EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

販促品 EL&Pペンダント

2013-03-28 16:52:27 | 販促商品等Emerson,Lake&Palmer
販促品 EL&Pペンダント


画像① チェーンも含めて


画像② ペンダント部
マーク部がブラックで、
その部分が溝になっています



画像③ ペンダント裏側
Ladies and Gentlemen
の文字が刻まれています



画像④ 文庫本と並べて

日本で「レディーズ&ジェントルメン」がリリースされる時に、
購入時の販促商品として、
10,000個用意されたようです。
(メーカーの広告より)

金属製です。
素材は不明。
ダイキャストかも知れません。

古雑誌を入手するまでは、
そんな気前の良い販促品が、
あった事すら知りませんでしたね。

それでも、
中古品を何とか入手する事ができました。

金メッキだと思いますが、
普通に使用せずに保存していても、
こんな感じで劣化するのだと思います。

私が5年ぐらい前に手にした、
今から10年ぐらい前に作られたフィギュアの、
金色塗りの金色の部分も既に金色じゃなくなっていますからね。

まして、
70年代のものとなれば、
金ピカを留めている事が無理というものです。

このペンダントの10,000個の行方、
どうなっているのでしょうね。

どこかの家の中で眠っているのかな。

頂戴した事自体を、
忘れている人もいるのかも知れません。

でも、
その時に、
アルバムを購入してくれた人達が、
EL&Pの日本での人気を支え、
私みたいな後輩が、
77年に出会う事ができたわけです。

ありがたい事です。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物、
あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
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2013年3月28日 yaplog!

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キース・エマーソンのサイン入りCDが、オークションに出ている件について

2013-03-27 13:34:57 | EL&Pにまつわるオークション等について
キース・エマーソンのサイン入りCDが、
オークションに出ている件について


キース・エマーソンのサイン入りのレコードやCDというのは、
時々、オークションでみかけます。
海外のオークションにいたっては、時々どころか頻繁に見かけますね。

サインに関しては、いつ頃のものかというのは、
頂戴した本人でなければ解らないと思います。

例えば、
キースが関わった最新アルバムである、「スリー・フェイツ・プロジェクト」のCDへのサインのである場合は、
少なくとも、リリース以後に頂戴したサインだという事になりますよね。

しかし、
過去のレコードや古いCDへのサインの場合、
素人目には、リリース以後という事ぐらいしか解りません。

サインの字体でも変えていない限り、
ミュージシャン本人達も解りかねる事だとは思います。

サインを実際に書いてもらっている現場に遭遇した事は一度もないのですが、
最近では、黒インクで書く場合と銀色インクで書く場合があるようです。

それはサインを書くジャケットの色具合にもよるようですね。

普通に考えると、
ELP四部作のタイトルが付いている面の空いている部分に、
黒インクでサインを記してもハッキリとは解りませんからね。

この場合に銀色とかを使用していると思われます。

今回、オークションでみかけた数点の品物は、
どうやら、2013年の3月にキースから頂戴したサインのようですね。

カール・パーマーのコンサート終了後のサイン会においては、
サイン入りの品物がオークションで売られるのを防ぐために、
サインを必要とする側の名前も同時に記入するという決まりがあったようです。

「サインを頂戴するために並んだファンの人達の情熱に、
アーティストが感謝の想いを込めてサインをする労力でファンに応える。」

という客観的に見てもありがたい光景ですね。

それによって、
サインを頂戴した方だけのオリジナルの宝物へとその品物が変化するわけです。

しかし、そのような決まりがない場合は、
このようにオークションに流出するわけですね。

オークションへの出品の理由は、
単に小遣い稼ぎとも言えない場合もあると思うので、
一概にどうのこうのは言えませんが、

サインをするキース本人としては、
まさか、その相手がサインしたばかりの品物を翌週のオークションに出品するなどとは、
思ってはいないでしょうね。

お人好しと言われているキースではありますが、
その相手がオークションに出品、
または販売すると知っていた場合、果たしてサインをするでしょうか。

これについては、
キース本人に聞いてみないと解りかねるところです。

オフィシャルサイトでサイン入りの品物が販売されていたりしますが、
サインが無い品物との間に値段の格差を設けている時があります。
値段に格差を設けない場合は、先着何名はサイン入りという事もあります。

サイン入りの品物は、アーティストの音だけでなく、
アーティスト自身の自筆にも関心を持っているファンにとっては、
割増金額分をつぎ込んでも入手したいものではあります。

また、オークションに出品される場合、
入札する側も、
さらに高値をつけて転売する目的で、
札を入れる場合もあるでしょう。

人それぞれのいろいろな価値観の中で取引は行われるわけですし、
アーティストの気持ちをくみ取っているとは言い難い商取引も存在しています。

これについては、私もブートを1枚も所持していないわけではないので、
偉そうな事は言えません。

サイン入りの品物の価格が上がる事自体は、
アーティストの価値を客観的に推し量る上での一側面と言えますし、
アーティスト自身も悪い気はしないとは思います。

但し、普通に考えた場合、
販売をして利益を得る事が目的でサインを求められていた事を知った場合、
決して良い気分ではないと思いますね。

以上。

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2013年3月27日 yaplog!

