EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

復刻コンサートパンフ72以降 in FANFARE BOX その2

2018-07-30 18:29:50 | EL&Pのロゴについて
復刻コンサートパンフ72以降 in FANFARE BOX その2


前回は裏側を載せたので、
今回は表側側からの発見事項を。


グレッグ以外はディフォルメしすぎかな
しかもキースは似ていない


このパンフレットの表紙には、
ELPマークが描かれています。

但し、現在、知られているデザインのマークとは、
やや異なっていますね。


中央下部拡大

言える事は、
ほぼ、この時点で、大まかなデザインとしては、
完成していたという事ですね。

特徴としては、
「L」の文字をデザインするにあたり、
字体のバランスを崩さずに行うと、
「L文字」の横線が現在のマークより長くなるわけです。

このパンフレットのELPマークを、
どなたかがデザインし、
それをさらにコンパクトにまとめたのが、
頭脳改革のジャケットのELPマークという事になりますよね。

私にとっては、
ELPマークの成立過程の痕跡を知る事ができた、
貴重なパンフレットの復刻だったわけです。

以上。

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映画 幻魔大戦 ドラマ編 カセットテープ 1

2018-07-27 15:46:09 | Keith Emerson邦画音楽担当関連
映画 幻魔大戦 ドラマ編 カセットテープ 1
昨日からようやく「3.2」を聴いています。

「3.2」は「3」に比べて、すぐにはメロディーを覚えにくい楽曲になっている感じがしています。

キースが関わっていたとはいえ、決して、EL&Pっぽい音ではなくて、
キーボードの音色やアレンジの仕方が、「3」を彷彿させます。

ただ、ロバート・ベリーが「3」の続きをやっているのであるという事前の説明がなければ、
「3」を彷彿するような事もなかったと思います。

これは何度か聴いてみて、解説用紙をつぶさに読んでみないと、
自分なりのしっかりとした感想は出てこないですね。

キース関連では、
一昨日、「ザ・ナイス」のスエーデンでの67年のライヴアルバムが、
8月の下旬にリリースされるとの告知が入りました。

ジャケット写真もアップされていて、
アナログ盤も同時発売のようなのですが、
アナログ盤の組数が1枚とありましたので、
それに収まるぐらいの演奏時間ではないかと思います。

本日、取り上げるのは、映画「幻魔大戦」ドラマ編のカセットテープです。

サントラのカセットテープはかなり前に取り上げておりまして、
一般的なパッケージに入っておりましたが、
こちらは、ほぼ正方形の変形パッケージを使用しています。
紙製ですね。



このタイプのパッケージは珍しいものかも知れません。


開くと白いプラケースに収納された本体があります


取り出すとこんな感じ


紙ケース裏側

アナログ盤のドラマ編のように、
2本組になっています。

これは2本組の1本目です。

結局、2本組のカセットテープの場合、
プラケースパッケージ1つに、
テープ本体が1本入って、
シュリンクで2つのパッケージを覆っているのだと思います。

そのため、レコードのダブルジャケットに、
2枚のレコードが入っているのと違い、
2本組のカセットテープは、
それぞれ独立したパッケージに入っているため、
バラバラになりやすいのでしょう。

EL&Pの国内版カセットテープとしては、
「レディース&ジェントルメン」と「ELP四部作」が、
2本組で発売されていたのですが、
中古品でオークションに出品されているのを見ると、
1本だけで出品されているケースが時々あります。

