EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

音楽専科 1974年 3月号

2015-04-30 16:48:34 | 音楽誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
音楽専科 1974年 3月号



恐怖の頭脳改革をリリースしてから、数ヶ月ぐらいです。

EL&Pは見開きの白黒グラビアが掲載されています。


頭脳改革はファンを震撼させたとの記述あり
なるほど



一部拡大


カセットテープの広告

本号には、PFMの特集記事も組まれています。
EL&Pのイタリアでのリリースを請け負っていたマネージャーが、
PFMのマネージャーも務めており、
ミラノにEL&Pが公演できた時に、
PFMの音を聞いて、マンティコアでのリリースという流れになった事をインタビューで答えています。
PFM自体も英国でのデビューを望んでいたようなので、
渡りに船という感じだったのでしょう。
EL&Pのメンバー全員がPFMの音を耳にしたのか、
グレッグとピートだけが、耳にしたのか、その辺りは曖昧です。

先日、日本公演を無事に終えましたが、
まだ日本に滞在している事になっている、
ポール・マッカートニーのウイングス時代の「バンド・オン・ザ・ラン」や、
「海洋地形学の物語」のレビューが載った号でもあります。

ポールは今回で最後の来日かな?

ビリー・ジョエルの武道館のチケットを80年代にプレゼントされて、
そんなに関心もないのに見た事があるけど、
ポールは見る事なく終わってしまうのだろうか。

と、ある方のブログを読んで、ふと、思いました。

以上。

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展覧会の絵 80年代初頭の廉価アナログ国内盤

2015-04-29 15:12:07 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
展覧会の絵 80年代初頭の廉価アナログ国内盤




ジャケット背部に価格表示も

以前、1988年頃にリリースされた「展覧会の絵」の国内アナログ盤を取り上げていますが、
こちらの方は、まだ、アナログ盤が主流であった頃の廉価盤になると思います。

もし帯の上部の通り、80年なら、私がまだ高校時代の時という事になりますが、
ハッキリとした事は解りません。

ワーナーさんは、著名ミュージシャンの廉価盤を一挙にドーンとリリースしたのかと思っていましたが、
帯の裏側にリリースリストが掲載されており、
EL&Pに関しては、この展覧会の絵を含めて、11月28日に、2タイトルだけリリースされています。
リリース月をずらしながら、10タイトルぐらいずつ、廉価盤をリリースしていたようですね。

その時に、帯の色を変化させていたのかも知れないです。

リリース月が異なると、先般取り上げた、恐怖の頭脳改革のアナログ廉価盤のように、
帯の色が青くなったりしています。

この時期は、帯のあるなしにこだわるにしても、
普通に帯が付いていて、安ければ良いぐらいで、
帯のデザインが当初のリリースと同じものであるかどうかまでは、
気にしたりする人は少なかったのかも知れません。

ワーナーさんは、
帯に記載されている説明文は、ほぼ同じものを使用していたと思いますが、
60年代や70年代の品物は、
帯の色や、タイトル文字のデザイン、帯に綴られた説明文等が、
その時代を映しているようで、妙に惹かれます。

80年代の廉価盤の帯は、
あまり古さを感じさせないですね。

以上。

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EL Pea アイランド オムニバス アナログ盤

2015-04-28 14:37:22 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
EL Pea アイランド オムニバス アナログ盤


果物?





