EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

EL&Pファンクラブ会報 THE COLLECTED NEWS OF ELP VOLUME 10 その2

2012-07-31 14:50:58 | ファンクラブ等の資料Emerson,Lake&Palmer
EL&Pファンクラブ会報 
THE COLLECTED NEWS OF ELP VOLUME 10
その2
ブライアン・メイ氏にとってのEL&P


先日、ご紹介した会報には、EL&Pファンクラブの関係者が、ブライアン・メイから頂戴したレターの内容が記載されています。

クィーンとEL&Pの両方のファンである方も、70年代当時からいらっしゃると思います。

ただ、この会報は、EL&Pファンクラブの会報なので、特にクィーンに関する記事を扱う必要はないわけです。

但し、EL&Pファンクラブの関係者がブライアン・メイにお手紙で質問した内容が、EL&Pに関した質問であり、
それに対してブライアン・メイが率直に回答をしているので、
あくまでも、「EL&Pに関しての意見」であるという事で取り上げたようです。

これは個人の質問に対する回答という事で、掲載にあたっては、かなり慎重な取扱をしている様子が伺われますが、1975年のものですので、少し抜き書きしてみます。

以下、その内容です。

Q「メロト・ロンやシンセサイザーについてどう思いますか?またELPやリック・ウェイクマンのようにキーボード中心にやっているグループについてどう思いますか?」

A「僕はシンセサイザーがフィーリング(感情)をもってうまく使われるならば好きです。でもこれはとても難しい事です。僕はELPは多少退屈だと感じますが、リック・ウェイクマンは非常に尊敬しています。」


このEL&Pファンクラブのスタッフは、あらゆる状況を想定して、配慮しているようで、
この回答に対するコメント等は特に掲載されていませんね。

次号に、ファンクラブの会員からの意見が掲載された可能性はありますけどね。

しかし、この見解に基づくと、
ブライアン・メイにとって退屈な音楽を、
好んで何度も聞いているEL&Pファンというのは、
かなりの物好きという事になるのでしょうか?

どんな音楽が退屈かは個々人によって異なるでしょうし、
ブライアン・メイにEL&Pの音楽はあまり好きでないと言われるよりは、
良かったというべきかも知れません。

ちなみに私はクィーンの音楽は退屈だとは思っておりませんので。

以上。

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2012年7月31日 yaplog!

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EL&Pファンクラブ会報 THE COLLECTED NEWS OF ELP VOLUME Ⅹ 1975年発行

2012-07-30 19:44:49 | ファンクラブ等の資料Emerson,Lake&Palmer
EL&Pファンクラブ会報 
THE COLLECTED NEWS OF ELP VOLUME Ⅹ
1975年発行


本ブログもおかげさまで200回以上になりましたので、
それを記念して、入手がやや難しい品物を今日は紹介したいと思います。

これは、数年前に古書店から購入しました。

見つけた時は、
「このような品物まで販売されているのか!」
という感じでしたが、
ニーズがあると思えば、商品として売れると判断するのでしょうから、
当然、ニーズはあるわけですね。
いくらで購入したかは忘れましたが、¥500~¥1000ぐらいの価格であったと思いますね。
ファンとしてはお得な買い物でした。


画像① 表紙
紫色の用紙を使用しています。
これが、ただの紫の色画用紙ではなくて、
裏は白いのです。
その白い部分に、
あなたの会員ナンバーはいくらで、
会費は何月分まで収められていますと、
記されています。
これはなかなか賢い遣り方だと思いました。
別紙に記したら、紛失するからです。



画像② 裏表紙 キースの半ズボン写真ってあるかな


画像③ 目次


画像④ 内容の一部
ツアースタッフの詳細図ですね。
マンティコアオフィスからの情報によると思われます。


この会報は、活版印刷が為されており、きちんと製本されています。

ちなみに私が入会したのは、これらを製作されたスタッフが、スタッフを辞められてからだと思われます。

この中に記されている情報の一部等が、
衝撃のロックトリオ伝の内容に反映されていますね。

衝撃のロックトリオ伝に、EL&Pファンクラブも協力したような記載がありましたので、
この時期のファンクラブの会報から得た貴重な情報も多いと思います。

マネージャーのスチュワート・ヤングがマネージャーになった経緯も、
本号に記されておりましたので、
ここから引用したのかも知れませんね。

このスタッフによって、少なくとも、10冊は製作された事だけは、解りましたね。

あと、
この中で、ほんの少しではありますが、かなり興味深い内容もありますので、
それはこの次に紹介いたします。

以上。

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2012年7月30日 yaplog!

