EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

音楽専科 1974年 1月号 その1

2016-12-30 16:41:23 | 音楽誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
音楽専科 1974年 1月号 その1


表紙

「恐怖の頭脳改革」がリリースされた時に、
音楽誌ではどのような論評が為されていたのかというのは、
ずっと気になっていました。

ほとんどの音楽誌には、新しくリリースされたアルバムレビューのコーナーがあるわけですが、
この号には、「恐怖の頭脳改革」がニューアルバムの1つとして、
取り上げられています。

執筆者は最近のロックの中では、
最も心に響いたと締めくくっており、悪くない論評でした。

また、この時の音楽専科誌においては、
その月々で最も優れたアルバムを決めていたようです。

レビューを書いている評論家の何人かが、
それぞれ、その月の3枚を選んでおり、
タイトルごとに集計をして、
最も素晴らしいアルバムが選ばれるという仕組みです。

「恐怖の頭脳改革」は、
最も優れたアルバムには選ばれておりませんでした。


不鮮明ですが、ポチると見えるかも

EL&Pは、人気絶頂を駆け上っているところではあったかも知れませんが、
それでも、同時期リリースの他のミュージシャンとのアルバムと比較されると、
結果として、そこそこの評価になっていたのが解ります。

もっとも、これは、読者のニーズはないので、
あくまでも執筆者の主観という事ですね。


ワーナーの広告の頁から

EL&Pファンにとって、
驚愕の事態が起きてしまった年末なので、
1年を振り返ろうとも思い、
二、三行書いてはみたものの、
全く筆が進みませんでした。

毎年、EL&Pの既発のアルバムを、
手を替え品を替えて、リリースしていたビクターエンタテイメントさんも、
EL&Pに関しては、今年は沈黙を守ったまま、年末を迎えました。

おそらく、来年も、心の整理なんてつかないまま、
いろいろな事柄やモノを拾っていく事になるかとは思います。

いつもこのブログを覗きに来て下さる皆様、
本当にありがとうございました。

忙しくて、間が空いたりする事もあるでしょうが、
今のところは、
続けていく予定です。

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ナイトホークスCD ロシア盤

2016-12-28 18:42:48 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
ナイトホークスCD ロシア盤


2ツ折り
ペラ紙ジャケット
不鮮明ですが文字は白色



ジャケット左下部拡大

記憶に間違いがなければ、
当ブログでは、
ロシア盤と称する品物は2度ほど取り上げていたと思います。

1つはトリロジーのCDのロシア盤。
特徴はその時に記していますね。

もう1つは、
エマーソン、レイク&パウエルのアナログロシア盤。

この2点は用いられている文字がとても対称的でした。

トリロジーのCDのロシア盤の方は、
CD盤面に、全て英語と思われる文字で説明等が記載されており、
どこで制作されているかも解らない品物でした。
それでも、販売者側が適当な事を言っていると思えない事と、
知人から聴いた情報を重ねてみても、
ほぼロシア盤という事で間違いがないようでした。

エマーソン、レイク&パウエルのアナログ盤は、
英字に似ているけど、ちょっと異なる見慣れない文字が記されており、
英語圏で制作したとしても、
いわゆる東側で売る事を目的として制作されたものだと容易に推定できました。

ナイトホークス単品の音源に関しては、
一時、オフィシャルサイトでCDとして発売されていた品物を除き、
キースの死後、ようやく単品CD化されたと思われます。
また、つい最近、ナイトホークスアナログ盤もリイシューされたようですね。

さて、このCDですが、特徴を見てみます。

記載事項が2ツ折りのジャケット用紙の内側から、
CDの盤面にいたるまで、すべて英字表記です。

トリロジーロシア盤に倣って判断すると、
英字しか見あたらないのに加えて、
簡単に目視できるCD番号も記載されていないので、
ロシア盤で間違いないでしょう。

先月、現在、両親がロシアに住んでいる20代の女性と話をする機会がありまして、
この事について尋ねたところ、

「ロシアというのはアバウトなところがあるので。」

との事でした。

日本で英語圏の洋楽を国内盤として発売する時に、
ジャケットに記された文字はそのまま残しておいて、
帯と解説用紙でその品物に関する説明をしていると思いますが、
EL&PのプラケースCDなんかでも、
発売会社名だけは日本語で小さく記してあったりします。


