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てらまち・ねっと



 昨日のニュースをみて、久しぶりに痛快に思ったことがある。
 徳田虎雄氏が、猪瀬氏に渡した5000万円について、「選挙のため」「当然 選挙資金が前提」と特捜部の聴取に語ったという。

 徳田一族としては、親族が何人も逮捕、起訴、有罪となり、議員辞職もしたから、もう政治と縁がない、だから、真実を話して何ら支障はない、そんなリラックスしたスタンスの模様。猪瀬氏の逃げ道はない雰囲気になってきた。

  (関連)★2013年12月20日ブログ ⇒ ◆猪瀬知事辞職:地検捜査へ「控える理由なくなった」/捜査加速化=贈収賄で立件の可能性

 もう一つ気になっていたのは、莫大な買収資金を受け取った地元の関係者らはどうなっているのか、ということ。
 逮捕などの話は聞こえてこない。
 何しろ、徳田氏の初当選の時の買収費等に使ったお金は30億円、当時の奄美群島区は有権者は10万人なので一人当たり3万円平均で買収したことになる。そんな体質の徳田一族の直近の選挙だから、形態は変わっていないはず。

  (関連)★2014年3月6日ブログ ⇒ ◆徳洲会事件 90年選挙で「30億円」-元事務総長/東京地裁 「首謀者は徳田虎雄氏」

 すると、イモヅル式に逮捕者が出ると思っていたけれど・・・・

 そんな思いで、ニュースを見て、いくつか記録した。

●徳田虎雄氏、5000万円は「選挙のため」 猪瀬前知事と食い違い/サンスポ・共同 3.19
●徳洲会公選法違反:特捜部、虎雄氏から聴取 5000万円問題、猪瀬氏立件可否判断へ/毎日 03月19日
●徳田前理事長「当然 選挙資金が前提」/NHK 3月19日
●徳田虎雄氏が2億3千万円をグループに弁済 裏の選挙資金分/産経 2.20
●徳田氏母自宅捜索で5000円札1527枚発見/読売 3月14日
●徳田氏朝食会に鹿児島市議7人 金銭授受は否定 [鹿児島県]/西日本 03月15日
●徳洲会」関与 各会派が否定 鹿児島市議会調査結果/読売 3月15日
●徳洲会公選法違反:徳田議員陣営が公示前、2県議に30万円 裏金の明細書に記載--昨年衆院選/毎日 12月05日
●徳田議員辞職、政治とカネも素通り 野党追及せず/産経 2.28
●猪瀬前知事は在宅起訴 徳田議員辞職で徳洲会事件幕引きか/日刊ゲンダイ 2月25日

 ところで、今日は議会の閉会日。
 補正予算や新年度予算に反対する。
 ここは来年4月に市長選がある。その前年ということでと受け止めるしかない予算がある。
 地域に関連深い「道路改良工事費予算の160%増」、つまり「今年の2.6倍」というばらまき予算。まさにドブイタ政治。

 ほかにもいくつも放置できない予算なので、きっちり討論するつもり。
 論点整理は、このあと、ウォーキングしながら考えよう。

 なお、午後3時半からは、名古屋高裁で住民訴訟の弁論(ラウンドテーブル)がある。

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●徳田虎雄氏、5000万円は「選挙のため」 猪瀬前知事と食い違い
          サンスポ・共同 2014.3.19 14:01
 東京都の猪瀬直樹前知事(67)が医療法人「徳洲会」グループから2012年12月の知事選前に5000万円を受け取っていた問題で、徳田虎雄前徳洲会理事長(76)が東京地検特捜部の任意聴取に「選挙に使ってもらうためのお金として貸した」と説明したことが19日、徳洲会関係者への取材で分かった。

 猪瀬前知事は都議会や記者会見で「個人的な借金」と釈明していた。選挙資金であれば選挙運動費用収支報告書に記入する義務があるが、5000万円の記載はなかった。特捜部は公選法に抵触する可能性もあるとみて捜査を進めている。

 徳洲会関係者によると、徳田前理事長への聴取は19日午前、療養先の湘南鎌倉総合病院(神奈川県鎌倉市)で実施され、やりとりは録音・録画された。

 猪瀬前知事の説明などによると、12年11月6日、徳田前理事長と初めて面会。その2週間後、次男の徳田毅前衆院議員(42)から議員会館で5000万円を受け取った。

 猪瀬前知事はこれまで「選挙をやったことがなく、その後の生活に不安があったので、個人的にお金を借りた」と話し「現金は妻が貸金庫に入れ、一切手を付けていない」と説明してきた。

