EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

オムニバスCD 「I NEED You 」 ドイツ盤

2012-09-29 15:16:04 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
オムニバスCD 「I NEED You 」 ドイツ盤


画像 ジャケット 
プラケースの裏は、
収録曲と演奏ミュージシャンが記してあります。


収録曲

1.Daydream / John Sebastian
2.Parisienne Walkways Greg Lake Feat. Gary Moore
3.Talkin' In Your Sleep / The Romantics
4.One Way Or Another / Blondie
5.I Need You / America
6.Don't Ever Leave Me / Vern Gosdin
7.Jim Dandy / Black Oak Arkansas
8.I Hear The South Calling Me / Toy Caldwell
9.Carpet On The Sun / Renaissance
10.My Wife / John Entwistle
11.Been Eight Days On The Road / Foghat
12.Lonesome Train / Robert Gordon
13.Peter Gunn Theme / Emerson, Lake & Palmer
14.Lancelot And The Black Knight / Rick Wakeman
15.The Runaway / Gentle Giant
16.Goin' Up The Country / Canned Heat


このオムニバスCDは、2008年にリリースされたものですね。
ライヴ録音のみで構成されています。

ラブビーチまがいのタイトルと関係は特にあったわけではないでしょうが、
グレッグ・レイクのヴォーカル曲と、
EL&Pのインスト曲の2つが収録されています。

グレッグ・レイクのヴォーカル曲は、故ゲイリー・ムーアの曲による「パリの散歩道」。
キング・ビスケットライヴに収録された音源であると思います。

この曲は、アルバムタイトルとジャケットにやや符合している感じがしますね。
故ゲイリー・ムーアの泣きのギターも入ってよい感じです。

一方、
EL&Pの演奏曲は、なぜか、「ピーター・ガン」。
ヘンリー・マッシーニが作曲者であるわけですが、
もともとは、米国の私立探偵の連続ドラマのテーマ曲との事。
ウィキを読むと、サントラはビルボードのチャートで1位を獲得したみたいですね。

これと、
タイトル「I NEED You」との関係は解りかねます。

タイトルそのものは、オムニバスを制作するにあたり、
何か軽いタイトルを付けたかっただけかも知れません。

しかし、こうしてみると、
パリの散歩道にしろ、ピーター・ガンにしろ、
どちらもEL&Pのメンバーが作曲に関わっていないというのが共通しているところですよね。

作曲における版権についての詳細は解りかねますが、
それも関連しているのでしょうか?

EL&Pのメンバーの演奏曲が2曲入っているので、
ついつい中古品を求めて見た次第です。

リック・ウェイクマンや5大バンドの次ぐらいに位置する、
プログレバンドの演奏も何曲か入っていますので、
そこそこ楽しめる品物であると思いますね。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーの関連した品物を取り上げて、
個人的な思い出、感想、気ままな意見、観察日記、オークション事情などを綴っております。
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2012年9月29日 yaplog!

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展覧会の絵 8トラックカートリッジテープ

2012-09-28 17:26:46 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
展覧会の絵
8トラックカートリッジテープ



画像① スリーヴパッケージ 表側


画像② スリーヴパッケージ 裏側


画像③ 下部
ビニールパックに密封された状態で入手、
開封していません



画像④ こんな感じ

この品物はネットをやるようになってから、
入手したものですね。

8トラックというと思い浮かぶのが、カーステレオです。

伯父さんの車にのって、県南の本家に行った時に、
その車には当時流行っていた歌謡曲の8トラがありました。
ヒデとロザンナとか、トワ・エ・モア、あるいはスターにしきのあきらの曲が入っていたと思います。
それが、8トラの初体験ですね。

小学校4年ぐらいの時に、
父もマイカーを入手したのですが、
あまり歌の世界には興味がないみたいで、
アニメや特撮のオムニバスの8トラを真っ先に購入してくれたのを覚えています。
車のエンジンをかけてもらって、
友達と一緒に車の中で歌っていました。

洋楽を聞き始めた頃は、
カースレテオはまだ8トラ用のものでしたのが、
パンカセット(こんな名称のものだったと思います。)
という8トラサイズのはめ込み機材に、
よく知られているサイズのカセットテープを装着すると、
8トラのカセットデッキで音を聞く事ができました。

パンカセットも決して安くはないのですが、
カセットテープを車内で聞くために準備してくれましたね。

オーディオに関心を持ち始めた頃は、
コンポーネントステレオというと、
コンパクトカセットデッキとオープンデッキがほとんどだったのですが、
何故か少年雑誌の最後の頁等についている、
トマソンorトムソンとかいうところのコンポーネントステレオは、
8トラックのカセットデッキが組まれていましたね。

そんなわけで、
70年代の初頭までは、
まだまだ、8トラックカートリッジテープの需要はあったようです。

この品物はその時のものですね。

おそらくは誰かのカーステレオで音を響かせていたのだと思います。

10年ぐらい前に、
知人(女性)と一緒に、
その方の車に乗って、
ある新築の建物の掃除をお手伝いするために向かった事があります。

建物までの片道が2時間以上ありましたので、
CDを持参しました。

私より3歳ぐらい年上の方なのですが、
ストーンズやピンク・フロイドは知っていても、
EL&Pは知らなかったですね。
取りあえず、展覧会の絵のCDをかけましたね。
娘さん2人にエレクトーンを習わせている方ですし、
その娘さんの演奏も聴いた事があるのですが、
EL&Pの展覧会の絵の音には、
あまりピンと来ていない様子でした。