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THE SPIRIT OF ELP K2HD 2枚組ベスト

2012-07-28 17:32:31 | EL&Pのベスト盤等
THE SPIRIT OF ELP K2HD 2枚組ベスト

ベストアルバムを取り上げるのは初めてです。

これは、日本独自限定生産のベストアルバムですね。

EL&Pに関しては、国内外、あるいはオフィシャルに掲載されていたもの等、
いろいろなベストアルバムが出ていますよね。

アルバムは他のプログレバンドに比して、数が少ない事も手伝い、
入っている曲に大きな違いはないわけです。

その点からすると、
本ベストアルバムは、90年代のアルバムからも曲を拾っているところが最大の特徴ですよね。
チェンジング・ステイツからハンド・オブ・トゥルースの流れだけを聞くと、
復活EL&PもやはりEL&Pだという感じがしてきます。

90年代の曲を無視する必要は全くないと思うので、
ブラックムーンを含めて3曲収録した事はとても画期的であると思います。
(あえて、画期的と言わざるをえないほど、90年代復活後のアルバムは無視されている感がありますからね)

また、装丁(CDケース)に工夫が凝らしてあり、品の良い感じがしますね。
このような形でCDを押さえる仕様のケースには、
あまりお目にかかった事がないですね。


画像 但し、CDの中心の穴を抑える仕様ではないので、
持ち運びには、やや不安定ではある。


キース・エマーソンインタビューズを編集した笹川孝司氏が選曲しているわけですが、
あえて、ライヴの展覧会の絵の曲を抜いているところが、面白いと思います。

しかし、このベストアルバムでさえ、長年のファンの気持ちを充分に察しているとはいえないものがありますね。

音の方は、HQCDなど、いろんなヴァージョンにして、出しまくっておりますが、
私みたいなミーハーファンの気持ちはそれだけで癒されるわけもありません。

日本独自のものを企画するのであれば、大きめのボックスにして、トレーディングカードとか、若い頃の写真集とかをバンバン付ければ良いと思いますね。

対談なんかは、シンコーミュージックの専門誌にやらせておけばよいわけですから、
ブロマイドとか写真をつける事に経費を使って欲しいですね。

あとは、受注生産でかまわないので、タルカスフィギュアをつければよいのですよ。

フィギュアなんかも、背中のカパっと外すと、CDが出てきたりしても、面白いのではないでしょうか。

以上。

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2012年7月28日 yaplog!

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マーク・ボニーラ ファースト EE TICKET

2012-07-27 17:24:59 | Keith Emerson参加作品関連
マーク・ボニーラ ファースト
EE TICKET



画像 ジャケット

8月29日発売予定の「スリー・フェイツ・プロジェクト」に堂々と名を連ねているマーク・ボニーラ。

今や、キース・エマーソンの片腕として欠く事のできない存在になっていますね。

キース・エマーソンインタビューズの元となるキーボードマガジンの連載のコラムにマーク・ボニーラが登場してくるわけですが、
マークのデビューCDジャケットを初めてみたのは、キース・エマーソンインタビューズのカラーページに掲載されてからですね。
その時は、既に廃盤になっていましたので、レコード店に注文してみる事もできなかったように思います。

2008年にリリースされたキース・エマーソンのアルバムにマーク・ボニーラがタイトルに登場するほど貢献している事が解り、
この時はマークのファーストアルバムの入手を試みましたが、中古盤も高額で売られており、おいそれとは手がだせませんでした。

そうしているうちに、
キース・エマーソン、グレン・ヒューズ、マーク・ボニーラの3人名義のライヴCDがリリースされたわけですが、
これがまた、とてつもなく、熱いライヴアルバムに仕上がっておりました。
(このファーストアルバムに収められている曲も、2曲入っています。)

キースの活躍も去る事ながら、ギタリストとしてのマーク・ボニーラの何たるかが表現されているライヴアルバムでした。

そうこうしているうちに、マーク・ボニーラのセカンドアルバムを入手できました。
セカンドにはキースは参加していないのですが、
キース史に残る人物になった事は確かですし、押さえておくべきだと思ったからです。

そして、このファーストアルバム「EE TICKET」を入手できたわけですが、
このアルバムの1曲目にだけ、キースが参加していますね。

また、この新人ギタリストのファーストアルバムがリリースされる流れを作る事に、
キース・エマーソンも多大なる貢献をしているようです。
デモテープを聴いたキースが自らのスタジオに招いてセッションをしたのが、その始まりだったようです。

90年代のEL&P再結成が実現しなければ、
キースはマークと組んで何らかのアクションを起こしていたでしょうね。
実際、キーボードマガジン誌上でも、このプロジェクトにいくつかのレコード会社が興味を示しているというキース自身のコメントもありました。
とはいえ、前回のアトランティック・レコード物語に象徴されるように、
興味を示す事が実際にリリースにつながるかはまた別問題。

1992年は、キースは「ブラック・ムーン」、
マークは、この「EE TICKET」をリリースする運びとなりました。

マークの才能が本当に評価されていた何よりの証ですね。

以上。

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2012年7月27日 yaplog!

