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てらまち・ねっと



 東京都議選が今日から始まった。折からの安倍独裁・専制政権に大逆風、支持率大低下のさなかでの選挙。
 東京都の選挙が国政や全国に大きく影響することは過去に幾つも例がある。
 
 選挙は「自民党 対 小池・都民ファースト」の争い。明らかに保守同士の取り合い。そういう意味で、そもそも知事を応援するつもりはないけど、ここは、自民・安倍政権を落とすために興味を持とう。 
 そんな思いで今日は以下を記録しておく。

●政局占う「仁義なき戦い」 号砲、都議選(ルポ迫真)/日経 2017/6/20
●都議選 共謀罪・加計で自民大逆風 有権者「ふざけるな」/毎日 6月21日
●自民へさらなる逆風=加計の次は暴行議員/時事 6/22
●離党届の豊田氏、関係者に暴行認める 都議選へ自民痛手/朝日 6月22日

●都議選 選挙結果、政権運営に影響も 危機感強める自民/毎日 6月23日
●都議選、脱小池劇場で戦う 支持率低下はマイナス=自民・下村氏/ロイター 6月20日
●小池百合子知事VS自民、舌戦スタート 結果は国政に影響も/産経 6.23

●【社説】東京都議選告示 市民感覚の風を議会へ/東京 6月23日

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●政局占う「仁義なき戦い」 号砲、都議選(ルポ迫真)
     日経 2017/6/20
 「文書があるの無いの、共有のファイルに入っているのどうのと国会最終盤でもめました……」。東京都知事の小池百合子(64)は18日、JR立川駅前での街頭演説で声を張り上げた。23日告示―7月2日投開票の都議選に向け、自らが代表を務める地域政党「都民ファーストの会」の候補を応援する場だったが、なぜか話題は学校法人「加計学園」問題。都議選の小池の戦いはいま、国政にも矛先が向かう。

●都議選 共謀罪・加計で自民大逆風 有権者「ふざけるな」
     毎日 2017年6月21日
 東京都議選(7月2日投開票)の告示が23日に迫る中、自民党候補者が有権者の「安倍離れ」に気をもんでいる。国会での「共謀罪」法の採決強行や学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題で、報道各社の内閣支持率は大幅に低下。無党派層が多い都議選では、国政の動向に有権者が影響を受けやすく、自民候補からは「大逆風だ」との声が漏れる。

●自民へさらなる逆風=加計の次は暴行議員
        時事 6/22
 23日告示の東京都議選に総力戦で臨むことにしている自民党に対し、逆風が強まった。22日に学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画をめぐり、野党から臨時国会を開いて説明責任を果たすよう要求されたのに加え、豊田真由子衆院議員が秘書への暴行で離党届を提出するという不祥事にも見舞われたためだ。自民党はダメージを抑えようと火消しに躍起だ。
自民・河村氏「男ならいっぱいいる」=豊田氏の暴行、直後に発言撤回

 「(都議選に)影響がないようにしっかりやっていく」。自民党の下村博文幹事長代行は22日、豊田氏の問題について安倍晋三首相に報告した後、首相官邸で記者団に険しい表情で語った。
 豊田氏は2012年の衆院選で初当選した2期目の議員の1人。女性問題を理由に議員辞職した宮崎謙介氏や離党した中川俊直氏、被災地視察でのおんぶなどが問題となった務台俊介氏らに続き、またしても「魔の2回生」が問題を起こしたことに党幹部は頭を抱える。
 自民党は、豊田氏による暴行が週刊誌で報じられた22日、速やかに離党届を出させることで収拾を急いだ。だが、豊田氏が秘書に吐いたとみられる暴言の録音データがテレビ各局で紹介される事態となり、自民党ベテランは「都議選は逆風どころか暴風雨だ」と嘆く。民進党の蓮舫代表は「離党で終わる問題ではない」と非難した。

 加計問題をめぐっても、萩生田光一官房副長官が獣医学部の開学期限などについて文部科学省に伝えたとされる新文書が確認され、安倍政権にとって苦境が続く。萩生田氏は文書の内容を否定しているが、野党側は官邸が圧力をかけた疑いが深まったとみて、究明に全力を挙げる方針だ。
 政府関係者は「せっかく通常国会を閉じたのだから、すぐ臨時国会という話にはならない」と、野党の召集要求には応じない姿勢を示す。だが、首相が先の記者会見で「丁寧に説明する」と述べたのとは程遠い対応に、与党内からも懸念の声が上がる。公明党幹部は「戦況が悪くなれば思い切り引かないと駄目。野党の勢いが増してダメージが大きくなる」として、閉会中審査に応じるべきだとの考えを示した。
 自民党が独自に実施した都議選の情勢調査では、小池百合子都知事率いる「都民ファーストの会」にリードを許しているとされ、党都連幹部は「加計問題などが影響している」と危機感をあらわにした。

