EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

すぐに弾ける アコースティックギター レッスン 「賢人」所収 成美堂出版 1997年

2012-03-31 13:09:53 | 楽譜等Emerson,Lake&Palmer
すぐに弾ける アコースティックギター レッスン 
「賢人」所収 成美堂 1997年



画像① 表紙


画像② 目次の一部

私は、楽器をたしなまないので、楽譜などは実際に使用する事はありません。

それでも、EL&P関連の楽譜があるというだけで、高額でないものは、ついつい購入してしまいますね。

このレッスン本も、そのうちの一つです。

1997年にこのようなレッスン本で、
「賢人」が出てくるというのが、
全くの想定外で、ちょっとスゴイと思いますね。

実際のアルバムの音楽と比べて、
この楽譜のどこが、どう違っていて、
どのような特徴があるなどというのは、
解りません。

楽譜も音楽の時間にきちんと集中していなかったので、
解らない事が多いのですが、
歌が上手という唯一の特技によって、
中学の音楽の成績は良かったのです。(笑)

EL&P関連の楽譜に関しては、70年代に2冊ほど購入したのですが、
ピアノをはじめた友人にあげたものもありますし、
父に廃棄されてしまったものもあります。

EL&Pの曲が含まれている楽譜は、
現時点でも購入できるものもありますが、
決して安くはないですね。

なので、
それほど力を入れているわけではありませんが、
EL&P好きとしては、
数冊ぐらい持っていても良いと思っています。

本ブログは、EL&Pのあれこれが含まれているものを、私の思い出と共に紹介しています。
後世にEL&Pを伝える一助となれば幸いです。
支援を受けると励みになります。クイック応援よろしくお願いします。(^^)

2012年3月31日 yaplog!
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月刊誌 「ゲーテ(GOETHE)」 2010年11月号 幻冬舎

2012-03-30 11:31:18 | 一般誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
月刊誌 「ゲーテ(GOETHE)」 2010年11月号 幻冬舎


画像 表紙

本誌は当時のキース・エマーソンオフィシャルブログでも紹介されていたので、
ご存知の方も多い事と思います。

キース・エマーソン&グレッグ・レイクの来日が、キースの病気のため中止になったわけですが、
インタビューは中止決定の前に収録されたもののようでした。

何故、キースのインタビューが載ったのでしょうか。

「いま経営者を熱狂させる音楽 ♪ 」

と言う表題の48頁から89頁までのカラーの特集があります。

キースのインタビューはこの特集の一部に組み込まれているのです
ポール・ロジャースもそうでしたが、来日前のミュージシャンという事で取り上げたのかも知れません。

インタビューが載っているミュージシャンは、

掲載順に

オノ・ヨーコ(ジョン・レノンのボックス絡み)
坂本龍一&大貫妙子(コラボ作品を製作中)
ブライアン・フェリー
キース・エマーソン
ポール・ロジャース
スガシカオ
マリーナ・ショウ
佐野元春
チャー

以下、プロデューサー
デイヴィット・フォスター
松任谷正隆

ここに挙げたオノ・ヨーコ以外の全ての人達が「人生の5枚」と言う事で、お気に入りのアルバム5枚をコメントつきで掲げています。

また、「私の人生で最も大切な5枚」
と言う事で、経営者、大手企業の中間管理職や、ミュージシャン等、総勢38名が名を連ねており、それぞれの方の「お気に入りの5枚」がコメント付きで載っています。
幻冬舎の人脈を使用して作製されたものですね。

クラシックから、ジャズ、ロック、歌謡曲、演歌にいたるまで、いろんなアルバムがありました。

しかし、その中にはEL&Pのアルバムは1枚も存在しないという、
EL&Pファンにとっては悲惨な結果が生じてしまいましたね。

キースのお気に入りの5枚の中で、私が所持しているのは、1枚しかないので、近日中に紹介したいと思います。

まぁ、それは大方のロックファンの人が持っているアルバムなので、珍しいものではありません。

本ブログはEL&Pの功績を若者達に伝えるための一助になればと思い、
書き綴られております。
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2012年3月30日 yaplog!
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Steinway To Heaven: Keyboard Hall Of Fame Various Artists  1996年リリース

2012-03-29 13:03:53 | Keith Emerson関連
Steinway To Heaven: Keyboard Hall Of Fame
Various Artists  1996年リリース



画像① ジャケット


画像② 帯

収録曲
1.Creole Dance Suite, for piano, Op. 15
- Keith Emerson
2.Piano Sonata No. 8 in C minor ("Pathetique"), Op. 13: 2nd Movement [Adagio Cantabile]
- Rick Wakeman
3.Etude for piano No. 12 in C minor ("Revolutionary"), Op. 10/12, CT. 25
- Jordan Rudess
4.Prelude for piano No. 4 in E minor, Op. 28/4, CT. 169
- Chuck Leavell
5.Variations (28) on a Theme of Paganini, for piano, in A minor, Op. 35: Two Variations (unspecified)
- Chris Ingles
6.Piano Sonata No. 14 in C sharp minor ("Moonlight"), Op. 27/2: Ist Movt.
- David Bryan
7.Polonaise for piano No. 3 in A major ("Military"), Op. 40/1, CT. 152
- Patrick Moraz
8.Pavane, for orchestra & chorus ad lib in F sharp minor, Op. 50
- Brian Auger
9.Sonetto del Petrarca No. 104 (Pace non trovo; II) for piano (Annees II/5), S. 161/5 (LW A55/5): Sonnet No 104
- Mark Robertson
10.Pieces (4) for piano, Op. 4: No 04, Suggestion Diabolique
- Tony Hymas
11.Prelude for piano No. 15 in D flat major, Op. 28/15, CT. 180
- Dizzy Reed
12. Pavane pour une infante defunte, for piano (or orchestra)
- Steve Porcaro

