EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ミュージックライフ 昭和49年新年号 付録

2016-04-29 16:42:13 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 昭和49年新年号 付録



ミュージックライフの昭和49年(1974年)新年号は、
ネットを始めた割と早い時期に古書店から求めていたのですが、
何らかの理由で、未だ取り上げていませんね。

ちなみに、1974年のミュージックライフ誌に関しては、
その新年号以外は、私がざっと見たところによると、
全て取り上げています。

今日、取り上げたのは新年号の付録の一つです。

これはおよそ1年前に、
宿願叶って、ようやく入手したものですね。

昨日、たまたまキースのFacebookを見たら、
比較的最近、ジミー・ペイジと一緒に、
顔をくっつけて撮影した写真があったので、
この付録のポスターの事が思いついたのでした。

まぁ、こちらはロバートですし、
別々に撮った写真をくっつけているだけですけどね。

下部が見づらいカレンダーになっていますね。

今日、トヨタでバッテリーの交換をしている待ち時間に、
丸テーブルの上にポスターを広げて撮ったのだけど、
ちょうど目の前のテレビでは、ミネヤという番組が放映されていて、
プリンスの他界で派生したあれこれを話題にしていました。

プリンスは、2004年に「ロックの殿堂」入りをしていたようですね。
遺産は、著作物の権利も含めて、554億円とかいう話でした。

遺言は無いようなので、
その遺産を巡って、関係者間で、すでにせめぎ合いの兆候があるそうです。

キースは自伝映画に私財を投資する余裕もなかったと思われるので、
大きな遺産が無ければ、
残された関係者の争いを生む事は、ほとんど無いかも知れません。

音楽に生きた人なので、
その魂は、
生前に親交のあったミュージシャン達が、
トリビュートコンサートをやってくれる事を、
何にも代え難い喜びと感じているのではないかと思います。

以上。

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「BURRN!誌」と「レコード・コレクターズ誌」

2016-04-27 09:04:59 | 音楽誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
「BURRN!誌」と「レコード・コレクターズ誌」

「BURRN!誌」は、
このブログで何度か取り上げました。

アルバム「ブラック・ムーン」リリース直前のキースのインタビューが掲載された号や、
コージー・パウエルの参加の絡みで、
エマーソン、レイク&パウエルのカラーグラビアとインタビューが掲載された号を、
取り上げていますね。

書店にあった「BURRN!誌」の最新号には、
キースの訃報記事があったのですが、
写真無しの数行で終わっていました。

「レコード・コレクターズ誌」の5月号は、
たまたま、「70年代プログレッシヴ・ロック叙情性」という特集が組まれていました。
叙情性を宿しているけっこうな量のプログレッシヴ・ロックのアルバムのリストが、
オールカラーで紹介されており、EL&Pのアルバムも数点載っていたのですが、
これはキースの追悼には全く関連がないと思われます。

本号のキースの訃報記事は、巻末近くに写真無しで数行だけ載っていました。

そんな中、
80年代の音楽シーンを席巻した「プリンス」の他界。

キース・エマーソンは、
ロックキーボードの神様とまで呼称されていて、
それに異論を唱える話すら見た事はない、
ミュージシャンだったわけです。

しかし、キースの他界という出来事は、
デヴィッド・ボウイと、
プリンスという現時点でも著名すぎるミュージシャンの他界に挟まれて、
多くの情報の一つとして埋没してしまった感じもあります。