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サントラ BEST REVENGE アナログ ヨーロッパ盤

2013-03-26 13:18:34 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
サントラ
BEST REVENGE 
アナログ ヨーロッパ盤



画像①
ジャケット



画像②
価格部拡大
タワーのシールを貼っていますが、
タワーで購入していないのです
中古だったのかな?



画像③
ジャケット裏
キースの写真があるのだね
すっかり忘れていたわ



画像④
インナーとラベル
お店の価格シールにはヨーロッパ盤とだけありますが、
英国製のようです


このアルバムは新宿のレコードショップで購入したものですね。
おそらく、1987年ぐらいでしょう。

当時の私としては、
キースの新譜情報を仕入れるためには、
キーボード関係の雑誌を読むしかなかったので、
それらの雑誌に記載されなければ、
そのアルバムの存在すら解らなかったわけです。

しかし、
このアルバムのアナログ盤は、
私が誌面をざっと見た範囲では特に紹介された事もなかったので、
その存在は全く知らなかったので、
店頭で見つけたという次第です。

精神的には、
社会人の営業マンとして、
まだ1年も経っていない頃でしたので、
生来の物事に対する飲み込みの遅さや理解力のまずさも加わって、
売り上げが伸びず悶々としていました。

そんな時に、

「ひょっとして、あのレコード店に行ったら、
キースの新譜とか何か発見できたら嬉しいな!
癒されるかも」

と、
お休みの平日に電車で出かけたわけですね。

そしたら、
このアルバムが置いてあったので、
ジャケットの表裏をジックリと見ながら、

「うん。
これは、
以前ここの店頭で見かけた、
幻魔大戦の輸入盤と違って、
片面が全く別のミュージシャンの音源ではないようだ。
よかった。」

などと思いながら、
支払いを済ませました。

この時は、
あと2タイトル購入しました。

1つは後日また紹介することになると思いますが、
もう1つはここで特に紹介する予定はない、
エマーソン、レイク&パウエルの2枚組のブートです。
音がとても悪かったですね。

それにしても、このベストリベンジ。
サントラですけど、映画自体は公開されなかったという話ですね。

この経緯については、
未だによく解りません。

以上。

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2013年3月26日 yaplog!

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ロックの伝導者(フロンティア)-インタビュー集-

2013-03-25 14:47:38 | 関連書籍Emerson,Lake&Palmer
ロックの伝導者(フロンティア)
-インタビュー集-
文庫本 
1992年3月16日 発行 
シンコー・ミュージック
315頁



画像①
表紙カバーには、Emerson,Lake&Palmer の文字
帯にはEL&Pの文字



画像②
表紙のアップ

地元の書店で最初にこの文庫本を目にした時は、
どこかで読んだような内容でしたので、
ただちに購入するという感じにはなりませんでした。

内容は過去のミュージックライフに載った、
ミュージシャンのインタビュー集なのですが、

帯に「ロックが文化の中で最も重要だった時期のインタビュー」

と記載されているように、
60年代後半から70年代後半にかけて、
主に活躍したミュージシャンとバンドが取り上げられています。

ありがたい事に、
エマーソン、レイク&パーマーも登場します。

この帯の謳い文句は的を射たものであるでしょうし、
今はどうあれ、
間違いなくエマーソン、レイク&パーマーも、
その文化の中に足跡を残していたのだと思います。

1971年の10月号、
1972年の8月、9月、10月号に載ったインタビューが収録されていますね。

このうち「1972年の8月、9月、10月号収録の分」は、
ハイボルテージのDVDボックスセットの復刻雑誌に収録されています。

ハイボルテージDVDの復刻雑誌の方は1972年7月号のインタビューがプラスされていますね。

復刻雑誌を作製する際に、
この文庫の内容と全く同じにならないようにしたとも言えますね。

また、インタビューの収録の時期は、飛ぶ鳥を落とす勢いでしたので、バンドとしての充実ぶりが見えてきます。

最近、
ジミ・ヘンドリックスの未発表音源というアルバムが、
チャートの2位を獲得したとの事ですが、
ロックが文化の中で重要だった頃だけではなく、
今日にいたるまでも、
多くの人々がジミ・ヘンドリックスに関心を持っている事の最大の証となりました。
ジミ・ヘンドリックスの場合は既に他界している事も、
少しは影響があるでしょう。

いつだったか掲示板に、

「キースも70年代に他界していれば、ジミ・ヘンドリックスのような伝説になったのだ。」

と言われている方がいましたが、

自分としてはキースに亡くなって欲しくなかったので、(当然!)