◇言動が問題化した当選2回の自民党衆院議員
武藤貴也氏  金銭問題で離党(2015年8月)
宮崎謙介氏  女性問題で議員辞職(16年2月)
務台俊介氏  台風被害に関する不適切発言で復興政務官辞任(17年3月)
中川俊直氏  女性問題で経済産業政務官を辞任し、離党(17年4月)
大西英男氏  がん患者について「働かなければいい」と発言し陳謝(17年5月)
豊田真由子氏 秘書への暴行で離党届(17年6月)

●離党届の豊田氏、関係者に暴行認める 都議選へ自民痛手
   朝日 6月22日
 自民党の豊田真由子衆院議員(42)=埼玉4区、当選2回=は22日、豊田氏が男性秘書に対して暴行したり暴言を浴びせたりしたとする記事を同日発売の「週刊新潮」が報じたことを受け、離党届を提出した。関係者によると、豊田氏は暴行を認め、「国会での仕事が多忙を極め、秘書に当たってしまった」と話しているという。

 週刊新潮や同誌がネット上に公開した音声、同誌から音声の提供を受けたテレビ朝日の番組によると、豊田氏は秘書のミスを理由に「私が受けた痛みがどれだけかわかるか。この野郎」「頭ぐちゃぐちゃになってひき殺されてみろ」などと発言。この間に暴力もふるったとみられる。

 豊田氏と秘書の双方から相談を受けたという元選挙事務局長の男性は、朝日新聞の取材に「豊田氏が秘書を殴り、けがをさせたのは間違いない」と語った。男性によると、豊田氏は5月19~21日、秘書を複数回、殴ったり蹴ったりしたという。男性は「豊田氏は反省し、きちんと態度を改めてもらいたい」と話した。

 報道を受け、豊田氏が所属する自民党細田派幹部が本人に離党を促した。23日告示の東京都議選への影響を抑える狙いとみられるが、直前の不祥事だけに自民党には痛手だ。安倍晋三首相は同派の下村博文幹事長代行と会談し「離党はやむを得ない」と語った。

●都議選 選挙結果、政権運営に影響も 危機感強める自民
      毎日 6月23日 11時21分
都議選の「知事支持勢力」を巡る構図
 東京都議選の告示直前に安倍内閣の支持率が急落し、自民党は危機感を強めている。同党と都民ファーストの会の「第1党」争いが、結果次第で安倍晋三首相の今後の政権運営に影響するのは避けられないからだ。

 都議選はしばしば、国政選挙の先行指標になってきた。2009年は旧民主党が54議席を得て圧勝し、同年8月の衆院選で政権交代につなげた。13年は自民、公明両党の候補者が全員当選し、同年7月の参院選でも勝って、国会での衆参両院の「ねじれ」状態を解消した。今回、国政選挙は当面予定されていないが、安倍政権に対する有権者の判断が選挙結果にある程度反映されるとみら…

●都議選、脱小池劇場で戦う 支持率低下はマイナス=自民・下村氏
      ロイター 6月20日
[東京 20日 ロイター] - 自民党東京都連会長の下村博文幹事長代行は20日、外国特派員協会で会見し、7月の東京都議会議員選は「一言で表せば、脱小池劇場」だと述べた。小池百合子東京都知事が将来、自民党に戻りたいと言っても、それは認めないと強い対決姿勢を示した。

都議選は23日に公示、7月2日に投開票される。週末の世論調査で内閣の支持率が大きく下がったことについて、下村氏は「(国会)会期末の処理や、テロ等準備法案や加計学園問題が影響した」と指摘。「国政の問題ではあるが、都議会選に残念ながら、マイナスの影響になる」と述べた。

都議選の結果が国政に影響を与えるかとの質問には「過去の都議選は、その後の国政選挙に必ず影響している。国政にとってプラスになるような結果を果たすようしっかり戦いたい」と答えた。

小池氏は1日、自民党に離党届を提出したが、同党は対応していない。なぜ、すぐに処理しないのか、との質問に「1のことを10くらいに発信するパフォーマンス力が小池氏にはあるので、都議会議員選にマイナスにならないように処理する」と答えた。

