EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ARS LONGA VITA BREVIS 英CD 1987年盤

2023-08-30 11:31:23 | Keith Emerson THE NICE関連
ARS LONGA VITA BREVIS 英CD 1987年盤

これはアナログ盤がメインだった頃、
CD盤を制作するようになった時期に、
英国で初めて制作された「ARS LONGA VITA BREVIS」 のCDだと思われます。

英Castle から発売されていたようで、
リリース年は1987年。

ちなみに、
日本での初めての「少年易老学難成」のCDは、
その2年後にリリースされていました。

この時期のプラケースCDのジャケットの特徴の一つとして、
過去にリリースされたアナログ盤のジャケットを縦横均等に縮小してミニサイズにするのではなく、
過去のジャケットをおおよそのイメージで制作しています。



ジャケット表側
ジャケット用紙は三つ折り仕様

このブログでは、
アルバムタイトルやバンド名の文字の色やサイズなどに対して、
アナログ盤のジャケットと比較したりしていますが、
これは英国アナログオリジナルのジャケットと文字の色が違うのが、
特徴の一つですね。

元々の英国オリジナル盤のジャケットは、
ジャケットの文字の色に「灰色」を用いていますので、
背景色に対してあまり際立っていない印象があります。

このプラケースCDのジャケットに関しては、
タイトルとバンド名をクッキリとした「白色」にした事で、
一見して解りやすいモノになっています。



プラケース裏側

白色なので、この英Castleの1987年盤のジャケットを参考にしたと思われます。



CD盤面

CDの盤面に関しては、
初めの頃の多くのCDのように、
銀色をベースにして黒い文字。

2年後の国内のCDの盤面はリンク先のように、
銀色ではなく着色されて絵柄が入っていますので、
CDの盤面のデザインも、
2年ぐらいで変容してきたのかも知れないです。

以上。

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キース 20CD BOX 国内仕様盤の販売予定

2023-08-25 11:02:43 | Keith Emerson関連
キース 20CD BOX 国内仕様盤の販売予定



どうせなら、
こんな感じで、
パッケージのジャケット写真を、
回転するようにしてもらいたかった

昨日、キースの「20CD BOX Variations」国内盤仕様の輸入盤が、
リリースされる予定であるとの告知がメールで入りました。

あちこちの通販サイトでは、
現時点で、輸入盤の予約の受付をしているわけですが、
今のところウニオンさんが最も安い感じです。
5桁の頭の数字が違っていますから。

私は輸入盤の予約が始まった頃に、
某サイトのタイムセールがタイミングよく目に入り、
抱き合わせの安い商品を探してカートにのせ、
かなり安い価格で予約を完了する事ができました。

ここ数年では最もお買い得なケースだったかも知れません。

国内盤仕様がもし発売されるとしても、
ウニオンさんでやるのかなと思っていたのですが、
メーカー名に心あたりがありませんでした。

メーカー名をポチると、
クラッシックやらジャズやら国内の古いバンドやら、
リスナーの記憶に残っているような、
ミュージシャンを、
ジャンルにとらわれる事なく扱っているようです。

まぁ、私が知らなかっただけですけどね。

それで、もう少し検索してみたら、

ウルトラ・ヴァイヴ(ULTRA-VYBE)のレーベル名らしい。

サイトよっては、
メーカー名を「ウルトラ・ヴァイヴ」と記している場合もありますが、
これは、
これまで取り上げた、3(スリー)のライヴの国内盤をリリースしているところでした。
私の頭に刻印されていなかっただけで、お世話になっていたのでした。

失礼いたしました。

このレーベルは、
Bill Brufordの「Earthworks Complete (20CD+4DVD)」の、
国内盤仕様の輸入盤も取り扱っておりまして、
この品物に関しては、某通販サイトでは、

「国内仕様盤(帯付/英文対訳はありません)」

との丁寧な説明がありました。

(この情報だけでも、普通のプログレファンであれば、
このレーベルを知っているでしょうからお粗末な私である)

国内仕様盤なので、「帯付き」は、
最低付帯事項ではありますが、
このレーベルで取扱をしている、
他のボックスセットを見てみたのですが、
説明が一律ではない感じです。

