43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

タメオを作りましょう/ティレル012

2008-01-26 | TYRRELL 012

最近はプラモデルの43ばっかり作ってたので、やはりメタル・キットを作りたくなってしまって、昨年暮れから裏でコソコソ作ってましたが、箱から出して眺めては片付け、撫でては片付けって感じで全然進んでませんw
こうゆうパターンは作らないうちに飽きちゃって放置になる可能性高いので、あえてエントリー記事書いて作らなきゃいけない状況にしましょうww

最近のタメオのキットだし何種類か出てますから、作った人も多いでしょうね。プロの方や上級者の作例もネットにありますんで、今更私ごときがつまらない検証したり無理な改造したりグダグダ記事書いても意味ないでしょうから、シラッと完成させちゃおうと思ってましたが、シラッと完成させれるほど甘くはないですね。
やはり、いくら精度が高くなったタメオとはいえ、バンダイのようには行きませんわ。

まあ、ボチボチ進めますw参考にはなりませんww途中で挫折するかも知れませんwww

ちなみに、84年モナコ仕様です。そう、あのベロフが3位でポディウムに立った時のマシンです。

このレースでは、トールマンに乗ったセナが雨の中快走を見せてトップを走るプロストをあと一歩のところまで追い詰めながら、プロストのアピールでレースは打ち切り、最後の周のゴールライン手前でプロストは車を止めたためセナがトップでゴールしましたが、結局この周は無効になったためセナはぬか喜びに終わった、といういわくつきのレース。

セナの才能が一気にクローズアップされたレースでもありましたし、プロストが政治力を働かせたと物議をかもしたりもしました。結局、このレースは途中打ち切りと言うことでポイントが半分になったためプロストは年間チャンピオンを0.5ポイント差で逃す原因になったというオチまでありました。

で、3位のベロフもセナに負けない快走でした。非力なNAのDFVエンジンは雨の中でも安心してアクセルを踏み込め、ターボ勢を次々とパス出来たのでした。

結局3位の成績はその後発覚したマシンの燃料違反で全成績抹消の結果、記録には残らず、将来を期待されたドイツの新星ベロフは翌年スポーツカーレースで命を落とし、全ては歴史の1ページのサイドストーリーとなってしまいましたが、こうゆうマシンが今キットでリリースされるというのも嬉しいものですね。

(写真:タメオ1/43 ティレル012 モナコGP84)