最も気になっていたのは、
「ストレンジ・デイズ誌」の最新号で、
どのようにキースの他界を記述するかという事でした。

3月に発売された「ストレンジ・デイズ」の5月号に、
次号の予告もあったにも関わらず、
一旦休刊となりました。

休刊は、キースの他界とは全く関係がないのかも知れませんが、
その事によってキースの訃報記事は無くなってしまいました。

「何もない」という事が、
岩本編集長の悲しい気持ちの表れかも知れないと、
思ってみたりもします。

キースの他界は、
熱烈なEL&Pファンにとって、
生涯の一大事であったわけですが、
今日は、日本でいえば、
仏教法要における四十九日にあたります。

合掌。

以上。

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アルバム トリロジー アナログ ブラジル盤

2016-04-25 11:29:53 | 「トリロジー / Trilogy」
アルバム トリロジー アナログ ブラジル盤




向かって左下下部拡大

ブラジルのアナログ初回盤かどうかは解りませんが、
ブラジル盤ですね。




レーベル面拡大

英国オリジナルはダブルジャケットで、
それは一般的に良く知られているものですが、
こちらの方は、シングルジャケット。

海外盤にしては、やや厚手のインナースリーヴが付属しており、
白黒であるとはいえ、
良く知られているダブルジャケットの内側のデザインを補っています。



わざわざ、インナースリーヴに両面白黒印刷をして、
英オリジナルの内側のデザインを反映させているわけですが、
それでも、オールカラーのダブルジャケット仕様にするよりは、
コストが安くつくので、このような仕様になったのだと考えられます。

時間の経過と共に、
大抵は、当初の英オリジナルデザインのジャケットが、
ある程度省略されていくわけですが、
インナースリーヴにそのデザインの余韻を残しておくというパターンは、
ありそうで、ないかも知れないですね。

以上。

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オムニバス ハイクォリティCD ROCK TIMES 1975/78

2016-04-21 11:01:00 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
オムニバス ハイクォリティCD 
ROCK TIMES 1975/78


国内取扱発売者の説明によると、
ドイツの南部のシュティッツガルドに本拠地を置く大手雑誌社が、
ZOUNDSというレーベルでミュージック事業も行っており、
そこの製品のようです。
これまでもいろいろなオムニバスCDを取り上げていますが、
それらと一線を画しているのは、
全ての音源をマスターソースからのマスタリングで行っているとの事。
そのため、高音質な再生が可能となっているようです。


ジャケットはタイトルを強調
このCD盤が黒いのには、理由がありまして、
磁気の影響を最小限に抑えるためブラック一色にしているそうです。
高速回転のバランスも考慮した印刷デザインを用いて、
読みとり誤差を排除しているとの事。
なんでも、色を付ける染料の中には磁気を帯びる磁性体を含んでいるため、
多色印刷は多層になるため回転バランスが損なわれるとの事。


CD盤表
ジャケットブックレットは
収録アーティストの白黒写真と
簡略バイオグラフィーが充実



CD盤裏
見慣れていない黒色


私のようなものには、あまりご縁のない説明で、頭にこびりつかない内容ですが、
より良い音の再生に向けて、細部に渡るまで、こだわりを持って製作されているCDだという事だけは、解りますし、
CD盤の色に関しては、多色印刷はお勧めできないという事が、この文章から読み取る事ができます。

私などは、EL&Pの様々なCD盤のデザインの違いの面白さを取り上げて来ましたしが、
多色印刷が再生に及ぼす影響なんて、考えても見ませんでした。

1996年リリースのEL&Pのアルバムのcastle盤CDデザインが、
「BRAIN SALAD SURGERY」を最後に、そのカラーは違うにせよ、
ただのEL&Pマークになっている事に、
失速した感じを持っている事を述べて来ましたが、
この説明を読むと、シリーズの途中から、再生上の影響を考慮して、
ジャケットデザインをCD盤に取り込む事を中止したのかも知れないと思ったりします。

このオムニバス盤はVol.10でシリーズが完結しているのですが、
EL&Pは、このVol.6に含まれていました。
収録曲19曲中、
最後に収録されています。

選ばれた曲は、「FANFARE FOR THE COMMON MAN」なのですが、
WORKSに収録されているアルバムヴァージョンの方が選ばれていますね。

オムニバスアルバム系で、長い方のヴァージョンを取り上げるというのも、
画期的な試みと言えますが、
英国や欧州の国々では、この曲は、EL&Pの代表曲の一つになっている感じもありますので、あちらの方々にとっては意外でもない曲が選ばれたという事になりますか。

