
「シンコーミュージック」からミュージシャンの自伝が出るというのは、
違和感のない普通の流れかと思います。

ただ、私は、「シンコーミュージック」は、
ある程度、採算が取れるものでないと出版しないと思い込んでいるので、
この自伝は、企画が通過して、日の目を見る事ができたのでしょう。

話はちょっとそれますが、
グレッグの自伝の翻訳本って出るのでしょうか?

これは出たとしても、
「シンコーミュージック」からは出ないとは思っていますけどね。
まぁ、キースの自伝も翻訳出版されるまで、
かなりの年月を要しましたので、
期待せずに待っていれば良い事もあるかも知れません。

ただ、キースの自伝の翻訳本は、
キース存命中に出る事にはなったので、
グレッグの自伝の翻訳本が出るとしたら、
本人、他界後という事になるので、
こういうのは、なかなか簡単にはいかないのかも知れないです。

このブログでは、
スティーヴ・ハケットについては、
特に取り上げた事はありませんが、
スティーヴ・ハケットが参加している、
取り上げた事があります。

また、スティーヴ・ハケットは、
カール・パーマー・バンドの
キースの追悼公演にも確かゲスト出演していたと思います。

自伝の巻末の索引に、
自伝の内容に登場する人物名とその頁が、
表記されていまして、
キースとグレッグの名前も、
それぞれ1箇所ずつありました。

先月出たばかりの翻訳書籍なので、
ネタばれになるので、
多くは語る事はできません。

キースやグレッグ本人と、
ハケット自身の絡みのエピソードとかいうものではありませんが、
いずれも面白い記述でした。

特にキースに関しては、
名前が登場しただけで、
良いという事にしましょう。
(こんな表現しかできません。)

ザッと目を通しましたが、
ジェネシスの熱心なファンでなくても、
プログレファンにとっては、
読み応えがありそうな印象を受けました。

買うかも知れないです。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

販促品 ELP・IN CONCERT BOX

2021-01-27 11:33:15 | 販促商品等Emerson,Lake&Palmer
販促品  ELP・IN  CONCERT BOX

数年前にディスクユニオンさんで、
特定の紙ジャケットCD数枚を、
まとめて購入すると頂戴できた販促品です。



雨天なので身体を車内に入れて撮ると、
こうなる 

このまとめ買いボックスは、
様々な通販サイトとの、
圧倒的格差を見せつける、
ディスクユニオンさんのオリジナル特典なわけですが、
アルバムジャケットのデザインを、
大きく取り入れているのが特徴です。

「恐怖の頭脳改革ボックス」
「タルカスボックス」
「展覧会の絵ボックス」

等は、熱心なファンでなくとも知っているタイトルという事もあり、
何度か販促品になりましたが、
この「ELP・イン・コンサート」の販促ボックスは、
この時に初めて制作されたものかも知れません。



背部は白いELPマーク

CD化されて2枚組となった「ワークス・ライヴ」ではなく、
アナログ盤時代の「ELP・イン・コンサート」を選択しているところが、
いい感じですね。



ボックス裏側

ボックスの裏側を見ますと、
このボックスを入手するために必要なタイトルも、
記載されていました。



裏側下部拡大

なんと!

7タイトルも購入していたのですね。

しかもCD2枚組が3セットも含まれています。

記憶に間違いがなければ、
「イン・ザ・ホット・シート」は、
この時に初めて紙ジャケット化されたように思います。

「恐怖の頭脳改革」までのアルバムは、
ピクチャーアナログ盤ボックスでも、
「FIRST FIVE」と呼称されたりしていましたが、

「レディーズ&ジェントルメン」から、
「イン・ザ・ホット・シート」までのアルバムは、
このボックスのデザインを見ながら、
EL&Pの「栄枯盛衰」を、
味わうセットになっているような感じです。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

スターログ 1983年2月号26頁の切り抜き

2021-01-25 16:24:45 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
スターログ 
1983年2月号26頁の切り抜き

