EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

MOTIVE  the nice

2023-11-29 10:25:26 | Keith Emerson THE NICE関連
MOTIVE   the nice



ジャケット

西ドイツで発売されていたフォノグラムの「MOTIVE」というシリーズの1枚。

海外の通販店で取扱をしていて、
かなり前から着目していたレコードなのですが、
あまり安い価格ではないのに加えて送料も高い。

そのため、カートに入れたままになっておりました。

今年になって、
ヤフオクに安価で出品されましたので、
確かほとんど競争せずに落とした1枚です。

ジャケットの裏側をパッと見ると、
フォノグラム関連の、
西ドイツで良く知られていた国内のアーティストとか、
西ドイツで人気のある他国のアーティストとかを取り上げていたようです。



ジャケット裏側


ナイスは、1970年に発売されていたようで、
再生時間はいつものように取れませんでしたが、
収録曲はアルバム「Five Bridges」の収録内容を、
そのまま収めているようです。



レーベル面

1970年というと、
それこそ、「Five Bridges」がリリースされた年になるので、
国内の売上にあやかって、
ナイスも選ばれたのではないかと推定されます。

ナイスの編集盤とかの場合、
他のメンバーは無視して、
キースの写真だけをジャケットに取り込んでいるケースがありますが、
これなども、それにあたりますね。

これは、顔が写っている写真を4枚組み合わせているところが、
少し珍しい感じがしますし、
鮮明なものとは言えないのですが、
(これに関しては、私のいつもの不手際ではなく、
元の画像がスッキリしていないわけです。)
キースのカッコ良さを伝えてくれるものです。



ジャケットをやや拡大

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

Christmas Collected カラーヴァイナル

2023-11-27 15:50:56 | Lake&Sinfieldによる夢みるクリスマス関連
Christmas Collected カラーヴァイナル

後、1ヶ月しないうちに、
クリスマスがやってきますので、
EL&Pやグレッグにちなんだ、
クリスマス関連のアナログ盤やCDを、
幾つか取り上げようと思っております。

ただでさえ力量がないのに、
時間もない私なので、
昨年より以前に出ていた関連アルバム等も、
かなり後になってから知る事が多いです。

今年は、今のところ、著名と思われる方が演奏して、
ご自身のアルバム等に収録している品物は発見していないのですが、
また、「Music On Vinyl」から、
オムニバスクリスマスアルバム2枚組(カラーヴァイナル)が、
リリースされたようなので、
サイト上の写真を拝借しました。



レコード盤は赤盤と緑盤のようです

「これは、2019年に取り上げた、
タイトルとジャケットデザインとレコード盤のカラーを変えて、
発売しただけなのだろう。」

と、いつものように思い込んでしまっており、
同じ収録曲もある事は確かですが、
別の品物のようでした。

上のリンク先の「Greatest Christmas Songs」においては、
U2 が 演奏する「I BELIEVE IN FATHER CHRISTMAS」が、
A面の3曲目に登場するのですが、
今年の「Christmas Collected」においては、
B面の2曲目に収録されているようです。

収録曲の曲順の組み替えを行ったのではないかと思いましたが、
よく見ると、
そのまま、残っている曲と外された曲もあり、
外された曲に替えて新しい曲を収録しているみたいです。

「PAUL MCCARTNEY」 の「 WONDERFUL CHRISTMASTIME」は、
残っていますが、
「JOHN & YOKO ONO 」の「HAPPY XMAS (WAR IS OVER)」は、
収録されておりません。

オムニバスクリスマスアルバムでは、
どちらも定番曲みたいなところがありましたが、
今回は、ジョン・レノンの方は外したようです。

「ジョン・レノンの声を聴きたければ、
今年出たビートルズのアナログ青盤を買え!」

という事でもないでしょうが、
結果としてそうなっています。

今回もグレッグ本人の歌を収録せずに、
「U2」を収録しているわけですが、
まぁ、グレッグの楽曲が、
今回も外されずに収録されたというだけでも、
良しとしなくては。

ところで、
このレコード。

最近のカラーヴァイナルの隆盛に応じてか、
オムニバスアルバムの割にはとても価格が高い。

グレッグ本人の歌唱でもないし、
かと言って安くもないので、
今のところ購入する予定はないで、
サイト上の画像を頂戴して紹介しました。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

