EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ワーナー 総合試聴盤 昭和48年12月

2023-01-31 13:25:53 | マンティコアレーベル
ワーナー 総合試聴盤 昭和48年12月

ジャケットが濃いピンク色の総合試聴盤を、
写真も含めて取り上げるのは初めてですね。

PFMのアルバム、
邦題「幻の映像」に収められた、
「セレブレイション」が収録してある、
総合試聴盤です。



ジャケット

総合試聴盤は、
シングルカットされる予定の楽曲のみを、
収録しているわけではないようなのですが、
「セレブレイション」はシングルレコードがリリースされていました。

この総合試聴盤のジャケットには、
「邦楽」とマジック書きがしてあります。

もともと売り物ではないので、
無意識に間違えて書いてしまったのか、
他の試聴盤をあれこれ出し入れしているうちに、
このレコード盤が入ってしまったかのどちらかなのでしょう。



収録レーベル面

ヤフオクでつぶさに確認していると、
マンティコアレーベルが誕生してから何枚かのアルバムを、
ワーナーさんではリリースしているのですが、
その頃までは、洋楽に関しては、
この濃いピンク色のジャケットを使用していたようです。

その後、洋楽は群青色のジャケット、
邦楽は、オレンジ色のようなジャケットに分別されているのですが、
分別されていない時期もあったようです。
(ちなみに、以前のブログで、邦楽は、濃いピンク系統の色と書いていますが、間違えていたようです。)

取り上げる前に、
それこそ試聴してみたかったのですが、
時間が取れなかったですね。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

ナットロッカーシングル国内盤に関して

2023-01-26 13:18:58 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
ナットロッカーシングル国内盤に関して

ナットロッカーのシングルレコードは、
見聞きした情報から、
EL&Pのシングルレコード国内盤の中で、
もっとも売れたものであると理解していますが、
最近になって初めて解った事がありましたので、
それを書いてみます。

国内盤のLPレコードの場合、
帯がついているので、
価格が変わったりした場合、
帯の価格の部分に新たな価格シールを貼ったりしているケースもありました。

「シングルレコードも、
リリース時から価格が変わった際に、
ペラ紙ジャケット等に新たな価格シールを貼って対応する。」

というところまでは、
解っていたのですが、
価格が変わった際に、
ペラ紙ジャケットを新たに印刷するという事は、
考えてもみませんでした。

需要がある場合に、
ペラ紙ジャケットのデザインを変えるとかして、
再プレスするとは思っていましたが、
ペラ紙ジャケットのデザインを変えずに、
再プレスする事もあるようです。

当然といえば、当然ですが、
EL&Pに関しては、それに該当する品物はないだろうと、
勝手に思っていたわけです。

ところが、それはありました。

「ナットロッカー」ですね。

普通は、EL&Pのファンであっても、
所持しているシングルレコードが1枚あれば、
価格が変わっても、ジャケットデザインに変更が無ければ、
同じタイトルのシングルレコードを求める事はないかと思います。

しかし、EL&Pの熱心なコレクターの場合、
「ナットロッカー」を数枚集めているケースもあるようです。



① ¥400-記載盤





② ¥400-から¥500-に価格変更のシールを付けた盤
シールも色違い等数種あるようです



③ ¥400-から¥500-に価格変更のシールが付いていたが、
  そのシールが剥がれ落ちた後が残って、¥400-の価格が見えてしまっている盤



④ ¥500-記載盤



⑤ ¥600-記載盤

これに見本盤がプラスされるかも知れないですね。

価格を¥600-に変更する時点で、
レコード番号も変わっていたようです。

EL&Pのアルバムのレコード番号は、
初期のモノから変更になっているのは解っておりましたが、
シングルレコードに関しても、
レコード番号が変わるケースがあるというのは、
考えてもみませんでした。
単に私が知らなかっただけですが。



価格部まとめて並べる

ちなみに私が持っているのは、

購入した当時は、

「なんかペラ紙がヨレヨレしているが、
年数が経過して売れ残っていたからだろう。」

と思っていましたが、
そんなに古いモノでもなかったのだと知りました。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

The Essential EMERSON LAKE PALMER Limited Edition 3.0 その2

2023-01-24 17:13:25 | EL&Pのベスト盤等
The Essential EMERSON LAKE PALMER 
Limited Edition 3.0 その2

