EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ロイ・ハーパーのアルバム Flat Baroque And Berserk

2024-04-24 13:46:00 | Keith Emerson THE NICE関連
ロイ・ハーパーのアルバム Flat Baroque And Berserk

東京FM出版の「エマーソン、レイク&パーマー」が無ければ、
全く、ご縁のなかったと思われるアルバムです。

10年以上前から、
ナイスが1曲だけ参加しているというアルバム、
「Flat Baroque And Berserk 」(邦題:ロイ・ハーパー登場)を、
ずっとヤフオクで検索をしているわけですが、
出品数が少ないですし価格がとても高い。

すぐに入手できなかったおかげで、
ロイ・ハーパーが、
ジミー・ペイジと一緒に演奏しているアルバムがあるとか、
アルバムが突出した売上がないにせよ、
英国の著名ミュージシャンから尊敬されている孤高のアーティストである等を、
知る事ができました。

とは言っても、
ナイスが参加していないアルバムを入手して、
聴いてみる経済的な余裕もないので、
ひたすら、「Flat Baroque And And Berserk」の安い出品がないかと、
待っていたわけです。

そうしたら、
昨年ぐらいから、
安く手放す方が出てきてくださったおかげで、
タイミングよく入手する事が出来たわけです。

こちらは、1985年のリイシュー盤ですが、
1971年の最初のリリースから、
リイシュー盤自体、そんなに出ていないようです。
最近では、2017年にアナログ盤が再リリースされています。



ジャケット表側
写真は載せませんが、
ダブルジャケット、
ニスコーティングかどうかは解りませんが、
ツルツル仕様ではある



ジャケット裏側
バーコードがあります



レーベル面
SIDE2の7曲目にナイスが参加

時期を同じくして、
これもまた、
ほとんど出品される事のないCDも運良く入手できましたので、
(もしかしたら、CDの方が希少なのかも知れません。)
帰宅時の車の中で何度か聴く事ができました。

まず、思ったのは、
歌う声がとても綺麗だなという事。

ジャケットに写っている本人の姿からは、
ちょっと想像できない声でした。

全体的にアコースティックな、
フォークソングのような曲が多い中で、
ナイスの参加している楽曲のみが、
サイケディリックなロックな感じで、
アルバム全体の中では異彩を放っています。

ロイ・ハーパーが、
それでも良いと判断したので、
収録されたのでしょうね。

ナイスの参加曲が目当ての入手でしたが、
意外と他の曲に感じるところがありまして、
時々、聴いてみたくなるアルバムとなりました。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

LUCKY MAN THE MASTERS COLLECTION  2CD

2024-04-22 14:14:35 | EL&Pのベスト盤等
LUCKY MAN THE MASTERS COLLECTION  2CD

2018年にBMGからリリースされたベストアルバム。

リリース時点での新品ではなく未開封の中古品を、
何年か前に入手したモノですね。



パッケージ表側
価格シールが貼ってあるけど、
これぐらい支払ったのか、
ちょっと疑問
既出の写真ですが、
バンド初期の彼らの写真に文句なし

ディスクユニオンさんの説明がなければ、
このベストアルバムの位置付けすら考えてもみなかったのですが、
BMGが抱えていた8つのアーティストの、
ベストアルバムのシリーズの1つだそうです。

それもあってか仕様はデジパック。

そういう意味では、
一風変わった選曲に走っていない、
無難な企画商品という事かも知れないですが、
意外とそうでもなかったりします。



パッケージ裏側

全29曲。

全体として収録曲は、
アルバムリリース順と、
ライヴ演奏順を織り交ぜた、
ものになっています。

「展覧会の絵」は、
アルバムの発売順としては、
「タルカス」のリリースより後になりますが、
収録演奏自体は、
「タルカス」等のリリースより先に演奏されていたモノです。

「ア・タイム・アンド・プレス」
の後に、
「賢人」が収録されているので、
こちらはアルバムリリース順の収録。

一方、
アルバム「ラヴ・ビーチ」は、
「ELP・イン・コンサート」
より先にリリースされていますが、
「ピーター・ガンのテーマ」の後に、
「キャナリオ」が収録されています。

説明ではアルバムリリース順の収録となっていますが、
厳密なアルバムリリース順にはなっていないようです。

EL&Pファンであっても、
「ワークス」以後のアルバムのリリース順は、
重視していない方もいるかと思うので、
「作品第二番」のリリースの次は、
「ELP・イン・コンサート」ではなく、
「ラヴ・ビーチ」だった事を忘却しているかも知れません。