ちなみに、
その女性の旦那様は、奥様と同い年なのですが、
いつぞやは、
「これがオレの青春!」といって、
ベイ・シティ・ローラーズのCDを車に積んでいましたわ。

ベイ・シティ・ローラーズの楽曲も、それなりに楽しむ事はできるわけですが、

男の青春がベイ・シティ・ローラーズじゃ、
あまりにも悲しすぎますよ。
まぁ、洋楽の趣味もないような方ですので、そんなものかも知れません。

その時、
私は10代でEL&Pに巡り合って、本当に幸運な人間であると思いましたね。

以上。

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2012年9月28日 yaplog!

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SONYとRazor & TieのSteve Wilson's 2012 Master

2012-09-27 13:19:50 | Emerson,Lake&Palmer関連
SONYとRazor & Tieの
Steve Wilson's 2012 Master



画像① 表側


画像② 裏側

先日、某巨大通販サイトからようやくタルカスが届きました。

リリースされる情報を頂戴してから、
あちこちの通販の価格を見ながら、
いかに安く購入するかを考えた末の予約になったわけですが、
タルカスは一昨日に届くという結果になりましたね。

朝から晩までEL&P関連情報をリサーチしているわけではありません。
そのため、
どのメーカーがどうのという事を調べる事もないまま、
ファーストもタルカスも3枚組でリリースされる事だけは掴みました。
それで、それらしき物に見当をつけて、2つ合わせて最も安い買い物を選択したわけです。

その結果、
ファーストはSONY盤で、早めに到着、
タルカスは、Razor & Tie盤で、遅めに到着という流れになってしまいました。

注文した後で、調べてみると、
SONY盤は英国製、
Razor & Tie盤は、今回のリマスターを期に、米国での発売の許可を頂戴したレーベルという事のようでした。

同じものでないと、どこが、どう違うのかは比較のしようもないわけですが、
どちらもデジパック仕様ではあります。

本当は、2枚ともメーカーが揃っていた方が良いのですけどね。

LPやTシャツと組ませたセットもありますし、
それにこの3枚組CD+DVDAも同梱してあるので、
薄給の会社員としては、
SONY盤もRazor & Tie盤もすべて入手するなんて事はできませんわ。

そして、
とどめは、相変わらず、値段が高い国内盤のリリースが決定した事。

ここ10年ぐらいは、
紙ジャケットの再現に伴う某通販店のボックス付録に関しては、
常に注目しているわけですが、
国内盤のデラックス・エディションに関しては、
輸入盤と比較しての値段の高さに躊躇し、
普通には購入できていない状況ですね。

アナログLP盤当時と比較すれば、
滅茶苦茶高額というわけでもないわけですが、
価格破壊に慣れてしまうと、その視点からのみ判断してしまいますね。

国内盤に関しては、
デジパック以外の仕様にする事もあるかも知れないので、
隣県まで赴いて実物を見て決めるのが妥当かなと思ったりもしています。
(デジパック仕様との説明はありますが、一応ね。)

タルカスの方は、
某通販店のレビューを読むと、
キースのヴォーカル曲が入っているとの事。

リマスターがどうのよりも、
そこに関心が集中しますね。

以上。

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2012年9月27日 yaplog!

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セ・ラ・ヴィ シングル フランス盤

2012-09-26 16:29:27 | 「ELP四部作 / WORKS volume1」
セ・ラ・ヴィ シングル フランス盤


画像① ジャケット表側


画像② ジャケット裏側 レコード盤差し込み仕様

以前、国内シングル盤の「セ・ラ・ヴィ」を掲載しましたが、
使用されていた写真は、74年頃のライヴ時のグレッグのカラー写真でした。
そこに四角の囲みで77年ツアー時の3人のスナップ写真が載っています。

一方、このフランスのシングル盤は、アルバム「WORKS Volume1」の内ジャケットのデザインを、そのまま使用していますね。

「WORKS Volume1」が放っているイメージを取り込む事に成功していると思います。

日本盤と異なるのはB面ですね。
フランス盤の方はB面に「願わくは、み名の尊まれんことを」が収録されており、
WORKS Volume1アナログ2枚組のグレッグの面からすべて持ってきているわけですね。

国内シングル盤のB面は、
なぜか「ジェレミー・ベンダー」でした。

年月が経過すると、
「セ・ラ・ビィ」と「ジェレミー・ベンダー」は、ともに70年代の曲。
大雑把な視点でみれば、特に違和感はありません。

ワーナーさんは、ELP四部作が思いの外売れなくて、
アルバム四部作から2曲も入れる事に抵抗があったのかと思ったのですが、
カナダ盤もA・B面、国内盤と同じ仕様のようですね。

いずれ、どちらかが先で、それを踏襲したのでしょう。

レコード盤を実際に制作する過程に関しての詳しいプロセスは解りかねますが、
曲が短い事で、制作時間もやや短くなるというのであれば、
それが「ジェレミー・ベンダー」を選んだ理由にはなるでしょうね。