自分が所持している雑誌の頁をカットして、
ヤフオクに安価で出品しているケースがあります。

EL&Pやキース・エマーソンの切り抜き頁とかも、
時々出品されていまして、
高額で出品されていない場合は、
幾つか入手した事があります。

これもそのうちの1つですね。



頁の一部

多くの場合、
掲載されていた雑誌名を記していたとしても、
何年の何月号かまでは、
記していない事がほとんどですね。

それでも知らない情報が含まれていれば、
新しい発見もありますが、
既に知っている情報のみであれば、
せめて、雑誌名と掲載号を知ることが出来たらと思うわけです。

今回の切り抜きは、掲載誌と何月号まで、
添付されておりましたので、
こうして、タイトルに付ける事ができました。

雑誌は、SF映画のマニアックな雑誌である、
「スターログ」です。
スターウォーズが国内で初めて公開された頃、
日本語版が田舎の書店の店頭にも並んでおりましたので、
購入しました。

ただ、
続けて購入はしなかったので、
その後の同誌の性格とか傾向性は、
全く把握しておりません。

切り抜きの記事は、
映画「幻魔大戦」の音楽を制作し終わって、
最終ミキシングを残すのみとなったキースへのインタビューですね。

読んでいて、これまで把握していたインタビューの内容とは、
若干、符合しない点もありますが、
気になった箇所を拾ってみます。

○ 「 実際に映画音楽をかいてみようと思ったのはフレデリック・フォーサイスの『戦争の犬たち』を読んだときで、映画化されると聞いて、運動してみたが、採用されなかった。でも、そのときの運動のおかげでハリウッドの映画人と人間関係ができ、ELP解散後すぐにダリオ・アルジェント監督の『インフェルノ』の音楽をやれたんだ。」

書き手のインタビューアーが、
次のように記しています。

「ロック界では、サントラづくりなどという地味な仕事をしていると、ファンから忘れられてしまう。とくに、82年は元ELPのレイクとパーマーがともに大ヒットを出した。ひとり、キース・エマーソンのみ、活動を停止していたわけだが、ロック界へのカンバックはあるのだろうか。」

これに対して、キースは、
カールに対して、ドラマーであって作曲をするわけではないが、
エイジアでの成功をほめたたえた後、
このように続けているわけです。

○ 「一方、グレッグ・レイクはソング・ライターとしても、ベーシストとしても、テクニックのある男だからどこだってやれると思っていた。それでもヒットシングルを出せて安心したよ。」

書き手の方の言うグレッグの大ヒットというのは、1981年のファーストソロアルバムを指し示しているのでしょうか。
だとしたら、エイジアと同等の成功をしたような書き方はちょっと乱暴と言えますね。

また、この質問へのキースの応答の中にあるグレッグのヒットシングルというのは、
「Let Me Love You Once 」の事を言っているのでしょうかね?
私が知らないだけで、キースが把握しているグレッグのソロシングルヒット曲もあったのかも知れません。

あるいは、ちょっと無理がありますが、
レコードの大ヒットではなく、
ゲイリー・ムーアと組んだという話題を大ヒットと捉えての言い方かも知れませんね。

うーん。それにしても、ヒットシングルねぇ。

それはそれとして、この時点におけるキースは、

「そしてボク。いまは我が道を行くって感じだね。スーパー・グループにいたから、もう一度人気を得たいなんて、ほとんど考えないんだ。」

まぁ、結局、キースは、数年後に、ロック界に戻ってしまうわけですけどね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

レディーズ&ジェントルメン 国内アナログ見本盤

2021-01-22 13:20:40 | 「レディーズ&ジェントルメン/Ladies and G ~」
レディーズ&ジェントルメン 
国内アナログ見本盤



向かって右上上部に
楕円形の見本盤のシールが貼られています

アルバム「レディーズ&ジェントルメン」の国内アナログ盤は、
父が他界した頃に取り上げましたが、
その時点では、
手に取って見開くと一見して解るので、
3面開きの内側の写真も特に載せていませんでした。
その後、一見して解りにくいところを、
リンク先で説明をしております。