その文章に悪気はなかったにせよ、

「オイオイ、縁起でもない。簡単に殺してくれるなよ!」

と思いましたね。

一方、
この書籍に名を連ねているEL&Pは、
ありがたい事にメンバー全員が、
年齢相応ではあるにせよ、
今のところ、何とか健在。

彼らの本当の価値と評価は、
まだまだこれからだと思いたいのがファンの心理ですね。

以上。

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2013年3月25日 yaplog!

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サントラ 「CHILDREN OF THE LIGHT」 シングル国内盤

2013-03-23 13:54:06 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
サントラ 
「CHILDREN OF THE LIGHT」
シングル国内盤



画像 ペラ紙の裏
表は検索するとヒットしますから、
いつも通りの裏ね


1981年、
シルベスター・スタローンのナイトホークスのサントラを担当したキース・エマーソン。

「世界的な映画音楽家として、今後、大成していくための足がかりになったなぁ。」

と私は思っていましたね。

まったく大人の事情を知らない18歳の私でした。

(今もよく解っていないところもありますけど。)

しかし、次に飛び込んで来た情報は、
なんと角川アニメの映画音楽の担当でした。

キース・エマーソンのファンと言っても、
いろいろな方がいますから、
このニュース、
喜びを持って迎えたか、
あるいはその逆であったかは、ファンそれぞれでしょう。

一つだけ言える事は、

「少なくとも、日本において、
キースが新たに認識されて、上手く行けば再ブレイクするきっかけはつかんだな」

という事でした。

「角川映画の音楽を担当する=(イコール)そのサントラはヒット。」

そんな不文律あるいは空気が支配するほど、
テレビCMを使った当時の角川の宣伝戦略には勢いがありました。

そのため、
具体的売上げ数字は解りかねますが、
本シングル盤も、サントラアルバムもオリコンチャートにおいては、
一定の成果を収めたように記憶しています。

さて、この曲ですが、
リリース以前からのEL&Pファンの多くは、
物足りないものを感じてはいたと思います。

どう考えたって、
ヴォーカル入りのドラマチックな曲としては、
「悪の教典第三印象」の方が、
高揚感がありますね。

ただ、
以前の私はこの図書室のブログか、
どこかで書いたのですが、
この曲からキースのファンになって、
EL&Pに辿り着いた方もいるようです。

そんな人達は、
「悪の教典」や「タルカス」を聴いて、
さらなる驚きを体験したでしょうね。

そう考えると、
どのぐらいファンの人数が増えたかは、
定かではないにしろ、
この曲のシングル盤やサントラの果たした役割は確実にあると思いますね。

以上。

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2013年3月23日 yaplog!

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EL&P Live in Poland CD オーストリア盤

2013-03-22 14:03:22 | 1990年以後に発売されたEL&PのライブCD等
EL&P
Live in Poland CD
オーストリア盤



画像① ジャケット


画像② ジャケットの内容の一部


画像③ プラケース裏

家でBSはつけていないので、
昨夜のキースの生映像はまだ見ておりません。
(一応、テレビはありますよ。80年代はテレビのない生活をしていた時もありましたけど。)

録画は知人にお願いしたので、
見終わったら何か綴る事もあるかも知れません。

このアルバムはオフィシャルサイトで発売されていた時期もあるし、
オフィシャルサイトのディスコグラフィーのコーナーにも存在するので、
イン・ザ・ホット・シートの後にリリースされた公式なアルバムと見てよさそうです。

私がこのアルバムの存在を知ったのは、
「ユーロ・ロック・プレス」の中に記載されていたからです。

どうやら、
「ユーロ・ロック・プレス」関連のレーベルから国内発売されていたようなのですが、
それを目にした時に、簡単に在庫確認して注文する方法がなくて、
そのままにしているうちに廃盤になっていました。
1998年頃の事ですね。

そして、
その時に目にしたジャケットがこの写真のジャケットで、
オフィシャルサイトで扱っていた時のジャケットとは全く異なりますね。

かなり厚めのブックレットになっており、
この時期のかなりの量のライヴ写真が収録されていますね。

全盛時ではないとはいえ、
これらの写真の迫力は見応えがあります。

なぜか、
キースの写真がふんだんにあります。
一方のグレッグの写真は少なくて、
グレッグが見たら、「かなり不公平な扱いになっている」と文句の一つも言いそうです。

メンバーは出来上がったものには、
ほとんど目を通していないと思われますので、余計な心配ですけどね。

カールの写真もキースから比べたら少ないのですが、
グレッグよりは多い。

内容は1997年のライヴの音源です。

90年代にEL&Pは再集結し、
「グレッグがソロキャリアを積むためにEL&Pを脱退」
というニュースが聞こえる直前頃のライヴかも知れません。

以上。

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2013年3月22日 yaplog!

