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てらまち・ねっと



 ここ岐阜県の知事選挙が昨日、告示された。
 率直に言って、盛り上がりに欠ける。
 
 そのことは、岐阜県選挙管理委員会のWebページをみるとすぐに感じる。
 各地の知事や首長の選挙の時の当該自治体の選挙管理委員会のWebページがどんな雰囲気かをみると盛り上がりの有無が感じられる。
 そのことは、このブログでも何度も採りあげてきた。

 話題がない今回の岐阜県知事選選なので、過去のかかわりを少し。

 前岐阜県知事の梶原氏は開発優先、土木偏重で、岐阜県の借金をいっぱい増やした。
 氏の何期目かの選挙は、県内の市民運動の人たちが集まって、知事選に候補者を立てたほど、県民との軋轢が強かった。
 私はその時の選挙の責任者だった。40才そこそこだった。

 梶原氏が引退を決めたとき、今の知事は霞が関にいたけれど、そこで梶原氏から後継指名のような形を受けた。
 その古田氏本人は、「私は、梶原後継ではない」と強調して1期目を当選した。
 数年後だったか、県庁の長年来の裏金事件を地元新聞がスクープ。
 知事は、厳しい方向で裏金問題を調査、対処した。

 この裏金事件の「発覚」と「事件の社会的責任」などで、梶原氏は政治・行政の世界、その他公職的な場からほぼ姿が消えた。

 ところで、その古田氏就任直後、つまり、梶原氏の退任直後に県の外郭団体の「会長」につけた。
 そして梶原氏は、「実力派知事」「改革派知事」(??)として全国各地での講演や団体の役回り、
 さらに、新たに発足させた梶原個人の政治団体の活動など活発に出張をしていた。

 それら「秘書」を、元知事秘書室にいた職員を「当該団体の職員」として、梶原の会長就任と”同じ日付け”で派遣して
 「知事退任後の梶原秘書」をさせていた。

 裏金事件が発覚するまでの1年半強、200から300の出張に随行したこの秘書分として
 多額の旅費や報酬、手当が出された。

 その誰も知らなかったことが、前記裏金事件をきっかけに、マスコミのスクープで発覚。
 私たちは住民監査請求⇒住民訴訟とした。
 岐阜地裁は「違法だけど棄却」。
 こちらが控訴した名古屋高裁は、先の11月に結審。
 裁判長は「この事件は大きいので」と判決を5か月後の3月に指定。
 
 判決を書くまでにこれだけの月数(ふつうは2、3か月程度)をとるのだから、
 あっさり「地裁判決追認で棄却」はないと思う・・・・(当事者の勝手)

 ともかく、中日新聞が
 「明確な争点がない選挙だけに、今ひとつかみ合わない論戦になっている」

 と書いてしまうような岐阜県知事選挙。

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 岐阜県選挙管理委員会
岐阜県選挙管理委員会


第18回岐阜県知事選挙(平成25年1月27日執行)





●鈴木、古田2氏の戦いに 岐阜知事選告示
            中日 2013年1月10日
 岐阜県知事選は10日告示され、共産党新人の党県常任委員鈴木正典氏(49)と、3選を目指す無所属現職の古田肇氏(65)=自民、民主、公明推薦=が立候補を届け出た。27日に投票、即日開票される。

 古田氏は日本維新の会県本部からも推薦を受ける。1カ月前の衆院選で争った自民・公明と民主、維新が相乗りし、共産候補と争う構図になった。

 争点は、低迷する県内の景気や若者の転出による人口減少への対応、昨年に県内で開かれた国体を生かした活性化策など。2期8年にわたる古田県政への評価も焦点となる。

 鈴木氏は第一声で「福祉を充実し、中小企業を元気にする」と主張。衆院選で岐阜1区からの出馬に続く立候補。消費税増税の中止や全原発の即時停止を、知事として国に求めると強調し、古田県政を公共事業優先と批判する。

 古田氏はマイクを手に「次の4年間を、岐阜が大いに飛躍する期間にする」と訴えた。県財政の再建や企業誘致などの実績をアピールし、産業振興や雇用確保策の推進を掲げる。連合岐阜など県内の各種300団体も推薦している。

 知事選の投票率は過去2回連続で最低記録を更新。古田氏と共産系候補が争った2009年の前回は38・44%だった。

 県内の選挙人名簿登録者数は9日現在で、168万3276人。(中日新聞)