レーベル

タイトルだけ見ると、EL&Pの何かのアルバムのように見えない事もないのですが、
アイランドレーベルの2枚組のオムニバスアルバムです。

アイランドレーベルのアナログ時代のオムニバスアルバムは何点か出ているようで、
EL&Pの曲が収録されていないものもありますが、
こちらはSide4の1曲目に「ナイフ・エッジ」が収録されていますね。

このアルバムジャケットは、私が、それまで見たこともない特徴があります。

私が海外のアナログ盤コレクターとかであれば、珍しくも何ともないのかも知れませんが、
国内のアナログ盤の2枚組ダブルジャケットから連想される仕様ではないわけです。

見開きジャケットを開くと、曲が収録されているミュージシャンやバンドの似顔絵が描かれています。



昨日、ブログ内の説明の時に記した、「ザ・ナイス」の似顔絵の感じとも違う似顔絵ですね。

その見開きジャケットの中心部に、アナログ盤を収納する透明な袋が1つだけ貼り付いているわけです。


透明な部分のフチにスポンジがついている

国内の販売者から求めた中古品なのですが、
入手した時は、半透明の丸底内袋にレコードが入っていて、
ジャケットの外側に梱包された状態で届きました。

ジャケットの底割れ防止という事で、国内の中古レコード販売者がレコードを送付する時には、そのやり方をします。

但し、これは海外の品物なので、
アルバムリリース当初からその内袋に入っていたかはかなりアヤシイですし、
これに2枚のアナログ盤を内袋で保護もせずに、ただ突っ込む仕様だったのかも知れないですね。

この程度のスポンジが果たしてクッションの役割を果たすのかは疑問。

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ザ・ナイス 夢を追って シングルレコード

2015-04-27 15:36:16 | Keith Emerson THE NICE関連
ザ・ナイス 夢を追って シングルレコード


400円


レーベル面
黒地に銀色の文字が印刷


ナイスの国内盤シングルレコードを取り上げるのは、
2回目になると思います。

以前、取り上げたシングルレコード「カントリー・パイ」は、
ディフォルメが上手くいっていないような似顔絵をジャケットに使用していましたが、
これは写真ですね。
見開きのペラ紙に解説と歌詞が記されています。

私がEL&Pを知った頃は、
オルガニストという言葉を洋楽雑誌の誌面で目にする事は、
ほとんどなかったように思います。

そのため、キースをオルガニストと称するところが、
私にとっては新鮮な響きがあります。

もっとも、オルガニストという言葉自体は今も普通に使用されているようです。
私がその表現に触れる機会が少なかっただけの話です。

解説を読むと、
ザ・ナイスからギタリストが抜けて、3人のメンバーになったけど、
キースの演奏がギタリストの分を充分にカバーしているというような記述があります。

ザ・ナイスこそ、まさに、「プログレッシヴ・ロック」という表現もありますね。

EL&Pを聴いてからナイスを聴くと物足りなさを感じたりしたものですが、
その年代に於いては、ザ・ナイスは進歩的な音楽を奏でるグループとして、
認識されていたようです。
いろんなジャンルの音楽がどうのこうのと、
EL&Pの音楽が説明される時によく表現されるような文章に似ています。

この曲は25年以上の年月を経て、
EL&Pの演奏によって、4枚組ベスト、「リターン・オブ・ザ・マンティコア」に収録されたのは、ご存知の通りです。

以上。

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PLAYING THE HISTORY / MARCO LO MUSCIO / JOHN HACKETT / CARLO MATTEUCCI

2015-04-24 16:19:00 | 他のアーティストによって演奏されたEL&Pの曲
PLAYING THE HISTORY /
MARCO LO MUSCIO / JOHN HACKETT / CARLO MATTEUCCI



ジャケットブックレットの内容は、ヴィジュアル的にも充実しており、
とても手が込んでいるのですが、
肝心のジャケットの絵柄がややチープ
真ん中の岩とか樹木の絵は、
切り取って適当に貼り付けた感じ


スティーヴ・ハケットの実弟であるジョン・ハケットが参加している、
著名プログレミュージシャンの楽曲をカヴァーしたものや、自らの楽曲等を、
過去の音源等も集めて、全17曲収録したアルバムです。

