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てらまち・ねっと



 政権党の民主党の代表、再選で野田氏に。
 2日後には、「『近いうち解散』先送りも」と観測され、報道されている。

 一番の理由は、これ以上の離党者を出さないため、そこにあるらしい。
 つまり、民主党は、衆院で10人前後が離党すれば、民主と国民新党は「少数与党」に落ちて、実質的に政権運営ができなくなるから。
   ・・・・なんと後ろ向きなことか。

 今、逆転の好機とみる野党は、「近いうち解散」の先送りをさせたくないのは当然。
 でも、当面は、先送りか・・

 今日は、ここの議会の定例会の最終日。
 委員長報告の後、議案の討論、採決が行われる。
 先立って、9時からは議会運営委員会。

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●野田首相が再選=民主代表選、3候補に大差-輿石幹事長続投へ・融和に配慮
       時事(2012/09/21-23:39)
 民主党は21日午後、都内のホテルで臨時党大会を開き、代表選を行った。
国会議員による投票と、事前に郵便投票された党員・サポーター票などと合わせ、野田佳彦首相(55)が1回目の投票で計1231ポイントの3分の2に迫る818ポイントを獲得、他の3候補に大差をつけて再選された。首相は内閣改造・党役員人事を断行する意向を表明。同日夕、首相公邸で輿石東幹事長と会い、続投を要請した。輿石氏も受け入れる意向だ。

 首相は党の亀裂修復に向け、融和路線の輿石氏が引き続き党運営に当たるのが望ましいと判断した。23日に輿石氏と改めて会談し、続投を確認する。輿石氏は早期の衆院解散には慎重な姿勢を示しており、解散のタイミングにも影響しそうだ。

 代表選で、首相の対立候補となった原口一博元総務相(53)、赤松広隆元農林水産相(64)、鹿野道彦前農水相(70)は、党分裂を招いた首相の責任を追及したが、批判票は広がりを欠いた。
 首相は再選を受けた決意表明で、党執行部人事について「国連総会への出発前に党の重たい役職は選任させていただく」と述べ、米国へ出発する24日までに骨格を固める意向を表明した。

 首相は26日の自民党総裁選の結果を見極めた上で、帰国後の28日以降に内閣改造も断行する方針。臨時党大会後の記者会見で、首相は「ベテランも若い議員も政権運営、党運営に何らかの形で役割を果たすことを考えたい」と語り、代表選を争った3候補の陣営にも配慮する意向を示した。
 
 人事に先立ち、社会保障と税の一体改革に関する自民、公明両党との合意を確認するための3党党首会談を行うことを検討しており、改造は10月上旬にずれ込む可能性もある。

 首相は消費増税の前提となる景気回復や衆院議員定数削減、徹底した行政改革に全力を挙げる。
首相は21日午後、国民新党の自見庄三郎代表と電話で会談し、連立維持を確認した。

これに対し、自公両党は速やかな衆院解散を要求し、対決姿勢を強める構え。民主党内でも、次期衆院選への危機感から離党を検討する動きが依然続いており、首相が厳しい政権運営を強いられるのは確実だ。

首相以外の3候補の獲得ポイントは、原口氏154ポイント、赤松氏123ポイント、鹿野氏113ポイントだった。
投票した331人の国会議員のうち、211人が首相を支持。約32万人の党員・サポーター投票でも、43都道府県で首相がトップを占め、409ポイント中296ポイントを獲得した。

◇野田佳彦氏略歴
 野田 佳彦氏(のだ・よしひこ)早大政経卒。党国対委員長、財務相、首相。衆院千葉4区、当選5回。55歳


◇民主党代表選各候補の獲得ポイント
             野田  赤松  原口  鹿野
党員・サポーター    296  24  72  17
地方議員         93  18  20  10
国会議員・公認予定者  429  81  62  86
合計          818 123 154 113


●輿石幹事長の続投決まる 「近いうち解散」先送りも
         テレ朝 (09/24 01:14)
 野田総理大臣は、政権運営の要となる幹事長ポストについて輿石氏の続投を決めました。24日中に民主党の主要人事も内定する方針です。

 輿石幹事長:「いたずらに時間をかけることは許されないでしょう。私の方から『総理に任せましょう』と申し上げました」
 2人の会談は1時間にわたって行われ、輿石幹事長は先週末の野田総理の続投要請を受け入れる考えを伝えました。