 しかし昨年12月の辞職後、徳田前理事長との面会を仲介した民族派団体「一水会」の木村三浩代表(57)に500万円を渡していたことが判明した。

 徳田前議員は辞職願を提出した2月24日に記者会見し「『貸してほしい』という依頼があったときに選挙の話が出たのも事実だが、どのように使うかは聞いていない」と話していた。(共同)

●徳洲会公選法違反:特捜部、虎雄氏から聴取 5000万円問題、猪瀬氏立件可否判断へ
       毎日新聞 2014年03月19日
 東京都の猪瀬直樹前知事(67)が医療法人「徳洲会」グループから5000万円を受け取った問題で、東京地検特捜部は19日、グループ創設者の徳田虎雄前理事長(76)から任意で事情聴取した。猪瀬氏の問題で前理事長が聴取されるのは初めて。特捜部は今後、公職選挙法違反容疑などで刑事告発されている猪瀬氏の立件の可否を最終判断する。

 前理事長は筋萎縮性側索硬化症(ALS)のため神奈川県鎌倉市の系列病院に入院しており、病室で専用の文字盤を目で追って質問に答えたという。

 猪瀬氏は、都知事選への出馬表明前日の2012年11月20日、前理事長の次男、徳田毅前衆院議員(42)から5000万円を受領した。関係者によると、前議員は前日に「猪瀬氏側が1億円を求めている」などと前理事長に電話で伝え、前理事長の指示で5000万円提供が決まったという。

 猪瀬氏の選挙運動費用収支報告書に5000万円の記載はなく、公選法に違反するとして市民グループが告発していた。

 一方、猪瀬氏は昨年9月25日、特別秘書(当時)を介して徳洲会側に5000万円を返却。昨年12月の都議会で借用証を示し「個人的な借り入れで一切手を付けていない。知事選後の生活が不安だった」と釈明し、選挙資金ではなかったとする見解を示している。

●徳田前理事長「当然 選挙資金が前提」
            NHK 3月19日
 東京都の猪瀬前知事が徳洲会グループから現金5000万円を受け取った問題で、徳洲会の徳田虎雄前理事長が東京地検特捜部の事情聴取を受け、現金の趣旨について「当然、選挙資金が前提だと思っている」と説明し、徳田毅前衆議院議員も「選挙資金として用立てた」という調書に署名したことが分かりました。

東京都の猪瀬前知事がおととしの都知事選挙の直前、徳洲会側から現金5000万円を受け取った問題で、東京地検特捜部は、公職選挙法違反などの疑いがあるとして捜査を進めています

この問題で19日、徳田虎雄前理事長に対する任意の事情聴取を神奈川県の病院に録音録画用の機材を持ち込んで行いました。
関係者によりますと、この中で徳田前理事長は「妻から電話で『猪瀬さんが1億円貸してくれと言っている』と相談された。
高いなと思い『5000万円にしろ』と指示した。

時期が時期なので、当然、選挙資金が前提だと思っている」と説明したということです。
前理事長の妻は、この電話の4日前、猪瀬前知事が徳田毅前衆議院議員と会食した場に同席していたということです。
また現金を直接手渡した徳田前議員も、これまでの事情聴取の中で「選挙資金として用立てた」という内容の調書に署名したことが分かりました。

一方、猪瀬前知事は特捜部に対し「選挙に出ることで生じる生活の不安を解消するため個人的に借りた金で、選挙資金ではない」という従来どおりの説明をしているとみられ、徳洲会との仲介役となった政治団体の木村三浩代表も、前知事の主張に沿う形の説明をしているということです。

特捜部は、5000万円の趣旨の説明が前知事側と徳洲会側で食い違うことから、引き続き関係者の事情聴取を行い、猪瀬前知事の刑事責任について慎重に判断するものとみられます。

●徳田虎雄氏が2億3千万円をグループに弁済 裏の選挙資金分
          産経 2014.2.20
 医療法人徳洲会グループの公職選挙法違反事件で、徳田虎雄前理事長(76)が、グループ関連法人から支出された裏の選挙資金計約2億3千万円を各法人に弁済したことが20日、分かった。弁済は10日付。同法違反(運動員買収)罪に問われた虎雄氏の長女で元グループ幹部、越沢徳美被告(50)の弁護人が、20日に東京地裁で開かれた公判で明らかにした。