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ザ・ナイス エレジーCD盤 ヴァージンジャパン

2013-03-21 13:27:12 | Keith Emerson THE NICE関連
ザ・ナイス
エレジーCD盤
ヴァージンジャパン



画像 帯とジャケット

昨日の吉松隆氏の還暦のコンサートは、
最終的にはキースもステージに上がったとの事。

キースは吉松さんの誕生祝いのメロディーをピアノで弾いたそうです。

このコンサートの模様は、
5月にBSにて放映されるようですが、
キースがステージに上がったところ等も、
映し出してくれるかどうか大いに気になるところです。

ピアノの演奏シーンは出ないとしても、
キースがコンサートを鑑賞している様子がチラッと映し出される可能性はあると思いますね。

さて、
今日取り上げるのはナイスのCDです。

1989年にザ・ナイスの初期アルバム3枚が、
日本において初CD化されたわけですが、

その後、
やや遅れて、「ファイヴ・ビリッジズ」と「エレジー」がCD化されました。

写真のように「帯」にはバンド名とアルバム名とシリーズロゴだけが記されています。
これだけ見ると、

「初期3枚のCD化に倣ってジャケットは説明もないペラ紙だけ挿入してそれでおしまいか!」

なんて思いが頭の中をかすめるわけですが、

どうして、
どうして、

ブックレット仕様になっておりまして、
ダブルジャケット時の内ジャケットの写真が、
きちんと収められています。
加えて、
このアナログ盤が出た頃の年月と、
EL&P初期のアルバムリリース年月との交錯状態、
ジャケットに関する事等、

リアルタイムでキースを追っていた人でなければ解らない情報とか、
ジャケット撮影の背景まで細かく調べた人でないと解らない情報が載っており、

未知の情報が含まれていましたね。

解説の文章の中で、
もっとも興味深いのは、
キースがこのアルバムリリースの経緯について、
全く知らなかったと言う記述でした。

ザ・ナイスがカリスマレーベルと契約した時に、
アルバム2枚を最低限出す必要があったのかどうかは解りませんが、
キースはカリスマレーベルの社長に恩義を感じているようなので、
お任せリリースという感じだったのかも知れません。

以上。

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2013年3月21日 yaplog!

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音楽専科 1974年10月号

2013-03-20 13:13:07 | 音楽誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
音楽専科 1974年10月号


画像 表紙

表紙はキース・エマーソン。

この号は、
レディーズ&ジェントルメンがリリースされて間もない頃のものですね。

レディーズ&ジェントルメンのアルバムの分析が載っています。

そこにも、恐怖の頭脳改革リリース時から続いている誤植、
悪の教典#9第1印象パート1の、

「emerson-vocals」

を引用した記述が出てきます。

「キース・エマーソンはこんな風に歌っている」

と。

現時点においては、
バンドにおける詩的な部分はグレッグ・レイク、
後期はピート・シンフィールドが請け負っており、
キースなどは、
自らが作り出す音に相応しい芸術的な歌詞があればベストであると大雑把に捉えていたのであると、
90年以降のインタビューなどから推定できますが、

このレディーズ&ジェントルメンがリリースされた頃は、
キース・エマーソンも、
キーボード担当兼、バンドの哲学的な主張の部分も担当するカリスマのような捉え方をされていた様子が文面から伝わってきます。

情報が少ない分、バンドの人気の沸騰と共にキースのカリスマ性も強調されているような印象を受けますね。

まぁ、
カリスマである事自体は今日においてもそうなのですけどね。

また、
以前、取り上げた音楽専科誌においては、キースとリックの比較対決が特集されていましたが、
本号においては、
フロイド、イエス、EL&Pのいろいろな部分を比較して対決させる特集が組まれていますね。
カラーページなしのP104~P122までの特集。
プログレ3大バンドの海賊盤のガイドもついています。

本号も、日本でのプログレ隆盛期を知る事のできる企画と言えそうです。

以上。

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2013年3月20日 yaplog!