2013年リリース、全曲インスト。

通販サイトでは、ジョン・ハケットは、マルチ・インスト奏者との説明がありました。
ロバート・ベリーのように歌を歌ったりしないようなので、
そのような表現になっているのかも知れません。
このアルバムではフルートも演奏しています。                                                      
あとの2人は、
イタリア出身のマルコ・ロ・ムシロというピアノ・オルガン奏者(主にパイプオルガン)と、
イタリアのジェネシスのトリビュート・バンドのメンバーであるカルロ・マテウッチというベース・ギタリストであると、
通販サイトの説明にあります。

この3人が基本メンバーとなって、プロジェクトを組み、
曲によってはゲストが参加しているという構成です。

1曲目に「聖地エルサレム」が収録されています。

「聖地エルサレム」はエマーソン、レイク&パーマーの作曲ではありませんが、
EL&Pが演奏したもの、いわゆるキースのシンセサイザーのメロディー等を、
しっかりと取り入れているので、
あくまでも、EL&Pの曲を演奏してみたという事のようです。
収録曲一覧にも、そのように記載されていますね。

マルコ・ロ・ムシロという方のソロアルバムを聴いた事はないのですが、
このアルバムにおいて使用している楽器は、あくまでも、パイプオルガンが中心で、
「聖地エルサレム」においてもパイプオルガンを使用しているわけです。

その音が醸し出す重厚感というものは、プログレッシヴロックの著名な曲を取り上げてはいますけど、全編を通して、ロック音楽を聴いているという感じはしません。 

とてもクラシック音楽のような感じが漂っています。

先般取り上げたロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラの方が、
まだロックに近い感じがしますね。

ジョン・ハケットは兄のスティーヴ・ハケットを尊敬しており、かなり仲も良いようです。
スティーヴ・ハケット名義の曲が、4曲も収録されていて、本人が参加している曲もあります。

他の曲は、リック・ウェイクマン、ジェネシス、VDGG、ピンク・フロイド、
アンソニー・フィリップス、演奏者の自作など。
そして、キング・クリムゾンの「風に語りて」もあります。

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ヴィクトリー・プレス 1992年7月号 その2

2015-04-23 13:47:19 | チラシ(フライヤー)類、EL&P関連
ヴィクトリー・プレス 1992年7月号 その2





「EL&P”BLACK MOON”を徹底解剖」の裏側は、

72年にはEL&Pの存在すら知らなかったファンを驚喜させる、
「EL&P来日公演決定!」の大見出し。

この時点で、再追加公演が決定しているのですが、
神奈川の公演はまだ決まっていなかったようですね。

自分が参加できたのは、
すでにチケットの半券を取り上げている川崎市立教育文化会館と、
新宿厚生年金会館の2つでした。

自分が参加した事に関しては、しっかりと覚えているのですが、
それ以外の記憶は、予約の電話がつながらないまま終了のアナウンスを迎えた事のみが、
脳裡に刻まれており、
この90年代になって初めての公演が、開催された場所、回数は、
ほとんど記憶していませんでした。

大阪での公演は想定内でしたが、
名古屋でも公演したようですね。

こうしてみると、
この時は待ちに待ったEL&Pという事で、
チケットの売れ行きはそれなりに良かったのでしょう。

この告知記事に神奈川公演を追加すると、
全8公演という事になりますね。

仮に関東に居住していたとしても、
チケットが入手できなければどうにもならないので、
すべての公演を制覇する事は難しかったと思います。
(大阪も含めた全ての公演を制覇している熱心な強者ファンもいたようではあります。)

96年には仙台公演というのもあったようですが、
92年にはなかったように思います。
もし、奇跡的にバンドとしての来日が可能になったとしても、
追加を含めた8公演は年齢的にも難しいでしょう。

また、仙台公演に参加された方のブログによると、
観客席は、前方から中央ぐらいにかけては埋まっていたようですが、
後方はガラガラだったようですね。

その実績からすると仙台公演はやってくれないでしょうね。

ここからだと、仙台に行くのも東京に行くのも、大差がない感じですが、

「EL&Pを東北で見た」!