このCDはキーボードマガジンで紹介されていたので、求める事ができました。
現在では、輸入盤も廃盤扱いになっているようですね。

キースの「クレオールダンス」が一曲目に収録されています。
このアルバムが発売された時点においては、
「クレオールダンス」のスタジオテイクと言うのは、このアルバムでしか聞くことができませんでした。

このテイクそのものは、後の「エマーソン・プレイズ・エマーソン」や、マグナカルタレーベルのその他のオムニバスアルバムにも収録されていますね。

このアルバムが出た時点では、キースとリックの演奏が1枚のアルバムに収録されているというだけで、70年代には考えられない気分を持つことができましたね。
今ならレーベルを越えた企画も多くあるので、あまり珍しいものではないのでしょうけど。

この時点で、知っていたミュージシャン、知らなかったミュージシャン、両方が含まれているわけですが、いずれも鍵盤楽器を弾かれる人達です。

ブライアン・オーガーとかは、この時点では全く知らなかったのですが、
ラジオの音楽番組で、かなり後になって知る機会がありました。
今ではアルバム10枚ほど所持しています。
ブライアン・オーガーなんて、ウィキで検索しても出て来ないので、日本にはコアなファンがいないのかも知れません。
ただ、キースのホームページでキースとブライアン・オーガーが談笑している写真がありましたね。

今でも名前と音楽を存じ上げていないミュージシャンが何人かいますが、
ブライアン・オーガーのように、縁があれば聞く機会も出てくる事でしょう。

本ブログはEL&P関連の物品を紹介する事により、
遅れてくるファンの方々にEL&Pの偉大さをお伝えする一助になれば幸いと思い、
綴られております。
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2012年3月29日 yaplog!
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EMERSON LAKE &PALMER LIVE IN CONCERT / ITARY 1993 [DVD] 2011発売

2012-03-28 17:01:52 | Emerson,Lake&Palmerの映像ソフト
EMERSON LAKE &PALMER LIVE IN CONCERT/
ITARY 1993 [DVD] 2011発売



画像① 表側


画像② 裏側

イタリアかどこかでテレビ放映された映像が出回っていたようですが、
それを公式なものとしてリリースしたみたいな感じです。
ただ、この映像の悪さを見る限りにおいては、
EL&Pサイドが認めたものとはとても思えないですね。

このDVDにおける一番の良さは何でしょう。

それは、
一見銀色に見えて実際は白と灰色で光沢感を演出しているこのパッケージですね。
DVDにおいては、
初めて、前面を目一杯用いてEL&Pのマークを押し出してきたパッケージです。
「シンプル・イズ・ベスト」という観点から見たら、
最高の仕上がりです。

モントリーライブのジャケットと、やや似ていますが、
こちらのEL&Pの文字の方が大きい。

いや、内容が良くない時は、
少しでも良いところを拾うようにしないとね。

音はそこそこですね。
まぁ、
そこそこと言っても、
ハイヴォルテージのDVDに比したら、聞けるものではありません。
映像はブート並、論外です。

この時期の他のライヴ音源と比較すると、
やや珍しいものも入っているとの事。

それが何であるかを、mixiの友人から聞いたのですが、
データを残しておかなかったので、ここでは語る事ができません。

マニアが買うだろうと思って制作したようですが、
ブログのネタになるのが精一杯と言ったところでしょう。

EL&Pの公式ライヴ映像が少ないところにつけ込んだ商売と言えるかも。

本ブログはEL&Pに関して、若い人達に伝えることを目的の一助としています。
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2012年3月28日 yaplog!
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Emerson,Lake&Palmer Fan Club 会報 KARN EVIL #9 vol.4 エイジア来日特集 1983年

2012-03-27 13:02:18 | ファンクラブ等の資料Emerson,Lake&Palmer
Emerson,Lake&Palmer Fan Club 会報 
KARN EVIL #9 vol.4 エイジア来日特集 1983年


ファンクラブの会報は何度かご紹介してきましたが、
これは、バンドとしてのEL&Pが活動休止状態に陥って、
東京から大阪にファンクラブの本体が移り、
再度東京に戻ってきた時の、ファンクラブの会報、vol.4という事になります。



画像① 表紙


画像② 目次の頁


画像③ ディスコグラフィー扉の頁


画像④ ディスコグラフィー最終頁


画像⑤ グレッグとカールのサインの頁

1983年は、グレッグ・レイクの「マヌーヴァース」がレコードショップの店頭に並ぶのと同じ頃に、エイジアの「アルファ」も店頭に並び、
タワーレコードでは、「ドント・クライ」をショップ内に頻繁に流していたと思います。

エイジア来日にグレッグが参加するとあって、
EL&Pファンクラブはここで会報の一つもつくらないと、
何をやっているのかも解りゃしないという状況であったと思います。

