中国語で怒ることを「生気(ShengQi)」或は「発火(FaHuo)」という。確かに怒ることは気を生じ、火を発っする感じがする。己の気が変化するのか、どこからか気がやって来るのか分からないが、新たな状態になる。
怒るにはエネルギーが要る。「烈火のごとく怒る」のにも、相当エネルギーを燃やさなければならない。男女間の嫉妬や恨みもエネルギーがなければ持続しない。しかし怒りを原動力とする行動は、本当の行動力ではない。
漢方では「怒傷肝(怒りは肝臓に悪い)」という。事実かどうかは分からないが、身体に影響があるのは自覚できる。怒るということは、緊張することである。筋肉を緊張させるから表情が強張り、声が震えるのである。緊張は身心の非常事態であり(時にそれは必要なのだが)、できればリラックスして暮らしたいと思うのが自然である。
怒ることの是非は、身体に聞いてみればいい。怒ると、キチンと立てないのだから。
怒るにはエネルギーが要る。「烈火のごとく怒る」のにも、相当エネルギーを燃やさなければならない。男女間の嫉妬や恨みもエネルギーがなければ持続しない。しかし怒りを原動力とする行動は、本当の行動力ではない。
漢方では「怒傷肝(怒りは肝臓に悪い)」という。事実かどうかは分からないが、身体に影響があるのは自覚できる。怒るということは、緊張することである。筋肉を緊張させるから表情が強張り、声が震えるのである。緊張は身心の非常事態であり(時にそれは必要なのだが)、できればリラックスして暮らしたいと思うのが自然である。
怒ることの是非は、身体に聞いてみればいい。怒ると、キチンと立てないのだから。