EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

FANFARE BOXについて不満な点

2020-02-27 17:47:55 | 「FANFARE 1970-1997」関連事項
FANFARE BOXについて不満な点


これまで、
「FANFARE BOX(ファンファーレボックス)」に収納されている、
アナログ盤時代にリリースされたアルバムで、
CD化されたものを、
順不同で取り上げて来ました。

「ファースト」から「ラヴ・ビーチ」までですね。

アナログ盤時代、
「ラヴ・ビーチ」に続いてリリースされたのは、
ワークスツアーのライヴアルバム、
「ELP・イン・コンサート」でした。

「ファンファーレボックス」には、
この「ELP・イン・コンサート」が、
収納されていません。

このような事になった理由の1つとして、
「ELP・イン・コンサート」が、
90年代になって、
「ワークス・ライヴ」という2枚組のCDに変貌を遂げてしまったという事も、
あるかも知れません。

制作する側としても、
「ELP・イン・コンサート」として収納するべきか、
「ワークス・ライヴ」として収納するべきか、
迷いが生じたと思われます。

結果として、
迷った末に、どちらのタイトルでも収納されないという事になっています。

もっとも「迷った末」というのは、
こちらの仮説でしかありませんので、
真相は解りません。

以前にレポートしましたように、
「ワークス・ライヴ」は、
BMGからリリースされた過去のアルバムのCD化のリストからも除かれて、
「作品第二番」を2CDとしたものに収録されたわけですが、
これに関しては、「作品第二番」の付加価値を高めるために、
「ワークス・ライヴ」をボーナストラックとしたという見方もできます。

ところが、
「ファンファーレボックス」には、
未発表音源のライヴ音源も、
新規デザインの紙ジャケットCDとして、
幾つか収納されていますが、
その中には1977年の頃のライヴ音源は1つもないわけです。

つまり、
1977年の頃のライヴ音源は、
「ファンファーレボックス」を制作するにあたり、
除外されてしまったという事です。

この事態を良い方に解釈すると、
以前、妄想した、
「ワークスシリーズ関連のみのボックス販売」
に向けての準備のため、
あえて収納しなかったという事になるかも知れないです。

これも仮説ですけどね。

それでも、
ボックスかどうかは別として、
未だ日の目はみておりませんが、
「ワークス・オーケストラ・ツアー」の映像の完全版みたいなモノを
制作する予定がある事を、
カールは何年か前に、
ストレンジデイズのインタビューで述べていましたので、
そのうち、何かは出てくるかとは思います。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

アトミック・ルースター 紙ジャケットCD イタリア盤

2020-02-25 13:55:31 | Carl Palmer関連
アトミック・ルースター 紙ジャケットCD
 イタリア盤 

ちょっと仕事が重なりまして、
本日の更新となりました。

EL&P関連の紙ジャケットCDで、
海外製のものとしては、
タルカスやトリロジーの英国盤を取り上げた事があります。

3(スリー)のライヴCDも1度だけ取り上げており、
これも、紙ジャケットCDと言えるかも知れませんが、
アナログ盤時代のジャケットを紙ジャケットCDにしたものとは異なり、
とても簡素な感じがしましたね。

キース・エマーソン・バンドの
スタジオ盤とライヴ盤をジョイントしたCDも同様でした。

本日、取り上げるのは、
アトミック・ルースターのデビューアルバムの紙ジャケットCDなのですが、
これはイタリア盤です。

アナログ盤のオリジナルを再現したというジャケットでは無いようなのですが、
ダブルジャケット仕様になっておりまして、
ジャケット用紙の厚みが際立っている感じです。




正面の絵柄は、よく知られているので、
厚みを伝える写真



海外のアナログ盤のジャケットは、
日本国内のモノと比べて、
英国盤も含めて、大抵、薄いものがほとんどなので、
英国オリジナルジャケットを再現するとしても、
特別にジャケット用紙を厚くする必要はないわけですが、
まるで、日本のアナログ盤時代のジャケット用紙の厚みに影響されたようにも思えます。

