人間関係のトラブルはいつでも起こりえます。普段顔を合わす家族や職場以外でも、公共の場やSNS上などでも起こります。たとえば被害を受けた(と思った)場合、一方的に相手が悪いこともありますが、そういうことは少なく、多くの場合こちらにも問題があります。といってもそれは具体的な言葉や態度ではなく、こちらの「身心の状態が整っているかどうか」ということと関係があります。常識や科学的な見地から物事を測っていたら、こういうことは分かりません。
身心が整っていると「そういう雰囲気」が出てくるもので、周りに居る人は、それを感じ取ることができます。「そういう雰囲気」がある人を他者は、攻撃しようとは思いません。「気の質」のようなものが自分より上の者に対しては、悪いことをしようとは思わなくなるのです。単に技術や能力が自分より上だというだけではそうはなりませんが。
スポーツをしても本を読んでも直接「気の質」は上がりません。物事(万物)が一つにつながっているという意識と感覚を持つことです。普段私も持っていませんので、ときどき身心を整える(気の質を上げる)方法として「透明を観る」をしています。人間関係の問題回避にも役立ちます。