EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ハード・ロック教典~ブリティッシュ編

2013-01-30 17:16:27 | Greg Lake関連
『ハード・ロック教典~ブリティッシュ編』
株式会社EMIミュージック・ジャパン



画像 ジャケット

収録曲

1.アームド・アンド・レディー(ザ・マイケル・シェンカー・グループ)
2.官能の夜(スコーピオンズ)
3.ニュークリア・アタック(グレッグ・レイク)
4.ライツ・アウト(UFO)
5.バック・オン・ザ・ストリーツ(サクソン)
6.アクション(スイート)
7.デイ・オブ・ジ・イーグル(ロビン・トロワー)
8.SAMURAI(グランプリ)
9.スター・ファイター(プラウド)
10.イントゥ・ジ・アリーナ(ザ・マイケル・シェンカー・グループ)
11.ウィ・レット・イット・ロック…ユー・レット・イット・ロール(スコーピオンズ)
12.ヘルレイザー(スイート)
13.ラヴ・ユー・トゥー・マッチ(グレッグ・レイク)
14.ドクター・ドクター(UFO)

90年に発売されたものですね。

グレッグ・レイクのファーストアルバムから2曲収録されています。

日本の東芝EMIが発売権を持っているミュージシャンの音源に限定されているので、
同じバンドの曲を2曲入れないと、タイトルに見合ったCDが作れないという台所事情を反映しているのだと思います。

これはブリティッシュ編ですが、USA編とかもあるようです。

解説にはそれぞれのバンドの栄枯盛衰がとても丁寧に記述されています。
ハード・ロックにあまり詳しくない私でも、バンド名ぐらいは知っているので、
そのバンドの際立った特徴を知識として押さえるには充分な解説です。

価格は当時で、¥3,000-。

オムニバスCDにしては高額ですね。

このブログに時々登場する、EL&Pファンクラブの男性スタッフが、
よく「マイケル・シェンカー」と言う言葉を連発していたのを思い出します。

彼はもちろん、EL&Pが最もお気に入りなのでしょうが、
プログレ全般を押さえるよりも、テクニカルなハード・ロック志向も強かったように思います。
グレッグ・レイクと組む事になったゲイリー・ムーアに関しても、
それまでのゲイリーの音に関してかなり熟知しているようでもありました。

これを取り上げようとして思った事は、

ミュージシャンとしてのグレッグ・レイクは、
多様的にアチコチに顔を出すものを残しているという事ですね。

「夢見るクリスマス」は、プログレの範疇を超えて、
クリスマス曲にちなんだ、多くのオムニバスアルバムに収録されていますし、

ハード・ロックに関しては、そんなに多くはないかも知れませんが、
このアルバムのように、ゲイリー・ムーアの力によるところが大とはいえ、
「教典」とまで名が打たれたオムニバスアルバムにも顔をしているわけですね。

クリムゾンに関しては、あえて記すまでもないでしょう。

この多様ともいえる個性が、
EL&Pのアルバムをバランスのよいものに仕上げていたと見る事もできますね。

それにしても、グレッグ・レイク、
サードアルバムの進行状況はどうなっているのでしょうか?

とりあえずは、2月にリリース予定の、
昨年のライヴを音源とするアルバムを待つしかないですね。

以上。

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2013年1月30日 yaplog!

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海外通販に失敗はつきもの

2013-01-29 11:39:35 | EL&Pにまつわる商品購入の失敗等
海外通販に失敗はつきもの


画像① ナイトホークス中古品です。
カットアウト品



画像② ジャケット底割れ


画像③ インナー横割れ

アナログ盤中古品には良くある話なので、
普通に中古品を購入したら、このような商品が送付されてくる事は、
あって然りです。

オークションも含めて、通販で中古品を求める場合、
想定していたものより、遙かに状態の良いものが届いたら、ラッキーと言えます。

しかし、
このお買い物はいけませんね。

なぜなら、
フランスのこのお店では、
この商品を「新品」と表示して販売していたからです。

確かに、海外においては、
ジャケットを、「レコードを保護するために必要なただのケース」として捉えている感じもあり、
「盤が新品だから、新品なのである。」
と言われてしまえば、それまでです。

