EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

PICTURES AT AN EXHIBITION SONY プレスミス品

2024-07-31 13:06:27 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
PICTURES   AT  AN  EXHIBITION SONY プレスミス品

7月12日以来の更新になります。

職場には順調に出社しておりましたが、
家族の不調が続いておりまして、
勤務先から時間を頂戴して、
家内を病院へ連れて行く事がしばしばありました。

母の方は年齢も年齢なので、
腰痛が出てきたりして、
歩行困難な状態。

これまでは、
3日、4日寝たきり状態になっても、
介添えで歩ける程度には復活してきましたが、
今回はどうだろう。

家内は、
いくつかの病を抱えておりまして、
仕事には支障がなかったのですが、
でてくるようになり、
耳鼻科の先生から、
より精密な検査をしてもらった方が良いと言われましたので、
8月に隣県の病院に連れて行く事になっています。

そんな状況です。

本日、取り上げるのは、

「PICTURES AT AN EXHIBITION」のSONY時代のアナログ盤です。

SONY時代のアナログ盤で、
所持していないタイトルの1つですが、
それが、プレスミス品と称して安く売られていましたので、
手を出してしまいました。



レーベル面 収録曲記載側



レーベル面 ジャケット絵柄取り込み側



背部の上部



ジャケット裏側の一部



中古盤販売用の外装・盤質
説明用紙

プレスミス品の記載から想定したのは、
レーベルの貼り間違いとか
受け取って確認をしてみたところ、
上述のようなミスではないようです。

レーベル表面に、
B面の収録曲が入っている等も、
考えられましたので、
自宅のプレイヤーで聴いてみましたが、
それはありませんでした。

その時に、
このレコードの問題点が、
わかりました。

「レコードの盤反り」がありました。

プレスミスに該当する箇所は、
全曲試聴してみないとわからないとは思いますが、
「ワープ」という状態にはなっていましたね。

これも含めて、プレスミスと称したのかも知れないです。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

映画「幻魔大戦」招待券

2024-07-12 13:29:58 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
映画「幻魔大戦」招待券

ヤフオクでの取引を始めたのが、
2000年以降である事は、
間違いないと思います。

時間をかけてさかのぼると開始年が、
ハッキリするのですが、
2008年の末にmixiを始めた頃には、
時々、日記にヤフオクの話材を書いたりしていたので、
ある程度は取引を経験していたわけです。

それで、この映画「幻魔大戦」の「招待券」、
あるいは「招待状」「案内状」というものかも知れませんが、
数年前頃から、年に一度ぐらいの割合で、
出品されるようになってきました。

このブログでは、EL&P関連の品物であれば、
よれよれのペーパーであっても、
時代の薫りがして、とても好きなので、
積極的に取り上げたりしています。

但し、これは、「招待券」「招待状」と言っても、
ただのペーパーではなく、
やや厚めの用紙に印刷された、
カラーの品物になります。

一部の業界関係者だけが手にする事ができた品物なのでしょう。



大きさ
閉じた状態で、
縦10.2cm×横21.4cm
見開きの表面に、
キャラクター画像を載せずに、
タイトルだけで済ませるところが、
コダワリなのかもね



裏側



見開き内側
きちんとした案内用の説明文があります



説明文を拡大
招待者向けの案内文に、
キースの名前と登場させるところが、
時代をしのばせますね

本日取り上げた品物は、
福岡での試写会向けのようですが、
このデザインをベースにして、
全国の都市部において試写会用の「招待券」が制作されていたようです。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

プラチナム・ベスト 2CD

2024-07-10 13:56:16 | EL&Pのベスト盤等
プラチナム・ベスト 2CD

この2CD、
2013年にリリースされていたのですが、
当時は、リリースされていた事すら知りませんでした。

どこで知ったかというと、
ヤフオクですね。

ジャケットの色合が90年代にリリースされた、
ベスト1CDと似通っていた事もあり、
収録曲を同じくしてリマスターとかを施したモノであろうと、
勝手に思い込んでおりました。

その後、キースとグレッグが他界してから、
ビクターエンタテイメントさんが、
追悼の意味を含めていると思われる6CDをリリースしたわけですが、
現時点にいたるまで沈黙を守っているわけです。

あまりにわびしいので、
キースとグレッグの存命時に、
ビクターエンタテインメントさんから、
リリースされた現時点における最後のベスト2CDという事で、
少し興味が湧いて中古CDを入手してみたわけです。

このベストCDに関しては、

『大人のための2枚組CD「プラチナム・ベスト」シリーズ』

という企画モノに組み込むために作られたようです。

そのような企画モノの場合、
他にどのようなアーティストがラインナップされているかを、
帯の裏側とか、
中のブックレットに記載されていたりするのだと思いますが、
それは全くありませんでした。