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ナイスの思想 東芝音楽工業 アナログ盤

2013-03-19 13:05:42 | Keith Emerson THE NICE関連
ナイスの思想 
東芝音楽工業 アナログ盤



画像① 表側
ジャケットはオリジナルを踏襲しているのですが、
シリーズとしての販売なので、
シリーズのロゴが左下部に印刷されています
スキャンするとA3に収まらないので右側はカット



画像② 裏側
ジャケット裏に解説を印刷するという仕様が、
時代を感じさせてくれますね



画像③ 盤面
本品に関しては赤盤
赤盤以外のものもあるようです
写真で解るだろうか


先般、述べましたように、
キースが吉松隆氏の還暦コンサートを明日鑑賞するために来日中なのですが、
翌日はテレビ生出演もあるようですね。

自伝の方は出版社のサイトによると、
発刊日が4月20日となっておりますが、
発刊日が発売日とは限らないので、
4月15日発売予定の記事の通りに発売されるのかも知れません。

通常の場合、書店には日販や東飯等の取次を通して流通するのですが、
特に問題がなければ、
関係者へ配布する商品は、既に出来上がっている事もあります。
(職業経験より)

キースが、もし、4月の上旬くらいまで日本にいるのであれば、
大手書店かどこかで出版記念サイン会をやる可能性もありますよね。

サイン本ともなると、
既に大手量販店の通販に予約した人達も、
それとは別個に買い揃えたくなりますよね。

予想以上の書籍がサイン会場で売れてしまい、
サインする書籍が無くなるという事だけは避けてもらいたいところです。

キーボード・プレイヤー、キース・エマーソンの名前が日本のメディアで最初に取り上げられたのは、
60年代の後半であると思いますが、
「音」としてキース・エマーソンが日本に上陸したのは、
このザ・ナイスのLPレコードかも知れません。
それ以前に所属していたバンドがありますが、
日本でそのレコードが発売されていたかどうかまでは解りません。

当時の少ない情報の中、
リスナー達は裏の解説をじっくりと読みながら、
キースのオルガンの音に耳を傾けていたのでしょうね。

以上。

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2013年3月19日 yaplog!

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BRAIN SALAD SURGERY 輸入カセットテープ

2013-03-18 16:28:25 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
BRAIN SALAD SURGERY
輸入カセットテープ


今年は恐怖の頭脳改革リリース40周年にあたる年だそうです。

私は「○○何周年」とかいう事は、全くといってよいほど気にしないのですが、
ネットで知り合いになったあるEL&Pファンの方などは、
初めてEL&Pの来日コンサートを見た年月日を、
きちんとその脳裡に刻印しており、
自分自身のかけがえのないメモリアルとして大切にしていたりします。

そのため、節目を大切にするファンにとってはもちろんの事、
あの「恐怖の頭脳改革リリース40周年」ともなると、
私のような者でも、
何か記念すべきイベントの開催、
あるいは記念すべきヴァージョンの制作が行われるのではないかと、
期待してしまいますね。

「恐怖の頭脳改革リリース40周年記念ツアー」という噂もあるようですが、

もし実現するとしても、あくまでも、「記念ツアー」であって、
RUSHの行ったアルバム「ムービング・ピクチャーズ」のアルバムの曲順の再現ライヴとか、
YESがやる予定のアルバム再現ツアーとは異なったものになるのでしょうね。

そりゃ、
EL&Pファンとしては、
アルバム「恐怖の頭脳改革」の再現ツアーを望むものではありますが、
主要な演奏のパートを、
カラオケに頼らずにメンバー自身がほぼ完璧に演奏できるのかというと、
「果たしてどうかな?」と思うところもありまので、
メンバー達の現状に見合った企画を無難に立ち上げてもらいたいと思いますね。

さて、
何度か取り上げている「恐怖の頭脳改革」ですし、今後も取り上げる事は必至なわけですが、
今日は輸入カセットを取り上げました。


画像① ケースと本体


画像② ケース側面

アトランティックと表記はありますが、米アトランティックではなく、
子会社が制作したカセットであると思われます。
パッケージのジャケット写真は何だかブートっぽいのです。
豪華絢爛な内容に見合っているとは言い難いわけですね。

それがまた、
反面教師的な感じで、恐怖の頭脳改革のあるべき仕様をイメージさせてくれます。

現時点においては、
恐怖の頭脳改革のジャケットの印象はあまりに強く、
EL&Pの作り出した音と、
ギーガーのデザインしたジャケット、
加えて、
一般的なレコードジャケットと比べた時の、
極めて特殊な見開きの仕様は、
アルバム「恐怖の頭脳改革」を語る上で、
渾然一体とも言えるべきものだと思いますね。

恐怖の頭脳改革リリース、
40周年記念エディションを制作して、
それが、とても豪華なものになる事を期待するものであります。

以上。

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「ファイアー」シングル国内盤 クレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウン

2013-03-15 14:03:16 | Carl Palmer関連
「ファイアー」シングル国内盤
クレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウン


このシングルでのバンド名の国内表記は、
「アーサー・ブラウン」だけのようですね。


画像 表はよく知られているので
裏の解説
カールの名前があります。
「ドラムスに17才のカール・パーマーが加わっています。」
ひょっとしたら、
雑誌等以外で初めてカールの名前が日本に登場したのはここかな?


