43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

琢磨インディ500 その3

2017-08-17 | INDY500 '17winner

実車と全く異なる形のキットだけれど、よく考えたらこのキット、そもそも2017年のインディ500優勝車だなんてひとつも書いてないんだよね
「500 Miles 2017 Winner No,26」と書いてあるだけだもん

全然違うからって、そんなの当たり前なのだ
世界のどこかにあるかも知れない違うクルマのキットなんだから権利問題とかも全然問題ない

インディカーを作りたいんなら素材にどうぞーぐらいの意味のキットなんだよね、きっと。

デカールは明らかに2017年インディ500のものだけれど、これは商品ではなく模型作り好きの皆さんへの無料プレゼントだと思いましょう

良かった良かった、問題ない問題ない

 

実車のサイドポンツーン入り口は横長で角が丸くなっているけど、横長にするにはコクピット部分を細くするか全幅を拡大かしないと無理。
そんな大改造はゴメンなので縦長のままで我慢して、角だけ丸くしときます。簡単簡単

妥協点メッチャ低いなー
模型なんてこんなもんで良いのです

 

消えたモールドを再生し、インダクションポッド後方のフィンのエッチングパーツを接着して、全体のチェックのため捨てサフを吹きます。
下地作りで消し切れてなかったス穴やキズに溶きパテを塗って埋めておきます。

ラッカーパテとか長いこと使ってなかったからすっかり硬くなってるし。溶きパテ作るの面倒だったらサフの粘度が増した濃いのを塗っておいても良いです。
私がレジン/メタル用に使ってるのはホルツの実車用サフですが、乾燥するとかなり硬くなるし食い付きも良いので重宝してます。

エッチングのフィンはレジンボディーとのつなぎ目の段差が目立ち過ぎるのでタップリ塗ってます。

捨てサフとは誰が言い出した言葉なんだろうねーうまく言ったものです。
このサフはいったん全部剥がすぐらいのつもりで磨いて行きます。細かいキズに入り込んで残るサフもあるだろうけど、基本全部落とすつもりです。

 

 

そろそろ、色のことも考えないと。

ボディーカラーの青だけど画像によって見え方がまちまち。鮮やかな青もあれば沈んだ色もあったりして

クレオスのどれかの色で決めたいんだけど、出来れば混色は避けたい

手持ちはこの2色。80番コバルトブルーと65番インディブルー。5番のブルーは初めから却下です。瓶のフタの色ではアテにならないので、コート紙に塗ってみたけど同じようなもんか

コバルトブルーのが色味は近そうだけど明る過ぎる気がする
インディブルーは濃さは近いけど青が強過ぎる

ちなみにコバルトブルーのほうは顔料が少なくて塗り重ねると濃くなっていくような気がします。
インディブルーは顔料多めで塗り重ねても濃さが変わりにくいと思う。

濃くなることを期待してコバルトブルーかなあ?