WORKS Volume1&2からのシングルカットは、
世界の国によって、「Emerson Lake & Palmer」と表記しているものと、
「Greg Lake」と表記してあるものがあると以前述べた事があります。

このフランス盤は、「Emerson Lake & Palmer」表記になるわけですが、
先般、紹介したプレイヤー誌のキースのインタビューには、
セ・ラ・ヴィの間奏にアコーディオンを用いる事のアイデアはキースの提供によるものであると記述されていました。
WORKS Volume1において、メンバーがソロ面を制作する時も、秘密を保ちつつも、ややオープンになっている感がありますよね。

アルバム名義は、「Emerson Lake & Palmer」なわけですから、
そこからのシングルカットが、「Emerson Lake & Palmer」と表記してあるのは自然だと思います。

お国の担当者ごとの解釈、販売戦略もあるでしょうから、
その結果として、バンド名義や個人名義のシングルカットに分かれてしまうのでしょうね。

その二者択一を可能にしたのが、
メンバーのソロアルバムのリリース予定を、
バンドの2枚組のアルバムにまとめあげたグレッグの手腕と言う事になるのでしょうね。

以上。

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2012年9月26日 yaplog!

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BURRN !1992年3月号 ブラック・ムーン製作中半ばのキースへのインタビュー その2

2012-09-25 11:04:04 | 音楽誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
BURRN !1992年3月号
ブラック・ムーン製作中半ばの
キースへのインタビュー その②


昨日の続きになります。

マークとのプロジェクトのデモ音源が多くのレコード会社に受け入れてもらえなかった事は、
当時のキースに、
自らのミュージシャンとしての道程を振り返る事にまでつながったようです。

あくまでもキースの個人的な見解ですので、
EL&Pファンにとって、その見解が的を射たものであるかは、
いろいろな意見が出てくると思います。

キースは何を言っているのかというと、

「EL&P解散後に、ソロ活動を充実したものにせずに、6年間映画音楽に取り組んだのが、今日(こんにち)ソロが受け入れてもらえない事の一因をつくった。」

と述べているわけです。


画像 ネットから拝借した枚数限定オフィシャルCDのジャケット

キースは、
ポリスのスティングやジェネシスのフィル・コリンズを引き合いに出しながら、
バンド解散後、(ジェネシスはこの当時、まだ解散はしていないのですけどね。)
すぐにソロ活動に転向すれば自分にもブレイクの目があったのではないかと考えたようです。
スティングの場合、ソロに転向して目が出るまでは、2年かかったとキースは捉えていますね。

しかし、
ポリスにしたところで、
人気が凋落したから解散したわけでもないでしょうし、
フィル・コリンズにしても、スティングにしても歌物のヴォーカリストであるわけです。

EL&Pの辿った経過からキースが映画音楽をやらずにソロ活動を開始して、
2年間辛抱したところで、果たして目が出ていたかというと、
何ともいえないものがありますよね。

今であれば、キースも自分のキャリアの過程をそのように思ってはいないとは思いますが、
これは、80年代後期に、
レコード会社へのキースのPR活動が如何に実を結ばなかったかが、
あらわれているインタビュー内容だと思いますね。

物事が順風満帆でない時は、どうしても人というのは、内省的になります。

しかし、ネガティブな心境の中での内省から導かれる答えが、
必ずしも当たっているとはいえないと思いますね。

80年代後半のマークとの音源が、
2008年リリースの音源の一部になっているのかどうかは定かではありませんが、
マークとの音楽が日の目をみる事になりました。

その時のインタビューを読むと、
何人かのミュージシャンの意見を取り入れつつ、
ネオプログレと呼ばれる範疇の音楽も研究しながら、バランスのよいアルバム作りをしたようなので、
80年代末期のキースのやりたい音楽路線とは、
やや違うものが出来上がったのでしょうね。

いずれにしましても、
どう考えても、寄せ集めの内容である、
それまでのキースのソロアルバムから、
(オフ・ザ・シェリフ、チェンジングステイツ、エマーソン・プレイズ・エマーソン等)
ようやく抜け出す事ができた2008年のアルバムであった事は確かです。

充実したソロプロジェクトと並行しながら、EL&Pの生演奏も期待したいところです。

以上。

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2012年9月25日 yaplog!

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BURRN !1992年3月号 ブラック・ムーン製作中半ばのキースへのインタビュー その①

2012-09-24 08:07:40 | 音楽誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
BURRN !1992年3月号
ブラック・ムーン製作中半ばの
キースへのインタビュー その①



画像 表紙

BURRN!誌は表紙から見ても解るように、
ヘヴィメタルとかハードロックのバンドを主に取り上げた音楽雑誌なので、
普段は見向きもしないのです。

ただ、
80年代もそうでしたが、
キース関連のインタビューは時々載ったりしているので、
決して無視でいない雑誌でありますし、
けっこう細かいところまでミュージシャンの言葉を引き出しているように思いますね。