ちなみに、
「作品第二番」からの収録曲は、

「夢見るクリスマス」
「ホンキー・トンク・トレイン・ブルース」
「ブルフロッグ」

「ブルフロッグ」が珍しい感じもしますが、
個々人の楽曲の寄せ集めの印象がするアルバムから、
3者のパワーバランスを均等にするための選曲と言えますが、
たまたまそうなっただけかもね。

但し、
収録されている「夢見るクリスマス」が、
グレッグのシングルヴァージョンだとすれば、
ちょっとした変化球ではありますが。

大雑把な感じと、
細かい感じが交錯するベストCDと言えます。

amassの記事で、たまたま、こんなのが続いたので、
画像を頂戴しました。



どちらもEL&P自体には触れてはいませんけど

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

予約していても受け取る事ができない

2024-04-20 17:06:13 | Emerson,Lake&Palmer関連
予約していても受け取る事ができない

まずは、これ。



ウニオンさんから画像を頂戴しました
ありがとうございます

これは、ウニオンさんでも、
国内仕様盤の入荷が遅れていると、
告知しておりましたが、
4月17日より順次発送しているようです。

国内仕様盤と言っても、
帯と日本語解説とジャケットステッカーが付くので、
国内盤と称しても良いようなモノなのでしょうが、
3枚のCD盤とそれを入れてあるスリーヴ、
それと先日、画像を取り上げたクラムシェル仕様のパッケージが、
海外製なので、国内仕様盤という表現になっているのかも知れません。

そもそも、業界関係者ではないので、
国内仕様盤を制作する時のプロセスが、
解らないわけなのですが、
メーカーから売り上げの見込める個数を一挙に仕入れて、
その後、国内仕様盤にする作業をして、
シュリンク等で覆うという事なのかも知れません。

そのため、
何らかの理由で仕入れがうまくいかなかいとか、
当初の売り上げ見込みを凌駕する注文が入ったりすると、
品不足で出荷できないという状態が発生するのかも知れないです。

売る側の企業としては、過剰在庫を抱えるよりは、
買い手に待ってもらうという方が良いという選択になるのでしょうね。

それと、カールのボックス。
これはBMGの製品なので、
国内仕様の製品は出ないだろうと踏んで、
最初から輸入盤を予約注文しておりました。

こちらは、
ウニオンさんには、商品が入荷しておりまして、
カートに乗せれば買えるのですが、
別のところに注文してしまった結果、
そこでは商品確保すら出来てない状態になっております。

これ、販売者側から送られてくるメールをチェックして、
入荷遅れの事態にきちんと対応しないと、
予約注文をしたのにキャンセルになるという事もありますから、
気を付けないといけないですね。
手間が増えてしまった状況。

この2点の入荷遅れで、
お決まりの受け取り報告レポートが、
4月に出来るかどうかが、
怪しくなってしまいました。

これで、4月のブログ2回分の話材の喪失になるので、
補填する話材を考えないといけなくなりました。

以上。

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映画「幻魔大戦」サントラ ドラマ編 2CD

2024-04-19 16:46:19 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
映画「幻魔大戦」サントラ ドラマ編 2CD

映画「幻魔大戦」は、
DVDやBlu-rayも登場しているわけですが、
それでも、廃盤のままでリイシュー盤が出る気配もないのが、
「サントラCD」と、
本日、取り上げる「ドラマ編の2CD」です。




1998年CD化



背部
この頃の2CDケースは、
まだ厚みがあったんだね

ただ、
「サントラCD」、「ドラマ編の2CD」のどちらも、
マニアにとっての需要はあるらしく、
ヤフオクでも¥5,000-以上の価格で落札されることが、
ほとんどですね。



プラケース表側



プラケース裏側

「マニア」と言っても、
名作と言われているアニメのドラマ編のCDなので、
キース・エマーソンのマニアなのか、
アニメ映画のマニアなのか、
その辺りがよくわからないというのはあります。

アニメ映画のドラマ編のサントラというのは、
アナログ盤時代、いくつかのタイトルがリリースされていたとは思いますが、
アニメ映画のドラマ編のサントラ自体、今では制作されていないでしょうし、
当時のドラマ編のアナログ盤をCD化したものも、
ひょっとしたら、タイトル数があまり多くはないのかも知れませんね。
(実際のところ本当かどうかは特に調べてはいませんが。)

