気を感じながら暮らす

からだや自然について思うことなどを気ままに

「立つ」・整体

2012-08-22 15:35:37 | 「立つ」健康法

 野口整体を習い始めた頃、相手の背中に手を当てる「愉気法」や、硬い(緊張が取れない)処に指を当てる「整体操法」の練習をした。それによって硬い処が解消して(弛んで)いくことに驚き、手の力(気の力)の凄さを信じた。

 それから十年以上経って、手を当てなくても「良い立ち方」をすれば、ある程度の硬い処は、弛むことがわかった(「良い立ち方」をする前後に背中を観察して、変化を確かめた)。「良い立ち方」とは、全身の余分な力を弛め、重心が下がることである。

 整体もマッサージも他人にしてもらうものは、結局、再発することが多いのは、本人の習慣(身体の使い方のクセ)が変わっていないからである。

 きちんと「立つ」ということは、自分で自分を整体することである。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする