EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

アーサー・ブラウン 4曲入り 33回転盤

2013-09-30 13:38:34 | Carl Palmer関連
アーサー・ブラウン 
4曲入り 33回転盤



画像① ジャケット表側


画像② ジャケット裏側

アーサー・ブラウン関連のシングル盤を取りあげるのは、3回目になりますね。

これまでは、いずれも2曲入りの、45回転でしたが、
こちらはお買い得盤の4曲入りの33回転です。

国内で発売されていた2枚のシングルを一緒にしたようですね。

ジャケットにカールらしき人物が写っています。

髪型と顔の感じから、ほぼ、カールだと思われます。
だとしたら、10代ですよね。

リリース時のアーサー・ブラウンに関する解説を見ると、
とてつもない勢いを感じます。
ウィキを読むと、英国だけでなく、米国においても、「ファイアー」は、シングルチャートでトップ10入りを果たしたようですが、
「ファイアー」の後の活躍が、今一つよくわからない感じですね。

それでも、カールは、このアーサー・ブラウンに在籍したことによって、
ヴィンセント・クレインと知り合い、アトミック・ルースターへと歩みを進める事になるわけですが、
その後のアーサー・ブラウンの活動があまり知られていない事を考えると、
カールの見切りのつけ方が抜群であったと言う事になりますね。

その後のカールのインタビューにおいても、

EL&P参加時には、

「いくらになるか解らない話」

として、参加に対してかなり慎重だったような事も述べていますね。

しかし、
最終的には、間違いのない方を選択したので、
今日のネームヴァリューにつながっているわけです。

カールのビジネスマン的な側面、
とりわけ、儲ける流れへのセンサーは、
若い頃から感度が良かったという事なのでしょう。

以上。

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あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
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2013年9月30日 yaplog!

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リターン・オブ・ザ・マンティコア 青盤

2013-09-27 15:59:50 | 「リターン・オブ・ザ・マンティコア/THE RETURN OF THE~」
リターン・オブ・ザ・マンティコア 
青盤



画像 ジャケット表側とCD盤面

赤盤「DISC FOUR」を取りあげたので、次は青盤「DISC TWO」です。

ビートルズの赤盤、青盤と言えば、
ビートルズファンでなくても、知っている音楽ファンも多いのでしょうが、
EL&Pに関しては、
赤盤とか青盤というのも聞いた事がないので、
私が勝手に命名しているだけですね。

収録曲
1. タルカス:噴火~ストーンズ・オブ・イヤーズ~アイコノクラスト~ミサ聖祭~マンティコア~戦場~アクアタルカス
2. フロム・ザ・ビギニング
3. 石をとれ(ライヴ・ヴァージョン):石をとれ~ラッキー・マン~ピアノ・インプロヴィゼイション~石をとれ(コンクルージョン)(※レディーズ&ジェントルメンの音源から)
4. ナイフ・エッジ
5. ペイパー・ブラッド
6. ホウダウン
7. ロンド(ライヴ・ヴァージョン)(※未発表の1970年のライヴ・ヴァージョン曲、ドラムソロ含む)

ブラック・ムーン収録のペイパー・ブラッドの受け止め方は、
ファンによってもいろいろとあるでしょうが、
それ以外の曲は、EL&Pファンでなくても知っているだろうと思われる曲群が、
並んでいますね。

このCD1枚のみに関して言えば、
展覧会の絵を覗いたスタジオ盤としては、ファーストからトリロジーまでのアルバム収録曲を詰め込んであるため、ほとんど初期ベストみたいな感じになってしまうので、
トータルベスト盤らしくするために、復活アルバムから1曲、
ザ・ナイスからの曲も収録して、バランス良くまとめた感じがしないでもないです。

ザ・ナイスの曲が公式ライヴ盤で初お目見えしたのは、
「ライヴ・アット・ロイヤル・アルバット・ホール」であったと思います。

70年代も、EL&Pのライヴで、ザ・ナイスの曲も演奏していたようですが、
その時は、EL&Pのライヴ盤にザ・ナイスの曲を収録する事は避けたのでしょうね。

年月が経過して、ザ・ナイスの曲もキースのヒストリーの一部として受け止められ、
ライヴ盤収録が可能になったという事なのでしょう。

EL&Pは、来月、ビクターエンタテイメントから、「プラチナム・ベスト」という2枚組のベストアルバムが、またまたリリースされるようですが、

珍しい試みとして、今までのベストアルバムに収録していないような曲のみを集めたアンソロジーアルバム等を制作したら、ちょっとは新鮮なのですけどね。

以上。

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2013年9月27日 yaplog!