時間がなくて、現時点では、比較はしていないのですが、
日本で、英国オリジナルジャケット再現前に作られていた、
EL&Pのダブルジャケットの紙ジャケットよりも、
微妙に厚い感じがしますね。

これは、
イタリアにおいて、マニア向け盤として、
制作されたものだと思われますが、
CD盤を強固な厚手の用紙で保護するという目的もあるのかも知れないです。

他のアーティストで、
確か米国製の紙ジャケットCDで、
このぐらいの厚みのあるモノを、
1枚所持しているのですが、
関連CDとしてそのうち取り上げてみたいと思います。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

映画 幻魔大戦 ベガ 12インチアクションフィギュア 予約受付中

2020-02-19 09:42:10 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
映画 幻魔大戦 ベガ 
12インチアクションフィギュア
予約受付中

映画「幻魔大戦」に登場した、サイボーグ戦士ベガは、
オリジナルのコミックや小説にも登場しているのですが、
映画化にあたり、大友克洋氏が、新たなるサイボーグ戦士ベガを、
デザインしたわけです。

ベガに関しては、映画上映時は、プラモデルも発売されていたようですが、
私の知る限り、塗装済みのフィギュアは発売されていなかったと思われます。

上映当時は、フィギュアという名称もなかったような気がします。
ロボット系であれば、プラモデルや超合金のおもちゃ、
あるいは、ソフトビニールの人形になるケースもあったと思いますが、
ベガのソフトビニール人形は目にした事がありません。

「大友ベガ」と幻魔大戦読書研究会の会員達は呼称していたのですが、
映画上映からしばらく経ってから、大友ベガのフィギュアが、
幾つか制作されるようになりました。

そして、今年の7月には、¥36500-程度の、
塗装済みのアクションフィギュアがリリースされる予定のようです。




ホビーショップ 
でじたみんの1月の末ぐらいの、
ランキング画像より


この価格のフィギュアに需要があるかというと、
あるわけでして、予約の段階で専門店等のランキングの上位に登場しているわけです。
大きさは30cmほどで、可動するというのが魅力なのかも知れません。

大友ベガが登場する映画の幻魔大戦がこのフィギュアを紹介する時に、
どのような説明をされているのかと言うと、

「日本SFアニメの金字塔『幻魔大戦』よりサイボーグ戦士「ベガ」がアクションフィギュアで登場。」

なるほど。
私は考えた事もなかったのですが、
キースが音楽の一部を担当した映画「幻魔大戦」は、
日本SFアニメの金字塔という位置付けが、
客観的な視点なのかも知れないです。

ジェントル・ジャイアントのボックスが欲しくても躊躇している私のようなものにとって、
この「ベガ  12インチアクションフィギュア」は価格からして、購入の視野に入れておりませんが、
このようなフィギュアがリリースされて、ランキングの上位に食い込む事は、
興味を持たれた方が、映画「幻魔大戦」をブルーレイ等で観賞するきっかけにはなるでしょう。

それが、EL&Pの音楽に興味を抱く事につながる場合も少しはあるかも知れないです。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ストレンジデイズ 2010年8月号

2020-02-17 10:09:31 | プログレ系専門誌に載ったEmerson,Lake&Palmer

ストレンジデイズ 2010年8月号

amassのニュースによると、
EL&Pのアルバム、
邦題「恐怖の頭脳改革」に収録された楽曲、
「悪の教典#9(KARN EVIL #9)」に基づいた、
映画化の企画が進行中であるとの事。

ネット知人によると、
カール・パーマーがツィッターで発信したらしいです。

amassのニュースを読む限りにおいては、

「レーダー・ピクチャーズが「Karn Evil 9」をSF化する権利を獲得。」

とありました。

エグゼクティブプロデューサーも決定しているようで、
プロデューサーは、「Karn Evil 9」を作り上げた、
EL&Pの先見の明に惹きつけられるものがあったようです。