CD盤
未着色の部分が、
文字になっている


ロシア盤に関しては、
発売会社名すらよく解らない感じですね。
2004年に制作されたような記述は、
プラケース裏にあります。

ロックに関わる事に関しては、
欧米への憧れもあって、自国語記載を避ける事が、
制作の仕方の1つとしてあるのかも知れないです。

以上。

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楽譜 エマーソン、レイク&パーマー 大洋音楽(株)

2016-12-26 14:01:42 | 楽譜等Emerson,Lake&Palmer
楽譜 エマーソン、レイク&パーマー 大洋音楽(株)


表紙


裏側


背表紙

EL&P関連の楽譜をいくつか取り上げていますが、
70年代に国内で発売されていたのは、
私の知る限りでは2つではないかと思われます。

1つはこのブログを始めた頃に取り上げた、
レディース&ジェントルメンのジャケットを取り込んだ表紙のものですね。

これは楽譜本の体裁をしておらず、
1cmぐらいの箱のなかに、頁番号がついた楽譜が、
1枚ずつ入っているという仕様でした。

初めてEL&Pの楽譜が存在する事を知ったのは、
ポール・マッカートニー関連の楽譜を購入して、
1年ぐらいして眺めてみた時ですね。

同じ出版社から出されていた他のアーティストの楽譜の一覧表が載っていたか、
あるいは、挟み込みがしてあった一覧表を見た時に、
EL&Pの楽譜の存在を知ったのでした。

そこに「エマーソン、レイク&パーマー」とか書かれていたわけです。

「EL&Pの楽譜だったら、表紙にメンバーの写真ぐらいあるのでは?」

という期待が生まれました。

しかし、
楽譜を扱っていた書店には、そのEL&Pの楽譜は置いていなかった事もあり、
その楽譜がレディース&ジェントルメンのジャケットを用いた表紙であると知ったのは、
かなり後になってからであったかも知れません。

今日、取り上げる楽譜は、
78年か79年、いわゆる高校時代に書店にて入手できたものなのですが、
高校3年時にちょっとした理由で、地元の友人にプレゼントしてしまったので、
後日、同じ品物を中古で入手したわけです。


収録曲目次

レディース&ジェントルメンが表紙の楽譜との内容の違いとかは、
調べていませんし、
内容に関するコメントをされてもレスできませんので。

メンバーのカラー写真は表紙のみですね。

以上。

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アナログ盤 The Immediate Singles Story

2016-12-24 17:20:49 | Keith Emerson THE NICE関連
アナログ盤 The Immediate Singles Story


レーベル面

イミディエイトのオムニバスアルバムというのは、
ジャケットにキースの顔写真がちょっとだけ見えていた、
CDを取り上げた事があります。

イミディエイトのオムニバスアルバムは、
アナログ盤、CD盤とも幾つかリリースされているのですが、
絶版になっているCDボックスなどは、
かなりの高値がついているものもありますね。

また、
ザ・ナイスの曲が収録されているものと、
そうでないものがあります。

イミディエイトは、英国や米国でヒットを飛ばしているアーティストを、
抱えていたので、
ザ・ナイスを収録しなくても、
オムニバスアルバムが制作できるという事なのでしょう。

ザ・ナイスのアルバムは、カリスマに移行してからの作品の方が、
英国ではチャートの上位にランクされたようなので、
それによって、イミディエイト時代の作品も、
再評価されるようなところがあったのかも知れないですね。

これは2枚組のアナログ盤の1つですが、
ザ・ナイスの曲が2曲収録されています。


光沢のない銀色



裏側



裏側拡大

これまでに取り上げたザ・ナイスのベストアルバムは、
インパクトのあるジャケットのものが何点かありましたが、
このオムニバスアルバムに関しては、
収録されているアーティスト名を、
薄目の色で記載しただけの、
かなりシンプルなデザインになっています。