Original Albums (5CD Boxset)を受け取る

2023-11-22 13:51:39 | Emerson,Lake&Palmer関連
Original Albums (5CD Boxset)を受け取る

発売予定日よりやや遅れて入荷したようで、
13日(月)に帰宅すると届いておりました。

昨日、梱包された箱のまま、
車に積んできたのですが、
勤務先の業務多忙で、
結局、梱包の箱を開ける時間が確保できないまま、
帰宅しました。

本日は、昨日に比して、
少しは時間があるので、
箱から取り出すことができました。



ステッカーは朱色のような赤です



これを見ると、
上の箱を被せて収納するタイプ
側面はこの面以外はバンド名とタイトルを記載

反対側から撮ると、
半円のカットがない。



昼休みに撮るので、
日射しがどうのとは言ってられない

という事は、
上の箱の一部が下の箱にくっついているという事か。

まずは、
これとの大きさの比較。



このタイプは、
開口部があって、
ペーパースリーヴを収納する仕様より、
やや長い事が解る
ファンファーレボックス同様、
立て掛けておく仕様ではないですね

続く。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

EURO-ROCK PRESS Vol.98

2023-11-20 16:31:03 | プログレ系専門誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
EURO-ROCK PRESS Vol.98



表紙写真

EL&P関連のブログを書いている割には、
このようにありがたい雑誌が発売されているのを知るのが、
ヤフオクに出品されてからだったりするわけです。

知る事ができたのは、
発売から1ヶ月ぐらい経過してからだったと思います。

ウニオンさんのニュースで、
表紙の画像がアップされる前よりは、
数日、早く知る事ができたのだけは記憶しています。

この季刊誌は、
(現時点でも季刊誌なのかはよくわかっていないのですが)
以前にも書いておりますが、
勤務先の近くの小さな書店に注文をして、
定期購読をしていました。

その書店が店じまいをする事になって、
それ以後は、リアルタイムに読む事ができなくなったのですが、
新たな注文先を見つけるという事もせずに、
そのままになりました。

キースとグレッグの他界時の号は、
少しは特集記事を組んでくれるだろうと思って、
通販で購入しましたけど。

その時は、
キースもグレッグも過去の人という感じで、
表紙に写真は掲載されたものの、
そんなに大きなものでははかったように記憶しています。

グレッグ他界時の号は、
ウェットン先生の他界もあって、
グレッグの小さな写真が表紙にあったのは、
画像も記憶しているのですが、
キース他界時の号は、
衝撃的な死因と共にほとんど記憶がありません。

それ以後は、
特に新しい号を求める機会もなかったので、
この号に関しては、
リアル年に購入できただけ幸いでした。

但し、表紙の画像を見て、
即、カートに入れてすぐポチるという流れにはなりませんでした。

というのは、

「なんだか、公演に行く事が出来ないのに、
読んでしまうと、気持ちが明るくならないな。」

と思ってしまったというのがあります。

ですが、
この度、
何とか、公演に行く事が決意できましたので、
手配をして入手いたしました。

カールのインタビューも、
なんだか、もったいない感じがして、
まだ、読んでいないのですが、
表紙も裏表紙も、
EL&Pというのも良いお仕事ですよ。

コージー・パウエルに関して、
参加アルバムを無数に載せた記事が入っているのは、
たまたまそうなったのか、
意図した事なのか?



裏表紙写真

表紙と裏表紙に関しては、
最近は、EL&Pに限らず、
同じアーティストの画像にしているのかも知れませんけど、
田舎の大きな書店には入荷しないので、
立ち読みもできないから現状は解りませんね。

海外から購入した洋書や音楽のボックス等の入手報告のみのレポートは、
これまで頻繁にやっておりますが、
国内出版雑誌の、
内容にほとんど触れない入手報告のみレポートというのは、
初めてかも知れません。

本号のような雑誌は、
私のようなEL&Pファンにとっては、
とってもありがたい事ではありますが、
本号が出ていたのを知らないEL&Pファンも希にいると思うので、
70年代の古雑誌のように内容をレポートをしないでおきます。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

