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てらまち・ねっと



 今日は、佐賀県武雄市の視察。
  ・・・遠いから、朝5時集合・・

 武雄市長は、インターネットを活用する市長(日本フェイスブック学会&日本ツイッター学会会長)としても知られる。
 イノシシなど有害鳥獣駆除対策も知られる。
 ここ山県市でも、有害鳥獣対策は年を追うごとに重要な課題になってきている。
 
 武雄市は、図書館にコーヒーチェーンのスターバックスを、ということでも話題になった。
 教育では、「タブレット端末」を子どもたちに提供して、授業を展開する方向も知られる。

 視察に際して、事前認識を深めるためにネットで調べた。その情報を留めておく。
 後は、保育所民営化や上下水道業務の民間委託(糸島市)、議会改革、議会基本条例(古賀市)と続く。

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●佐賀県武雄市    佐賀県武雄市
武雄市
たけおし武雄市は、佐賀県の西部にある市。佐賀市と長崎県佐世保市の中間に位置する町で、町の中心には開湯以来1300年経つ武雄温泉があり、この温泉には日本銀行や東京駅の設計を行った辰野金吾設計の楼門があり、国の重要文化財に指定されている。 ウィキペディア面積: 195.4 km²

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 ● 武雄市 営業部 いのしし課 株式会社 武雄地域鳥獣食肉加工センター /武雄市営業部『いのしし課』の取組について

武雄市の取り組み

佐賀県 武雄市長 樋渡 啓祐
1969年 佐賀県武雄市生まれ。日本フェイスブック学会&日本ツイッター学会会長。
’93年東京大学経済学部卒業後、総務庁に入庁、大阪府高槻市・市長公室室長に出向し関西大学の誘致に成功。
総務省大臣官房秘書課課長補佐を最後に、同省を退職。’06年、現職市長を大差で破り全国最年少市長として注目を浴びる。

市立病院の民間移譲を行い、それに反対する市民グループや医師会のリコールを受けるも再当選する。
TVドラマ『佐賀のがばいばあちゃん』のロケ誘致、レモングラス・イノシシなどの特産品化、おばあちゃんユニット『GABBA』を結成し上海万博公演を実現させる。
さらに婚活を支援する「お結び課」創設、’11.4月には「つながる課フェイスブック係」が誕生するなどユニークな施策を連発し、武雄市の活性化に貢献する。

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武雄市営業部『いのしし課』の取組について
 近年、野生鳥獣、特にイノシシやシカによる農作物への被害が拡大しており、全国的な社会問題となっています。
武雄市においても10年程前から、イノシシによる農作物への被害が増え続けており、最近では市街地周辺までイノシシが出没して、交通事故や人的被害も懸念される状況となり、より効果的なイノシシ対策が急務となっていました。
特に農業に与える被害は深刻で、中山間地においてはイノシシ被害により農家の収入は減り、敷いては離農、耕作放棄地の増加をもたらす原因のひとつとなっていました。

 こうした有害鳥獣の切り札として武雄市では平成21年4月に「いのしし課」を新設。それまでの、個体数調整事業に偏りすぎていた対策に、捕獲したイノシシ肉の利活用まで取り組むことで、地域の資源として有効に活用、特産品・ブランド化を目指し「いのしし課」が設置されました。

「いのしし課」としては、食肉加工センター「やまんくじら」と連携して武雄産イノシシ肉のPRをはじめ新たな商品、加工品の共同開発を進めながら販路開拓に努めています。
また、地元の商工会議所青年部、商工会青年部やまちおこし・まちづくり団体と協力・連携して、シシ鍋、シシ汁やシシリアンライス等の試食・振舞を実施しながら地元でのPR、普及に努めています。

 「地域の資源を生かした地域活性化」を目指して、やっかい者であるイノシシという“マイナスをプラスに変える逆転の発想”で生まれたのが『いのしし課』なのです。



佐賀県 

武雄地区有害鳥獣広域駆除対策協議会が農林水産省生産局長賞を受賞しました 農林水産省主催「鳥獣被害対策優良活動表彰」の団体部門において、本県の武雄地区有害鳥獣広域駆除対策協議会が取り組まれている鳥獣対策が評価され、生産局長賞を受賞しましたので、お知らせします。

 この表彰は、平成21年度に創設され、佐賀県からは昨年の伊福集落に続いての受賞です。

 なお、表彰式は、2月26日(火曜日)、東京都内において開催される予定です。

・武雄地区有害鳥獣広域駆除対策協議会の主な取組

『イノシシの捕獲・棲み分け・防除による総合的な取組』

 武雄市の「いのしし課」を中心として、農協、農業共済組合、森林組合等で「鳥獣被害対策チーム」を結成し、一体となって鳥獣害対策を推進。

 技術レベルの高い猟友会員で構成する「鳥獣被害対策実施隊(トッテクレンジャ-)」を組織化して捕獲活動を行うとともに、集落が一体となった農作物残渣の除去や緩衝帯整備、「いのししパトロール隊」による防護柵等の点検・巡回指導など、「捕獲・棲み分け・防除」の取り組みを総合的に実施。