 弁護人によると弁済金は虎雄氏の個人口座からグループ約20法人の各口座へ支払われた。平成24年12月の衆院選で徳田毅衆院議員(42)=鹿児島2区=陣営に派遣された病院職員約600人の人件費など違法な選挙活動費は、選挙期間中の欠勤分給与を賞与に上乗せするなどの方法でグループから支払われていた。

 虎雄氏はこれらの違法な選挙活動を主導したとされる。弁護側は26日に東京地裁で行われる第3回公判で証拠資料を提出し、弁済に関わった担当職員に証人として出廷を求めるという。

●徳田氏母自宅捜索で5000円札1527枚発見
        (2014年3月14日19時47分 読売新聞)
 医療グループ「徳洲会」の公職選挙法違反事件で、徳田毅たけし・前衆院議員(42)の母親、徳田秀子被告(75)の公判が14日、東京地裁であった。

 秀子被告は被告人質問で、徳洲会が選挙に力を入れた理由について、「地元医師会が反対する中、病院を造るには政治の力が必要だった」と説明。「選挙になると無我夢中になり、認識が甘くなった。深く反省している」と述べた。

 検察側は、秀子被告の鹿児島県内の自宅を捜索した際、1527枚もの5000円札(計763万5000円)があったことを明かし、「有権者買収のために用意したのではないか」と質問。秀子被告は、過去に夫の徳田虎雄・徳洲会前理事長(76)から渡されたとしたが、「何のためのものだかは分からない」と答えた。

●徳田氏朝食会に鹿児島市議7人 金銭授受は否定 [鹿児島県]
        西日本 2014年03月15日
鹿児島市議会の議会運営委員会が14日あり、徳洲会グループの選挙違反事件に絡み、前回衆院選の公示前に徳田毅氏の陣営が開いた朝食会に、3会派の市議計7人が出席していたことが報告された。金銭の授受はなかったとしている。

 朝食会は、2012年11月下旬に市南部の谷山地区であり、地方議員や徳田氏が出席したとされる。前回の議運で、朝食会への出欠や金銭授受の有無を、会派ごとに所属議員に確認するよう申し合わせていた。

 3会派によると、出席した市議は、陣営から封筒を受け取ったが、中身は後援会のパンフレットだけだった。3会派以外はいずれも関与を否定。朝食会以外での金銭授受も調べるよう求める声が上がり、再調査して18日の議運で報告する。
 調査を求めた平山孝市議(無所属)は「金銭授受があったという報道は事実と違うのか、4月の補選前に解明したい」と話した。
=2014/03/15付 西日本新聞朝刊=

●徳洲会」関与 各会派が否定 鹿児島市議会調査結果
     (2014年3月15日 読売新聞)
 鹿児島市議会は14日、議会運営委員会を開き、医療グループ「徳洲会」の公職選挙法違反事件に絡む議員の現金授受について、各会派が調査結果を報告した。各会派とも、現金を受け取った議員はいないとし、事件への関与を否定した。

 共産党の議員らが調査を求め、各会派が同意。徳田毅氏が出席したとされる2012年11月24日の「朝食会」について、〈1〉参加議員の有無〈2〉パンフレット入りの封筒に現金が入っていたか――などを調べた。

 各会派の報告では、自民党の議員7人が朝食会に参加したことが明らかになったが、「封筒に現金は入っていなかった」とした。

 この日の議運では、朝食会以外での現金の授受をさらに調査することを決定。各会派は18日の議運で再度、調査結果を報告する。

●徳洲会公選法違反:徳田議員陣営が公示前、2県議に30万円 裏金の明細書に記載--昨年衆院選
          毎日新聞 2013年12月05日
 昨年12月の衆院選を巡る医療法人「徳洲会」グループの公職選挙法違反事件で、徳田毅(たけし)衆院議員(42)=鹿児島2区、自民を離党=の陣営が作成した裏金の明細書の詳細が判明した。公示前、県議2人に30万円ずつ提供したことを示す記載があるほか、集落ごとに票の取りまとめに使った金額などが明記されていた。東京地検特捜部などは、裏金が地元政界関係者に渡った疑いがあるとみて金の流れの解明を進める。

