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てらまち・ねっと



 フェロシルトの撤去のことで、国会議員がやっと公式に動いた。
 三重県の現地を視察、その後、石原産業四日市工場も訪れた。

四日市市垂坂町に
約7万5000トンのフェロシルトが埋められている
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


石原産業四日市工場
各地から”回収”されてきたフェロシルト
 
私が見学した時の様子 2005.12.01ブログ


石原産業の工場で、会社側の説明は
瀬戸市幡中町では「封じ込め」の方法で撤去する方針
岐阜県瑞浪市稲津町では土地を買い取る方針
 


衆議院・木村隆秀環境委員長は
当事者の人たちが行政と一緒になって
住民のことを考えて進めていただけるといい
 


明らかにズレがある。
石原産業はどこまでも強気。

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● フェロシルト撤去で石原産業 90万トン分の処分先確保 衆院環境委が 工場など視察 9月13日 読売新聞
 大手化学メーカーの石原産業(本社・大阪市)が土壌埋め戻し材「フェロシルト」を不正製造した問題で、同社の安藤正義常務は12日、フェロシルトの最終処分場について、回収必要量107万トンのうち90万トン分が確保できる見通しとなったことを明らかにした。
 同社四日市工場と四日市市垂坂町の埋設地を視察した衆議院環境委員会の木村隆秀委員長らに説明した。46万トン分は処分場との契約が済み、撤去完了時期は2008年1月の見込みだという。
 フェロシルトが埋設されている東海3県と京都府の35か所のうち、撤去完了が25か所、9か所で着手しており、未着手は岐阜県瑞浪市の1か所になっている。撤去したのは59万トンとほぼ半分となった。四日市市の三田最終処分場や民間処分場で計18万トンが処分され、41万トンが同工場内の仮置き場に搬入されている。
 環境委の聴取では、同社が愛知県の撤去命令の取り消しを求めて係争中の同県瀬戸市幡中地区の問題が取り上げられ、全量撤去を求める意見が強く出された。木村委員長は「住民と会社の意識の違いを痛感した。新内閣組閣で環境委のメンバーも代わるので、どうしたら早急に解決できるのか、視察の結果を引き継ぎ、次の委員会で議論してもらう」と話していた。(2006年9月13日 読売新聞)

● 瑞浪の埋設地 石原産業購入へ フェロシルト撤去で 9.13 読売
 土壌埋め戻し材・フェロシルトの撤去問題で、製造元の石原産業(大阪市)は12日、地権者が撤去作業に同意しない岐阜県瑞浪市稲津地区の埋設地を買い取り、撤去する方針を明らかにした。同社四日市工場を視察した衆院環境委員会(木村隆秀委員長)のメンバーに説明した。
 同地区の埋設地(約1万平方メートル)には1万トンのフェロシルトが埋め立てられ、地権者は買い上げを強く求め、測量などに応じていなかった。(2006年9月13日 読売新聞)

● 石原産業「フェロシルト」 瀬戸の自治会が要望書 愛知県の提訴取り下げ求め 9月6日 読売
 フェロシルトが埋設されている瀬戸市幡中地区の同市菱野自治会(伊藤清武会長)と同自治会のフェロシルト対策特別委員会(伊藤明委員長)は5日、石原産業の関係者を呼んで、愛知県の提訴を取り下げるよう要望書を提出した。
 同社は、現地での封じ込め案を説明しようとしたが、住民側は、提訴を取り下げない限り、協議には応じないと拒否した。(2006年9月6日 読売新聞)


 (追記) 吉川さんが、説明していたので、一部を借りながら リンク
 衆議院環境委員会、石原産業の封じ込め案を批判 他
 ● ★朝日新聞より
フェロシルト 衆院委員長「全量撤去を」

 石県産業夭阪市)が有害な六価クロムを含む土壌埋め戻し材「フエロシルト」を販売、各地に埋殷されている問題で、現地調査に入っている衆院環境委員会(木村隆秀委員長)は12日午後二二重県四日市市垂坂町の埋設現場や同社四日市工場を訪問、同社幹部から事情を聴いた。木村委員長らは、愛知県瀬戸市幡中町に埋設されたフェロシルトの全量撤去を同社が拒んでいる姿勢を厳しく批判、方針転換を求めた。
 また同社は、東海3県に約30力所ある埋設地のうち唯一、撤去作業が未着手の岐阜県瑞浪市稲津町の埋設地について、周辺地約1万平方びを所有者から買い取る交渉を進めていることを明らかにした。
 埋設量は約土万プとされ、土地取得後、作業の準備にかかるという。
(略)
 

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コメント ( 3 ) | Trackback ( )



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コメント
 
 
 
新たなリサイクル問題 (みつこ)
2006-09-14 08:29:57
てらまちさん、おはようございます。



 地元でリサイクル材と称するスラグ投棄問題が報道されました。私にとっては、新しい問題ではなく、以前から取り組んできた問題ですが、やっと社会的問題となりそうです。



 代議士の皆さん方には、フェロシルト問題という個体の問題ではなく、リサイクルをどうするのか、真剣に考えていただきたいと思います。



 TBさせていただきました。スラグ問題載せましたので、ご覧下さい。
 
 
 
ごぶさたしております (ハラナ・タカマサ)
2006-09-14 08:33:49
てらまちさん、おはようございます。



■岐阜県の方はともかくとして、フェロシルトの方は、「いまだ、みちとおし」という感じですね。

■ところで、

「フェロシルトの最終処分場について、回収必要量107万トンのうち90万トン分が確保できる見通しとなった」という見解は、どの部分をさしているんでしょうか?■まわりの土砂をあわせると、数百万トンと推計されていたはずですが。
 
 
 
リサイクル。実の量 (●てらまち)
2006-09-14 21:24:30
★みつこさん、こんにちは。



>地元でリサイクル材と称するスラグ投棄問題が報道されました。私にとっては、新しい問題ではなく、以前から取り組んできた問題ですが、やっと社会的問題となりそうです。



⇒地道な活動、ご苦労様です。

 一掃させたいですね。



>代議士の皆さん方には、フェロシルト問題という個体の問題ではなく、リサイクルをどうするのか、真剣に考えていただきたいと思います。



⇒そうですね。国段階は。



★ハラナ・タカマサさん、こんにちは。



>岐阜県の方はともかくとして、フェロシルトの方は、「いまだ、みちとおし」という感じですね。



⇒事業者の故意いや悪意とはいえ、大変な負の遺産ですね。



>「フェロシルトの最終処分場について、回収必要量107万トンのうち90万トン分が確保できる見通しとなった」という見解は、どの部分をさしているんでしょうか?■まわりの土砂をあわせると、数百万トンと推計されていたはずですが。



⇒石原産業の自称は、(瀬戸を除くと)この数字を前から言っているようですね。

 瀬戸は、ミックスされているので、量がメチャ多い計算になります。下記に「瀬戸市幡中町だけで59万立方メートル(約90万トン)」とありますね。



2006.6.26のブログ

http://blog.goo.ne.jp/teramachi-t/e/5e39b46960b4680bdc71fe9430ca0d41

「4府県に埋設されたフェロシルトは、瀬戸市幡中町を除くと約66万トンだが、同社は混じり合った土も含めて撤去対象量を106万トンと想定している」

 
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