海外の2本組カセットテープでも、
1本だけで発売している場合もありますが、
気をつけていないと、バラバラになるのでしょうね。

アルバムの音が半分しか聴けなくなるので、
ジャンク品という事になると思います。

以上。

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ザ・ルールズ・ハヴ・チェンジド 3.2

2018-07-25 13:35:20 | 「スリー・トゥ・ザ・パワー / 3…TO THE POWER」
ザ・ルールズ・ハヴ・チェンジド 3.2



CD盤面

3.2は、ディスクユニオンのサイトで見ると、
「スリー・ポイント・トゥー」と読むようです。

この3.2の最初で最後と思われるアルバム、
「ザ・ルールズ・ハヴ・チェンジド」。

昨日、帰宅したら、届いておりました。

日本での発売元はキング・レコードです。

キング・レコードといえば、
79年~80年頃の「ヨーロピアン・ロック・コレクション」が想起されます。

私も幾つか所持しております。

現時点においても、キング・レコードが、
プログレっぽい音のリリースに関心を持っているかまでは、
全く解りません。

ただ、キング・レコードにおいては、
2009年のロバート・ベリーのソロアルバムも、
リリースしておりますので、
特に、この「3.2」が売れそうだから、
国内盤リリースに踏み切ったというわけではないと言う事ですね。

それでも、ロバート・ベリーのソロアルバムを、
遙かに超える売上は見込めるとは思ったでしょうから、
担当者にとっては朗報だったと思います。

この中には、ロバート・ベリー本人による、
簡単な自己ヒストリーの翻訳も入っており、
アルバム制作への経緯も良く解るようになっています。

このプロジェクトは、amass等の情報によると、
キースの生前から進められていた事になっていますが、
ロバート・ベリーのキース他界の落胆と悲しみは、
とても深いものであった事が、
自己ヒストリーからも伝わってきます。

今朝、聴きながら出社するつもりでおりましたが、
家庭内の諸事情が絡んで、
家を出るのが遅くなったので、
運転に集中して鑑賞どころではありませんでした。

今日のうちには、聴く事ができそうです。

以上。

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トリロジー 台湾製 アナログ盤

2018-07-23 11:34:20 | 「トリロジー / Trilogy」
トリロジー 台湾製 アナログ盤


シングルジャケット
初回のものかどうかは不明
レーベル面には再販の記述有り
それが日本でいう再リリースを指すのかは不明


取り上げ済みの、
EL&P関連のアナログ盤で、
ジャケット用紙の厚みがもっとも薄かったのは、
タルカスのトルコ盤でした。

この台湾製のトリロジーのジャケットは、
それをさらに上回る薄さです。

タルカスのトルコ盤は、
ジャケット用紙が薄めである事と、
デザインが英国オリジナルと違う部分がある事を除いては、
「お国によっては、こんな感じなのだろう」と、
思えるような範囲のものでしたが、

この台湾製のジャケットは、
いくつかの点が、
他国の製品と違って風変わりです。


向かって右下部拡大

このジャケット用紙の厚みは、
国内盤の一般的な解説用紙の厚みですね。

シュリンクですが、
どちらかというとキッチンラップを巻き付けているような印象で、
補強の意味もあってか、
外側だけでなく内側も、このキッチンラップで覆われています。

このラップを剥がすと、
さらにプラケースCDジャケットのペラ紙のような状態になるのだと思いますが、
決して剥がしてはいけないと思います。


裏側は歌詞が記載

なんだか、
正規品のブートのような感じもしますが、
ブートではないと思われます。

これはたまたま1枚組のレコードでしたが、
2枚組とかの場合、どのようになっているのか、
見てみたいですね。


レーベル面

以上。

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イン・ザ・ホット・シート サンクリュアリ盤

2018-07-20 13:43:12 | 「イン・ザ・ホット・シート/in THE HOT SEAT」
イン・ザ・ホット・シート サンクリュアリ盤

ELPのロゴについてのカテゴリーの中に、
プラケースCDの背部にあたる部分を並べると、
ELPマークになるという事で、
手間暇かけて、切り取ってくっつけてみた事があります。