先日、たまたまググッておりましたら、
ゲームのキャラクターがアニメのキャラクターかは、
よくは解らないのですが、
「リー・ジャクソン」なるキャラクターを見つけました。

今、調べてみたら、機動新世紀ガンダムXに登場する人物のようですね。

軍帽みたいなものを被っていたのですが、
顔の輪郭がやや、若いときのリー・ジャクソンに似ている感じがしました。

以上

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A CLASSIC ROCK CHRISTMAS

2016-12-22 09:05:55 | Emerson,Lake&Palmer関連
A CLASSIC ROCK CHRISTMAS


プラケースから抜き出して撮る

2002年に発売されたオムニバスクリスマスアルバムです。

EL&Pマニアの間では、
おそらくよく知られているオムニバスクリスマスアルバムではないかと、
推定いたします。

というのは、
私の購入の動機が、
グレッグの曲とキースの演奏した曲の両方が入っていたからですね。


ジャケットブックレットの裏表紙

購入してから、かなりの年月が経っているのですが、
2人の楽曲の方は既発のCDで既に何度も聴いているので、
急いで開封する必要もなく今年のクリスマスを迎える事になりました。

キースとグレッグの他界という事もあり、
ふと思いついたので、
今回、初めて開封してみる事にしました。

一見、しょぼいジャケットデザインに見えますが、
ジャケットブックレットの内容は、
収録アーティストの小さめの写真と短いインタビュー等を掲載するなど、
かなり充実した綺麗なつくりになっていますね。

特にキースの写真は、髪が短い時のものなので、
リアルタイムで撮影した時のものを使用したのでしょう。

最も、驚いたのが、

「I BELIEVE IN FATHER CHRISTMAS」です。

このヴァージョンは聴いた事がありませんでした。

リターン・オブ・ザ・マンティコアのヴァージョンかと思いましたが、
あちらは女性のコーラスも入っていますが、
こちらには入っていません。

リリース時のシングルレコードのヴァージョンに近づける音を、
シンセサイザーを使用して作り出しています。

声はブラック・ムーン以降のグレッグのヴォーカルです。

これは私が知らなかっただけで、
EL&Pかグレッグの何かのCDに入っている可能性もあります。
シンセがキースかどうかは解りませんけどね。

キースの方は、
キースのクリスマスアルバム最初のヴァージョンのラストに収録されている、
「きよしこの夜」が入っています。

それにしても、
2人が他界したのをきっかけにCDを開封しようと思ったのですが、
私がまだ聴いていない音に遭遇するとは、
思いもしませんでした。

大手通販サイトを見ると、
今でも新品が入手できるようです。

中古品もあまり安くないようですね。

以上。

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アトミック・ルースター・ファースト・アルバム SHM-CD

2016-12-19 15:38:19 | Carl Palmer関連
アトミック・ルースター・ファースト・アルバム
 SHM-CD


アトミック・ルースターのデビューアルバムは、
これまで二度ほど取り上げました。

本日取り上げるのは、
マーキーから今年の夏にリリースされた、
アトミック・ルースターの紙ジャケットCDになります。



このタイトルでは、初SHM-CDになると思われます。

アトミック・ルースターのファーストアルバムを解説する時、
あるいは、以前取り上げた再リリース時のアナログ盤の帯なども、
全てではありませんが、
カール・パーマーが在籍している事が1つの売りになっていました。

私が、最初に聴いたのは、高校時代であり、
EL&Pの音楽と比較すると物足りない感じがしたのですが、
今、聴いてみると実に味わい深いロックだなと思いますね。

通販サイトのレビューを見ても、評判が良い。

国内盤という事で、
解説用紙が入っているのですが、
キーボードプレイヤーのヴィンセント・クレインにかなりの比重を置いたものになっていますね。

ヴィンセント・クレインは、
元々評価の高いキーボードプレイヤーであったのかも知れないですが、
日本においてはカールほどの知名度はなかったと思われます。
年月を経て、バンドの奏でていた音楽自体が評価されてきて、
メンバーの誰を主軸に据えて解説するかも、
変化してきているという事かも知れませんね。