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アトランティック・レコード物語 早川書房 1992年刊

2012-07-26 10:34:24 | 関連書籍Emerson,Lake&Palmer
アトランティック・レコード物語 早川書房 1992年刊


画像 表紙カバー

この書籍は、エマーソン、レイク&パーマーに関するエピソードが少しは掲載されているのではないかという、わずかな期待をしながら注文したものですね。

頁をめくると、最初の方に、著名ミュージシャンの写真が登場するのですが、
ストーンズ、ジミー・ペイジ、ロバート・プラント、3人ジェネシス、イエス等の姿が見えます。
まず、ここでEL&Pがいない事に落胆するわけですね。

そして、全章を通じて、エマースン、レイク&パーマーの表記が登場するのはたったの1箇所だけであり、
しかも、バンドに関する事柄は全くないという内容でした。

アトランティック・レコードは、多くのビッグネームを擁していた事もあり、
その中でEL&Pの果たした役割はエピソードに取り上げるほどの事もなかったという事なのかも知れません。

アトランティックレコードに関わりを持った人物から様々なエピソードを引き出しながら、
その歴史を記述しています。
その多くは業界関係者、いわゆる裏方にあたる人達なわけですが、ミュージシャンのミック・ジャガーやビル・ワイマンの発言も、ところどころに登場します。

また、プログレ系のバンド、ミュージシャンに関わる事でも、とても興味深い裏話が記述されていますね。

イエスを再度売り出すためのエピソードなのですが、
フィル・カーソンがかなりイエスを気に入っていた事が解るような巨大なマネーが動く裏話がありますね。
ジェネシスなども順風満帆にみえるようですが、
アメリカにおいては、コンサートが赤字の時も忍耐しながら、ビッグバンドの位置を確立させるために投資していた様子を少しではありますが伺い知る事ができます。
その後、フィル・コリンズをヴォーカリストとして売り出すためのエピソード等も登場します。

加えて、アトランティック・レコードがピーター・ガブリエルを手放した後で、大ヒット作、「So」が生まれた事により、アトランティックレコード創始者のアーメット・アーティガンが、
ミュージシャンに対する見方における一つの成長を遂げたような記述がありますね。

「ピーター・ゲイブリエルは偉大なアーティストだ。そのことから私が学んだのは、たとえアーティストが苦しい状態にあっても、レコード会社はそれをじっと見守ってやらなければいけない時もあるっていうことだ。本当に優れたアーティストのためなら、できる限り我慢するべきなんだ。」同書299頁。

多くのビジネスの創業者などというのは、それぞれの信念をお持ちであり、
周囲の意見もほとんど聞かずに、夢を実現しているものであると思いますが、
大きな失策こそは、反省を促し、認識と対応の変換をせざるをえなくなりますよね。

エマーソン、レイク&パーマーに関しても、ピーター・ガブリエルの大ヒット事件の後であれば、
無理矢理ラブビーチを作らされる事のなかったかも知れないとは思います。
ただ、仮にワークスツアー後のEL&Pの再生を忍耐する経営参画者が一人いたとしても、
ビジネスは巨大になった時点で、創業者の手を離れて、いろいろな思惑が入り乱れて形をなしていくものでしょうから、契約上強制的に、ラブビーチがこの世に誕生するのも、必然の流れであったのかも知れませんね。

以上。

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2012年7月26日 yaplog!

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rockin’on 81年4月号 キースへのインタビュー

2012-07-24 17:22:16 | 音楽誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
rockin’on 81年4月号 キースへのインタビュー
E.L .Pはもっと早く解散すべきだったと思うね。



画像 表紙 ヴァンヘイレンのヴォーカリスト
ヴァンヘイレンは、
今年東京ドームで公演するほどの人気を保持


先般、入手した古雑誌です。
私自身は、1981年の3月は東京都民としての生活を始めるために、
ロック雑誌どころではなかったと思います。

キース・エマーソンへのインタビューが横書きで2頁分、収録されています。
その頁の中央部に白いスーツを着たキースの上半身が載っています。

オーケストラツアーに関しては、
最終的には解散を予感せざるをえない程、バンドは精神的に追い込まれていたようです。
しかし、それならば、最後にドカンと一発やろうじゃないかという事で、
マディソン・スクエヤ・ガーデンやモントリオールでオーケストラと共に演奏したと述べています。