という自分の中のEL&P史があるのも悪くないですよね。

96年の時はそこまでは考えて見ませんでしたけど。

以上。

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書籍 ロック変動時代 1971-1977

2015-04-22 16:31:53 | MUSIC LIFE誌に載ったEL&P関連
書籍 ロック変動時代 1971-1977



シンコーミュージックから1988年に出版されていた書籍です。

該当する時期にあたるミュージックライフ誌の主な記事の集大成ですね。

その時のミュージックライフ誌の誌面と紙の質をそのまま集めて、
辞書ぐらいの厚さにまとめています。
全493頁。



但し、カラー頁はカバーの帯にある写真ぐらいで、
中は白黒のみの記事になります。

1988年というと、
1977年から10年ぐらいしか経っていないわけですが、
70年代の栄枯盛衰を振り返ってみたという感じなのでしょう。

EL&Pに関しては、以前、このブログで取り上げたミュージックライフ誌の記事である、
「目で見るEL&Pの歴史」というのが、2頁に渡って掲載されています。

それと、1972年の新譜紹介コーナーで、
タルカスが取り上げられた部分が載っています。
特に、注目アルバムの扱いをされているわけではありません。

毎年の人気投票の結果も当時の誌面のまま掲載されています。

EL&Pが1972年の人気投票で初めてグループ部門に登場してから、
1977年まではベスト10内にとどまっていますので、
その人気の推移を一冊で確かめる事ができる書籍としてはとても便利ですね。

海外の雑誌の人気投票の結果もところどころにありますので、
海外でのEL&Pの人気も知る事ができます。

少しだけど、ところどころに、EL&Pのメンバーの写真もあります。

私などは、好きなミュージシャンの写真はカラー写真で見たい方なので、
同じように考えるファンであれば、あまり欲求が満たされないかも知れません。

ただ、若いファンの人は70年代のロックシーンをトップバンドとして駆け抜けたEL&Pを実感する事ができると思います。

以上。

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KEITH EMERSON TRIO Rare Vinyl 10 なんと到着!

2015-04-21 08:46:58 | Keith Emerson関連
KEITH EMERSON TRIO Rare Vinyl 10 なんと到着!

昨日、帰宅したら、LPサイズを収納する段ボール梱包が届いていました。
再利用の段ボールを利用した簡易梱包ではなく、
きちんとした梱包でしたね。

「さて?最近、海外でLPサイズの買い物をした覚えはないが?」

テレビのスマスマの阿部サダヲが出るコーナーを見てから、
2階に上がり、粘着力があるテープでガッチリ封入されている部分を、
カッターでおそるおそる切り開く。



海外のチラシを包装用に使用しているね。
オークションで落札した品物が送付されてくる時に、
たまに、エアクッションを使用せず、
地元のチラシを梱包資材に用いている方もいますが、
同じチラシでも英字だと有り難みを少しは感じる田舎者である。

チラシだと思いこんで、力任せに引き裂いて、
中の品物に影響が出ると困るので、
こちらもカッターでおそるおそる切り開く。

出てきた。



なんと、これは、4月20日発売と言われていたキースの10インチ盤である。

コレクターズアイテムを海外に発送している会社だけあって、
レコード盤には最新の注意を払っているという感じの、
見事な梱包であった。

見事な梱包は開く方も容易ではないのだ。

想定通り、
わら半紙色の簡易ペーパースリーヴに入っていたが、
ペーパ-スリーヴは海外のアナログ盤のジャケットほどの厚みはある。

それにサイトに載っているキースの写真が入ったペラ紙の裏に、
手書きのシリアルナンバーらしきものが書き込まれていた。

カラーのジャケットが付属しないとなると、
レコードのレーベル面も一つの「売り」になってくるわけですが、
薄い黒色の英文タイプで打ったような文字で盤の説明がありますね。