ジャケット
ブックレットになっていて、
1頁を使った簡素なバイオグラフィーと、
収録曲の全歌詞と訳詞が掲載

プラケースCDなのですが、
ジャケットのELPマークが、
かなり大きく描かれています



珍しく、裏側部分への記載事項は、
全く無いようです



CD盤面
ワークス配色といいたいところですが、
プラチナム・ベストのロゴらしきマークがあるので、
バンド名等以外は共通のデザインなのかも知れません

Amazonのきちんとしたレビューが1つだけあって、
これまでのベストアルバムとの違い等が詳しく記載されているのですが、
収録曲に関して聴いて確かめたい事があるので、
続きを書こうと思っています。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

神典三部作を開封する その2

2024-07-09 16:37:10 | エマーソン、レイク&パウエル / E,L&Powell
神典三部作を開封する その2

特にエマーソン、レイク&パウエルの情報を追っているという事は、
なかったのですが、
先日、たまたま、ヤマハ関連のサイトで、
エマーソン、レイク&パウエルについて書かれていた記事を目にしました。

エマーソン、レイク&パウエルがリリースされた年というのは、
ジェネシス関連でいえば、
ピーター・ガブリエルの「So」とか、
3人ジェネシスの「Invisible Touch」とかがリリースされていました。

ジェネシスファミリーは、
洋楽ヒットチャートを賑わしていたわけですが、
エマーソン、レイク&パウエルのアルバムは、
チャートに顔を出していたとはいえ、
ベスト10に入ったというわけではなく、
全盛時のEL&Pに匹敵するような売れ行きにはなりませんでした。

ヤマハで記事を書かれた方は、
音楽的にも変容して生き残る事に成功した、
ジェネシスやイエスと違って、
エマーソン、レイク&パウエルは、
80年代のプログレの音として登場したというところが、
ジェネシスやイエスとは異なっているような事を述べていました。

あまり考えた事もなかったけれど、
言われてみれば、
確かにその通りという感じです。

特にキースとかは、

「ポップソングなんて作れない。」

とどこかで述べていましたから、
バンド結成の時点から、

「短い曲を作って、シングルチャートに顔を出そう。」

などという考えは全く無かったと思うので、

アルバムは「ザ・スコアー」という、9分以上の楽曲から始まるわけですね。



神典三部作のCD盤面
このボックスセットは、
シンプルではあっても、
徹底したコダワリのデザインが、
妙に良い感じです



解説パンフレットと、
前回も載せたスリーヴの裏側

結局、一発解散の一番の原因は、
思いのほか売れなかった事に尽きるのではないかと思いました。

意見の相違による言い争いがどうだとか、
キースが述べたりしておりましたが、
売れてさえいれば忍耐して継続できた可能性はあるでしょう。

キースはその原因(売れなかった事)は、
自分の作る音楽にあると、
ある程度は認めざるを得なかったと思うので、
次のプロジェクトの大半の作曲を、
ロバート・ベリーに任せるという事につながったのでしょうね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

タルカス収録 Delusions de Grandeur Sax 4th Avenue

2024-07-05 10:03:11 | 他のミュージシャンによるタルカス演奏関連
タルカス収録 Delusions de Grandeur Sax 4th Avenue



プラケースCD
ペラ紙二つ折り
2011年頃には出ていたようです

このアルバムはどなたかのサイトで、
紹介されていたのを見たのですが、
かなり前の事でしたので、
現時点で検索してもそのサイトにたどり着けずにいます。

本CDの存在を知った時には、
既に廃盤になっておりまして、
バンド名やタイトル名で検索をしても、
特定の通販サイトにしか上がってこないわけです。

価格も1CDの割には、
高かったので、
安い品物が出てくるまで、
粘ったのでした。

現時点において、
日本語でこのアルバムを取り上げているサイトを、
1つだけ発見したのですが、
何かのHPというわけでもないようです。

そこに書かれている事によると、
4人のサックス奏者によって、
1991年に結成されたグループとの事ですが、
グループとは表現せずに、「団体」と呼称するようです。

収録曲は、

  1. Bluesette
  2. Improvisation
  3. Frame By Frame
  4. Fugue
  5. Tarkus: Eruption; The Stones Of Years; Iconclast; Manticore; The Battlefield; Aquatarkus
  6. Seventh Heaven Rag
  7. The Refinery
  8. Quartet: Fantasia
  9. Quartet: Ritual
  10. Quartet: Incantation
  11. String Quartet In G, Op.54, No.1: Finale: Presto
  12. Grave Et Presto: Grave
  13. Grave Et Presto: Presto
  14. Nuages
  15. Rossini A La Carte