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JORDAN RUDESS / PRIME CUTS 2006年編集盤

2013-09-26 18:14:57 | keithやEL&Pに影響を受けたミュージシャン、キーボードプレイヤー
JORDAN RUDESS
/ PRIME CUTS
2006年編集盤



画像① ジャケット


画像② プラケース裏側
ELPの文字


マグナカルタレーベルからは、プログレ系のトリビュートアルバム等が、
リリースされたりしているわけですが、
その音源の中から、ジョーダン・ルーデスの参加曲のみを集めて
一つのCDを作ったようです。

この中に、以前、取りあげたEL&Pのトリビュートアルバムに収録されていた、
「ホウダウン」も収録されていますね。

ホウダウンの演奏に慣れている(?)、ロバート・ベリーや、マーク・ボニーラと組んで演奏しているので、
トリビュートに相応しい、
キレもコクもあるホウダウンに仕上がっていますね。

ジョーダン・ルーデス風と勝手に称するほど、
彼について聞きこんでいるわけではありませんが、
鍵盤上を高速で指が這い回るような感じで聞こえてくるようなフレーズが、
耳に残ります。

ジョーダン・ルーデスは、EL&Pやキースのファンである事を、
包み隠さずに公言するロック・キーボードプレイヤーの1人ですね。

そのうち取りあげる事もあると思いますが、
自らのスタジオ盤や特定のサイトのみで入手可能なライヴアルバムでも、
EL&Pの曲を演奏しています。

2005年にキースが来日した時に、
キースがキーボードマガジンからインタビューを受けたのですが、
編集サイドの

「貴方以来、キーボードプレイヤーのスターが輩出していない。」

との質問に対して、

「ジョーダン・ルーデスがいるじゃないか」

とキースは答えていますね。

ジョーダン・ルーデスは、
キースの中でも、燦めきを持ったキーボードプレイヤーとして、
映っているという事です。

ま、
ドリーム・シアターのファンから言わせれば、
彼がスゴイのは当たり前すぎる事だとは思いますけど、
本ブログはEL&Pを中心に世界が回っているので、こんな書き方になります。

以上。

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2013年9月26日 yaplog!

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ベスト・リヴェンジ サントラ 国内JIMCO盤

2013-09-25 17:20:06 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
ベスト・リヴェンジ サントラ 
国内JIMCO盤



画像① プラケース裏側
表側はアナログ盤と同じデザインなので省略



画像② CD盤面
不鮮明な写真ですが、
なかなかお洒落なデザインです


映画公開そのものがお蔵入りになった事も原因の一つでしょうが、
このベスト・リヴェンジのサントラは、
国内アナログ盤がリリースされずに、
CD発売が国内初という流れになりました。

このアルバムに解説がついた事によって、
アナログ輸入盤だけでは全く知らなかった興味深い事を知る事になりました。

それは、何人かの著名な米国のミュージシャンとキースが一緒に演奏をしている事がハッキリしたのですが、
その中でもちょっと面白かったのは、「ブラッド・テルプ」が、ラストの曲をキースと共作して、ヴォーカルで参加していたという事ですね。

ブラッド・テルプと言われても、私自身、ピンと来なかったのですが、
あの「ボストン」のファースト、セカンド、サード等のヴォーカリストです。

ブラッド・テルプは、残念ながら数年前に帰らぬ人となってしまいました。

どのような経緯で、キースとご縁があったのかは、定かでありませんが、
とりあえず、驚異的なセールスを誇るアルバムのヴォーカリストを捕まえた事だけは確かなようです。

ボストンなんかは、当初から、「ノーシンセサイザー」を謳っていたので、
シンセサイザーを使用したロックの代名詞とも言えるEL&Pに対する皮肉かと思っていた事もありましたが、
それは、トム・ショルツの姿勢によるものであって、
ヴォーカリストのブラッド・テルプは、「誰とやろうとおかまいなし」みたいな形で、
他のミュージシャンとも演奏していたようですね。
ただ、説明がないと、「ボストンのヴォーカリストである」と解らないのは、
ボストン的な曲調ではないからだと思います。

アナログ盤で聞いた時も、聞かせるヴォーカリストを使っているとは思っていたのですが、
説明を読んでから聞くと、高音部においても、伸びや声量を感じさせる声が、確かにボストンのヴォーカルだなと感じさせてくれますね。

それと、説明には、アナログ盤には収録されなかったヴォーカル曲を1曲プラスしているとの記述があるのですが、
アナログ盤に録音したのをしばらく聞いていなかったので、
説明がなければ、既に聞いていた曲と未発表曲の区別もつかなかったと思います。

最初のピアノ曲の印象とラストのヴォーカルの曲の印象だけが、
アナログ盤の時はとても強かったので、オーケストラを使用している曲もある事はあるのですが、全体を覚えるほど聞きこまずに終わりましたね。

再リリースをするとした場合、「アット・ザ・ムーヴィーズ」のような構成にせず、
単品でお願いしたいところです。

以上。

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2013年9月25日 yaplog!