このような古さ感を醸し出すデザインは嫌いじゃないです。

出たばかりの品物ですので、
営業妨害にならないように、遠目の写真で済ませます。



コレクターズアイテムを取り扱う会社の心意気を見た感じ。

以上。

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AN Introduction to EMERSON LAKE & PALMER

2015-04-20 17:32:59 | EL&Pのベスト盤等
AN Introduction to EMERSON LAKE & PALMER

2004年にリリースされたベストアルバムです。




紫と黒を基調
CD盤もパープル色



CD盤を外した後までは、
しっかりと考えていない。
せめて全員がきちんと収まるように


全11曲入り。

ピーターガンの前のイントロダクションファンファーレも1曲扱いすれば、
全12曲という事になりますが、
通販サイトには全11曲が記載されています。

英Sanctuaryがまとめたものですね。

選曲に斬新さが伺えますね。

1. Peter Gunn (Live)
2. Hoedown
3. Benny The Bouncer
4. The Gambler
5. Tiger in a Spotlight
6. Take a Pebble
7. Romeo & Juliet
8. Pirates
9. The Sage
10. Jeremy Bender
11. Jerusalem (Live)

特徴的なのは、

「用心棒ベニー」と、
「ザ・ギャンブラー」が、

収録されているというところでしょうか。

それと、ライヴを含めた70年代のアルバムから、
それぞれ1曲ずつセレクトしており、
1アルバムから1曲という実験的とも言える試みを徹底しているようです。

とは言え、イン・ザ・ホット・シートだけが抜かれています。
これには特に意味がなくて、
1枚組に収録するのが難しかったのかも知れません。
庶民のファンファーレのシングルヴァージョンや、
ファーストアルバムの未開人を収録して、
イン・ザ・ホット・シートの曲を1曲入れるよりは、
「石を取れ」や「海賊」を入れたかったのでしょうね。

編者のコダワリが感じられます。

1枚組の場合、大抵のベストアルバムが、
グレッグのバラードを基軸に据えて構成しているように見えますし、
「ラッキー・マン」や「スティル・ユー・ターン・ミー・オン」等は、
ベストアルバムを制作する上で外せない曲でもあります。

そういう意味では、EL&P入門編としては、
どうかなというベストアルバム。

一方、EL&P好きには新鮮な印象を受けるベストアルバムと言えますし、
ターゲットもその辺りにあるのかも知れないです。

ジャケットも、割と知られている写真を使用しているかも知れませんが、
EL&Pマークのベストアルバムが多いので、
その点も面白いですね。

以上。

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I BELIEVE IN FATHER CHRISTMAS 米シングルレコード プロモ盤

2015-04-18 14:06:52 | Lake&Sinfieldによる夢みるクリスマス関連
I BELIEVE IN FATHER CHRISTMAS 
米シングルレコード プロモ盤


英国で大ヒットしたシングルの米国プロモ盤です。

コレクターの間ではかなり知られている品物だと思われます。

ピクチャースリーヴに入っていますね。

米国のシングル盤でピクチャースリーヴを作る時の特徴があるようで、
全てがそうではないと思いますが、
レコード盤の端が少し見えるようになっています。
このブログで掲載したものでは、
友人から頂戴したもののカテゴリーの中にある、
エイジアの「DON’T CRY」のシングル盤のピクチャースリーヴもそのタイプです。