音の感じとしては、
何だか、レコードで最初に聴いた時の感じが、蘇ってくるようでもあります。

値段が高い理由も少しだけわかったような感じがしました。

収録曲

1. Show Me The Way :Peter Frampton
2. Parisienne Walkways :Gary Moore
3. There Goes Another Love Song :The Outlaws
4. Godzilla :Blue Oyster Cult
5. I Can't Stand The Rain:Eruption
6. Because The Night :Patti Smith Group
7. Le Freak :Chic
8. Sunny :Boney M.
9. Yes Sir, I Can Boogie :Baccara
10. So You Win Again :Hot Chocolate
11. Lay Back In The Arms Of Someone:Smokie
12. Ginny Come Lately :Albert West
13. Stumblin' In :Chis Norman & Suzie Quatro
14. Wishing On A Star :Rose Royce
15. Rich Girl :Hall & Oates
16. A Glass Of Champagne :Sailor
17. Am Fenster :City
18. Sturmvogel :Puhdys
19. Fanfare For The Common Man :Emerson, Lake & Palmer

なお、このレーベルからは、
EL&Pの曲のみが収録されたCDもリリースされていたのですが、
1枚組にも関わらず、価格が高くて買うのを躊躇しているうちに、
今では、万単位の価格がついているという次第です。

以上。

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EL&Pの国内版 初市販VHS「展覧会の絵」を観察する

2016-04-19 10:30:30 | Emerson,Lake&Palmerの映像ソフト
EL&Pの国内版 初市販VHS「展覧会の絵」を観察する



同じ内容のLDに関しては、かなり前に取り上げていますが、
こちらは、LDよりも主流と思われたVHSになります。

VHSのパッケージというのは、
80年代の前半は総じてこのような感じであり、

これを透明なシュリンクで覆って、
新製品として発売していたと思われます。

本体を差し込む箱が厚紙で制作されています。
後年になると、VHSのパッケージの大半は、
例外を除いて、
ペラ紙差し込み仕様のプラケース型に統一されていくようです。

パッケージの装丁(デザイン)には、
特にコダワリが感じられるものではありませんが、
日本国内においてはアイドル的要素も兼ね備えていた
EL&Pにしては、割とシンプルといえるかも。





アルバムジャケットにたとえるなら、
「WORKS」のデザインのシンプルさを踏襲して、
着色を明るくした感じとも言えますね。

面白いのは、
箱の底部にあたる部分に、
タイトルが記されているところですね。



底部にタイトルを明記する事で、
流通上の仕分けにおける利便性を確保しようとしたのかも知れません。

いずれにしましても、
貧乏学生がコレクションの一つとして、
簡単に入手できる金額ではなかったわけですね。

しかも、
先に取り上げた同タイトルのLDの2倍の価格が付いているのには、
驚きです。

これは製造コストの問題なのでしょうかね。

以上。

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ビルボードから情報誌5月号が届きました

2016-04-15 13:06:02 | Keith Emerson関連
ビルボードから情報誌5月号が届きました



何事もなければ、ステージ上のキースに、
数日後にお目にかかる事が出来たわけです。

「キースの年齢を考えると、ステージ上での生演奏は見納めかも知れない。」

と思いつつ、手堅く、ビルボードの会員になったわけですが、
見納めすら叶わない事件が発生してしまいました。

早速、開封してスケジュール頁を確認。

キースの公演の予定だった日は、数日間でしたので、
代わりに他のミュージシャンの公演をセットする事もなく、
(そう簡単にもいかないでしょうからね。)
追悼の言葉が記されておりました。