ジェフ・ベックの突然の訃報を聞いて、
いつもの簡単な観察レポートが延びてしまいました。

このCDは、以前、取り上げた事がある、
CDを1枚プラスしたものですね。

2CDが2007年のリリースで、
この3CDは、2年後の2009年のリリース。

リミテッドエディションを出すまでの時間の間隔が、
短いような気がします。

付加価値を出す目的もあってか、
ジャケットの色は赤銅色みたいな感じに変えています。

プラスしたCDに収録されているのは、
ワイト島でのライヴの音源と、
メンバーへのインタビューですね。
インタビューはワイト島のDVDに収録されていたモノと同じかも知れない。

2CDの時は、プラケース盤でしたが、
この3CDは、4面開きのデジスリーヴ仕様になっていました。



最初に開いた状態



DISC ONE とDISC TWOを挿入する面
CD盤を入れ込んだ時に、
入り込みすぎないように、
スリーヴ上に溝を設けてあります
後にBMGから発売されたベスト盤のデジスリーヴは、
ここまで手が込んではいません



DISC THREEとブックレットを挿入する面

ジャケット内部の面は、
カール単独面とグレッグ単独面があるわけですが、
キース単独面というのは特になし。
公平さに欠くわけですが、
細かいことは気にしないようにしないとね。

グレッグの翻訳自伝の出版が、
今度は4月の後半にずれ込むお知らせが来ました。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

エイジア 詠時感 国内版 カセット 切り取りなし

2023-01-20 16:03:22 | Carl Palmer関連
エイジア 詠時感 国内版 カセット 切り取りなし

詠時感の国内版のカセットテープは、
いわゆる「完品」ではなかったわけです。

国内版のカセットテープに関しては、
何を持って「完品」とするかは、
繰り返し述べてきました。

私にとっては、
色落ちやスレがあろうが、
「完品は完品」であり、
仮に経年の割には劣化とスレが全くなくて、
美品であったにせよ、
切り取られている箇所があるならば、
「完品」ではないわけです。

タイミング良く、
「完品」を入手できましたので、
以前の品物には無かった部分を撮ってみました。

メンバーの顔写真である事は、
以前、取り上げた時に解ってはいたようです。



外側



内側

実際に手にとって見る事で、
メンバーのそれ以前のキャリアを知らない人向けに、
気の利いた装丁を施していたのかも知れないと考えました。

今のところ、
断捨離どころか、
安価物への収集が終わらない旅が、
続いております。

エイジアと言えば、
マーク・ボニーラが参加するツアーは、
延びたような話をどこかで読みました。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

交響組曲 宇宙戦艦ヤマト 2202 宮川彬良

2023-01-18 11:34:50 | EL&Pに影響を受けていると思われる創作家達
交響組曲 宇宙戦艦ヤマト 2202 宮川彬良

このアルバムの存在を知ったのは、
リリースされてから1年後ぐらいでした。

入手したのはそれから、
数ヶ月後ですね。

リリースされてちょうど2年目という事です。



プラケースCD
ブックレットジャケットの裏表紙には、
「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」
と記載されています

収録曲は、

第一章 地球
    銀河の胎動から再生の序曲
    アンドロメダ
    ヤマト発進

第二章 テレサ
    テレサより、人間たちへ
    追記

第三章 白色彗星
    白色彗星の系譜(キース・エマーソンに捧ぐ)
    大帝ズォーダー

第四章 暗躍
    独裁者(デスラー)の悲哀
              ~潜航する者(ヤマト)

第五章 翼~かならずここへ~
    哀しみのヤマト
    消えゆく命

第六章 鬩ぎ合う力
    決意の翼(ドッグ・ファイト)
    ガトランティス襲撃
    虚空の邂逅
    方舟の覚醒(シャンブロウ)
    果てしなき戦い
    ヤマト渦中へ

第七章 愛
    続・銀河の胎動
    大いなる合い~終曲

カーテンコール

宮川彬良氏にまつわる話は、
何度か取り上げています。

悪の教典#9第三印象のメロディーの一部が、
宇宙戦艦ヤマトの主題歌の前奏に似ているという事が、
偶然ではない事を、

そんなわけで、
このようなCDが制作されて、
曲名に「キース・エマーソンに捧ぐ」文字が入った事で、
どんな感じの楽曲になっているのか、
大いに興味が湧いたわけです。