この時は、未開封のCDもありましたので、
プラケースに入れたままスキャンをしました

そのため、
プラケース内に収納してある用紙を外して、
スキャンをして、切り取ってくっつけてみるという、
細かな作業までは至りませんでした。

そのうちに、実現したいとは思っております。

このプラケースCDの背部を並べると、
ELPマークになるという製品は、
2001年前後の英キャッスルのヴァージョンですね。

数年後に、ほぼ同じ品物が、
英サンクチュアリ盤としてリリースされましたので、
どちらかを所持していれば、
背部のELPマークは完成するわけです。

ただ、その時から少し疑問に思っていた事があります。

「イン・ザ・ホット・シート」の存在です。

この背部を並べるとELPマークになるセットに、
「イン・ザ・ホット・シート」は含まれていないのかという事です。

この2001年と2004年の英国製のシリーズは、
CD盤を外すと、
ラインナップにあるアルバムジャケットが羅列されているのですが、
その中に「イン・ザ・ホット・シート」は存在していません。

それでも、
これを目視して確かめるには、
2001年か2004年の「イン・ザ・ホット・シート」の英国製のヴァージョンを、
入手してみるしかないわけですが、
リリースされていないのか、
未だに見つけておりません。

それでも、
サンクチュアリ盤の「イン・ザ・ホット・シート」が存在する事は、
解りまして、できるだけ安い品物を調べて入手してみたら、
2006年盤でした。

TSUTAYAのレンタルアップ品です。


TSUTAYAのこの壊れにくいケース、
レンタル用によく出来ています
マキシCD用プラケース並の厚み



裏側

TSUTAYAのレンタル用のパッケージでは、
TSUTAYA独自シール帯で、
背部は見えないようになっていますが、
切り取られてはいませんでした。


このプラケース裏側の用紙も、
取り出しが容易


これは、CDの番号自体は、
「SMR」で始まっているのですが、
同じく「SMR」で始まる2004年の他のプラケースCDのヴァージョンとは、
全く関わりなくリリースされたもののようですね。

カール・パーマーは、
EL&Pのアルバムは、
「ラヴ・ビーチ」と「イン・ザ・ホット・シート」以外は、
全てお勧めと言っていますが、
「ラヴ・ビーチ」はともかくとして、
「イン・ザ・ホット・シート」は、
2001年と2004年に、
メーカーで統一したシリーズを制作する時点で、
別物扱いになっている事がハッキリと解った感じです。

以上。

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CD the NICE COLLECTION

2018-07-18 13:45:42 | Keith Emerson THE NICE関連
CD the NICE COLLECTION



これと同じアナログ盤は、
かなり前に取り上げていますが、
現在、入手可能なナイスの中古CDとしては、
最も安い価格で手に入れる事のできるものです。

その原因を探ってみたのですが、
ナイスのCDの中では、
かなり古い時期に制作されたものである事が解りました。

英キャッスルによって、
1985年に制作されたようです。

今から30年以上前になりますね。

ナイスの音が、
初めてCDに収録された製品かも知れません。

85年というと、
国内では、EL&Pのどのタイトルのアルバムも、
まだCD化されていなかったと思いますし、
ナイスのアルバムに関しても、
初CD化は1989年でした。

そんな状況からしても、
CD黎明期の製品となるわけですが、
裏付けるように、
3つ折りジャケットの1面を使用して、
コンパクトディスクに関して、
あれこれと説明がしてありました。

それ以外は、
アナログ盤2枚組の内ジャケットのデザインが、
そのまま引用されています。

折に触れて、このブログのアチコチで述べていますが、
ザ・ナイスが一気に上り詰めて行く時の衝撃というのは、
英国やヨーロッパの国々では、
かなりのものがあったようです。

日本とは違い、
ヨーロッパの国々で、ナイスのアナログリイシュー盤や、
CDのベスト盤等が数多くリリースされているのは、
その時代におけるナイスの革新的な音が、
伝説になっているからでしょうね。

ナイスの英字評伝本も存在していますので、
それを読むとバンドと音楽シーンの状況が、
ある程度は解るのかも知れませんが、
日本でその翻訳本が出る事は、
現時点においては、
ほぼ、ありえない話でしょうね。

