教室で「キチンと立つ」練習をすると、ほとんどの人はからだが変わったことを実感する。しかしスポーツクラブなどで、初めて参加した人の中には、「よく分からない」という人もいる。「変わる・変わらない」は「感覚」だから、鈍ければ分からないのは当然である。しかし、もしかしたら「感覚が鈍い」のではなく、私の方法が合わないだけなのかも知れない。私のからだが変わったからといって、誰でも変わるわけではないのである。
野口晴哉氏は人のからだの違いを「体癖」として分類した。人は様々であり、同じイメージをしても変わる人もいれば変わらない人もいるのである。それ以前にイメージをすること自体が苦手な人もいるだろう。「分からない」と言ってくれると、考えるきっかけになる。各人に合わせた新しいイメージや方法を考えてみたい。
野口晴哉氏は人のからだの違いを「体癖」として分類した。人は様々であり、同じイメージをしても変わる人もいれば変わらない人もいるのである。それ以前にイメージをすること自体が苦手な人もいるだろう。「分からない」と言ってくれると、考えるきっかけになる。各人に合わせた新しいイメージや方法を考えてみたい。