英国盤ピクチャースリーヴとの対比
向かって右側が米国プロモ盤
緑色はやや薄目


両面のレーベルの色が異なっていて、
同じ曲がモノラルとステレオで収録されているという品物です。





ちなみにプロモ盤以外の米国シングルレコード盤で、
ジャケットが同じデザインのピクチャースリーヴタイプの品物は、
未だに見た事がありません。


以上。

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音楽は聴かせるが、バンド名は簡単には教えないよ

2015-04-17 08:02:58 | EL&Pにまつわる地元での話等
音楽は聴かせるが、バンド名は簡単には教えないよ

先日、ホーム・センターで、クィーンの「メイド・イン・ヘヴン」のレンタル落ちのCDを見つけたので購入しました。

それを車のCDプレイヤーにのせて聴いていたのですが、
たまたま想定外に知人の30歳の男性を私の車に乗せるという事態が発生しました。

私はこの男性の音楽嗜好等を少しだけ情報として知っていました。

世代が20年も違いますし、
この方のお母さんとも話をした事がありますが、お母さんは私より少し年上なので、
もしロックを聴いていれば、EL&P絶頂期、ド真ん中世代という事になりますか。

私が車のドアを開けた時に、ちょうど、そのレンタル落ちをかけていたのですが、
彼は、フレディの声は知っていたようで、

「クィーンを聴けるんですね。」

と、私に歩調を合わせようとしたつもりだったのかも知れません。

しかし、この私が、いみじくも、ロックを私の車の中で聴けるチャンスを手にする事ができた人に、
クィーンを聴かせるわけがないのであります。

「いや、クィーンは聴きません。」

「貴方にはこれを聴いてもらいますね。」

「聴いてバンド名が解るなら、何も言う事はないんだけどなぁ。」

と言って、

たまたま連奏チェンジャーにセットしていた「ブラック・ムーン」からの曲をかけたのでした。

フェアウェル・トゥ・アームス

チェインジング・ステイツ

「ポジティブな曲ですね。歌が入っていませんね。」

オイオイ、このオレを前にして、
感想はそれだけかい。

お世辞でも嘘でも良いから、

「意味不明だけど、やる気がみなぎってきました!」

とか、もっと、ほめちぎれよ!

人の意見は聞くポーズはするが、相手の気持ちを汲もうする姿勢が、ほとんど見えない、
という人物評も耳にはしていたので、過度な期待はしていなかったけどね。

彼との15分ぐらいのコミュニケーションをしているうちに目的地に到着。
結果的にバンド名を言わずに済ませた私でした。

私は、そう簡単にはエマーソン、レイク&パーマーとは言わない。

CDを貸してくださいと口にしない人は、その人の心に何らかの反応が生じなかったという事だ。

しかし、時期がくれば、局面が変わる事もあるから、
彼が再び私の車に乗る次の機会が訪れた時、
タルカスや頭脳改革がプレイヤーにセットしてある事を祈りたいと思う。

彼は住居に戻ってからは、「川嶋あい」という邦楽ミュージシャンを聴いていると思われる。

以上。

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ブラック・ムーン Tシャツ

2015-04-16 09:23:48 | 「ブラック・ムーン / BLACK MOON 」
ブラック・ムーン Tシャツ


表側


裏側

中古品で求めたブラック・ムーンのTシャツです。

販売者に嘘がなければ、試着もしていない未使用品との事。

よく見ると、
ブラック・ムーンのジャケットでは、
背景の色の中に紙幣が飛び回っているのですが、
このTシャツのデザインは、
紙幣とメリーゴーラウンドの一部分の背景の色を抜いており、
Tシャツの白地に紙幣と馬の形状がクッキリと浮かんでいます。

おびただしい紙幣が中に舞ってこぼれ落ちる印象が、
さらに強調された感じ。
(だから儲からないってが!)

どのような意図でそのようになったのかは、
解りませんが、
ブラック・ムーンは、ジャケットのデザインの色の種類が、
EL&Pジャケット史上、
もっとも多いので、
紙幣が浮かんでいる事に、
ほとんど目がいかない感じもあります。

Tシャツのデザインをした人が、
ちょっとしたアレンジを施したという事かも知れません。

色そのものは、
日本盤のプラケースジャケットや、先般取り上げた紙ジャケットCDのものに比べて、
やや暗めです。
1996年の英国リリース盤の色に近い感じです。

当ブログで2012年の8月に取り上げた、
英国のブラックムーンのシングルレコード等のジャケットデザインなども、
Tシャツに使用すれば、なかなかよい感じだと思いますが、
果たしてそんな日は訪れるのか。