しかし、
これだけ、割れがひどくては、
盤自体が新品かどうかもあやしいものですわ。

破れ掛けたシュリンクさえ、付着していませんでしたので、
これを新品であると自分に納得させるには無理があるというものです。

これって、
普通に考えれば、
「詐欺商法」です。

送り返すのも手間だし、
フランス語で交渉もできないので、
泣き寝入りするしかないわけです。

これはフランスから求めたから、
特にそうなのだという問題ではなくて、

日本ではほとんどない事ですが、

海外の各国の中古盤店をざっと見渡した場合、
きめ細かな表記とサービスをしているお店と、
そうでないお店の落差は、「天国と地獄」に喩える事ができると思いますね。

以前、
証券会社の方の講演のお話の中に、
「夜、何日も眠れなかったり、胃に穴があいたりするような経験を経ないと、
先を読めるようになる事は難しいでしょうね。」
と言うのがありましたが、

良いお店にご縁を持つには、このような失敗も必要な事かも知れません。

以上。

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2013年1月29日 yaplog!

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CASTLE SANCTUARY のプラケースCDの背部分

2013-01-26 18:01:03 | EL&Pのロゴについて
CASTLE SANCTUARY のプラケースCDの背部分


画像① 2点を除いてはシュリンク未開封。
シュリンクに光があたって反射しないようにスキャンしたが、
何点かに反射箇所がでてしまう。
作品第二番は、プラケースにカードを収納する仕事がお粗末で、
背の部分が斜めに収納されている。

これを最初に目撃したのは、仙台の新星堂だったと思います。

ただ、このようにオリジナル盤の発売順に並んでいると、

「ああ、背の部分がELPマークになるのだな!」

と解るのですが、
発売順に並んでいないと、
特にそんな事は解らないものです。

歯抜けがあっても同様ですね。

カラーコピーをして、
プラケース部分を削り、
ELPマークの出来を見てみます。


画像② プラケース部分を削った状態


作品第二番を開封して、
カード自体の入れ直しをしないと、
きちんとしたELPマークが出て来ない感じです。

それよりも、
背景が何でこんな感じにしたのか解りかねます。

地味です。

並べるとELPマークになる事を表現したいのであれば、
もっとマークをクッキリさせる配色にするとか、
遣り方があると思いますね。

シリーズものの書籍を並べると、
背表紙に絵柄が続いた感じになるようなものもありますよね。
私は日本のコミック等でそれを見かけた事があります。
最初にそのような工夫が始まったのは、いつ頃の事なのでしょうね。

最近では、国内発売のツェッペリンのCDを集めて、
背の部分を並べると一つの絵になるような記述を見た事があります。

いずれにしましても、
CDをプラケースで再リリースする場合、
日本であれば、帯にこのような工夫をするとよいかも知れませんね。

帯はシュリンクを剥がすとプラケースから取れてしまうわけですが、
マニアは未開封のまま並べておくと思うので問題はないでしょう。

以上。

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2013年1月26日 yaplog!

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Emerson Lake & Palmer first (+steve Wilson's 2012 Master)(180gr)アナログ盤2枚組

2013-01-25 17:45:05 | EL&P関連アナログ盤未開封品のコーナー
Emerson Lake & Palmer first
(+steve Wilson's 2012 Master)(180gr)
アナログ盤2枚組



画像① ジャケット表側


画像② ジャケット裏側


画像③ 内容表記シール


画像④ 裏の様々なマークの羅列具合


昨年リリースされたスティーヴ・ウィルソンのリマスターCDをアナログ盤化したものですね。

タルカスのアナログ2枚組と同時発売の予定が、
ファーストだけ延期になっていたのが、
つい先日届きました。

シールに表記されてある通り、
ファーストアルバムのオリジナル音源が、1枚目に収録。
スティーヴ・ウィルソンによるリマスター音源を2枚目に収録。

つまり、2枚組アナログ盤です。
ワークスのような2枚組とは異なるので、ダブルアルバムという表現はあてはまらないかも知れません。

Made in EUとジャケット裏に表記されていますが、
通販サイトの発売国を見るとHollandとあります。

で、コレクター達が気になるところは、
この2枚組セットの内ジャケットはどうなっているかというところに尽きるのかも知れませんが、
ファーストがダブルジャケットの西ドイツ盤を踏襲しているのかと思えば、そんな事はなくて、
LP2枚を収納可能なシングルジャケットです。