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初めて買ったタルカスの国内盤

2013-09-24 11:38:43 | 「タルカス / TARKUS」
初めて買ったタルカスの国内盤


画像 帯とジャケット
今日は自宅で撮った
1977年購入の割には、
状態は、かなり良かったです


昨日、プログレ三昧を仕事の合間に少しだけ聞く事ができたのですが、
ちょうど、社用で外に出た時に、「エラプション」が紹介されましたので、
「タルカス」を取りあげて見る事にしました。

これまでに取りあげていない「タルカス」が幾つかありますが、
初めて購入したタルカスもその一つでしたね。

私の中学の頃は、
地方の中でも田舎の方に住んでいる人達は、
地元のレコード店で国内盤を購入するというのが、
一般的な在り方でした。

輸入盤は、秋田市に部活の関係で赴いた時とか、
ごくまれに、隣の大館市の某ショップで時々企画・開催されている輸入盤販売とかがあって、
たまたまそれを求めるとか、
その2つが、輸入盤の現物を見て手に入れる方法でしたね。

その状況下で、
EL&Pとしては、3番目に手にしたのが、この「タルカス」国内盤です。

私の好みを考えた場合、
EL&Pファンにならざるを得ない順番を、
一つ一つ踏んでいる流れですね。

ちなみに、
1番目は「恐怖の頭脳改革」です。

この「タルカス」は、
住んでいる町に、ほとんど唯一のレコードショップがありまして、
そこに置いてあった唯一のEL&Pのレコードだったわけです。

つまり、タルカス購入時は、他のレコードの選択の余地がなかったわけですね。

ちょうど、北海道への修学旅行から帰ってきた時だったのですが、
お小遣いの制限額等もあり、
アルバムは購入して来なかったのです。
(それが、本当の理由かはしっかりと覚えていないのですが、結果としては、「ナットロッカー」のシングルだけを購入してきました。)

船で一泊して午前中のうちに家に着いた記憶があり、
午前中のうちにアルバムを買いに地元のレコード店に行ったように思います。

針を落としたのが日中でしたので蛍光灯の明かりをつけずに、
部屋の中で聞いていた記憶がうっすらとあります。

ピンク色の歌詞カードが入っていて、裏にメンバーへのインタビューが載っているのですが、
タルカスの息子がマンティコアだとか、
何度読み返しても、何を言わんとしているのかが、解らない箇所がありましたね。
あとで、どこかで、「このインタビューは誤訳が激しい」と書いているのを見た事があります。

まだ、すべてのアルバムを制覇していない中で、
組曲タルカスの冒頭から始まる音にグイグイと惹きつけられていった事は、
言うまでもない事です。

その輝きは、
昨日、ラジオで聞いた現時点においても、
決して失われていない。

EL&Pはそんな音楽を紡いでいたわけです。

以上。

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2013年9月24日 yaplog!

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SUPERSTARS LIVE カレンダー 1977年 ジャンク品

2013-09-23 15:09:03 | 販促商品等Emerson,Lake&Palmer
SUPERSTARS LIVE カレンダー 
1977年 ジャンク品



画像① カレンダー表紙

1977年とは言っても、カレンダーは雑誌と違うので、
普通、1977年のカレンダーは、1976年に出来上がっているわけですよね。

「ELP四部作」という賛否両論を巻き起こしたアルバムをリスナーが手にする数ヶ月前に、
このカレンダーが1976年の年末から1977年の年初にかけて、
全国のレコードショップにおいて配られたのでしょう。

一度にアルバム2枚ぐらい購入しないと、
店頭では頂戴できなかったのかも知れません。

このカレンダーは、スケッチブックのようなタイプで、
表紙が分厚くて、その月が終わったら、その月の頁を後ろに回して使用するタイプ。

翌年のカレンダーも、似たようなタイプでしたが、
表紙部の分厚さは、1977年のカレンダーに匹敵する物ではありませんでした。

物持ちのよい人であれば、カレンダーをまるごと、取っておくのでしょうが、
大抵の少年少女は、お気に入りのミュージシャンの部分だけを切り取って、
カレンダーの年が終わっても、切り取ったミュージシャンの頁を壁に貼ったりしていたのではないでしょうか。

この商品は、EL&Pの部分は、しっかりと残っていたので、
本ブログに取りあげる事になったのですが、
あるバンドの頁がスッポリと抜け落ちていますね。(飛行船)

そのため、品物としては、完品ではありません。

EL&Pのライヴの演奏中の写真をカレンダーに用いるとした場合、
3人が全て収まっている写真で良いものってあまりないのかも知れません。


画像② EL&P写真部


画像③ EL&Pマーク部

これなども、写真として見た場合、
どうもシックリときませんよね。

それはそれとして、
このカレンダーも過去の栄光を語る品物の一つであります。

以上。

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2013年9月23日 yaplog!

