1974年のル・マン24時間レースに、ル・マン史上初のターボ・エンジン車としてエントリーし、あわや優勝かと言う快走を見せたRSRターボ。
ギア・ボックスのトラブルにより2位に終わりましたが、その後にやってくるポルシェのターボ車によるル・マン席巻の時代を暗示するモンスター・マシンでした。
ただ私にとってはそんな歴史よりも、少年時代に初めてこのスタイルを見た時のインパクトが今でも心に残っているマシンなんです。
派手なカラーリング、マッチョなリア・フェンダー、巨大なウイングなど、ウンチク抜きで単純に「カッコイイ!」と言わずにいられないマシンです。
今でも、模型を作りたいと思うクルマは、そのヒストリーも大事ですけどカラーリングや迫力ある付加物、ちょっとヘンテコなところなど、見た目のインパクトで選ぶ事が多かったりします。
その原点になったのが、まさにこのクルマなのかも知れませんね。
(写真:スターター1/43 ポルシェ・カレラRSRターボ LM74)
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