何もないよりは、
喜ばしい話ではあります。

無事に映画化が為されて、
そこそこヒットし、
それを縁として、
アルバム「恐怖の頭脳改革」に触れる方が出る事を、
期待するものです。

ギーガーの描いたジャケットが、
映画のコンセプトアートか何かで、
映像の中に何かの象徴として加わると、
ファンとしてはワクワクするのですが、
おそらくそれは無いでしょうね。

本日は、何か雑誌類を取り上げようと思っていたのですが、
このニュースにちなんで、
恐怖の頭脳改革が表紙になっていた「ストレンジデイズ」を持ってきました。



この表紙、
下部の帯状の色が、
見開きジャケットの内側の色を配色する細やかさ


10年は経過していないので、比較的新しめの雑誌になります。

「EL&Pと仲間たち」というコーナーがありまして、
本号の特集記事の1つになっています。

EL&P本体のアルバムもカラージャケットで紹介されており、
それぞれに解説が付いています。

アルバムの解説というのは、
音楽評論家によっては、何度か同じアルバムの解説を、
違う雑誌等で書いたりしているかも知れません。
そうなると、
全く同じ事を書くわけにもいかないので、
楽ではないように思います。

続いて、これまでありそうで無かった企画として、
EL&Pのメンバーと実際にご縁のあったミュージシャンのアルバム(レフュジー等)や、
実際にご縁がなくても、音作りの点で、EL&Pに影響を受けたと思われる、
アーティストのアルバムをカラーで取り上げています。

この企画に登場しているアーティストのアルバムは、
そのうち、取り上げる事もあるかと思います。

あと、
同年3月に東京オペラシティで、「オーケストラタルカス」を行った、
吉松隆氏へのインタビューも掲載されていますね。


加えて、
広告営業担当の方は特集を組むにあたり、
音楽会社にカラー広告を勧めたのだと思いますが、

表紙の裏に、
ビクターエンタテイメントさんの、
EL&PのSHM-CDのカラー広告があり、

裏表紙の裏には、
EMIさんのカリスマ時代のナイスのSHM-CDのカラー広告があります。

素人から見ると、
とてもタイミングが良くて、
結果として、
特集記事に花を添えている印象があります。

とは言え、
このような特集記事も、
リイシューアルバムの発売が決まって、
それに合わせて特集記事を書くという流れなのかもしれないので、
音楽会社と音楽雑誌の持ちつ持たれつの関係で、
為されている事なのかも知れませんね。

雑誌の概要は以上ですが、
映画に関しては、
ニュースに書かれていた周辺事項を、
追い続けてみたいと思っております。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

秋田内陸縦貫鉄道の観光新車両のお披露目

2020-02-14 15:43:39 | やや番外編、EL&Pのアルバムのどれかが好きなミュージシャン
秋田内陸縦貫鉄道の観光新車両のお披露目

向谷実氏に関しては、
半生回顧録を立ち読みした時のレポートを、
大雑把に紹介した事があります。

このカテゴリーの2017年1月9日の記事になります。

そこにも書きましたが、
エイジアが初来日をした頃の、
EL&Pファンクラブの会報において、
グレッグが日本のミュージシャンでは、
「カシオペア」が好きと言っていたので、
EL&Pとは親和性のあるミュージシャンの1人と言えますね。

NHKFMの番組を持っている事もあり、
FMリスナーからは、
鉄道に詳しいミュージシャンと、
受けとめられているかと思います。

2月1日付けの秋田県県北のローカル紙、
北鹿新聞の一面の記事によると、
向谷実氏は、
1月31日 秋田県の内陸縦貫鉄道を走る
観光用新車両「笑(EMI)」のお披露目に、
ゲストとして招かれ、
この車輌のデビューに絡んで、
スマイルアンバサダーとして、
各駅到着前のオリジナルメロディー「SATOYAMA」を提供されたとの事。