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ミュージックライフ 1973年 8月号

2013-09-21 17:08:41 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1973年 8月号


画像① 表紙

カラーグラビアのページをパラパラめくっても、EL&Pの姿は見えません。

目次を確認すると、下の方にもの凄く小さい「EL&P」の文字を発見。

本誌の後半の方に「目で見るEL&Pの歴史」コーナーが数ページに渡って設けられているのがわかります。


画像② 扉の頁

人気急上昇中の1973年の夏にして、
「歴史」という記述は、バンド結成から経過した年数から見た場合、
あまりにも早急すぎる感じもするかも知れませんが、
雑誌の企画で「歴史」が組まれるのは、人気ミュージシャンだけしょうからね。
ここで企画実現されて良かったと思うわけです。

数年後には、バンドとしての人気が一気に下降しますので、
そうなってからでは、普通、このような企画はありえないわけでして。

話はちょっと横にそれますが、
洋楽盤を最初に手にしたのは、ウイングスのLPだったのですが、
きちんと訳詞がついていたので、洋楽のレコードとはそのようなものなのだと、
解釈していました。

そのうちに、ワーナーの洋楽LPを購入する事になったのですが、
訳詞がついていなかったので、
メーカーによって訳詞がつかない事も知ったわけですね。

EL&Pのアルバムもワーナーでしたので、訳詞はありませんでした。

その状況下で、
ミュージックライフ本号のこの歴史コーナーのラストを飾っているのが、
「ラッキーマン」と「石をとれ」の訳詞です。

EL&Pファンの中で、あまり英語の得意でない読者にとっては、
貴重な部分であった事でしょう。

あと、数ページではありますが、
後に衝撃のロックトリオ伝に掲載される写真が多く載っています。


画像③ グレッグ・レイクの発言の頁

それにしても、
「評論家は地獄へ行け」をEL&P語録として掲載するとは。
この恨み節は、批判された当事者にしか理解しえないものだと思います。

この特集、カラーじゃないのが、ちょっと残念ですし、
表紙に掲載される主立った内容のピックアップ記事にもなっていないので、
軽く立ち読みしただけでは、見逃してしまいますね。
しかし「歴史」」という言葉は重く、
数頁ではあっても貴重な記事と言えます。

以上。

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2013年9月21日 yaplog!

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星空の下の「ALL I WANT IS YOU」

2013-09-20 15:15:51 | EL&Pにまつわる少年時代から20代の頃の思い出
星空の下の「ALL I WANT IS YOU」

こんなタイトルを書くと、
「若かりし頃の恋愛話」ではないかと思う方もいるかも知れませんが、
全く違います。(笑)

アチコチで、省略して述べて来た事の詳細ですね。

数日前の9月16日に、
高校時代の親友A君が帰省しておりました。
帰省の季節でもありませんが、母親が一人暮らしをしているので、
連休を使って様子を見に来られたのではないかと思います。
朝早く関東を出発したので、台風による新幹線のストップもなく、順調に来たようです。
A君は、その夜に我が家を訪れたのですが、EL&Pの話等はしないで、
(A君は中学3年の文化祭で、エレキを弾いていたので、音楽に興味がないわけではありません。)
田舎の仕事に関する事で意見を交換したりしながら、梨を食べたりしました。

話は私の高校時代になります。
高校1年の秋も深まった頃ですね。

私のクラスメイトのT君が、
「星を観測する」という話を上述のA君から聞きました。
A君はその時は、隣のクラスだったのですが、
数学時のクラス編成が一緒だった事もあり、
その時にその話が出たのだと思います。

T君も、同じ町内の幼稚園からの知己の中でしたが、
私が星の観測には、ほとんど興味がないと知っていたので、
黙っていたのでしょう。
(興味があるとも言ってないのですが)

そもそも、T君が天体望遠鏡を持っている事すら知りませんでしたね。

そんなわけで、
T君とA君が秋の空の星を天体望遠鏡で見るというので、
流れにまかせて自分も参加する事になったのでした。

T君は、天体観測場に決めた野球場が家から近い事もあり、
暖かいお茶が入った魔法瓶とか、ラジオとかも持参してきたわけです。

その時、なぜだか、持参したラジオから、
FM放送ではなく、AM放送を流しはじめたわけです。

私などは、高校時代は、あまり音の良くないAM放送なんて全く聞いてもいなかったので、
なんでFMを流さないのかと思ったりしていましたね。

しかし、
その時に、
耳の錯覚かと思われる言葉が、あまり感度の良くないラジオから流れてきました。

「カール・パーマーさん!」

聞き間違いと思いつつ、ラジオの側に行って、
耳を傾けました。

「ニュー・ルバムのラヴ・ビーチのプロモーションで、来日しています。」

これには驚きましたね。

もともとAM放送はチェックしていないので、何の番組なのかも解りません。

そもそもニューアルバムが出る事も知らなかったし、
全盛時の頃はともかくとして、EL&Pのメンバーが、AMラジオに登場するとも思ってもいなかったし、
驚きと嬉しさが交じって、ラジオにクギ付け。

また、
「タイトルのラヴ・ビーチが情けない」とか、いっぱしの意見を言うほど、
ファン歴2年目の私は成熟しておりませんでした。

しかも、アルバムから1曲かけるというのですから、
これまた、驚き!
(プロモーションで出演しているので、ラジオでかけるのは当然ですけどね。)