その頁に写真はありませんでしたが、
別の頁に前号の表紙と同じ写真が掲載されていました。

情報誌は、東京と大阪の二種類が入っているのですが、
前回届いたキース表紙の号は、未だ開封していない状態。

でも、ある方のご好意で、東京誌の内容は確認できました。
キースの音楽にまつわる情報がアルバムジャケットのカラー写真付きで、
2頁に渡ってコンパクトにまとめられておりました。

この度の出来事は、

「ビルボードライヴと言えばキース」と、

私の脳裡に刻印される事になってしまいましたね。

情報誌を見ていると、
ほとんどのミュージシャンが、
1日だけの2回公演というパターンが多い中、
キースの場合、
予定されていた公演回数が多かったので、
電話で公演中止のアナウンスをされるビルボードの方々も、
さぞかし大変だった事でしょう。

この出来事の後始末は、
キースの側では、
スチュワート・ヤングとかが担当しているのかも知れません。

以上。

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Ladies and Gentlemen Deluxe Edition

2016-04-13 17:20:44 | 「レディーズ&ジェントルメン/Ladies and G ~」
Welcome Back My Friends
to the Show That Never Ends
Ladies and Gentlemen Deluxe Edition



透明プラスチックスリーヴで覆われている


こんな感じです


とりあえず、開けるとこんな感じの2面

2011年に数種類のアルバムが英Sanctuaryよりデラックス・エディションとして発売されました。

いずれも、2枚組ないしは、3枚組仕様になっており、
このレディース&ジェントルメンは、2枚組仕様。

ここで、どこがデラックス・エディションなのかという事を、
入手にあたって考えるわけですが、

例えば、そこそこ聴ける音質の未発表音源が入っていたら、
デラックス・エディションと称しても、あまり不満はないでしょうね。

しかし、本作はどちらかというと、
不満評が多い方のデラックス・エディションではないかと思われます。

未発表音源がないからですね。

ジャケットに少しだけゴージャス感があるだけで、
収録曲は普通の「レディース&ジェントルメン」と同じなわけです。

では、何を持ってデラックス・エディションと受け止めるべきなのでしょうか?

それは4面開きのデジパック仕様のジャケットが、
プラスチックスリーヴに収納されているからだとしか、
言いようがない感じです。

たまたま、
ある時に知ったのですが、
結局、この「英Sanctuaryのデラックス・エディション」というのは、
同時期にこのレーベルに所属していたミュージシャンやバンドに関して、
ことごとくリリースしているようですね。

つまり、EL&Pに限った仕様ではないので、
とことんマニア向けに企画したとは言い切れないところもあるようです。

音に対する不満もいろいろなレビューがあるようですが、
私のように再生環境の不備も甚だしい者にとっては、
立て掛けておける厚みがある品物がリリースされたという事実でもって、
それ以上は望んでいません。

今後、発売権を得たBMGが、どのような企画を打ってくるのか、
期待せずに待ちたいと思います。

以上。

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at the movies CD3

2016-04-11 17:44:09 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
at the movies CD3


よく見ると、keithの文字だけ黒色なんだね

土日はかなり忙しくて疲労していたので、
次の話材を決めておりませんでした。

とりあえず、車中のCDケースに収納したままになっている、
CDを取り上げてみます。

「At the movies」は、キースの映画音楽作品を3枚組のCDに収録した事で、
知られています。

最初にリリースされたのは、2005年のようですね。

既に10年以上の歳月が経過しているとは、
驚きです。

「ELPイン・コンサート」から、「ブラック・ムーン」リリースまでの、
EL&Pのメンバーそれぞれの、
先の全く見えないとも言えた離合集散の期間も、
とても長く感じたものですが、
その長いと感じていた期間も、およそ13年なわけです。

「イン・ザ・ホット・シート」からは、22年も経過しているのに、
つい、この間のように感じてしまうのは、
私自身が年齢を重ねてしまったためでしょう。

この「At the movies」のCD3は、
日本映画の音源が収録されているわけですが、
ゴジラファイナルウォーズのサントラを所持していて、
何度か聴いている人であれば、
ここに収録されている曲で微妙に異なっている曲がある事に気づかされます。