そうだとすると、
アニメ映画にまつわる歴史において、
ドラマ編のCD自体が、
1つの時代の象徴として、
希少価値が出ていることも考えられます。

これは7年ぐらい前に入手した、
帯無しの中古盤になります。



DISC 1 盤面

入手した当時は、
帯無しだと安いかというと、
そんな事はなくて、
最低でも¥3,000-以上の札を入れた記憶があります。



ストアから購入すると、
稀に帯が入っている時もありますが、
これはストアから求めていないので、
解説入りのブックレットのみ収納されていました

再生をする時間が確保できないでいるので、
聴いてみたら、また、別のレポートを書く予定です。

以上。

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Welcome back my friends,to the show that never ends~西ドイツアナログ盤

2024-04-17 14:08:02 | 「レディーズ&ジェントルメン/Ladies and G ~」
Welcome back my friends,to the show that never ends~
西ドイツ アナログ盤

邦題「レディーズ&ジェントルメン」の中古アナログ盤は、
3枚組という事もあってか、他のタイトルと比べて、
価格が安くないモノが多いわけです。

他のタイトル同様、
世界のアチコチの輸入盤を求めてみたい意欲はあるのですが、
なかなか進まない事情としては、
安い品物が出てこないという事がありますね。

これまで、ヨーロッパの国を含めて、
数枚ほど、取り上げていますが、
「恐怖の頭脳改革」とは、
また違ったところで、
制作国ごとの微妙な特徴が出ているので、
比較するのが面白いタイトルだと思っています。

本日、ようやく、ドイツ盤を取り上げる事ができました。



表側
リングウェアどころではない



ジャケット内側もこんな感じ



内側ELPマークのエンボス部は英国オリジナル同様

とは言え、
これは見ての通り、
ジャケットが物凄いジャンク品なので、
とても安かったわけなのですが、
ジャケット内の構造を、
英国オリジナル盤と比較するには、
問題がないだろうと思いまして、
購入したのでした。

本タイトルのアナログ盤を取り上げたおりに、
何度か書いたかも知れませんが、
アナログ盤2枚組から連想する、
通常のダブルジャケット等とは異なっており、
ジャケット全体をビニールスリーヴ等に入れて覆わないと、
レコード盤を入れてあるペーパースリーヴが、
ずり落ちてくるという難点があるわけです。

その落ちてくる事態を防ぐために、
英国盤では、内ジャケット「P部」の向かって右下に、
三角形の黒色の抑え(?)を取付しています。



英国盤の「P面」

しかし、この三角形の抑えは、
全くと言ってよいほど、
用を為さない飾りのようなモノです。

お国によっては、
これ自体が無駄だと判断して、
三角形の抑えは最初から取付していないケースもありましたが、
このドイツ盤もそんな感じですね。



ドイツ盤の「P面」

ドイツ盤に関しては、
「BRAIN SALAD SURGERY」
の初期のジャケットのインサート部の構造が、
英国オリジナルと異なっていても、
この「Welcome back my friends,to the show that never ends~」
の英国オリジナルジャケットに関しては、
もはや、どうにもならないと見たのか、
独自の工夫が為されていないようです。



レーベル面

以上。

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キース・エマーソン・ウィズ・ザ・ナイス 国内盤

2024-04-15 13:46:09 | 書籍「衝撃のロックトリオ伝」巻末での紹介アルバム
キース・エマーソン・ウィズ・ザ・ナイス 国内盤

「衝撃のロック・トリオ伝」の巻末に掲載されたアルバム、
というカテゴリーを設けてからの2回目になります。

このジャケットはとても良く知られているかと思います。



1972年製

私は高校生になってから、
音楽専科誌の「売ります・買います」のコーナーにおいて、
売るアルバムを掲げていた方と、
取引をした事がありました。

その時に、
数枚取引した1枚の中に、
このジャケットの輸入盤も含まれておりまして、
組数は2枚でしたね。

その当時からネットで中古盤を漁ったりするようになるまでは、
このジャケットの商品は2枚組だと、
思い込んでいたわけです。

実のところは、
このジャケットデザインとタイトルはそのままにして、
お国ごとに2枚組や1枚組のアルバムを制作していることがわかりました。


10年ぐらい前に、
ありがたい事に、
帯付きの美品を入手する事ができました。
入手した事によって、
日本においては、
1枚組であった事が初めて解ったわけです。

帯は被せ帯になっていました。

なにしろ、
このダブルジャケットの外側は、
広げるとキースの全身になっているという、
ありそうで無いデザインになっています。



ジャケット見開いた外側



ジャケット見開いた内側
解説は大貫憲章氏

そのため、
普通のダブルジャケットのように扱うと、
上の画像のように、
キースの上半身が横を向いてしまうわけです。

まぁ、横になってオルガンを弾いたりしているので、
横を向いていても違和感がないとも言えますが。



レーベル面 1



レーベル面 2



書籍掲載箇所

以上。

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ミニヨン誌 ひとり旅 Vol.1

2024-04-12 14:26:47 | プログレ系専門誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
ミニヨン誌 ひとり旅 Vol.1



