映画が好きです。正確に言うと映画そのものがすごく好きと言うより、映画館で映画を観るのがものすごく好きです。その証拠に家ではほとんど観ないし、一応観れるようにスカパーの映画チャンネルも契約してあるんですが、よっぽど観たい作品じゃないと観ません。レンタルなんてもう10年以上利用したことありません。テレビも、自室のは大型テレビは壊れちゃって14インチのブラウン管だしw
で、時間があれば車を飛ばして映画館へ。自分の住んでるとこは田舎ですが車を使えば家から45分以内にチケット売り場に辿り着ける範囲に、なんと27スクリーンがあります。我が県の一人当たりのスクリーン数は日本一らしいです。人口が少ないだけなんですが…。
映画館で、外界と遮断されて作品に没頭できるのが好き。田舎から街へ出てあちこち寄ったり、車をドライブするのも気分転換になるし、なんだか中学生の頃からずっとそんな感じでした。当時は鉄道やバスに乗って出掛けましたけどね。
考えてみると、模型趣味も中学生の頃からだし、ずっと続けてる趣味って結局子供の頃から変わらないんですよね。別の楽しみに夢中になったこともあったけど、中年になって残る楽しみはやっぱり映画と模型だったりします。
映画の話はいちいちここに書いてませんが、先日観た「ヒアアフター」という映画はとても良かったので紹介します。
(公式サイト)
スピルバーグ製作、クリント・イーストウッド監督とビッグネームのタッグですが、作品は大作と言うより、ハートフルなヒューマンドラマ。とは言えそこはハリウッド映画、迫力ある映像もあります。
私は、映画はすべて作品から内容を受け取るべきで、前情報でストーリーを知ったりましてや結末を知るなんていうのは邪道だと思ってますので、ここではストーリーには触れませんが、静かな展開のドラマなのにドキドキしたりハラハラしたり泣けちゃったり、内容の詰まった映画でした。
クリント・イーストウッドという人、俳優としても成功を収めた人なんですが、監督になってからの切れ味はすごいです。私はこの人の監督作品が全て好きというわけではありませんが、どの作品を見てもとにかくうまいと思ってしまう。人の心を掴むのがうまいと言うか、どのカット、どのショット、セリフのひとつひとつまで計算されていて観る人が感じたことがうまく次の展開に繋がっていくように構成されていて映画好きの期待を裏切りません。
俳優としての成功も並み以上の人でしたが、監督になってからこれだけ切れるんなら、俳優時代にもうちょっと演技派としてやれなかったのかなとか思ってしまう。アクションスターの域から脱し切れないとこがあったんですよ。
ちなみに私が好きなイーストウッド監督作品は、この映画と「グラン・トリノ」ですね。ほかにも良作、大作ありますけど、どちらかと言うと人の心を丹念に描いた小品のほうが味わいがあります。
とにかく今作はお薦めですから、映画好きの人には是非見てもらいたいし、たまにしか映画館行かないよって人も、この映画はぜひともスクリーンで味わっていただきたいです。
ただし、行間で語るような演出も少なくない監督ですから、すべて説明してくれないと理解できないタイプの人には薦めません。あくまで、映画好きの人向けってことで…。
銀色になりました。
とはいってもこのボディーカラーで行くわけではなく、赤の成型色の染み上がりを防ぐために取りあえずサフの上から銀を厚塗りしてます。
実は、サフからここまですんなり来れませんでした。ほんの些細なミスでつまづいちゃって、その修正にえらく手間取ってしまった。
ここの、フェンダーとバンパーの継ぎ目のモールドが無かったので、再現しようと思って切り目をいれたんですが、その際にフェンダー側のカドを欠けさせてしまい、パテ修正したんですが、何度やり直しても最後にパテがポロリと取れてしまって…溝や凹みを埋めるのは簡単なんですが、カドとなるとどうしても強度に問題があるんですね…。
何度もやり直してるうちに周辺まで傷つけてしまい、それを修正してると今度はパネルの折り目を舐めてしまってまた修正…と、どんどんドツボにはまって行きまして…
現状は画像の状態ですが、もうこれで諦めました。さらに削るとまたどっか傷つくような気がする。
思うんですけど、こういった修正とか傷消し、モールド掘り直しとか、普通に全体塗装とか模型の基本ですよね…私はそうゆう作業がことごとく苦手。傷ひとつ消すのに四苦八苦します。
これって、基本的な才能に欠けてるってことだと思うんですよ。不器用です、細かいこと出来ません。
まあ私は純粋に趣味でやってるので、才能はなくても楽しけりゃいいんですが、長年やってて才能が無かったと言うのは、やっぱり悲しいような…。
某プロフィニッシャーの仕事ぶりとか見てると、本当にもう眩しいですよ。私には絶対出来ない細かい作業とかこなしてる。素人なりに頑張ろうとは思いますが、限界点は低いです。
私のような人間が、今後も模型を楽しんで行くにはどうしたらいいか?色々考えちゃいます。
青くなりました。
タミヤの「マイカブルー」に黒を少し混ぜた色です。
普通にメタリックブルー使っても良かったんですけど、マイカの粒子感が好きなのであえて採用しました。
色味は…うーん、狙ったより少しくすんだ感じかな…ってとこです。
実車を正確に再現しようとしてる訳ではないので、この色になったのも何かの縁だと思い、この色で行きます。
ストライプとか、後のことなーんにも考えずここまで来ちゃいました。キットの付属デカールは黒のストライプ…
えーと、白のストライプにしたいんですけどー ;;