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てらまち・ねっと



 2日ほど前のニュースで、ユニクロが非正規の半数以上を正社員にする、とあった。
 スゴイと思った。その背景は何だろうと思って少し見てみた。

 ロイターは、
 ★≪アルバイト計約3万人のうち半数以上を今後2―3年間で正社員にする計画。
 安定して働く環境を提供することで、優秀な人材の確保につなげる考え。≫


 では、他の業種はどうなんだろうと見てたら、日経ビジネスは、
 ★≪日本国内では労働人口の減少が深刻な問題となっている。
 特に小売業や飲食店業界などでは、人材確保が喫緊の課題。
 そこで最近では、契約社員などの正社員化を加速させる企業が増えている。≫


NHKも流していた。
 ★≪「スターバックスコーヒージャパン」も、この春から全国の店舗で働くおよそ800人の契約社員を正社員にするなど、小売業や外食業では、こうした動きが広がりを見せています。≫

 ふむふむと読んだ。
 日経ビジネスは、ユニクロのことをもっと深く整理するらしい。
 ★≪・・その先に同社が実現しようとする取り組みについて全貌を明かす(日経ビジネスDigitalでは3月21日から特集全ページを掲載)≫

 ブログでは、リンクだけつけておいた。
 とはいえ、ユニクロは「ブラック企業」ともいわれる。
 バランスをとるために、次の報道の一部を記録しておいた。
 ★≪ユニクロ 「離職率3年で5割、5年で8割超」の人材“排出”企業/My News Japan 2012 05/06
 ★ユニクロ、「入社3年内離職率」46.2%を開示/My News Japan 2013 03/05 ≫


 ふむふむ。"実態"を知りたくなってくる。

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●ファーストリテ、国内ユニクロのアルバイトなど1万6000人を正社員へ
          ロイター 2014年 03月 19日
[東京 19日 ロイター] - ファーストリテイリング は、国内のユニクロで働くパートタイマーやアルバイト計約3万人のうち半数以上の1万6000人を今後2―3年間で正社員にする計画。広報担当者が明らかにした。人手不足から人材の確保が企業の課題となっており、安定して働く環境を提供することで、優秀な人材の確保につなげる考え。

ユニクロは候補者の面接を始めており、正規雇用されれば、特定の店舗や地域に勤務地が限定される「R(リージョナル)社員」となる。国内でもコンスタントに出店を続けており、「R社員」として新卒者や途中入社の人材も募集していく。

正社員を増やすものの、アルバイトなどのトレーニングのためのコストが減少するため、大幅な人件費の上昇にはつながらないとしている。

ファーストリテイリンググループの正社員は、13年8月末時点で2万3982人だった。

●ユニクロ、アルバイトら1万6000人正社員化
      中日 2014年3月19日
 衣料品チェーン「ユニクロ」を運営するファーストリテイリングが、ユニクロの国内店舗で働くパートとアルバイト計約3万人のうち半分強に当たる約1万6千人を、地域限定の正社員にする方針であることが19日分かった。
 既にアルバイトらの面談を始めており、今後2~3年で正社員への移行を進めていく。店舗や勤務地を限定する正社員は新卒や中途採用でも募集する考えだ。

 同社は「(アルバイトらに)安定して働いてもらうのが狙いだ」と説明。働き方も柔軟に選べるようにする。

●ユニクロ 非正規の半数以上を正社員に
      NHK 3月19日
大手衣料品チェーンの「ユニクロ」を運営する「ファーストリテイリング」は、全国の店舗で働くおよそ3万人のパートやアルバイトなど非正規雇用の従業員の半数以上を、今後3年以内に正社員とする方針を明らかにしました。

「ファーストリテイリング」によりますと、「ユニクロ」の店舗で働くパートやアルバイトなど、非正規雇用の労働者の半数以上を正社員にする方針を決めたということです。
具体的には、全国およそ850店舗で働くパートやアルバイト3万人のうち、学生や短期雇用を除くおよそ1万6000人を、今後3年以内に正社員化するとしています。

また、この正社員化にあたっては、勤務地を現在働いている店舗やその周辺の店舗に限定することや、短時間の勤務などといった柔軟な勤務制度を認めるということです。会社側としては、正社員化によって従業員の待遇を改善することで、優秀な人材を確保して売り上げの向上につなげたい考えで、すでに今月から、対象となる従業員の面接などを開始したということです。

景気の回復傾向に伴って、首都圏を中心にパート従業員などの人手不足も懸念されるとして、大手のコーヒーチェーン「スターバックスコーヒージャパン」も、この春から全国の店舗で働くおよそ800人の契約社員を正社員にするなど、小売業や外食業では、こうした動きが広がりを見せています。

●「ニュースを斬る」/【特報】ユニクロ、パートとアルバイト1万6000人を正社員化 池田 信太朗 日野 なおみ 
       日経ビジネス オンライン バックナンバー2014年3月19日(水)
 国内のユニクロ店舗に務めるパートタイマー、アルバイト約1万6000人を正社員として雇用する――。

 カジュアル衣料チェーン「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングが現在、人事施策を大転換させていることが明らかになった。ファーストリテイリング会長兼社長の柳井正氏が、本誌取材班のインタビューで打ち明けた。

パートタイマーとアルバイト約1万6000人を正規雇用すると打ち明ける柳井正・ファーストリテイリング会長兼社長(撮影:的野 弘路)
 国内約850のユニクロ店舗では現在、約3万人のパートタイマーやアルバイトが勤務している。このうち、学生アルバイトなどのごく短期に務める従業員を除く、約1万6000人を正社員に転換する計画だ。