そのうえで、政調会長や国対委員長などの主要ポストについて、野田総理が国連総会に出発する24日の夕方までに決める方針を確認しました。
輿石幹事長は、早期の解散・総選挙には否定的な考えで、民主・自民・公明の3党で合意した「近いうち解散」が先送りされる可能性もあります。

●輿石幹事長、続投受諾へ 解散先送り論さらに勢い 民主
              朝日  2012年9月23日7時1分
 野田佳彦首相(民主党代表)から続投を要請されていた輿石東幹事長が受け入れる意向を固めた。23日に首相と会談して伝える。
首相は政調会長や国会対策委員長など主要役員について、輿石氏と協議したうえで、早ければ23日中に骨格人事を固める方針だ。

 輿石氏は、野田政権で70人を超える離党者が出たことで「責任の大きさを痛感している」と繰り返しており、21日に首相に要請された際には、態度を留保していた。
ただ、党内は早期の衆院解散への慎重論が大勢で「党をまとめられるのは輿石氏しかいない。断られても説得すべきだ」(幹部)として、解散に慎重な輿石氏の続投論が広がった。

 首相は、輿石氏ら党執行部の動きが細野豪志環境相の代表選への立候補見送りにつながったことを評価。
内閣不信任決議案の可決ラインが迫る中、これ以上の離党者を出さないためにも党内融和を重視する輿石氏続投が望ましいと判断。

参院議員会長でもある輿石氏の手腕で、野党多数の参院の運営ににらみを利かせる狙いもある。輿石氏も最終的には首相の要請を受けざるを得ないと判断した。

●輿石幹事長続投 融和路線でまた先送りか
         産経 2012.9.24 03:05
 野田佳彦首相は「決められる政治」の実現をみずから遠のかせるつもりなのか。

 民主党代表再選後の党人事で、首相は要となる幹事長に輿石東氏の続投を決めた。耳を疑う判断である。

 輿石氏は、社会保障・税一体改革などの主要政策について与党内の一本化を図ることよりも党分裂回避を優先させ、衆院の早期解散にも抵抗してきた。

 野田首相はこれから、社会保障の給付抑制や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加など内外の懸案に取り組まなければならないというのに、今回の人事は問題を先送りし、何もしないと宣言したに等しい。
これで国家や国民の利益は守れるのか。政権や与党としての延命ばかり考える無責任さを露呈しているといえる。

 首相は近く、自民党の新総裁や山口那津男公明党代表との3党首会談を行う意向だが、この布陣で与野党協調の枠組みをどう構築しようというのか。

 首相は21日の代表選の直後に輿石氏と会って続投を要請した。

 党内には衆院選を控え、参院議員の輿石氏は交代が望ましいとの声もあった。だが、さらに離党者が出て与党過半数割れなどの事態は避けたい。
それには党内融和を最重視する輿石氏の続投が望ましいと首相は判断したのだろう。

 早期解散による大幅議席減を恐れる党内には、輿石氏なら解散を阻止してくれるだろうという期待もある。

 首相自身も「近いうち」の解散という自民、公明両党との合意の見直しを示唆している。輿石氏の続投で、首相の本音は解散先送りなのかと受け止められ、野党はさらに反発するだろう。


 さきの通常国会は首相問責決議が参院で可決された状態で閉幕し、臨時国会を開いても正常に審議が行えるかは不透明だ。


 特例公債法案や衆院の「0増5減」の格差是正など、首相が国民の信を問う前に処理すべき必要最小限の課題はある。
だが、成立の見込みがないのに与党案審議を強行する手法をとってきた輿石氏に自公両党は強い不信感を示してきた。混迷は深まらないか。

 融和路線では政権の行き詰まりは打開できない。首相は、早期解散を決断することでしか、当面の課題の処理すらできないという状況を認識すべきである。

●輿石幹事長再任 「近いうち」の真意が問われる(9月24日付・読売社説)
            (2012年9月24日01時20分 読売新聞)
 あまりに「内向き」な人事ではないか。

 民主党代表に再選された野田首相が、輿石東幹事長に再任を要請し、輿石氏も受け入れた。

 幹事長人事は、首相の政権運営の新たな方向性を示すメッセージだ。

 輿石氏には、党分裂を招いた責任が問われ、交代説が出ていた。幹事長は国政選や国会運営を仕切る要職なのに、首相との路線の違いが目立ったこともある。


 だが、代表選で「反野田」票を投じた国会議員の中に離党の動きがあることから、昨秋、「党内融和」の象徴として幹事長に起用した輿石氏の再任が望ましい、と首相は判断したのだろう。

