43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

モチベーションの限界…

2012-04-16 | MUSTANG GT500

実は今作っているマスタングなんですけど、一年ほど製作記を書いてませんでしたが、いろいろありまして。

とにかく、トラブル頻発。
まず、クリアーを吹いたら、ストライプの白に下の色が染み上がってきました。
どうしてそうなったのか分からないけど、ボディー色に使ったタミヤのマイカブルー+ブラックが良くなかったのか…。
原因は分からないけど、しかたがないのでクリアーの上からもう一度白のストライプを吹き直しました。

また染み上がって来るんじゃないかという不安もあって、そのまましばし放置。
今度は数ヶ月経っても染み上がりがないので、ようやく研ぎ出しをしてみたところ、あちこち下地がコンニチワ…。
タッチアップでごまかしながら、問題の多いフロントマスクの加工にかかる。

というか、フロントマスクに問題アリなのは分かっていたのに、塗装後にその加工をするっていうのが間違いね。
いや、始めのうちはスルーできるかと思ってたんだけどね。

で、塗装後にヘッドライトのくぼんでいるところを掘り直したりすれば、当然のごとく塗装を傷めてしまいます。
この塗装はサフの上にシルバーを一度吹いて、その上からボディーカラーの青を吹いてあるんですけど、なぜか青の塗膜が弱く、カドを当てたりすると青だけがポロッと剥がれて取れる。やはり、サフに直接ボディーカラーを吹かないとダメなんですかね。

そんなこんなで、長期放置、もう廃棄だなーと内心思ってたんですが、貧乏性からか諦めが悪いのか、どうしても捨てられないので、とにかく完成させようと思い立ったワケです。

というわけで、ヘッドライトの埋め直し、グリルのメッシュ交換という大きな問題を乗り越えてどうにか顔が出来たんですが…。

 

なんか、ブサイク…

 

うむー、ヘッドライトが小さ過ぎるのが一番の問題かな。でも、ここは精一杯なんだよねー。

フォグライトは穴に透明パーツを差し込むだけの方式で、反射とか考えられてないので、シャーシと合体させてしまうと真っ暗w
内側を銀で塗ってみたけど、効果なかった。白で塗ったほうがまだマシなのかな。

ウインカーは盲点でした。キットにパーツがあると思ってたら、何も無かった。モールドすらされてない。
しかたがないので、透明板の裏にメタルックを貼ったものをそれらしく貼って、クリアーオレンジ塗っておいた。

このキット、基本的にスナップキットなので、全てのパーツが差し込み式になってて、しかもかなりでかいダボになってます。
ヘッドライトの透明カバーもダボを差し込むようになってたんですが、それはあんまりなので、ダボ穴を埋めダボを削り取り、磨き直して接着剤で貼り付けました。

向かって左側が少し浮いてます。この時は許容範囲のつもりで、そのまま接着剤硬化させてしまったんですが…

 

夜中に布団の中で思い出すと、どうしてもスルーできない。
どうせもうグダグダなんだから、どうでもいいやと思う気持ちと、どうでもいいんだからやり直して失敗してもいいよね、という気持ちがぶつかり合って、そうなるともうダメ。
勢いで、透明カバーひっぺがしてしまいました。

透明エポキシって、ゆっくり剥がすと意外と塗装面からうまく剥がれるんだよねー

 

なんて期待もむなしく

 

 

まあ、こうなるわな (´・ω・`)

 

まあどうせ、ここまでタッチアップだらけなのだ。
今さらタッチアップが増えたって、どうってことないわな…どうってこと…

うう、激しくモチベーションが低下してゆく。

ランチアに戻ろうかなー そろそろ。 てへ。

 

 

 

 



12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (まるお)
2012-04-16 06:51:48
ご無沙汰しております。
モチベーション低下することはよくあります、そんな時私は目先をかえて違う車を作りますが結局未完成が増えていきます、あ、解決になりませんね。
私見で恐縮ですがシルバーってクリアーが少ないと表面が粒子状になって手でこすると粒子が取れることがあります、もしそれが原因だとするとその上に色を塗っても定着しづらいのではでいかと思います。
返信する
Unknown (デモドリ)
2012-04-16 15:59:28
クリアー系の色はシミ上がりがちですよねー
メタリックブルーにクリアーブルーが混ざっていたんですね。
サッサと完成として身軽になりたい気持ちと、自分の許せる出来の狭間で葛藤するのもモデル作りの難しい面ですね。痛いほど分かります。