EL&Pの4枚組ベストCD「リターン・オブ・ザ・マンティコア」に、
EL&Pのメンバーが過去在籍していたバンドの曲を収録するという企画がありました。

それらの曲群は最初のCDの冒頭に収録されているわけですが、
メンバーとしては、ある程度知られている曲を取り上げようと判断したのだと思います。

カール・パーマーの場合、
この「クレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウン」に在籍していた事があり、
加えて、この「ファイアー」が英国で大ヒットした記録があるという事で、
この曲が収録の運びとなったのでしょうね。

ただし、この「ファイアー」シングル盤の曲の収録時にドラムを叩いているのは、
カールではないようですね。

そのため「過去に在籍して自らが録音時に参加した曲」とはせずに、
「過去に在籍していたバンドの知られている曲」という基準で選曲をしたのでしょう。

4枚組ベストリリース時、
キースは「メンバー音楽のルーツを探る意味で過去のバンドの収録した」というような事をインタビューで述べていましたね。

仮に、この「ファイアー」の大ヒットがなかった場合、
カールが在籍していたバンドには知られている曲が無いという話になります。

そうなると、
「リターン・オブ・ザ・マンティコア」制作以前に、
メンバーが在籍していたバンドのヒット曲の収録という事で、
カールに関してはエイジアの曲を収録したかも知れませんね。

もし、そうなった場合、
キースがエイジアの曲を演奏するという、とても面白い試みが生まれます。
私としては、
キースがクァンゴのステージにいきなり乱入して庶民のファンファーレを弾く事よりも、
関心がありますね。

この「ファイアー」のシングルは、ネットをやるようになってから求めたものですが、
英国での大ヒットにあやかったらしく、プレス枚数は多いと推定されます。

EL&Pの初期の国内シングル盤と違って、
何百円程度で入手できるからです。

カールはドラマーとしての「強運」みたいなものを持っているように思えますが、
シングルヒットを生み出したアーサー・ブラウンのバンドに参加する事も「強運」を持っている証だったと言えるかも知れません。

以上。

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2013年3月15日 yaplog!

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「キース・エマーソン自伝」来月国内出版決定の情報によせて「Pictures of an Exhibitionist」

2013-03-14 08:27:25 | 関連書籍Emerson,Lake&Palmer
「キース・エマーソン自伝」
来月国内出版決定の情報によせて
「Pictures of an Exhibitionist」



画像 洋書

およそ10年ぐらい前に出版されたキース・エマーソンの書籍。

ひょっとしたら初版本は、
もっと前かも知れませんね。

英語本を読む能力もないのですが、
キーボードマガジンで本書籍が紹介された時に、

「エマーソンファンなら読めなくても持っておいて損はない。」

というような記述があったのです。
その言葉を素直に受け止めて購入する流れになりました。

但し、当時はネットもやっておりませんでしたので、
私よりも英語が得意な知人の学校の先生のつてを頼ったりして、
入手しようとしましたが、
その方が業務多忙のためか、なかなか吉報が舞い込んで来ませんでした。

ネットをやるようになってから、即、通販で購入した次第です。

さて、

既にご存知の方も多い事でしょうが、
昨夜、思いがけない情報を得る事ができました。

キース・エマーソンの自伝が4月15日に発売予定だそうです。
三修社刊
440頁
¥2,940
-


これは昨夜にamassにアップされた情報ですね。

時々このブログにコメントをくださる方から教えていただきました。

本当にありがとうございます。

私の中では、
かなり久々の打ち上げ花火ですね。

どのくらいかというと、
復活EL&Pのブラック・ムーンのリリースが決定したぐらいの感激!

そんな理由で今日は英語の本を取り上げてみました。

本書には、キースの若いときの写真とか、
幼少時の写真とかが何枚か掲載されていますね。
(元夫人のモデル時代と思われる小さな写真もあります。)

確かにキーボードマガジン誌が言うように、
キースファンなら持っておいて損はないものですね。

なお、
この日本版に関してですが、
英語本の出版年よりおよそ10の年月が経過していますので、
その後のヒストリーを加筆した可能性もありますよね。

以上。

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あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
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2013年3月14日 yaplog!