 衆院で10人前後が離党すれば、民主、国民新両党は「少数与党」に転落し、政権運営が立ち行かなくなるからだ。

 しかし、これでは、代表選でも指摘された「責任を取る文化」とは程遠い。

 さらに見過ごせないのは、輿石氏が先の通常国会で、党の分裂回避を優先するあまり、社会保障と税の一体改革や衆院選の「1票の格差」是正に一貫して後ろ向きだったことだ。

 輿石氏は、民自公3党首が合意した「近いうち」の衆院解散・総選挙についても、「『近いうち』にこだわる必要はない」などと公然と軽視する発言を行い、自公両党の強い批判を招いた。

 輿石氏は、衆院選の時期について、来年夏の衆参同日選を持論としている。民主党内では、苦戦が予想される衆院選の先送り論が大勢の中、「近いうち」が、ないがしろにされないか。

 輿石氏の再任について、自民党幹部は「怒りを通り越してあきれた」などと反発を強めている。公明党の山口代表も、「解散回避が目に余るようなら、かえって墓穴を掘る」と指摘している。

 衆参ねじれ国会とはいえ、民主党は、政権党として、政治を前に動かす一義的な責任を負っていることを自覚すべきだ。

 「党内融和」の名の下に、3党の協調路線を軽んじるようでは、野党の協力が得られず、「決められない」政治が今後も続く。

 秋の臨時国会では、赤字国債発行を可能にする特例公債法案の成立や「違憲状態」を解消する衆院選挙制度改革が待ったなしだ。

 野田首相は、26日に選出される自民党の新総裁との党首会談で、一体改革をめぐる3党合意の再確認に加え、重要政策の基本的な方向づけを行う必要がある。

●民主・輿石幹事長の続投決定 自民・大島氏、解散先送りをけん制
        FNN (09/24 06:09)
 野田首相は23日夜、民主党の輿石幹事長と会談し、輿石氏の続投が決まった。
輿石氏は「(首相は)あす(24日)午後には国連へ出られるわけですから、いたずらに(人事に)時間をかけることは許されないでしょう。わたしの方から、総理に『任せましょう』と、そう申し上げました」と述べた。

会談で輿石氏は、野田首相からの続投要請を受諾することを伝え、輿石氏の再任が決まった。
輿石氏の続投は、党内融和を優先し、さらなる離党者を避ける狙いがあるものとみられる。

野田首相は、24日中に政調会長や国対委員長などの人事も固める方針。

自民党の大島副総裁は、衆議院の早期解散に否定的な輿石氏の続投について、「輿石さんをまた幹事長に留任するそうです。『近いうち解散、民意を問う』と言いながら、谷垣さんが代わったから、今度はあの約束はもうほごだ。ずるずるずるずるずるずる、選挙が怖いからといって、延ばしてしまったら、私はあの政党(民主党)は、もっとひどい国民の強烈なる批判を受けることになるだろうと思います」と述べて、解散の先送りをけん制した。

●民主 政調会長ら交代の方向で調整
         NHK 9月24日 4時12分
野田総理大臣は、民主党の役員人事で、輿石幹事長の再任が決まったことを受けて、24日夕方までに主要な人事を固めることにしており、前原政策調査会長や城島国会対策委員長らは、基本的に交代させる方向で調整を進めています。

野田総理大臣は、民主党の代表選挙で再選された今月21日に輿石幹事長と会談し、党運営の要となる幹事長を続投するよう要請したのに続いて、23日夜、改めて総理大臣公邸で会談しました。
この中で輿石氏は、野田総理大臣の要請を受け入れる意向を伝え、幹事長再任が決まりました。

会談のあと、輿石氏は記者団に対し「野田総理大臣は、国連総会に出発しなければならないから、いたずらに時間をかけることは許されない。私からは、『野田総理大臣にお任せします』と申し上げた」と述べました。

野田総理大臣は、国連総会に出席するため、アメリカに向けて出発する24日夕方までに、党役員の主要な人事を固めることにしており、先のNHKのインタビューに対し、今回の党役員人事や来月初めに行う内閣改造にあたっては、次の衆議院選挙もにらみ、党運営や内閣の機能を強化するという視点で取り組む考えを示しています。

そして、野田総理大臣は、党内融和を重視して輿石氏に幹事長の続投を求めたものの、前原政策調査会長や城島国会対策委員長らは基本的に交代させ、閣僚からの登用も含め、新たな人材を起用する方向で調整を進めています。


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