返信する
Unknown (新米パパ)
2012-04-16 16:00:33
次から次えと問題発生だったようでお疲れ様です。研ぎ出し絡みはコレだったんですね(^^;
潔くライトカバーを引き剥がしたら…こりゃ大変ですな。せっかくの綺麗なメタリックブルーが…。
このキット、今度見かけたら積んどこうかと思ってましたが悩んじゃいそうです。
返信する
Unknown (Yoshitaka)
2012-04-16 22:46:50
確かにそう言われてみるとヘッドライトが小さいんですね。うちにもコイツ、積んであるんですが作るとなったらどうするか考えねば・・・。

剥がれた場所がボンネットの水平面まで行っていなかったことがラッキーでしたね。ちょうど光線の当たる向きが変わる部分なので、段差さえどうにか辻褄を合わせられれば、意外と目立たないのでは?と思いますがいかがでしょうか?
返信する
Unknown (おひつじ@tak)
2012-04-17 01:11:00
>まるおさん
ご無沙汰です。未完成、増えていきますね…でも捨てられないので何とか片付けていきたいです。
シルバー、確かに表面が弱そうですね。今回はプラの成型色の染み上がり予防のためにシルバーを挟んだので、表面処理をして粒子を殺しておけば良かったのかも知れません。今後の課題です。

>デモドリさん
タミヤのマイカブルーは発色が良いぶん、クリアーブルーが多く含まれてそうです。オマケに乾燥が遅いタミヤカラーですから…。思わぬ落とし穴でした。
身軽になりたい、捨てられない、理想の完成度とのギャップ…三すくみのしがらみに消耗してしまいます。速く、上手く作れたなら、悩まなくて済むのにねえ…。

>新米パパさん
研ぎ出し、037が待機してるんですがそっちが手が付きません。カドが立ってるクルマって、いつもやっちゃうので…。
もうね、塗装の剥離はここだけじゃないんですよw もうさんざんタッチアップしてるので、今更めげません。

このキットですね、いいと思いますよ。私はもう一度作り直したいぐらいです。車高調整とヘッドライト、メッシュグリルさえうまく直せば後はとてもいいキットかと思います。あと、デカールが問題だけど。
…やっぱ、ダメキットなのか??

>Yoshitakaさん
ヘッドライト、キットのモールドはやや外向きに付いてて変なんですよね。透明カバー用のダボ穴のせいで無理が生じてしまってるような…。
私はポンチで抜いたアルミの反射鏡を埋め込みましたが、スペースが狭くて大きいのが埋められなかったんです。実車はスペースいっぱい、上がカットされたつり目っぽいレンズですよね。手作りで再現するのは難しいところです。

タッチアップ、さっそく施してますが確かに筆塗りでもけっこう目立たなくなります。濃い色なのが幸いして目立たないのと、メタリックなので色ムラが目立たないみたいで。とは言っても、分からない訳ではないのでガッカリです。
偉い人ならもちろん、シンナー風呂レベルのミスですね。私ゃ偉くないので、タッチアップで済ませます。
返信する
Unknown (ワタナベ)
2012-04-17 14:52:45
私なら・・・・・・どうするかな。

改めて考えてみたんですが、思い入れがあるかないかが分かれ目ですかね。全部やり直すか、タッチアップで続行するか、はたまたそっと箱に戻すか。ゴミ箱行きはないんですけどね。

私はタミヤの缶ペは必ず噴き戻してから使いますね。もうかれこれ10年くらい前にそのまま吹いて全然乾かなかった経験以来、これだけはかたくなに守ってます。
返信する
Unknown (おひつじ@tak)
2012-04-17 21:39:52
>ワタナベさん
思い入れですか…。私はキットや実車への思い入れよりも、いままでやってきた工作をムダにしたくなくて、全部やり直しとか出来ないのかも。だからダメなんでしょうねw
ゴミ箱行きは、私も今までほとんどないですね。