オール手書きの原稿になるわけですが、
ディスコグラフィーを担当してくれと言われました。

せっせせっせと、
英文字を同じ大きさでマスに埋めていく作業はなかなか根気のいる仕事でした。

グレッグとカールが参加しているアルバムの、
ジャケット写真を用意してくださった方がいたのですが、
「ポセイドンのめざめ」の写真が準備されておらず、
シンコーミュージックのキングクリムゾンの本をコピーして間に合わせました。

また、扉絵になる写真資料もあいにく手元になかったので、
当時の音楽専科の東芝のカラー広告を切り抜いて、(泣!)
適当に仕上げた後がありますね。

この会報が仕上がった後、
グレッグに会報を見てもらったとの事。

グレッグのシングルの中には、
グレッグ本人も知らないものが含まれていたみたいで、
グレッグ本人にこの会報を見せる事ができた時に、
「ジェフリー!こんなシングルが出ていたなんて、ボクも知らなかったよ!」
なんて会話をダウンズとしていたそうです。

こんなエピソードを聞く事ができたのも、
当時の勇猛果敢(?)な女性スタッフのおかげですね。

カールの「ザ・クレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウン」時代のヒットシングル「ファイアー」の国内盤が存在していた事も初めて知る事ができました。

確かに頭の上で火が燃えていますわ。

当時のスタッフはまだ学生で、
ファンクラブの運営に関しても、プロの仕事をしているわけではないので、
いい加減な対応等も多くありましたが、
度胸だけはあったと思います。

本ブログはEL&Pにまつわる私が所持している様々な資料を若い人にお見せして、
その偉大さをよりいっそう認識してもらうための一助として綴られております。
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2012年3月27日 yaplog!
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ビクター音楽事業80周年記念 紙ジャケ80! トリロジージャケットの特製タンブラーに到る道

2012-03-26 13:56:01 | 販促商品等Emerson,Lake&Palmer
ビクター音楽事業80周年記念 紙ジャケ80!
トリロジージャケットの特製タンブラーに到る道


ビクターエンタテイメントさんのCDの売り方は、
商魂の逞しさをつくづく感じさせてくれますね。

例えば,
恐怖の頭脳改革のK2HDがあるわけですが、
当初は、2005年のキース・エマーソンの来日に合わせるように、
ゴールド帯で発売されていました。
ラインナップとしては、
ファーストアルバムからELPインコンサートまでだったと思います。
いずれも紙ジャケットによるオリジナル国内盤の再現ですね。

恐怖の頭脳改革を紙ジャケットで再現する場合、

見開きの仕様、
3つ折りの国内盤仕様ポスター(歌詞付き)の再現、

が再現度合い(?)のポイントになると思いますが、

いずれも、きちんと為されており、
それでいて、他のアルバムと同じ価格でしたので、
お買い得といえばお買い得と捉える事ができます。

では廉価盤ではどうでしょう。


画像①

2008年、上の写真の廉価盤を発売するにあたり、
歌詞、解説等の用紙の未封入。
(もちろん、再現ポスターも未封入)
帯の画一化が行われました。
これによって、廉価盤の貧相さが強調されるわけですね。
それでも、さすがはビクターエンタテイメントさん、
見開きジャケットと裏地の紫がかった色はきちんと再現していますね。

しかし、廉価盤では、マニア心をくすぐれない事は確かでありまして、
(超マニアともなると、帯が変化したとか、商品番号が変わったとかの理由だけで購入するのでしょうけどね。)
5枚購入したらアルバムジャケットの絵が入ったタンブラーを必ず頂戴できるという面白い企画をしたわけです。

このタンブラーを入手するためには、
最低でも¥7,500-の資金を用意しなくてはなりませんでした。



画像② キース面


画像③ レイク・パーマー面

EL&Pだけでなく、
他のミュージシャンの商品も取り揃えていましたね。
ジャケットに封入されている企画宣伝用紙の角に応募券がついていました。


画像④ 右下の隅に三角の応募券 送付のため切り取り済み


画像⑤ 裏 記念企画の商品リスト

企画からいえば、
持っていないプログレミュージシャンのアルバム5枚買っても、
EL&Pのジャケットのタンブラーが一つ入手できるわけですが、
またまた事情が絡んできて、結局、EL&Pの初期のアルバム5枚に落ち着いた次第。

ジャケットの絵のタンブラーは、
廉価版のラインナップに入っているアルバムの中から、
購入者が希望するアルバムジャケットを選ぶ事ができたので、

私は、
ジャケットTシャツを所持していなくて、
なおかつ美しい感じのものをという事で、
トリロジーを選んだのでした。

このタンブラー、
タンブラーとしては、
サービス品という事もあって、
他から頂戴した同種のタンブラーと比較すると、
仕上がりが今ひとつですね。

それでも、ビクターエンタテイメントオリジナルの販促用品である事は間違いないですね。
販促用品もポスターの時代から、
実用的な商品(?)へと種類を広げてきている感じですね。

ミュージシャンの写真がネットで氾濫しているので、
ポスターの価値が低くなっているのかも知れません。

本ブログはツボにはまったらなかなか抜け出せないEL&Pのアレコレを若い方々に伝える事を目的の一つとしています。
クイック応援よろしくお願い申しあげます。

2012年3月26日 yaplog!
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キース・エマーソン 2004年 大阪ブルーノートコンサート中止チケットのコピー