バンコ ノー・パルコ ~30周年記念コンサート

2023-11-17 09:10:50 | マンティコアレーベル
バンコ ノー・パルコ ~30周年記念コンサート 

バンコ(バンコ・デル・ムトゥオ・ソッコルソ)は、
新譜が出る度に聴いていたわけではなくて、
CDもそんなに所持はしていません。

70年代にマンティコアレーベルが抱えていたアーティストの楽曲を、
全て聴いているわけではないのですが、
現時点では最も気に入っているバンドではありますね。

数年前も新譜を出したりしていたわけですが、
お買い物の優先順位を考えると、
後回しになってしまっています。

イタリアのプログレを聴いていらっしゃる方は、
バンコが今日にいたるまで、
イタリアでは幾つものヴァージョンのカラーヴァイナルをリリースしている事も、
良く知っている事かと思います。

私は、たまたま、私のPC画面に、
バンコのカラーヴァイナルの告知が出てきたので、
どんなモノがあるのかと検索してみたところ、
レーベル面に大きなマンティコアマークがしっかりと入っている、
リイシュー盤のカラーヴァイナルが幾つか市販されている事を、
つい最近知る事ができました。

カラーヴァイナルというのは、
私にとってはとても魅力的な品物をして映っているわけですが、
多くの場合、お求めやすい価格とは言えないので、
ピート・シンフィールドみたいに、
EL&Pとの関連が深い場合は別として、
マンティコアマークが入っているだけで、
即、購入というわけにはいかないですね。

それと、失礼ながら、
バンコの奏でてきた音楽の変遷まで、
詳しく理解しているわけではありません。

それでも、
これからさらに知りたいという欲求はあります。

そんな私ではありますが、
興味をそそられたCDがありましたので、
入手してみたわけです。



帯とジャケット

本日、取り上げたCDは、
2002年にローマで行われた、
結成30周年記念のライヴを録音したCDで、
2007年に発売された国内盤ですね。

現時点でのバンコのイタリアでの人気というのは、
よく解りませんが、
購入前に知り得た情報としては、
当時、このコンサートは、
ローマで2万人を集めて行われたとの事。

アリーナ公演が可能だったわけです。

あくまでも、
イタリア国内での人気という事でしょうが、
もし、EL&Pが2002年に公演をする事が出来ていたとしても、
どこかの国のアリーナクラスの会場での開催は難しかったとは思います。

聴いてみたところ、
収録曲の半分以上は、
所持しているアナログ盤に収録されている楽曲だったので、
とても楽しめました。

しかも、アルバム「自由への扉」の「Non Mi Rompete(私を裏切るな)」を、
ラッシュが「クローサー・トゥ・ザ・ハート」を聴衆と歌うように、
バンコが聴衆と一緒に歌う楽曲になっていた事は、
驚きでもありました。

先日、ある出来事をきっかけとして、
何とか家庭内で工夫をして、
カールの来日公演へ参加したいという気持ちが湧き上がってきたので、
もし、都内の妹宅に泊まる時は、
1年前までイタリアで過ごしていた甥っ子に、
このアルバムを貸してみようと思っています。

甥っ子の勤務先は六本木にあるのですが、
自宅への帰着は23時頃と、
都会の企業戦士なっているようなので、
話をしている時間はないかも知れないです。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

THE ATLANTIC YEARS カセットONE 米国製 ジャンク品

2023-11-14 14:23:22 | EL&Pのベスト盤等
THE ATLANTIC YEARS  カセットONE 米国製 ジャンク品 



表面


リンク先のカセットテープに関しては、
国内では見た事がなかったケースの仕様をメインにレポートしています。

特に調べてはいないのですが、
もともとリンク先のケースのようなヴァージョンのみではなく、
「ONE」と「TWO」を個別のケースに入れてあるヴァージョンもあるかと思います。

今回、取り上げるのは、同じく米国製のインデックスの一部をカットしてある、
ジャンク品なのですが、
ひょっとしたら、プラケースに溝を入れるカセットテープのカットアウト版から、
インデックスとカセット本体を抜き取って、
新たなケースに入れたモノなのかも知れません。