 さらに、捕獲したイノシシの特産品化を目指して食肉加工施設を整備し、食肉や加工品開発にも取り組んでいる。


 ★  農林水産省 / 生産局長賞(団体の部)
イノシシの捕獲・棲み分け・防除による総合的な取組
生産局長賞(団体の部)
主な取組
武雄地区有害鳥獣広域駆除対策協議会
(代表者:会長 樋渡啓祐(武雄市長))
佐賀県武雄市


武雄市の「いのしし課」を中心として、農協、農業共済組合、森林組合等で「鳥獣被害対策チーム」を結成し、一体となって鳥獣害対策を推進。
近隣自治体(長崎県も含む)と連携し、 GISを活用したイノシシ対策情報システムを整備し、被害状況や捕獲状況等の情報を共有。
技術レベルの高い猟友会員で構成する「鳥獣被害対策実施隊(トッテクレンジャ-)」を組織化して捕獲活動を行うとともに、集落が一体となった農作物残渣の除去や緩衝帯整備、「いのししパトロール隊」による防護柵等の点検・巡回指導など、「捕獲・棲み分け・防除」の取り組みを総合的に実施。
さらに、捕獲したイノシシの特産品化を目指して食肉加工施設を整備し、食肉や加工品開発にも取り組んでいる。

 武雄地区有害鳥獣広域駆除対策協議会は、いのししパトロール員による巡回指導等により、地域ぐるみの対策が実践された結果、農作物被害金額が減少してきており、鳥獣害対策の模範となっていることを評価されたものです。

・ 表彰区分
農林水産大臣賞 2点(団体部門1点、個人の部1点)
生産局長賞    3点(団体部門3点)

・ お問い合わせ先

武雄市営業部いのしし課 いのしし係長 


●タブレット動画で予習 武雄市が「反転授業」導入検討 [佐賀県]
     =2013/09/27付 西日本新聞朝刊=

タブレット型多機能端末を使って授業を受ける佐賀県武雄市の小学生

 小中学校の全児童生徒にタブレット型多機能端末を貸与する計画を進めている佐賀県武雄市教育委員会は26日、子どもにあらかじめ自宅で端末の動画機能による授業を受けてもらい、学校では分からない所や踏み込んだ内容を学ぶ「反転授業」の導入を検討すると発表した。11月に市立武内小で研究授業を行って成果を検証し、導入するかどうか判断するという。

 反転授業とは、基礎的な内容は自宅で事前に学び、学校では応用力をつけさせるなど、従来の手順を「反転」させた教え方。情報通信技術(ICT)教育推進のため、10月1日付で教育長に次ぐ新設の教育監(非常勤)に就く元東京都杉並区立和田中学校長の代田(しろた)昭久氏(48)が会見で明らかにした。研究授業は算数と理科で、民間企業2社が無償提供するタブレット端末用の教材を使う。

 武雄市の小中学校は16校、約4200人の児童生徒がいる。市は小学生に2014年度から、中学生に15年度から、全員に順次端末を貸与し持ち帰りも認めるという。代田氏はICTを活用した反転授業の利点として(1)知識習得の効率が上がる(2)授業の初めにタブレットを使った小テストをすることで理解度を正確に把握できる(3)教え合い議論する授業ができる-と説明。「授業時間を効率的にし、対話で解決法を生み出す能力を育成できる」と述べた。ただ、タブレット端末での予習を前提とした授業は、学校と保護者の連携や教員の対応能力が今以上に求められる。授業についていけない子どもにどう向き合うかなど課題も多い。


●武雄市の反転授業の取組とiPad 
          Appleの軌跡 > タブレット端末 > 武雄市の反転授業の取組とiPad
武雄市の反転授業の取組とiPad2013年9月24日(火)

今日の朝日の朝刊に~「授業 まず家で」試行へ~と題する記事が掲載された。これまで学校で受けてきた授業を動画でまとめたものを家庭で受け、実際の授業では分からない部分を教え合うことや互いに話し合うことを行う。従来とは「反転した」授業方法をタブレット端末を導入して行うというものである。

「1人1台のタブレット」と反転授業の関係

iPadを使った公開授業(武雄市立武内小学校:武雄市のHPより)
全校一斉に反転授業を実施
反転授業(Flipped Classroom)というのは2000年代初めから米国で試みられている授業形態である。朝日によると、当初はオンラインの無料講座を活用する形で小中高に広がり、現在は大学に拡大しているとのことである。児童生徒は自宅で保存された動画やインターネット上のサービスが受けられる環境が必要であり、武雄市は来年度に市内の全小学校の児童全員にタブレット端末を配布する。2015年度には中学校の生徒に広げ、合計で4,200台のタブレット端末を導入する。それにより、市内の小中学校全体に反転授業を実施することになる。

2010年から小学校にiPadを導入
武雄市は市内の2小学校に2010年からiPadを導入している。山内東小学校は2010年に40台を導入し、総務省の地域雇用創造ICT絆プロジェクトに応じて4年から6年の児童と教師用に146台を整備した。地域雇用創造ICT絆プロジェクトには武内小学校も対象校となっており、2校合計で約200台のiPadが配布された。その後、市が設けたICT教育推進協議会の諮問を受け、今年の5月に全小中学校へのタブレット端末導入を決定した。タブレット端末の機種については、現時点では決まっていない。