ダブルアルバムのジャケットは、
アナログ盤の場合、
一般的には通常、見開きジャケットですよね。

このようなパターンは中学3年の春頃に初めて見ましたね。
中学3年の時に教育実習の先生が持ってきた、
ツェッペリンのブート2枚組がそうでした。

「なるほど。
ブートの2枚組は、
シングルジャケットに2枚を収納するだけか。
もともといい加減なジャケットだから、
そんなものかもね。」

社会科の教師を希望している先生でしたが、
生徒に社会勉強させるためではないでしょうが、
ブートを持っていたわけです。

裏の曲目の表記部分も、
ファーストの独特の収録曲名の書体を引用しており、
できるだけ、オリジナルとの違和感を出さないようにしているように見受けられます。

丁寧な仕事ですね。

開封しても良いのですが、
すぐにアナログ盤を再生できる環境が整っていないので、
余計な傷をつけないために、
レコードラベルは載せないでおきます。

といいつつ、
好奇心には逆らえないかも知れません。

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2013年1月25日 yaplog!

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「レディーズ&ジェントルメン」の思い出

2013-01-23 11:21:28 | EL&Pにまつわる少年時代から20代の頃の思い出
「レディーズ&ジェントルメン」の思い出


画像① ジャケット


画像② 帯に表記された価格

およそ一ヶ月ぶりの更新です。

11月に一度退院した父が12月28日に再入院。
数日後の1月3日にこの世を去りました。

幼い頃は父と一緒に出かけて、
父から購入してもらったものに関する思い出もありますが、

EL&Pに関しては、
この「レディーズ&ジェントルメン」のアナログ盤が、
父との思い出の一つです。

私は1977年からEL&Pにはまっていくわけですが、
1977年は、EL&Pの再始動と重ね合わせる形で、
渋谷陽一さんのラジオ番組では、数度、EL&Pにまつわる特集が組まれました。

その時に、
この「レディーズ&ジェントルメン」に収録されていた、
「ホウダウン」や「アクアタルカス」のライヴヴァージョンを聴く事ができました。

リリース済みのアナログ盤を一通り揃える事ができた私は、
満を持して、この3枚組のライヴを購入しようと決めたわけです。

新聞配達のアルバイトもしていましたので、
欲求に見合った資金は所持していたのです。

当時のワーナーパイオニアのちょっとした洋楽ロックカタログに記されていた「レディーズ&ジェントルメン」は、発売当時より価格が上がっていたようです。

私が求める事ができたのは、
発売当時の価格(¥5100)のものでしたので、そのお店で売れ残っていた品物であると思います。

現在、「レディーズ&ジェントルメン」を購入したそのS楽器店は、
間口を狭めて、電化製品の修理等を請け負う電気店になっていますね。

購入した日は、日曜日なのですが、
その日は、母も妹も出かけていたのか、家におりませんでした。

その時に、
父に、
「隣の市まで連れて行ってくれないか?」
とお願いしたら、
一つ返事で車を出してくれたのです。

たったそれだけの事ではありますが、
父と二人だけでEL&Pのアナログアルバムを購入するために、
隣の市まで車を走らせたのは、
この時だけであったと思いますね。

ただ、それだけの事ですが、
親というのは、本当にありがたいものです。
ガソリン代だってかかっているわけですからね。

父は音楽の趣味は特に無かったのですが、
私の音楽趣味に関しては、
特に否定する事もなく、徐々に増えていくLPに関しても、
特に否定はしていないようでした。

1977年、
私の頭の中はEL&Pで埋め尽くされていて、
そこに最初のテレビシリーズが映画化される事になった宇宙戦艦ヤマトが、
初めてのブームを迎えていたと思います。
これにも飛びつきましたね。

いずれにしましても、
今日までEL&Pファンを続けて来る事ができたのも、
父の有形無形の恩恵が大きい事は間違いありません。

感謝。

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2013年1月23日 yaplog!

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