オーケストラツアーが儲からなかったので、
これ以上財産を持って行かれないようにするためにはスイスに住むしかないとのマネージャーのアドバイスがあり、家族でホテル住まいをして退屈でどうしようもなかったとの事。
その時に作品第二番を最終的に仕上げる仕事をしていたようですね。

また、不本意に作ったラブビーチだが、思いのほか売れた事などを語っていますね。

あと、ヨガを特別教室で習い始めて腕と手の緊張をほぐすための筋肉の正しい使い方等を完全にマスターしたとの事。

ラブビーチは、確かにUSチャートの100位圏内には入ったのでしょうが、
私は、売れたとは思っていなかったので、意外でした。

また、ヨガ教室で習った事を継続して続けていたなら、腕の方も悪くならなかった可能性もあるのではないかと思ったりもします。

このインタビューのおいては、キースは映画音楽への取り組みに関しては、
語っていないのですが、
既に「インフェルノ」はリリースされていたと思います。

ひょっとしたら、
インタビューを収録した時期と掲載した時期に時間差があるのかも知れません。

グレッグやカールが、
それぞれバンドを始めた等の情報は持っており、
メンバーとはつながっていた事は推し量る事ができます。
しかし、カールは81年にはエイジアのデビューに向けて始動しているので、
PMをやっていた頃のインタビューかも知れませんね。

面白かったのは、既にご存知の方も多いでしょうが、

バハマに家族で移り住んだ時に、
「サメ狩り」をやって7フィートのサメを捕らえたという事ですね。

ソロアルバム「ホンキー」のイタリア盤の見開き内ジャケットには、
浴槽で裸になっているキースの上にサメが横たわっていましたが、
おそらく、その時に捕獲したサメであると推定されます。

ユーモアを演出するための素材としてサメを用意したのかと思いましたが、
キースが命がけで捕獲したサメだったようです。

キースは先行きがまだ見えていない、
EL&P氷河期の頃のインタビューです。
このインタビューを読んだEL&Pファンも、何とも言えず暗くなったと思いますね。

以上。

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2012年7月24日 yaplog!

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ベストヒット6 Live&Clips BEST HITS

2012-07-23 18:47:41 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
ベストヒット6 
Live&Clips BEST HITS
輸入発売元 キープ株式会社



画像① トールケース表側


画像② トールケース裏

2012年2月27日と4月21日に取り上げたオムニバスDVDのシリーズの一つです。

これで、このDVDシリーズの「Emerson Lake & Palmer」は、最後になりますね。

EL&Pは、8曲目に「悪の教典#9第1印象パート2セレクト」が収録されています。
この日本語の表記はとても親切です。
そもそも「セレクト」とは、よりぬいたりする意味だと思いますが、

実際の映像はどうなのかというと、
第1印象パート2の冒頭から始まって、三分の一も演奏が終わらないうちに、ブチッと切れてしまうというお粗末なものです。

音はブートレコードよりは遙かによいです。
90年代のライヴ映像とは比べようもないですが、70年代という事を考えると、
十分に許せる映像です。
おそらくは、程度の良いブート映像を手に入れてそれを使用したような感じですね。

このDVDの映像の中で、途中で演奏が終わったりしているのは、EL&Pだけなのです。

注目すべきはグレッグ・レイクのダブルネック。
ベースとギターのダブルネックですね。

グレッグは77年の映像を見る限りではダブルネックは使用していないみたいですが、
このダブルネックは本当にグレッグのためにある感じですね。

白いスーツでスリムなグレッグはかっこいいです。
ガムも噛んでいないように見えます。

エマーソンはエリマキトカゲの衣装。

なんて、初鑑賞に一人で盛り上がっているうちに、あっという間に映像が切れるという、
EL&PファンのストレスをあおるDVDですね。

でも、そこは、忍耐強いEL&Pファンですよ。
四部作からラブビーチといろんな時期を過ごしています。
映像の短さにストレスを感じつつも、グレッグのダブルネックを見ただけで、
目の保養になったと一人納得するわけです。

それにしても、
この時代のコンサートを初めから終わりまで収録した映像ってないのですかね。

それは一時代の奇跡だったのでしょうね。
奇跡というのは、やはり、簡単にはお目にかかれないものなのかも知れませんね。

以上。

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2012年7月23日 yaplog!