また、
何度かつぶやきましたが、
アナログ盤時代のジャケットを紙で再現する、
ミニチュア紙ジャケット再現CDに関しては、
紙ジャケットCDが始まった段階では、
国内のワーナーさんが制作した国内独自ジャケットを、
再現しておりました。

今回取り上げた国内アナログ見本盤ジャケットの内側3面はこんな感じ


見開き内側左部と
挟まれる外側部


見開き内側中央部と
内側右部
ELP文字のくり抜きは無し

アナログ盤時代は、
「レディーズ&ジェントルメン」などは、
他のアルバムに比して、
国内独自色が最も強調されていたジャケットでしたので、
ビクターエンタテイメントさんが制作した紙ジャケットCDは、
初期の国内独自ジャケットを再現したモノと、
比較的最近の英国オリジナルジャケットに沿って制作したモノを、
両方備えると、比較して楽しむ事ができますね。

「恐怖の頭脳改革」のように、
初回プレス盤のみ、
英国オリジナル盤に沿った仕様の折りたたみポスターを付けている事もありましたので、
この「レディーズ&ジェントルメン」に関しても、
初回プレス盤のみ、英国オリジナルジャケット仕様になっていたかも知れない事も想定されます。

ただ、
折りたたみポルターとは違って、
手間暇かけて英国オリジナル仕様のジャケットを、
初回プレス盤のみで終わらせるという事は考えにくいので、
初回プレス盤の段階からこの仕様だったのかも知れないですね。



レーベル面は白地に黒

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

FANFARE BOX内のCDと予約特典CDの盤面

2021-01-20 18:14:12 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
FANFARE BOX内のCDと先行予約特典CDの盤面

ファンファーレボックスに収納されているCDを、
ちょくちょく取り上げて来ていますが、
盤面のデザインと配色にもう少し工夫が欲しかったと、
述べた事があります。

先日、たまたま、ファンファーレボックス内の、

アルバム「BRAIN SALDA SURGERY」

と、

先行予約の外付け特典である、

「BLACK MOON - ROUGH MIXES 」 

を続けて聴いた時に、
2つのCDの盤面を見る機会がありました。

2つのCDは、
大雑把に見た感じでは、
デザインが統一されていた事もあり、
配色に関しても同じものだと思い込んでいたのですが、
実際は異なっていました。

「BLACK MOON - ROUGH MIXES 」 

の盤面のベース色は、
他のボックス内の盤面のベース色より、
濃いめである事が解ります。



上「BRAIN SALDA SURGERY」
下「BLACK MOON - ROUGH MIXES 」

先行予約特典という事で、
少しは色を変えようという考えがあったのでしょう。
ちょっとした事ではありますが、
制作者の工夫の1つを汲み取る事ができました。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

オムニバスCD Journey To The Edge

2021-01-18 11:15:34 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
オムニバスCD Journey To The Edge

プログレ系の楽曲を収録したオムニバスアルバムです。



ジャケットブックレット
プラケースはオリジナルかは不明

収録曲を見ると、
プログレの範疇にあまり入れられる事のないバンド名があったりしますが、
制作する側の方は、収録曲の選択に関して、

「7割もプログレが入っていれば問題はない。」

みたいなアバウトな考え方で制作しているとも考えられます。

リリースは、1994年。

このアルバムに関しては、
ただ、ジャケットの表面に記載された、
楽曲が収録されているバンド名のトップに、
何故か、EL&Pを持ってきておりまして、
制作者がEL&Pを気に入っているかも知れないと思ったりします。

小さな事かも知れないのですが、
この小さな事でもちょっとした気分の良さを提供してくれます。



盤面
タイトルと収録曲の記載がない

収録曲も、
オムニバスアルバムにしては珍しい、
「聖地エルサレム」が選ばれていますので、
単に「ラッキーマン」の収録で終わらないところが、
1つのコダワリかも知れないですね。