A4サイズ
表紙裏の目次を含めずに全19頁
オールカラーではありますが、
製本テープを用いた手作り感のあるミニコミ誌です

ミニコミ誌である「ミニオン」が、
ディスクユニオンプログレカテゴリーのチャートに顔を出したのは、
昨年の事でした。

私はミニオン誌というのが、
存在する事を知っていたぐらいでしたが、
プログレ愛好家の間では、
知る人ぞ知るとてもマニアックなミニコミ誌として、
受け止められていたようです。

このブログを覗かれてわかるように、
私自身、音楽に関しては、EL&P以外のプログレや、
世界各国の音楽に関して、
強烈な興味や関心があるわけではないのですが、
ミニオンの編集者や執筆者の方々は、
そのような私の姿勢とは真逆であります。

ただ、EL&P研究会の主催者が、
ミニオン誌に関わっている事は存じていましたので、
機会があれば、どのようなものなのか、
一度は見てみたいと思っていたわけです。

そもそもミニヨン誌をどうやって入手するかという事を、
調べてみた事もなかったのですが、
数冊のバックナンバーの在庫があったようで、
その入手先が、友人のFacebookに記載されていましたので、
注文してみたわけです。

入手できた「シン・ミニオン」誌に記載された、
ミニオン誌の歴史記事によると、
1990年に始まって、
編集長を交替したりしながら維持存続をしており、
いくつかのヴァージョンが存在しているようです。

本日、取り上げた号は、
グレッグのアンソロジーアルバムが出た頃に、
制作されていたようで、
13頁にジャケット写真と共に、記事が掲載されています。

記事を読んでみて、
とても意外だったのは、
書き手の方は、EL&Pがとても好きなのですが、
その時々の事情や地方住みという事もあって、
90年代のEL&Pの来日公演に参加する機会を逃していたという事でした。

しかし、それが故にEL&Pへの思いがさらに増していくという事は、
あるかと思います。

2008年のキースの来日が、
EL&Pのメンバーとの最初の邂逅になったようです。

2013年のグレッグの東京初日公演に参加した時に、
第2部の開演までの休憩時間が長かったのは、
グレッグの体調が悪かったためとの事。

グレッグが他界したことにより、
書き手の方にとって、
グレッグの来日ソロ公演は、
まさに一期一会の出会いになったわけですが、
ファンには体調の悪さを見せないグレッグのプロ意識を、
しっかりと書いてくれており、
私も参加できた東京初日公演を思い出させてくれます。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

EL&POWELL COMPLETE COLLECTION 仕様判明

2024-04-11 16:12:17 | エマーソン、レイク&パウエル / E,L&Powell
EL&POWELL COMPLETE COLLECTION 仕様判明

輸入盤を入手された方が、
早くもに売りに出されておりました。

画像を見ると、
クラムシェル型のボックスのようです。

画像の一部を切り取りました。



フタを開ける時に、
指を入れるところの、
半円カットもついているようです

とりあえず、デジブックとかデジパックとか、
デジスリーヴとかではない事はわかりました。

うん。

間違いなく「3CDBOX」というパッケージですね。

受け取る前に、仕様がわかりましたので、
ご報告まで。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

ラッキーマン シングルレコード Cotillion盤

2024-04-11 11:35:49 | 「Emerson Lake&Palmer / first」
ラッキーマン シングルレコード Cotillion盤

タイトルとは全く違う話になるのですが、
今朝、通勤時にマイカーのラジオで、
スコット・ジョブリンの「ジ・エンターテイナー」を聴く事になりました。

スコット・ジョプリンのシングルレコードも、
そのうちに、1枚取り上げたいと思っているのですが、
聴いている時間がなかなか取れずにおります。

EL&Pのシングルレコードであれば、
曲は聴いた事があるので、
ほとんどジャケットとレーベル面の観察日記で済ませておりますが、
元になった曲という事で取り上げるとなると、
一度は聴いておくべきだと思っているので後回しになっています。

中学時代に父に買ってもらった、
スクリーンミュージックの8トラックがありまして、
どこかのオーケストラが演奏したオリジナルではない映画音楽が入っていたのですが、
その中に映画「スティング」の「ジ・エンターテイナー」も収録されていました。