2012-03-23 13:15:20 | Keith Emerson関連
キース・エマーソン 2004年 
大阪ブルーノートコンサート中止チケットのコピー



画像 中止は残念でしたが、お金も大事でしたので、
チケットは払い戻す事にして、カラーコピーをとっておいたのです。


先日、ブログにアップした、
キース・エマーソンバンド2005年の来日コンサートを遡る事一年前になります。
キース・エマーソンは大阪ブルーノートと、
記憶に間違いがなければ、名古屋ブルーノートでコンサートを開くために、
夏に来日をする予定でした。

このチケットは、オンラインか電話にて予約の申込をし、
私の家から車で3時間ぐらいかかる県南のあるところへ行って発券をしてもらうという、
極めて手間暇のかかる入手方法でした。

都内でのコンサートの予定は入っていませんでしたので、
名古屋と大阪を比較してみたと思います。
その上で、同じ日に大阪で2ステージやるようなので、

「せっかくだから、思い切って2枚購入してしまえ!」
みたいな感じで入手しましたはずですね。

しかし、
アーティストの側の意向により、
中止となりまして、

発券売場まで、
払い戻しにいくという、
これまたガソリン代のかかる事態が発生しましたね。

こんな事を体験すると、
翌年のコンサートの時も、
またまたキャンセルになりはしないかと、
心配したものですが、無事にコンサートは行われました。

数年前の「キース・エマーソン&グレッグ・レイク」は、
キースの病によって中止になったわけですが、
EL&Pのメンバーも、年齢を重ねており、
健康的な事を理由とする突然の中止が発生したとしても、
ファンとしてはただただ許すのみで、
メンバーの健康をひたすらお祈りするものであります。

本ブログは、EL&Pについてのアレコレを記述しております。
内容としては、メンバー本人達が直接的に絡んでいない音楽や雑誌・書籍類、ファンの制作したものにいたるまで、紹介いたしております。
EL&P後世に語り継ぐ一助となればと思っております。
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2012年3月23日 yaplog!
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VHS ナイトホークス 字幕スーパー版 レンタル落ち Music by KEITH EMERSON

2012-03-22 13:22:17 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
VHS ナイトホークス 字幕スーパー版 レンタル落ち
Music by KEITH EMERSON



画像 パッケージから抜いた紙をスキャン

1981年にロードショー公開されたナイトホークス。

シルベスター・スタローン主演という事もあり、
日本国内でもあちこちで上映された事と思います。

サウンドトラックは映画より先にリリースされており、
充分に聞き込んでから映画を鑑賞する事ができました。

当時、私は、まだ10代でした。
その当時は都内の中央区の寮に住んでおりましたので、
東銀座の劇場まで1人で徒歩で赴きました。

劇場は平日の夜という事もあり、
客の入りはまばらでしたが、
それでも、今日(こんにち)の映画館の人の入り具合からすれば、
平日の割には入っていた方であると思います。
会社帰りのOLと思われる女性の2人組がちょこちょこおりましたね。

映画がスタートして、
主演者やスタッフの名前が、
サントラの最初の曲と共にスクリーンに映し出されるわけですが、
キース・エマーソンの名前が出てきた時には、
女性の小声で、
「あっ。キース・エマーソンだ!」
との声が少々聞こえてきて嬉しかったですね。

キースがヴォーカルの
「I’m a man」
もクライマックスシーンで見事に流れて、
ファンとしての充足感に浸る事ができました。

今回このVHSを取り上げた理由として、

製品化されているこの映画のソフトの中で、

果たして、
「I’m a man」
を収録されているものが、
商品として存在するのかという事であります。

少なくとも、
この価格¥14,800-の時点においては、
既にどうでもよい曲に差し替えられており、
それ以降のソフトはすべてそうなっていますね。

映画は劇場公開から数年後、
テレビのロードショーで何度か上映されましたし、
私の知らないチャンネルで上映される場合も、
「I’m a man」
が流れているようです。

シルベスター・スタローン主演とはいえ、
それほどのヒット作品ではないので、
音楽に関して神経質になっているのは、
キースのファンぐらいだと思いますが、

劇場公開時そのままの映像ソフトと、
サントラをくっつけて、
ボックスセットで発売してくれたら嬉しいなと思うわけです。

本ブログはEL&P関連の数々の実績の片鱗しかお伝えできませんが、
それでも若い方の参考になればと思い綴られております。
クイック応援感謝いたします。

2012年3月22日 yaplog!
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UKプログレッシヴ・ロックの70年代 VOLUME.2 97年発刊

2012-03-21 12:01:29 | プログレ系専門誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
UKプログレッシヴ・ロックの70年代 VOLUME.2 97年発刊



画像① 表紙カバー  と 帯


画像② 裏表紙カバー と 帯

vol.1は紹介済みなので、その続きという事になります。

グレッグ・レイクとカール・パーマーのインタビューが記載されています。

今回、取り上げるにあたって、2人のインタビューを再度読み返す時間を取る事ができました。

時を経て読み返してみると、
ボーッとしながら読んでいた当時とは、また違った感想が出てくるから不思議です。

良書は熟読とか精読をしてこそ、体に身に付くという話もあるようですが、
それは優れたバンドに所属していたミュージシャンのインタビューを読む事にも言える事ではないかと思いましたね。
年月を経て読み返す事で、そのバンドの何たるかを理解できる事もあるのではないかと感じました。