そこで流れてきたのが、
「ALL I WANT IS YOU」

まだ、邦題も決まっていないらしく、
DJは、「ALL I WANT IS YOU」といいました。

私は、
「おぉ、グレッグの声だ!この感じ、作品第二番とは明らかに違うぞ!」
「ニューアルバム 楽しみ 楽しみ また、私の知らない頃の大人気が復活だ!」

天体望遠鏡は覗かせていただきましたが、
私の心の中では、それどころではない事態が発生し、ワクワクなのでございました。

これが、アルバム「ラヴ・ビーチ」の曲との最初の出会いですね。

この日以降の渋谷陽一氏のFM番組で、その番組最終回の予告が流れたように思います。

そんなわけで、
晴れている夜空の下で聞く事になった、「ALL I WANT IS YOU」

これが初めての屋外EL&P体験でした。

以上。

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2013年9月20日 yaplog!

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旧東ドイツ国営レーベルのアナログ盤

2013-09-19 18:04:23 | EL&Pのベスト盤等
Emerson Lake & Palmer
旧東ドイツ国営レーベルのアナログ盤



画像① ジャケット表側(時間がないので光も無視)


画像② ジャケット裏側

1990年に西ドイツに統合される以前に、
旧東ドイツでリリースされたアナログ盤のようです。

旧東ドイツの国営レーベルにAMIGA(アミーガ)というのがあり、
ジャケット下部や、レコードラベル面に、AMIGAの文字がありますので、
そのレーベルからリリースされたようですね。

シングルジャケットの1枚組。

一見、WORKS volume2の変形に見えない事もないわけですよね。
裏の写真なんかも、WORKS volume1の内ジャケットからの引用ですし、
ワークスシリーズに収録された曲が、セレクトされているのではないかと、
予想するわけです。

しかし、
ジャケット裏に記された曲目を見ると、
とても珍しい選曲がなされていますね。

A面
1.欲しいのは君だけ
2.ラヴ・ビーチ
3.恋の味
4.ギャンブラー
5.おまえのために
6.キャナリオ

B面
1.庶民のファンファーレ(9:38)
2.メープルリーフ・ラグ
3.L.A.ナイツ
4.未開人

この通り、
ラヴ・ビーチのA面と、
ワークスシリーズから3曲、
デビューアルバムの最初の曲、

という不思議な構成です。
しかし、よく見ると、

A面は歌詞入りで、
B面は、すべてインスト。

このような選曲になった根拠は解りかねますが、
「組曲タルカス」や「永遠の謎」等に見られるグレッグの歌詞というのは、
独自の思想が見受けられますので、精査にはちょっと面倒。
旧東ドイツの国営レーベルとしては、
ラヴソングであれば問題なしという事なのでしょうか。

あくまでも推測ですけどね。

このアルバムは、
EL&Pの音楽を、
東ドイツの人に聞かせたかった熱意を持った方の痕跡なのかも知れませんね。


以上。

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2013年9月19日 yaplog!

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「ザ・スコアー」収録 Beat Craft レッスル ディスコ フィーバー REBORN

2013-09-18 19:26:06 | エマーソン、レイク&パウエル / E,L&Powell
「ザ・スコアー」収録 
Beat Craft
レッスル ディスコ フィーバー REBORN



画像 ジャケット

解説によると、「格闘家の入場用のテーマ曲をディスコ・アレンジにして収録したレッスル・ディスコ・フィーバーシリーズの第3弾。」との事。

これらの収録曲がディスコみたいな打ち込みサウンドをバックにつながっているのです。

1. オープニング~ALI BOMBAYE//GREATEST THE(炎のファイター)
2. SPEED/ORIGINAL MOTION PICTURE SCORE/(スピード TK リミックス)
3. ツァラトゥストラはかく語りき
4. IN DA CLUB(イン・ダ・クラブ)
5. GONNA FLY NOW//ROCKY(ロッキーのテーマ)
6. SKY HIGH(スカイハイ)
7. SPINNING TOE HOLD(スピニング・トー・ホールド)
8. TRAINING MONTAGE//ROCKY IV(トレーニング・モンタージュ)
9. SCORE(ザ・スコアー)
10. VARIATION FROM SPARTAN X THE(スパルタンX)
11. ENDORPHIN MACHINE(エンドルフィンマシーン)
12. ENTER THE DRAGON(燃えよドラゴン)
13. DRAGON SUPLEX(ドラゴン・スープレックス)
14. PRIDE(プライド)
15. レッスル・ディスコ・フィーバー REBORN Radio-MIX
16. ALI BOMBAYE//GREATEST THE(炎のファイター) CLUB-FESTA ReMIX
17. PRIDE TRANCE REBORN ReMIX

エマーソン、レイク&パウエルの「ザ・スコアー」を他者が演奏して、
新日本プロレスのオープニングに使用されているCDを紹介したことがありますが、
その関係で、このようなCDにも、「作曲者、エマーソン、レイク」という事で、
とても短い解説で説明されております。