入手してから、
「ザ・ナイス」の「アメリカ」も収録されている事を知りました。



ジャケットブックレット内容

タイトルが「イエス」のアルバムタイトルの、
一部をパクッたのではないかと、
ふと思ったのですが、
「イエス」は未収録でした。

オルガンロックの著名曲である、
「ヴァニラ・ファッジ」の「キープ・ミー・ハンギング・オン」
も収録されています。

先日、逝去されたティム・ボガートのご冥福をお祈りいたします。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

No.1758

雅楽師 東儀秀樹氏の夜のプレイリスト

2021-01-15 14:06:15 | やや番外編、EL&Pのアルバムのどれかが好きなミュージシャン
雅楽師 東儀秀樹氏の夜のプレイリスト

1月12日(火曜日)の夕方、
早めに自宅に帰る必要があったので、
NHK・FMの番組、
「夜のプレイリスト」の再放送を、
たまたま聴く事ができました。

番組「夜のプレイリスト」は、
サイトの説明によると、

「~私の人生と共に在った5枚のアルバム~
 人生の節目に聞いていた思い出のアルバム、
人生に決定的な影響を与えたアルバム、
 毎夜1枚ずつのアルバムを紹介し、
人生とのさまざまな関係を、
一人のパーソナリティーが毎週5日間通してお届けします。」

というものです。

この日の再放送のパーソナリティーは、
雅楽師 東儀秀樹氏で、

「狂気(The Dark Side of the Moon)」

を取り上げていました。

このアルバム、
CDを所持していないので、
久々に聴くことが出来ましたね。

雅楽師 東儀秀樹氏に関しては、

「5枚のアルバムの中に、
ひょっとしたら、
EL&Pも入っているかも知れない。」

とあまり期待せずに、
過去の番組表を調べてみました。

そしたら、
本放送においては、
1月5日(火曜)の初日に、
「EL&Pの展覧会の絵」が、
初回のプレイリストとして、
紹介されて流れたようですね。



番組表の画面の一部

夜のプレイリストのサイトの説明から判断すると、
1月11日(月曜)の夕方に、
「展覧会の絵」が再放送される流れになるわけですが、
「成人の日」という祭日のためか、
特番が入ってしまいました。
これによって、再放送は無くなったようです。

東儀秀樹氏は、
オフィシャルサイトの中で、
好きな音楽として、
30枚ぐらいのアルバムを
順不同で取り上げているわけですが、
その中から「展覧会の絵」を、
5枚の中に入れるとは、
人生の中での重要度が高かったという事なのでしょう。

ただ、
番組スタッフとの打合せの上、
他のパーソナリティーのプレイリストと重なる事がないように、
5枚のアルバムが選ばれているかも知れないので、
パーソナリティー自身のみで決めた5枚かどうかは、
ちょっと解らないですね。

ちなみに、
東儀秀樹氏の後のパーソナリティーには、
アコーディオニストのcoba氏が登場するのですが、
本放送の初日である、
1月12日(火)午前0時には、

「The Six Wives of Henry VIII」Rick Wakeman 

を取り上げたようです。

この日は、
午前0時に、
「ヘンリー八世の六人の妻」が流れて、
夕方6時に
「狂気」が流れるという、
プログレ時間が多かった日という事になりますね。

それにしても、
EL&Pの「展覧会の絵」は、
特番によって再放送がないという、
ファンにとっては好ましくない状況が発生してしまったわけです。

タイムカードを確認してみたら、
祭日という事もあり、
18時4分で退社していたので、
再放送をしていれば、
聴くチャンスに恵まれたのですけどね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

BRAIN SALAD SURGERY CD イタリア盤

2021-01-14 14:34:50 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
BRAIN SALAD SURGERY CD イタリア盤