 これまでにも同社には、アルバイトやパートタイマーを正規社員として登用する仕組みはあった。かつて「パートタイマー5000人を正社員化」とぶち上げたこともある。だが従来の仕組みでは、正社員に転換した場合、フルタイムで勤務することが求められた。

 しかし今回の取り組みでは、子育てや介護といった多様な事情で、不規則な勤務時間でしか働けないような従業員に対しても正社員化の門戸を開き、多様な働き方を認めたままで待遇を正社員化する
。既に今年3月初旬から正社員化に向けてパートタイマーやアルバイトの面談を始めており、今後2~3年の間に移行を進めていく。

 日本国内では労働人口の減少が深刻な問題となっている。特に小売業や飲食店業界などでは、人材確保が喫緊の課題。そこで最近では、契約社員などの正社員化を加速させる企業が増えている。例えば、百貨店の三越伊勢丹ホールディングスやそごう・西武、GMS(総合スーパー)の西友などは、この半年で契約社員の正社員登用を拡大している。しかしその規模は、いずれも数十~数百人単位に留まる。1度に1万人以上の正社員化ともなると、日本の流通業界における労務施策の大きなターニングポイントとなることは間違いない。

 今回、パートやアルバイトから正規雇用される社員は、特定の店舗や地域に勤務地が限定される「R(リージョナル=地域)社員」と位置づけられる。さらに今後は、パートやアルバイトからR社員への移行だけではなく、R社員としての新卒、中途採用も進める予定だ。

 パートやアルバイトの正規雇用と併せて、既存の正社員の人事制度も刷新する。今後は、国内転勤はできるが海外転勤は望まない、もしくはその実力がない「N(ナショナル=国)社員」と、海外事業にチャレンジする意思と実力を備えた「G(グローバル=世界)社員」に分類する。N社員が8~9割に対し、G社員は1~2割となる見込みだ。

 日経ビジネスでは、3月24日号特集「ユニクロ大転換 柳井正の決断」で、ファーストリテイリングが1万6000人もの正社員化に踏み切った背景と、その先に同社が実現しようとする取り組みについて全貌を明かす(日経ビジネスDigitalでは3月21日から特集全ページを掲載)。

 ●【続報】ユニクロ・柳井正氏が語るパート、アルバイト正社員化の真意 / ノーカット独占配信、従業員4100人に訴えた独演1時間 
     日経ビジネス バックナンバー2014年3月20日(木)日野 なおみ

●ユニクロ、「入社3年内離職率」46.2%を開示
           My News Japan 09:13 03/05 2013 渡邉正裕
 ユニクロの新卒採用者のうち、3年以内に辞める人数が、直近4カ年の平均で46.2%にものぼることが、『週刊東洋経済』(2013年3月9日号)の取材ではじめて明らかになった。昨年5月に掲載し10万アクセス近くを集め話題を呼んだ『ユニクロ「離職率3年で5割、5年で8割超」の人材“排出”企業』の核心的事実が、改めて正確に裏付けられた。
 ユニクロはこれまで「新卒採用者の3年以内離職率」について、『就職四季報』(東洋経済新報社)の取材に対し、2005年を最後に開示を拒んできた。開示するとまともな学生に逃げられるとの後ろめたい思惑から、と考えられる。

 ところが今回は、開示しないとネガティブな報道となることは避けられないと考えたのか、2007年入社以降の離職率をはじめて開示した。以下の通りである。

2007年3月入社 37.9%
2008年3月入社 46.3%
2009年3月入社 53.0%
2010年3月入社 47.4%(同期は200人)
2011年3月入社 41.6%(同期は300人)
(※2011年入社は入社後2年内、その他は3年内)

離職率についての記事部分
 2007年入社~2010年入社の単純平均では46.2%となる。同社の離職パターンとしては、精神的な病から半年程度の休職期間をへて退職に追い込まれるケースが多いため(実際にそのパターンで辞めることになった社員・元社員を3名取材し証言を得ている)、この46.2%に、離職同然で休職している人数も加えると、ちょうど50%を超えるくらいだ。

◇「第3の矢」だった
 もともと、ユニクロの違法性が高い「疲弊する職場」を報道したパイオニアは・・・
 ・・・・・(略)・・・

●ユニクロ 「離職率3年で5割、5年で8割超」の人材“排出”企業
              My News Japan  05/06 2012ココで働け取材班
 5年以内に同期入社の8割超が、主に体や心の異常から辞めていく、という人材「排出」企業・ユニクロ。レジのリードタイムから挨拶の言葉ごとのお辞儀角度まで事細かに決める徹底したマニュアル化で、人間が工場の機械のように精密に動くことを求められつつ、過酷な長時間拘束と「絶対なくならない」サービス残業で実労働が300時間を超える月も。

「有休は毎年20日ずつ捨てる」という休みなき環境で、肉体的に疲弊していく。
上からは「内部監査」、下からは「ホットライン」の監視ストレスで精神的にも疲弊。昨年まで4年超にわたって在籍し、複数店舗で店長も務めた元社員に、「そこまでやるから儲かるのか」という納得の仕組みについて、詳細に聞いた。

【Digest】
◇「絶対になくならない」サービス残業
◇「ホットライン」という密告制度
◇「内部監査」のための仕事
◇お辞儀の角度までマニュアル化
◇痩せるか、太る
◇店長の1日(早番、11時オープンの場合)
◇子育て店長「聞いたことない」
◇3年目に店長就任
◇中国は手を挙げれば…
◇合言葉は「エンター押した?」のべルリッツ
◇非店長の社員が店を支える
◇FCを目指すか、店長を続けるか
◇CSのヘンな競争
◇店長は年収550万円
◇「SVは貧乏クジだ」
・・・・・・(略)・・・


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