まず、グレック・レイクですが、
自分の特質をよく理解しており、EL&Pのアルバムを成功に導くために、アルバムのバランスというのを考えながら作業をしている人である事が伝わってきました。
音楽的なイニシアチブに関しては、実際はキースが握っていたと言う話をキースのインタビューで読んだように思います。
それから年月が経過してからのキースのインタビューを読むと、「グレッグが形のないものを形にしてくれた。」と言うような言い方もしています。
この解釈の仕方が今の段階では、最も妥当であるのかも知れません。
グレッグは攻撃的なサウンドだけでは、多くのリスナーの心を掴む事はできないと考えており、叙情性とのバランスによって多くの共感を得る事ができると捉えているようです。
それはグレッグなりの「宮殿」の分析を踏まえた上での考えかも知れません。
と同時にアーティストというものが、何かを生み出す時というのは、
その場の組み合わせにおいて湧いてくる事であり、決して、理詰めによって発生するものではないとも言っています。
その意味で、アーティストのスタイルを大切にしつつ、なおかつ、作品として受け入れられるもの制作していくという観点を合わせ持っています。
芸術家でもあり、ビジネスマンでもあるという印象を持ちました。
確かに結果だけを見てみると、グレッグのプロデュースしたEL&Pのアルバムのほとんどは、全てゴールドディスク以上を獲得しています。
あのラブ・ビーチですら、どこかのサイトで見た時は、ゴールドディスクでしたからね。
(年月がかかったとは思いますが)
キースも、ソロ活動になってからは、
「フィーチャリング・マーク・ボニーラ」以外のアルバムはほとんど売れていませんし、
リスナーが求めているキースの音を引き出して、ある程度売れるような形にする事ができるのにふさわしいのは、グレッグ・レイクなのかも知れませんね。
書籍「キース・エマーソン インタビューズ」にグレッグがよせたメッセージを読むと、キースをベートーヴェンと比肩して評価しているのですから、
グレッグも演奏者としてキースをライバル視しつつも、キースファンという事も言えるのではないでしょうか。

あと、本ブログでも、EL&Pは70年代に解散したという言い方はしていませんが、
それは、このグレッグのインタビューにおける発言を基調としています。
「EL&Pは活動を休止したけれども、解散をした事は一度もない。」との事。

このインタビューの後の90年代の終わり頃に、「グレッグがソロキャリアを積むためにEL&Pを脱退した」とのニュースが流れましたが、
脱退であれば、キースとカールが脱退しない限りは、EL&Pは解散した事にはならないと言えますかね。

そう考えると解散はしていないと。

現時点では、解散はしていないけど、バンドとしての利益を追求するために、新しいアルバムを制作したり、ツアーをしたりする時代は終わったと見るべきかも知れませんね。


次にカール・パーマーですが、

彼のドラム修行僧的な一面がかいまみえるインタビューですね。
面白いのは、彼はキースやグレッグと違って、
ミュージシャン以外の仕事をした事がないので、
常にドラムを叩いていないと調子が悪いと自己分析しているところです。
ある意味、人生において遠回りをしなかった男なわけです。
エイジアというバンドに所属する縁があったのも、彼の日頃の精進の賜かも知れません。
成功へのご縁があるわけです。
私などは、ただのEL&P好きの観点から、エイジアについては可もなく不可もなしみたいな感じでおりますが、
楽器を演奏する数多のミュージシャンのいる中で、たとえ一年であったにせよ、
米国における最大のセールスを記録するアルバム制作のメンバーであるという事は、
奇跡みたいなものでしょう。
これは本当に凄い事ですよ。
カールは、常にドラムで精進し、ドラムを叩く事で、周囲からの評価を頂戴している事を自覚している。
そのため、ドラムの技術を常に向上させたいと思って、勉強しているわけです。
カールがEL&Pの様々な音源にこだわってリリースしたくなるのも、
その辺りに理由があると改めて思った次第です。

2人からこのような内容を聞き出す事ができたのは、
インタビューの仕方が良いのだと思います。

プログレ専門誌のインタビューの姿勢は、ミュージシャンに対する愛情もつまっているので、ミュージシャンとしても多くを語りたくなるのかも知れません。

EL&Pというバンドの何たるかがそれぞれのメンバーの視点から見えて来ますね。

本ブログは、EL&Pを次の世代に伝えていく一助になればと思い、
田舎の会社員ができる事として地道なブログを書いています。
クイック応援よろしくお願いいたします。

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WHAT’S IN 1992年 11月号 中とじ保存版スペシャルBOOK① [ロックの先駆者たちスペシャル]

2012-03-20 18:18:55 | 音楽誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
WHAT’S IN 1992年 11月号 中とじ保存版スペシャルBOOK①
[ロックの先駆者たちスペシャル]
これがロックだ!!
ロック紳士録45 + 名盤CD70選



画像① 表紙 国内ミュージシャンが主なのですかね


画像② 中とじはやや小さめのサイズ オールカラー

この雑誌は購入した事すら忘れていましたね。

アーティストインデックスの頁がありまして、
そこにどのアーティストが何頁に掲載されているのかを、
簡単に調べる事ができるのです。

専門誌はともかくとして、
一般の音楽誌に関しては、
EL&Pとかメンバーの文字が見あたらないと、
購入する事はほぼあり得ないわけで、
購入した以上は、購入動機に値する、
EL&Pの内容があったのだろうと思いました。

インデックスを見たら、P10と記載されていたので、
P10を見たわけですが、
EL&Pの文字も、エマーソン、レイク&パーマーの文字も見あたらない!