本号は、年代を見ても解るように、ブラック・ムーン製作途中のインタビューです。
キース・エマーソンインタビューズの内容をやや補うようなインタビューになっています。

ブラック・ムーン発売後のインタビューとやや重複する部分もあるので、
あまり突っ込まない限りは、特筆すべきことはないのですが、

EL&P再集結へのきっかけをつくったのは、
80年後期のキースのレコード会社への積極的な活動にあったようですね。

キーボードマガジンにインタビューが連載されていた時のコラム欄にあったように、
キースは、マーク・ボニーラとの出会いにより、
新たなるバンドでの再出発を目指していました。

デモテープを作って、幾つかのレコード会社にアタックをしたようです。
しかし、共通して返ってくる答えは次のようなものであったようです。

「キミは素晴らしいミュージシャンだ。音楽もグッド」

キースが当時やろうとしていたのは、
キーボード中心のインストゥメンタル・バンドであり、
数曲はヴォーカル曲も入れるつもりはあったようですが、
キース自身はヴォーカル曲は重要視していないわけですね。
むしろ「大して音楽のプラスにはならない」と考えていたようです。

しかし、ヴォーカル曲がない事で、

どこのレコード会社に行っても、

「キミは天才だ。ところで曲(歌詞)は?」

と言われたわけです。

つまるところ、「歌詞のある曲を書いてくれなければ、検討の余地すらない」と多くのレコード会社は思っていたわけですね。

それで、
「歌詞入り」の曲を聞かせると、

「シンガーは誰なんだ?グレッグとはちょっと違うね」

との返答。

このようなエピソードは、当時であれば、
EL&P再結成の喜びと共に何気なく読み済ませてしまうところですが、

キースにとっては、
大変な苦労の時期であったと思われますね。

何しろ、キース自身が納得して本当にやりたい音楽が、
訪れたレコード会社に受け入れてもらえるものではないという事実を、
体感しているわけです。

キーボードマガジン誌上では、
確か、「いくつかのレコード会社が関心を持ってくれている」
と言う言い方をしていましたが、

ここでは、EL&P再スタートでアルバム制作が順調に進んでいる事もあり、

「レコード会社は、口先だけの答えだけ。その後はちっとも進まない」

と自らアピールした音楽について、
一定の結論を導き出したようでした。

そのPR活動の中で、旧知のフィル・カーソンに(キースは友人と称しています)、デモを聞いてもらう機会が訪れ、
それがEL&P再集結への流れを生み出したようです。

キース・エマーソンインタビューズにおいては、
フィル・カーソンが「EL&Pとして映画音楽を何曲かつくってみないか」と言われた事が、
元のサヤに収まるすべての始まりのような言い方をしている箇所があったように思いますが、
その前段階としてキースによるキース&マークの音楽のPR活動があったわけです。

キースの目指す方向の音楽が、当時の業界人には受け入れられない事がEL&P再集結へとつながったのですから、何とも皮肉なものですね。

以上。

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2012年9月24日 yaplog!

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秋田魁新報 9月3日 キースのプロジェクトアルバム紹介される

2012-09-20 16:23:41 | EL&Pにまつわる地元での話等
秋田魁新報 9月3日
キースのプロジェクトアルバム紹介される


秋田魁新報(あきたさきがけしんぽう)なのですが、
秋田県でもっとも読まれている新聞という事で、
発行部数は24万部との事。
秋田県のデータによると、
秋田県の総世帯数が今年の7月1日現在で、392,025とあります。
つまり、およそ39万2千世帯あるわけです。

その中における発行部数が24万部なのだから、
たかだか24万部という事ではないわけですね。

秋田県内における圧倒的な部数を誇っているわけです。

以上が前置きで、
私に最初に秋田市にはキースの写真を看板に掲げた理髪店があると情報を提供してくれた地元の友人がいました。

それが事実であった事は、
コメントをくださった Hitangさんによって裏付けされましたね。

感謝です。

その最初の情報を私にもたらした地元の友人が、

「そういえば、キース・エマーソンの新しいアルバムがさきがけに載っていた。」

と言うわけです。

秋田魁新報の事を地元では、「さきがけ」と呼称します。

しかし、我が家では、「さきがけ」を購読していないものですから、
その事はもちろん初耳。

「何日に載ったのですか?」

「何日だったかは覚えていないですねぇ。」

「捨てていないのなら、私に持ってきてください。」

しかし、
彼だけをあてにしているわけにもいかず、地元の図書館に入ってみました。

しかし、情報を入手した日が、
掲載が予想されうる日から1週間以上経過しておりましたので、
図書館のすぐに閲覧できるバインダーには綴じられていなかったわけです。

頼めば閲覧もさせてくれるのでしょうが、
仕事中の合間だったので、
それ以上の探索はやめました。

その友人に別件の用事があったのですが、
幸いにも私の言葉を脳裏に刻んでいたらしく、
16日に掲載紙を持ってやってきたのでした。

最近の新聞はカラーページがふんだんにありますね。


画像① 1面


画像② 10面


画像③ 記載箇所アップ
ビルボードのチャートまで載っている


CD紹介欄は、毎週何曜日に掲載とかは、決まっているとの事。
(どの新聞もそうなのでしょうが、一応、聞いてみた次第。)

ここには4枚掲載されていますので、
1ヶ月では、あらゆるジャンルの中から16~20枚ぐらい紹介されているという事ですね。

その貴重な紙面を使用して、
70年代ならいざ知らず、
2010年代の地方紙に、キースのアルバムを取り上げると言うのですから、
なかなか珍しい事だと思いますよ。

紙面の都合上、多くの事は語られていませんが、
欲を言えば、
大河ドラマでその楽曲が使用されているぐらいは付記して欲しかったですね。

いずれにしましても、
取り上げた記者さんには、感謝をする次第です。

それにしても、
この紹介記事で、
1枚でも売れたのでしょうか、
そこが一番気になりますね。

以上。

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2012年9月20日 yaplog!