●古田県政の8年問う 県知事選告示、現職と新人届け出
          岐阜 2013年01月10日18:30
 任期満了(2月5日)に伴う県知事選は10日告示され、共産新人で党県常任委員の鈴木正典氏(49)と、3選を目指す無所属現職の古田肇氏(65)=自民、民主、公明、日本維新県本部推薦=の2人が立候補を届け出た。27日に投票、即日開票される。

 景気が上向きの兆しを見せる中、早急な対応が求められる県内の景気浮揚策や雇用対策をはじめ、人口減少や少子高齢化を背景とした地域医療や福祉など県民生活に直結する課題が争点になりそう。行財政改革や危機管理体制構築に注力した古田県政2期8年の政策と実績を有権者がどう評価するかも注目される。

 立候補の受け付けは午前8時半から県庁2階大会議室で行われ、抽選の結果、届け出順は鈴木氏、古田氏と決定。両陣営は早速、岐阜市内の選挙事務所でそれぞれ出発式、出陣式を行った。

 初挑戦の鈴木候補は、現県政を福祉や社会保障を切り捨てていると批判。出発式で「富裕層や大企業ばかり見ている偏った県政から、社会的弱者などすべての人に温かい県政をつくる」と声を張り上げ、古田県政との対決姿勢を強調した。

 3期目を目指す古田候補は、300を超える各種団体から推薦を受けた。出陣式で「活力、安全安心、清流の国づくりで大いなる飛躍の4年にしたい。そのエンジンは県民の底力。県民一人一人と一緒に頑張りたい」と第一声を放った。

 その後、両候補とも選挙カーに乗り込んで街頭活動に出発、支持を訴えた。

 前回知事選の投票率は38.44%で過去最低だった。

 知事選の選挙人名簿登録者数(9日現在)は168万3276人。

●2期8年の実績問う 現新一騎打ち
        (2013年1月11日 読売新聞)
 10日告示された知事選は、新人で共産党県常任委員の鈴木正典氏(49)(共産)と3選を目指す現職の古田肇氏(65)(無所属=自民、民主、公明推薦)の一騎打ちとなった。晴天に恵まれたこの日、両氏は岐阜市内で出陣式を行い、17日間の選挙戦に突入した。

 鈴木氏は午前10時、岐阜市千石町の事務所で出発式を行い、支持者ら約200人とともに気勢を上げた。

 出発式では、共産党県委員会の松岡清委員長や同党の井上哲士参院議員があいさつに立ち、「県民の暮らしが第一の県政に変えるため戦い抜こう」と呼びかけた。また、独自候補の擁立を断念した市民団体「県民が主人公の岐阜県政をつくる会」の松本稔筆頭代表委員も駆けつけ、「財政難で県政は袋小路に追い込まれている。大企業のための県政から脱却すべきだ」と力を込めた。

 この後、鈴木氏は選挙カーに乗り込み、同市や大垣市内で街頭演説を行った。

 古田氏は午前9時、岐阜市藪田南の県水産会館の事務所で出陣式。自民党の野田聖子総務会長、民主党県連の柴橋正直代表、公明党県本部の岩花正樹代表、日本維新の会の今井雅人衆院議員、県内の首長ら約1000人が集まった。自民党の武藤容治衆院議員は「国と県、市町村が力を合わせる代表として、先頭に立って岐阜県を引っ張ってもらいたい」と激励した。

 古田氏は選挙期間中、全42市町村を回る予定で、初日は大垣市で昨年秋の「ぎふ清流国体・大会」などの実績を訴えたほか、美濃加茂、高山市などを経由して飛騨市に入り、4か所で個人演説会をこなした。

●岐阜県知事選に2人届け出 現県政の評価が争点
      2013/01/10 11:20 【共同通信】
 任期満了に伴う岐阜県知事選は10日告示され、共産党県常任委員の新人鈴木正典氏(49)と、3選を目指す現職の古田肇氏(65)=自民、民主、公明推薦=の2人が届け出た。27日に投票、即日開票される。

 2期8年の古田県政への評価が主な争点となる見込み。

 鈴木氏は、長良川の治水対策として予定される内ケ谷ダム(郡上市)建設事業などを進める古田氏を批判している。福祉重視の県政への転換や、地域経済活性化を進める考えを示す。

 古田氏は行財政改革などの実績をアピールし、日本維新の会県本部の推薦も得た。災害対策や福井県の原発事故への備え、再生可能エネルギー普及などに引き続き取り組む姿勢を強調する。