以前、何かの折りに検索して見た時に、
ヴィンセント・クレインが他界しているのを知ったのですが、
本日さらに検索してみたら、
1989年に他界しています。
自ら命を絶ったような記述がありました。

キースの訃報を耳にした時、
カールの頭の中には、ヴィンセント・クレインの事が、
浮かんでいたかも知れません。

以上。

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本日のピーター・バラカン氏の番組でのグレッグ・レイク

2016-12-17 08:55:32 | Greg Lake関連
本日のピーター・バラカン氏の番組でのグレッグ・レイク

今日は出社日なので、
車でいつもの通勤路の県道を走っていたのですが、
天候は雪降りで路面は圧雪状態。

私の車の前を、
八戸ナンバーの大型トレーラーが、
時速40kmで走行していました。

土曜日の朝は車も少ないので、
全くの想定外の事態に遭遇した感じでしたね。

勤務先へはいつもの時間に着けないと
イライラしていましたが、
イライラは事故の元になりますから、
諦める事にしました。

この道路は、とても狭いので、
冬期間の場合、
ちょうどよいところでないと、
安全を確保しながら追い越す事ができないので、
およそ、20分ぐらいは、
その大型トレーラーの後を時速40kmで走行しておりました。

おかげで、
ピーター・バラカン氏の番組において、
グレッグ・レイクの死去に関する諸々や、
リスナーが選んだ追悼用の曲がかけられる時間帯に、
車の中にいる状況が発生しましたね。

この番組の何人かのリスナーが、
ありがたい事に、
グレッグ・レイクの他界に絡んだ追悼の曲をかける事をリクエストしてくれたようです。

しかも、
この番組のリスナーはピーター・バラカン氏がEL&Pの曲をかけない事を、
熟知しており、
わざわざ、「この番組ではエマーソン、レイク&パーマーはかからないと思うので」
と一文添えているようで、
ピーター・バラカン氏は、その箇所をわざわざ丁寧に読み上げてくれました。

その後で、ピーター・バラカン氏は、
、エマーソン、レイク&パーマーに興味がない事を一言つぶやきました。

追悼曲をリクエストしたリスナー達はそれを承知しているので、
グレッグ・レイクの追悼曲として、
キング・クリムゾンの曲のみをリクエストしたようです。
しかも、そのほとんどが、クリムゾンのセカンドアルバムの曲をリクエスト。

読み上げられたリスナーの文面の概要は、

○ イエスのスティーヴ・ハウの「ムード・フォア・デイ」か、
展覧会の絵の「賢人」か、
というぐらい、
ギターを弾く当時のファンは練習していた。

ただ、グレッグ・レイクはヴォーカリストとして、
見るべきであり、
「キャット・フード」をリクエストするとのこと。

○ 「キャット・フード」は、キース・ティペットのピアノの音が素晴らしい。

ピーター・バラカン氏は、
邦題「ポセイドンのめざめ」のタイトルの誤訳が、
ずっと一人歩きしている事に触れました。

そして、当時はこんな感じの曲でもシングル・カットされていたと言って、
「キャット・フード」のシングルヴァージョンをかけました。

グレッグ・レイクの追悼にまつわる曲は、
これにて終了となりました。

その後、
私は比較的道路幅が広い箇所で、
大型トレーラーの追い越しをして、

(大型トレーラーの追い越しなど、
雪路でなくても、やった事がないのに、
それを路上不安定な雪路でやるわけです。
事故よりも、遅刻がコワイ、田舎のサラリーマンさ!)

