NECは、本体が赤字体質なので子会社を整理する、という。
その子会社は、黒字で動いているインターネット接続業者「NECビッグローブ」。
「BIGLOBE」と聞けば、ネットを以前からやっている人には馴染みのあるところ。
今のユーザーは約300万人で、NTT、ソフトバンクについで第3位だ、という。
しかし、インターネット接続業というプロバイダー業では先行き・展望は明るくないらしい。
もちろん、今回のことは、接続業がダメというより、もともとの本体のNECの経営不振が原因。
とはいえ、報道では、
「接続サービス料の値下げ競争も激しく、携帯電話サービスなどとの連携が難しいプロバイダーの淘汰が進みそうだ。」(日経)という。
そんなニュースをみて20数年前にNECのパソコンを買った頃のことを思い出した。
初めて「ワープロ」を買ったのが20数年前。
知人に勧められて「シャープ」にした。1台、十数万円。
便利さを実感したので、当然ながら次はパソコン。
当時は、日本ではほとんど「NEC」位だったようなの覚え。
メモリーは4メガ、ハードディスクは20メガだったか。
それでも、一式で30万円近くした。
テキスト本を買ってきて、「言語」とかいうものを使って、パソコンが動くように書き込んで・・・・
どこか一文字・一画半角でも入力間違えをすると、トラブル発生も・・・
面倒だったなぁ・・・・
そんなことを考えながら、今回の報道を記録した。
●人気ブログランキング = 今、1位
★携帯でも クリック可にしました →→ 携帯でまずここをクリックし、次に出てくる「リンク先に移動」をクリックして頂くだけで「10点」 ←←
★パソコンは こちらをクリックしてください →→ ←←このワン・クリックだけで10点
● NECビッグローブ株式会社
BIGLOBE,ISP,ブロードバンドメディア,プラットフォームサービス,BIGLOBEサービス基盤
インターネット等のネットワークを利用した情報サービス、情報サービスの提供および、これに付帯または関連する業務を行っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/d7/b3971ccad48473fb02d330738d4cbcc4.jpg)
|
●NEC 、ネット接続業者のビッグローブを売却へ=関係筋
ロイター 2013年 10月 10日
[東京 10日 ロイター] - NEC は、傘下のインターネット接続業者、NECビッグローブ(東京)を売却する手続きに入った。売却先を選ぶ1次入札を11月中にも実施する。複数の関係筋が明らかにした。
売却価格は数百億円を見込んでいる。NECは売却のためのフィナンシャル・アドバイザー(FA)に、SMBC日興証券を起用した。NECは同社の発行済み株式の78%を保有。住友商事 など他の株主企業にも入札を行う意向を伝えた。
NECビッグローブは売上高841億円(2013年3月期)、会員数302万人。
NECは国内のパソコン事業を中国レノボと統合、さらにスマートフォン事業からも撤退した。
同社事業と個人向けインターネット事業の相乗効果が認められなくなったと判断した。
NECのコメントは得られなかった。
●NEC、ビッグローブ売却へ=ネット接続子会社、近く入札
時事 (2013/10/10-20:46)
NECがインターネット接続子会社のNECビッグローブ(東京)を売却することが10日、分かった。売却額は数百億円を見込む。譲渡先選定の助言役にSMBC日興証券を起用し、近く1次入札を実施する。
ビッグローブは光回線などの高速大容量通信の利用者が約300万人で、調査会社MM総研(東京)によると、NTTコミュニケーションズ、ソフトバンクBBに次ぎ第3位。NECは保有するビッグローブの発行済み株式の78%を全て売却する。2013年度中の譲渡完了を目指す。
NECは11年7月に個人向けパソコン事業を中国のパソコン大手レノボ・グループ主導の合弁会社に移管した。
また、13年7月には赤字が続いていたスマートフォン(多機能携帯電話)事業からの撤退も決め、インターネット接続事業との相乗効果が見込めなくなっていた。
ITサービスや通信インフラに経営資源を集中する。
●NEC、ビッグローブ売却検討 月内に1次入札も
産経 2013.10.10 19:07
NECが、子会社でブロードバンド(高速大容量)接続サービスを手掛ける「NECビッグローブ」(東京)を売却することを検討していることが10日、分かった。保有する全株式(78%)を今年度中にも売却する方向で調整しているもようだ。売却額は数百億円になる見通し。NECは売却で得られる資金を成長分野と位置付ける通信インフラやシステム構築の事業に投資する方針だ。
NECは、平成25年3月期連結決算の最終損益で3年ぶりに黒字を確保したものの、赤字体質からは完全に抜けておらず、財務面で何らかの手を打つ必要があると判断。主力事業との相乗効果が薄れているビッグローブ売却を事業整理の候補に挙げた。
関係者によると、NECは有利な条件で株式を譲渡するため、複数回の入札を実施して売却先を決めるもようだ。早ければ今月中に1次入札を行い、来年初めごろに売却先を絞り込む考え。現在、三井住友銀行など他のビッグローブ株主に売却方針や手続きに関する説明を進めているという。
これに対し、NECコーポレートコミュニケーション部は「決定したことは何もない」としている。
◇
■NECビッグローブ ブロードバンド接続、インターネット検索サービスの国内大手。NECが78%を出資、住友商事、大和証券グループ本社、三井住友銀行なども株主に名を連ねる。
平成24年度の売上高は841億円。今年6月末のブロードバンド接続サービス利用者数は302万人。 |
●市場伸び悩む固定系プロバイダー モバイル普及響く
2013/10/11 2:00 日経
NECが子会社のインターネット接続事業者(プロバイダー)のNECビッグローブを売却する方針を固めた。背景にはスマートフォン(スマホ)などモバイル端末でネット接続する消費者が増え、光ファイバーなど固定回線を使うネット利用の伸び悩みがある。
接続サービス料の値下げ競争も激しく、携帯電話サービスなどとの連携が難しいプロバイダーの淘汰が進みそうだ。
●NEC:ビッグローブ売却へ 数百億円規模
毎日新聞 2013年10月10日
NECが、子会社でブロードバンド(高速大容量)接続サービスを手掛ける「NECビッグローブ」(東京)を売却する方針を固めたことが10日、分かった。保有する全株式(78%)を2013年度中に売却する。売却額は数百億円になる見通し。NECは売却で得られる資金を成長分野と位置付ける通信インフラやシステム構築の事業に投資する方針だ。
NECは、13年3月期連結決算の最終損益で3年ぶりに黒字を確保したものの、赤字体質からは完全に抜けておらず、財務面で何らかの手を打つ必要があると判断。主力事業との相乗効果が薄れているビッグローブを売却することにした。(共同)
| Trackback ( )
|