 4日に逮捕された徳田議員の母で徳洲会副理事長の秀子容疑者(75)と次姉のスターン美千代容疑者(46)は、徳田虎雄前理事長(75)と共謀して6000万円の買収資金を陣営幹部に交付した疑いがある。このうち5000万円が奄美地区に投入され、陣営は選挙後に使途の明細書を作成していた。

 関係者によると、明細書には地元政界関係者向けの「対策費」として900万円余が計上され、資金提供の日付、名字、金額が列記されていた。公示直前の昨年11月30日と12月1日に各30万円を県議2人に提供したことや、後援会幹部と市議らに10万円程度を渡したことを示す記載があった。集落ごとに票を取りまとめる費用として十数万円から数十万円の金額も書かれていた。これらの「対策費」の一部は自民党奄美事務所事務局長の山田良一容疑者(58)が管理していたという。

 特捜部は明細書を押収し、警視庁や鹿児島県警と連携して関係者の事情聴取を進めている。県議2人は取材に「受け取っていない」、山田容疑者も逮捕前に「全然ない」と疑惑を否定した。

 秀子容疑者は2000万円を陣営関係者に渡したことを認める一方、「何に使われるか知らなかった」と周囲に説明していたという。

●徳田議員辞職、政治とカネも素通り 野党追及せず
     産経 2014.2.28 [徳洲会事件]
 衆院は28日の本会議で、医療法人徳洲会グループの公職選挙法違反事件を受けた徳田毅氏(鹿児島2区)の議員辞職を許可した。野党にとって「政治とカネ」の問題は、共闘して政権与党にダメージを与える格好の攻撃材料のはず。だが、衆院予算委員会で効果的な追及はなく、素通りとなった。

 民主党ではこの問題を取り上げるか議論したが、政策論争を優先させたという。しかし、民主党は政権与党時代に、小沢一郎元代表(現生活の党代表)や鳩山由紀夫元首相の「政治とカネ」の問題が発覚、散々追及されたことがあるため、ブーメランとなって自らに跳ね返ってくることを恐れた可能性がある。

 他の野党も積極的ではなく、日本維新の会幹部は「ああいう問題があれば証人喚問をしていいはずなのに…。そちらに関心がいってなかった」とわれに返ったように語った。

 「他にテーマがありすぎた」(みんなの党若手)との声も漏れた。

●猪瀬前知事は在宅起訴 徳田議員辞職で徳洲会事件幕引きか
        日刊ゲンダイ 2014年2月25日
「徳洲会」の選挙違反を受けて昨年11月に自民党を離党した徳田毅衆院議員(42)が、24日になって、ようやく議員辞職願を提出して会見した。事件の真相を聞こうと報道陣が詰めかけたが、時間はたったの15分間。それも「政治に対する不信を招き、おわび申し上げる」と深々と頭を下げた割には、記者の質問にはノラリクラリ。ほとんど何も説明しなかった。
 だったら、何のための会見と議員辞職かといえば、「万が一」に備えたともっぱらだ。

「東京地検特捜部は毅氏の親族らを公選法違反で逮捕、起訴しましたが、最終的に特捜部は猪瀬前都知事の立件を目指している。徳洲会から5000万円を選挙資金として受け取ったにもかかわらず、『選挙運動費用収支報告書』に記載しなかったことが、公選法違反に当たるとの疑いです。

ところが、特捜部の中には、さらに罪の重い贈収賄の立件を目指そうという動きがある。東電病院の売却を巡り、徳洲会側から猪瀬氏に対し、何らかの“働きかけ”があったのではないかというのです。これが事件になると、毅氏も贈賄の罪に問われかねません」(司法担当記者)

汚職事件は、金額や内容にもよるが、政治家が辞職すると「すでに社会的制裁を受けた」として、お目こぼしがあることもある。そのためには、捜査が身辺に近づく前に辞める必要がある。

■猪瀬直樹は在宅起訴
 3月5日に姉スターン美千代被告の判決がある。スターン被告に禁錮以上の刑が確定すると、連座制が適用されバッジを失う。議員辞職で恭順の意を示すには、「議員である今」しかなかったわけだ。となると、猪瀬の運命はどうなるのか。

「フツーに考えると、猪瀬氏は公選法違反で在宅起訴です。贈収賄は厳しいが、地検特捜部の中にはそれでは終わらせない空気もある」(前出の記者)

 万が一はゼロになったわけではない。

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