追い越し後も、
通常は、雪路では出さないスピードを出して、
通勤路を走らせたが、
勤務先にはいつもの時間より遅れて着いた次第。
大型トレーラーがいなければ、
この番組のグレッグ・レイク追悼状態をレポートできなかったので、
運が良かったというべきか。

以上。

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トニー・ハドリーのクリスマスアルバム

2016-12-16 09:18:27 | Lake&Sinfieldによる夢みるクリスマス関連
トニー・ハドリーのクリスマスアルバム

80年代の洋楽を聴いていた方であれば、
名前ぐらいは耳にした事があると思われるバンド、
「スパンダー・バレエ」。

そのヴォーカリストが、トニー・ハドリーです。

83年には代表作の「トゥルー」が全英第一位との事。
曲を聴けば思い出すでしょうけどね。

1つのヒットしかなかったりする事を、
一発屋と称する事がありますが、
スパンダー・バレエは、やや、それに近いバンドであったのかも知れません。

そのトニー・ハドリーが、
昨年リリースしたクリスマスアルバムがあり、
その中に「夢みるクリスマス」が収録されています。


ジャケットブックレットを、
プラケースから出して



プラケース裏側

あまりに解りやすいサンタ色のジャケットデザイン。

白い大きな玉を持った女性の美脚が売りとも言えますか。

いつか見たテレビで、
日本では、
腕撮影用の腕だけのためのモデルとか、
手の撮影用だけのモデルとか、
脚の撮影用だけのモデルとかいるようなので、
英国の脚だけの撮影用のモデルかも知れませんね。

原曲の雰囲気を損なう事なく、
シンプルなアレンジで曲が進行していきます。

英国では、
グレッグの追悼の意味も含めて、
ラジオから「夢みるクリスマス」が頻繁に流れているのでしょうか?

EL&Pを結成してアルバムを制作してくれた事をメンバーに感謝。

以上。

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BMGのアナログ盤「EMERSON LAKE & PALMER」を見てみる

2016-12-14 10:02:16 | 「Emerson Lake&Palmer / first」
BMGのアナログ盤
「EMERSON LAKE & PALMER」を見てみる




BMGのファーストアルバムのアナログ盤リイシューに関しては、
あまり突っ込みどころがないので、
BMGの「レディース&ジェントルメン」を取り上げてみたいと思っていたのですが、
あれだけの大きさのものがすぐに見あたらないのです。

BMGの「レディース&ジェントルメン」は、
「恐怖の頭脳改革アナログ盤」と抱き合わせで我が家にやってきて、
ザッと見て未開封時点での特徴を掴む事はできました。
その後、車に積んだ覚えはないので、
開封して観察する前に自宅内のどこかに隠れてしまいましたね。

当ブログはリリース当時のものと比較しながら、
リイシュー具合がどのようになっているのかを観察したりしているわけですが、
もともとシングルジャケットの品物は、
オリジナルとあまり代わり映えのしないジャケットになるケースが多いと見ています。

ファーストアルバムに関しては、
大きく分けて色合いが二種類あるという事に触れてきたのですが、
こちらは緑色っぽい方を使用しています。

このシリーズのシュリンク上の表記シールの色は、
ある程度はジャケットの色合いに合わせようとしているのかも知れません



先日、ファーストアルバムのカセットテープを取り上げたのですが、
インデックスに印刷されたジャケットの色合いついては、
説明をはぶいたのですが、
半分が緑色っぽくて、半分が紫色っぽいという、
ありそうでないパターンになっていました。

このBMGのリイシュー企画には、
グレッグのメッセージが記されている事も、
目玉の1つですが、
アナログ盤に関しては、
特にインナースリーヴのデザインも魅力の1つです。