誤植か?

パラパラと捜しまくりました。

40代も後半になると、
普通の会社員の場合、機転の利く判断が低下しているわけして、
(一流企業の戦士なら、まだまだ働き盛り、こんなブログを仕事中に書いたりはしていないわけでして)

綴じ込み特集の10頁だと気が付くのに時間を要しました。

最初から、「綴じ込みのP10」とか解るようになっていればよいのですが、
そこだけは、気が利いていないですね。

綴じ込み企画は表紙と裏表紙を併せて全部で16頁。

その中でのほぼ半頁の紙面にしか、
EL&Pは存在しないのですが、
どのようにロックのカテゴリーを設けたら、
EL&Pを大きく取り上げられるのかと、
苦心した跡が見られます。

小さいですが、
91年頃のメンバーのカラー写真も掲載されています。

題して、
「ロックは大仕掛け」というカテゴリーなのですが、

EL&Pはその最たるものという位置づけが為されています。

また、
この綴じ込みで紹介されてあるアルバムは、
全部で70種類なのですが、

その中にEL&Pのアルバムが3枚も入っているという、
サービス過剰ぶりは、比類がないと言えます。

大仕掛けのカテゴリーの中で、
アルバムが全部で5枚あり、
そのうち3枚が、

タルカス
展覧会の絵
恐怖の頭脳改革

となって、カラージャケットで紹介されています。

大仕掛けで同じミュージシャンを3枚も紹介する必要はないので、

ロック関連の雑誌、数あれど、
EL&Pをここまで持ち上げた特集は、
他にはないと言ってよいでしょう。

今やプログレのジャンルにおいても、
人気の点では、5大バンドの最下位に位置するEL&P。

今でこそ、大きなロックコンサートは、
一大絵巻となって、多くの演出が施されたりしているようですが、

EL&Pは、ロックコンサートにおける、
大がかりなステージを始めた先駆者のようですね。
これは、ハイヴォルテージのDVDのインタビューにおいても、
前代未聞の大がかりな挑戦だった事が語られています。

わずか、¥290の雑誌ですが、
そこに込められた企画者の熱い思いを感じ取る事ができますね。

本ブログはEL&Pに関するあれこれを綴って、
若い人達に啓蒙する事を主な目的としています。
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キース・エマーソンバンド 2005 35TH ANNIVERSARY ワールド・ツアー ポスターグラム

2012-03-19 13:01:49 | Keith Emerson関連
キース・エマーソンバンド 2005 35TH ANNIVERSARY
ワールド・ツアー ポスターグラム



画像① 表


画像② 裏

ポスターグラムを取り上げるのは2回目です。

キース・エマーソンは、
1990年に「ザ・ベスト」のメンバーの1人として来日しましたが、
その時のパンフレットは紛失してしまいました。

ピンク色で、
果物の桃の一部分を撮影したような写真が表紙に載っているパンフでしたが、
サイズが大きかった割には見つかりません。

自分自身の引っ越しの時に、
諸事情で参加できなかった経緯があり、
あの紙質は良くても、内容の薄いパンフは、
チラシの一部と妹が判断して廃棄したのだと思います。

この「ザ・ベスト」と言うバンドですが、
キースが脇役だとは思っていなかったのですが、
パンフの中身は、そのような扱いでしたね。
一頁を使用して、
顔面アップの白黒写真一枚のみでした。

その時のコンサート会場では、
大したグッズも販売しておらず、
そのパンフを購入していなければ、
何の記念品も残らない。

ただ、ロックキーボードの重鎮、
キース・エマーソンが演奏するバンドの来日と言うことで、
キーボード関係雑誌に多く取り上げられました。
また、久しぶりにロッキンオンにインタビューが掲載されましたね。

その90年代の来日から満を持して、
キースが主役としての来日。

多くのファンが待ち望んでいましたね。

このポスターグラムは、
2008年のポスターグラムに比べて、
持ち運びのしやすいサイズでした。

とは言え、
ポスターグラムというのが、
いかにショボイものであるかも実感させられました。

いや、
これでも、
EL&Pのメンバーで構成されたポスターグラムであれば、
それなりに嬉しさも増すのでしょうけどね。

完全に見開くとキース・エマーソンと片側一面の、
キース・エマーソンのポスターになりますが、
当時の写真を使用しているので、
特別にカッコイイというものではありません。
胸から上と腕とムーグの配線が写っているだけです。

それでも、
キース単独で主役のコンサートとしては、
初来日。
記念すべき一品ではあります。

Tシャツと帽子、ストラップ等が販売されていましたが、
持ち合わせもなくて、
一部のグッズしか購入できませんでした。

帽子は、確か、キース・エマーソンバンドのロゴが入っていましたが、
EL&Pのマークに比べてどうしても見劣りがします。

それが購入意欲をそそられない原因でもありました。

次の更新の励みになります。
EL&Pがもっともっと評価されて行きますように。
クイックお願いいたしますね。

2012年3月19日 yaplog!
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これがSHM-CDだ!3  タッチ・アンド・ゴー収録 ロックで聴き比べる体験サンプラー

2012-03-17 13:03:04 | エマーソン、レイク&パウエル / E,L&Powell
これがSHM-CDだ!3  ロックで聴き比べる体験サンプラー
ユニバーサルミュージックインターナショナル 2008年リリース