そのため、
すべての国内仕様盤が、

「帯は付いているけど、英文対訳はない」

とも言い切れないところもあります。

熱心なキースファンにとっては、
ここが肝心なところではあるかと思いますけど。

ちなみに、ある通販サイトでは、
「帯付き」とだけ記載していますね。

価格としては、
帯付きだけだったら、
取扱サイトの輸入盤と比較して見た場合、

「安くはないけど高くもない」

という感じですし、

英文対訳も付いているというのであれば、
取扱サイトの輸入盤と比較すると、

「安い」

というところかと思われます。

もう少し情報が欲しいところですが、
どうも、ただの「帯付き」という感じがしますね。

以上。

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ASIA smile has left your eyes シングル オランダ盤

2023-08-24 13:37:35 | Carl Palmer関連
ASIA  smile has left your eyes シングル オランダ盤

12月のカール・パーマーのコンサートですが、
我が家と都内の妻の実家の現況等を含めて考えた場合、
参加する事は普通に考えて難しいという判断をしています。

以前のカール・パーマー・バンドの来日は、
チケットを購入していたのですが、
突然の喪中と重なりまして、
参加を見合わせて、チケットを知り合いの方に譲りました。

今回は、参加が100%不可能という事もありませんが、
参加の可能性も含めてチケットを購入しておくとして、
不参加となった場合、チケットの価格が高いので、
チケット代を捨てる事になります。

チケットの仕様は、
佐渡裕のシエナウインドオーケストラを、
秋田市で鑑賞した時のモノと同じだと思うので、
不参加だけれども記念に保管して置くようなモノでもないですし。

あっ。

そうだ。

このブログの話材のスミで取り上げた、
イタリア留学から戻った甥っ子の勤務先が、
六本木にあるとか言っていた。

ギリギリの選択で、
代わりに見に行ってもらうという方法もあるが、
EL&Pを聴いているわけではないので、
喜んでももらえない退屈な時間を過ごすだろうな。

代理人としての参加条件は容易でも、
楽しんでもらえないならどうしようもないしね。

今のところはそんな感じですね。

本日取り上げるのは、
エイジアのシングルレコードです。

海外の中古盤店から求めたモノです。

抱き合わせで送料が同じなので、
持っていないシングルレコードを、
チェックした時に、
カートにのせたモノです。

ジャケットデザインは、
インナースリーヴに載っていた写真と同じモノから抜き取って、
作成された感じですね。

よく見ると、上のリンク先のインナースリーヴでは、
カールの顔が大きく傾いていますが、
やや真っ直ぐな感じにしています。




スリーヴジャケット表側
ベースとなっている色が、
エイジアっぽいので、
悪くない感じ
レコード盤インサート部は、
向かって右側



スリーヴジャケット裏側



レーベル面

この「smile has left your eyes国内盤」がリリースされた時には、
ウェットンの脱退情報が入っていたので、
CBSソニーでは、
このオランダ盤スリーヴジャケットの裏側のデザインと同様のデザインを、
ペラ紙ジャケットの表側に使用したのでしょうね。

脱退がなければ、
オリジナルメンバーの適当な写真を貼って、
ペラ紙ジャケットを制作していたのかも知れないです。

以上。

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Emerson, Lake & Palmer The Anthology 3CD

2023-08-22 14:36:58 | EL&Pのベスト盤等
Emerson, Lake & Palmer The Anthology  3CD

このブログでは、
BMGからリリースされているEL&Pのアルバムの仕様に、
誤った記載をした事があります。

BMGから発売されている「タルカス」、
「恐怖の頭脳改革」等のアルバムは、
ボーナストラックが入って2CDのモノがほとんどなのですが、
その仕様は、「デジスリーヴ」と呼ばれているモノでした。

紙製の折りたたみ式のダブルジャケットないしは、
3面開きのような仕様に、
インサート部が設けられていて、
そこにCD盤を差し込んで収納するようになっているわけですね。

それを「デジブック仕様」と誤記した事がありました。

本日、取り上げるベスト3CDは、
「デジブック仕様」になっています。



ジャケット正面から

このデジブック仕様のCDは、
「夢みるクリスマス」が収録されてある、

デジブック仕様というのは、
背表紙にあたる部分が、
ハードカバーの書籍のようになっている事と、
アーティストや内容物の説明が、
書籍の頁をめくるような仕様になって、
記載されているという事もあります。
そして、中に組み込まれている、
紙製のスリーヴにCD盤を収納するわけです。



上から撮る

背表紙にあたる部分が、
ハードカバーの書籍のようになっているというのは、
デジブック仕様に限らず、
CD盤をセットする部分が、
プラスチックになっていると、
「デジパック」になるので、
背表紙がハードカバーの書籍のようであっても、
「デジブック仕様」とは呼ばないのかも知れません。