となっており、
5曲目にタルカスが収録されています。
タルカスは11分41秒なので、
そんなに短くはありません。



プラケース裏側

「The Stones Of Years」のキースの間奏にあたる部分や、
「The Battlefield」におけるグレッグのギターソロの箇所など、
独自のメロディーを奏でているところも少しだけありますが、
楽曲全体としては、オリジナル楽曲の細かいところまで、
丁寧に再現していますね。

ちなみに、3曲目がキング・クリムゾンの「ディシプリン」に収録された曲。
他者が演奏するキング・クリムゾンの楽曲は積極的に聴いた事はないですが、
楽曲へのリスペクトと再現への執念が感じられます。

4曲目がフリードリヒ・グルダの曲ですが、
キースが74年頃にEL&Pで演奏するピアノソロに登場するメロディーです。

サックスによるタルカスの演奏は、
とても攻撃的なアルバムをかなり前に取り上げていましたが、
こちらはサックス四重奏によって原曲のメロディーを、
出来るだけ忠実に再現したいという印象を受けました。

以上。

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マーキー・クラブ・コレクション VOL.2 カセット

2024-07-03 13:44:34 | Keith Emerson THE NICE関連
マーキー・クラブ・コレクション VOL.2 カセット



外観

本品はナイスの曲が収録されているという事で、
国内アナログ盤を取り上げているのですが、
カセットテープも制作されていたことがわかりまして、
たまたま、安価で出品されていましたので求めてみました。

スリーヴタイプのパッケージなので、
いつもこのブログで、
しつこくつぶやいている、
カセットケースに巻き付けるタイプのインデックスが、
カットされている心配はありませんでした。



パッケージ表側



パッケージ裏側



カセット本体



収録曲と歌詞が記載された用紙
解説はありません

オムニバスアルバムの類なので、
特にカセットテープ等を作ったりしていないと思っていましたが、
テーマを絞った企画モノなので、
カセットテープの需要もあったのだと思います。

80年代のエイジアの新譜などで、
カセットテープにのみ追加で収録されている楽曲もありました。

カセットテープにしたことで楽曲の収録時間が増えるというのはありますが、
本タイトルに関しては特に精査はしていないのでわかりません。

カセットテープ派の人たちは、
同じタイトルの場合、
レコードに収録された楽曲の数よりも、
カセットテープに収録された楽曲の方が多いケースがあるので、
そのお得感でカセットテープ派になっていた事もあるかと思いました。

以上。

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オリジナル・ブートレッグ・シリーズ フロム・ザ・マンティコア・ヴォルツ VOL.3

2024-07-03 08:32:49 | 1990年以後に発売されたEL&PのライブCD等
オリジナル・ブートレッグ・シリーズ
フロム・ザ・マンティコア・ヴォルツ
VOL.3  



外観

熱心とは言えないEL&Pファンの証(?)として、
収納されているCDを1枚も聴いていないボックスの1つです。

ここ10年ぐらい間に発売された新商品に関しては、
諸事情により、
未開封状態のボックスや、
シュリンクを開封したけどCDを一度も聴いていないボックス等、
ほぼ、私の中では当たり前になっていますが、
マンティコア・ヴォルツがリリースされた頃であれば、
一度は開封して聴いておりました。
8CDであれば、8枚をそれぞれ、最低、一度は聴いていたわけです。

この「フロム・ザ・マンティコア・ヴォルツ VOL.3」は、
確か、同時リリースだった「VOL.1」「VOL.2」から、
期間をおいて発売されていたのですが、
「VOL.1」「VOL.2」を聴いた印象から、
あわてて購入する意欲が失せてしまっておりました。

そのため、購入がとても遅くなりまして、
決意した時には廃盤になっていたように思います。

その後、ヤフオクにて、
中古未開封品を10年ぐらい前に入手したのですが、
手にしてみたら、「市販品」ではなかったので、
格安の「市販品」を追い求める事になりました。

幸いにして、「格安 + シュリンク付き」の美品が出ておりまして、
入手する事ができました。



外装はベースとなる色がとても薄い黄土色
ELPマークは銅色です



シュリンク上のステッカー



肝ともいえる背表紙のあるブックレット
キースより先にあの世に旅立ってしまった
故・小川文明さんと笹川さんの対談を収録



インサート部 5CDね

小川文明さんのお話は、
キースファンにとっては、
興味深いもの。

キース大好きの小川文明さんに関しては、
別途、取り上げたいと思っています。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。