映画で実際に使用されていたヴァージョンが、
スコット・ジョプリンのオリジナルのモノかどうかも解っていないのですが、
本日、ラジオで初めて聴くことができたのは、
ピアノのみの楽曲でしたので、
昔、8トラで聴いたオーケストラのヴァージョンとは、
もちろん、異なっておりまして、
私にとってはエキサイティングな感じがする展開になっていました。

調べてみたら、これはスコット・ジョプリンのオリジナルではなく、
「カティア・ラベック&マリエル・ラベック」という姉妹の、
ピアノ・デュオによる演奏のようです。

姉の方がジョン・マクラフリンと結婚していた事があるという、
余計な情報まで知ってしまいましたわ。

先日、別室の品物の大きさ参考写真で、「Birds of Fire」のレコードジャケットをアップしてから、CDも欲しいなと思っていたところだったので、
考えてもみない意外なところで、ジョン・マクラフリンの名前が出てきましたね。

ここからタイトルの話。

Cotillionのシングル盤は、
両面がラッキーマンのプロモ盤を一度取り上げています。

こちらは、特に記載がないので、
Cotillionの市販盤の1つではないかと思っています。



レーベル面 1



レーベル面   2

元々、Cotillionのカンパニースリーヴに入っていた品物を発注したのですが、
こちらで受け取ることができたのは、
中古盤販売用の白いペーパースリーヴに入っていた品物でした。

発注時の画像では、
割と多色刷りを見かけることが少ないカンパニースリーヴの中で、
カラフルな仕様になっておりましたので、
ちょっと興味が湧いたわけですね。
入手できなかった事は少し残念ではあります。

価格も安かったので、
こんな事もあるという事の1つであると、
とらえています。
安いので失敗とまでは言えないかな。

試聴する時間が取れませんでしたが、
レーベル面を見ると、
TIMEが4:36とあるので、
アルバムヴァージョンが収録されている事になります。

以上。

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MUSIC FROM FREE CREEK CD国内仕様盤

2024-04-08 10:35:32 | Keith Emerson参加作品関連
MUSIC FROM FREE CREEK CD国内仕様盤

このアルバムは既にアナログ盤を3種類とりあげていますね。

東京FM出版のEL&Pの「地球音楽ライブラリー」のリストにも、
入っているので、
キースファンにとっては良く知られているアルバムかと思われます。

2006年に初CD化されておりまして、
取り急ぎ購入したのは覚えていますが、
そのうち取り上げようと思っているうちに、
未開封のまま時間が経過してしまいました。

本日、取り上げるのは昨年の12月に発売された、
開封済のペーパースリーヴ入りのCDになります。

この国内仕様盤を出してくれたのは、
今回、エマーソン、レイク&パウエルの3CDBOXの国内仕様盤をリリースしてくれるところですね。
(ちなみに、このEL&パウエルの発売日は、4月5日から4月14日に延期になったようです。)

この「MUSIC FROM FREE CREEK CD国内仕様盤」ですが、
発売日も、カールの来日公演が終わった頃であったのと、
グレッグのボックスの国内仕様盤の発売日が予定より遅れる等、
秋から年末にかけてのEL&P関連商品にまつわる話材が、
多くあり、それに振り回されていた渦中でありましたので、
本CDは、発売されてから、再リリースを知る事になったのでした。

発注の際に、タイミングよく、既に中古品が出ていたのですが、
説明を見ると「完品」のようでしたので、即、カートに入れました。



シュリンクを破かずにインサート部だけ、
開封しておりました




帯は最近よくある、
向かって左部に邦題を記して、
裏側の全面を覆う仕様
裏側に解説の邦訳

現時点におけるウニオンさんでの簡単な説明は、

「ニューヨークのスタジオで自らの作品のレコーディングで居合わせたトップミュージシャン達が合間を縫ってジャムセッションを繰り広げた貴重な音源を収録」

となっていますね。

ソングリストは、
以下の通り。

1.シッシー・ストラット
2.フリーダム・ジャズ・ダンス
3.悪魔を憐れむ歌
4.マザー・ネイチャー・サン
5.ロード・ソング
6.レイ・レディ・レイ
7.ヘイ・ジュード
8.ヒー・ダークド・ザ・サン
9.アールズ・シャッフル
10.ゲッティング・バック・トゥ・モリー
11.チェリーピッカー
12.キルパトリックズ・ディフィート
13.イパネマの娘
14.誰も知らない
15.リビング・ライク・ア・フール
16.ワーキング・イン・ア・コールマイン
17.ビッグ・シティ・ウーマン
18.オン・ザ・リバウンド