新聞の写真

話は変わって、
秋田内陸縦貫鉄道の事ですが、

長いこと赤字路線だったマイナス分を
県が負担していたのですが、
現時点では、
経営も締まりよくやっていると思われ、
営業努力で観光目的の利用者も、
増え続けているようです。

その反面、
鉄道グッズ等が充実しているとは、
言い難いと私は見ています。

何年か前に、
最初に制作された車輌のミニチュアを見た事があります。
長さを縮めたチョロQでしたが、
チョロQは素材がプラスチックなので、
随分と節約していると思った事があります。

そのため、
車窓も印刷、ドアも開かない印刷なので、
マニア心をくすぐるものではないと感じました。

今、そのチョロQは、通販では取り扱っていないようです。

話を戻しまして、

「鉄道とEL&P」といったら、
スタジオラストアルバム、
「イン・ザ・ホット・シート」のジャケットを想起しますが、
向谷実氏が、このCDを最初に手にした時、
ひょっとしたら、このジャケットに相応しい、
鉄道音楽が頭の中に鳴り響いていたかも知れませんね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

エイジア・イン・エイジア~ライヴ・イン・ジャパン1983 CD

2020-02-12 17:04:41 | Carl&GregのエイジアinASIA
エイジア・イン・エイジア 
~ライヴ・イン・ジャパン1983 CD


昨年の秋に発売されたエイジアの武道館ライヴのCDになります。



ペラ紙2つ折りジャケットであるが、
内側には当時のカラー写真が何点かあります

エイジアの武道館関連の品物に関しては、
3公演を見た時のチケットの半券やパンフ以外は、
後日になってネット上から入手したものが、
ほとんどです。

但し、このCDに関しては、
昨年のリリース時に取り上げた、
EL&Pの後楽園ライヴと同日の発売でしたので、
抱き合わせで頼んでみたのでした。

発売前からのディスクユニオンさんの説明では、

「北米で放送された時のマスター・テープの発見に伴い、
現時点で最良のリマスタリングが施され今回のリリースに至る。」

との記載があり、これまでのものよりは、
少しは音が良いのでないかという期待もちょっとはありましたね。

これまでの音源も、
音がすこぶる悪いブートとは全く異なる十分に聴けるものですが、
何となく不満足感が残る感じでした。

私などは、音の出具合に関しては、
大雑把な事しか捉えていないのですが、
そのような私でも何かスッキリしない感があったわけです。

何故、そう感じてしまうのかは、
あまり考えてみたこともないのですが、
間に合わせのバンド感のようなものを、
感じてしまっているのかも知れません。

日本語の解説によると、
グレッグは多額のお金を頂戴して、
このプロジェクト(エイジア・イン・エイジア)に参加する事になったとの事。

企画・運営側としては、
走り出してしまった、
後には引けないプロジェクトを、
何としても形づくる必要があったわけです。
そのため、
多額のお金を準備しても、
代打のミュージシャンを準備する必要があり、
その姿勢にグレッグの心が動かされたという事だと思います。

そういう観点も踏まえながらCDを聴いてみると、
代打ミュージシャンのグレッグが、
プロとして全力で頑張っている感じに聞こえてきます。

2018年の3月に取り上げた、
武道館の国内盤仕様の帯付きCDは、
2001年のリリースでしたが、
それから17年経過する中で、
マスター・テープが発見されたという事になりますか。

グレッグ・レイクの新しいスタジオ録音のアルバムは、
ファンにとっても夢に終わってしまったので、
特に当日会場に足を運んだファンで、
CDをお持ちでない方は、
懐かしさに浸る事ができると思います。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ベストアルバム「LUCKY MAN AND OTHER HITS」カセット