キースの自伝も、
キースの視点から著されているとは言え、
そこからもナイスの勢いが伝わってきますね。

以上。

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総合試聴盤のジャケットについて

2018-07-16 09:29:15 | EL&Pの曲が収録されている販促盤
総合試聴盤のジャケットについて

このブログでは、試聴盤について、
時々、取り上げていますが、
それについて少し書いてみます。

以前にも書きましたが、
試聴盤はレコード主流時代であれば、
レコード店に、
今であれば、CDショップ等に、
無料で頒布されているものと、
思われます。

試聴盤は、
販売促進が目的で、
業界関係者と販売者に頒布されており、
有料のものではないという事。

取り扱い方としては、
試聴盤を提供した側への返却の義務があるらしく、
転売等は戒められているもののようです。

ただ、返却の義務があっても、
その後は、おそらく廃棄処分をするだけでしょうし、
試聴盤を提供した側としても、
返却されたものを処分するには、経費もかかる事もあって、
緻密な管理のもと、積極的な回収を行ってはいないと思われます。

それが、
試聴盤が、中古盤販売店や、
オークション等に出品される背景と見ています。

この試聴盤についてですが、
アーティストのアルバムタイトルごとの、
試聴盤のようなものは存在しているとしても、
一般流通盤と内容は同じだと思っていたので、
このブログを始める前は、
関心がほとんどありませんでした。

そんな中、
ワーナーさんの総合洋楽試聴盤のレコードを、
たまたま、中古盤販売店で取扱をしていたのを、
ネット上で見る機会に恵まれました。

それを手に入れてみたのが、
全ての試聴盤への関心の始まりとなりました。

入手のためのリサーチをした事により、
ワーナーさんの総合試聴盤に関しては、
ジャケットの色を邦楽と洋楽で、
変えている事は解りました。

洋楽は紺系統の色
邦楽は濃いピンク系統の色ですね。

また、
総合試聴盤を制作するようになった当初から、
邦楽と洋楽でジャケットの色を変えていたわけではないという事が、
最近になって解りました。

アルバム「トリロジー」のリリース前に、
その中に収録されている1曲が、
総合試聴盤に収録されたのですが、
そのジャケットの色は、濃いピンク系統の色をしていました。

収録された曲は「永遠の謎パートⅠ」でした。

アルバムからシングルカットをする予定の楽曲を、
総合試聴盤に収録するというものではなく、
売りたいアルバムの収録曲を、
ニューアルバム紹介も兼ねて収録するという事なのでしょう。

ワーナーさんの総合試聴盤のレコードは、
ヤフオクには数点しか出品されていませんが、
総合試聴盤へのニーズが少ないというよりは、
その多くは廃棄されてしまったのかも知れません。

以上。

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エマーソン、レイク&パウエル 12インチシングル 製造ミス品

2018-07-13 08:42:58 | エマーソン、レイク&パウエル / E,L&Powell
エマーソン、レイク&パウエル 
12インチシングル 製造ミス品


レーベル部が、
盤面の中央にきちんと貼られていない状態ですが、
レコードの溝には影響を与えていないので、
普通の再生は可能だと思います。


裏側はきちんと貼られています

製造過程で生じてしまったであろう、
このようなミス品は、
表には出回っていない品物だと思います。

製造過程で、頻繁に起こる事かどうかという事も、
レコードの製造に携わっている人でなければ、
解らない事です。

普通は、製造ミス品が出来た時点で、
売り物にならないので廃棄するのだと思います。

それを廃棄しないで、
関係者等が保管しておいて、
どこかの時点で手放すのでしょうね。

それが、ご縁があって、
我が家にやってきたと言うわけです。

通常売られていたアルバムジャケットに、
半透明のレコード用の袋やペーパースリーヴで保護される事もなく、
レコード盤が無造作に入っていました。

EL&P関連で、このような品物を見たのは、
初めてだった事と、
価格も通常のLPレコードより安かったので、
手に入れてみた次第です。

以上。
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BOXセット「FROM THE BEGINNIG」を並べて見る