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Emerson Lake & Palmer 白黒ポスター

2012-07-21 13:18:00 | 販促商品等Emerson,Lake&Palmer
Emerson Lake & Palmer 白黒ポスター


画像 大きさは4隅を押さえるのに使用した、
缶コーヒーのオマケを参照。
A2ぐらいかな


このポスターがいつ頃のものかは全く解らないのですが、
なんでも、レコード店の倉庫から出てきたという記述がありましたので、
求めてみた次第です。

私は数年前にオークションでこのポスターを手に入れたのですが、
まだストックが存在するみたいで、
その後もたびたび、オークションに登場しますね。

すぐに落札される事もあまりありません。

レコード店の倉庫から出てきたという事は、
ワーナーパイオニアさんで製作したポスターだと思いますし、
ELP四部作より前のポスターである事は間違いないでしょう。

送付されて来た時は、
きちんとした筒に入っておりましたので、
開封して見てから、その筒にいれたままにしております。

このポスターの写真は、
衝撃のロックトリオ伝にも同じものが載っているので、
そんなに珍しいものではないと思います。

昨今のミュージシャンの販促ポスターの事情等は解りかねますが、

EL&Pの場合は、
コンサートの告知ポスター等も、たまにオークションでみかけますが、
けっこう高値がつきますね。

商品としてのメンバーの写真が入ったポスター等は、みかけた事がないので、
これはこれで貴重なポスターではないかと、
自分は思っています。

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2012年7月21日 yaplog!

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EMERSON,LAKE & PALMER LIVE / オランダ製のライヴアルバム

2012-07-20 13:03:11 | 1990年以後に発売されたEL&PのライブCD等
EMERSON,LAKE & PALMER LIVE
/ オランダ製のライヴアルバム


このライヴアルバムはジャケットがどのようなものかを知らないうちに、
購入してしまった品物ですね。

送られてきてみて、
このジャケットにビックリ。


画像① 表側 カールの顔にある緑の色は、
シュリンクへのスタンプです



画像② 裏側

ブートまがいの切り抜き配置。
3人の大きさのバランスも滅茶苦茶。
しかもグレッグ・レイクの顔が南伸坊状態。
「おむすび」に見えるアングルから撮影されたものですね。

グレッグは、カールの大きさと比較しても、
大仏様のようなドッシリとした迫力があります。

とどめは、
ELPマークの再現がいい加減。
この描き方は、
ELPマークを手書き等で描こうとした時に、
初心者が陥るバランスを失った状態ですね。(笑)
マークの配置も、
3人の写真を切り抜いて載せたら、
ちょっと空きがあったので、
入れ込んだという感じ。

もっとも、
今ではブートのジャケットのデザインの方が、
凝ったつくりだったりしますからね。

内容の方は、
78年のライヴと思われます。

あえて、肯定的に捉えるとした場合、

購入者に、

「いくらなんでも、
このジャケットはないよね。」

と言わせたかったのかも知れません。

ここまで、
へんてこすぎると、
笑っちゃうしかないですね。

カッコイイという言葉は、
決して浮かんで来ないジャケットです。

以上。

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2012年7月20日 yaplog!

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KEITH EMERSON BAND 2008 ピアノ燃えTシャツ

2012-07-19 16:33:40 | コンサート会場での販売商品Emerson,Lake&Palmer
KEITH EMERSON BAND 2008 ピアノ燃えTシャツ



画像① 表側


画像② 裏側
ツアースケジュールですね。


コンサート会場で求めたこのTシャツ。

まだ一度も着用していません。

Tシャツとは着るものであると、当初は思っていました。
自分がそのアーティストのファンである事を表明するために、
日常に於いて着用するものであると思っていました。

そのように思っている人達もいるとは思いますが、
Tシャツを求めるファンの何割かは、
必ずしも着るために買っているわけではないようですね。

あくまでも、
そのアーティストグッズの一つとして求めている感じがします。

衣類を購入する時は、
いつか着用すると思って、
ついつい自分のサイズを買ってしまいますが、
記念品として収集する事が目的であれば、
最も小さいサイズを購入すればよいわけです。

注意してみていたのですが、
EL&Pの90年代の二度目の来日の時に、
EL&PのジャケットTシャツを着ている人なんて、
ほとんどといっていいほど、いませんでしたね。

その状況は、
このキース・エマーソンバンドのコンサートにおいても然りでした。

その時に私は思ったのです。

「みんなは、EL&PTシャツを大事に保管している。
 時々、着ているのは私のような田舎ものぐらいかも知れない」と。

古書とか古雑誌を集めていて思うのは、
どうしても、
独特のにおいがありますね。

よほど、
温度と湿度の管理をしないと、
購入した時の状態は保てないのだと思います。

その点、Tシャツは、
衣類なので、
洗うことができますね。

虫喰いに気をつけて保管しておけば良いと思うのです。

それで、
時々洗ってみるのが、よいのかも知れません。

以上。

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2012年7月19日 yaplog!