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東儀秀樹のCD

2013-03-12 13:04:27 | やや番外編、EL&Pのアルバムのどれかが好きなミュージシャン
東儀秀樹のCD


画像 ジャケット

私が東儀秀樹の名前を知ったのは、
先日書き綴ったポール・ギルバートを知った時よりも遙かに前である。

東儀秀樹のアルバムが、
まだ1枚か2枚しかリリースされていなかった時に、
たまたまラジオのゲストで登場したのだった。

その音を聴いた時に、
「1枚ぐらいはアルバムがあっても良いかな」
と思ってはいたのだが、
買わないでいるうちに、
東儀秀樹のアルバム紹介のパンプレットが、
行きつけのCDショップの店頭に無造作に置かれていたのだった。
1999年頃の事だと思う。

先般、テレビをつけていたら、
たまたま東日本大震災のNHKの特番があって、
東儀秀樹が被災地を訪れていた。
そして、被災地に住む人達とやりとりをする映像が映った。

確かに東儀秀樹は一部の音楽愛好家の中での知名度はあると思うし、
CMなどでもその楽曲はかなり使用されていたが、
被災地の住民達に東儀秀樹を知っている人がどのぐらいいるというのだろう。

東儀秀樹から質問をされた被災地の方々は、

「この人一体誰?」

みたいな感じで受け止めていたのではないだろうか。

そんな中で、
東儀秀樹は仮設住宅の人々の生活を目の当たりにし、
人々の声を聞いたりしながら、
その心の中に、被災した人達の思いや願いといったものを受け止めていったのだと思う。

その番組のラストにおいては、
東儀秀樹が集められた(集まった?)被災者達の前で、
1人で演奏する様子が流れた。

誰もが知っている曲を織り交ぜながら演奏し、
「ふるさと」等の演奏においては、
音楽を聞きに会場に来ていた人達が涙を流している様子が映し出されたのだった。

この時に、

「この人一体誰?」

と思われていた東儀秀樹が、
会場に集った人々の心に響く音色を奏でてくれる音楽家であると認識されたのかも知れない。

私は昨年、東儀秀樹の未開封CDを地元のホームセンターの超大幅プライスダウンで求める事ができた。
価格は¥105。
2002年リリースのものである。


購入した動機としては、
東儀秀樹が現時点でのオフィシャルサイトにおいて、
EL&Pの「展覧会の絵」を好きなアルバムの一つに挙げていた事が大きく影響している。

もっとも、
ピンク・フロイドの「狂気」や「炎」も挙げられており、
EL&Pだけを特に好きというわけでもないようだし、
クィーンにいたっては、
「QUEEN / 2nd. 3rd. 4th. Album」と3枚も記述されている。

(う~ん。クィーンはここでも強いですね。)

それでも、1枚だけとは言え、
EL&Pのアルバムを挙げてくれるのはEL&Pファンとしては嬉しい事です。

以上。

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2013年3月12日 yaplog!

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ポール・ギルバート ギターズ・フロム・マーズ2 (ロック編) 1996年

2013-03-11 11:16:17 | 他のアーティストによって演奏されたEL&Pの曲
ポール・ギルバート 
ギターズ・フロム・マーズ2
(ロック編) 1996年



画像 VHSパッケージ

インターネットで検索する遣り方を初めて学んだ頃に、
当然のように、「キース・エマーソン」とか「EL&P」とかで検索をしてみたわけです。
その時に、EL&Pのメンバー以外で引っかかってきたのが、
2人のアーティストでした。
しかもその時点まで、
2人のアーティストの名前は全く存じておりませんでしたね。

2005年のキース・エマーソンバンドのコンサートの時は、
インターネットでチケットを購入していたので、
それよりも前ぐらいの話になりますね。

その2人とは、

1人は、「吉松隆」。

アトム・ハーツ・クラブ組曲というのがありました。
今日では、アトム・ハーツ・クラブ組曲がどのような発想によって制作されたかは、
東京オペラシティのライヴ盤も発売されているので、
EL&Pファンやプログレファンの多くが知るところだと思います。
この時、そのアトム・ハーツ・クラブ組曲が収録されたCDは、英国盤しか発見できなかったのですが、
もしかしたら国内盤はリリースされていなかったのかも知れません。

「国内盤がなくて、英国盤があるというのは、海外で評価されている方なのか。」
と思ったりしたものです。

あまり安くもなかったものですから、カートに保存したまま今日にいたっております。

その吉松隆氏の3月20日の還暦記念のコンサートに、
キース・エマーソンが鑑賞にくるとの情報を、
昨日、何人かの知人から頂戴しました。

ありがとうございます。

鑑賞だけで終わるのかどうかは、
主催者側の機転次第と言えそうですね。

サプライズに期待。

そして、もう1人は、「ポール・ギルバート」。

彼はロックの分野の人ではありましたが、
如何せん、80年代の後半からは流行っているロックシーンに全く疎かったものですから、
彼の事も全く何も知りませんでした。

ポール・ギルバートが所属していたバンドは「Mr.Big」というハードロックバンドです。
その「Mr.Big」のベーシストであったビリー・シーンに関しては、
ナイアシンというトリオプロジェクトがキーボードマガジン誌上で大きく紹介されていた事もあり、
CDを購入した際にその名前だけは知る事になりました。
しかし、ハードロックバンドの「Mr.Big」自体に関心を持った事はなかったわけです。