このセッションアルバムは、
説明によると、基本的には6種のセッションで構成されているようで、
こういったことは、
アナログ盤の説明では全くわからなかった事です。

ジェフ・ベック(A.N. Otherと表記)と、
エリック・クラプトン(King Coolと表記)も、
その演奏が含まれているとはいえ、
この6種のセッションのどれかの中で、
演奏しているというだけで、
共演しているわけではないようです。

キースは、2曲目、4曲目、18曲目に参加。

キース・エマーソンの名前で収録されたわけです。

アナログ盤がカリスマレコードからのリリースでしたので、
カリスマの他のオムニバスアナログ盤にも、
キースの名前で収録されるケースもあったようです。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

Live In Oslo 1969 10inch その2

2024-04-06 10:32:17 | Keith Emerson THE NICE関連
Live In Oslo 1969 10inch その2

EL&P関連の未開封状態BOXもある中で、
こちらの品物をいち早く開封してみようと思ったのは、
10インチのカラーレコードだったからです。

加えて、
レッドヴァイナルや、
オレンジヴァイナルは、
いくつか取り上げていますが、
グリーンは初めてかと思います。

グリーンヴァイナルそのものは、
日本の80年代のレコードで、
アイドルのアルバムも含めて、
制作されていたケースもあり、
ネット上で見たこともあるので、
珍しいモノではないかもしれません。

カラーヴァイナル自体、
最近では普通に制作されているので、
グリーンヴァイナルもその中に入るモノなのでしょうが、
20年ぐらい前であれば
輸入盤のグリーンヴァイナルは、
比較的、珍しいものであったかもしれないです。



お決まりのステッカーの撮影



パラフィン紙のようなスリーヴは、
レーベル面にあたるところに、
丸穴が開いているのが特徴
こういうタイプはあまり見たことがないです



スリーヴから取り出してみる



レーベル面


音を聴いてから、
レポートしようと思っていましたが、
いつになるかがわからない生活状態なので、
とりあえずは、レコード盤面を取り上げてみました。

数日前のことですが、
自宅に帰って食事を済ませてから、
とても親しい知人の他界にまつわる電話をしていたのですが、
話の最中に母が何度も話しかけてきたので、
気ぜわしい状況でのやりとりになりました。

我が家の内情が相手の方に伝わってしまったのですが、
その方も義母が息を引き取るまで同居生活をされた方なので、
私と母のやりとりを耳にしながら、
介護が必要な義母の晩年を思い出したとの事。

以上。

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アトミックルースター イタリア アナログ復刻盤

2024-04-03 13:36:12 | Carl Palmer関連
アトミックルースター イタリア アナログ復刻盤

幾度となく、述べておりますが、
アトミック・ルースターのファーストアルバムの国内初回中古盤は、
価格がとても高い。

これは、帯付き、帯無しに関わらず、
ヤフオクでは出品されると価格が高騰します。

出品者側もそれを見越して、
開始価格を高く設定している場合が多いですね。

ネット上で見た感じの国内盤の特徴として、
英国オリジナル盤と明らかに異なっているのが、
ジャケットです。

英国オリジナル盤は、
シングルジャケットなのに、
国内初回盤は、
ダブルジャケットになっています。

ダブルジャケットの内側に、
バンドのメンバーの説明等が、
記載されているようでした。

本日、取り上げる復刻盤は、
リイシュー盤を手掛けている、
イタリアのAKARMAというレーベルから、
2001年に発売されていたものです。

リリース年が同じかまでは、
確認していません。



ジャケット 表側
国内アナログ盤のジャケットのように、
厚手の紙による頑丈なつくりです



ジャケット 裏側

ジャケットは、
ダブルジャケットになっています。



見開きジャケット内側
これは解説ではなく収録曲の歌詞を記載



カールの写真拡大

イタリアにおいて、
最初のリリースからダブルジャケットになっていて、
それを復刻したというのではなく、
リイシュー盤を新たに制作するにあたって、
ダブルジャケット仕様にしてみたようです。

ダブルジャケットはシングルジャケットよりは、
制作の手間がかかるのだと思われますし、
海外の国によっては、
アナログ盤の売り上げがCDを凌駕してしまっている現時点において、
特にマニアに向けてのみアナログ盤を制作しているとは言い難いところもありますが、
このアナログ盤がリリースされた2001年の頃は、
あくまでも、マニア狙いという事で制作をしたのだと思います。