インナースリーヴ表側
ジャケット表側のデザインが、
ベースになっています
裏側にグレッグからのメッセージが記載
スリーヴ用紙はジャケットより少しだけ薄い感じ


向かって右下の角がつぶれています。





結局、取扱だけの問題ではなく、
国内アナログ盤と違って、
ジャケットに使用されている紙自体が薄いので、
どうしてもつぶれやすくなってしまうのでしょうね。

以上。

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ファーストアルバムのカセットテープ アトランティック版

2016-12-12 08:48:33 | 「Emerson Lake&Palmer / first」
ファーストアルバムのカセットテープ 
アトランティック版


3月のあまりにもショックな出来事の心の整理がつかないまま、
忙しさに紛れているうちに、
さらなるショックな出来事が訪れてしまいました。

それを抱えたまま、
クリスマス、年末へと突入する事になるとは、
何という年でありましょう。

正直、このブログを綴る力の源も、
EL&Pのメンバーが体調不良を抱えながらも、
生きていてくださったというのが大きいです。

ところが、
EL&Pファンは信じられないほどの衝撃を、
1年に二度も体感する事になったわけです。

それでも、己自身を鼓舞して乗り越えて行かなくては。

ここのところ、
自宅のパソコンがネットにつながらず、
ちょっと部屋の整理をしていたら出現した品物を取り上げます。



アトランティックのカセットテープは、
「タルカス」を取り上げた事がありますが、
それと、やや同じシリーズと思われるファーストアルバムのカセットです。

番号が「CS19120」となっていまして、
以前、取り上げたタルカスのカセットは、「CS19121」と続きの番号になっています。

但し、パッケージのデザインの仕方と、
カセットテープ本体のデザインが異なっている箇所があります。

そのため、
続き番号ではあっても、
製造年の違いによって、パッケージのデザインも変化しのかも知れません。

以前取り上げた「タルカス」のカセットテープのインデックスは、
表側の下部に収録曲が記載されていたのですが、
こちらの方は、アトランティックのマークと番号のみが記されています。

カセット本体ですが、
「タルカス」は、アトランティックのマークとカセットの商品番号の下に、
「DOLBY」のマークが記載されていますが、
また、向かって右側のサイド番号(1ないしは2)の下に、
リリース年が表記されています。

その2つが、このファーストアルバムのカセット本体には記載されておりません。

この「DOLBY」のマークが入っている方が、
製造年が新しいものであるかも知れないのですが、
後から製造されたものの方が、
年数を経る過程で省略されていく場合もありますので、
どちらが新しいかは何ともいえないですね。

以上。

EL&Pの音楽に出会えた事は、
人生の宝物。
次の世代にも語り継いでいきたいです。
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プログレの生き字引を卒業してしまった

2016-12-09 09:34:26 | EL&Pファンの友人・知人から頂戴したもの
プログレの生き字引を卒業してしまった

先月の初め頃、ネットEL&P友人が古雑誌のコピーを送付してくれました。

それは82年のエイドリアン・ブリューが表紙のロッキンFでした。

前年、ディシプリンクリムゾンが来日をしたので、
当時のヴォーカリストである、エイドリアン・ブリューが表紙なわけですね。

81年は、キング・クリムゾンの初代ヴォーカリスト、グレッグ・レイクが、
初めてのソロアルバムをリリースした時期でもあり、
それに伴うグレッグへのインタビューも掲載されていたわけです。

表紙とそのインタビューの部分のコピーを送付してくださったのです。

特に、この号を所持していないという事は、
友人には言っていなかったのですが、
このロッキンFは立ち読みすらしていなかったので、
初めて目にする情報に溢れていました。

まるで、私が所持していない雑誌を見透かしたようなコピーの送付。

不思議な事もあるものですね。

この偶然ともいえる、
ちょっとした出来事ではありますが、
昨夜、突然に告げられた悲報と合わせると、
私にとっては偶然とも思えない事となりました。

病床のグレッグがEL&P友人を使わして、
私にくださったメッセージのような気もしております。

物理的には何の因果関係もありませんけどね。

どうやら、グレッグの他界は、新聞社のサイトにも、
掲載されており、本当の事のようです。

3月のキースの悲報から、気持の整理もつかない私ですが、
グレッグの訃報で、ブログの訪問者も急激に増えるので、
何か綴っておこうと思いました。

合掌
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本当なのか?グレッグ・レイク!

2016-12-08 21:13:40 | Greg Lake関連
本当なのか?

このウィキの内容

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%AF

嘘でしょ!