そして、
ポール・ギルバートが「悪の教典#9第1印象パート2」を演奏したライヴアルバムがある事を知った訳ですが、
同時に、
彼がエレキギターの教則ビデオを制作するような方である事も知りました。

地元のCDショップにその教則ビデオを発見したのですが、
あまり安いとは言えないので、購入は見合わせました。

それで、中古で購入したのが、このVHSというわけです。

この教則ビデオは私のように楽器を嗜まないロックファンであっても、
ほとんど退屈しませんね。

教則ビデオ最後のデモンストレーション曲として、
ドラムスとベース等がカラオケの、
「悪の教典#9第1印象パート2」が演奏されます。
ポール・ギルバートはヴォーカルもやります。

キースのキーボードソロの部分と、
グレッグのエレキギター音の部分の両方を演奏で取り入れ、
オリジナルのメロディーを損なう事なく、
自らのエレキギタリストとしての音のパフォーマンスを見せつけてくれます。

EL&Pファンにとっては、とても好感の持てる再現と言えますね。

先日取り上げたグレッグのライヴの「悪の教典#9第1印象パート2」のカラオケの方は、
キースのキーボードソロのメロディーが省略されていたりするので、
その部分に関しては、ポール・ギルバートの1人演奏の方がオリジナルに近いです。
全国に何人いるかは定かではありませんが、ポール・ギルバートの悪の教典をきっかけとしてEL&Pに辿りつく方もいるようですね。
以前、そのようなブログを読んだ記憶があります。

2010年にエディ・ジョブソンのプロジェクトで、
ビリー・シーンは、マーク・ボニーヤなどと共に来日して演奏しているので、
今日においては、
ポール・ギルバートも人脈を辿ればEL&Pに近いところに存在しているミュージシャンとも言えます。

以上。

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BRAIN SALAD SURGERY 西ドイツ盤

2013-03-08 12:59:16 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
BRAIN SALAD SURGERY 西ドイツ盤

ドイツでは、今も頻繁にアナログ盤をリリースしていると思われます。

過去の西ドイツにおいても、そのジャケットの作り方は、
日本と同等ぐらいの熱の入れようではないかと思う事があります。

EL&Pのアナログジャケットの場合、
過去の西ドイツにおいては、
英国オリジナルジャケットのデザインと仕様を取り入れつつ、
なおかつそれ以上の物を作り出そうとする姿勢が感じられますね。

この頭脳改革ジャケットも、
そんな姿勢が感じられる一つの例であります。


画像① この厚み

まず、
この厚みですが、
一体なんでこんな厚みがあるのかと言いますと、
ジャケットの上部が開口部になっている事と関係していますね。


画像②
横を塞ぐにあたって、硬い紙を利用しています



画像③
こうして上から取り出すようになっています


最初、手にした時は、
「ずいぶんと手の込んだ事をするものだな。」
と思いました。

レコード盤がジャケットの横からスルリと抜ける事ができない状態は、
リリース当時に存在していた「ベルリンの壁」が立ちはだかっている事を連想してしまいますね。

(このような上から抜く仕様のジャケットは、
リリース国を問わずに、
他のミュージシャンのジャケットにおいても、
当然、あるのだと思いますが、
ここではEL&Pものに関してという事でございます。)

人の造った壁は地上を隔てる事ができても、
上空までは隔てられません。

このジャケットも横から抜く事はできないけれども、
上から抜く事ができるようにしてあります。

普通に考えて、
自国でリリースされたレコードの購入層は、その国民になるわけです。

そして、
世界各国のEL&Pファンは、

「あの名盤をショップで購入して、ジャケットから取り出し、
初めてターンテーブルにのせた時の事を思い出す」

という機会があると思います。

その時に、
ドイツ以外の国の人は、
ギーガーの絵をめくって、
メデューサの目がもし開いたらどうしようと思いつつ、
横からレコード盤を取り出すところを思い起こすわけです。

しかし、
ドイツ人は、
上からレコード盤を取り出すところを思い起こすわけです。

愛するミュージシャンが共通していても、
その国民によって、その商品を愛でるプロセスは、異なるでしょうが、
このジャケットも自ずとプロセスが違ってしまう一つの例ですね。

そんな事をついつい思ったりしました。

ちなみに、まん丸くり抜きポスターは、
きちんとくり抜いていますね。

以上。

本ブログは、エマーソン、レイク&パーマーに関連した品物を題材に、
長年のファンである筆者が、個人的な思い出、感想、気ままな意見と共に綴っております。
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