画像 帯とジャケット

私はカーコンポでしかCDを聞かなくなっているので、
CDの再生環境としては、厳密にはあまり良いものではありません。

EL&PのCDも、

デジタルリマスタリング
20bitK2 スーパーコーティング
K2HD
SHM-CD

と様々な種類のものが、ビクターエンタテイメントさんからリリースされました。

最近では、
そのSHM-CDをさらにハイクォリティにしたらしいベストアルバムも出ましたよね。

現時点においては、
ビクターエンタテイメントさんが国内版権を持っている「ザ・ナイス」のCDがSHM-CD化されていないのと、
エマーソン、レイク&パウエルの様々なCDがリリースされていないと思います。
記憶に間違いがあったらごめんなさい。

このオムニバスアルバムに収録された「タッチ・アンド・ゴー」は、
エマーソン、レイク&パウエルとしては、初めてのSHM-CD音という事になります。

楽天の紹介によると
「高音質CD、SHM-CDの聴き比べサンプラー盤第3弾。前作同様、幅広い年代とジャンルからサンプリングされた録音を、SHM-CDと通常CDとの2枚組で収録。音質の差をしっかりと聴き定められる。」

とあります。

つまり、同じ曲目のCDが2枚入っている仕組みですね。

ただ、私の10万ぐらいのカーコンポでは、その明らかな違いがわかりませんでしたね。
ただ、曲の流れとしては、
エイジアのファースト収録曲から始まって、
エマーソン、レイク&パウエルになりますので、

分離していても、
2曲目で、
EL&Pの3人の活躍を押さえる事ができます。

いや、他の著名アーティストも嫌いではないので、
けっこう楽しめるのですけどね。

SHM―CDであるにも関わらず、オムニバスの普及盤のためか、
定価は¥1,000-。
今だとさらにお安くなっていますね。

特にミュージシャンの写真等が載っているわけではないし、
そのミュージシャンに関するミニ紹介も載っていないので、
ビジュアル的な鑑賞や資料を読む楽しみは全くありませんが、
ご家庭のCD再生装置やオーディオが優れている方は、
聞き比べて違いを体験できるのではないでしょうか。

曲目タイトル:
1.ヒート・オブ・ザ・モーメント/(エイジア)[3:51]
2.タッチ・アンド・ゴー/(エマーソン,レイク&パウエル)[3:40]
3.ルール・ザ・ワールド/(ティアーズ・フォー・フィアーズ)[4:13]
4.クライ/(ゴドレイ&クレーム)[3:56]
5.アイム・ノット・イン・ラヴ/(10cc)[6:05]
6.ラジオ・スターの悲劇/(ザ・バグルス)[4:14]
7.テンプテッド/(スクイーズ)[3:58]
8.ステッピン・アウト/(ジョー・ジャクソン)[4:25]
9.ハイヤー・ラヴ/(スティーヴ・ウィンウッド)[5:50]
10.恋におぼれて/(ロバート・パーマー)[4:27]
11.汚れなき愛/(ソフト・セル)[2:41]
12.ブレックファスト・イン・アメリカ/(スーパートランプ)[2:40]
13.マレーネの肖像/(スザンヌ・ヴェガ)[3:42]
14.ブレイクアウト/(スウィング・アウト・シスター)[3:48]
15.オール・アイ・ウォンテッド/(カンサス)[3:23]
16.ホワッツ・アップ/(4ノン・ブロンズ)[4:55]
17.ワン・オブ・アス/(ジョーン・オズボーン)[5:21]
18.ウッドストック/(マシューズ・サザン・コンフォート)[4:29]
19.リッスン・リッスン/(サンディ・デニー)[3:57]

本ブログはEL&Pの素晴らしさを後世に伝える一助となればと思い綴られております。
クイック応援よろしくお願い申しあげます。
m(_ _)m

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フロム・ザ・ビギニング 国内盤シングルレコード ジャンク品

2012-03-16 09:47:31 | 「トリロジー / Trilogy」
フロム・ザ・ビギニング 国内盤シングルレコード ジャンク品


画像① ジャケットのペラ紙 右下部に大きな書き込み


フロム・ザ・ビギニングのシングルレコードは、
オークションにちょくちょく登場します。

当初から、¥5,000近くのスタート価格を設定しているものもありますが、
¥1,000ぐらいからスタートして、
¥3,000近いところで決着する事がほとんどですね。

で、これはいくらで求めたかと言うと、
¥100円以下ですね。
送料の方が高くついてしまいました。

80年代より前の品物と言うのは、
ほぼ、経年劣化が激しいので、
求める時も状態の良さには、ほとんど期待はしてはいないので、
劣化したものが届いても、
「まぁ、こんなものでしょう。」
みたいな感じですね。
美品にこした事はないですけど、
私は、美品マニアではないので、
確かに製造されていたという事を目視できればよいわけです。
ただ、素人の販売者は、
クリーニングの仕方が人によって異なるので、
届いた品物を自分でクリーニングする事もしばしばありますね。

これが何で安いかと言うと、
写真のように、
マジックインキによる、
ジャケットへの書き込みがしてあったからであると思いますね。

この商品管理番号のようなものが、
レコードのスリーブケースにも書き込みしてあります。


画像②

加えて、
ジャケットのペラ紙の、
向かって左側の部分にのり付けがしてあり、
スリーブケースに密着しています。
写真で見ると、ジャケット左側に縦に線が入っている箇所がありますが、
その線より左側の部分がのり付け箇所になります。