ペラ紙ジャケット

米アトランティックで「BRAIN SALAD SURGERY」を初めてCD化した頃、
ヨーロッパの国々においても、独自のCDが制作されていたようなのですが、
西ドイツではCD盤面にマンティコアマークを入れ込んだCDを制作していました。

その西ドイツ盤のCDは、
このブログではまだ取り上げていないのですが、
アナログ盤時代の音がもっとも忠実に再現されているとかの理由で、
世界中のEL&Pファンが一押しする、
とても評判が良いモノのようです。

そのため関東の著名な音楽ショップでは、
その音源をCD-Rに収録したレプリカを、
顧客へのサービス特典として用意した事もあるみたいです。



プラケース裏側

本日、取り上げるイタリア盤のCDは、
制作年の記載のないものですが、
ジャケットペラ紙の表面に、
オリジナルのジャケットデザインを無視して、
アルバムタイトルを白抜きで入れ込んだりしていますし、
プラケース裏面にバーコードもないので、
上述した西ドイツ盤のCDと同じ頃に制作されていたのではないかと、
思われます。

昨夜、能代市の鍼灸院に行く道すがら、
車についているCDプレイヤーで聴いてみたのですが、
アトランティック盤や国内のワーナー盤のCDよりも、
何となく、それぞれの音が際立っている感じがしましたね。

CD盤面の印刷だけ異なる、
西ドイツ盤と同じ音源かも知れません。



CD盤面

プラケースCDのジャケットは、
ペラ紙2つ折りなのですが、
アナログ盤に付いていた、
ポスターの写真を、
3面の紙面いっぱいに、
カラーで再現しているのが、
とても魅力ですね。

こんな感じ



内側


裏側と表側

これは米アトランティック盤や、
及び、それをほぼ踏襲していた、
国内のワーナー盤CDジャケットでも、
やっていない事でしたので、
新鮮に映ります。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

THE SCORE 12インチ プロモ盤

2021-01-11 15:47:15 | エマーソン、レイク&パウエル / E,L&Powell
THE SCORE  12インチ プロモ盤

アルバム、「エマーソン、レイク&パウエル」収録曲の中で、
国内においては、新日本プロレスのオープニングテーマで、
使用された事により、もっとも知れ渡っていると思われる、
「ザ・スコアー」。

その「ザ・スコアー」の12インチシングルレコードです。

米国のプロモ盤ですね。
入手の時点でカンパニースリーヴは欠損しておりました。



レーベル面 SIDE2
アルバム収録ヴァージョン



レーベル面 SIDE1
短縮ヴァージョンと思われる
(未試聴)

これまで、調べた感じでは、
このブログでも取り上げている、
「タッチ・アンド・ゴー」の12インチシングルレコードは、
英国や日本で市販されているのですが、
「ザ・スコアー」は市販盤というのは、
存在していないようです。

コージー・パウエルが参加している、
アップテンポの曲なので、
日本だけでも市販盤があっても良さそうなものですが、
作られませんでした。

「タッチ・アンド・ゴー」の12インチシングル盤のリリースに関しては、
同じ盤に収録されている、
「ロコモーション」の方が、
アルバム未収録曲という事で、
リリースした際の需要を見込んだのかも知れません。

リリースされた年は、
EL&Pに関しては、
アナログ時代のアルバムのCD化は、
まだ1枚も為されていなかったのですが、
「エマーソン、レイク&パウエル」に関しては、
新譜でしたので、
アナログ盤の他に、カセットテープや、
CDも同時にリリースされたようです。

私は、CDに関しては、
やや後年にリリースされたと思い込んでいたのですが、
ネットで知り合ったEL&Pファンによると、
CDも同時リリースであったとの事。

この時点(1986年)においては、
国内の音楽会社から、
アナログ盤がリリースされなくなって、
CDのみがリリースされる事になるという流れになろうとは、
全く想像もしていませんでしたね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ピート・シンフィールド スティルージョン 国内仕様盤