いずれにしましても、
バンドとしてのEL&Pとしては、
現時点においては、
唯一のデジブック仕様ではないかと思います。





背表紙部

この3CDは、
昨年ぐらいに中古で入手したのですが、
2016年にリリースされているので、
ジャケットデザインに関しては、
こちらのアナログ盤より先という事になるかと思います。

アナログ盤の方はタイトルもこの3CDと同じなのですが、
以前、調べてみた時は、
少しだけ収録曲が異なっていました。

それは次の機会に触れてみたいと思います。

以上。

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ゴジラファイナルウォーズ 海底軍艦轟天号2005

2023-08-21 14:59:48 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
ゴジラファイナルウォーズ 海底軍艦轟天号2005

本日、取り上げるのは、
「ゴジラファイナルウォーズ」に登場する、
人間側の主役が搭乗しているメインメカである、
「軍艦轟天号(ごうてんごう)」のフィギュアです。



未開封パッケージ



大きさはこんな感じ

昭和の海底軍艦も「轟天号」という名称なので、
それと区別する意味もあって、
「轟天号2005」という名称で発売されていたようです。



パッケージの別の面



同じくパッケージの別の面ですが、
ディスプレイの仕方を解説しています

「轟天号2005」以外にも、
対怪獣用の人間側のメカとして、
昭和の海底軍艦の後継機にあたる戦艦が、
漢字の名称がついているモノも含めて、
何機か出てきました。

それらは主役機ではないので、
映像上での活躍は特になかったように思います。

ちなみに、
昭和の「海底軍艦轟天号」も、
過去にゴジラと戦ったシーンに少しだけ登場します。

賛否両論どころか、
否定論者が圧倒的に多いと思われる「ゴジラファイナルウォーズ」ですが、
昭和の海底軍艦がゴジラと戦うシーンだけは、
特撮ファンも興味深く見ていたとは思います。

この「轟天号2005」の見せ場の一つで、
キースの音がBGMとして鳴り響くというわけです。

それだけの理由でこのフィギュアを購入する事もあったかも知れませんが、
何しろ安くないわけです。
これはたまたま能代市のショッピングセンターのおもちゃブースのワゴンにのっていた、
プライスダウン品を運良く見つけたので入手した次第。



なるほど
これは対象年齢が15歳以上ね

どうやら、
子供のおもちゃではなかったようです。
ディスプレイ用の台座もついた、
観賞用のフィギュアですね。

この「轟天号2005」は、
ゴジラと共に側面図が描かれていますね。

パッケージは、
一度も開封していませんが、
キースのフィギュアの組立が終わったら、
並べて飾るというやり方もあるかな。

実際にやらないにしても、
撮影はしてみたいとは思います。

以上。

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ナックルボンズ フィギュア 本体収納部

2023-08-19 09:45:03 | Keith Emerson関連
ナックルボンズ フィギュア 本体収納部


今年はキースのフィギュアと、
タンスモーグが収納されている部分に着眼してみます。



豪華感があります


こうしてみると、
このセットを収納するには、
独自のスチロール箱以外には、
考えられません。

フィギュアの素材は、
いくつかのモノがあるのですが、
これは重量があって、
折損しやすいタイプのモノのようです。

記憶に間違いがなければ、
発売された頃に、
組立時に指を折損した等の声が上がっていた事があったように思います。



フィギュア等を差し込む側
上から撮影




被せる側の一部に、
養生用のクッションが仕込んであります

次回は、部材を個別に見てみたいと思います。

以上。

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セ・ラ・ヴィ シングルレコード 国内 見本盤

2023-08-17 10:33:55 | 「ELP四部作 / WORKS volume1」
セ・ラ・ヴィ シングルレコード 国内 見本盤

職場は盆休みでしたが、
グレッグの翻訳自伝の読書は、
進まない感じです。

本日取り上げる見本盤は、
何年か前に使用済の中古品を、
ヤフオクで入手したモノです。

EL&Pのシングルレコードの見本盤は、
ブログを開始した頃は、
さほど、関心が無かったのですが、
時々、安く出品されており、
競争が無かったりするタイミングの時に、
札を入れて落としたりしています。