こんな感じ

ケースをカットする時に、「TWO」が破損してしまい、
「ONE」のみになってしまった事も考えられますね。

このブログではアナログ盤のジャケットを、
どのような感じでインデックスの表面に反映させているかについて、
レポートしたりしていますが、
この「THE ATLANTIC YEARS 2CD」に関しては、
アナログ盤が存在していないので、プラケースCDのジャケットが、
オリジナルと考えて良いかと思います。

「THE ATLANTIC YEARS」の絵柄の関しては、
このデザインのTシャツを取り上げた事がありますが、
カセットのインデックスのデザインも、
プラケースCDのジャケットの表面ではカットされている、
下部の絵柄も入っているわけです。

反面、CDジャケットでは、
彫像の胸のあたりに入れ込んである、
アルバムのタイトル文字がカセットのインデックスの表面では消去されていますね。



インデックスを広げた状態

タイトルがインデックスの表面にない事に関しては、
カセットテープのインデックスのデザインそのものは、
アナログ盤のジャケットの画像が解る程度に入れ込んであれば良いのでしょうし、
インデックスの背部によってタイトルが解れば良いわけですから、
販売品として特に問題があるわけではありません。



一部カットされているインデックスの背部

アナログ盤のジャケットの絵柄の一部がカットされたりしているわけですが、
「THE ATLANTIC YEARS」の場合、
カセットテープのインデックスの絵柄の方が、
CDジャケットのために制作されたオリジナルの絵柄に近いという事になるようです。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

翻訳自伝本を並べて

2023-11-13 10:06:57 | 関連書籍Emerson,Lake&Palmer
翻訳自伝本を並べて

生活の中での優先順位があって、
グレッグの翻訳自伝を読み進める落ち着いた時間が確保できずにいます。

先日、部屋の中を、
どうしても、整理をしなければならない事がありまして、
外していたグレッグの翻訳自伝のカバーをちょっと眺めてしまいました。

その時にふと思った事がありましたので、
キースの翻訳自伝と並べてみる事にしました。



カバーを外した状態
表紙側



カバーを外した状態
裏表紙側
どちらも木目調ではある



カバー裏側

シンコーミュージック・エンタテイメントの、
カバーデザインを担当された方は、
意図的にキースの自伝のカバーを意識していたのかも知れませんね。

2人の自伝を翻訳した出版社は異なっているわけですが、
どちらの翻訳自伝のカバーも、
代表作の一つである、
「展覧会の絵」のジャケットデザインを彷彿させるようにしているところがあり、
キースの翻訳自伝の方は表紙のカバーから一目瞭然です。

ところが、
グレッグの翻訳自伝のカバーに関しては、
表紙側のカバーのグレッグの写真に気を取られて、
カバー裏側のさりげないデザインを見落とししておりました。

カバー裏側は茶系統の色でも、
色合が異なってはいますが、
結果として、
画像や肖像画を額装に入れたようなデザインに仕上げているところが、
共通しています。

こういうのを見ていると、
EL&Pというバンドのメンバーは、
切っても切れないご縁でつながっているのだと、
妄想してしまうわけですね。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

頭脳改革CD盤のスキャンによって起きた事

2023-11-10 13:27:38 | 「恐怖の頭脳改革 / BRAIN SALAD SURGERY」
頭脳改革CD盤のスキャンによって起きた事

本日は、グレッグ・レイクのバースデイになります。

キースやカールと共に、
私の生涯を占める音楽を作ってくださった事に、
心から感謝をしたいと思います。

先日、キースの誕生日をうっかり忘れてしまった事を少し反省し、
本日、グレッグのバースデイに何かグレッグ絡みの品物を取り上げようと考えておりましたが、
なんと、寝坊をしてしまいました。

寝坊をするというのは、
数年に1度あるかないかの出来事なのですが、
今回の寝坊は、全く何の余裕もない寝坊でしたね。

しかも、寝坊した事に気が付いたのは、
家内があわてて起きてきてからでした。

腕時計の数字を一時間も読み違えていたわけです。

その後は、
洗髪の時間すらなかったので、
軽めの朝食すらしている時間もない。

洗顔と歯磨きが精一杯で、
ネタを積み込む余裕もありませんでした。

「会社に置いてある頭脳改革のCDは、
既にアップしたものであったろうか?」

(普通に考えたらアップしたから置いてあるわけなのですが、
そうでもない時もあったりしますので。)