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この写真集にキースの姿はみえない

2012-07-18 08:18:46 | EL&Pのメンバーがメジャーになり始めた前後の周辺資料
60's(シックスティーズ) 伝説のロック・アーティスト
リンダ・マッカートニー写真集
1992年出版



画像 輸入版の表紙、国内版の表紙とは異なるようです。
大きさはLPよりやや小さいだけなので、
アナログLP盤収納箇所が置き場にふさわしいかも。


この写真集はリンダ・マッカートニーの没後に販売されたものですね。
ウィキによると出版年は、1992年になっておりますので、
日本国内向けの写真集は1993年の11月に発刊されたという事なのでしょう。

前々から気になっていた写真集でしたが、
中古のものでも、数千円はしています。
今回、たまたま海外で出版された方の写真集を千円台で入手できたわけです。

気になっていた理由としては、
書籍の説明やレビューには登場しない
キース・エマーソンの姿がそこにあるのかという一点でした。

写真を写したと思われる60年代後半という時期、
それと被写体になったミュージシャン達を見ていると、
その近辺にキース・エマーソンは間違いなく存在していると思えたからですね。

大きく取り上げていなくても、
隅の方にでも、ちょっと載っているかなあと、甘い期待を抱きました。

頁をめくりながら、キースの姿がないかを追っていくわけですが、
とうとう登場しませんでしたね。

ウイングスのアルバムの収録曲に参加したりして、
ポールと親交があるデイヴ・ギルモアの姿も、
この写真集に見あたらない事を考えると、
90年代には人気も影も薄れてきたキース・エマーソンを意図的に排除したわけではないと思われます。

ザ・ナイスがパット・アーノルドから独立したのが、1967年、
シングル「アメリカ」が全米チャート29位まで上昇したのが、1968年、
リンダがポールと結婚したのは、1969年ですから、
リンダが写真家として現役の時に、キースが被写体として追いかけるべきロック・アーティストであったかは、やや微妙な感じはあります。

とはいえ、
トット・ラングレンの若い時の写真も掲載されているので、
70年代に著名になる前からその瞳に才気を感じて撮影する機会があったのかも知れません。
(なかなかカワイイのよ。この写真が。)

トラフィックは1967年デビュー時にヒットを飛ばしたらしいですし、デイヴ・メイスンがウイングスの「あの娘におせっかい」でギターを弾いている事もありますから、
その関連で掲載された可能性もあると思います。
1967年の時点である程度メジャーなミュージシャンであれば、
リンダが撮影していた可能性はありますね。ザ・ナイスはやや微妙なところだったのかも知れません。


掲載ミュージシャン

ポール・マッカートニー、
ローリング・ストーンズ、
ドアーズ、
ザ・フー、
クリーム、
サイモン&ガーファンクル、
B・B・キング、
バッファロー・スプリングフィールド、
トッド・ラングレン、
アニマルズ、
ヤング・ラスカルズ、
ママス&パパス、
ジャクソン・ブラウン、
ブルー・チアー、
バーズ、
ジミ・ヘンドリックス、
ボブ・ディラン、
フランク・ザッパ、
ヤードバーズ、
ブルームフィールド/クイックシルヴァー、
オーティス・レディング、
ティム・バックリー、
アーロ・ガスリー、
ジュディ・コリンズ、
ビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニー(ジャニス・ジョプリン)、
カントリー・ジョー&フィッシュ、
アソシエイション、
ヤングブラッズ、
ニコ、
ビーチ・ボーイズ、
レイ・チャールズ、
グレイトフル・デッド、
ジェファーソン・エアプレイン、
アレサ・フランクリン、
デヴィッド・クロスビー、
タイニー・ティム、
キンクス、
トラフィック、
ホリーズ、
ミッキー・モスト、
ビートルズ、
クロスビー・スティルス&ナッシュ、
マイケル・J・ポラード、
ツイギー

私が名前すらも知らないミュージシャンも登場しています。

また、近年、若い頃のマイケル・ジャクソンも写っている新たなリンダの写真集が出版されたとの事。

できれば、こちらの方も確認してみたいところです。

以上。

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2012年7月18日 yaplog!