聴いてみると、
ロック調になってオルガンが響いていたりするところもあり、
「なるほど」という感じです。

宇宙戦艦ヤマトは、
テレビ放映されていたものを編集して、
都会の一部の映画館で上映してヒットし、
アニメブームの火付け役の一端を担ったわけですが、
それが1977年の夏頃だったわけです。
「ELP四部作」リリースの年ですね。

その年の年末に、
「交響組曲宇宙戦艦ヤマト」がリリースされました。
テレビ版のサントラというのも無かったと思われますが、
いきなり「交響組曲宇宙戦艦ヤマト」がリリースされまして、
多くの「宇宙戦艦ヤマト」のファンはこのアルバムに、
ノックアウトされていたと思います。

このCDに収録された楽曲には、
「宇宙戦艦ヤマト」や「さらば宇宙戦艦ヤマト」に出てくるメロディーが、
ところどころに出てきますので、
懐かしさも含めて、しばらく聴いていたい感じです。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

The Essential EMERSON LAKE&PALMER Limited Edition 3.0

2023-01-12 15:24:50 | EL&Pのベスト盤等
The Essential EMERSON LAKE&PALMER
Limited Edition 3.0

社用でマイカーを使用しなくなってから、
音楽鑑賞の時間が圧倒的に失われるという、
受難の日々が続いております。



デジスリーヴジャケット

本日は、昨年、ようやく中古品で安価で入手できた、
このベスト3CDをレポートしようと思っていたのですが、
出社してパソコンを立ち上げてちょっとしたら、
私にとっては衝撃的なヤフーのニュースが目に入りましたので、
しばし、ボーッといたしておりました。

このブログを読みに来られる方々は、
既にご承知であろうジェフ・ベックの他界です。

私が洋楽を嗜むといっても、
アナログ盤しかない時代から、
CDが主流になった時代も含めて、
所持しているアーティストの数は、
ほんの一握りしかないわけですが、
その中でもアルバム数が多いアーティストに入っているのが、
ジェフ・ベックです。

本日は、タイトルの品物をレポートする気力が、
いつもより失せてしまいました。

ジェフ・ベックにまつわる事では、
当ブログの中でも、
「ワイアード」のタイトル文字が、
米国盤と国内盤で異なるとかについて触れたりしておりましたが、
昨日か一昨日、ちょっと過去のブログを見る事がありまして、
たまたま、それが書かれたブログも目に触れたばかりでした。

2010年に新譜のCDを購入した後に、
白のストラトフィギュア付きのリミテッドエディションも出たので、
これも購入してしまいまして、ボックスに入れたまま、
自宅の部屋の目に入るところに置いてあります。

EL&P好きの知人でドラムを叩く方が、
米国居住時にタル・ウィルケンフェルドと会話をした事がある事を、
お会いした時に聞きましたが、
彼女が参加していたこのアルバムはトレヴァー・ホーンが、
プロデューサーの1人だったのですね。
購入した時は覚えていたのかも知れませんが、
すっかり忘れていました。

あぁ、
盛岡公演が開催された時、
無理してでも行っておけば良かった。

ご冥福をお祈りいたします。

今日はボーッとしていて、
二度手間になる仕事をしてしまっている。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

Out Of This World:Live 1970-1997を見る その7

2023-01-10 15:43:14 | 1990年以後に発売されたEL&PのライブCD等
Out Of This World:Live 1970-1997を見る その7



ジャケット表側

ジャケットが面白いと感じたモノから、
適当に取り上げてきたわけですが、
最後のジャケットになりました。

じゃあ、

「これがもっとも面白くないジャケット」

なのかと言うと、
そういうわけでもないのですが、
特徴的な他のジャケットに比較すると、
割と地味かなというモノです。



ジャケット裏側

これは、どうやって描いたのかは解りかねますが、
「絵」のようですね。



メンバー部を拡大したモノ
CDスリーヴだったら、
大きさはかなり小さいでしょうね

この「The Royal Albert Hall」は、
再集結してからの1992年のライヴで、
既にCD化はされていたわけですが、
これも、前回の「Works Live」同様、
初めてのアナログ盤という事が特徴なのでしょう。