レーベル面 A



レーベル面 B

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

「ベスト・オブ・EL&Pミニチュア再現帯」について

2024-04-01 11:36:53 | EL&Pにまつわるオークション等について
「ベスト・オブ・EL&Pミニチュア再現帯」について

1年ぐらい前に出品されていた、
「ベスト・オブ・EL&P」の紙ジャケットサイズのミニチュア再現帯。

ネットを始めるのも遅かったので、
ディスクユニオンさんでは、
私が知らないだけで、
何かを購入した時の特典として、
「ベスト・オブ・EL&P」のミニチュア再現帯をつけていたのかと、
思ったのでした。



保管していた画像より

この「ベスト・オブ・EL&Pのミニチュア再現帯」は、
私以外のEL&Pマニアにとっても、
珍しいモノのようで、
10名前後の方々が札を入れていた記憶があります。

で・す・が、

私は、「ひょっとしたら」と思いまして、
出品時にアップされている数点の画像を凝視したのでした。

やはり、そうでした。

この「ベスト・オブ・EL&Pのミニチュア再現帯」は、
出品者が制作したオリジナルの品物であったようです。

よくみると、画像の下部に、
出品者の制作物であることの説明が付記されていたのでした。

ディスクユニオンさんのミニチュア再現帯にせよ、
ビクターエンタテイメントさんがミニチュア紙ジャケットCDで再現している、
アナログ盤発売当時のワーナーさんの帯にせよ、
当時のリリース会社やレーベルの社名は、
帯のデザインから抜かれています。



コピーなので価格も入っています

業界のことはよくわかりませんが、
それが、オマケ等でつけたりする場合の、
「ミニチュア再現帯」の決まりのようなものなのでしょう。
この帯は、ワーナーさんのロゴや社名も入っていますから、
アナログ盤の本物をスキャンして、
紙ジャケットCD用の大きさにして加工したのでしょうね。



上部にレコード番号が入っています

「出品者の自家製」という記載箇所に注視した、
私以外の方々も当然いるのでしょうが、
それでも無数の札が入れられたのは、
たいそう珍しい自家製だと思ったからでしょうね。

そもそも、
アナログ盤「ベスト・オブ・EL&P」自体、
ミニチュア紙ジャケットCDが存在しないので、
この「自家製帯」を入手しても、
たすき掛けをする品物が存在しないので、
ただ、保管するしかないわけです。

「昭和時代のEL&Pの初めてのベスト盤のミニチュア再現帯は、
制作されていないので多少の需要はあるかも」

と出品者が考えて制作したのでしょうから、
結果として「EL&Pマニアホイホイ」には成功したと言えます。

こういう自家製品は、
頻繁に同じものを繰り返して出品すると、
ヤフオク主催者側に通報したりされるの可能性もあるわけで、
単発で行っているのかも知れないです。

ディスクユニオンさんでは、
キースの「ホンキー」の国内盤がビクターエンタテイメントさんからリリースされた時に、「ホンキー」のミニチュア紙ジャケットを購入特典として制作した実績がありますので、
「ベスト・オブ・EL&P」に関しても、ミニチュア紙ジャケットを制作して、                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           何かの特典としてつけてくれると良いのですけどね。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

「CLEAR VINYL」と「CRYSTAL VINYL」

2024-03-28 16:01:50 | Emerson,Lake&Palmer関連
「CLEAR VINYL」と「CRYSTAL VINYL」



ジャケットとシュリンク上のステッカー

キースの「インフェルノ」の「CRYSTAL VINYL」を、
入手した時に開封前のレポートを少し書きました。

その時に、「CRYSTAL VINYL」と「CLEAR VINYL」は、
特に違いというのがあるのか、
それとも言い方の違いだけなのかという事が、
少し気になっておりました。

そこで、「CLEAR VINYL」と称されて発売されていた、
グレッグのライヴアナログ盤と、
キースの「インフェルノ」の「CRYSTAL VINYL」を、
並べてみることにしました。



グレッグライヴ盤



キースサントラ盤



向かって左 キースサントラ盤
向かって右 グレッグライヴ盤



上の画像の拡大

単品で見ると、どちらも、同じような感じなのかもしれませんが、
比較してみると、「インフェルノ盤」の方が、
とても薄い黄色っぽい感じになっているとわかりました。

これは、経年劣化による変色ではなく、もともと、
このような色なのだと思います。

だからといって、「クリスタル・ヴァイナル」が、
「クリア・ヴァイナル」に比して、
薄い黄色っぽい色であるかというと、
すべてのアナログ盤がそうであるとは思えないですね。