嘘だよね。

もし、本当だとしても、
このバンドのファンは、
それでも耐え抜いていかねばならない。

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The Christmas Album EMERSON RECORDS アナログ盤

2016-12-07 14:50:29 | Keith Emerson関連
The Christmas Album
EMERSON RECORDS アナログ盤


2012年の2月17日に取り上げているCDのアナログ盤です。


ジャケット表
反射した



ジャケット裏


インナーには収録曲記載

現時点において、
キース・エマーソン名義のアルバムの中で、
2000年以降、
アナログ盤が再リリースされているのは、
サントラの「インフェルノ」と「ザ・チャーチ(デモンズ3)」のみであると思われます。

「マーダロック」は20世紀にはジャケット違いで、
アナログ盤を再リリースしているようですし、
2000年以降もCD盤は何度か再リリースされていると思いますが、
アナログ盤に関しては2000年以降、再リリースされていないと見ています。

そのため、
キース名義のCD盤を所持していても、
さらにアナログ盤で聴こうと思っている方は、
中古盤を探すしかない事になりますよね。

キースのアルバムの中では、
割と頻繁にジャケットを変える等をして、
CDを再リリースしているのが、このクリスマスアルバムですが、
レコードに関しては、最初に英国でリリースされたものだけがあって、
再リリースはされていないようです。

制作してリリースした当時のインタビューを読むと、
今でいうところのインディーズ盤みたいな感じで商品化し、
流通に乗せていたのだと推定されます。

キース本人の主導で独自にリリースをした、
最初で最後のレコードになりますね。

CDを取り上げた時に盤面に「EMERSON RECORDS」のロゴが入っている写真を載せていますが、
このロゴもこの時だけのものになってしまいました。


レーベル面


ロゴ部拡大

今の勤務先に入って数年してから、
カッティングシート(車やウィンドウに文字を切り抜いて貼るシール式のシート)を扱う作業があって、
その切れ端が発生した事があります。
色はブルー。

その切れ端を使用して、
このEMERSON RECORDSのロゴマークを作り、
当時のマイカーの後部に貼って、
自己満足に浸っていた事がありました。

ELPマークですら、一部のロックファンしか解らないものでしょうし、
まして、この「EMERSON RECORDS」のロゴマークは、
キースファンですら、解らない場合もあるでしょう。

デザインとしてはシンプルなので、
Tシャツとかにこれを取り込んで商品化したら面白いと思います。

以上。
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植松伸夫氏のゲーム音楽

2016-12-05 08:40:24 | keithやEL&Pに影響を受けたミュージシャン、キーボードプレイヤー
植松伸夫氏のゲーム音楽

このブログでまだ一度も取り上げていないジャンルとして、
ゲーム音楽があります。

それは、私がゲームを全く嗜まないからですね。

それでゲーム音楽には縁がなかったわけです。

mixiで知り合った方々で、
キース好きでなおかつゲーム音楽の音楽家にも関心を持っている人達がおりまして、
その方々の意見を参考にしながら、
キースの音に近い、
あるいはキースの音の影響を受けているゲーム音楽を聴いてみたいとは思っていました。

キース好きでゲーム音楽も好きという方には、
おおよそ2つのパターンがあると推定されます。

1つは、ゲーム音楽を嗜む方が、
あるゲーム音楽家がキースの影響を受けていると知って、
EL&Pにたどり着く場合、
これはTMネットワークの小室氏のファンが、EL&Pに辿り着くパターンと同じですよね。

もう1つは、
もともとキースを好きな方が、似ている音楽を探してゲーム音楽にたどり着く場合ですね。
そのきっかけとしては、子供がゲームに興じているので、一緒に取り組むうちに、
キースの音と似たものを感じたという事があるかと思います。

私のネット知人は、後者の方に属するようですね。

このゲーム音楽というのは、
70年代のプログレ音楽を中心に愛好する音楽ファンの市場を、
遙かに凌駕した市場があるようで、
元々コンピューターで制作したゲーム音楽を、
武道館でオーケストラが演奏するというコンサートを企画した場合、
チケットが取れたらかなりラッキーというものらしいです。

