ステレンジデイズ №28 2001年12月号
画像 左は表紙と同じデザインの付録の冊子、
表紙の黒い部分の顔は心霊写真ではありません。
2001年に出版された雑誌なので、比較的新しいものになります。
とは言え、今年は2012年、早くも10年の年月が経過しています。
キース・エマーソンのインタビューが収録されています。
これは、先週、図書室にアップしたマンティコアヴォルツがリリースされた事に関するインタビューで、
内容的にはマンティコアヴォルツのリーフレットに収録されているキースのインタビューと同じ内容のものもあります。
特筆すべき事項は何かと言いますと、
97年のツアーの後に、EL&Pのバンドとして、アルバムを作る計画があったという事ですね。
ただ、アルバム制作の条件として、グレッグがプロデュースしない事を、キースとカールが主張したわけです。
一方のグレッグは自分がプロデュースをしなくてはならない事に固執をしていたようです。
ここまでは、何か別の雑誌にも載っていた情報なのですが、
このストレンジデイズのインタビューによると、
1.キースがこの新しいアルバムのために30分の長尺曲をつくった。
2.それをカールに聞いてもらったら、「こんな曲がやりたかったんだ!」と讃辞を得た。
3.グレッグにその曲を送った。
同時に、「どうしても、プロデュースをしたいなら、何か一曲書いて、それを送ってくれ!」と書き添えた。
4.しかし、グレッグからは何の音沙汰もなかった。
グレッグとしては、90年代以降の他者にプロデュースさせたアルバムが、セールス的にはすべて不発に終わった事もあり、
(お金も当然支払っているわけですし。)
自分が手がけた方が、まだマシかも知れないと思ったのかも知れないし。
実際、「自分がプロデュースしたEL&Pのアルバムはすべてヒットしている。」と何かのインタビューで読んだような気もします。
以上のような流れが過去にあったわけですが、
年月を重ねると当事者の自己主張も丸くなっていくのか、
2010年には、キース&グレッグのUSAツアーは行われたわけですね。
会場の事情や健康上の理由で、キャンセルがあった会場を除き、
無事に終えたみたいですね。
しかし、皆様ご存知の通り、
ハイヴォルテージの後に、
キースが手術を必要とする病が見つかり、
キース&グレッグの来日は中止となりました。
上述のキースの作った30分の長尺曲、
この曲が日の目を見る日が来るとよいですね。
この雑誌ですが、
写真のように、ピンク・フロイドが好きな人はオールカラーの小冊子の付録もついています。
EL&Pに関しては、キースのインタビューとマンティコアヴォルツの紹介以外は特に載っていません。
インタビューの肝心な部分に関しては、本ブログに概要を記しましたので、
かなり安い価格の中古雑誌を見つけた時に入手するぐらいでよいかなと思います。
高校時代、「週間FM」にピンク・フロイドとEL&Pがわずかなカラーページで掲載された事があります。
ラブビーチ以降であったかも知れません。
内容は両者を比較して、売れ行きの凋落ぶりから、ピンク・フロイドに軍配を上げるという単純明快なものでした。
高校生のEL&Pファンが、読んでいて、面白いはずもない。(笑)
ピンク・フロイドのベストアルバムを表紙に据えて、
冊子までついているストレンジデイズ№28で、
エマーソン、レイク&パーマーが、意見の相違で足踏みして、
アルバムのリリースができない状況は、その時の記事を思い起こさせてくれます。
2012年1月30日 yaplog!
画像 左は表紙と同じデザインの付録の冊子、
表紙の黒い部分の顔は心霊写真ではありません。
2001年に出版された雑誌なので、比較的新しいものになります。
とは言え、今年は2012年、早くも10年の年月が経過しています。
キース・エマーソンのインタビューが収録されています。
これは、先週、図書室にアップしたマンティコアヴォルツがリリースされた事に関するインタビューで、
内容的にはマンティコアヴォルツのリーフレットに収録されているキースのインタビューと同じ内容のものもあります。
特筆すべき事項は何かと言いますと、
97年のツアーの後に、EL&Pのバンドとして、アルバムを作る計画があったという事ですね。
ただ、アルバム制作の条件として、グレッグがプロデュースしない事を、キースとカールが主張したわけです。
一方のグレッグは自分がプロデュースをしなくてはならない事に固執をしていたようです。
ここまでは、何か別の雑誌にも載っていた情報なのですが、
このストレンジデイズのインタビューによると、
1.キースがこの新しいアルバムのために30分の長尺曲をつくった。
2.それをカールに聞いてもらったら、「こんな曲がやりたかったんだ!」と讃辞を得た。
3.グレッグにその曲を送った。
同時に、「どうしても、プロデュースをしたいなら、何か一曲書いて、それを送ってくれ!」と書き添えた。
4.しかし、グレッグからは何の音沙汰もなかった。
グレッグとしては、90年代以降の他者にプロデュースさせたアルバムが、セールス的にはすべて不発に終わった事もあり、
(お金も当然支払っているわけですし。)
自分が手がけた方が、まだマシかも知れないと思ったのかも知れないし。
実際、「自分がプロデュースしたEL&Pのアルバムはすべてヒットしている。」と何かのインタビューで読んだような気もします。
以上のような流れが過去にあったわけですが、
年月を重ねると当事者の自己主張も丸くなっていくのか、
2010年には、キース&グレッグのUSAツアーは行われたわけですね。
会場の事情や健康上の理由で、キャンセルがあった会場を除き、
無事に終えたみたいですね。
しかし、皆様ご存知の通り、
ハイヴォルテージの後に、
キースが手術を必要とする病が見つかり、
キース&グレッグの来日は中止となりました。
上述のキースの作った30分の長尺曲、
この曲が日の目を見る日が来るとよいですね。
この雑誌ですが、
写真のように、ピンク・フロイドが好きな人はオールカラーの小冊子の付録もついています。
EL&Pに関しては、キースのインタビューとマンティコアヴォルツの紹介以外は特に載っていません。
インタビューの肝心な部分に関しては、本ブログに概要を記しましたので、
かなり安い価格の中古雑誌を見つけた時に入手するぐらいでよいかなと思います。
高校時代、「週間FM」にピンク・フロイドとEL&Pがわずかなカラーページで掲載された事があります。
ラブビーチ以降であったかも知れません。
内容は両者を比較して、売れ行きの凋落ぶりから、ピンク・フロイドに軍配を上げるという単純明快なものでした。
高校生のEL&Pファンが、読んでいて、面白いはずもない。(笑)
ピンク・フロイドのベストアルバムを表紙に据えて、
冊子までついているストレンジデイズ№28で、
エマーソン、レイク&パーマーが、意見の相違で足踏みして、
アルバムのリリースができない状況は、その時の記事を思い起こさせてくれます。
2012年1月30日 yaplog!