2018-07-11 07:57:07 | BOX「FROM THE BEGINNIG 」関連
BOXセット「FROM THE BEGINNIG」を並べて見る

かなり前に、英Castle版とSony版のパッケージの比較をしました。

Sony版は、枚数が少なかった事に加えて、
とてもコンパクトな収納を実現した事もあり、
Castle版とは、見た目の大きさから異なっていました。

今日、取り上げて比べるのは、
Castle版とビクターエンタテイメント版になります。

このブログでは、
一見同じものであると思い込んでいても、
実際に並べて見ると、
その違いが浮き彫りになる事を指摘しています。

「FROM THE BEGINNIG」BOXも、
明らかな違いがある事が解りました。

一つ目は、
大きさですね。

ビクターエンタテイメントさんは、
国内向けの解説ブックレットを付けると、
Castle版と同じ大きさでは、
ピッタリと収納が難しいと判断したのか、
背部の面積をCastle版よりやや大きくしていますね。


向かって左 英版
向かって右 日版


二つ目は、
この写真で一目で解る背部のデザインです。

メンバーが描かれているのですが、
着色を変えてありますね。

(この国内版のパッケージが日焼けという事はないと思いますが)

ボックスのパッケージの裏側の下部には、
日本語の表記があるので、
その部分で国内版である事が容易に判断できますが、
背部のデザインの色からも、
判別できるという事ですね。

どうしで、
この部分の色を変えようと思ったかは、
解るはずもないです。

ただ、これ以前の仕事として、
「ライヴ・アット・ロイヤル・アルバット・ホール」のCDなどは、
ジャケットを100%国内オリジナルにしていますし、
「マンティコアヴォルツ」のボックスに関しても、
国内独自のパッケージを制作しています。

それを考えると、
大胆にパッケージのデザインを大幅に変更する事なく、
並べて比較しないと解りづらい部分を、
少し変えたと言う事になりますね。

以上。

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CD Instant Party More '70s Rockadelic

2018-07-09 13:12:26 | オムニバスアルバム(映像含む)に収録されたEL&P
Instant Party More '70s Rockadelic

ライノレコード制作のオムニバスCDで、
シリーズものの1枚のようですね。

このようにジャケットデザインには、
全くお金をかけずに制作した感じです。



これまで取り上げたオムニバスCDの中では、
最もシンプルなジャケットデザインです。

チープな感じがする絵柄よりは、
良いかも知れません。

ジャケットを見ると、
アーティスト名ではなく、
収録楽曲名が表記されています。

これも数多のオムニバスCDに見る特徴とは、
異なっています。

EL&Pはラッキーマンを収録。

「また、ラッキーマンか!」

などと思ってはいけません。

けっこうロックっぽいパワフルな音が、
数曲続いての登場なので、
際立って美しい曲に聞こえてきますね。

EL&Pっていいな。

以上。

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ASIA カセット 米国版

2018-07-07 10:48:39 | Carl Palmer関連
ASIA カセット 米国版


インデックス表側
背の部分は大文字だけど、
表側はAだけ大文字


ASIAのカセットテープは、
これまで国内版の製品を数点取り上げていますが、
こちらは米国版になります。

デビューアルバムに関しては、
モンスターアルバムという事もあり、
カセットテープも幾度に渡って再販されていると思いますし、
その度にインデックスのデザインも、
微妙に変化していると推定されます。

こちらの中古品は、
インデックスの裏側に発売者の管理シールのようなものが、
貼ってあります。



余計な事をしてくれていると思いましたが、
幸い、剥がしやすい付箋程度の粘着力しかなくて、
簡単に剥がす事ができたと思いきや、
単に劣化して剥がれ落ちる状態になっていただけでした。



見たところ、
多くの情報が記載されているわけではありません。

このインデックスのシンプルさを見ると、
かなり後期のヴァージョンではないかと思われます。

2013年に、
「BRAIN SALAD SURGERY」のカセットテープを取り上げた事がありますが、
それも、インデックスがシンプルヴァージョンでしたので、
これに近い感じですね。