2020-02-10 10:33:50 | EL&Pのベスト盤等
ベストアルバム「LUCKY MAN AND OTHER HITS」カセット


本日、取り上げるのは、カセットテープです。



インデックス表側


同じタイトルのCDもあるようですが、
ひょっとしたら、CDの方は、カセットテープより、
収録されている曲の数が多いかも知れません。

説明を読むと米国製なのですが、
1997年に、ライノレコードの関連会社で、
「Flashback Records」というところで、
リリースした品物のようですね。

ジャケット(インデックス)も、
ELPマークを中央に配しているし、
ELPのベストものとして、
お決まりのパターンかと思いきや、
収録曲の構成が意外だったりします。

カセットテープへの収録曲は、
以下の通り、

SIDE ONE

1.ラッキー・マン
2.セ・ラ・ヴィー
3.ペーパー・ブラッド
4.スティル・ユー・ターン・ミー・オン
5.フロム・ザ・ビギニング

SIDE TWO

1.悪の教典#9第1印象 パート1&パート2
2.庶民のファンファーレ アルバムヴァージョン



インデックスの裏側



特徴としては、

1.アルバム「ブラック・ムーン」からの曲も収録している。

このアルバム自体が、売れなかった事もあり、
それに伴って、他国で企画されるベストアルバムでは、
「ブラック・ムーン」からの曲は選ばれない事が多いように感じています。

2.「悪の教典の第1印象」をパート1から収録している。

レコードからCDになって、2枚組以上のベストアルバムを制作する場合、
悪の教典もパート1から収録している事が多くなりましたが、
90年代以降のコンサートでは「パート1」は演奏されていませんでした。

私は、時間の都合もあってか、
「パート1」が軽視されていると思っていたのですが、
ダブルカセットのセットでもないのに、
パート1とパート2を続けて収録するのは画期的な選曲とも言えます。

3.庶民のファンファーレのフルヴァージョンを収録している。



カセットテープ本体


2枚組CDやダブルカセットでもないのに、
アルバム収録ヴァージョンを収録するのは、
あまり多くないパターンのように映ります。

EL&Pの全てを網羅しているものではないですが、
企画としては妙味のあるベストアルバムになっていると感じました。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ピーター・ガン 12インチマキシシングルレコード

2020-02-06 13:51:48 | 「ELP・イン・コンサート&ワークスライヴ/EL&P IN CONCERT」
ピーター・ガン 12インチ マキシシングルレコード


このブログにおいては、
「エマーソン、レイク&パウエル」と、
「3(スリー)」の12インチシングルレコードは、
取り上げていますが、
EL&Pの12インチシングルレコードを取り上げるのは、
初めてですね。

EL&Pの市販用の12インチマキシシングルレコードというのは、
リリースデータを載せてあった雑誌によると、
幾つかは存在しているようです。

残念ながら、
私はまだその全てを見た事はありません。

12インチシングルレコードは、
80年代になってから、続々と制作されていたように思いますので、
EL&Pが80年代も栄えあるバンドとして、
生き延びていれば、
12インチマキシシングルレコードも、
さらにリリースされる事もあったかも知れないです。

EL&Pの12インチマキシシングルレコードとして、
普通に知られているのが、
このオランダ製の、
「ピーター・ガン」の12インチシングルレコードかと思います。



ジャケット
アップローダー式とか言って、
インサート部が上にある仕様
ジャケットの絵柄は表裏同じ



向かって左下部の表記



レーベル面
聴く時間が取れなかったので、
音は確認していませんが、
B面はナイフエッジなっています。
ライヴヴァージョンと推定

「ELP・イン・コンサート(ワークス・ライヴ)」関連の品物は、
BMGにおいては、簡略化されつつあるようなので、
このレコードは、時代の産物として、貴重なものといえましょう。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