解説者は明言をしていないのですが、
キースのオルガンへのパフォーマンスをプロレスに通じるものと見ているのか、
そんな事にチラッと触れていますね。

このCDで演奏されている「ザ・スコアー」は、
音そのものはとても軽くて、ピコピコした感じで、曲もかなり短くて、そのダイナミズムを表現するような意図は最初からないと思われます。

それは他の著名な曲群にもいえる事ですね。

エマーソン、レイクが作った曲が、
誰かによって演奏されてテレビ番組のオープニングに使用されると、
さらに、こんなところにまで、アレンジしたヴァージョンが現れるという一つの証ですね。

以上。

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エレクトリック ベース ブック シンコー・ミュージック 2009年

2013-09-17 15:08:45 | Greg Lake関連
エレクトリック ベース ブック 
シンコー・ミュージック 2009年



画像 表紙

学生時代は寮生活を送っていたのですが、
寮にはアマチュアバンドでギターを演奏している一つ下の後輩がいました。

彼のバンドのライヴハウスでのコンサートも3度ほど見に行った事があります。

その彼は、EL&Pなんて、ほとんど聞いていなかったのでしょうが、
折に触れてグレッグ・レイクのベースプレイにいちゃもんをつけてきましたね。

その彼が、どうやってチケットを入手したかは知りませんが、
1983年のエイジア武道館コンサートに一度だけ参加し、
そのコンサート終了後も、グレッグの事をとやかく言っておりました。

私は楽器を嗜まないので、
丁寧に説明でもしてくれない限りは、
グレッグのベースプレイのどこがどうヘタなのかは解りようもないのですが、
彼は、アマチュアとは言え、時々、スタジオミュージシャンまがいのバイトも入っていたようなので、
その彼から見て、グレッグのベースプレイが気に入らない、あるいは上手でないと言われては、反論のしようもなかったわけです。

それ以降、グレッグのベースに関して、他の方と意見を交わしたりする機会も訪れなかったのですが、
SNSの中で、ベースを弾かれるEL&Pが好きな方ともご縁があり、
その方は、グレッグのベースプレイを非難したりはしませんでしたので、
「学生時代にグレッグのベースを、とやかく言っていたアイツは一体何だったのか」と思ったりしているわけです。

グレッグのアコースティックギターに関しては、
今年の春頃に紹介したクラシックギタリストがおりますように、そのプレイは讃辞に値するように受け止められているわけですが、
このエレクトリック・ベースの専門誌においては、

「スーパー・ベーシスト16人にみる究極サウンド徹底解析」

という白黒のコーナーがありまして、そのプレイが解析されていますね。

●ポール・マッカートニー
●ジャコ・パストリアス
●ジェイムス・ジェマーソン
●ビリー・シーン
●マーカス・ミラー
●スタンリー・クラーク
●フリー(Michael Peter Balzary)
●チャック・レイニー
●ブライアン・ブロムバーグ
●グレッグ・レイク
●クリス・スクワイア
●ジョン・ポール・ジョーンズ
●ジョン・エントウィッスル
●スティング
●アンディ・フレイザー
●ラリー・グラハム

これら全てのミュージシャンの音楽を聞かれている方もいるでしょうが、
私は名前だけしか知らない方もおります。

つまり、グレッグのベースは、
「スーパー」を冠するに相応しいプレイをしていると、
専門誌の執筆者は見ているわけですね。

全体としては、
このコーナーの分を含めて、グレッグのあまり大きくない白黒写真が、
2枚ほど載っています。

ヴィジュアル的な要素もあって、
演奏をしない私のようなものでも、かなり楽しめるムック本です。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物、
あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
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2013年9月17日 yaplog!

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ザ・ナイス 組曲 五つの橋 ROCK GIANT SERIES盤 1974年

2013-09-16 17:06:00 | Keith Emerson THE NICE関連
ザ・ナイス 組曲 五つの橋 
ROCK GIANT SERIES盤 1974年



画像 帯とジャケット表側


画像 ジャケット裏側

「五つの橋」を取りあげるのは、今回が初めてですね。

「五つの橋」に関しては、ネットをやるまで、
70年代後期の再発盤のみを把握しており、
初リリース時の品物は、「見たことがないけど存在しているのであろうな」と、漠然と思っていました。

ネットをやるようになってから、
おそらくは、70年代前半の再リリース盤ではないかと思われる商品が存在している事を知る事ができたのですが、
入手してみたら、1974年とありました。

だとすると、知らなかったのは、私のような1977年からのリアルタイム世代で、
「展覧会の絵」等からのリアルタイム世代にとっては、
最も知られている盤という事なのかも知れません。