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アースクェイク ( THE EARTH QUAKE ALBUM ) CD

2012-07-17 17:31:34 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
アースクェイク
( THE EARTH QUAKE ALBUM ) CD



画像 ジャケットブックレットの表紙

ディープ・パープルの黄金期のキーボードプレイヤー、
ジョン・ロード氏他界。


合掌


EL&Pが参加しているアースクェイクのLDを紹介しましたが、
こちらはCDです。

1990年の発売になっていますが、
この時点でバンドが存続していたバンドっていくつあるのでしょう。
EL&Pも含めて後に復活したバンドはあるとおもいますが。

1. スモーク・オン・ザ・ウォーター
アーティスト:ロック・エイド・アルメニア
2. オール・ライト・ナウ: フリー
3. スピリット・オブ・ザ・レイディオ: ラッシュ
4. シンス・ユーブ・ビーン・ゴーン: レインボウ
5. ヘッドレス・クロス: ブラック・サバス
6. ターン・イット・オン・アゲイン: ジェネシス
7. ロンリー・ハート: イエス
8 .庶民のファンファーレ: ELP
9. フール・フォー・ユア・ラビング: ホワイトスネイク
10. ヒート・オブ・ザ・モーメント: エイジア
11. シスコはロック・シティ: スターシップ
12. ジューク・ボックス・ヒーロー: フォリナー
13. ラン・トゥ・ザ・ヒルズ: アイアン・メイデン
14. ブラック・ナイト: ディープ・パープル
1-15 サイレント・ランニング: マイク&ザ・メカニックス

1曲目は、とても有名な曲で、ジョン・ロードも作曲に参加しているようですが、
この時は参加していないみたいですね。

このホワイトスネイクの曲は、ジョン・ロードが参加していない時のものなので、
実際に演奏しているのはブラック・ナイトだけのようですね。

キース・エマーソンとの仲は良かったようで、キーボードマガジン誌上で対談した事もありました。
その時は、二人仲良く表紙を飾っていましたね。

ご冥福をお祈りいたします。

以上。

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2012年7月17日 yaplog!

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MUSIC LIFE 1978年 2月号 

2012-07-16 13:24:42 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
MUSIC LIFE 1978年2月号 


画像① 表紙
後年になって、三頭政治と呼ばれていた頃のブラックモア
しかし、その三頭のうち二頭は既に他界。
そのうちの一人のパウエルさんが、
まさかキース&グレッグ組んで一枚のアルバムを後々にリリースする事になろうとは、
この頃は誰一人予想はしていないでしょうね。


ちょうど作品第二番がリリースされた次の月に発売されたと思われるミュージック・ライフですね。

ニュー・アルバムとはいえ、
過去の作品の寄せ集めの感が否めないアルバムである事は、
EL&Pファン歴、一年未満の少年の私であっても、
何となく解っていたように思います。

そんなリリース状況とは全く関係ないのですが、
何故か載っているカール・パーマーのグラビアが1枚。


画像② 空手の師匠と食事中というプライベート写真を掲載
日本人のミュージシャンが御茶をついでいる写真は絵にならないと思うけど、
カールがやるとそれなりに趣があるものです。


数ヶ月に渡って繰り広げられるミュージシャンの人気投票のバトル。

バンド部門では、EL&Pはとうとうベスト10圏外にはじき出されてしまいました。
ELP四部作がどうのと言うよりも、
リスナーの好みが、解りやすくてシンプルなものに意向していた事も原因の一つだと思われます。
よくそのような事は批評等で、言われておりましたが、最近になって、自分もようやく、その事を理解しつつある感じですね。



この切り取り箇所は何だ。(右下)
キースの白黒写真を私が切り取った後であると思われます。
(しっかりとした記憶がない。)


キースとカールはキーボードプレイヤー部門とドラマー部門では、
太文字のベスト5内にはまだ踏みとどまっているわけです。

そんなカールに敬意を表しているのが、このグラビアなのかも知れませんね。

以上。

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2012年7月16日 yaplog!
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ロック・オブ・ブラス・クインテット #02 タルカス組曲 (Rock of Brass Quintet - Tarkus Suite) / Brass Extreme Tokyo

2012-07-13 19:44:11 | 他のミュージシャンによるタルカス演奏関連
ロック・オブ・ブラス・クインテット #02
タルカス組曲 
(Rock of Brass Quintet - Tarkus Suite)
/ Brass Extreme Tokyo



画像 帯とジャケットペラ紙

2012年6月10日に発売されたマキシシングルCDです。

収録曲

EL&P:「タルカス Tarkus」 金管五重奏版組曲 全3楽章 (鶴見幸代:編)

[1] I. 噴火(EZMS-50001とは別バージョン)