見開きの内ジャケット
コンサートホールの外観の絵なのですが、
これなどは写真を用いるよりは、
味わいはありますね



SIDE ONE  レーベル面
レーベル面は、
ジャケットの色合いに似せて、
表面をこすった感じにしています
色合いに関しては、
SIDE ONEとTWOで共通していますが、
擦れ模様は異なっています



SIDE THREE レーベル面

SIDE THREEとFOURは、
SIDE ONEとTWOに比して紫色が濃い感じが、
共通していますが擦れ模様は異なっています

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

御成座さんで見つけたある写真

2023-01-07 14:01:28 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
御成座さんで見たある写真

新年おめでとうございます。

正月休みに、職域にある映画館、「御成座」さんで、
「恋は光」という映画を見ました。



「御成座」さんの正面から撮る

特撮以外の映画を劇場でみるというのも、
本当に久々なのですが、
私にとっては、とっても、良い映画でしたね。

平祐奈さんの女性の役も、
西野七瀬さんの女性の役も、
なんだか良い感じだった。

もともとは、「御成座」さんのこの告知チラシが、
きっかけでした。



不鮮明になるので、
ブログ関連の画像の部分だけ

年末に「デモンズ」「デモンズ2」を上映するようでしたが、
なぜ、「デモンズ3」を上映せずに、
他の映画を上映して3本立にするのか、
尋ねてみたいとも思っていました。

(ウィキを見ると、どうやら、デモンズ3というのは、日本でつけた邦題のようで、
デモンズ、デモンズ2との内容の関連は無いようです。)

田舎の映画館で「デモンズ3」の劇場上映となれば、
ここで、レポートも出来ますから、
ちょうど良かったわけです。

家族の介護もあるので、
もし「デモンズ3」を上映してくれたとしても、
タイミングが合わなければ、
それまでですが。

ちなみに、
2022年の5月頃には、
「タンジェリン・ドリーム」が音楽を担当した、
「恐怖の報酬」の完全版というのを、
上映していました。

公開当時は、音楽雑誌にサントラの宣伝もあったのを、
うっすらと覚えています。
「ELP四部作」が出た年に公開されたようでした。
これを、音楽も含めて、時間があったら鑑賞したいと思っていたのですが、
叶いませんでした。

これだけでは、EL&P図書室3号としては、
あまりにもEL&P度が薄いので、
2019年に書いておいた事を載せてみます。

「 2018年の秋ごろ、
所用があって「御成座」さんに赴いた時に、
発見したものがあり、
それに関して従業員の方に尋ねてみようと思っていたのですが、
なかなか時間がとれずにいたわけです。

上映スペースの外側の入口付近の上部の方に、
額に入った幾つかの写真が、
展示されています。

過去の御成座の建物を正面から写した写真ですね。

正面から写すと、
映画館なので、
その時々に上映している映画の絵などを描いた、
大きな看板が掲示されているわけです。

その中に、
「幻魔大戦」と「クラッシャー・ジョー」を、
同時上映している時の写真がありました。

御成座さんから許可を頂戴して、
当ブログに掲載したいと目論んでいたのですが、

スタッフさんにお尋ねしたところ、

「この写真は、全国にある古い映画館を撮影して回っている方が、
関東の方にいらっしゃいまして、
その方にお願いして、コピーさせてもらった写真を飾っています。
そのため、取り扱いには許可がいりますね。」

という回答を頂戴しました。

写真を撮られたのが地元の方であれば、
お願いに赴く事も可能だったかも知れません。

建物に掲示されていた、
幻魔大戦の絵は、
映画に登場する、
サイボーグ戦士のベガが描かれていました。

おそらく、地元の看板絵師が描いたものですね。

建物の前の駐車スペースには、
雪も写っていましたので、
同時上映ではありますが、
1983年の3月に写したものと思われます。」

こんな感じで書き残しておいたのですが、
本日、これを書きながら、
劇場内に映像と共に響き渡る、
キースの音をまた聴く機会が欲しいものであると、
つい思ってしまいました。

本年もEL&P図書室3号を、
よろしくお願いいたします。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。