帯が赤と白なので、「赤白盤」という事になりますか。

ジャケットはシングルで、しかも、解説が帯の裏、歌詞がジャケットの裏に書かれているという品物ですね。

先般、取りあげたポール・モーリアの1978年のアナログ盤なども、ジャケット裏に解説が書かれておりましたが、
日本のみでリリースされたアナログ盤なので、それもありかなとは思っていました。
しかし、70年代の洋楽盤においても、ジャケット裏に歌詞を印刷しているとは、思ってもみませんでしたね。
確かにこの手法だと、解説の紙を一枚入れる手間がはぶけますから、とても解りやすいコストカットではあります。

個人的には、その時々のいろいろなジャケットの仕様やアルバムへの謳い文句があって、
その時点におけるミュージシャンへの一般的な見解が存在していると思うので、その辺りに興味が湧きますね。

「帯」の文面なんかは、その最たるものですね。

例えば、先般、取りあげた、「展覧会の絵」のアナログ最終盤の帯などは、
「ELPの最高作か?」という文言だけ、カットされています。

「展覧会の絵」リリース後、「頭脳改革」や「レディーズ&ジェントルメン」が登場しましたので、「最高作か?」という表記は時代遅れだと判断したのかも知れません。

人によって、EL&Pの何を最高作とするかは、異なるのでしょうが、
さすがに甲乙付けがたい作品がリリースされた後となっては、「最高作か?」
という言い方はしづらくなりますよね。

以上。

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2013年9月16日 yaplog!

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真幻魔大戦 イメージアルバム CD

2013-09-14 15:31:45 | keithやEL&Pに影響を受けたミュージシャン、キーボードプレイヤー
真幻魔大戦 イメージアルバム CD


画像 ジャケット 帯をプラケース内に入れたまま撮影

これは、80年代の始めの頃、
SFアドベンチャー誌に連載されていた平井和正氏の小説、
「真幻魔大戦」というのがあり、
そのイメージアルバムを、
難波弘之氏率いる「センス・オブ・ワンダー」が制作したものですね。

この時期の「センス・オブ・ワンダー」の特徴としては、
厚見玲衣氏が、作曲、演奏で参加している事があげられます。

キースは角川映画、「幻真大戦」の音楽の一部を担当したわけですが、
その脚本は角川書店の「野生時代」に連載されていた平井和正氏の「幻魔大戦」が元になっていました。

「真幻魔大戦」と「幻魔大戦」は、登場するキャラクターが一部、被っている部分があるわけですが、それぞれが独自のストーリーになっており、
パラレルワールドの中で、その世界の「幻魔大戦」が進行しているわけです。

キースは絵コンテを見ながら、アニメ音楽を制作したわけですが、
難波弘之氏と厚見玲衣氏は、小説世界のイメージから、楽曲を作り上げたわけです。

映画「幻魔大戦」は、時間の関係上、文庫本で20巻以上に渡る大河小説を、
無理矢理凝縮させていますね。

それを無視して大雑把に捉えると、
海外の著名なプログレキーボードプレイヤーであるキースと、
日本を代表するプログレキーボードプレイヤーの2人が、
それぞれに「幻魔大戦」の音世界に関わったという事になるわけです。

「幻魔大戦」ですが、当時は、銀座の書店等でも、発刊されているシリーズが平積みされるほどの
人気と勢いがある小説でしたので、プログレキーボードプレイヤーとしては、
とても流行っている事に関わったという事になりますね。

イメージアルバムのリリース時には、SFアドベンチャー誌上において、
難波弘之氏自身が、SF作家という別の顔を持っていた事もあり、
平井和正氏と難波弘之氏の対談も企画されていましたね。
(その中では、特にキースの幻魔大戦については、触れられていませんでしたが)

リリース時にレコード店に赴いたら、あいにく品切れをしており、
早く聴きたかったので、同時発売のカセットテープを買って、それを楽しんでいましたが、
1990年の引っ越し時に紛失。

最近、ディスクユニオンでわずかだけ発売されたCDを即、購入してみましたが、
このアルバムと、キースが担当した幻魔大戦の音楽をカップリングしたCDが出たら面白いかも知れませんね。

本ブログにおいては、
今のところ、
難波弘之氏の「センス・オブ・ワンダー」のアルバムを1枚、
厚見玲衣氏が一曲演奏をしているコージー・パウエルのトリビュートアルバムを1枚取りあげていますが、
キースに直接的には関係ないにしろ、
キースを敬愛する2人の共同作業で生まれたこのアルバムを紹介してみた次第です。

もちろん、プログレ的な音に満ちたイメージアルバムですよ。

以上。

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2013年9月14日 yaplog!