このASIAのインデックスに関しては、
ジャケット写真の方は、細部の微妙な色遣いも、
きちんと反映されている感じがしますので、
後期ヴァージョンのインデックスのジャケットとしては、
かなり良い物だと思います。
それにしても、
カセットテープのインデックスには、
とてもシンプルなものから、
この3(スリー)のインデックスのように、
多くの情報を入れて折りたたむ仕様のものもあり、
レコードジャケットとはまた異なった、
様々なヴァージョンが展開していますね。


本体

以上。

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ロック黄金時代の奇跡-DVD/BDガイド 2011年

2018-07-05 18:14:27 | 音楽誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
ロック黄金時代の奇跡-DVD/BDガイド 2011年
甦る伝説のロック映像453





2011年に出版されたロックの映像作品を網羅したムック本です。

サブタイトルにあるように、
ロックの映像作品が453点、、
オールカラーで紹介されています。

巻頭は、60年代末から70年代の始めにかけての、
野外フェスティバルの映像作品に焦点があてられ、
その次に、ロックのジャイアント達の映像作品を取り上げています。

そのロックのジャイアントに収まりきらなかったアーティストの作品という事で、
ベスト100の映像作品が別途選出されておりまして、
その中に「ビヨンド・ザ・ビギニング」がありました。

巻末の方で、取り上げられているアーティストが、
何頁に記されているかが解るようになっていまして、
EL&Pは2箇所のみ。

「ビヨンド・ザ・ビギニング」のところと、
巻頭部分の「ワイト島」のところで、少しだけ触れられています。

いつもであれば、

「EL&Pの作品が取り上げられているだけましである。」

と言って、おめでたく終わりたいところですが、

やや気になる事もあります。

ロック・ジャイアントのコーナーは、
米国と英国に分かれていて、
最低でもそのアーティストに関して、
1頁を使用しているのですが、

英国のコーナーで、
取り上げられているアーティストに、

ピンク・フロイド
キング・クリムゾン
イエス
ジェネシス

がそれぞれ入っていて、
それぞれのバンドの映像作品が、
2点取り上げられています。

どうせなら、
このロック・ジャイアントのコーナーに、
EL&Pを入れてくれても良いようなものですが、
編集者の判断によって、
入れなかったのでしょうね。

以上。

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アルバム「Moonchild」雑感

2018-07-02 10:34:50 | Greg Lake関連
アルバム「Moonchild」雑感


CD盤面

MOONCHILD
ANNIE BARBAZZA & MAX REPETTI

イタリアの2人のミュージシャンが、
EL&Pとキング・クリムゾン時代の楽曲から、
ヴォーカル入りの曲を幾つかを選んで、
ピアノとヴォーカルのみで収録した作品になります。

CDは、ペーパースリーヴ(紙ジャケット)入りでダブルジャケット。

レコードもダブルジャケットです。

日本語サイトでは、ディスクユニオンの説明が最も詳しいのですが、
レコードは限定との事。
ちなみに、巨大通販サイトでは、カラーレコードとの表記がありましたが、
今日の時点では、ディスクユニオンでは、その説明がはぶかれています。

数日前に、受け取ってみたら、カラーレコードには違いなかったのですが、
色は何と「RED」。

一口に「RED」とは言ってもいろいろあると思いますが、
数年前にリリースされた「インフェルノ」の「RED」とも微妙に色合いが異なっている感じです。

「インフェルノ」の場合、サントラという事もあり、
ホラー作品と言う事も踏まえると「RED」色に違和感はあまりなかったのですが、
グレッグヴォーカル作品を集めて歌っているこのアルバムに、
「RED」色が相応しいとは思えないけど、
ノーマル色よりは良いと判断したのかも知れません。

それこそ、数年前にリリースされた、グレッグの81年のライヴレコードのように、
クリアヴァイナルにした方が良い感じがしますけどね。

ピアノとヴォーカルのみで聴かせるEL&Pやクリムゾンの音楽は、
とても新鮮味がありました。

グレッグが歌った曲を何曲も取り上げて、
ピアノのみのアレンジにした場合、
相応しいヴォーカルが無ければ良い作品は望めないでしょう。

それは達成できていると思いました。

以上。

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