[2] II. ストーンズ・オブ・イヤーズ - ミサ聖祭 - 戦場*

[3] III. マンティコア - アクアタルカス

トランペット、トロンボーン等の管楽器を用いて、
現代音楽界に身を置いている5人の演奏者でタルカスが演奏されています。
大手通販サイトの説明等を読むと、
その世界では著名な方のような記述があります。

私はこのCDに収録された中で、最も惹きつけられたのは、
「ストーンズ・オブ・イヤーズ」ですね。

それは当初から意図していた事であると思われますが、
「タルカス」という楽曲に敬意を表しつつも、
あくまでも、このユニットの中でのタルカスを追求したという感じです。

そのため、組曲タルカスのダイナミックな感じよりも、
タルカスの耳に残るメロディーの部分を、しっかりと押さえながら、
必要な部分だけを取り出したような印象を受けました。

それが、もっとも功を奏しているのが、「ストーンズ・オブ・イヤーズ」のアレンジと演奏だと思いました。

使用楽器から受け取る印象のせいか、「ストーンズ・オブ・イヤーズ」のメロディーが、
時代を超越した響きを持って聞こえてきますね。

帯には、
『ロック黄金期の名曲をクラシック、及び現代音楽の視点から新たに検証し、「現代の古典」として読み解く!』
とあります。

どう読み解かれているかなんて、解るわけもない私ですが、一つの検証された結果として、このタルカスがある事は確かですね。

激しいロック的なダイナミズムのみを求める方々には、あまり受けはよくないタルカスかも知れませんが、
タルカスのいろいろな側面を味わっていく事に興味がある方には、
感心を持って受け止められる演奏であると思いますね。

以上。

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2012年7月13日 yaplog!
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初めて購入したザ・ナイスのアナログ輸入盤

2012-07-12 14:37:55 | Keith Emerson THE NICE関連
初めて購入したザ・ナイスのアナログ輸入盤



画像① ジャケット表側


画像② ジャケット裏側


画像③ レコードラベル(レーベル面)
緑地に白抜きは国内盤ではあまり見ないよね。


これは1981年の秋に、新宿の輸入盤店で購入したアナログレコードです。

1981年の3月に上京したわけですが、
EL&Pファンクラブの熱心な会員の方が、私が通っていた学校にいたのです。
これはちょっとビックリ。
しかも同じ学年でした。

彼は、東京でも、EL&Pファンクラブとしての活動をしようという事を考えており、
(当時のEL&Pファンクラブは大阪が主体でした。)
ワーナーパイオニアの洋楽担当の方のところへ赴いて、
「ベスト・オブ・EL&P」のジャケ写(ジャケット写真)を頂戴してこようと、
いう話になりました。

その彼の果敢な行動に私も付き従っていったわけですね。

そもそも、レコード会社に「ジャケット写真」なるものが置いてある事など、全く知りませんでした。
それは白黒の本当に小さな写真なのですが、レコード会社で広告等の資料を作成したりする時に使用するものなのかも知れませんね。
なぜか、ファンクラブのスタッフが行くと、それを頂戴できるわけです。
スナック菓子の差し入れも、レコード会社の担当を訪問する時に、必要であると、
この時に教わりました。

今にして思えば、彼はそのような事に随分と詳しかったですね。

そのワーナーパイオニアの訪問の帰りに新宿方面に行って、
数件の輸入盤店を物色したのですが、
その時に初めてザ・ナイスのこのレコードに巡り逢ったわけです。

衝撃のロックトリオ伝の巻末に載っているジャケットに似ているけど、
若干異なるとは思いつつ、購入したのを覚えています。

レコード店でかぶせたと思われるシュリンクに「イタリア盤」とシールが貼られていましたので、
イタリア盤だと思います。

一緒だったEL&Pファンクラブの彼の事ですが、
進学した時に都内にアパートを借りて、住んでいたのだと思います。
この時に、レコード店内でアナログ盤を物色したりしていると、
彼は、EL&Pとかザ・ナイス関連の多くの品々は、既にコレクション済みであるような感じでしたね。
レコード店で、キースの若かりし頃の写真が写っている「The V.I.P.'s」のアルバムを探して私に見せてくれました。
そのアルバムはかなり高額だった記憶があります。

最後に彼と話をしたのは、
1992年ですね。
電話番号を知るつてがあったので、電話で話をしました。
彼にしてみれば、想定外の男からの突然の電話であったと思います。
そもそも1984年以来、何の連絡もとっていなかったものですから、
思い出してもらうまで、ちょっと時間がかかりました。

ただ、その時の空気感から、
それ以後は連絡をとった事は一度もありません。
本当にEL&Pだけのつながりでしたから。

学生時代、私は彼に対して、
かなり不義理であったと思います。
とても反省しています。

以上。

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