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初めて見た聞いたDVD-Audio

2012-09-19 11:36:42 | EL&Pにまつわる地元での話等
初めて見た聞いたDVD-Audio

アナログ人間が綴るかなりしょぼいネタです。

自分はブログを見てもおわかりの通り、最近の音楽ソフトの再生に関しては、全く無知ですね。

DVDプレイヤーが出た時は、見たいソフトがあったので、かなり早めに準備しました。
ちなみに2000年以降は、
市販されている映像DVD以外の個人のDVD録画等は、
その時に購入したDVDプレイヤーでは再生できません。

機器通でない人間にはよく解らない、
いろいろな変化が起きているわけですね。

話は変わって、
恐怖の頭脳改革のカテゴリーで、
頭脳改革のDVD-Audioの事を取り上げました。
そのブログに記してある通り、未だ聞いた事がなかったわけです。

それこそ、頭脳改革のDVD-Audioを通販で求めた頃は、
地元の家電店に足を運んで、DVD=Audioのマークが記してある機器を探したりしました。

数あるDVDプレイヤーに混じってDVD-Audioのマークが記載されているプレイヤーが2つぐらいあったのを覚えています。

安い物でも、けっこうな価格でしたので、買わずにお店を後にしましたね。

先頃リリースされたファーストアルバム3枚組のディスク3がDVD-Audio仕様なわけですが、これも再生せずに終わるであろうと思い込んでいました。

そんな中、つい最近、EL&Pファンの知人が、DVD内蔵のテレビで再生したという話を聞きました。

我が家は、地デジ化の際には、地元の電気屋さんからチューナーをつけてもらったぐらいですから、
そんなハイグレードなテレビはないわけです。
ちなみに千葉県在住の友人夫妻が、
90年代に海外赴任で家を留守にする際に譲ってもらった、
80年代のテレビを使用しています。

そんな製品に埋まっている我が家にも、
DVDを再生できるHDDが一台ありまして、トレイに載せて実験をしてみる事にしました。

そしたら、ファーストアルバムのジャケットの静止映像が出てきました。
その上に選択できるチャプターも映っていました。

じゃーん。


画像 うちのテレビ画面

感動。

早速、再生してみました。

音はきちんと出ましたね。

但し、

80年代のテレビ付きのスピーカー音ですから、
DVD-Audioとは言っても、
どこがどのように良いのかまでは解りかねました。

聞ける事が解っただけでも収穫でした。

このシリーズはこのファーストとタルカスを含めて、
6つリリースされる予定のようですので、
そこに再び、悪の教典のカラオケヴァージョンも出てくると考えています。

そのため、DVD-Audioの良さを実感できる再生環境を整えたいなとは思います。

以上。

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2012年9月19日 yaplog!

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カール・パーマー・バンド来年2月来日決定に伴う予習

2012-09-18 13:07:39 | Carl Palmer関連
カール・パーマー・バンド来日決定に伴う予習
THE Carl Palmer Band IN CONCERT
CARL PALMER PLAYS THE MUSIC OF ELP DVD


なかなか鑑賞する時間がなかったので、
カール・パーマー・バンドの来年2月の来日決定を兼ねて予習する事にしました。
それで一昨日、開封に踏み切ったわけです。


画像① シュリンク付き
2006年のエイジアツアー時に発売されたのかも知れません。
with Aisaとシールが貼ってあります。



画像② トールケースを開いた状態、カナダ製

現段階では、チケットが入手できるかも解らないですが、
取りあえずは来日コンサートには参加したい気持ちではいます。

youtubeでちょっとだけ見た事がありますが、
DVDで見るのは初めてです。

カール・パーマー・バンド、
なかなか見せますね。

カールとしても、
長いことキースと一緒にライヴをしてきたせいか、
ステージ栄えするミュージシャンじゃないと納得がいかないのだと思います。

キーボードプレイヤーをギタリストにする事で、
カール・パーマー・バンドは無事に成立していますよね。

それがキーボードプレイヤーだったら、
キースの代役が務まるか務まらないかという難問があるわけで、
キースの代役なら弾ければいいと言うものでもないでしょうからね。

カール・パーマー・バンドは、最初のメンバーから若干変更もあったようですが、
楽器演奏の講師をメンバーにしていると以前何かで読みました。

ギタリストも、
ベーシストも、
両手をネック上で操作する技を見せます。
それが難しい技かどうかまでは解りませんが、
この技法を映像でみたのは久々でした。

どちらかと言うと、
ベーシストが飽きさせない感じですね。

結局、キースの重厚感のある音をカバーして、
EL&Pの演奏のクォリティに少しでも近づける演奏をするには、
ギタリストもベーシストも、それなりの強者を用意しないといけないですよね。
テクニックだけではなくて、
トータルとして見せる要素も兼ね備えていないと、
EL&Pをカバーする事は難しいのだと思います。