と思い、頭脳改革カテゴリーのブログを読みながら、
保存していた画像データを確認したら、
発見した事がありましたので、
それを少し書いてみます。

2019年のブログで取り上げたものでしたが、
時々、CD盤面がシルバー色である時にそうなってしまう、
盤面に天井の模様が映るのを避けようとして、
会社の機材でスキャンした画像でした。

本日、その時の画像と見比べてみたら、
一瞬違う品物かと思ったのですが、
よくよく見るとやはり同じ品物でした。



こちらが、当時、スキャンしたCD盤



これが、本日、撮影したCD盤

スキャンした画像の、
CD盤の中心に近い部分の黒い色の部分と、
盤の縁に近い部分の円の黒い色の部分、
実際は黒くないわけです。

当ブログは、yaplog時代、
アナログ盤以外の品物は、
(例外もあります)
昼休みに勤務先の機材でスキャンをしていたりしたのですが、
プラケースCDのジャケット等も、
スキャンする手間が面倒になってきたので、
最近は、よほどの事がない限りは、
撮影した画像を使っています。

この度、
このようなタイプのCD盤の時は、
スキャンも善し悪しであると初めて知りましたわ。

まぁ、EL&Pファンであっても、
こういう事には全く関心が無い方がほとんどだとは思いますけどね。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

BMGのデジパック盤より考える

2023-11-07 16:50:48 | EL&Pのロゴについて
BMGのデジパック盤より考える

先般、当初は躊躇していたBMGのCDを、
ちょこちょこ買ったりしている事に触れました。

躊躇しているとは言ったものの、
2つのタイトルは発売前から予約して購入していたモノもありましたね。

「頭脳改革」のCDは、
とにかく買うようにはなったので。

BMGが企画したリイシューCDは、
アナログ盤では1枚組のタイトルを、
2CDにしている場合がありますが、
それ自体は新しい事ではなく、
米国のレーベル「Razor & Tie」で、
行われている事でもありました。

「Razor & Tie」及び「SONY」盤等では、
楽曲完成前の音源を、
新たに収録するという事があったわけですが、
BMG盤では、SONY時代に発表した音源に加えて、
さらに新たな音源を追加したりする事は、
無かったように記憶しています。

新規の未発表音源が無いという事もあり、
新たな付加価値という事なのか、
これまでにないパッケージが、
生み出されました。

70年代のタイトルの2CDのデジパックは、
初めてだったと思いますので、
それが特徴の一つではありました。

そのパッケージの特徴の一つとして、
デジパック背部面のバンド名の文字デザインの統一というのがありました。

これですね。



中古で求めた2品
紙製というのは、
取扱者によって劣化具合が、
大きく異なりますよね

アナログ盤時代に、
「LOVE BEACH」のレコードジャケットにおいて、
初めて登場したバンド名の文字デザインです。

私はこれを、

『「LOVE BEACH」に使用していたバンド名のデザイン』

と、捉えており、

『悪評がほとんどの「LOVE BEACH」に連なるモノをここで生かしたのか!』

ぐらいに考えておりました。

しかし、BMGとしては、
全く別の考えを持っていたのかも知れません。

これは、「ELPのロゴマーク」とは別の、
「略称ではないバンド名のデザイン」として、
確立されたモノにしようとしたのではないかという事です。

ファンファーレボックス内のペーパースリーヴ入りの幾つかのCDに、
このデザインのバンド名が入れ込まれている事も、
その姿勢の表れと見る事もできます。

もっとも、私が知らないだけで、
1978年の「LOVE BEACH」アナログ盤リリース時に、
略称ではないバンド名のデザインとして新たに決定していたという事もあるかも知れないです。

ただ、決定してはみたものの、「ELP・イン・コンサート」や
「ベスト・オブ・EL&P」のジャケットでもこのデザインは使用されていないので、
受け取る側としては「LOVE BEACH」ジャケット独自のバンド名のデザインと受けとめていたのだと思います。

この文字デザインは、今後、販促用等のステッカーになったとしても、
違和感のないものではありますね。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