これも、その中の1枚ですね。

ちなみに、
かなり前に取り上げています。

リンク先のブログを見てみると、
どうやら、ペラ紙ジャケットの、
表側も裏側も載せていましたね。
レーベル面に関しては、
取り組んでいなかったようです。



ジャケットペラ紙
この見本盤のペラ紙は、
向かって左側にテープが残っています
見本盤を頂戴した側では、
スリーヴとくっつけて取扱していたようです




レーベル面
SIDE 1



レーベル面
SIDE 2

この「セ・ラ・ヴィ」のシングルレコードは、
日本においてはヒット曲として注目されたわけでもないと思うので、
当時、このシングルレコードを求めたのは、
既に「ELP四部作」を所持している、
熱心なEL&Pファン、グレッグファンだと思われます。

私などは、「ELP四部作」のリリース頃から、
EL&Pに傾倒した事もあり、
1977年の夏頃までは、
彼らの載っている雑誌等は、
全く所持していなかった事もあり、
シングルジャケットのこの写真も、
私にとっては貴重なモノだった記憶があります。

私以外の遅れてきたEL&Pファンも、
ジャケットに使用されている、
全盛時のグレッグの写真に惹かれて、
購入するというケースもあったかと思われます。

この年は、
シングルレコードとしては、
「庶民のファンファーレ」も国内でリリースされていますが、
「セ・ラ・ヴィ」の方が後からリリースされたような気もしますが、
記憶が曖昧です。

以上。

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ブラック・ムーンのDCC(デジタルコンパクトカセット)のオークション

2023-08-11 08:40:22 | EL&Pにまつわるオークション等について
ブラック・ムーンのDCC(デジタルコンパクトカセット)のオークション

つい先日、
久々にEL&P関連の品物を入手するための、
高額の戦いを見ました。

高額というのは、
私から見て高額というだけなので、
札を入れる方々にとっては、
高額とは言えないかも知れません。

DCC(デジタルコンパクトカセット)の未開封品なのですが、
そもそもDCCというのが、恥ずかしながら、
私の知識に無いモノでした。

サイトから頂戴した画像です。







ちなみにこのブログで時々取り上げているカセットテープは、
「アナログコンパクトカセット」
というモノです。

これは、DCCが出てくる前は、
コンパクトカセットはアナログしか存在していないので、
普通にカセットテープと呼べばアナログコンパクトカセットを指し示している事になるのかと思います。

いずれにしましても、
このDCCは専用の再生装置がないと再生できないようですが、
再生装置もラジカセのようには安くはないようなので、
これも普及しなかった原因の一つにはなっているかと思われます。

さて、ブラック・ムーンのDCCですが、

3者によって、
競争が行われ、
最後には¥70,000-で落札されました。

1.¥70,000-
2.¥69,800-
3.¥45,216-

最終的には、
上位2名の戦いだったようですね。

2位の方が、

「¥70,000-以上の札は入れまい」

と思ったかどうかは解りませんが、
最終札、¥69,800-で思いとどまったようです。

このオークションに札を入れたのは、
EL&P関連物の収集家とは限らないかも知れません。

DCCを集めている方かも知れないからですね。

2位の方などは、
評価の数字が「96628」なので、
単にEL&P関連物や、
プログレや、
70年代のロックの収集だけで蓄積できる数字ではないように思われます。

出品された方のおかげで、
画像だけではありますが、
知らないモノを見させてもらいました。

ありがたい事です。

以上。

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Ladies and Gentlemen SONY アナログ盤 その2

2023-08-10 09:31:06 | 「レディーズ&ジェントルメン/Ladies and G ~」
Ladies and Gentlemen SONY アナログ盤 その2

SONY時代のアナログ盤について、
いつものように見落としていた事に、
SONYの「BRAIN SALAD SURGERY」のアナログ盤を取り上げた時に、
気が付きました。

介護生活で時間があまり確保できない中、
ザッと見た目だけで観察日記を書いている事が、
ほとんどであるという事もありますが、

それに加えて、
見落とす要因の一つになっているのが、

「実際にレコードプレイヤーで試聴していない。」

という事ですね。

スリーヴからレコード盤を抜き取るという作業を、
省略しているので、
観察が充分ではない事になります。

今回は、
SONYのアナログ盤に共通している特徴の一つを、
記してみたいと思います。



封がシール仕様になっている、
あまり丈夫でそうでない、
薄手のビニール袋に収納されており、
その上に共通のステッカーが貼られています

SONYアナログ盤のレーベル面に関しては、
ELPマークの下部をカットしている事に関して、
アレコレ意見を言った事があります。

このELPマークのカットが、
SONYアナログ盤レーベル面のすべてであると思い込んでいましたし、
それも間違いではないのですが、
最大の特徴は全く見落としておりました。