武雄市は図書館でも話題豊富
2011年4月、武雄市はiPadを利用して電子書籍が読める武雄市MY図書館の試みを始めた。「図書館に行かなくても自分のiPadで図書を借りることができる、日本初の取り組み」と銘打っていた。iPadを持っていない人にはiPadの貸し出しも行っている。また、Android用アプリも用意しており、当初の計画では数年のうちに蔵書を約10万冊とすることを公言していた。しかし、現実には権利者からの許諾が得られず、2012年2月末時点で借りられる電子書籍は150冊しかないことを朝日新聞が伝えている。

また、武雄市は図書館の運営をTSUTAYAを経営するCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)に委託するなど、何かと話題性に富んだ試みを行っている。今年4月にオープンした図書館は、年中無休で朝9時から夜9時までの12時間開館というだけでなく、館内には図書コーナーと併せてCD・DVDのレンタルや本の販売を行なうコーナーが設けられている。また、コーヒーチェーンのスターバックスも営業しており、そこで買った飲み物は館内のどの席にも持ちこみが許されている。

武雄図書館のバース図


ワンマン市長の独走?
何かと話題の多い佐賀県武雄市だが、市長の樋渡啓祐(ひわたし けいすけ)という人が仕掛け人となっている。樋渡氏は1969年11月に武雄市で生まれた43才。東大を出て総務庁(現在は総務省)に入り、2006年に武雄市長に当選して現在2期目に入っている。上記のように市政に新しい感覚で臨んでいるが、問題発言の多さでも抜きん出ている。地方自治体の首長は首相よりも権限が強いと良く言われるが、それを地で行くようなワンマン市長であることは間違いない。

「1人1台のタブレット」を先行実現
iPadの発売は2010年だが、発売した年に小学校1校にiPadを導入したことになる。また、2014年度からは全小学校、翌年度は全中学校へのタブレット端末導入を既に決めている。小中学校へのタブレット端末導入は、政府が中心となって2020年度までに達成する計画で進んでいる。現在は全国20の小中学校で実証実験を行っており、タブレット端末導入の具体的な設計図はまだ完成していない。その中で武雄市は自力でタブレット端末導入を行おうとしている訳だが、それで何を具体化しようとしていたのかが今ひとつ不明であった。

「1人1台のタブレット」で利用するデジタル教科書
「1人1台のタブレット」は、この間の教育ICTを推進する人たちの合言葉であった。現在の紙の教科書をデジタル化し、それを閲覧するための電子書籍リーダーとしてタブレット端末を児童生徒全員に配布する、ということをこの1節の文章で表している。現在、小中学生数は約1,000万人おり、「1人1台のタブレット」が実現するときには1,000万台のタブレット端末が必要となる。1台5万円とすると、5千億円の売上高となる。一気にそれが実現するわけではないと思うが、タブレット端末メーカーとしては非常においしい市場となることは明らかである。しかし、現実には「1人1台のタブレット」で閲覧する教科書は、いまだ製品化されていない。現在あるデジタル教科書は、電子黒板に表示するために作られた教科書(これを指導者用デジタル教科書と呼んでいる)のみである。つまり、「1人1台のタブレット」を実現する環境が未だ整っていないのである。現在は「1人1台のタブレット」でも電子黒板用に作られたデジタル教科書を閲覧するしかないのである。

「1人1台のタブレット」で反転教育
「1人1台のタブレット」を実現するための環境が整っていない中、武雄市長とそのブレーンが見つけたのが反転授業である。反転授業を実施するためにタブレット端末を導入するという訳である。反転授業という試みは以前から国内でも行われていたようだが、武雄市が反転授業という用語を使用したのはつい最近になってからである。TBSが8月21日に放映したNews23で樋渡市長が「図書館が一段落したので 次 教育やります」という発言と同時に出たのが最初であり、今日の朝日が報じた「武雄市教育委員会が小中学生全員に1台ずつ配るタブレット端末で、「反転授業」に取り組む方針を決めた。」に繋がる。時系列的にみると、

2013年5月・・・・・全小中学校へのタブレット端末導入を決定
2013年8月・・・・・反転授業に取り組むという樋渡市長の発言
2013年9月・・・・・武雄市教育委員会の方針発表
という流れとなる。タブレット端末導入が先に決まっており、そこで行う教育の内容が後から決められたのである。「1人1台のタブレット」をめぐる話題は、先に書いた「佐賀県でMicrosoftがAppleに逆転勝ち」同様、どこかきな臭いにおいがするものが多い。

佐賀県とiPadの関係
しかし、武雄市と負けないくらいに佐賀県もiPadやタブレット端末に関する話題が多い。佐賀県といえばソフトバンクの孫正義の出身は佐賀県鳥栖市、民主党で総務大臣だった原口一博は佐賀市出身・・・・・・・いずれもiPadや教育ICTに大きく関係している。偶然の一致ではないのだろう。



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