カールはEL&Pの時と違って、全てに責任を負っているようで、
ドラムセットから、きちんと前に出てきて、曲の紹介をしています。

ま、
集まっているファンはEL&Pのファンでしょうから、
他のメンバーが言うよりも、良いのかも知れません。

カール・パーマー・バンドは、
CDも数枚リリースしていますが、
このライヴの方が断然良いですね。

全体的な感想としては、

「EL&Pって凄いな!」

になってしまいます。(笑)

予習のつもりが予習になりません。

でも、このバンドを生で見て損はしない事は確かです。

見に行けるといいなぁ。

以上。

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2012年9月18日 yaplog!

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THE SHOW THAT NEVER ENDS 2枚組ライヴ

2012-09-15 16:18:02 | 1990年以後に発売されたEL&PのライブCD等
THE SHOW THAT NEVER ENDS
2枚組ライヴ 2001年リリース


この2枚組ライヴCDは、
仙台に試験を受けに行った時に初めて目にしました。


画像① 表
心霊写真みたいだね



画像② 裏
70年代、このグレッグの笑顔に女性達はしびれたのか。
MADE IN THE EU


仙台駅近くの百貨店のテナントで入っていたCDショップでした。
HMVですね。

この時点で、通常のCDショップに、
ブートが存在しているとも思っていなかったので、
オリジナルではないにしろ、不正にリリースされたものではないと思いました。

ただ、他に別のショップで購入したいCDもあり、
この心霊写真モドキのジャケットデザインにも、
「ハイ、買いましょう!」
と気分にならなかった事で、
結局、購入せずに帰路についたわけです。

しかし、
まるで心霊写真の怨念(?)さながらに、
買わなかったこと後悔する気持ちをズルズルと引きずる事になるわけです。

そんな時に、
およそ1ヶ月の時間差で、
勤務先の後輩が仙台に行く用事ができました。

彼は当時20代、
EL&Pなんて、知っているわけもないので、

私が仙台駅近くの某百貨店のCDショップに
「ELP」ないしは、「EL&P」
ないしは、「エマーソン、レイク&パーマー」
という洋楽のCDコーナーがあるので、

そこにある、
このような図柄のCDを購入してきてくれと頼んだわけです。

つり目の顔が背景とダブっているジャケット。
上部に「ELP」ないしは「EL&P」の文字が割と大きく描かれている。

その様子を簡単に鉛筆書きしました。

彼は、その私の依頼を無事に果たしてくれました。

「すぐに解りましたよ。
それにしても、
よくおおよその図柄を覚えていましたね。」

と言われました。

ネットをするようになってから、
大手CDショップでも普通に販売されていましたので、
本当にブートではないと確認できました。

内容は、
90年代中期のライヴ音源ですね。
「ゼン&ナウ」の97年のライヴ音源と同じかも知れません。
収録曲の順番も同じですし、
74年のライヴ音源を抜き取って、2枚組にまとめた感じです。
そのため、音は悪くありません。

ジャケットの数ページのブックレットには、
正確かどうかまでは精査しておりませんが、バイオグラフィーがきちんと記載されており、
プラケース裏のメンバーの写真がやや大きめに載っています。
そのため、グレッグの細かいおヒゲが微妙に見えていますね。

以上。

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2012年9月15日 yaplog!

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頭脳改革CDの紙ジャケットを比較する

2012-09-14 13:04:30 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
頭脳改革CDの紙ジャケットを比較する

恐怖の頭脳改革がsonyのアナログ盤で復刻リリースされた時に、
その色合いの強烈さに妙な違和感を覚えました。

もともとは英サンクチュアリのCD盤の紙ジャケットを元に、
アナログ盤用のジャケットを制作したと思われますが、
CDの時にはあまり感じなかった色が強烈に感じられてしまうわけです。


画像① sonyアナログ復刻盤
真ん中の円の中の紫色が濃い


しかし、今朝、色合いすら問題にならないほどの、アナログジャケットの再現が、
英キャッスル、サンクチュアリ盤の紙ジャケットにおいて、
既に行われていた事に気がつく事ができました。

観察力が足りませんでしたね。

まず国内盤初の紙ジャケット20bitk2盤のジャケットです。


画像② 国内20bitk2盤のジャケット

そして、これが英サンクチュアリの紙ジャケット。


画像③ 英サンクチュアリの紙ジャケット 

真ん中の円の凸の部分が向かって右側に開くのがオリジナル仕様であると思います。

これを機会さらに凝視してみたのですが、

① 真ん中の円の部分は色だけでなく絵柄も微妙に違う。
② 下部のELPマークのLが開いた時に真ん中で分断されてしまう。

など、英国アナログ盤ジャケットの再現というよりは、
ほぼ再現と言うべきものになっていますね。

Sonyアナログ盤に関しては、ジャケットを見開いた時に、
内側部分が白い色をしていたので、卒倒してしまいました。


画像④ Sonyアナログ盤ジャケット内側

そのため、
見開いた時の円の凸部分がどちら側に開くまでの注意を怠っていましたね。

将来的に「BRAIN SALAD SURGERY」のLP盤デラックスボックスを制作するとした場合、
この違いについても、付属させるブックレット等で紹介すると良いのではないかと思います。