宗教的に著名な神々や天使と悪魔の戦いがゲームになっているという事を、
親友から聴いた事がありまして、
ゲームもやった事がないのに、
女神転生の2枚組CDを購入した事がありますが、
どうやら、ゲームに興じている人の感性にしかヒットしないのかなと、
思って聴いていた事があります。
ほとんど、関心が湧きませんでした。

今回は、この植松伸夫氏の代表作と称されている、
「ファイナル・ファンタージーⅧ」を購入してみたわけです。


4枚組のパッケージは、
先般取り上げたリターン・オブ・ザ・マンティコアの
castle盤と同じく書籍のハードカバー仕様



シリーズ初めての主題歌である、
「Eyes On Me」という曲も(シングルチャートで50万枚を記録との事)
収録されているようです


確かに、キースを彷彿させるような曲がありますね。

植松氏のアルバムの中で、
EL&Pを彷彿させる曲が入ったアルバムも、
何枚か教えていただいています。

ちなみに私の知人は、

植松氏本人とあるイベントにて、握手をする機会があり、

「私はキース・エマーソンが大好きです」
と面と向かって言ったところ、

植松さんも、

「私も大好きです」と応えてくれたとの事。

以前は、ウィキにも影響を受けたミュージシャンとして、
キースの名前があったというような事も聞いたのですが、
ウィキは常に編集されているので、
現時点ではキースの名前はありません。

私は聴いていないのですが、
夏頃、NHKのFM放送で、
吉松隆氏と植松伸夫氏ともう1人の方が同時にパーソナリティーを務める特番があったようです。

そのうち、
植松伸夫氏とEL&P関連に関して、
書物を一冊取り上げる予定です。

以上。
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SEKAI NO OWARIのタルカスツアー情報から

2016-12-02 17:11:06 | 「タルカス / TARKUS」
SEKAI NO OWARIのタルカスツアー情報から

通称(略称?)SEKAOWAが、来年早々から開始する全国ツアーの名称を、
「タルカス」としているとの情報が、
キース・エマーソンファン専用掲示板にアップされました。

特に「タルカス」を演奏するのではないと思われますが、
検索をかけてみると、
SEKAOWAの熱心なブロガー等が、
ツアータイトルを考察するにあたって、
EL&Pの「タルカス」が出てくるというのが面白かったです。

それを読むと、EL&Pのタルカスを知らない人もいたりするので、
ネットとかで、「タルカス」が全英第1位を獲得した情報を仕入れたり、
youtubeの音楽をはめ込んでみたりしている感じでしたね。

SEKAOWAに関しては、いつだったか、テレビのニュース番組を見ていたら、
ステージ演出の情報や裏方さんへの配慮等が、映し出されており、
かなりの予算を割いている事が解りました。

そこのところは、70年代のEL&Pのステージにかける経費の使い方にも、
通じるものはありますね。

もともと自分たちでメジャーになる前に、
自前でライヴハウスを作ったという事もあったようなので、
建物とかステージ上の造形物にかける意気込みはかなりのものがあると推定されます。

また、バンドのメンバーが、
「まだ、ギターロックやってるんだ?」とつぶやいた時に、
特定の言葉だけが一人歩きをして、
多くのロックファンから批判を浴びたりもしていました。

その真意は解りかねますが、
それでも、一定の支持層をつかんで売れているわけです。

今回のツアータイトルに関するインタビューも、
そのうち、出てくるかと思いますが、
「タルカス」という言葉には、
SEKAOWAファンのブログによると、
エストニア語で「知恵」という意味があるらしい。

知らなかった!

まさか、SEKAOWAファンのブログで知る事になろうとは!

そのため、ツアータイトルに関するインタビューをされたとしても、
EL&Pの「タルカス」に関しては、
一言も触れないという事も充分にあり得る事ですね。

演奏はしないと思われますが、
開始前のBGMで「タルカス」を用いたら、
間違いなくEL&Pへのリスペクトといえますか。

以上。
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