14年ぶりに友と再会した。
14年ほど前に、ちょっとしたことで彼とケンカのようになり、長い間、連絡は途絶えていた。彼も私も頑固でねじれている(野口整体でいう「ねじれ体癖」・勝負にこだわり、譲らない)ので、これだけ時間がかかったのかも知れない。
二週間ほど前に、彼から突然手紙が届いた。なんでもインターネットで何かを検索(私を探していたのではなく)していたら、たまたま私のホームページにぶつかったので、連絡をくれたという。
待ち合わせの店で、私は入口に背を向けて座っていた。髪の薄くなった私を直ぐに見付けてくれたのは、やはり少し髪の白くなったLちゃんだった。変わらないものが観えるのが友なのかも知れない。澄んだ眼と歩くと猫背になる姿勢、、そしてクダラナイことを話すときのニヤケた顔は、26年前、出会った頃と変わらない。
彼とは1987年に、1ヶ月ほど中国各地(敦煌・成都・昆明・・・)を一緒に旅をした、いわば同志である。今後気が向いた時に、その旅の様子を紹介するつもりだ(写真は敦煌。Lちゃんの写真を掲載すること、本人快く承諾)。