プレス会社の違いや、
プレスした時の状況等によって、
微妙に色合いが変化するとも考えられます。

結局、これは、言い方(表現)の違いだけではないかと、
思っています。

数年前から、
「クリスタル・クリア・ヴァイナル」という呼称で、
呼ばれることもあるようで、
来月発売予定の「狂気」の2枚組アナログ盤とかも、
それにあたります。

結局、「クリスタル・ヴァイナル」や、
「クリア・ヴァイナル」よりも、
「クリスタル・クリア・ヴァイナル」の呼称の方が主流になりそうな気がしています。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

94年のジュニアヘビー (通常盤)

2024-03-26 08:44:07 | エマーソン、レイク&パウエル / E,L&Powell
94年のジュニアヘビー (通常盤)

新日本プロレスをずっとテレビで見ている方は、
今頃になってとり上げたかと言う人もいるかと思います。

私にとっては、
この種類のCDは、
説明するのが容易でないわけです。

70年代のロックを聴かれていた方であれば、
ロックバンドと言われると、

バンドのメンバーと、
メンバーの担当楽器、
楽曲は誰が作っていて、
誰がプロデュースしているとか、

バンドの関連事項が音楽雑誌を読んでいるうちに、
自然と知識に入ってくるわけですが、

今では、
ロック音楽も、
バンドのメンバーがいなくても、
制作できるようになっているので、
CD1枚を取り上げるにしても、
ウィキとかを読んでみないと、
全くわからないことだらけです。

これは、「ザ・リーサルウェポンズ」という、
2名のメンバーで構成されているバンド(ユニット)のCDですが、
2021年にリリースされて、
新日本プロレスのエンディングテーマに使用されているようです。



初回限定紙ジャケット
これは輸入盤の薄いペーパースリーヴではなく、
国内盤の普通の紙ジャケットです

「ザ・スコア」をもとにして、
独自の日本語の歌詞をつけているわけですが、
その歌詞の内容が、「94年のジュニアヘビー」を表しているとの事。

発売サイトの説明には、

「プロレスファンであれば、だれもが知るワールドプロレスリングOPテーマ「ザ・スコア」の曲に、
1994年、伝説となる両国国技館で開催された第1回「スーパーJカップ」の大激戦を歌詞に載せたプロレスファン大興奮の1曲!」

とあります。

「ザ・リーサルウェポンズ」に関する、
Youtubeと音楽サイトの説明によると、

2019年1月、突如として出現。
狂気の発明家「アイキッド」が最高傑作「サイボーグジョー」とともに、1980年代~1990年代のカルチャーをテーマにした音楽エンターテインメントを展開する。

メンバーは、
アメリカ生まれの「サイボーグジョー」、
ももいろクローバーZや上坂すみれらへの楽曲提供を行う作詞家・作曲家の「アイキッド」からなるユニット。

2019年4月に1stアルバム「Back To The 80's」を配信およびライブ会場、
通販限定で発売。

1980年代のポップス、パンク、ディスコ、プログレ、シンセウェイブなどを独自に取り入れた楽曲群とYouTubeにアップされるミュージックビデオで話題を集める。

等が記述されていました。

本製品は、
いくつかのヴァージョンがありまして、
中古品とかは、
ほとんど出回っていなくて、
未開封の新品とかはあったりましたが、
リリースから数年経過したことにより、
大手通販サイトのプライスダウン品が最も安くでておりました。

個包装のお菓子が10数個入っている、
袋菓子がありますが、
袋菓子、2つ分ぐらいの価格でしたので、
躊躇せずに入手してみました。

希望はしていないのですが、
「メガジャケ」というのもついてきたのでした。



限定メガジャケ付き
某通販サイトでは、
イエスの輸入盤のボックスにメガジャケをつけていましたね



紙ジャケット後ろの上部の一部抜き取り写真
収録曲記載



歌詞カードの一部

歌詞カードの一部の記載を見ると、
グレッグの歌詞の部分に新たな日本語歌詞をつけて歌っているように思いますが、
実際は、歌詞が出てくるまでのインストの前奏の部分に日本語歌詞を付けて歌っており、
グレッグのボーカルメロディーが出てくる直前で曲は終了します。

受け止め方は人それぞれでしょうが、
私は新鮮な驚きをもって、
ちょっと気分が上がる曲として受け止めました。

「エマーソン、レイク&パウエル」のボックスの国内仕様盤を注文したので、
来月自宅にお迎えする前に弾みがついた感じです。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。