Variations 20CD Box Setを見ながら

2023-11-03 13:54:57 | Keith Emerson関連
Variations 20CD Box Setを見ながら

昨夜、母が眠ってから、
一日の事を振り返っていたのですが、
またしても、
キースの誕生日を忘却していた事に気づかされました。

その日の内に気が付いただけでも、
以前よりはマシなのかも知れないと自分を擁護。

ごめんなさい。

私の人生を構成するアルバムを制作してくれました事に、
本当に感謝いたします。

キースはモールゴア・クァルテットとのメンバーとも、
親交があったので、
昨日のブログでキースの誕生日にも触れる事もできたのですが、
書いている時点では、全く思い浮かばなかったのでした。

Variations (20CD Box Set)のパッケージを見ながら、
ふと、感じた事などを少し書いてみます。



恒例のシュリンク上のシール拡大



背部はこんな感じ



パッケージの厚みは、
3.8cmね



この角度から取ると、
シュリンク上のステッカーが、
3色の配色であると解りやすいかな?



上の画像の一部を拡大
パッケージ底部が、
パッケージの表面の絵柄とつながっていますね

契約上の都合とかで、
セットに入れるのを断念したのかも知れませんが、
20CDもある割には何かが欠けている。

「Emerson,Lake&Powell」


「...To The Power Of Three」

ですね。

バンドとして、数枚のスタジオアルバムが存在しているのであれば、
別枠で考える事もあるでしょうが、
どちらも、スタジオアルバム「1枚」のみで終わっているので、
出来れば、セットに入った方が自然な感じがします。

それから、

「The Christmas Album」

が、入っていません。

このアルバムからシングルカットされている、
2曲だけが、「DISC 20」に収録されているようです。

これも、契約の関係なのでしょうかね。

このボックスは、

「キース・エマーソン全集」

ではないので、全く問題がないわけですが、
いずれの3枚もキースが様々な葛藤や、
その時の考え方からEL&Pやナイス以外で、
積極的に濃厚に制作に関わったアルバムなので、
ちょっと残念な感じがします。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。

21世紀の精神正常者たち CD

2023-11-02 13:38:20 | 他のアーティストによって演奏されたEL&Pの曲
21世紀の精神正常者たち CD

モルゴーア・クァルテットのCDを取り上げるのは初めてです。

ちなみに、キースとグレッグが他界後にリリースされた、
「トリビュートロジー」の購入特典になっていた、
「タルカスの絵はがき」の方を先に取り上げています。

この「21世紀の精神正常者たち」は、
モルゴーア・クァルテットが、
プログレ曲を取り上げて、
アルバムとしてリリースした、
最初の作品だったと思います。

調べてみると、
2012年の6月にリリースされていたようなのですが、
リリース時は、何か他の品物を買う必要があって、
経済的な余裕があまり無かったのかも知れません。

それに加えて、父の末期ガンが、
2012年の9月頃に発覚しましたので、
精神的にあまり余裕がなかったとも言えます。

2013年1月、
父の他界と同時期に、
母の認知症が始まってきましたので、
取りあえず、すぐに売り切れたりしない品物は、
後回しという事で考えていたのでしょう。

モルゴーア・クァルテットさんには、
悪いのですが、数年前に、帯付きの中古のCDが、
安く出てくるようになりましたので、
それを入手したわけです。

サラ・ブライトマンのアルバムもそうでしたが、
リリースから10年ぐらい経つと、
入手しやすい価格になるような感じがしています。

入手時には良く聴いていたのですが、
プラケースがどこかに行ってしまいました。

ソフトケースに入れてあった、
CD盤を見つけましたので、
このブログで、時々、行っている「CD盤面」のみの写真となります。

ジャケットの方は購入されていない方も、
調べれば解るでしょうから。



CD盤面

このアルバムには、

「悪の教典#9 第一印象・パート1」

が収録されており、
楽曲そのものは、
「トリビュートロジー」で、
既に味わっているのですが、

数年ぶりに聴いた時は、
初めて聴いたような感じでもあり、
同時に、
自分がこの曲が本当に好きなことを、
本人達以外の演奏によって、
改めて実感する事になった次第。

もともと、
「パート2」より「パート1」が好きだという事もありますけどね。

以上。

EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。