邦題「恋のチョコロール」という曲

2020-02-04 18:13:01 | バンドとしてのEL&Pの演奏の元になった曲が収録されたCD
邦題「恋のチョコロール」という曲

以前、「ブリティッシュ・ポップ・シングル・コレクションVOL.3」という、
イミディエイト系のオムニバスCDを取り上げた事があります。

ナイスの曲が入っているのと、
ジャケットにキースの白黒写真も、
少しだけ使用されているので、
当ブログで取り上げたわけです。

邦題から解釈すると、
「シングルレコード」になっている楽曲のみを、
収録しているCDなのでしょう。




CD盤面


その時、取り上げるにあたり、
CDの収録曲を一通り聴いていたのですが、
邦題「恋のチョコロール(CHOC ROLLS)」という曲がありました。

「ゴールデン・アップル・オブ・ザ・サン
(GOLDEN APPLES OF THE SUN)」
というバンドが演奏しているインストの曲です。

ジャケットブックレットの説明によると、
ファッションカメラマンのデヴィッド・ベイリーという方が、
マネージメントをしていたロンドンのバンドで、
このバンドがイミディエイトに残した唯一のシングルの、
B面の曲との事。

ちなみに、A面は、「The Monkey Time」というタイトルのようです。

Discogsによると、
日本語の解説にある「CHOC ROLLS」という曲は、
「Chocolate Rolls, Tea And Monopoly」というのが、
レーベル面に記されたタイトルのようです。

タイトルが異なると、楽曲の内容が微妙に異なっているケースも、
あるかも知れないです。

Discogsによると、
この曲は、アンドリュー・ルーグ・オールダムが作った事になっています。
ストーンズのマネージャーで、ナイス時代のキースの事を読んでいたりすると、
よく名前が出てくる人ですね。
イミディエイトレーベルの創設者の1人でもあります。
曲も作ったりするとは知りませんでした。

この「恋のチョコロール」ですが、
このイミディエイト系のCDのコレクションを日本で発売するにあたり、
いきなり付けた邦題でなければ、
シングルレコードが日本で発売されていた事も考えられます。

以前、
DVD「マスターズ・フロム・ザ・ヴォルツ」を取り上げた時に、
「孤独なタイガー」の冒頭のメロディーが、
EL&Pのデビュー当時から奏でられていた事を綴りましたが、
どうやら、このメロディーは、
「恋のチョコロール」から持ってきたものであると、
受けとめています。

B面の曲という事で、一般的に考えると、
キースがラジオで聴くチャンスは無かったかも知れませんが、
イミディエイトつながりで、
このシングルレコードを手にして聴く機会があったと思われます。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

オムニバスCD It's the 70's

2020-02-01 10:58:40 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
オムニバスCD It's the 70's


これまで取りあげて来たオムニバスアルバムを、
大雑把にいくつかに分類してみました。

1.ほぼプログレ系収録

2.60年代から70年代ロック系収録

3.70年代ポップス及びロック系

このうち、「3」に関しては、
日本の洋楽ファンに、
しっかりと認知されていないと思われる楽曲が、
収録されている事もあったように思います。




表紙を含めて8頁の
ブックレットジャケット
珍しく、Emerson,Lake&Palmerの文字が入っています。




プラケース裏側
私が解るアーティスト名は、4つぐらいかな

本日、取り上げるのは、
おそらく「3」に属するオムニバスアルバムであると思います。
英国製。
EL&Pはラストの収録曲として登場します。

「Fanfare for the common man」のシングルヴァージョン
が収録されていますね。

この曲は、「1」や「2」のタイプのオムニバスCDに収録されていても、
あまり違和感なく聞こえますが、
「3」になると、ヴォーカルが入っていない事もあり、
アルバムの流れの中で異色の曲として耳に入ってきますね。

制作する側もそれを見越して、
最後に収録する曲として選択をしているのかも知れないです。
また、オムニバスアルバムで、「この良い曲は一体誰の曲なのだろう」
と思うときは、「2」の時が多いですね。

オムニバスアルバムも、制作者の想いが、入っているか、入っていないかで、
受け取る側の印象が左右されるような気もします。

聞いたことのない曲でも、良い曲は良い曲ですし、
これらの収録曲は本当にヒットしているのだろうかと、
思うようなアルバムもあります。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。