以上。

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ELP四部作 ビクターエンタテイメントCD初回盤

2015-04-15 10:31:06 | 「ELP四部作 / WORKS volume1」
ELP四部作
ビクターエンタテイメントCD初回盤



黒いプラケース用ジャケットに映える白い帯


CD盤とブックレット

90年代になって、
ビクターエンタテイメントからリリースされた過去のアルバムのプラケース初回盤は、
「ファーストアルバム」と「デジパックの恐怖の頭脳改革」をこれまで取り上げましたが、
ビクターエンタテイメントとしては、初めての2枚組だったのが、
この「ELP四部作」ですね。

発売年から既に20年を経過しているとは!
私の身体もくたびれるわけです。

米アトランティック、日本のワーナー時代のプラケースCD制作の際、
「ELP四部作」と「レディーズ&ジェントルメン」のジャケットに関しては、
アナログアルバムジャケットのタイトル文字の縮尺を大胆に変えて、
アナログ盤ジャケットに忠実である事よりも、
アナログ盤時代の雰囲気が伝わる事を重視していました。

この2点に関しては、見方によっては、「文字のみのジャケット」ともいえますし、
生物画、人物画あるいは機械画ではないので、購入する側も、ほとんど違和感を覚えずに、
入手していたと考えます。

ビクターエンタテイメント傘下のビクトリーミュージックに発売権が移行してからは、
この文字のみのジャケットも、できるだけ、アナログジャケットに近いデザインで、
制作しているわけですが、
ELPマークは白抜きでクッキリさせるというデザインになりました。

このELPマークですが、
オリジナルアルバムにおいては、
恐怖の頭脳改革の表ジャケットの下部に、腐食コンクリート仕様のデザインで初めて登場したのですが、
レディーズ&ジェントルメンの内ジャケット、ELP四部作、作品第二番においては、
ELPマークがエンボス仕様になっていたので、
アナログ盤だけの時代に、きちんと描かれたクッキリと見えるELPマークが、
表ジャケットに登場した事は一度もなかったわけです。

そのため、中学、高校時代に、このELPマークを正確に模写するのに、少し手間がかかった思い出があります。

CDが主流になってからは、ベストアルバム等で、ELPマークがドンドン登場していますけどね。

アナログ盤内ジャケットの3人の写真は、
ブックレットにきちんと反映されています。

解説は笹川孝司氏が担当していますね。
年月を経て実感されるこのアルバムの凄さを語っています。

以上。

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エイジア only time will tell 英シングルレコードpicture disc

2015-04-14 09:40:06 | Carl Palmer関連
エイジア 
only time will tell
英シングルレコードpicture disc




裏側は地味
A面とB面の曲名が記してあって、
エイジアのロゴが大きく描かれています


only time will tellのピクチャーレコードです。

エイジアのデビューアルバムの英国での売上は、
米国ほどではなかったのかも知れませんが、
ジャケット・アートに関しては、
辛辣な批評はおそらくなかった事は推定されます。

このピクチャーシングルも、
ロジャー・ディーンのジャケットという事で、
「絵柄買い」をあてこんで制作されたのかも知れません。

これ以後も、
エイジアのアナログピクチャー盤は、幾つか制作される事になったようですが、
時間が経つほど、ファーストアルバムより売上が下降しているためか、
プレス枚数も少ないみたいで、
あまり売れていないアルバムのピクチャー盤ほど、
希少価値が上がっているような感じもありますね。

日本ではエイジアのピクチャー盤って、
制作されていないかも知れません。

ちなみに、ネットでアナログピクチャー盤に関する記述等を読むと、
もう、音の良さなどというのは、全く期待できないようで、
「ピクチャー盤を制作した事と、制作された品物を眺めるという行為」
以外に特別な長所は存在しないようです。