それは、A面とB面、「SIDE ONE」と「SIDE TWO」で、
レーベル面のデザインが異なるという事です。

片側のレーベル面は、
レコードジャケットのデザインの一部を取り込んだ、
仕様になっていますね。



ジャケットデザイン使用レーベル面
( SIDE ONE )



収録曲記載レーベル面
( SIDE TWO )

最近、取り上げたキースのサントラのアナログ盤や、
数年前に取り上げたグレッグのライヴのアナログ盤も、
両サイドのレーベル面のデザインが異なっていましたが、

それに先んじていたのが、
SONYアナログ盤のレーベル面だったという事です。

これはこれで、
SONYが独自色を出そうとしていた痕跡と言えますね。

以上。

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フォーエヴァーヤングシリーズ 恐怖の頭脳改革CD 未開封

2023-08-08 13:08:48 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
フォーエヴァーヤングシリーズ 恐怖の頭脳改革CD 未開封

「フォーエヴァーヤングシリーズの恐怖の頭脳改革CD」は、
2012年に、
取り上げています。

10年ぐらい前に、未開封のCDを中古CD販売店で発売していたので、

「未開封であれば将来、手放しても売れるだろう。」

と思い、
カートに入れたわけです。



表側
シュリンクを剥がす部分に、
小さなCDの文字が無数に羅列されていた事がわかった




裏側

同じ品物を幾つも購入する癖というのは、
小学校の頃からありました。

小学校6年の時です。

サンスターの「サンダーマスク手帳」というのが、
地元の薬局で売られていました。
この薬局は書店も兼ねておりましたので、
文具もいくつか揃えていたのでしょう。

パスケース型の仕様で、
特撮の写真が全く入っていない、
イラストだけでデザインされた品物でした。

この品物が店頭に並んでいたのは、
リアルタイムの放映期間が、
ちょうど終了した頃だと思います。

一冊、¥100ぐらいだったと思いますが、
同じモノを3冊ぐらい購入したと思います。

気に入った品物があると、

1冊は鑑賞用。
1冊は保存用。

と思ってしまいます。

これを少ないお小遣いで、
入手するわけですね。

同じ品物をついつい購入してしまうのは、
社会人になってから始まった事ではないという事であります。

正直、

「未開封であれば、将来、売る事もできるだろう」

と言うのは、
購入時の言い訳で、
保存用の同じ品物を所持していると、
何となく気分が良いという事かも知れないです。

最近はそんな事(同じ商品を複数購入する事)も、
出来なくなってきましたけどね。

この「フォーエヴァーヤングシリーズ 恐怖の頭脳改革CD 未開封」

と言うのは、
数年に一度ぐらいは、
ヤフオクに登場しますが、
需要は少ないようです。

ちなみに「恐怖の頭脳改革 国内初CD シール帯の未開封品」は、
未だに目にした事がないですね。

シール帯の開封品は、以前ほど、高額にはなっておりませんが、
もし、未開封品が出品されたら、需要はあると思われます。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

Arch Angel 1999年1月号

2023-08-05 11:08:03 | プログレ系専門誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
Arch Angel 1999年1月号



表紙

今さら言うまでもなく、
このブログで取り上げる音楽誌は、
EL&P関連事項が少しでも記載されているモノです。

音楽誌の表紙に必ずしもEL&Pの文字が見つからないにせよ、
頁をめくっていたらEL&P関連の記事が出てきたりしますから、
EL&Pが取り上げられている古雑誌を探すには、
表紙の文字だけをあてにせずに、
一通り目を通す必要があるわけですね。

とは言え、
すべての音楽雑誌に目を通す事は、
一生かかっても達成は出来ない事であります。

この「Arch Angel 1999年1月号」も、
表紙にEL&Pの文字はないわけですが、
12頁から13頁にかけて、
高野正和さんという方が、
その頃に発売された、
3種類のライヴCDと共に、
独特な評論を展開されています。

3種類のライヴCDは、

「ワイト島のフェスティヴァル」
「ゼン&ナウ」
「ライヴ・イン・ポーランド」

で、白黒のアルバムジャケットの写真があって、
簡単なレビューが載っています。
それ自体は、
そんなに特徴のあるレビューではないですね。

以前、「ライヴ・アット・ロイヤル・アルバート・ホール」が、
リリースされた頃、
ロッキング・オン誌に掲載された、
確か、市川さんのレビューを立ち読みした事があり、
「捨て身の予定調和」的なタイトルだったように思いますが、
高野さんは、そのような感じを、
ドラマの「水戸黄門」にそれをたとえています。