それと、日本映画のサントラ2枚は、皆様ご存知の通り、
キースの音のみで構成されているわけではないので、
映画音楽のサントラとしては、何ら問題がないにせよ、
キースの音にドップリ浸かるという事は、
レコード上でも出来ませんでしたし、
CD上では、できないわけです。
(キースの楽曲のみ抜き出して録音をしたりした人はいるかも知れないですけどね。)

そう考えると、このCD3は、微妙に異なる音源があるという事も含めて、
ファンにとっては、かなり良好なものであると言えますね。

今日は、CD3に関してのみ、思いついたまま触れてみました。

以上。

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THE Essential Emerson Lake & Palmer 2CD その2

2016-04-08 14:55:55 | EL&Pのベスト盤等
THE Essential Emerson Lake & Palmer 2CD その2




先般、細かい図柄のジャケットを賞賛したわけですが、
CD盤のデザインがとてもシンプルで、ELPマークもなく、
スッキリした印象


DISC1だけ通して聴くと、

「おっ!アルバムのリリース順と曲の収録順をしっかり押さえて、
これぞ、リリースヒストリーといえるベスト盤ではないか!」

と思って、やや良い気分になるわけです。

機嫌良くDISC2を聴き始めると、
その流れが一挙に裏切られるという事になるわけです。

DISC1が楽曲「Trilogy」で終わって、
DISC2が「The Endless Enigma Part One」からスタート。

アルバムリリース順と収録曲順に、
できるだけ詰めこもうと努力してはみたものの、
収録時間を考えると、
その流れを断つ以外になかったみたいな感じですね。

収録曲順は、ご破算になったにせよ、
アルバムリリース順は守ろうとするわけですが、
「Fanfare For The Common Man」
の次の曲が、なぜか、
「Honky Tonk Train Blues」
となっています。

「Honky Tonk Train Blues」は、
ソロ曲「I Belive In Father Christmas」も収録している関係で、
バランスを取る意味で、入れたのでしょうが、
制作側としては、「作品第二番からの代表曲として収録した」という事のようです。

それでも、ソロシングルの方が先にリリースされている事が脳裡から離れないので、
ファンにとっては、やや違和感があります。

そこだけ目を伏せれば、アルバムリリース順の収録は、
しっかりと守られているので、
初めてのリリースヒストリーCDとも言えますね。

但し、EL&Pの名前を世界的にしたと言われている「展覧会の絵」からは、
「ナットロッカー」のみの収録なので、
決して初心者向けとは言えないですな。

それと、
ここに来て、「BRAIN SALAD SURGERY」 からの楽曲は、
先般取り上げた「トンデモ盤ヴァージョン」を収録していますね。

Shout Factoryでもこの音源を使用できる事は確かなようです。

今日アップしたこの内容、キースの他界前に綴っていたものなのですが、
EL&Pは、ピンク・フロイドみたいな遣り方をしないでしょうから、
EL&Pのスタジオ録音盤は、「イン・ザ・ホット・シート」を持って、
終焉という事になると思います。

その「イン・ザ・ホット・シート」からは1曲も収録されていない、
ベストアルバム。

Shout Factoryは「イン・ザ・ホット・シート」から目をそらしたいのかも知れません。

以上。

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JERUSALEM シングルレコード オランダ盤

2016-04-06 16:13:44 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
JERUSALEM シングルレコード オランダ盤