私もタミヤの缶は出して使います。今回は黒を少し混ぜたかったですしね。もちろん混色も、タミヤだけで混ぜるようにしてます。以前、クレオスを混ぜたら分離した経験がありまして。
でも出して吹いても、成分は一緒なんでやっぱり乾燥は遅いみたいですね…。
返信する
Unknown (きらら)
2012-04-18 09:05:43
夜中に布団の中で葛藤するって、私もよくあります。悩むくらいならやり直せ!!という声が聞こえます。
でもタッチアップって本当に難しいです。余計ひどくなっていくことが多くて(汗
普通の人の制作記ではなかなか、ここまで、迷ったり悩む姿を書かないんですが、そこまで書いちゃうので面白いんでしょうね(すみません
しかし捨てずに戦う姿勢は見習いたいです。
返信する
Unknown (Studio_Rosso)
2012-04-18 10:36:58
これはなかなか辛いですね~。
でも、まず検証してみて下さい。
ブルーが剥げた裏側にシルバーが付いていましたか?
付いていたらシルバーの層が弱い事になりますね、付いていなかったらグルーとクリアーの間が良く無かったという事です。
それぞれで解決の仕方が違って来ます。
シルバーの層が剥離していたらシルバーの瓶の底に残った塗料で塗っていなかったか?シルバーはクリアー塗料にアルミ粉を入れた物なのでこれを塗ると樹脂分が少なくて塗膜自体が弱くなり、まるおさんが書かれている通りこすってしまうと剥げたりする事も有ります。対処はわかりますね『しっかり混ぜて』使う事です。金属粉と樹脂の比率は混ぜ方で変わってしまいますから・・・。
各塗膜間の問題なら油分は?とか密着強化材を使うとかになります。ただし先程も書きました様にシルバーは金属粉を入れた塗料になりますのでその上に塗ると密着が弱くなるのはしょうがないかもしれません。

しかしもっと根本的な事が有ります。
下塗りにシルバーを使うと滲み出しを防止出来るのでしょうか?まあ模型雑誌などにはよくそのように書いてありますが、私のその効果を今までに確認した事が有りません。
つまり滲み出して来る成分はシルバーの粒子より小さい訳でして上にシンナーの入った塗料を塗った時に下塗りもシンナー成分で溶けてしまい間をすり抜けて出て来るのでは?と考えております。これはラッカーを使う限り解決が難しい事になります。
私の経験からいけば特にプラモデルの場合は塗装のプロセスを決めたら余分なランナーなどで同じ行程で塗ってみて問題の無いのを確認してから本塗装に進むのが一番近道であると言う事です。その点メタルやレジンならその行程は省略しても大丈夫なんですが・・・。

エポキシ接着剤を剥がす時は心配なら目につき難い部分で塗膜を切っておく(今の場合はライトカバーの枠の周りでですね)と接着剤に塗膜が持っていかれてもリタッチが楽になる様にです・・・つまり回りに被害が及ばなくなります。
エポキシ接着剤の周りにエナメルシンナーを流して緩めておくとか、温めると良いとかの方法も聞きますが場所場所で臨機応変に対応をする事になりますね。

今まで一杯失敗をして来ましたから、対処方法は人一倍盛っているつもりです・・・(笑)
シンナー風呂もリタッチも全て一つの手段ですから・・・。
私はあきらめずに努力する人は好きですね。

返信する
Unknown (おひつじ@tak)
2012-04-18 20:57:27
>きららさん
まあ布団の中で考えるのが模型の失敗のことだなんて、呑気なだけなんですがねw
タッチアップは確かに残念な作業となりますが、自分が思うほど人は気にしないかも…ってのは、呑気過ぎますかね??
完成度を競う場合は問題になりますが、あくまで自分の楽しみですから…時には自分に甘くなっても構わないでしょう?

>Studio_Rossoさん
えーと、剥離したブルーにシルバーはほとんど付いてません。シルバー自体はそれなりに良く食い付いているようなので、やはり相性の問題でしょうか?あるいは、シルバーの状態で触りまくって表面が汚れていたかも…。

あと、シルバーによる染み上がり防止効果のほどですが、私も確認したことはなく、風のウワサですね。念のためというか、やっておいて損はないかな、ぐらいの気分でやってます。
実証例は聞きませんが、シルバー塗装の場合ほとんど染み上がりの問題が出ないらしいので、それが拡大解釈されているかも知れませんね。下塗りとしてシルバーを挟む場合の効果や、食い付き問題なども含めて総合的に判断する必要がありそうです。

何はともあれ、こんな下らない失敗に色々助言ありがとうございました。
失敗から学ぶというか、失敗例が読んで下さってる皆さんの何かの参考になれば、それはそれで意義が感じられるというものです。>ALL
返信する

コメントを投稿