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ELP IN CONCERT アナログ米国盤

2013-09-13 14:48:48 | 「ELP・イン・コンサート&ワークスライヴ/EL&P IN CONCERT」
ELP IN CONCERT アナログ米国盤

「エマーソン、レイク&パーマーのライヴ盤『Live in Montreal 1977』が11月発売」
というニュースが出たという話を先日、グレッグファンの知人が教えてくださいました。

過去に発売された『In Concert』、や『Works Live』と同じく、77年にモントリオールで行われたオーケストラとのコンサートの模様のようです。

音源が全く同じものかどうかは解りかねますが、11月23日に「Shout! Factory」からリリースされるとの事ですので、
これまでの「Shout! Factory」の仕事からすれば、そんなに酷いものは出てこないと推定されます。

よい音のブート音源が見つかって、それをもとにしているのだとすれば、
イン・コンサートやワークス・ライヴから受けた印象とは、また違ってくると思うので、あまり期待せずに待ちたいと思います。

という事で、今日は、「ELP・イン・コンサート」の米国盤を取りあげるわけですが、
以前取りあげた国内盤とは特に違いはありません。

特に日本のEL&Pファンにとっては、ジャケットに収まっているモントリオールスタジアムの様子も去る事ながら、
日本語解説についていた、大勢のツアーメンバーと写っている写真が、とても新鮮だったと思われます。

米国盤では、その写真が、内袋に使用されていますね。


画像 内袋(インナースリーヴ)

いっそのこと、この写真をジャケット裏に使用すれば良かったと思いますが、
大胆なプロジェクトが儲けにつながらなかったので、
遠慮した部分もあるのかも知れません。(って事もないか。)

発売された当初は、ブート等を手にしていない人達にとっては、
「ピーター・ガン」の音がEL&Pとしては、初収録でしたので、
それなりの新鮮さはあったと思いますね。

私自身は、1978年頃、頭の中がとにかくEL&P状態で、
ブートが不法なものとも良く知らずに、「ワークス1/2(2分の1)なるブートを買ってしまっており、
借金回収ツアーの「ピーター・ガン」を先に聞いてしまっていたので、
インパクトが弱かったです。

このようなブログを日々綴っていたら、
今も当時と同じで「頭の中がとにかくEL&P状態」に他者からは映っているのかも知れませんが、
そんな事はないですよ。

以上。

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2013年9月13日 yaplog!

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「悪の教典#9」を歌った錦織健氏のこと

2013-09-12 18:09:54 | EL&Pに影響を受けていると思われる創作家達
「悪の教典#9」を歌った
錦織健氏のこと


昨年発売された「別冊カドカワtreasureVOL.1 総力特集 プログレッシヴ・ロック」。

このブログでは、発刊の前後に簡単に紹介した事があります。

何人かのクリエーターがそれぞれのプログレ観を述べているわけですが、
その中でも特にEL&Pについて主に語っている人の1人が、オペラ歌手の錦織健氏です。
編集者のインタビューに対して、とても歯切れのよい応答をしており、
私にとっては、とても感心する事しきりの内容なのですが、

その中でも、

「EL&Pに始まり、EL&Pに終わる。」

と言う発言がEL&Pファンにとってはとても痛快ですね。

私は、錦織健氏の事などは、全く存じていなかったのですが、
たまたま、このムック雑誌が発刊される数ヶ月前に、
錦織健氏の事を知る事になりました。

それは、あるEL&Pファンが、
錦織健氏のコンサートに足を運んだ事があり、
まさか、まさかの体験をしてしまったと言う事を教えてくださいました。

コンサートで「悪の教典#9」のメロディーが流れてきて、
歌い出したとの事。

その方はにとっては、
まさに、超サプライズ!って感じだったでしょうね。

他にはクィーンのナンバーも歌っていたようですが、
それに関しては想定の範囲だったようです。

ネットで検索をしてみると、

『錦織 健コンサート ロックtoバロック'98』 北海道厚生年金会館 1998/11/16

という記述のあるサイトにヒットします。

そこにセットリストのような記述があって、「悪の教典#9」も登場していました。

私に教えて下さったEL&Pファンの方が、錦織健氏のまさかの「悪の教典#9」を耳にしたのも、1998年頃の事だったのかも知れませんね。

この事から、錦織健氏が、
「EL&Pの曲を歌うぐらいであるから、EL&Pが好きなのだな」
と言う事ぐらいは想像できるわけですが、

このムック本のインタビューにおいては、

「プログレバンドの中でも、EL&Pに特に惹かれる」

とはっきりと述べていますね。

このムック本の中では、錦織健氏がヴォーカルをとっているクィーンの曲のみを収録したCDが紹介されていますが、手にする機会が訪れまして、聞く事ができました。
このCD自体は、EL&Pとは特に関係がないのですけどね。


画像 錦織氏のCDのジャケット

以前、湯川れい子さんが、「EL&Pの曲には、ニール・ヤングと違って惹かれない」みたいな事を、ラジオか何かの誌上で述べていたという話を掲示板で読んだ事があります。

「惹かれるor惹かれない」に関しては、個々人の問題であり、
どんなところに惹かれるかも個々人の資質や、どのような環境によって、その性質が培われたかにもよると思いますが、

錦織健氏は、プログレッシヴ音楽を創作する緻密な作業を、ニッポンのモノづくりに似ているとの見解を持っています。

その視点から、もっとも惹かれるプログレバンドが、EL&Pという事なのかも知れませんね。

以上。

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