何のためにこんな事をしたのか、
知る由もありませんが、
この状態が商品価値を著しく下げている事は確かです。
マジックを消しゴムで消す事ができますが、
もとの印刷まで消えかかって白くなってしまいましたね。


画像③

なので、消しゴムを用いた書き込みを消す作業は、
途中でストップ。

不思議な事に、
マジックインキが付着していない、
当初の印刷のみの部分を消しゴムで消しても、
白くなったりはしません。

価格が安かったので、
このような実験をしてみた次第です。

EL&Pに関する諸々を後世に語り継ぐ一助になる事を目指しています。
クイック応援よろしくお願いいたします。

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EL&Pの写真を模写したイラスト① sattyさん筆

2012-03-15 08:24:53 | EL&Pファンの友人・知人から頂戴したもの
EL&Pの写真を模写したイラスト① sattyさん筆


画像①


画像②


画像③

mixiの友人のsattyさんから頂戴した鉛筆画のお写真です。
ご本人から了解をもらったので、紹介させていただきますね。

展覧会の絵の国内アナログ盤を所持していらっしゃる方は、
一目瞭然。
解説の裏についていた写真を模写したものですね。

細部にいたるまで、本当に丁寧に描かれている絵であると、
チョービックリした次第です。

sattyさんがご自身のブログで記述されているように、
今と違って70年代の初頭は、
一般市民が演奏しているミュージシャンの映像を見る事は、
ほぼ不可能に近かったと思います。

そのような中で、
憧れのアーティストに夢を膨らませ、想像を膨らませて、
数少ない写真資料を集めて、
想いを込めて、模写していくわけです。

そんな経験をされたEL&Pファンは、
全国に一体何人いる事でしょう。

しかも、
その時に描いた絵などを、
「自身の思い出」における貴重な資料として、
大切に保管している人となると、
あまり多くはないのではないかと推定いたします。

ファンがご自身で所持している資料というのは、
本当に時代を映していますね。

70年代初頭からのEL&Pファンの、
このような熱い想いが込められた絵は、
私のようにやや遅れてきたファンにとっては、
かけがえのない逸品ですね。

本ブログはEL&Pの偉大さを語り継いでいくために
わずかながらでも貢献できればと思い、
所持品にまつわる思い出等を書き綴っております。
クイック応援よろしくお願いいたします。
また、いつもクイックしてくださる方々、
心より感謝申しあげます。

2012年3月15日 yaplog!
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ビートクラブ 黄金のロック伝説 VOL.7 プログレの先駆者たち

2012-03-14 09:51:21 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
ビートクラブ 黄金のロック伝説 VOL.7 プログレの先駆者たち

80年代にEL&Pファンだった人には、よく知られている映像です。


画像① パッケージ表 グレッグのいるクリムゾン写真使用


画像② パッケージ裏 グレッグのいないクリムゾン写真使用


画像③ パッケージ背


私が、埼玉県で営業マンをしていた時に、リリースされた映像作品です。
88年頃かも知れません。

これは何巻かあるビートクラブのシリーズのうちの一つなのです。

先般紹介した映画のビデオ、
「インフェルノ」が初めて商品化された頃から年月が過ぎ、
ビデオソフトの金額も、当初の半分ぐらいの価格に落ち着いて来ていましたね。
VHSが¥4,800-で、LDも同じ価格のようです。

当時、埼玉県の社員寮(会社で借り上げたアパート)に、先輩と一緒に住んでいました。
そこから近くにある職場に出社していたわけです。

その職域から、月に一度、外商会議という名目で、埼玉県から銀座方面に行く用事が発生します。

ある月の会議の終了後に、銀座の山野楽器に立ち寄りました。

店舗のフロント部の内側に、
6台から9台の告知用のモニターテレビが、並べて設置してありました。

9台だとすると縦に3画面、横に3画面がきちんと並んでいる感じですね。

その全ての画面に、かっこよく動いて演奏するキース・エマーソンが映し出されており、
グレッグ・レイク、カール・パーマーの姿もありました。

「かっこいい!」

ビートクラブのプロモーション映像でした。

これは「ナイフ・エッジ」を演奏しているのですが、
お店には別のBGMが流れており、
映像は見えても、その音までは解らなかったわけです。

ビートクラブが発売される事をその時に知ったかどうかまでは、
よく覚えていないのですが、
ビデオデッキもないのに購入してみようという気にさせてくれた映像でしたね。
それでも、ルームメイトの先輩がビデオデッキを所持しており、
しかもロック好きでしたので、入手してから直ちに鑑賞する事ができました。

EL&Pファンにとっては、
ザ・ナイスの「夢を追って」のスタジオミニライヴの白黒映像も含まれているので、
さらに若いキースを見る事もできます。
そう言う意味では、一粒で二度美味しいビデオですね。
イエスは「危機」以前の映像ですが、
クリムゾンのヴォーカルはウェットン、グレッグ在籍時の映像ではありません。

昨年、国内においては、伊藤政則氏の解説付きで、
このビートクラブのDVDのセットがリリースされましたが、
今のところ単品販売はしていないみたいですね。

ビデオとLDは割と安価で出回っています。

なるべく長く続けたいと思っています。
クイック宜しくお願いいたします。m(_ _)m

2012年3月14日 yaplog!
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