2021-01-08 15:55:56 | EL&Pを支えたアーティスト・プロデューサー等
ピート・シンフィールド 
スティルージョン 国内仕様盤



帯とジャケット

「スティルージョン」は、
1973年にリリースされたアルバム、
「スティル」の曲順を組み替えて、
それに2曲を追加してあるのですが、
オーストリアのメーカーから1993年に初めてリリースされており、
その後も、他のメーカーから、幾つかリリースされたようです。

アーティストの意向を無視してメーカーが勝手に制作したものではなく、
ピート・シンフィールド本人が関わっているようなので、
曲順の組み替えも追加の曲を入れる事も本人の意図したところなのでしょう。

帯付の国内仕様盤は、リリース年は異なっているのかも知れませんが、
少なくとも2種類ほど存在しているみたいです。

これは、1995年に国内仕様盤として、
発売された品物の中古盤です。

ブログを始めた頃は、「国内仕様盤」に対して、
大雑把な捉え方をしていたのですが、
これも一様ではないようです。

当初、私は、「シュリンク付きの輸入盤に帯を被せたモノ」と思っていたのですが、
手に取ってみると、シュリンクの中に日本語の帯が入っていた事もありました。

未シュリンクのまま輸入し、
帯、品物によっては解説を付けて、
シュリンクで密封するという作業工程かと思われます。

その作業自体、海外で行われているのかも知れませんけどね。

国内仕様盤とはいえ、
解説は、
大手音楽会社の国内盤の解説を書いている、
市川哲史さんが担当しています。

また、ジャケットブックレットに、
ピート・シンフィールド本人への、
1993年時のインタビューも記載されていますが、
その翻訳も付いており、
とても充実した国内仕様盤だと思います。

結局、アーティスト本人が関与しているとなると、
「スティル」と「スティルージョン」は、
タイトルが異なるわけですし、
ジャケットの絵柄の取り込み方まで変更しているので、
収録曲が同じであっても、
別のモノであると捉える事もできるかと思います。

但し、
以前、マンティコアの水色ジャケットアナログ盤に、
コメントを頂戴しましたように、
「スティルージョン」を最初に聴かれた方は、
それが第一印象として、
心に刻まれる事にはなりますよね。

オリジナルが第一印象にならないのは、
やや、お気の毒な感じもありますが、
グレッグのヴォーカルで幕を閉じる組み替え収録をしているのは、
私としては悪くないですね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

NICE  COUNTRY PIE シングルレコード オランダ盤

2021-01-06 14:31:45 | Keith Emerson THE NICE関連
NICE COUNTRY PIE 
シングルレコード オランダ盤

謹賀新年

年末に降り積もった雪ですが、
日中の気温が上がらないので、
なかなか融けてくれません。

それに加えて、
我が家の構造も関連しているのですが、
ここ数日は、
油断すると日中でも、
給水が凍り始めるので、
使用しなくても、
トイレや台所の水を、
時々流したりしていました。

昨年末にはキース・エマーソン・ファン専用掲示板が、
閉鎖するというとても悲しい出来事がありましたが、
当ブログは何とか続けてまいりたいと思います。

本日、取り上げるのは、
試聴しないで、
今朝、車に積んできたのですが、
ナイスのシングルレコードです。

データを取っているわけではありませんが、
このブログで取り上げている、
レコード類に関しては、
オランダ盤が最も多いと思っています。

オランダ盤はEL&Pの「ピーターガン」や、
エイジアの「ドント・クライ12インチ」等のレコードが、
思い浮かびます。
オランダはEL&Pへの関心が高い国の一つであると認識しています。

ナイスのシングルレコードで、
しかもピクチャースリーヴ入りとなると、
安価な品物の入手は容易ではないので、
そんな中で我が家にやってきた品物という事になります。



ペーパースリーヴ表側



裏側



レーベル面

本年も宜しくお願い申し上げます。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

No.1753