将来的に小池氏が自民党に戻り、首相となる可能性については「都民ファーストの会の党首になった時点で、自民党に戻るということは認められない。首相になるとすれば自民党以外からだ」と語った。

受動喫煙防止法案をめぐって厚生労働省と自民党が対立し、法案が通常国会に提出できなかったことに関連し、下村氏は、東京都で受動喫煙防止条例を制定するように都議選の公約に入れたとし、「オリンピック・パラリンピックに間に合うよう、東京都としては条例で対応ができる」と述べた。
(宮崎亜巳 編集:田巻一彦)

●小池百合子知事VS自民、舌戦スタート 結果は国政に影響も 
   産経 2017.6.23 11:02
 任期満了に伴う東京都議選(定数127)が23日、告示された。今年最大の政治決戦になるとみられ、小池百合子知事が代表を務める地域政党「都民ファーストの会」と、自民党が対決する。都民と公明党など、小池氏の支持勢力で過半数を獲得するかが焦点。告示直前に小池氏が基本方針を表明した豊洲市場の移転問題や、都政改革のあり方を中心に舌戦を繰り広げる。7月2日に投開票され、同日深夜に大勢が判明する見込み。

 過去の都議選の結果は、その後の国政にも大きな影響を与えてきた。加計学園問題などへの対応で自民に批判のある中、都民が現有6議席から勢力を一気に拡大し、都議会最大会派の自民が退潮すれば、安倍政権にも影響を与える可能性がある。

 都民は政策協定・合意を結んだ公明、地域政党「東京・生活者ネットワーク」と過半数を目指し、自民は都議会の比較第1党の確保が「最低限の目標」としている。

都内の各選挙管理委員会によると、午前10時15分現在、253人が立候補した。22日現在の党派別立候補予定者数は自民60(現有議席57)、公明23(同22)、共産党37(同17)、民進党23(同7)、都民50(同6)、ネット4(同3)、日本維新の会6(同1)、社民1(同0)、幸福実現6(同0)など。都民は無所属で出馬予定の11人も推薦する。

 22日現在の選挙人名簿登録者数は1126万6521人。

●【社説】東京都議選告示 市民感覚の風を議会へ
   東京 2017年6月23日
 小池百合子知事と並び、東京都政を担う議会の議員選挙がきょう告示される。知事に対して物申す議員を選ばねばならない。市民目線に立ち、政策を競い合える力量を備えているかよく見極めたい。
 小池都政が始まってから殊に注目された問題は、築地市場の豊洲移転や、二〇二〇年東京五輪・パラリンピックの開催経費の見直しだろう。その手法や結果は、もちろん厳しく検証されるべきだ。

 しかし、最近まで問題視されなかった大きな要因は、都議会の監視機能が働いていないからにほかならない。歴代知事となれ合い、失政を見過ごし、あるいは手を貸した。そう非難されても仕方があるまい。
 土壌汚染が懸念されたガス工場跡地に豊洲市場を造った。整備費は六千億円に膨らんだ。建物下にあるべき汚染対策の盛り土がなかった。どうしてだったのか。

 例えば、豊洲市場の問題を突き詰めたら、都庁組織の無責任体制ぶりがはっきりした。内部統制や情報公開の徹底が欠かせない。
 翻って、なぜ都議会は見抜けなかったのか。都民に対する明快かつ誠実な説明は皆無に等しく、無責任極まりない。知事と対決し、また協力して、都政を良くする議員に入れ替えねばならない。
 早稲田大学マニフェスト研究所による二〇一六年度の議会改革度調査では、都議会は都道府県で三十六位と低迷している。
 常任委員会の動画や議員個人の賛否の結果は非公開だ。請願者や陳情者が意見を述べたり、都民と直接対話したりする場を用意していない。情報を共有し、住民参加を促す姿勢が欠如している。

 知事との緊張関係を保ち、政策論議を活発にする議会基本条例さえ定めていない。都民の暮らしを支える議員提案条例も見当たらない。住民代表としての責務を強く自覚する議員を送り込みたい。
 本紙の世論調査では、教育や子育て、高齢者や障害者の支援策を重視する都民が多い。待機児童を抱えていたり、医療や介護の負担を心配したりしている。貧困や差別といった可視化されにくい課題が絡んでいるはずだ。

 おしなべて、産業都市というよりも、生活都市の面から都政に注文をつけている。
 素朴な疑問も聞かれる。東京一極集中を放置して、防災や福祉は立ち行くのか。東京五輪の経済効果はどう暮らしに還元されるのか。幅広い視点に立った政策論争を期待したい。

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