「ちはやふる -結び-」
ようやく観てきました。一昨年の「~ -上の句-」「~ -下の句-」は割と好きだったんですが、ヒットを受けて作られることになった今作は実はあまり期待していませんでした。
続編ていうのは大体パターン化するし、意外性が無くてつまんないんだよね・・・と思っていて単純に爽やかーな青春もの見れたら良いな気分転換になるかな程度の気持ちで観に行ったんですが
意外なことに面白かった!
邦画にしては珍しく脚本が良かったし、スポーツ物として見ても競技かるたをしっかり掘り下げていて緊張感もありました。
前作では説明するのが精一杯みたいなところがあって、その点続編は有利ですわな。
ちょっとウザい新キャラが何人か登場するんだけど最後にはみんな好感度上げて終わるし、予定調和ながら見ていて気持ち良かった。
前作からの主要キャラも馴染んできて、アニメ知ってて違和感あったのも改善されてきたし。このへんも続けて作られた強みかな。
何よりアニメでまだ描かれていない高校最後の大会なので、アニメと比べることなく新しいお話を楽しめたというのが大きかったんだと思います。
ところどころに入るマンガ的、アニメ的なギャグといい、少女漫画的なナイーブな恋愛要素といい、百人一首という題材
どれをとっても日本じゃなきゃ作る事の出来ない世界観なのも良いね。
日本映画は外国映画に敵わないなーといつも思ってますが、この映画は良いです。絶対外国では作れない映画ですw
もう一本、先週観た映画
「レッド・スパロー」
ジェニファー・ローレンスがエロカッコいいロシア人女スパイを熱演してます。
スパイ映画って娯楽作品に振り過ぎるとリアリティーに欠け、リアルに描き過ぎると地味になってしまう、そのバランスが難しいと思うんですが、この作品はちょうど良い塩梅だと思います。
派手なアクションや撃ち合いなんかは無いけれど、裏切りに次ぐ裏切りなどスリリングな展開で楽しめます。
ただ、無駄にエロシーンと残酷シーンが多い・・・
映画にエロもグロもあって良いと思うけれど、刺激的な要素を盛り込むことで観客に退屈させないという意図が見え見えで・・・
タランティーノみたいに、残酷シーン大好き!って感じの監督が描く残酷とは何か違うんだよね。取って付けたようで・・・あと、エロシーンは無くても良いようなものばかりだった気がします。
全体的には陰鬱な雰囲気、スパイ映画好きな人には良いかも知れませんが、私はあまり好きな世界感じゃ無かったかなという印象の映画でした。でもラストは良かったです。
模型ネタは少しだけ。
Ⅲ突も作ってます。
戦車は「黒立ち上げ」という塗装法が一般的らしいけど、経験が少ないのでぐぐってみたら、現在ではそうでも無くなってるんですね。
まあともかく、黒く塗ってみます。その後、上塗りが暗くなり過ぎないようにクリーム色で広い面を塗りました。陰になる部分は黒く残すように・・・
あれ?なんかクリーム色だけでダークイエローぽくなっちゃった。
確かに、下地の黒と薄く吹いた明るい色だけで妙に立体感が出てきます。「黒立ち上げ」の効果ってこんな感じなんですかねー
でもあまり黒いところ残しておくのも不自然ですね。この後ダークイエローを割としっかり吹き付けてます。
一体となっている履帯と転輪を塗り分けたら、基本塗装の終わった車体に取り付けていきますが・・・
あわわ、起動輪の外側が剥がれた
後ろの誘導輪は軸から折れてしまったよ・・・。組み立て易さを狙っての履帯・転輪一体化ですけど、これはこれで難しいな。
仕方ないので軸の代わりに金属線を立てて修復しました。
各パーツ取り付けもほぼ終わり、モールドされているOVM類を筆塗り。
しかし、この後どうしたら完成となるのか、実は良く分かってない。
自分の中ではAFVはビネットとかジオラマ仕立てが完成というイメージが何となくあります。
カーモデルは台座仕上げ、飛行機モデルは台座無しでも良いんですが・・・なぜかAFVは情景を盛り込みたいんだよね。そうしてる人も多いですし。
でも、情景なんて作ったことなくて・・・
この先どう進めれば良いやら。未知の領域となります。
まあのんびり、続けます。ではでは。