43モデルがリアリティーを追求せず、独特の完成度を確立しているとしたら、これはひとつの形式美と言えるかもしれませんね。
たとえば「チョロQ」なんかもひとつの形式美でしょう。全て同じようなフォルムのなかに、様々な車種の特徴を表現すると言う…あるいは再現力に限界があるペーパークラフトも、そうなのかも知れません。
もちろん、43カーモデルの世界にそういった共通認識がある訳でもなく、まだまだ日々変わり続けてゆく世界ですから、あまり難しく考えず作りたいように作り続けて行けばいいんですけどね。
写真のF300は、BBRのキットを組んだもの。
98年イタリアGP優勝車なんですが、例によってBBRのキットは信用できないので、適当に手持ちの資料を参考にフロント・ウィングや車載カメラを直していったら、なぜか予選PP仕様になってしまいました。
こうゆうアクシデントも、まあ43の楽しみのひとつ…(違?)