英サンクチュアリ盤紙ジャケットの良いところは、
透明で厚めの封筒仕様のビニールカバーに、
封をするための粘着シールがついており、
そこで開け閉めをしてジャケットを密封できるようになっているところですね。

海外の丸い穴が開いたポスターも小さくなって再現されていますが、
長方形のポスターが上下2つに分断された形で封入されています。

ただ、印刷ムラがね。


画像 英サンクチュアリ盤付属 再現ポスター
キース!おいたわしや


もともとオリジナルジャケットとポスターを完全に再現する事自体が、
困難な事なのだと思えば、英サンクチュアリの紙ジャケット再現は、
努力しているうちに入るのかも知れませんね。

日本でアナログ盤時代のオリジナル紙ジャケットを丁寧に再現できているのは、
むしろ、神の領域というべきなのかも知れません。

以前、ウニオンのサイトの誤植で、「神ジャケット」という表記がありましたが、
海外製の紙ジャケットとの再現を比較すれば、
あながち嘘とも言えませんわ。(笑)

あと、元来、海外はアナログ盤のジャケットに関心のない文化なのかも知れませんね。
昨日取り上げたベスト盤のジャケットの絵柄も、ライヴ盤が足で踏みつけられていましたしね。

以上。

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最初に手にしたEL&PのベストCD 米国盤

2012-09-13 16:00:47 | EL&Pのベスト盤等
最初に手にしたEL&PのベストCD 米国盤
「BEST OF EMERSON LAKE & PALMER 」米国盤



画像 ジャケット

これは埼玉県の熊谷市に居住していました1989年に、
深谷市か本庄市のどちらかの書店で求めたものですね。
17号線沿いに店舗がありました。
その書店には輸入盤しか置いていなかったので、
何らかのルートで仕入れたのだと思います。
この頃の輸入盤のCDって、紙製の長い箱に入っていましたね。

記憶が曖昧なのですが、
その紙箱がシュリンク代わりだと思うので、
プラケース自体はシュリンクに覆われていなかったように思います。

横の長さがプラケース入りのCDよりもちょっとだけ長く、
縦の長さがLPジャケットの高さぐらいあったように思います。
(いや、縦の長さはLPジャケットの高さには満たなかったような気もします。)
厚みはプラケースを普通に覆うぐらいでした。

その紙箱の装丁は、
CDのジャケットと同じ図柄を部分カットした感じのものが描かれていました。

その紙箱をずっと保管していたのですが、
家人に捨てられてしまったようで、見あたりません。

ちなみに紙箱入り輸入CDは、
2つしか所持してなくて、
1つはこの「ベスト・オブ・EL&P」
もう1つはジョン・ウェットンのベストアルバム。
U.K.の曲も入っていましたね。

紙箱は、
外国において、アナログ盤とCD盤が均等に流通していた頃の名残ではないかと思いますね。

今にして思えば、国内盤のCDとは並べて置く事のできない、
実に中途半端なものですが、
残っていればそれなりの希少価値もあると思います。

私は確かにずっとEL&Pのファンをしておりましたが、
このCDのアナログ盤をリアルタイムで買う気がとても起きなかったのです。

そもそも、
EL&Pのベストアルバムが1枚組で、
短い曲しか収録されていないという事実が許せませんでした。

若かったのですよ。

今みたいに「リリースされるだけまだ良いほうだ。」などと思ってなかったわけです。

しかし、
良くも悪くも、
グレッグ・レイクが選曲をした、
EL&Pの初めての公式なベストアルバムである事は間違いないわけで、

また、
1枚組という事実が、
当時のEL&Pの置かれた状況を如実に表現しているとも言えるわけですね。

近年になって、ある方のブログを読んで、
選曲はともかくとして、
なかなか趣のあるジャケットではないかと思えるようになりました。

それについては、
またの機会に書いてみたいと思います。

以上。

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1992年9月10日のチケット半券

2012-09-12 13:03:38 | Emerson,Lake&Palmer関連
1992年9月10日のチケット半券


画像 半券

小物はクリアファイルに取りあえず入れて置くのですが、
特にEL&Pものと分別せずに入れてしまうので、
数年経過するとどこに行ってしまったかも解らなくなりますね。

その中で、奇跡的に出現したのが、このチケット半券です。

奇しくも追加公演の後に決まった、
神奈川公演が初日になってしまいまして、
最初予約受付のチケットを入手できずに敗退した私にとっては、
ラッキーな結果になったと思います。

私は全く意識した事がなかったのですが、
トリロジーの頃、1972年の初来日に空港に降り立った日とか、
公演をした日等をしっかりと把握されていて、
心の中で記念日とされているEL&Pファンの方がいらっしゃる事を、
今年になって知る機会がありました。