スリーヴタイプのジャケット
両面同じデザイン
左下部にある白い
ariola やhollandの小さな文字はこの面のみに記載
レコード盤は上から取り出す仕様



レーベル面

オランダ盤のシングルレコードに関しては、
ラッキーマンのネタを2つほど取り上げています。

いずれもアイランドレーベルのものでしたが、
こちらはマンティコアレーベル。

このレーベル面ですが、
アルバム、トリロジーの西ドイツマンティコア盤のレーベルと同様、
光沢の無いわらばん紙のような感じですね。

side2は邦題「あなたのバレンタイン」。

地方住みのEL&Pファンは、「作品第二番」がリリースされるまでは、
「あなたのバレンタイン」を聴く事ができませんでしたが、
オランダのEL&Pファンは、このシングルで既に聴いていたわけです。

裏を返せば、
オランダのEL&Pファンにとって、
「作品第二番」への「あなたのバレンタイン」の収録は、
新鮮味が薄れる要素の一つになっていたという事ですね。

このジャケットに用いられている写真が、
衝撃のロックトリオ伝に掲載されていたか、
記憶は定かでありませんが、

記憶に鮮明に残っているのは、
ライヴアルバム、「レディース&ジェントルメン」の国内盤の解説に使用されていたものですね。

中学の自分は、
その写真を見て、
とても真剣に音楽を作っているように感じたのでした。

以上。

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ミュージックライフ 1973年2月号

2016-04-04 15:55:35 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
ミュージックライフ 1973年2月号



英国でキースの埋葬が済んだ事を、
知人が教えてくれました。

日々追悼の情報に触れつつも、
実感が湧かないキースの他界。

紆余曲折あって、米国に住んでいたキース。

離婚の後に米国でホテル住まいをしていた時、
ウィル・アレクサンダー夫妻に助けられたと、
インタビューで語っていたけど、
ウィル・アレクサンダー宅への居候ができた事で、
ホテルを転々とする最悪の状態は回避できたようでした。

その恩義あるウィル・アレクサンダーとも、
なにがしかの理由で袂を分かつ事になったわけで、
よほどの事があったのだろう。

新しいパートナーが見つかったとは言え、
鍵盤楽器の演奏家として、
思うように弾けなくなった心の痛みを背負っているというのに、
ここ数年、
それに追い打ちをかけるような誹謗の言葉を、
目にしたり、耳にしたりする機会があったようです。

(T T)

このミュージックライフ、1973年2月号には、
キースのカラー写真が掲載されています。



ちょうど、
写真そのものは、72年以前のものである事は確かでしょうが、
近影かどうかは解りかねますね。

以上。

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プラケースCD LOVE BEACH RhinoからShout Factoryへ

2016-04-02 15:33:47 | 「ラヴ・ビーチ / Love Beach」
プラケースCD LOVE BEACH 
RhinoからShout Factoryへ



未開封
久々にスキャン
やや暗めな感じ


Rhino Recordsのラヴ・ビーチのプラケースCDのジャケットのタイトルに関して、
アナログ盤オリジナルジャケットとの違いを説明しましたが、

今日、取り上げるのは、Shout Factoryのラヴ・ビーチのプラケースCDです。

先般、Shout Factoryのベストアルバムのジャケットに関しては、
割と細やかなデザインに関して、賛辞を述べました。
EL&PのベストアルバムCDのジャケットにしては、細やかなデザインだったからです。

一方、Shout Factoryの恐怖の頭脳改革のアナログ盤復刻ジャケットに関しては、
ジャケット上部の隅のデザインがオリジナルジャケットからの変更箇所があり、
やや改悪みたいな言い方をしました。                                                 

Shout Factoryは、良くも悪くもジャケットに一工夫をしたくなるのが、
一つの特徴のようです。

このプラケースCDラヴ・ビーチのジャケットデザインですが、
アナログオリジナルジャケットのデザインを無視して、
Rhino Recordsのラヴ・ビーチのプラケースCDのジャケットを模倣したように見えますね。



タイトル文字を真っ白にして黒い影がないわけです。

加えて、タイトルロゴの縁取りが粗い感じですね。

Shout FactoryのCDとしては、何だか、手を抜いてしまった感じを受けてしまいます。

以上。

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