ライヴ演奏の中で、
キースがやるアクションは、
想定外の事は特に無くて、

「ナイフ突き刺し」
「逆さ弾き」
「シンセサイザーを股間にこすりつける」

が、ほぼ、パターン化されているわけですが、
オーディエンスとしても、
何をやるかは解っていても、
それを期待しているという事ですね。

確かに、ドラマの「水戸黄門」に関しては、
そんな感じで見ているところがあります。

高野さんがいうには、
キース自身は、特に聴衆が求めているから、
そのパフォーマンスを期待通りに演じるのではなく、
自分が生み出したそのパフォーマンスを、
キース本人がただ楽しんでいるだけなのだという事。

これは、そうかも知れません。

面白いのは、
「ラジオ体操第一」と「ラジオ体操第二」の音楽を、
プログレに重ねて合わせた論評を展開しており、
完成度が高いのが「第一」で、
実験的要素が多いのが「第二」だとの事。

そして、実験的要素の多い「第二」を、
キースに弾いてもらいたいとの事。

「ラジオ体操」という発想も、
EL&Pが体育会系と称される事などから、
連想したのかも知れません。

日本人なら誰もが知っている、
ラジオ体操の音楽を持ち出してきて、
プレグレからキースにつなげるこの論評そのものが、
解りやすくて画期的であると感じた次第。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

BEST OF EL&P カセット フランス製

2023-08-03 13:45:53 | EL&Pのベスト盤等
BEST OF EL&P カセット フランス製



新しいケースに入れたカセット本体と、
オリジナルケース



裏返してスキャンする
今日はスマホを自宅に忘れてきた

このフランス製のカセットテープは、
いくつか取り上げています。

フランスにおいて制作された、
すべてのカセットテープが、
同じ仕様かどうかは解りかねますが、
これまでとりあげてきた品物には、
一目で見て解る特徴がありました。

(アイルランド版はオレンジ色ではありませんでしたが)

2.インデックスに記載されるバンド名やアルバムタイトル文字を、

インデックス上の、
バンド名やアルバムタイトル文字に関しては、
これまで取り上げてきた、
オリジナルアルバムに関しては、
とてもコダワリの感じられるモノでしたが、
まさか、このベストアルバム内の、
タイトル文字に関しても、
その仕様を崩さずに取り組んでいるとは、
考えても見ませんでした。



こだわりのインデックス

海外のお店から求めたこの品物、
オリジナルケースに擦り傷が無数に付いているのを気にしてか、
透明な角丸仕様の新しいケースにカセット本体を入れて、
送付してくださったのですが、
オリジナルケースも一緒に送付してくれました。

こちらとしては、オリジナルのケースであれば、
擦り傷がついていようが特に問題はなかったわけですが、
様々な顧客のニーズに対応しようとすれば、
新しいケースを用意して送付する事も、
気の利いた営業方針かと思います。

悪い気はしないですね。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

Judy Dyble Talking with Strangers

2023-08-01 13:12:57 | 他のアーティストによって演奏されたEL&Pの曲
Judy Dyble Talking with Strangers

ジュディ・ダイブルさんは、
熱心なキング・クリムゾンのファンにとっては、
とても良く知られている方であると思われます。

こちらは、2009年にリリースされた、
ソロアルバムです。



ジャケット
ブックレット仕様

ウィキによると、
このアルバムには、
コラボレーターとして、
ロバート・フリップやイアン・マクドナルドなどが、
含まれているとの事ですが、
詳しい事は解りません。

確かに、
ブックレットジャケットの中に、
写真があるので間違いはないのでしょう。

アルバムレビューが多い、
大手通販サイトを見ると、
キング・クリムゾンのファンと思われる方々が、
このアルバムのレビューを多く書いているようです。

3曲目に、「C’est La Vie」が収録されています。

これは、数はあまりないけど、
これまで取り上げてきた、
他者の演奏した「C’est La Vie」の中では、
最も良いのではないかと、
思ってしまうような演奏です。

ジュディ・ダイブルさんのご命日は、
7月12日だったので、
当ブログにしては、
珍しくも計画的に、
7月には、このアルバムを取り上げようと思っていましたが、
8月になってしまいました。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。