自分には真似のできない事であると思いましたね。

その1972年からメンバーとして3人一緒に来日するまで、
20年経過しているわけです。

そして、
1992年から、さらに20年経過したのが今年というわけですね。
ちょうど2日前になりますか。

その20年の間には、
3人一緒の来日は一度ありましたので、
その時点から20年はまだ経過していないわけですけどね。

1992年には、まだこの世に生を受けていなかったEL&Pファンも、
数は少ないけどいらっしゃる事でしょうね。

その方達は、年齢を経たEL&Pであっても、
メンバー3人で一緒に演奏する姿を一度でよいから生で見てみたいと思っているはずです。

その方達の希望が叶う事を心よりお祈りするものであります。

以上。

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雑誌 GOLD WAX No.8 1991年

2012-09-11 13:45:43 | 音楽誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
GOLD WAX No.8 1991年


画像 表紙

この雑誌が定期的に発刊されていた頃、まだ埼玉か東京に居住していましたが、
その存在は全く知りませんでしたね。

1991年に秋田に戻ってきたのですが、
地方の一般書店には、ほぼ並ぶ事がない雑誌だと思います。

現在は既に廃刊になっているようですね。

ブート紹介雑誌であると思われますが、
エマーソン、レイク&パーマーが取り上げられています。
ジャケット写真も白黒ではありますが、
正規盤とブートの両方を取り上げながら、
論評を加えるというEL&P初心者には親切な構成になっていると思います。

確かに、ブートは公式盤ではありませんが、ミュージシャンの歴史の側面という解釈をして収集したりする場合もあるようです。

EL&P記事の冒頭にEL&Pの概要が語られています。

1991年といえば、EL&Pは再集結に向かって水面下で胎動していた時期だと思われますが、
「カールがエイジア復活で頑張っているが、特にカールである必要はない。」みたいな記述があるのですが、EL&Pが再集結しているような記述はありません。
EL&Pのメンバーの現状の動向を少しは把握しつつも、全貌がつかめていないという感じでしょうか。

キースに関しては、90年の「ザ・ベスト」での来日公演の事に触れていますが、
「ザ・ベストのリーダーとして来日」という書き方をしており、
マニアックなブートを取り上げる雑紙にしては、事実とはちょっと異なるような情報を含んでいたりしますね。

「ザ・ベスト」の参加メンバーを見て、想像で記事を書いたにしては、「ザ・ベスト」はそれこそベストメンバーと言っても良いでしょうから、この書き方の根拠は謎であります。

実際は、
「ザ・ベストの来日公演においては、キースがロンドを演奏した時が、最も盛り上がっていて、聴衆の期待はほとんどキースにあったようだ。」
みたいな表現が妥当な気がします。

以上のような記述もありましたが、
ブートを含めたEL&Pの歴史を見る上では、参考になる号であると思います。

以上。

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デモンズ3 VHS レンタル落ち

2012-09-10 17:41:13 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
デモンズ3 VHS レンタル落ち



画像 激安だったのですが、
パッケージの透明部分がオソロシイほど劣化して破けており、
差し込んである用紙だけを別途保管しております。


このブログを書くにあたって、2度目の鑑賞をして見ました。

2度目と言っても、最初にみたのは、確か90年代の半ば頃であったと思いますね。

サントラを先に聞く機会に恵まれたのですが、
その「ザ・チャーチ」が、
邦画VHSとして製品化されている事を知ったのは、
キース・エマーソンインタビューズが書籍化されてからですね。

それで近くのレンタルショップに赴いたら、「デモンズ3」が置いてあったわけです。
今ではもう存在しないレンタルショップですが、
貸し出し在庫量が少ないにもかかわらず、「デモンズ3」が置いてあったのは、
ホラー関連の映像に一定の需要が見込めたからでしょうね。

観賞後、このパッケージは、あまり内容に合っていないと感じましたね。
特にイラストで描かれた上部の怪物らしきものの顔の部分。

まるで、このような形相をしたモンスター、あるいはデビルといったものが、
人を襲ってくるのかというような印象を抱かせます。
確かに人を恐怖に陥れる異次元意識体らしきものがストーリーの中に存在しているのですが、
こんな感じのものではないですね。

上部の絵は不要だと思います。
むしろ教会の建物だけにした方が得体のの知れない怖さを覚えますね。

サントラ収録通り、
音楽はキース・エマーソンとゴブリンの両者が担当しています。

使用されている曲は、どちらからかというと、ゴブリンの曲の方が多いような気もします。

監督のダリオ・アルジェントとゴブリンの相性は良いみたいですし、
ゴブリンがホラー映画の音楽を担当する事自体に不満はありません。

キースは、映画音楽をすべて担当するというのではなく、
何曲かをお手伝いみたいな感じで頼まれたのかも知れませんね。
インフェルノと違って、ホラー映画の音楽を担当した時の、
いろいろな場面におけるキースの音楽的表現という映像の流れではないわけです。
そこが、キースファンにとってはちょっと不満ですね。

(まぁ、キースファンのために映画を制作しているわけではないので、どうしようもない事ではあります。)

キースは知名度と人気の割にはアルバムの少ないミュージシャンだと思っていますので、
キースオンリーの音ではないにしろ、入っているだけでも良しとしなくては。

以上。

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