●寒中の第一声、熱く訴え 岐阜知事選
           中日  2013年1月11日
(右)有権者の手を握り支持を訴える鈴木正典さん=岐阜市千石町の事務所前で(左)支持者と握手して支持を訴える古田肇さん=岐阜市薮田南の事務所前で

 十日告示された知事選。共産党新人で党県常任委員の鈴木正典さん(49)と、三選を目指す無所属現職の古田肇さん(65)=自民、民主、公明推薦=の第一声は、新人と現職の違いが色濃く出た。鈴木さんは、古田県政の批判と所属政党の施策の紹介に時間を割いた。古田さんはゆっくりとあいさつを述べた後にこれまでの実績をアピール。鈴木さんは「消費税増税に反対」、古田さんは「成長雇用戦略」というそれぞれの経済対策の持論を展開したものの、明確な争点がない選挙だけに、今ひとつかみ合わない論戦になっている。

(届け出順)

◆経済対策は消費増税阻止 鈴木正典さん
 現職の古田さんのマニフェストにある「みんなが主役の岐阜県」の「みんな」は、県を牛耳っている大企業、財界、経済界。県議会では自民、民主、公明の共産を除くオール与党で、現職にもろ手を挙げて従う人たちだ。自公の安倍政権が復活し、消費税の増税、原発の再稼働など国民の反対する政治を押しつけようとしている。

 福祉、地域経済の最大の対策は、消費税増税に反対すること。古田さんは容認しているが、それでは県民の暮らしを守れない。

 福祉を充実させるため、国民健康保険税を年間一万円引き下げる。子供の医療費は中学生まで無料にして、介護保険や特別養護老人ホーム建設費の支援を増額する。

 地域経済を守るため、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加には反対だ。耐震化などの住宅リフォーム助成制度をつくり、自然エネルギー施策を拡充。七百億円を超える県の年間予算の2%を組み替えれば実現できる。

 国民が主人公の政治を一貫して求める共産党の鈴木だからこそ、県政を変えられる。

 選挙事務所は、岐阜市千石町1の11、電058(265)2024

◆大いなる飛躍へ身尽くす 古田肇さん
 正月の大変寒い中、身に余る激励をいただき、胸がいっぱい。これまでの二期八年間、どうもありがとう。

 県政の足元を固める総点検、行財政改革をやってきた。観光振興や企業誘致、地域医療、少子化対策にも取り組んだ。全国植樹祭、全国豊かな海づくり大会、ぎふ清流国体・大会と、天皇、皇后両陛下をお迎えする皇室の三大行事を立派に果たせた。県の魅力を力強く発信できた。

 次期は大いなる飛躍の四年として、この身を尽くす。キーワードは「活力」「安全安心」「本格的な『清流の国』づくり」。推進力は、皇室三大行事を大成功に導いた県民の底力と、おもてなしの心だ。県ならではの清流文化をつくりたい。

 国体の成功を、まちづくりと健康・福祉の地域おこしに生かし、スポーツ立県戦略にもつなぐ。県の成長雇用戦略、経済、産業政策も重視し、3・11の震災で学んだ危機管理対策にも取り組む。

 県の主役はあくまでも二百六万県民の一人一人。選挙活動は、各地の課題、悩み、要望を学ぶ旅だ。

 選挙事務所は、岐阜市薮田南1の11の12、電058(278)6022

 (末松茂永、中野祐紀)

●選挙:岐阜県知事選告示 2氏が届け出
      毎日新聞 2013年01月10日
 岐阜県知事選が10日告示され、共産公認の新人で党県常任委員の鈴木正典氏(49)と、3選を目指す無所属現職の古田肇氏(65)=自民、民主、公明推薦=が立候補を届け出た。27日に投開票される。
05、09年に続き主要政党が古田氏に相乗りしたほか、日本維新の会県本部も古田氏を推薦し、2期8年の実績への評価が争点となる。

 鈴木氏は消費増税や原発再稼働への反対を国に意見する「もの言う県政」を打ち出し、福祉や地域医療政策の充実などを掲げている。古田氏は県の魅力発信や、原発事故に備えた危機管理体制の強化などを訴える。【三上剛輝】

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鈴木正典(すずき・まさのり)49 共新

 党県常任委員[歴]民青同盟県副委員長▽岐阜大生協労組委員長▽岐阜大

古田肇(ふるた・はじめ) 65 無現(2)

 全国知事会監事[歴]首相秘書官▽経産省審議官▽外務省局長▽東大=[自][民][公]

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