昭和時代のコンポーネントステレオ等のCMで、
ターンテーブルの上で、レコードが回転しているシーンを用いているのがありました。

その回っているレコードは、ウイングスの「バンド・オン・ザ・ラン」のレーベルだった記憶があります。

ピクチャーレコードなども、そんなCMに用いられるような場合は、
印象に残ったりするのでしょうが、
レコードの時代が再来しなければ、
記念の品物としての価値だけで制作される事になるのでしょう。

以上。

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映画 ナイトホークス ポスター

2015-04-13 15:35:28 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
映画 ナイトホークス ポスター



後部シートにひろげて撮影
中古品で画鋲後は無し



キース名前部拡大

映画「ナイトホークス」の告知チラシは、2012年の6月に取り上げていますが、
そのチラシとほぼ同じデザインのポスターです。

まつわる事も語り尽くしているので、
関連した思い出等を少し書きます。

「ロードショー」という集英社から出ていた映画専門の月刊誌がありました。

音楽誌ミュージックライフで開催されていた、
年に一度にその年の結果を出す人気投票とは異なり、
毎号のように、映画や男優・女優の人気投票を行っていたような記憶があります。

この映画「ナイトホークス」には、
主人公のパートナー役で、リンゼイ・ワグナーが出演していました。
「ナイトホークス」での登場シーンは多いとは言えないのですが、
当時、リンゼイ・ワグナーの日本での人気というのも、かなりのものがありました。

「ナイトホークス」上映から、数年前にあたる78年頃だったと思いますが、
米国のテレビドラマである「地上最強の美女バイオニック・ジェミー」というのが、日本でも放映されており、リンゼイ・ワグナーが主演していました。
田舎でも深夜に放映されていまして、高校時代のクラスメイトなどは、
リンゼイ・ワグナー演ずる主役のジェミー・ソマーズにとてもご執心で、
リンゼイ・ワグナーのファンクラブに入会するほど熱が入っていました。

私などは、深夜にテレビを遅くまで見るような家庭環境ではなかったのですが、
彼に、

「絶対に良いぞ、見ろ!見ろ!」

と何度も促されたので、
家族が寝静まってから、お茶の間のテレビにイヤホンをセットして、
電源を入れて数度見た記憶があります。

今の高校生が、どのような嗜好かは解りませんが、
当時の洋画好きな少年などは、
外国の女優への憧れで妄想が膨らむ年齢でもあったのでしょう。

そもそも彼がリンゼイ・ワグナーのファンクラブに入ってまで、
何らかの情報や満足感を得ようとした背景には、
私が持ってきたエマーソン、レイク&パーマーファンクラブの会報を、
彼に見せたのが一因だと思われますね。

会報の印刷具合は、エマーソン、レイク&パーマーファンクラブの方が、
良かったように記憶しています。

リンゼイ・ワグナーのファンクラブの会報は、
写真の印刷が粗めでしたね。

田舎の洋画好きの少年が騒いでいるぐらいなので、
ロードショーの女優部門での人気投票においても、テレビ番組の放映期間と、
番組が終了してから少しの間ぐらいは、上位に食い込んでいたわけです。

その「リンゼイ・ワグナー」がスクリーンに出てくるという事も、
この「ナイトホークス」の話題の一つにはなっていたと思われます。

その彼も、今、私が居住している町内のイベントで数年前にバッタリ会った時に、
「最近、家の息子がキース・エマーソン、キース・エマーソンってうるさいのだ!」
と言っていました。
その時点で息子さんは、確か、成人はしていたと思います。

私が今でも、EL&Pが好きでいる事を、彼は充分に知っていますが、
その町内イベントでは話す時間もほとんど取れなかったので、
キースに関する話は、その後、していませんし、
彼の息子さんが今でもキースの事を口にしているとは、
ちょっと考えにくいですね。

以上。

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